MD
ニノ式 啓水
DONE10/2 お題「甘える」 陳情令ベースです。道侶になってるかなってないかは、ご想像におまかせします(■執筆1時間、推敲+校正15分
※加筆修正分を支部にあげています。https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=16208861 6
savi_yamucha
DONE「莫玄羽について」CQL漫画Right page start.
I thought about Mo Xuanyu the untamed.
Translation by DeepL.
Sorry, My english is poor😂 3
ikko@中華
DONE大人になったぞわーい!な追凌大人の雰囲気にしたかったけどできなかった
大人と朝と夜 もう子どもじゃないと、思っていた。
宗主になってから5年が経ち、二十歳になった。最初は叔父上におんぶに抱っこで頼りっぱなしだったけど、今は叔父上が金氏の世情に口を出すことはなくなった。甥として守る対象としてではなく、同等の立場である『金宗主』として接してくれる。背だって伸びたし、酒も飲めるようになった。昔みたいに、お嬢様だなんて揶揄われることもない。だから俺よりもちょっとだけ先に大人になってた思追を金麟台に誘って、月見酒でもどうかと部屋に招いた。月の明かりだけで十分に部屋が照らされるとても綺麗な時期だから、一緒に眺めたいのだと。酒の誘いをかけるなんて、如何にも大人っぽいじゃないか。
でも本当は、まだ大人になっていなかった。窓明かりを背景に俺の手を取る思追を見て、自分の考えを改める。
2810宗主になってから5年が経ち、二十歳になった。最初は叔父上におんぶに抱っこで頼りっぱなしだったけど、今は叔父上が金氏の世情に口を出すことはなくなった。甥として守る対象としてではなく、同等の立場である『金宗主』として接してくれる。背だって伸びたし、酒も飲めるようになった。昔みたいに、お嬢様だなんて揶揄われることもない。だから俺よりもちょっとだけ先に大人になってた思追を金麟台に誘って、月見酒でもどうかと部屋に招いた。月の明かりだけで十分に部屋が照らされるとても綺麗な時期だから、一緒に眺めたいのだと。酒の誘いをかけるなんて、如何にも大人っぽいじゃないか。
でも本当は、まだ大人になっていなかった。窓明かりを背景に俺の手を取る思追を見て、自分の考えを改める。
せつ太郎
MEMOhttps://twitter.com/rootroot_3538/status/1362415406686724105?s=19こちらのリンクのプライベッター、またこちらのアカウントで主催様が呟かれてたMD世界観設定を個人用にまとめたものです。
MD個人的設定まとめ・この世界に人間は生き残っていない
・今生きている子どもたちは、一人の人間を元に作ったクローン
それ故に死んでもいくらでも変わりが作れる
新しく子どもを作ったり、死んだ子どもを生き返らせるのは「燕」の仕事
22以上生きられないのは基になる燕の肉体が22止まりだからそれ以上になると未知数
・燕(現在のキャラ)は片目直すには一度死ぬしかないが死んだ人間を生き返らせるのは燕の仕事なので死ねない
歴代燕は燕を継ぐときに探索班だった場合→情報か支援に移籍
燕が燕であるうちに死んでしまうとビルごと死ぬ(生き返らないし新しく生まれないので) 全滅を待つのみ
-血縁関係について
・作り物の命だから本当は血の繋がりはない
・「家族である」というプログラミングがあって兄弟が生まれる
1330・今生きている子どもたちは、一人の人間を元に作ったクローン
それ故に死んでもいくらでも変わりが作れる
新しく子どもを作ったり、死んだ子どもを生き返らせるのは「燕」の仕事
22以上生きられないのは基になる燕の肉体が22止まりだからそれ以上になると未知数
・燕(現在のキャラ)は片目直すには一度死ぬしかないが死んだ人間を生き返らせるのは燕の仕事なので死ねない
歴代燕は燕を継ぐときに探索班だった場合→情報か支援に移籍
燕が燕であるうちに死んでしまうとビルごと死ぬ(生き返らないし新しく生まれないので) 全滅を待つのみ
-血縁関係について
・作り物の命だから本当は血の繋がりはない
・「家族である」というプログラミングがあって兄弟が生まれる
とくにら
DONE8/8 ブラネロwebオンリー そういうことにしてるつもり!3 〜Summer Fes.2021〜ペーパーラリー(ネットプリント) 長銃:あ3 縷々
●ローソン・ファミマ→ LB397T5MTH
●セブンイレブン→ MD6UDKEU
ニノ式 啓水
