舌根沈下
DOODLE人に気付かれないまま進展するプトオクメッセージ初めてのメッセージ。
試合と試合の合間にブースでゲームしていたら、モニターに突然ウインドウが現れてゲームを台無しにされ、俺は叫んだ。
ハッカーってなんでも出来るのか、俺の端末や家のスマートスピーカーにもメッセージを寄越した。
内容は決まって試合のことで、最後はいつも
「俺は見ている。いつでもな」
で締め括られる。
普段は滅多に話しかけてこない癖に、試合中に起きた些細なミスや改善点を指摘して俺をイラつかせる。
「わかってんだよ!出来たら苦労しねー」
背後で機器のメンテナンスをする気配に大声をあげる。それをきっかけにあいつは振り返って俺のブースへ近づいて、言い争いのような、ほとんど口喧嘩同然の議論が始まる。
でも何故か、不思議と嫌な気分じゃなくて、俺はこの偏屈で神経質な男との会話を楽しんでいた。
1517試合と試合の合間にブースでゲームしていたら、モニターに突然ウインドウが現れてゲームを台無しにされ、俺は叫んだ。
ハッカーってなんでも出来るのか、俺の端末や家のスマートスピーカーにもメッセージを寄越した。
内容は決まって試合のことで、最後はいつも
「俺は見ている。いつでもな」
で締め括られる。
普段は滅多に話しかけてこない癖に、試合中に起きた些細なミスや改善点を指摘して俺をイラつかせる。
「わかってんだよ!出来たら苦労しねー」
背後で機器のメンテナンスをする気配に大声をあげる。それをきっかけにあいつは振り返って俺のブースへ近づいて、言い争いのような、ほとんど口喧嘩同然の議論が始まる。
でも何故か、不思議と嫌な気分じゃなくて、俺はこの偏屈で神経質な男との会話を楽しんでいた。
舌根沈下
DOODLE先日あったプトオク部隊でのできごとから着想して書きました。とてもヌルくてエロはないです無題「偶然だ」
「いーやわざとだね。駆け寄ってるの見たんだぞ!」
「試合に集中しろ」
「終わった後だ!」
その日はまだリサーチが完璧でない新しいマップで慣れない地形、共に組んだチームでの初勝利だった。普通なら祝杯を揚げてそのまま盛り上がり、特別な夜を期待してもいい位だ。期待じゃなく、確信するほどに。
それが何故か勝利の報せを受けてシップに回収され、シャワーを済ませて車でセーフハウスへ帰り二人きりになった今も売り言葉に買い言葉だ。
と言うのも、その日の部隊メンバーがクリプトと関係を噂されている電気技師─ワットソンとの3人だったからに起因する。
─────────────
物資の在処がまだ頭に入っておらず、つい広がって探索しがちで二人が近かったり、物資やダウン時のフォローなど、偶然二人が関わる事が重なった。これは意図的ではないのはオクタビオも理解していたが、その時のやり取りは部隊全員に無線で入ってしまう。
1538「いーやわざとだね。駆け寄ってるの見たんだぞ!」
「試合に集中しろ」
「終わった後だ!」
その日はまだリサーチが完璧でない新しいマップで慣れない地形、共に組んだチームでの初勝利だった。普通なら祝杯を揚げてそのまま盛り上がり、特別な夜を期待してもいい位だ。期待じゃなく、確信するほどに。
それが何故か勝利の報せを受けてシップに回収され、シャワーを済ませて車でセーフハウスへ帰り二人きりになった今も売り言葉に買い言葉だ。
と言うのも、その日の部隊メンバーがクリプトと関係を噂されている電気技師─ワットソンとの3人だったからに起因する。
