OB
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SPUR ME記憶あり16歳高校生ド×記憶なし22歳実習生尊くん。字も絵も殴り書きすぎるから解説すると、ドが尊くんに接触しに行きました→ドが尊に、なんで先生になりたいんですかと聞く→前世でよっぽど教師となにかあったのかもねなんちゃって⭐️てなる尊にドが辛抱たまらなくなるシーン(言い方このあと剣道部OBの尊が部活顧問の活動で、ドにぼこぼこにされてなんか色々思い出しはじめる…までは考えてたようだ(1年前の記憶 6
リラ猫
DONEサタン×MC。サタンの詰め合わせ絵をいただいたので、それらにSSをつけてお返ししました。
放課後の特別な時間 授業終了のチャイムがなった。自分は無意識にふぅと溜息をつく。
「今日もお疲れ様」
そう言って、自分の隣に座っていたサタンが声をかけてきた。ありがとう、と笑みを浮かべながらそちらを向くと、サタンの左の手のひらが視界に入る。そのまま手は自分の頭の上まで移動し、くしゃくしゃと撫でた。
突然のサタンの行動に、自分はじっと見つめたまま固まってしまう。
「……ん? どうした。顔が赤いぞ」
いたずらっぽく笑いながら自分の顔を覗き込むサタンに、自分の頬が更に熱くなるのを感じた。なんでもないと首を横に振ると、サタンは顔を離して「そっか」と呟く。
ふうと安堵したのも束の間。おでこに温かく柔らかなものが触れた。
「え!?」
1592「今日もお疲れ様」
そう言って、自分の隣に座っていたサタンが声をかけてきた。ありがとう、と笑みを浮かべながらそちらを向くと、サタンの左の手のひらが視界に入る。そのまま手は自分の頭の上まで移動し、くしゃくしゃと撫でた。
突然のサタンの行動に、自分はじっと見つめたまま固まってしまう。
「……ん? どうした。顔が赤いぞ」
いたずらっぽく笑いながら自分の顔を覗き込むサタンに、自分の頬が更に熱くなるのを感じた。なんでもないと首を横に振ると、サタンは顔を離して「そっか」と呟く。
ふうと安堵したのも束の間。おでこに温かく柔らかなものが触れた。
「え!?」
リラ猫
DONEサタン×MC前提のモブ目線。私が不穏が好きであると分かった途端に、不穏絵をぶん投げて来たのでお返ししたSSです。
「ああ、そうか。おまえは、俺を利用したかったんだな」
私の目の前にいるサタンは、いつもの貼り付けた笑みで私を見ていた。
嘆きの館に住んでいるという人間の留学生が気に食わない私は、執行部の中でも一番人間に興味がなさそうなこのサタンに、ゆっくりと近づいたのだ。
あの人間がさっさと消えてくれるのならば、誰がやってくれてもいい。ただし、私以外の手を使って。だって、さすがにあのディアボロ殿下に逆らう命知らずは、馬鹿しかいないでしょう? だから、そんな馬鹿を私は探していたの。
けれど思いの外、あの人間はしぶとく生きてる。執行部のメンバーと次々契約しているという噂まである。さっさと消さないと、どんどん消すことは難しくなる。
1133私の目の前にいるサタンは、いつもの貼り付けた笑みで私を見ていた。
嘆きの館に住んでいるという人間の留学生が気に食わない私は、執行部の中でも一番人間に興味がなさそうなこのサタンに、ゆっくりと近づいたのだ。
あの人間がさっさと消えてくれるのならば、誰がやってくれてもいい。ただし、私以外の手を使って。だって、さすがにあのディアボロ殿下に逆らう命知らずは、馬鹿しかいないでしょう? だから、そんな馬鹿を私は探していたの。
けれど思いの外、あの人間はしぶとく生きてる。執行部のメンバーと次々契約しているという噂まである。さっさと消さないと、どんどん消すことは難しくなる。
リラ猫
DONEサタン×MC。フォロワさんから可愛らしいサタンの絵をいただいたため、それにSSをつけて贈らせていただきました。
小さな悪魔様「おい」
嘆きの館の廊下を歩いていると、どこからともなく聞き覚えのある声が聞こえてきた。自分はその声の主を探して辺りを見渡す。
「……あれ?」
どれだけくるくる首を回して探しても、その声の主は見つからない。サタンの声が聞こえたような気がするのだけれど、自分の身長よりも高いはずの彼の姿が見当たらない。
空耳だろうか?
