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    友情出演

    tono_bd

    DOODLE昨日のイベストの熱が冷めずに書き殴りました。
    正しい相手に贈らないと戻ってきてしまう花束を押しつけられたフィガロの話。
    カプ未満くらいの絵本のような優しい話を目指しましたが、実際どうかは分かりません。
    ネロ、ラスティカ、シャイロックが友情出演します。
    押しつけられた花束を持て余すフィガロの話 花束をもらった。
     正しくは、中央の国の市場にある花屋で人間の花売りに強引に押しつけられた。
     薬の調合に使う材料や包帯を買い足そうと市場を歩いていたら、その花屋のワゴンの前で微かな魔力に反応して目線を向けてしまった。すると見計らったかのように店主が現れて、「これはあなたが持って帰って。気に入ったみたいなの、お代は要らないから」と花束を押しつけてきた。早々に厄介払いがしたかったのだろう。花束にかけられていた魔法は呪いの類いでは無いけれど、商品としては欠陥品だ。
     つまりは、正しい人が正しい人に渡さないと元の場所に戻ってきてしまう。そういう面倒な魔法がかけられていた。難しい魔法では無い、条件を満たせば良いのだ。けれど人間には持て余してしまっただろう。どうしてその花束が人間が営む花屋にあったのかも謎だが、自分がその正しい人の片方に選ばれてしまった理由も謎だ。
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    ぱにぽこ

    DONE🔮🐏・🐏🔮
    固定なしでも読めるはず……!(友情出演🎭)
    お昼にpixivに上げてます、中身同一人物なのでご安心を〜〜!

    これを英語でも書きたい……! でも無理……!
    翻訳出来なさそうで心折れかけてます……
    器用な君と、不器用な君とで「あー、ファルガー? その後ろの何?」
    「見ての通り浮奇さ。ただ少し拗ねてるんだ」
    「……拗ねてない」
    「いいや、お前は拗ねてるね!」

     所用を終え、closedの看板が上がっている浮奇のバーにやってきたアルバーンは、身内特権で躊躇なく入店した。そしてファルガーの腰に纏わり付く浮奇とそれを全く気にも留めずグラスを傾げるファルガーの姿を目にすることになったのである。ファルガーが言っている通り、浮奇は不満を隠そうともせずファルガーの腰にぎゅうぎゅうと抱きついており、アルバーンの姿を見留めるとより一層腕に力を込めたようで、ファルガーはその腕に優しく自身の腕を重ねた。ファルガーが俺とお前の酒を飲んでるんだぞ、と嚥下したすぐ後の低い声で囁けば浮奇は思うところがありながらも腕を緩めたらしい。ありがとうなんて言いながら再び酒を煽るファルガーは、まるで浮奇のトレーナーのようだ。彼は浮奇にしか指示を出さないし、浮奇も彼からの指示しか受け付けない。
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