─────────────
物資の在処がまだ頭に入っておらず、つい広がって探索しがちで二人が近かったり、物資やダウン時のフォローなど、偶然二人が関わる事が重なった。これは意図的ではないのはオクタビオも理解していたが、その時のやり取りは部隊全員に無線で入ってしまう。
一生休日
DONE下着モデルのオファーが来て受けたクリプトと出来上がりが良すぎて困るオクタン気に食わない※セリフのみ
----------
「はあ?モデル?」
「そうだ」
「しかも下着の?」
「らしい」
「ふうん。やってみるのもアリなんじゃね」
「……そうか、お前がそう言うなら受けてみよう」
◇撮影が終わり、写真が広告で使用された◇
「…………」
「どうしたオクタン」
「…………」
「ああ、この間のモデルの写真か。やっぱりこうして見ると恥ずかしいな」
「…………」
「所詮素人だ、プロと並ぶと差が出るな」
「…………」
「オクタン?」
「……いいんじゃねえの」
「……オクタン?」
◇後日、広告が好評でまたモデルを頼まれた◇
「もしもし、いえ先日はお世話に…、え?またモデルですか?」
(ジロッ……)
「あ、いえあの、少し考えさせ、あっおいオクタン」
1527----------
「はあ?モデル?」
「そうだ」
「しかも下着の?」
「らしい」
「ふうん。やってみるのもアリなんじゃね」
「……そうか、お前がそう言うなら受けてみよう」
◇撮影が終わり、写真が広告で使用された◇
「…………」
「どうしたオクタン」
「…………」
「ああ、この間のモデルの写真か。やっぱりこうして見ると恥ずかしいな」
「…………」
「所詮素人だ、プロと並ぶと差が出るな」
「…………」
「オクタン?」
「……いいんじゃねえの」
「……オクタン?」
◇後日、広告が好評でまたモデルを頼まれた◇
「もしもし、いえ先日はお世話に…、え?またモデルですか?」
(ジロッ……)
「あ、いえあの、少し考えさせ、あっおいオクタン」
一生休日
DONEハイプとチーターのおやつ戦争食べたい俺と、食べさせたくない俺の攻防※ハイプビースト×ワイルドスピード
----------
Day1
「ちょっと仕事してくるから、いい子にしてろよ」
「んー」
昼飯を食った後、ソファで雑誌を読んでいた俺の頭をポンっと撫でてからテジュンは自分の部屋に消えてった。
パタン、と扉が閉まる音がしてからテジュンの部屋を振り返る。暫く扉を見つめテジュンが出てくる気配がないことを確認して、俺はそろりと立ち上がった。
(おっやつーおっやつー♪)
俺はルンルンでキッチンの戸棚に向かう。俺のおやつが入ってる棚だ。
(今日はどれにしようかなー!)
テジュンお手製のジャーキー、チーズクラッカー、ビスケット、あとマフィンもあったはず。
音でバレないようにそっと戸棚を開ければ、そこには……
1992----------
Day1
「ちょっと仕事してくるから、いい子にしてろよ」
「んー」
昼飯を食った後、ソファで雑誌を読んでいた俺の頭をポンっと撫でてからテジュンは自分の部屋に消えてった。
パタン、と扉が閉まる音がしてからテジュンの部屋を振り返る。暫く扉を見つめテジュンが出てくる気配がないことを確認して、俺はそろりと立ち上がった。
(おっやつーおっやつー♪)
俺はルンルンでキッチンの戸棚に向かう。俺のおやつが入ってる棚だ。
(今日はどれにしようかなー!)
