月花
aoiromituki_kon
DONEサクラ大戦/月花黒猫の眼 ヒミツ、編 ボクはクロネ。大帝国劇場に住み着いている黒猫だ。
中庭には犬がいることが多いから、ボクは専ら屋根の上での生活だ。
ここでの生活は面白くて、ボクはとても気に入っているよ。
月が綺麗な夜だった。ボクは天から優しい光を与えてくれる満月を見上げ、うん、と伸びをする……と、気配。
こんな遅い時間に出入りするなんて、心当たりはひとりしかいない。すなわち、白スーツの男、加山だ。
裏口に滑り込むように姿を消したその影を見やり、ふと思う。
(加山って、何者なんだ……?)
改めて思うと、ボクは加山のことだけはさっぱり分からない。劇場に出入りするニンゲンは、花組の女優たちに雑用をする大神、事務の三人娘に支配人と副支配人、あとは舞台の裏方たち。たくさんのヒトがいるが、加山だけは何をしているのかさっぱり分からない。
1518中庭には犬がいることが多いから、ボクは専ら屋根の上での生活だ。
ここでの生活は面白くて、ボクはとても気に入っているよ。
月が綺麗な夜だった。ボクは天から優しい光を与えてくれる満月を見上げ、うん、と伸びをする……と、気配。
こんな遅い時間に出入りするなんて、心当たりはひとりしかいない。すなわち、白スーツの男、加山だ。
裏口に滑り込むように姿を消したその影を見やり、ふと思う。
(加山って、何者なんだ……?)
改めて思うと、ボクは加山のことだけはさっぱり分からない。劇場に出入りするニンゲンは、花組の女優たちに雑用をする大神、事務の三人娘に支配人と副支配人、あとは舞台の裏方たち。たくさんのヒトがいるが、加山だけは何をしているのかさっぱり分からない。
chiocioya18
DONE月花妖異譚時空 本編より少し前の話すべては妄想の産物です
竜族のみなさん編 ミスラさんは後で出てきます
月花前日譚 四桜雲街の中央。大桜の本体が鎮座する白亜の壁に囲まれた城の中。その一室には今、竜の一族が集まっていた。
スノウ、ホワイト、フィガロ、そしてオズ。いずれも長命かつ力の強い竜だ。そんな面々が集って何をするかといえば。
「「第〇回 竜族井戸端会議~~~」」
スノウとホワイトの号令が室内に木霊する。フィガロは苦笑したのみ、オズは無反応のままだった。桜の花弁が竜たちの真ん中をくるんと渦を巻いて横切った。
「こら!そこは愛想でも拍手くらい寄越さんか」
「要はただの世間話でしょう。拍手なんていります? 」
「フィガロちゃん冷たい!」
「……井戸端?」
「オズちゃんそこは気にしなくてよいとこじゃぞ」
ひと通り騒いだ後で、双子竜は真面目な顔を作って一同を見回す。
1948スノウ、ホワイト、フィガロ、そしてオズ。いずれも長命かつ力の強い竜だ。そんな面々が集って何をするかといえば。
「「第〇回 竜族井戸端会議~~~」」
スノウとホワイトの号令が室内に木霊する。フィガロは苦笑したのみ、オズは無反応のままだった。桜の花弁が竜たちの真ん中をくるんと渦を巻いて横切った。
「こら!そこは愛想でも拍手くらい寄越さんか」
「要はただの世間話でしょう。拍手なんていります? 」
「フィガロちゃん冷たい!」
「……井戸端?」
「オズちゃんそこは気にしなくてよいとこじゃぞ」
ひと通り騒いだ後で、双子竜は真面目な顔を作って一同を見回す。
kon_mhyk
DONE月花のシノヒス♀シノは甘えてるだけだけどヒスのほうがお姉さんだからそこに何かちょっと感じるものが…みたいな。
二枚目はシヒ恋のサークルカット、当日月花の漫画アップするかどうかは決まってないですが描きたかったので描いた 2
chiocioya18
DONE月花妖異譚時空 本編より少し前の話すべては妄想の産物です
薬種問屋組+ムル編 私はムル好きです(自己弁護)
月花前日譚 三薬種問屋の店内は昼でも薄暗い。薬の中には日光に当てると変質してしまう物も多いからだ。