そんなことを考えながら、自分は再び歩き出した。
「おい」
再び、サタンの声がどこかから聞こえてきた。辺りを見渡すが、やはりどこにも見つからない。
「サタン? どこにいるの?」
「こっちだ。チェストの方を見ろ」
その言葉にチェストの方に視線を向ける。すると、悪魔姿の小さなサタンがチェストの上でピョコピョコと飛び跳ねていた。その姿を見た自分は思わず目を見開く。
1340嘆きの館の廊下を歩いていると、どこからともなく聞き覚えのある声が聞こえてきた。自分はその声の主を探して辺りを見渡す。
「……あれ?」
どれだけくるくる首を回して探しても、その声の主は見つからない。サタンの声が聞こえたような気がするのだけれど、自分の身長よりも高いはずの彼の姿が見当たらない。
空耳だろうか?
そんなことを考えながら、自分は再び歩き出した。
「おい」
再び、サタンの声がどこかから聞こえてきた。辺りを見渡すが、やはりどこにも見つからない。
「サタン? どこにいるの?」
「こっちだ。チェストの方を見ろ」
その言葉にチェストの方に視線を向ける。すると、悪魔姿の小さなサタンがチェストの上でピョコピョコと飛び跳ねていた。その姿を見た自分は思わず目を見開く。
リラ猫
DONEサタン×MC。私が不穏が好きであると分かった途端に、不穏絵をぶん投げて来たのでお返ししたSSです。
ナイフについたいちごジャム 悪魔姿のサタンを目の前にしてゾッとした。
ここはキッチン。いったいここで、悪魔姿になるほどの何かがあったのだろうか?
恐る恐るキッチンの中に足を一歩踏み入れると、サタンがこちらを振り返った。
サタンの顔を見て、自分は思わず悲鳴をあげそうになる口を手で押さえつける。
サタンの手に持っているのは、赤く濡れたナイフ。そして、頬に一筋の赤い線とそこから液体が流れたような赤い跡。
これは……いったい…………
「見てしまったか」
そう言って笑うサタンを見て、自分の喉の奥から声にならない悲鳴が込み上げてくる。自分は小さく、何度も、首を横に振った。
「……あぁ、何か勘違いしていないか?」
そういってサタンはナイフについた赤いものをペロリと舐める。
698ここはキッチン。いったいここで、悪魔姿になるほどの何かがあったのだろうか?
恐る恐るキッチンの中に足を一歩踏み入れると、サタンがこちらを振り返った。
サタンの顔を見て、自分は思わず悲鳴をあげそうになる口を手で押さえつける。
サタンの手に持っているのは、赤く濡れたナイフ。そして、頬に一筋の赤い線とそこから液体が流れたような赤い跡。
これは……いったい…………
「見てしまったか」
そう言って笑うサタンを見て、自分の喉の奥から声にならない悲鳴が込み上げてくる。自分は小さく、何度も、首を横に振った。
「……あぁ、何か勘違いしていないか?」
そういってサタンはナイフについた赤いものをペロリと舐める。
リラ猫
DONEサタン×MC。私が不穏が好きであると分かった途端に、不穏絵をぶん投げて来たのでお返ししたSSです。
赤い償い 自分はどこで何を間違えたのだろうか。
そう自問自答するが、答えは見えてこない。
ひとまず、自分はかなりまずい状況に置かれているということだけは分かる。
地下墓地で、後ろ手にロープで縛られた自分は、膝をついて頭を下げている。そんな様子を、サタンは楽しそうに見下ろしていた。
「それで? 君はあの後、どこの馬の骨かも分からない下級悪魔と一緒に、一晩遊んで過ごした、と」
声こそ楽しそうに聞こえるが、その言葉選びには悪意がある。RADの同級生を「下級悪魔」と呼び、そんな自分を「遊んで過ごした」と貶めている。
明らかに、サタンは、怒っているのだ。
「ごめん……な……さい……」
サタンがこの後、何をするつもりなのかは分からない。それでも、許しを乞う言葉が自然と出てしまうほどに、自分はこの状況に恐怖していた。
894そう自問自答するが、答えは見えてこない。
ひとまず、自分はかなりまずい状況に置かれているということだけは分かる。
地下墓地で、後ろ手にロープで縛られた自分は、膝をついて頭を下げている。そんな様子を、サタンは楽しそうに見下ろしていた。
「それで? 君はあの後、どこの馬の骨かも分からない下級悪魔と一緒に、一晩遊んで過ごした、と」
声こそ楽しそうに聞こえるが、その言葉選びには悪意がある。RADの同級生を「下級悪魔」と呼び、そんな自分を「遊んで過ごした」と貶めている。