テジュンお手製のジャーキー、チーズクラッカー、ビスケット、あとマフィンもあったはず。
音でバレないようにそっと戸棚を開ければ、そこには……
一生休日
DONE喫煙者であることを隠している雇われと、煙草が嫌いなオクタン。揺れる紫※雇われ×オクタン
----------
(お、仏頂面の上着)
ソファにかけられたままだった真っ黒の上着を手に取って顔を埋めて深く息を吸い込む。
汗と、コロン、うちで使ってる洗濯洗剤の香りと、クリプトの体臭と…………
「煙草?」
仄かに煙草の臭い。俺は煙草嫌いだし、クリプトだって煙草は吸ってないはず。どこか外で臭いが移ったのだろうか。
それにしても上着の内側に臭いが付いてるのが気になる。他人から移ったのなら外側につくはず。
なんとなく引っかかった俺はそれから二週間、クリプトの上着の臭いチェックをすることにした。
そして、俺の出した結論は、
「あんた、煙草吸ってるだろ」
「え?」
セックスが終わった後、俺はベッドに寝転んで、クリプトはベッドの端に座ってガムを噛んでいる。本当は煙草吸いたいんだよな。
919----------
(お、仏頂面の上着)
ソファにかけられたままだった真っ黒の上着を手に取って顔を埋めて深く息を吸い込む。
汗と、コロン、うちで使ってる洗濯洗剤の香りと、クリプトの体臭と…………
「煙草?」
仄かに煙草の臭い。俺は煙草嫌いだし、クリプトだって煙草は吸ってないはず。どこか外で臭いが移ったのだろうか。
それにしても上着の内側に臭いが付いてるのが気になる。他人から移ったのなら外側につくはず。
なんとなく引っかかった俺はそれから二週間、クリプトの上着の臭いチェックをすることにした。
そして、俺の出した結論は、
「あんた、煙草吸ってるだろ」
「え?」
セックスが終わった後、俺はベッドに寝転んで、クリプトはベッドの端に座ってガムを噛んでいる。本当は煙草吸いたいんだよな。
一生休日
DONEハイプとワイスピが一緒にお昼寝する誘惑ハイプビースト×ワイルドスピード ハイプの描写はないけどハイプだと言い張る。
※二階建ての戸建に住んでる2人
----------
「昼寝してくる〜」
くぁあっと大きなあくびを俺に見せて、二階へと上がっていくオクタビオを見送りカチャカチャと特有の足音が遠ざかっていくのを確認してから、自分の作業に戻る。少しの間作業に集中し一区切りついたところで息をつくと、ふと背中に突き刺さる視線を感じた。
「昼寝はやめたのか?」
そう言いながら視線の方に振り返れば、階段の一番下の段にちょこんと座って、ちらりと顔を覗かせるオクタビオがいた。手にはお気に入りのうさぎのぬいぐるみを抱えている。
「……それ終わったのか?」
どうやら俺の作業が終わるのを待っていたらしい。テーブルの上の“それ”に視線をやってからまた俺を見る。
1634※二階建ての戸建に住んでる2人
----------
「昼寝してくる〜」
くぁあっと大きなあくびを俺に見せて、二階へと上がっていくオクタビオを見送りカチャカチャと特有の足音が遠ざかっていくのを確認してから、自分の作業に戻る。少しの間作業に集中し一区切りついたところで息をつくと、ふと背中に突き刺さる視線を感じた。
「昼寝はやめたのか?」
そう言いながら視線の方に振り返れば、階段の一番下の段にちょこんと座って、ちらりと顔を覗かせるオクタビオがいた。手にはお気に入りのうさぎのぬいぐるみを抱えている。
「……それ終わったのか?」
どうやら俺の作業が終わるのを待っていたらしい。テーブルの上の“それ”に視線をやってからまた俺を見る。
一生休日
DONE一人で寝て悪夢を見て寝れなくなったチーターと深夜に仕事中のハイプ寝れぬ夜に※ハイプ×ワイスピ
----------
(とりあえず一区切りついたな……)
キーボードを数回叩いて、保存が完了したダイアログが表示されるのを確認し、パソコンをスリープモードにする。コーヒーでも飲んで休憩にしようと思い仕事部屋からリビングに通じる扉を開けて部屋を出た瞬間ぼすん、と何かを蹴った感触。足元を見れば、扉横の壁のところにこんもりとした大きな白い山、俺が蹴ったのはその白い山裾の部分だった。
