アオキ
KoM_red
DONEフォロワーさんのこちらのツイートが"良"すぎたので、設定をお借りしました。https://twitter.com/repoing/status/1628238115235315712?s=46&t=zkjtPLYwb0sJsFF_ics5Bw
パパをしてるアオキさんを書きたかったんや。
※アオハサが結婚してるしハサが産んだ赤子がいる
※ハサ先生は女体でも男体のままでもお好きな方で 3133
Autumn20aAkhr
DOODLEちょっとオモオキっぽい全部幻覚のトップとアオキさんの過去捏造。2人がアカデミーで同期だったとしたら、「普通」をやたらと望む非凡なアオキさんの性格はトップが振り回して作ったんじゃないか…?というろくろを回しました。地雷がない人だけ見てください
いったんここでおしまい。実際、才能の有無は誰にも分らないのかもしれないですね 29
牛タン
DOODLE俺×アオキです(?)。美女二人を股に掛けるくらいだから多分普段の彼は意図的に「かっこいい」のパラメータに全振りしてるはず。でその状態の彼に「かわいい」を言うと、女装ナシでも可愛いと認識された嬉しさと、本当の自分はもっと可愛いのにというもどかしさが混沌し、その結果赤面涙目のアオキくんが見れるって寸法だ。そうして毎日褒め続けると、ある日彼の方からまるで女の子のような顔で求めてくるのさ。「かわいい」を。 3名無し
DONEチリ主♀+可哀想なアオキさんアオキさん視点、口調不安定
バレンタインの要素がほぼ薄いです
飛ぶ鳥オトす看板娘~バレンタイン小話~営業の仕事を早めに終わらせる事が出来た2月14日の午後。街中の甘い香りに心を揺さぶられながらリーグ内にある事務所の扉を開いた。
憂鬱な四天王としての雑務だが、宝食堂の女将から頂いた菓子のおかげで心が軽い。さっさと終わらせて定時退社を目指そうとしたが、目の前の異様な光景でその心意気は一気に萎えてしまった。
「アオイ、あ~ん。」
「…あ、あ~…ん!?」
同僚のチリが自分の席でアオイさんを横向きに膝に乗せ、何かを食べさせていたのだった。
つい数秒前までアオイさんを蕩けるような目で見つめていたチリは、自分の姿を確認するとその成りを潜めて冷たい視線を寄越した。膝の上のアオイさんは目が飛び出るのではないかというくらい見開いて、「誰も来ないって言ったじゃないですか!」と叫びながらその場から逃れようともがく。が、チリに耳元で何かを囁かれると、動力を無くした機械のようにピタリと動きを止めて大人しく彼女の腕におさまった。
3500憂鬱な四天王としての雑務だが、宝食堂の女将から頂いた菓子のおかげで心が軽い。さっさと終わらせて定時退社を目指そうとしたが、目の前の異様な光景でその心意気は一気に萎えてしまった。
「アオイ、あ~ん。」
「…あ、あ~…ん!?」
同僚のチリが自分の席でアオイさんを横向きに膝に乗せ、何かを食べさせていたのだった。
つい数秒前までアオイさんを蕩けるような目で見つめていたチリは、自分の姿を確認するとその成りを潜めて冷たい視線を寄越した。膝の上のアオイさんは目が飛び出るのではないかというくらい見開いて、「誰も来ないって言ったじゃないですか!」と叫びながらその場から逃れようともがく。が、チリに耳元で何かを囁かれると、動力を無くした機械のようにピタリと動きを止めて大人しく彼女の腕におさまった。
nsockiefw
DOODLEExploring Hassel/Brassius/Larry and headcanons (under the clothing). 😎 Traced the official art for the posing and proportions and filled in the blanks from there.わたあめかんな
DONEポケモンSV:タクシードライバーのマサトシ→アオイ←アオキ(モブアオイ/アオアオ)※アオイがチャンピオンになりアオキと三回戦済
アオイちゃんの一部になりたいマサトシおじさんVS大人として阻止したいアオキさん リーグの扉からアオイが外に出ると、空は夕焼け色に染まっていた。日が暮れる最中急いで坂道を下りていくと、道端に立っているタクシードライバーの男が手を振って挨拶をしてくる。
