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    パートナー

    ankounabeuktk

    DONE両片思いの潜入捜査、というリク。

    【この話に含まれるもの】
    名前のあるモブ
    別パートナー描写
    ハピエン

    しばらく小説を書いてなかったので
    リハビリを兼ねて行き当たりばったりで書いたら
    やっぱりちょっと長くなってしまいました。
    プロットって大事だなあって思いました。

    結局日和ってR18のシーンはありません。
    行き当たりばったりだ!!!ってのがわかる展開です。
    対戦よろしくお願いします。
    お伽話の続きを【オル相】 会合というのは非常に面倒臭い。勿論情報はあるに越したことはないが、それと面倒ごとに巻き込まれる心労を天秤に掛けたらどちらが下がるか。
     答えは平行線のまま、相澤は今夜他人と恋人のふりをしてとあるパーティーに参加を余儀なくされている。
     他人と恋人のふりをするのは特に何の問題もない。特にこんなパーティー会場においては、別に軽く腕を組んで時折パーソナルスペースを無視するように近づいて髪についたゴミを取るような仕草をするくらいで済む。薬物や手が早い下世話なパーティーならばもっと現場はえげつないし、品のいい恋人のふりなどはそもそも求められない。
    「今日のパートナーが君で良かったよ」
     初老の紳士は白髪を染めて隠す気はないらしい。相澤は雑踏に掻き消されるだろうに、更に周囲に聞こえないような大きさでどうもと素っ気なく返事をし、車を降りてドアを開けるとエスコートのために手を差し出す。しかしながら、紳士はその手を取ることなく車から降りた。年齢の割にしっかりとした体格、相澤とさほど変わらぬ身長の男は宙に投げ出されたままの相澤の手を自分の肘に絡めるように回させた。
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    🍊みかん好きのオルカ

    DONE殺し屋達の茶番劇


    dropしそうなsubのアサシンがパートナーのdomの銀のテンタクルにプレイして欲しい話。


    最大のネタバレ↓

    ハピエン!

    commandに怯まない強いアサシンが銀テンのことは自分のdomと認めて従いたい…な気持ちが好きすぎる……!!!とうとい!とうとい!!
    殺伐とした男が舌足らずになるのいいよね!!
    かわいいのは好きだけど、甘っちょろくない感じ…!
    殺し屋達の茶番劇ドンドンドンッ

     拳銃が唸るのに顔色も変えずターゲットへと距離を詰める。袋小路の壁を背にした男は肩で息をしながら必死に銃口を向けて引き金を引いたが、それはカチッカチッと頼りなく音を出すに過ぎない玩具に成り下がっていた。
     速度を落としたアサシンは鼻で笑った。きっといくら弾が入っていたって当てられやしない。
     男はもう成す術が無い。震える膝でなんとか立ち情けなく口を戦慄かせながら迫る悪魔の姿を見るしかなかった。
     だから、気付いてしまった。フードの奥で首元に鎮座するそれに。
     ふ、と男が気が抜けたように笑う。

    「"kneel"!!」

     ひく、とアサシンの肩が跳ねた。
     それはそれは勝ち誇ったような顔であった。それもそうだ。あの首にあるのはcollar、特定の相手を持つsubの証の首輪。subはdomのcommandに従ってしまうもの。それが相手を威圧するglareを意図的に込めて発したものなら尚更。言葉ひとつでsubを支配できる。それがdomだから。
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    みやもと

    DONEリュパン/パートナーに救われる話
     数多の敵を斬り続けた所為で剣を握る手が震え痺れている。どうにか感覚を失わないようにと改めて強く握り直し、リュールは耐えるべく奥歯を噛み締めた。
    「……っ……」
     辺りにはまだ多くの異形兵が群れをなしている。警戒を怠らず神経を張りつめさせたままでいるが、果たしてこの集中がどこまで保つだろう。は、と耳をつく荒れた己の呼吸が煩く感じ、それを思考の端に追いやるようにひとつかぶりを振った。
    「かなり厳しい状況だね……」
     リュールを案じマルスが声をかけてくるが、ええ、と頷くのが精一杯だ。マルスの力を借りてもどこまで踏みとどまれるか、明るい見通しは立ちそうにもなかった。
     数に物を言わせた敵の攻勢。想定外の攻撃を受けながらも仲間たちと力を尽くし戦い続けたが、体勢が整わぬままでの攻撃と何よりあまりの敵の多さに押され次第に皆に疲労が色濃く見え始めていた。劣勢に追い込まれている状況をどうにか打破すべく、仲間たちの制止の言葉を振り切りリュールは一点突破を試みて自分の元へ敵を引き付けることに成功した。その間に仲間たちの安全を確保し、かつ反撃に転じるための体勢を整えてくれればとの考えからだ。
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    Marion20180210

    REHABILI10年付き合って結婚するまでのリョ三その①
    なんでも許してくれる人のみ読んでください
    なかなか結婚しないし暗い
    三がずーっとよわよわ
    久々の創作で色んなことが心配 とりあえず誤字脱字はそのうち確認します
    パートナーシップ制度のこととかバスケ界のこととかは全然ガバガバななのでふわ〜と見てほしいし出てくるモノも時代と合ってなくてもふわ〜としてください
    続いたらいいな
    10年付き合って結婚するまでのリョ三その①「リョーちゃーん!」

     入国ゲートを出た途端フロアに響き渡った声に、思わずプッと吹き出すと、宮城リョータは久しぶりに顔を見る妹アンナに向かってスーツケースを引いていない方の左手を軽く上げた。
     その隣には母親のカオルが立っている。コーヒーのカップ片手にこちらへ笑いかける姿に、随分慣れたもんだなぁ、となんだか嬉しく思う。
     駆け寄るアンナが、スーツケースの大きさに今回も新鮮に驚き、宮城の手から持っていく。重い!と体全体を使って転がしていく様を見ながら後ろを着いていくと、おかえりリョーちゃん、とカオルから肩を撫でられる。
    「うん、ただいま。昼飯食った?」
    「まだだよ、今回も寿くん外で待ってるから」
     あぁ、そうだった。空港内には決して迎えには来ないが、空港まで母と妹を自らが運転する車に乗せ、必ず迎えに来てくれる恋人。
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