明らかに、サタンは、怒っているのだ。
「ごめん……な……さい……」
サタンがこの後、何をするつもりなのかは分からない。それでも、許しを乞う言葉が自然と出てしまうほどに、自分はこの状況に恐怖していた。
リラ猫
DONEBL作品。サタン×ルシファー。フォロワさんから3つのお題セリフをもらって書いたSS。
透明化の禁書「どうしておまえはいつもいつも……」
「貴様が俺に指図する筋合いはない!」
そんな叫び声がサタンの部屋から溢れ出る。いつもの光景。普段と同じ日々。
どうしてこの馬鹿は進歩しないのかと頭を抱えるが、それでもこうして俺に対する反抗心を向けてくれるとどこか安心する部分がある。シャーシャーと猫のように威嚇するおまえを見ていると、きっと明日も同じ日を繰り返すことになるのだろうと安堵する。
「おい! 聞いているのか!」
「聞いてるぞ。で、なんだ?」
俺の返事にサタンの表情が更に険しくなる。サタンの手が俺の方に伸びてきた。
「やはり聞いてないだろう!!」
そう言って俺の胸ぐらを掴んだサタンはそのまま…… バランスを崩して俺の方に倒れてきた。俺もまた同じように倒れてしまい……
1982「貴様が俺に指図する筋合いはない!」
そんな叫び声がサタンの部屋から溢れ出る。いつもの光景。普段と同じ日々。
どうしてこの馬鹿は進歩しないのかと頭を抱えるが、それでもこうして俺に対する反抗心を向けてくれるとどこか安心する部分がある。シャーシャーと猫のように威嚇するおまえを見ていると、きっと明日も同じ日を繰り返すことになるのだろうと安堵する。
「おい! 聞いているのか!」
「聞いてるぞ。で、なんだ?」
俺の返事にサタンの表情が更に険しくなる。サタンの手が俺の方に伸びてきた。
「やはり聞いてないだろう!!」
そう言って俺の胸ぐらを掴んだサタンはそのまま…… バランスを崩して俺の方に倒れてきた。俺もまた同じように倒れてしまい……
リラ猫
DONEサタン×??。BL臭はする。私が不穏が好きであると分かった途端に、不穏絵をぶん投げて来たのでお返ししたSSです。
飲み干した独占欲 迂闊だった。力を過信していた。傲っていた。
そう気づいたときにはもう遅い、という展開が小説などではよくある気がする。今まさに…… 自身の置かれた状況がそうであることに、乾いた笑いを心の中で浮かべてしまった。
自室で、サタンから手渡された飲み物を飲んだ。ただそれだけだった。飲み干して、しばらく談笑して…… 気がつくと視界が大きくぐらりと揺れて…… そのまま倒れてしまったのだ。
不思議なことに意識は失わない。サタンは動くことのできない体を大切そうに抱き上げると、そのままベッドへと運んだ。
「君には俺だけでいいだろ?」
仰向けに横たわらせると、サタンは顔を覗き込むようにしてそう言った。そういうサタンの表情は、嬉しそうでもあり、悲しそうでもあり…… しかし目だけは確かに、目の前にいる相手を渇望して仕方がないと語っている。
961そう気づいたときにはもう遅い、という展開が小説などではよくある気がする。今まさに…… 自身の置かれた状況がそうであることに、乾いた笑いを心の中で浮かべてしまった。
自室で、サタンから手渡された飲み物を飲んだ。ただそれだけだった。飲み干して、しばらく談笑して…… 気がつくと視界が大きくぐらりと揺れて…… そのまま倒れてしまったのだ。
不思議なことに意識は失わない。サタンは動くことのできない体を大切そうに抱き上げると、そのままベッドへと運んだ。
「君には俺だけでいいだろ?」
仰向けに横たわらせると、サタンは顔を覗き込むようにしてそう言った。そういうサタンの表情は、嬉しそうでもあり、悲しそうでもあり…… しかし目だけは確かに、目の前にいる相手を渇望して仕方がないと語っている。
リラ猫
DONEサタン×??。BL臭はする。私が不穏が好きであると分かった途端に、不穏絵をぶん投げて来たのでお返ししたSSです。
待ち人「おかえり。まってたよ」
そう言って笑ったおまえの顔や手には血がところどころついていた。
どうも、一暴れした後らしい。サタンの部屋の中に入ると、ただでさえ本が散乱して足の踏み場がない部屋が、雪崩を起こした本で更に床が見えなくなっていた。
ホコリが舞う中に、鉄の匂いが混じっている。暗い部屋の中でよくよく目を凝らすと、至るところに血が飛び散っている事に気がついた。
「……今度は、どうしたっていうんだ」