「おーい。今帰りなのかい?」
アオイは男に何度も会ったことがあり、初めて会った時にはポケモン勝負を挑まれたがその強さは並々ならぬものだった。男の手持ちが6体揃っていたら負けていたかもしれない、とあの時リーグに挑戦するため準備万端で挑んだにも関わらず苦戦を強いられたアオイは彼に一目を置いていた。
「はい、今日はリーグでの会議だったんです」
「まだ学生なのに仕事だなんてきみは偉いね。おじさんが寮まで送っていってあげようか?」
傍らにはそらとぶタクシーの白いゴンドラが置かれ、その上には複数のイキリンコたちが羽を伸ばしている。恐らく彼はリーグを利用する来訪者や職員相手に客を取るためにいつも此処に居るのだろうな、とアオイは思った。彼の手持ちポケモンたちが強いのは数々のリーグ挑戦者たちと戦ってきたからだろうか。そう考えると、彼こそがリーグの第一関門とも言えるのかもしれない。
4712「おーい。今帰りなのかい?」
アオイは男に何度も会ったことがあり、初めて会った時にはポケモン勝負を挑まれたがその強さは並々ならぬものだった。男の手持ちが6体揃っていたら負けていたかもしれない、とあの時リーグに挑戦するため準備万端で挑んだにも関わらず苦戦を強いられたアオイは彼に一目を置いていた。
「はい、今日はリーグでの会議だったんです」
「まだ学生なのに仕事だなんてきみは偉いね。おじさんが寮まで送っていってあげようか?」
傍らにはそらとぶタクシーの白いゴンドラが置かれ、その上には複数のイキリンコたちが羽を伸ばしている。恐らく彼はリーグを利用する来訪者や職員相手に客を取るためにいつも此処に居るのだろうな、とアオイは思った。彼の手持ちポケモンたちが強いのは数々のリーグ挑戦者たちと戦ってきたからだろうか。そう考えると、彼こそがリーグの第一関門とも言えるのかもしれない。
KoM_red
DOODLE神様パロディアオハサ突然始まり突然終わる
細かいところは決まってないファンタジー
人間アオキ×龍神ハッサク
強強人間なアオキが強強神様のハッサクさんを口説き落とすのが書きたかった筈
書きたいところを書きたいだけのパロディなので細かいことはスルーしてね!!!
無理そうだなと思ったらそっと閉じて下さい。 5259
miNa1423
DOODLEオメガバース アオオモ2話目設定とかふわふわで適当です。
アルファ アオキさんとオメガ オモダカさんがくっつくまでのお話。
オメガバ アオオモ2「あれ?トップ、どうしはったん?」
廊下で頭を抱えて突っ立っていたオモダカを心配してチリが駆け寄ろうとする。
「っ!!」
後数歩で手が届く距離に近づいたとき、チリの表情が変わる。口を押さえ、呼吸を乱す様子に隣を歩いていたハッサクも状況を察した。
「チリ、どうしました?」
「トップ、自室に戻って薬を飲んで下さい!!」
うろたえるチリに気づき近づこうとしたオモダカを遮ってハッサクが大声を上げる。よく響くその声に、自分のすべきことを思い直してその場を離れた。
「チリ、抑制剤は持っていますか」
「・・・トップが、トップが・・・」
呆然とオモダカの背中を見つめるチリの肩をつかむ。
「チリ!抑制剤を飲みなさい、無ければ小生のものをお渡しします」
1267廊下で頭を抱えて突っ立っていたオモダカを心配してチリが駆け寄ろうとする。
「っ!!」
後数歩で手が届く距離に近づいたとき、チリの表情が変わる。口を押さえ、呼吸を乱す様子に隣を歩いていたハッサクも状況を察した。
「チリ、どうしました?」
「トップ、自室に戻って薬を飲んで下さい!!」
うろたえるチリに気づき近づこうとしたオモダカを遮ってハッサクが大声を上げる。よく響くその声に、自分のすべきことを思い直してその場を離れた。
「チリ、抑制剤は持っていますか」
「・・・トップが、トップが・・・」
呆然とオモダカの背中を見つめるチリの肩をつかむ。
「チリ!抑制剤を飲みなさい、無ければ小生のものをお渡しします」
nunnun_39
TRAINING照れ顔aokさんの表情差分的なやつ。真剣な顔でプロポーズされてぇ……( ´ཫ` )