DONE薛洋はっぴーばーすでー!! ってことで、ただ嬉しげな彼を描きたかっただけなんですが・・・・・・うん・・・なんか、ごめん薛洋・・・(自分で描いといてダメ食らうヤツ)
そして、何気に薛洋初描きですw
mahoy_asa
PROGRESS16年かけてくっつく曦澄4話目。あの日の約束を持ち出す曦臣と、押しに弱い江澄。
曦澄④「雲夢の蓮の景色は、どんな絶景にも負けないと魏公子が自慢げに話しているのを聞いて、是非見てみたいと思っていました」
「……そうですか」
「彼はよく雲夢のことを話してくれます。名所や銘菓の話から、幼少期に貴方と二人で壁に描いた落書きの話、師姉殿の作ってくれたスープの話まで……」
「なっ…それは失礼した。アレは非常識なやつだから、話すべきこととそうじゃないのとの区別がつかんのだ」
魏無羨のやつ!と叫び出したくなるのをやっとの事で堪えた。蓮花塢を褒めるのはいいとしても、過去のあれやそれをよりによって藍曦臣に話しているとは。幼き日の話をされる恥ずかしさはもちろんあったが、それ以上に興味のない話でも無碍にすることもできずに聞いたであろう藍曦臣の心情を思えば申し訳なくなった。
4749「……そうですか」
「彼はよく雲夢のことを話してくれます。名所や銘菓の話から、幼少期に貴方と二人で壁に描いた落書きの話、師姉殿の作ってくれたスープの話まで……」
「なっ…それは失礼した。アレは非常識なやつだから、話すべきこととそうじゃないのとの区別がつかんのだ」
魏無羨のやつ!と叫び出したくなるのをやっとの事で堪えた。蓮花塢を褒めるのはいいとしても、過去のあれやそれをよりによって藍曦臣に話しているとは。幼き日の話をされる恥ずかしさはもちろんあったが、それ以上に興味のない話でも無碍にすることもできずに聞いたであろう藍曦臣の心情を思えば申し訳なくなった。
mahoy_asa
PROGRESS16年かけてくっつく曦澄第3話時は進んで……本編終了後、蓮花塢が襲われてからは16年くらい経った頃。
曦澄③「道侶の契りを結ぼうと思ってるんだ」
師兄からの報告を受けたのは、雲深不知処で開かれた清談会の最終日だった。会も終わり、蓮花塢への帰路に着こうとしたところで、珍しく真剣な顔をした魏無羨に呼び止められた。あまりの仰々しさに付き添いに来ていた師弟たちを下げたところで伝えられたのが先の言葉。
そもそも数日前、雲深不知処に到着した初日に声をかけられた時から、魏無羨が何かを言いたそうにしていたことには気が付いていた。気が付いていながら無視をしたのは、未だ微妙に残るわだかまりのせいだった。
彼が一度死んでから十三年以上の時が流れた。
顔を見るのがも嫌だった頃までの恨みはもうない。けれど今更どう声をかけてもいいかわからない。だから、なるべく関わらずにいたほうがきっと互いのためになる。それが、観音堂での決着がついた後に江晩吟がひっそりと下した結論だ。そんな気持ちを知ってか知らずか、魏無羨の方もこれまでの数ヶ月は必要以上に江晩吟に関わってこなかった。
6903師兄からの報告を受けたのは、雲深不知処で開かれた清談会の最終日だった。会も終わり、蓮花塢への帰路に着こうとしたところで、珍しく真剣な顔をした魏無羨に呼び止められた。あまりの仰々しさに付き添いに来ていた師弟たちを下げたところで伝えられたのが先の言葉。
そもそも数日前、雲深不知処に到着した初日に声をかけられた時から、魏無羨が何かを言いたそうにしていたことには気が付いていた。気が付いていながら無視をしたのは、未だ微妙に残るわだかまりのせいだった。
彼が一度死んでから十三年以上の時が流れた。
顔を見るのがも嫌だった頃までの恨みはもうない。けれど今更どう声をかけてもいいかわからない。だから、なるべく関わらずにいたほうがきっと互いのためになる。それが、観音堂での決着がついた後に江晩吟がひっそりと下した結論だ。そんな気持ちを知ってか知らずか、魏無羨の方もこれまでの数ヶ月は必要以上に江晩吟に関わってこなかった。
mahoy_asa
PROGRESS16年かけてくっつく曦澄2話ここまでで過去編終わり。素直になれない江澄とすれ違い😊
曦澄② ぽっかり空いた心の隙間を、藍曦臣が埋めていくのに時間はかからなかった。
二、三日に一度、藍曦臣は夜になるたびに江晩吟の部屋に訪ねてくるようになった。二人で温かい茶を一杯飲む間だけ他愛もない話をして、静心音を聴かせてもらう。藍曦臣が来てくれた日は、嫌な夢を見なくなった。
「昨日の稽古、あなたは少々手を抜いた気がする」
「江宗主相手にそんなことしません」
昨日の稽古、初めて江晩吟が二勝したのだ。怪我も完全に癒え、衰えていた体力もすっかり回復したらしい。藍曦臣に勝てて嬉しいはずが、素直に喜べなかったのは目の前の男がちっとも悔しそうでないからだろう。