店番のヒースクリフは輝く美貌を憂いに沈めていた。今は無人の店内は数分前まではひどく混雑していた。それが薬を求めて来た客なら商いとしては喜べたのだが、大半はヒースクリフを一目見たいがために集まってしまった、有り体に言えば冷やかしの客たちばかりだった。街の瓦版に、幸福をもたらす微笑みなどと妙な記事が掲載された時期から、そんなお客が一気に増えてしまったのだ。はじめはヒースクリフも応対していたが、しつこいお客にまごついている内に収集がつかなくなったため、本来用心棒のはずのシノやカインが店先で客の出入りを抑えている始末。
店の跡取りとしてあまりに不甲斐ない現状に、深い溜息をついてしまう。
1917店番のヒースクリフは輝く美貌を憂いに沈めていた。今は無人の店内は数分前まではひどく混雑していた。それが薬を求めて来た客なら商いとしては喜べたのだが、大半はヒースクリフを一目見たいがために集まってしまった、有り体に言えば冷やかしの客たちばかりだった。街の瓦版に、幸福をもたらす微笑みなどと妙な記事が掲載された時期から、そんなお客が一気に増えてしまったのだ。はじめはヒースクリフも応対していたが、しつこいお客にまごついている内に収集がつかなくなったため、本来用心棒のはずのシノやカインが店先で客の出入りを抑えている始末。
店の跡取りとしてあまりに不甲斐ない現状に、深い溜息をついてしまう。
chiocioya18
DONE月花妖異譚時空 本編の少し前の話すべて妄想の産物です
レノックス+ファウスト編
月花前日譚 二木漏れ日の朝の地面は万華鏡のように光が揺れる。茂る枝葉をたまに頭に引っ掛けながら、レノックスは迷いない足取りで進む。目的の小さな庵に着くと、丁度中から庵の主が出てきたところだった。
「ファウスト様。お久しぶりです」
「レノックス。また歩いてきたのか。一本下駄で山道なんて正気じゃないと言ったのに」
「鍛錬に丁度いいので」
「いや飛びなよ。きみも天狗だろう」
呆れた溜息を零すファウストの顔色は白い。隈取りで分かりにくいが、目の下にも疲労が見える。
「あまり眠れていないのですか? 体調が優れないのでしたら、出直しますが」
「たまたま夜更かししただけだ。きみが来るのは前々からの予定だ。調整できなかった僕が悪い」
言いながらファウストはレノックスに藤籠を手渡した。中身はファウストが煎じた薬だと聞いている。桜雲街の薬種問屋へ卸すのだ。
1119「ファウスト様。お久しぶりです」
「レノックス。また歩いてきたのか。一本下駄で山道なんて正気じゃないと言ったのに」
「鍛錬に丁度いいので」
「いや飛びなよ。きみも天狗だろう」
呆れた溜息を零すファウストの顔色は白い。隈取りで分かりにくいが、目の下にも疲労が見える。
「あまり眠れていないのですか? 体調が優れないのでしたら、出直しますが」
「たまたま夜更かししただけだ。きみが来るのは前々からの予定だ。調整できなかった僕が悪い」
言いながらファウストはレノックスに藤籠を手渡した。中身はファウストが煎じた薬だと聞いている。桜雲街の薬種問屋へ卸すのだ。
chiocioya18
DONE月花妖異譚時空 本編の少し前の話すべて妄想の産物です
ファウスト+ブラッドリー編
月花前日譚 一月が明るい夜だ。はらり、はらり、仄紅い花弁がファウストの足元に落ちた。
桜雲街の大桜は月の光を好むが、大抵の妖怪も同様だ。ファウストだって例に漏れない。
ファウストはぼんやりと夜空を見上げていたが、不意に月に影が差した。雲ではなく、人影だ─それも、多数の。
連なる影の形から見て有翼種。同族かとファウストは顔を顰める。空を飛べる種族はいくつかいるが、こんな夜に月の光を遮るなんてどんな妖怪でも行儀が悪いと非難される行為だ。かといって、わざわざ注意しに行くほどファウストもお節介ではない。呆れた溜息をひとつ吐くだけで、自分も住処へ戻ろうとした、その時。
ガササッ!!