こういう時だけ一人称が俺になるaokさんいっぱい下さい(スライディング土下座)
何気にaokさんの瞳の色を公式に近づけてみました
4696koala
MEMOましゅまろで『アオキとオモダカの手持ちが、主同士がまだ距離あるのにデキてタマゴ作ったらどうなる』というお話を考えてみた両者どっちも譲らないアオオモ 1/27まずオモダカさんのクエスパトラがタマゴ産んでそう。朝起きたらオモダカの家でタマゴがコロンとあって
「あら、クエスパトラ。貴方のタマゴですか?誰との子ですか?」
尋ねるもクエスパトラがそっぽを向いて教えてくれないので全くもって想像が出来ない。
でもオモダカさんも生まれてくるのはきっと可愛いヒラヒナちゃんなのはわかるので
「大事に育てないといけないですね」
とバスケットにブランケットとタマゴを入れて職場までいくとポピーちゃんに
「タマゴなのですー!」
と言われる。
「今朝、家で見つかったので今クエスパトラが大事に温めているところです」
「誰との子ですのー?」
「わかりません。私のクエスパトラはプライドが高い子なのでよほどの相手だったのでしょうね」
1142「あら、クエスパトラ。貴方のタマゴですか?誰との子ですか?」
尋ねるもクエスパトラがそっぽを向いて教えてくれないので全くもって想像が出来ない。
でもオモダカさんも生まれてくるのはきっと可愛いヒラヒナちゃんなのはわかるので
「大事に育てないといけないですね」
とバスケットにブランケットとタマゴを入れて職場までいくとポピーちゃんに
「タマゴなのですー!」
と言われる。
「今朝、家で見つかったので今クエスパトラが大事に温めているところです」
「誰との子ですのー?」
「わかりません。私のクエスパトラはプライドが高い子なのでよほどの相手だったのでしょうね」
zeppei27
DONEハサアオ最終話です。ハッサクにじわじわと『普通』を侵食されたアオキが、ちょっとしたお節介から後に戻れなくなるお話。ハッサクの暴走回だよ!アオキがハッサクに意地悪だったり強気になったりするのも良いですね……。前話 #3
>https://poipiku.com/271957/8193864.html
最後まで読んでくださりありがとうございました!絵文字もいつもありがとうございます……!
正しさの証明 #4 湖に小石が投げ込まれ、水面に波紋を広げる。小石が岩となり雨霰と降り注ごうとも、しばらくすれば湖は元通りの静けさを取り戻し、何事もなかったかのように全て忘れ去っていくだろう。日常とは一見左右されがちな脆弱な存在だが、長い目で見れば何よりも力強い。いずれ全ては回帰してゆくのだし、多少変化があろうともそれすら全て飲み込んでしまうものだ。アオキの『普通』の日常もまた然りである。
ハッサクにより引っ掻き回され、機を窺って掻き乱し返す他愛もないやりとりは、数え切れないほど繰り返してもはやアオキの日常の一部と化していた。大変申し訳ない話だが、彼が長々と時間を割く説教の大半は効力を発揮していない。髪型やらシャツやらネクタイやら、その他いくらかは一理あるのといじられることに耐えかねて変えた(改善とは呼びたくない)ものの、アオキの本質はハッサクと初めて出会った時のままだ。
5351ハッサクにより引っ掻き回され、機を窺って掻き乱し返す他愛もないやりとりは、数え切れないほど繰り返してもはやアオキの日常の一部と化していた。大変申し訳ない話だが、彼が長々と時間を割く説教の大半は効力を発揮していない。髪型やらシャツやらネクタイやら、その他いくらかは一理あるのといじられることに耐えかねて変えた(改善とは呼びたくない)ものの、アオキの本質はハッサクと初めて出会った時のままだ。
zeppei27
DONEハサアオの続きだよ!アオキに振り回される世話焼きハッサクが、チリちゃんとオモダカの入れ知恵を手に日常を逸脱してゆく話。前話 #2
>https://poipiku.com/271957/8178676.html
人格者だと見なされている人の歪みや破綻、人間性の露呈が好きなので、ハッサク先生に色々なロマンを感じています。もっと生臭い部分も見てみたい……!