「なら今度は、あなたは朔月と裂氷を両方使ってくれ。俺も紫電と三毒を使う」
7239二、三日に一度、藍曦臣は夜になるたびに江晩吟の部屋に訪ねてくるようになった。二人で温かい茶を一杯飲む間だけ他愛もない話をして、静心音を聴かせてもらう。藍曦臣が来てくれた日は、嫌な夢を見なくなった。
「昨日の稽古、あなたは少々手を抜いた気がする」
「江宗主相手にそんなことしません」
昨日の稽古、初めて江晩吟が二勝したのだ。怪我も完全に癒え、衰えていた体力もすっかり回復したらしい。藍曦臣に勝てて嬉しいはずが、素直に喜べなかったのは目の前の男がちっとも悔しそうでないからだろう。
「なら今度は、あなたは朔月と裂氷を両方使ってくれ。俺も紫電と三毒を使う」
mahoy_asa
PROGRESS16年かけてくっつく曦澄。アニメベースで江澄が金丹を取り戻した後、傷が癒えるまで曦臣に匿われていた設定です。
ここまでだと幸せじゃないので、16年後も書いて支部に載せたい。
曦澄① 雲夢江氏が温氏に襲われて、町中に江晩吟の手配書が配られていた時、手負の江晩吟を匿ってくれたのは藍曦臣だった。温氏討伐を願う手負いの者たちを集め、山奥の隠れ家に匿う彼もまた雲深不知処を襲撃されたときに負った傷を癒している最中だった。
江晩吟は金丹を取り戻した直後で、温氏を全て滅ぼすことに心血を注いでいた。どう復讐をすればよいか、そのために自分がすべきことを考えて、鍛錬をしながら過ごす。復讐という目標が江晩吟の生きる意味となっていた。
それでいて夜になると、全てを失ったあの晩が夢になって蘇り、眠れなくなった。母や父の遺体が無碍に扱われる所を見ながら、何もできなかった。師弟たちが家畜以下の扱いを受け、山のように積み重ねられていた。助けることも、弔うこともできず、金丹を奪われて腑抜けになった。自分の無力さを知り、誰かのせいにしなければ立っていられなかった。同じように苦しんでいるはずの魏無羨に怒りを向け、心のない言葉で責め立てた。魏無羨が言い返してこないことに余計腹が立って、言うつもりのなかったことまで上げ連ね、その結果彼もいなくなった。
6551江晩吟は金丹を取り戻した直後で、温氏を全て滅ぼすことに心血を注いでいた。どう復讐をすればよいか、そのために自分がすべきことを考えて、鍛錬をしながら過ごす。復讐という目標が江晩吟の生きる意味となっていた。
それでいて夜になると、全てを失ったあの晩が夢になって蘇り、眠れなくなった。母や父の遺体が無碍に扱われる所を見ながら、何もできなかった。師弟たちが家畜以下の扱いを受け、山のように積み重ねられていた。助けることも、弔うこともできず、金丹を奪われて腑抜けになった。自分の無力さを知り、誰かのせいにしなければ立っていられなかった。同じように苦しんでいるはずの魏無羨に怒りを向け、心のない言葉で責め立てた。魏無羨が言い返してこないことに余計腹が立って、言うつもりのなかったことまで上げ連ね、その結果彼もいなくなった。
palalanpa
MOURNINGひとつ前の凌澄、おまけ。書きたいとこだけうわああああってやった。
広まってほしいので全体公開。
拒否はしたくなかった話「俺…もう、子どもじゃないんだよ…」
迫りくる甥の顔面に、ひく、と頬を引き攣らせた。
いけない。これは、いけない。
「なっ……え?……え??、ちょ…」
ずいずいと近づいてくる甥から逃げようとするが、行き止まりだった壁に押し付けられ、体の横に両腕をつかれているので逃げ場がない。そのまま、ずるずると下へ下へと下がっていってしまう。
ドサ、という音とともに、とうとう仰向けになってしまった。転がった床板が冷たくて心地よい。
混乱した頭のまま、どうしたら穏便に逃げられるかを画策する。可愛い甥を傷つけずに、しれっと躱す術は無いものか。
そんな江澄を知ってか知らずか、金凌は請う。
「ねえ。名前で呼ばせてよ」
「はぁ?……だっ、だめだ……不敬だぞっ!」
2571迫りくる甥の顔面に、ひく、と頬を引き攣らせた。
いけない。これは、いけない。
「なっ……え?……え??、ちょ…」
ずいずいと近づいてくる甥から逃げようとするが、行き止まりだった壁に押し付けられ、体の横に両腕をつかれているので逃げ場がない。そのまま、ずるずると下へ下へと下がっていってしまう。
ドサ、という音とともに、とうとう仰向けになってしまった。転がった床板が冷たくて心地よい。
混乱した頭のまま、どうしたら穏便に逃げられるかを画策する。可愛い甥を傷つけずに、しれっと躱す術は無いものか。
そんな江澄を知ってか知らずか、金凌は請う。
「ねえ。名前で呼ばせてよ」
「はぁ?……だっ、だめだ……不敬だぞっ!」