すぐ近くの叢から音がした。野生動物にしては何の気配もしない。不思議に思って音のした辺りを掻き分けてみると、ぽつんと黒っぽい物が転がっている。
2369桜雲街の大桜は月の光を好むが、大抵の妖怪も同様だ。ファウストだって例に漏れない。
ファウストはぼんやりと夜空を見上げていたが、不意に月に影が差した。雲ではなく、人影だ─それも、多数の。
連なる影の形から見て有翼種。同族かとファウストは顔を顰める。空を飛べる種族はいくつかいるが、こんな夜に月の光を遮るなんてどんな妖怪でも行儀が悪いと非難される行為だ。かといって、わざわざ注意しに行くほどファウストもお節介ではない。呆れた溜息をひとつ吐くだけで、自分も住処へ戻ろうとした、その時。
ガササッ!!
すぐ近くの叢から音がした。野生動物にしては何の気配もしない。不思議に思って音のした辺りを掻き分けてみると、ぽつんと黒っぽい物が転がっている。
secret_rename
MOURNING月花シノヒスほぼCPじゃないけど概念はシノヒス
捏造設定まみれでオチらしきオチが無い
勝手に作った設定
・白狐
妖狐の白変種。長じるにつれ妖力が強くなり天狐になるのも難しくないと言われているが、若いうちは普通の妖狐と変わりない。リケは若くして力に目覚めた白狐。
鬼に狙われやすい為に天狐になる前に命を落とすことが多い。
・黄狐
街に住む妖狐。いわゆる普通の妖狐なので、黄狐ではなく「妖狐」や「狐」と呼ばれる。ルチルやミチル、ヒースクリフの一族の殆どこれ。基本的に寿命は千年未満。
・赤狐
街に定着せず放浪する妖狐。大抵一人か番いで旅をしている。子供が出来たら独り立ちまでは一緒に居る。野を流離う以外は黄狐とほぼ変わりないが、生活環境上、街の妖狐より荒事に長けていることが多い。街に住み着く赤狐も居る。
・天狐
4581・白狐
妖狐の白変種。長じるにつれ妖力が強くなり天狐になるのも難しくないと言われているが、若いうちは普通の妖狐と変わりない。リケは若くして力に目覚めた白狐。
鬼に狙われやすい為に天狐になる前に命を落とすことが多い。
・黄狐
街に住む妖狐。いわゆる普通の妖狐なので、黄狐ではなく「妖狐」や「狐」と呼ばれる。ルチルやミチル、ヒースクリフの一族の殆どこれ。基本的に寿命は千年未満。
・赤狐
街に定着せず放浪する妖狐。大抵一人か番いで旅をしている。子供が出来たら独り立ちまでは一緒に居る。野を流離う以外は黄狐とほぼ変わりないが、生活環境上、街の妖狐より荒事に長けていることが多い。街に住み着く赤狐も居る。
・天狐
mgn_nao04
DONE展示作品①です(2022年4月29日開催の『ちびまほ!』)。・月花妖異譚のパロディで、晶くんがショタ化して犬(ポメ)の耳と尻尾がついており、習性が犬っぽいです。
・カップリング要素はありませんが、晶くん受けと同じ生産ラインの作品です。
今日のおやつ そろそろ仕事である薬づくりを始めようと土間に並べてある道具類を見て、ファウストはおやと眉をひそめた。薬草採りに使う籠がない。居候の晶が持ち出したのだろうか。しかし、晶は黙って道具類を持ち出し、遊びに使うような子ではない。気になったファウストが庭におりてみると、庭木の茂みからふさふさとした尻尾とお尻が生えているのが見えた。微笑ましい光景に思わず表情を緩め、ファウストは茂みに向かって声を掛ける。
「晶」
晶は狛犬の子どもで、いろいろあったのちに修業も兼ねてファウストの庵で暮らしている。最初こそファウストも晶の師となることに異を唱えたのだが、その際の晶が耳も尻尾もぺたりと伏せてあまりにも哀愁漂う姿だったので、情をそそられて仕方なく承諾したのだった。ところが晶と暮らす日々は思ったよりも心穏やかで、世俗に倦んでいたファウストの心を温かく照らしてくれている。
2299「晶」