溜息をつきながらそう問いかけると、サタンは笑顔のまま言葉を発する。
「さあな。いつもならば抑えられるはずの感情が、今日は抑えられなかった、というだけだ」
そうぶっきらぼうに言いながら、サタンは本を踏んでしまうことを気にすることなく近づいてきて、手を取った。……いや、強引に腕を掴んだ。
875そう言って笑ったおまえの顔や手には血がところどころついていた。
どうも、一暴れした後らしい。サタンの部屋の中に入ると、ただでさえ本が散乱して足の踏み場がない部屋が、雪崩を起こした本で更に床が見えなくなっていた。
ホコリが舞う中に、鉄の匂いが混じっている。暗い部屋の中でよくよく目を凝らすと、至るところに血が飛び散っている事に気がついた。
「……今度は、どうしたっていうんだ」
溜息をつきながらそう問いかけると、サタンは笑顔のまま言葉を発する。
「さあな。いつもならば抑えられるはずの感情が、今日は抑えられなかった、というだけだ」
そうぶっきらぼうに言いながら、サタンは本を踏んでしまうことを気にすることなく近づいてきて、手を取った。……いや、強引に腕を掴んだ。
リラ猫
DONEベルフェ×MC。私が不穏が好きであると分かった途端に、不穏絵をぶん投げて来たのでお返ししたSSです。
自室に忍び寄る影 深夜零時。
さすがにそろそろ寝ようと、自分は自室のベッドに潜り込んだ。常夜灯をつけたままの薄暗い部屋でゆったりと目を閉じ、夢の世界へ旅立つ準備をする。
心地よい体の脱力感と、チラリチラリと飛ぶ思考。あぁ、自分は眠くて仕方がないのだな。もうすぐ夢の世界に旅立つのだろうな。
そんなことをぼんやりと考えていたところに、一つの気になる音が耳に飛び込んできた。その音で自分は現の世界へと思考が呼び戻される。
キィィ……
扉が静かに開く音だった。細い帯のような廊下の光が部屋の中を一瞬照らし、すぐにパタリと閉められる。
誰かが、自分の部屋に入ってきた。
「……誰?」
体を横たえたまま自分がそう問いかけると、部屋の中に入ってきたその人物はあからさまに溜息をつく。
1023さすがにそろそろ寝ようと、自分は自室のベッドに潜り込んだ。常夜灯をつけたままの薄暗い部屋でゆったりと目を閉じ、夢の世界へ旅立つ準備をする。
心地よい体の脱力感と、チラリチラリと飛ぶ思考。あぁ、自分は眠くて仕方がないのだな。もうすぐ夢の世界に旅立つのだろうな。
そんなことをぼんやりと考えていたところに、一つの気になる音が耳に飛び込んできた。その音で自分は現の世界へと思考が呼び戻される。
キィィ……
扉が静かに開く音だった。細い帯のような廊下の光が部屋の中を一瞬照らし、すぐにパタリと閉められる。
誰かが、自分の部屋に入ってきた。
「……誰?」
体を横たえたまま自分がそう問いかけると、部屋の中に入ってきたその人物はあからさまに溜息をつく。
リラ猫
DONEサタン×夢?部活帰りを想定したお話です。
フォロワさんに捧げたSS。
音楽室の前で待つ 音楽室を出て顔を上げると、そこにはいるはずのない人物が目に入り、思わず足を止める。
そのことに気づいた相手…… サタンは自分を見つけると柔らかく微笑んだ。
「お疲れ様。人間界の『部活』も魔界と似たようなもんなんだな」
サタンの言葉に「見ていたのか」と問いかければ、サタンは楽しそうに笑った。
「君を見ていて、何か問題でもあるのか?」
そんな問いかけに「恥ずかしいから」と返すと、サタンは顎に手を当てて何かを考え始めた。
「うーん。恥ずかしい、というのは……」
サタンが一歩近づき、自分に向かって手を伸ばした…… が、何かに躓いたらしい。サタンの体が自分にぶつかりそのまま床へと倒れ込む。
サタンが自分の上に重なる形で、自分を見下ろしていた。
596そのことに気づいた相手…… サタンは自分を見つけると柔らかく微笑んだ。
「お疲れ様。人間界の『部活』も魔界と似たようなもんなんだな」
サタンの言葉に「見ていたのか」と問いかければ、サタンは楽しそうに笑った。
「君を見ていて、何か問題でもあるのか?」
そんな問いかけに「恥ずかしいから」と返すと、サタンは顎に手を当てて何かを考え始めた。
「うーん。恥ずかしい、というのは……」
サタンが一歩近づき、自分に向かって手を伸ばした…… が、何かに躓いたらしい。サタンの体が自分にぶつかりそのまま床へと倒れ込む。
サタンが自分の上に重なる形で、自分を見下ろしていた。