白い山の正体は、ベッドから掛け布団を持ってきて頭からそれを被っているオクタビオ。何がしたいんだと思いつつしゃがんで話しかける。
「オクタビオ。なにしてるんだこんなところで」
「…………」
反応がない。そっと布団を持ち上げて捲ると、両目いっぱいに涙を溜めながら両手で尻尾を掴み、その尻尾の先を噛んで嗚咽を堪えて震えるオタクビオが居た。
2046----------
(とりあえず一区切りついたな……)
キーボードを数回叩いて、保存が完了したダイアログが表示されるのを確認し、パソコンをスリープモードにする。コーヒーでも飲んで休憩にしようと思い仕事部屋からリビングに通じる扉を開けて部屋を出た瞬間ぼすん、と何かを蹴った感触。足元を見れば、扉横の壁のところにこんもりとした大きな白い山、俺が蹴ったのはその白い山裾の部分だった。
白い山の正体は、ベッドから掛け布団を持ってきて頭からそれを被っているオクタビオ。何がしたいんだと思いつつしゃがんで話しかける。
「オクタビオ。なにしてるんだこんなところで」
「…………」
反応がない。そっと布団を持ち上げて捲ると、両目いっぱいに涙を溜めながら両手で尻尾を掴み、その尻尾の先を噛んで嗚咽を堪えて震えるオタクビオが居た。
一生休日
DONE先に起きて、朝の準備をしてくれるタイプのクリプトとおねんねオクタン。しあわせのあさスペインでは朝食を2回食べるというのを聞きました。わかりにくいので2回目の方は“軽食”と表現してます。
----------
ヴゥン。
「……んっ」
起動アラームをセットしているハックの起動音で目を覚ます。薄暗い部屋の中、サイドテーブルの上でぼんやりと緑に光るハックに背を向ければ、大きな口を開けて寝息を立てる恋人がいる。
(今日は涎垂れてないんだな)
ちゃんと口を閉じて寝ている日もあれば、今日みたいに口を開けっぱなしで寝ている日もある。いつだったか、肩のあたりが酷く冷たい感触で目を覚ましたら人の寝巻きを涎で濡らしていたこともあったな。
喉を痛めるからできれば口を閉じて寝てほしいが、寝ている人間にそれを強いても意味はない。しばらくオクタビオの寝顔を眺めていたら、背後のハックの光が少しだけ強くなるのを感じた。起動してから10分後に一段階明るくなるようにわざわざ設定しているのは、そうしないとずっと眺めていてしまうから。音のアラームにしないのは、オクタビオを起こしたくないから。アラーム音には敏感なようだが、幸い光はあまり気にならないらしかった。
1832----------
ヴゥン。
「……んっ」
起動アラームをセットしているハックの起動音で目を覚ます。薄暗い部屋の中、サイドテーブルの上でぼんやりと緑に光るハックに背を向ければ、大きな口を開けて寝息を立てる恋人がいる。
(今日は涎垂れてないんだな)
ちゃんと口を閉じて寝ている日もあれば、今日みたいに口を開けっぱなしで寝ている日もある。いつだったか、肩のあたりが酷く冷たい感触で目を覚ましたら人の寝巻きを涎で濡らしていたこともあったな。
喉を痛めるからできれば口を閉じて寝てほしいが、寝ている人間にそれを強いても意味はない。しばらくオクタビオの寝顔を眺めていたら、背後のハックの光が少しだけ強くなるのを感じた。起動してから10分後に一段階明るくなるようにわざわざ設定しているのは、そうしないとずっと眺めていてしまうから。音のアラームにしないのは、オクタビオを起こしたくないから。アラーム音には敏感なようだが、幸い光はあまり気にならないらしかった。
一生休日
DONEゲーム中にうっかりクリプトを見つめるオクタンきみのすきなとこ※レイスが一瞬いる。
----------
「俺たちが安地の中心だな」
「後ろの警戒は私が。前はお願いね」
何回目かのパルスの収縮が終わって次を確認すればちょうど俺たちがど真ん中だった。チームメイトのレイスがそう言い置いて俺たちがみているのとは反対方向の監視に向かってくれる。その背中を見送ってから視線を戻すと、横にいた気配がもぞりと動く。
チラリと横目で見やるとセンチネルにつけたスコープを真剣に覗く横顔。凛々しい眉毛、吊り上がり気味の細い目。すっきりと通った鼻筋に分厚い唇。