正しさの証明 #3 一日の時間の流れが、まるで降る星のように早い。朝を見かけたかと思えば、来たばかりだと言うのにもう夜が闇を流し込んで世界を真っ黒に塗りつぶしてしまう。星を数えるにつれて瞼は重くなり、そして朝日が頬を照らすだろう。一日に何が起こっているかは大体同じ、繰り返し、繰り返し。大人になるにつれてこの繰り返しの部分はどんどんと増えてゆき、たとえ新しい出来事に出くわそうとも物珍しさは束の間の出来事だ。何物も、こちらを大きく変化させることはない。世界は緩慢に動いている。
ハッサクにとって、子供は千変万化の可能性を秘めた希望だった。彼らこそは長い一日を過ごし、朝から夜まで変化し続ける生き物である。全身で世界を受け止め、見知らぬものを素直に浴びるのだ。繰り返しからは程遠く、身も心も瞬く間に変化してゆく。感電すれば心の底から燃え上がるような繊細さは、かつてのハッサクの姿そのものでもあった。最初こそ窮屈に狭められていたものの、自ら現状を打破して羽化できたのは未熟さが助けた部分も大きかったように思う。青い果実は日の光を良く吸収し、気づけば大樹へと姿を変えていた。
6071ハッサクにとって、子供は千変万化の可能性を秘めた希望だった。彼らこそは長い一日を過ごし、朝から夜まで変化し続ける生き物である。全身で世界を受け止め、見知らぬものを素直に浴びるのだ。繰り返しからは程遠く、身も心も瞬く間に変化してゆく。感電すれば心の底から燃え上がるような繊細さは、かつてのハッサクの姿そのものでもあった。最初こそ窮屈に狭められていたものの、自ら現状を打破して羽化できたのは未熟さが助けた部分も大きかったように思う。青い果実は日の光を良く吸収し、気づけば大樹へと姿を変えていた。
zeppei27
DONEハサアオ話の続きだよ!ちょっかいを出してくる(語弊)ハッサクに慣れつつあるアオキが、一緒に鍋を突きながら心をくすぐられる話。まだ続く前話 #1
>https://poipiku.com/271957/8173131.html
アオキは全具材おかわり派、ハッサク先生は最初はバランス良く……のはずが最後は肉だけ食べてるというのもいいなあと思います。〆を雑炊にするかうどんにすかで毎回バトルする。
正しさの証明 #2 暇な人だ。アオキの中で、ハッサクの印象は右肩下がりの一方である。会うたびに何がしかの注意を受け、なんやかや時間を潰してゆくうちに説教に入る。最初の数回こそ真面目に傾聴したものの、今では説教されるんだな、と理解すると同時にどこか冷めた気持ちで聞き流していた。ハッサクは本当に細かい。挨拶や返事の仕方、メールの文章、退出方法におさだまりのやる気問題、身だしなみに、一体どこまで自分のことを見ているのだろうかと空恐ろしくなる。アオキ自身でさえも自分のことをそこまで細かく知りもしない。
一方的に責められる日々の中で、アオキは面倒臭さと同時にハッサクの育ちの良さも感じていた。ピケタウンで営業活動をした帰りで髪の毛が乱れていた時には、どこからか取り出してきた櫛で整えながら身だしなみの大切さを説き、不健康に見えると言って大量に食べたくなるような美味しい店に連れ出したりもする。説教のつまらなさに眠らないよう下唇を噛めば、傷がつくと嗜めた後、後日新しいリップクリームを寄越してきた。もらったものは有り難く受け取る口なので、そのリップクリームはいまだに思い出した時に使用している。
5648一方的に責められる日々の中で、アオキは面倒臭さと同時にハッサクの育ちの良さも感じていた。ピケタウンで営業活動をした帰りで髪の毛が乱れていた時には、どこからか取り出してきた櫛で整えながら身だしなみの大切さを説き、不健康に見えると言って大量に食べたくなるような美味しい店に連れ出したりもする。説教のつまらなさに眠らないよう下唇を噛めば、傷がつくと嗜めた後、後日新しいリップクリームを寄越してきた。もらったものは有り難く受け取る口なので、そのリップクリームはいまだに思い出した時に使用している。