晶は狛犬の子どもで、いろいろあったのちに修業も兼ねてファウストの庵で暮らしている。最初こそファウストも晶の師となることに異を唱えたのだが、その際の晶が耳も尻尾もぺたりと伏せてあまりにも哀愁漂う姿だったので、情をそそられて仕方なく承諾したのだった。ところが晶と暮らす日々は思ったよりも心穏やかで、世俗に倦んでいたファウストの心を温かく照らしてくれている。
かべうちのかべ
DONEそういうブラネロ5 開催おめでとうございます。月花パロの天狗のブラネロが可愛かったので書いてみました。こういう日があって欲しい。
一緒にお店ってネの幸せの一つでは?と思いながら、でも、色々影のある設定で情緒は忙しいですが、基本的には甘い話が展開されていてほしい。です。
『月と桜と君と』「花見しようぜ」
出前から帰ってくるなりニカッと効果音がつくような豪快な笑顔と共にそう声がかかった。
「花見?」
「おぅ!さっき空飛んでた時見えたんだ。今が満開だからよ。今夜店閉めた後に夜桜を肴に一杯やろうぜ」
いたずらっぽくお猪口を煽る真似をする白黒の髪の男は、この店の店主、ブラッドリー。
「へぇ。そっか、いつもどこかしらで咲いてるから気づかなかったな」
鍋のものをかき混ぜながら振り返った青灰色の髪の男はネロといった。
「決まりだな。よし、じゃぁ次いでだ、花見弁当、売ろうぜ」
「はぁ? 今から作んのかよ」
「てめぇならそんくらいできんだろ?」
「まぁ、そりゃできるけど……」
「ぜってぇ売れるぜ」
「はぁ。わかったよ」
2581出前から帰ってくるなりニカッと効果音がつくような豪快な笑顔と共にそう声がかかった。
「花見?」
「おぅ!さっき空飛んでた時見えたんだ。今が満開だからよ。今夜店閉めた後に夜桜を肴に一杯やろうぜ」
いたずらっぽくお猪口を煽る真似をする白黒の髪の男は、この店の店主、ブラッドリー。
「へぇ。そっか、いつもどこかしらで咲いてるから気づかなかったな」
鍋のものをかき混ぜながら振り返った青灰色の髪の男はネロといった。
「決まりだな。よし、じゃぁ次いでだ、花見弁当、売ろうぜ」
「はぁ? 今から作んのかよ」
「てめぇならそんくらいできんだろ?」
「まぁ、そりゃできるけど……」
「ぜってぇ売れるぜ」
「はぁ。わかったよ」
shin_mhyk
DONEシノヒス繁体字ss月花妖異譚パロの妄想。
子イタチと子狐…かわいいよね……
からくり人形に秘めるのは 希斯克里夫小心翼翼地調整著雕刻刀的角度。
靠著指尖的力量,一片又一片地削下多餘的邊角,讓手中的木塊逐漸成為有著圓潤臉頰的人偶頭型,直到確認人偶脖子與活動機關之間能夠完美嵌合,希斯才終於輕輕吐出了一口氣息。
「……好,基礎的支架這樣就完成了。再來還有頭髮、衣服、還要畫上人偶的臉……」
點綴著淚痣和朱紅化妝的眼角斂起,攝人心魄的美麗眼瞳此刻是全心全意地檢視著半成的人偶,燭光使他的金髮攏上柔軟的陰影,尖長的狐狸耳朵不自覺地傾向一邊,希斯搖晃著身後和頭髮一樣蓬鬆的尾巴,想像到童年玩伴看見這次新作品可能會有的反應,終於還是忍不住綻開了小小的笑容,心情愉快地伸手拉開自己用來收納材料的工具匣。
「……呵呵、這次要幫信乃畫上什麼樣的表情呢?」
1960靠著指尖的力量,一片又一片地削下多餘的邊角,讓手中的木塊逐漸成為有著圓潤臉頰的人偶頭型,直到確認人偶脖子與活動機關之間能夠完美嵌合,希斯才終於輕輕吐出了一口氣息。
「……好,基礎的支架這樣就完成了。再來還有頭髮、衣服、還要畫上人偶的臉……」
點綴著淚痣和朱紅化妝的眼角斂起,攝人心魄的美麗眼瞳此刻是全心全意地檢視著半成的人偶,燭光使他的金髮攏上柔軟的陰影,尖長的狐狸耳朵不自覺地傾向一邊,希斯搖晃著身後和頭髮一樣蓬鬆的尾巴,想像到童年玩伴看見這次新作品可能會有的反應,終於還是忍不住綻開了小小的笑容,心情愉快地伸手拉開自己用來收納材料的工具匣。
「……呵呵、這次要幫信乃畫上什麼樣的表情呢?」
きいろ
DOODLE月花フィガファウ子天狗のファちゃんを拾って育てている竜フィ。
はじめての成長に伴う体の不調とは名ばかりの発情期にあてられて体がついていかないファちゃんとか、いいなって思いました!