リラ猫
DONEBL作品。男留×サタン。フォロワさんがお絵かきしているのを見て、思わず湧き上がってきたSSをそのままプレゼントしました。
魅惑のアップルパイ「おい、サタン」
俺に背を向けてしゃがみこんでいる金髪の悪魔に声をかけると、そいつはビクリと肩を震わせた。恐る恐る後ろを振り返るそいつは、キッチンの冷蔵庫を開けたままこちらをじっと見る。
「や、やあ。どうしたんだ、急に。君もお腹が空いたのか?」
そう言いながら、サタンは後ろに何かを隠したのを見逃さなかった。俺は何も言わずにサタンの肩に手を置く。そのまま軽く後ろ方向へ力を入れてやると、悪魔だというのに人間の力でも簡単に後ろへひっくり返った。
それと同時に表れたのは、平皿に乗ったレッド×レッドアップルパイ。後ろにひっくり返りながらも何とか皿をひっくり返さないように死守したそれは、一口分だけ欠けていた。
1225俺に背を向けてしゃがみこんでいる金髪の悪魔に声をかけると、そいつはビクリと肩を震わせた。恐る恐る後ろを振り返るそいつは、キッチンの冷蔵庫を開けたままこちらをじっと見る。
「や、やあ。どうしたんだ、急に。君もお腹が空いたのか?」
そう言いながら、サタンは後ろに何かを隠したのを見逃さなかった。俺は何も言わずにサタンの肩に手を置く。そのまま軽く後ろ方向へ力を入れてやると、悪魔だというのに人間の力でも簡単に後ろへひっくり返った。
それと同時に表れたのは、平皿に乗ったレッド×レッドアップルパイ。後ろにひっくり返りながらも何とか皿をひっくり返さないように死守したそれは、一口分だけ欠けていた。
somarusomaruyo
TRAININGショタなのでポイピク。ショタ長男がMCにかまってほしくて裾を引っ張ってしまうのが描きたかった。公式がショタイベしてるし許してほしい。長男(少年)×MC(裾だけ)です。#obmプラス
anna_UT_UTAU
DONE絵。モンスターは水にうつらない。という妄想の産物。
postもしたのでメモ↓
https://twitter.com/anna_UT_UTAU/status/1460886529656569864?t=RH4nw61959ob2h1t3ds4qg&s=19 2
塩ゆで枝豆
PROGRESS恋愛感情がないのに興味本位で付き合ったサタンと、それを承諾して付き合った留学生が交通事故に巻き込まれたことを機にサタンの記憶だけ喪失しちゃうおはなし。(魔界に交通事故という概念があるのかは知らない)プロットの1/10程度の弱々進捗。
がんばって書き切るぞ…… 4
リラ猫
DONEHana12さんと、ディアボロ誕に向けて合作しました。リラ猫はSSを、Hana12さんは挿絵を担当しました。
ObeyMeキャラ12人とMCが登場する、豪華な話となっています。
森の中のサプライズ「さて、坊ちゃま。そろそろ参りましょうか」
バルバトスの言葉に、私は思わず目を見開いた。
本日は何も予定がないはず。いつもならばバルバトスにスケジュールの管理を任せているが、今日ばかりは私自身の目で確認していたのだ。何かの間違いに違いない。
「バルバトスがスケジュールを間違えるなんて、珍しいこともあるんだね」
私は苦笑いを浮かべながら、バルバトスを茶化す言葉を口にする。しかし、私のその言葉に特別反応することもなく、バルバトスは静かに「いいえ」と首を横に振った。
「間違いではございませんよ。本日の予定が何もないことを仰っているのでしょう? その認識は正しくもあり、誤りでもあるのです」
バルバトスのその説明に、私は困った表情を浮かべざるを得なかった。いったい、どういうことなんだ?
9238バルバトスの言葉に、私は思わず目を見開いた。
本日は何も予定がないはず。いつもならばバルバトスにスケジュールの管理を任せているが、今日ばかりは私自身の目で確認していたのだ。何かの間違いに違いない。
「バルバトスがスケジュールを間違えるなんて、珍しいこともあるんだね」
私は苦笑いを浮かべながら、バルバトスを茶化す言葉を口にする。しかし、私のその言葉に特別反応することもなく、バルバトスは静かに「いいえ」と首を横に振った。
「間違いではございませんよ。本日の予定が何もないことを仰っているのでしょう? その認識は正しくもあり、誤りでもあるのです」
バルバトスのその説明に、私は困った表情を浮かべざるを得なかった。いったい、どういうことなんだ?