(んっ……カッコい……)
ごくりと生唾を飲み込む。いつもあの目に見つめられて、あの唇に愛を囁かれてキスをされているのかと思うとドキドキしてくる。
1106----------
「俺たちが安地の中心だな」
「後ろの警戒は私が。前はお願いね」
何回目かのパルスの収縮が終わって次を確認すればちょうど俺たちがど真ん中だった。チームメイトのレイスがそう言い置いて俺たちがみているのとは反対方向の監視に向かってくれる。その背中を見送ってから視線を戻すと、横にいた気配がもぞりと動く。
チラリと横目で見やるとセンチネルにつけたスコープを真剣に覗く横顔。凛々しい眉毛、吊り上がり気味の細い目。すっきりと通った鼻筋に分厚い唇。
(んっ……カッコい……)
ごくりと生唾を飲み込む。いつもあの目に見つめられて、あの唇に愛を囁かれてキスをされているのかと思うとドキドキしてくる。
一生休日
DONE仕事中に寝ちゃったクリプトと一緒に寝るオクタン君と昼下がり缶詰するほどではないが仕事が立て込んでいるクリプトと見守るオクタン
※最初の一瞬だけクリプト視点で後はオクタン視点
----------
side C
(だめだ、少しだけ寝よう)
集中力が切れて、ワークチェアの背もたれに勢いよく凭れる。目頭を抑えると目から頭の奥へと疲れが鈍く響く。
忙しい。受けた依頼が立て込んでしまって、余裕がない。缶詰して徹夜しなければならないほどではないにしろ食事やトイレ、睡眠以外はほとんど仕事に持っていかれている。ワークチェアの背もたれを倒して、深く息を吐くとチェアに体が沈んでいく感覚がする。そのまま深呼吸をゆっくり続けていると意識は闇に溶けていった。
side O
リビングで雑誌をパラパラ捲っていたが、ふいにクリプトの部屋から聞こえていたタイピング音が止まっていることに気がついた。休憩に入ったのだろうか。振り返って閉じたドアを見つめていたが、何の物音もしない。そっと近づいてドアに耳を当ててみる。
1300※最初の一瞬だけクリプト視点で後はオクタン視点
----------
side C
(だめだ、少しだけ寝よう)
集中力が切れて、ワークチェアの背もたれに勢いよく凭れる。目頭を抑えると目から頭の奥へと疲れが鈍く響く。
忙しい。受けた依頼が立て込んでしまって、余裕がない。缶詰して徹夜しなければならないほどではないにしろ食事やトイレ、睡眠以外はほとんど仕事に持っていかれている。ワークチェアの背もたれを倒して、深く息を吐くとチェアに体が沈んでいく感覚がする。そのまま深呼吸をゆっくり続けていると意識は闇に溶けていった。
side O
リビングで雑誌をパラパラ捲っていたが、ふいにクリプトの部屋から聞こえていたタイピング音が止まっていることに気がついた。休憩に入ったのだろうか。振り返って閉じたドアを見つめていたが、何の物音もしない。そっと近づいてドアに耳を当ててみる。
一生休日
DONE雨続きで散歩に行けなくてご機嫌斜めのチーターとそれに付き合うハイプ雨の日ハイプビースト×ワイルドスピード。ハイプの描写はないのでそっちはお好みで。
----------
「……」
どんよりした鉛色の空から雨がしとしとと降る外を恨めしげに見つながら、オクタンはベランダに繋がる窓に凭れ掛かっていた。
「散歩は無理だぞ」
「ー」
ソファでハックの手入れをしていたクリプトが目もくれずに言えば、不満げな声を漏らして長い尻尾をピシッピシッと床に叩きつけるオクタン。
ここ数日天気が悪く、日課の散歩ができてないことも尚更ストレスを増加させている原因だろう。連れて行ってやりたい気持ちは山々だがと思いつつも、傘をさすのも嫌い、合羽を着るのも嫌い、雨に濡れるのも嫌いとくれば「行かない」選択肢以外に取れるものはない。
1339----------
「……」
どんよりした鉛色の空から雨がしとしとと降る外を恨めしげに見つながら、オクタンはベランダに繋がる窓に凭れ掛かっていた。
「散歩は無理だぞ」
「ー」
ソファでハックの手入れをしていたクリプトが目もくれずに言えば、不満げな声を漏らして長い尻尾をピシッピシッと床に叩きつけるオクタン。