つづくかも 2
manax_1201_3
DONE月花の愛憎と子狐たち(と例の鈴)あの場面で鳴るなら厄介客判定って結構雑そうだしムル本人にも鳴りそうだと思うのですがどうなんでしょう
2枚めはシャイのカドストが可愛くて描いたもの 2
with_yourpain
MOURNING【ネロファウ】月花軸のネファ、三話目。これでこの設定は終わり。
妖パロがたまらなく刺さったので今度はストーリー踏まえて書きたい(一話と二話はストーリー配信前に書いてあるので齟齬があります)
夜明けは勿忘草色をしている朝目覚める時に、小鳥の囀りを意識するようになったのはファウストから小鳥を預けられてからだろう。
目覚めを促すような、ご飯をねだるような愛らしい鳴き声にネロは口元を緩める。託してくれた天狗は昔と違って仏頂面が板に着いているけれど、手紙を出せばきちんと返してくれる律儀さは変わらない。
「よしよし、おまえにも飯を用意するからな」
朝餉の支度をしてからネロは止まり木に止まった小鳥に餌になりそうな米粒や野菜くずを分けてやる。ご相伴に預かろうと近所から雀たちもやってきた。
ファウストとの関係は相変わらず曖昧なままだ。覚えているのか、と呟いていたし、向こうも自分のことを覚えていると期待してもいいような気はしている。けれど切り出し方がわからない。向こうも切り出してくることはない。期待して、本当は覚えていなかったのだとしたら恐らく暫く立ち直れないくらいに落ち込む。
2655目覚めを促すような、ご飯をねだるような愛らしい鳴き声にネロは口元を緩める。託してくれた天狗は昔と違って仏頂面が板に着いているけれど、手紙を出せばきちんと返してくれる律儀さは変わらない。
「よしよし、おまえにも飯を用意するからな」
朝餉の支度をしてからネロは止まり木に止まった小鳥に餌になりそうな米粒や野菜くずを分けてやる。ご相伴に預かろうと近所から雀たちもやってきた。
ファウストとの関係は相変わらず曖昧なままだ。覚えているのか、と呟いていたし、向こうも自分のことを覚えていると期待してもいいような気はしている。けれど切り出し方がわからない。向こうも切り出してくることはない。期待して、本当は覚えていなかったのだとしたら恐らく暫く立ち直れないくらいに落ち込む。
カモンの倉庫
SPUR ME月刊ジンベエザメ月刊カモンくんはこちら↓
https://poipiku.com/3204091/6269905.html
12月フライドチキンとマグロ寿司
11月デフォルトとデフォルト
10月ゾンビ
9月お月見
8月夏!
7月水タイプ
6月ヤドクジンベエ
5月ゴールデン
4月花見
3月三色団子
2月チョコ
1月虎 15
ちゃとら
MOURNING+。♪*。#+。♪*。#+。♪*。#+。♪CoC『誰がロックを殺すのか』
作:角刈りジョニー様
(以下、敬称略)
KP:名無し
🦌🥁
HO1:夕月花鹿 / はや
🐨🎸
HO2:野町 ゆかり / ちゃとら
🐰🎸
HO3:二兎 得寿 / いちる
🐼🎹
HO4:音無 熊吉 / しぐお
+。♪*。#+。♪*。#+。♪*。#+。♪ 3