zeppei27
DONEハサアオになります。初顔合わせでハッサクに指導されるアオキの話。ハッサク先生が大人に「こうあるべき」を指導の形で厳しく行うのは、実はなかなかないんじゃないかな……?と考えながら書いていました。頑固おじさんの譲れぬガチンコ勝負が見たい!あと少しだけ続きます。
正しさの証明 #1 初対面における、アオキの中でのハッサクの印象は理想の教職者を描いたままの人間というものだった。仕事柄、オモダカが不本意にも自分を四天王に据えた際に全員の履歴書を見る機会があったため、実際には実物ではなく書類上の出会いである。半年ほど前からジムリーダーになることは決定済みだったというのに、更にもう一足草鞋を履かせられる面倒な事態で暗澹たる気持ちだった。せめて数少ない直接の同僚くらいは、気持ちの良い円滑な関係を築ければ良いな、と仄かな期待を寄せてアオキは書類を確認していた。
ジムリーダーの代表格として、四天王は多少難があろうとも恥ずかしくはない人間である必要がある。人格者とまでは行かずとも、犯罪者やサイコパスでは本末転倒だ。故に、四天王は当人が提出した履歴書に合わせて漏れなく周囲への事前調査が行われている。聞き取り調査から想像される限り、他地方からの移住者であるハッサクは堂々たる人物らしい。
4806ジムリーダーの代表格として、四天王は多少難があろうとも恥ずかしくはない人間である必要がある。人格者とまでは行かずとも、犯罪者やサイコパスでは本末転倒だ。故に、四天王は当人が提出した履歴書に合わせて漏れなく周囲への事前調査が行われている。聞き取り調査から想像される限り、他地方からの移住者であるハッサクは堂々たる人物らしい。
miNa1423
MAIKINGアオオモのキスフレ話の続き。勢いだけの中身のない話。
アオキさんとチリちゃんが喫煙しているので注意。
もう、キスフレでも何でもない気がするけど、まぁいいか。
欲求不満のアオキさんが書きたかっただけ。
次で最後なはず、でも大人向けになりそうなので、どうしようか考え中。
アオオモ キスフレ2チリがリーグ唯一の喫煙所に入ると、先客がいた。
「アオキさん、タバコ、すごい増えてますやん」
吸い殻が山のように盛り上がっていた。クシャリと潰された形が同じなので、どれも同一人物が吸ったのだろう。たまに、喫煙所で一緒になることはあったが、こんな吸い方をする人じゃなかったはずだ。
「口寂しいんとちゃいます?」
少しからかい混じりにチリが言うが、アオキは顔色一つ変えずに煙を吐いた。
「報酬はいただいていますよ、きちんと。あの人馬鹿真面目ですから」
それでも満たされない。のは、アオキも分かっていた。すぅっとタバコを吸い込めば、じりじりと音を立ててタバコは短くなっていく。そのまま大きく煙を吐くが、一瞬だけ満たされた気がするだけで、余計に何かが足りない気がする。先ほどからこればかりだ。
2658「アオキさん、タバコ、すごい増えてますやん」
吸い殻が山のように盛り上がっていた。クシャリと潰された形が同じなので、どれも同一人物が吸ったのだろう。たまに、喫煙所で一緒になることはあったが、こんな吸い方をする人じゃなかったはずだ。
「口寂しいんとちゃいます?」
少しからかい混じりにチリが言うが、アオキは顔色一つ変えずに煙を吐いた。
「報酬はいただいていますよ、きちんと。あの人馬鹿真面目ですから」
