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    あらすじ

    yuakanegumo

    PROGRESS原作軸両片想いヴィク勇書いてます。
    冒頭だけです。(9月6日加筆)完成することを祈って😌🙏ヴィクトル、ひどいこと言ってますが、いつも通りのすれ違い平和なヴィク勇です☺️

    【あらすじ】
    両片想いヴィク勇。
    酔った勢いで身体の関係を持ってしまったことをきっかけに、
    付き合うことになった二人。
    しかし、ヴィクトルと勇利君にはお互いに言えない秘密があるようで…?
    みたいなお話です。
    舌の上にハチミツ【原作軸両片想い】「恋人」であるヴィクトル・ニキフォロフと勝生勇利には、互いに明かすことの出来ない小さな秘密があった。
     
    「ああ。後悔してるよ、クリス」
    ヴィクトル・ニキフォロフは電話口に静かな声で言った。
    「あの夜に、あんなに酔わなければって。おれだって、あんな形でユウリとセックスしなかったのに」
    その時であった――部屋の扉の、軋む音がした。はっとして振り返った男が見たものは、結ばれたばかりの「恋人」勝生勇利の姿。青年の顔色は青く、そのアーモンド色の瞳は確かにヴィクトルを映していた。男の姿が、じわり、あふれる涙に滲んでいく。
    「……ヴィクトル。やっぱり、僕と『した』こと、後悔してるんだ、」
    「違うんだ、ユウリ。これは……!」
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    しいな

    PROGRESS8/20インテ新刊「ドラマティックな恋じゃない」

    ⚠ 真一郎が非童貞
    ※直接描写なし

    あらすじ
    真一郎は十二年こじらせたワカへの片思いに決着をつけようとするも、幼馴染みの武臣に「無理だから諦めろ」と一蹴されてしまう。それでも今のままではいけないと悪あがきをしながら、ある日酒の勢いでワカを抱いてしまい――……。

    真一郎→→→→→(?)ワカの話。
    推敲・校正前なのでサンプル未満の尻叩き進捗。
    ドラマティックな恋じゃない 恋とは、きらきらと輝いて、そっと触れなければ壊れてしまうほど、うつくしくて尊い思い。――なんて、そんな言葉とは到底無縁だった。
     自分自身でも抑えきれなくて、おぞましい色で蠢いて、直視することが嫌になる。そのくせ手放そうと思えば思うほど、強くて太い根が張って心から離れない。ほんとうに、簡単に捨て去ることができればどれほど楽になるのだろうか。
     もう、十二年。
     まだ十代の青臭さが残る少年が見つけた宝物は、今となっては手に負えない呪物になっていた。
    「あー……」
     ぼんやりと眺めた夜空は相変わらずで、東京のあちこちにそびえ立つビルで切り取られている。
     決して綺麗なものではないのに、見慣れているからこそ落ち着けるのか、気がつくといつからか夜空を見上げるクセがついたらしい。仕事終わりに店の裏で煙草を吸いながら、ゆっくりこの十二年間抱えた片思いに別れを告げた。
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