それでも満たされない。のは、アオキも分かっていた。すぅっとタバコを吸い込めば、じりじりと音を立ててタバコは短くなっていく。そのまま大きく煙を吐くが、一瞬だけ満たされた気がするだけで、余計に何かが足りない気がする。先ほどからこればかりだ。
藻屑の倉庫
PASTアオアオ未満恋愛感情ではないけどアオイちゃんに何か特別なものを感じているアオキさんの話
『まばゆいあなたは太陽のよう』――――――――
飯屋を探してうろつく最中、チリはふと、隣にいた筈の同僚がいないことに気が付いた。
「……あれ、アオキさん? アオキさーん、どこやー」
きょろきょろと雑踏を見渡せばチリより少し後方で、アオキは立ち止まっていた。ぼんやりと街の外を見つめている。
「おったおった、何見とるんですか」
「……知った顔があったので」
「知った顔? ……ああ、アオイちゃんや」
アオキの傍らに立ち、彼の視線の先を見る。
街の区画から少し離れたエリアに、顔なじみの少女がいた。
手持ちのポケモン達と一緒にピクニックの準備をしている。
その表情までは見えなかったが、アオイもポケモン達もなんとなく皆楽しそうだ。遠目でもそう思わせる不思議な明るい雰囲気が彼女にはある。
2830飯屋を探してうろつく最中、チリはふと、隣にいた筈の同僚がいないことに気が付いた。
「……あれ、アオキさん? アオキさーん、どこやー」
きょろきょろと雑踏を見渡せばチリより少し後方で、アオキは立ち止まっていた。ぼんやりと街の外を見つめている。
「おったおった、何見とるんですか」
「……知った顔があったので」
「知った顔? ……ああ、アオイちゃんや」
アオキの傍らに立ち、彼の視線の先を見る。
街の区画から少し離れたエリアに、顔なじみの少女がいた。
手持ちのポケモン達と一緒にピクニックの準備をしている。
その表情までは見えなかったが、アオイもポケモン達もなんとなく皆楽しそうだ。遠目でもそう思わせる不思議な明るい雰囲気が彼女にはある。
藻屑の倉庫
PASTオモ+ポピ+アオキ+α※CP無し
『ポピーちゃん(才能ある若者)に甘いオモダカさんの話』――――――――
ぽてぽてと音がしそうな足取りで、小さな四天王は先を行く上司を追いかけた。
「オモダカさん! オモダカさん! おまちくださいませ!」
「どうしました、四天王・ポピー」
オモダカが振り返ると、彼女の特徴的な長い髪が風を孕んでふわりと広がる。
その様を見てポピーは、きゃあ、と華やいだ声を出した。
「あのね、ポピーどうしてもおききしたいことがありまして……オモダカさんって、ほんとうはポケモンちゃんなんですの?」
「……。……はい?」
一拍の間を置いて、オモダカは僅かに眉を上げた。
突拍子もない言葉に驚いたのかもしれない。何事にも動じない彼女にしては珍しい感情表現だった。
「きゃー!やっぱりそうなんですのね! あのね、あのね!チリちゃん言ってましたの!『うちらの総大将はな、実は色違いのキラフロルが進化した姿なんやで』って!」
3364ぽてぽてと音がしそうな足取りで、小さな四天王は先を行く上司を追いかけた。
「オモダカさん! オモダカさん! おまちくださいませ!」
「どうしました、四天王・ポピー」
オモダカが振り返ると、彼女の特徴的な長い髪が風を孕んでふわりと広がる。
その様を見てポピーは、きゃあ、と華やいだ声を出した。
「あのね、ポピーどうしてもおききしたいことがありまして……オモダカさんって、ほんとうはポケモンちゃんなんですの?」
「……。……はい?」
一拍の間を置いて、オモダカは僅かに眉を上げた。
突拍子もない言葉に驚いたのかもしれない。何事にも動じない彼女にしては珍しい感情表現だった。
「きゃー!やっぱりそうなんですのね! あのね、あのね!チリちゃん言ってましたの!『うちらの総大将はな、実は色違いのキラフロルが進化した姿なんやで』って!」