ここ数日天気が悪く、日課の散歩ができてないことも尚更ストレスを増加させている原因だろう。連れて行ってやりたい気持ちは山々だがと思いつつも、傘をさすのも嫌い、合羽を着るのも嫌い、雨に濡れるのも嫌いとくれば「行かない」選択肢以外に取れるものはない。
一生休日
DONE缶詰で仕事してたハイプと珍しく一人で起きたチーターの話包まれたい※ハイプビースト×ワイルドスピード
※ワイスピが「みゃーみゃー」鳴くので注意
----------
朝自然と目が覚めて、時計を見れば起こされる時間はとうに過ぎていた。ごろんと寝返りを打てば、珍しく寝息を立てたままの恋人。
(あぁ、仕事一段落して…、疲れてんだよな)
ここ数日仕事部屋に缶詰状態だったことを思い出す。ようやく昨日それも終わって、そのまま寝たがったのを何とか風呂に入らせたんだった。久々の休みだゆっくりさせてやろう。
ベッドの中でぐぐっと伸びをして、起こさないようにそっと出る。顔を洗って歯を磨いて、キッチンでオレンジジュースをグラスに入れてリビングのソファで落ち着けば、差し込む太陽の光が眩しい。
ちびちびとオレンジジュースを啜りながら、テレビのリモコンに手を伸ばそうとしてやめた。
2541※ワイスピが「みゃーみゃー」鳴くので注意
----------
朝自然と目が覚めて、時計を見れば起こされる時間はとうに過ぎていた。ごろんと寝返りを打てば、珍しく寝息を立てたままの恋人。
(あぁ、仕事一段落して…、疲れてんだよな)
ここ数日仕事部屋に缶詰状態だったことを思い出す。ようやく昨日それも終わって、そのまま寝たがったのを何とか風呂に入らせたんだった。久々の休みだゆっくりさせてやろう。
ベッドの中でぐぐっと伸びをして、起こさないようにそっと出る。顔を洗って歯を磨いて、キッチンでオレンジジュースをグラスに入れてリビングのソファで落ち着けば、差し込む太陽の光が眩しい。
ちびちびとオレンジジュースを啜りながら、テレビのリモコンに手を伸ばそうとしてやめた。
一生休日
DONEバナーネタ。喧嘩する間も無くイチャイチャ。序盤は喧嘩Verと一緒やっぱり君がいちばん-即イチャVer-※新城さんの例のバナーネタ その2(序盤は一緒)
----------
「いやーお姫様抱っことか初体験だったぜJaja!!」
新レジェンド・ニューキャッスル。彼を囲んでワイワイとしている最中、離れてその様子を眺めていた。無論、俺以外にも距離を置いて静観しているものはいるが、だからと言って静観者同士で話すこともなく、各々が時間を潰している。
騒ぐ輪の中から聞こえてきたのは恋人の声。
(初体験……)
そのワードに少しだけ心がザラつく。みっともない嫉妬心が首をもたげてしまいそうになって、深呼吸して無理矢理心を落ち着けようとしても、大して意味を成さない。
こちらの葛藤も露知らず、オクタンは件のバナーを撮影した時の話をしている。そのうち誰が言い出したか、オクタンを姫抱きできるかどうかで言い合いになり、試した方が手っ取り早いとオクタンお姫様抱っこチャレンジが始まってしまっていた。
1697----------
「いやーお姫様抱っことか初体験だったぜJaja!!」
新レジェンド・ニューキャッスル。彼を囲んでワイワイとしている最中、離れてその様子を眺めていた。無論、俺以外にも距離を置いて静観しているものはいるが、だからと言って静観者同士で話すこともなく、各々が時間を潰している。
騒ぐ輪の中から聞こえてきたのは恋人の声。
(初体験……)
そのワードに少しだけ心がザラつく。みっともない嫉妬心が首をもたげてしまいそうになって、深呼吸して無理矢理心を落ち着けようとしても、大して意味を成さない。
こちらの葛藤も露知らず、オクタンは件のバナーを撮影した時の話をしている。そのうち誰が言い出したか、オクタンを姫抱きできるかどうかで言い合いになり、試した方が手っ取り早いとオクタンお姫様抱っこチャレンジが始まってしまっていた。
一生休日
DONEバナーネタで、ちょっとだけ喧嘩してからいちゃいちゃしてもらったやっぱり君がいちばん-ちょっとだけ喧嘩Ver-※新城さんの例のバナーネタ。
----------
「いやーお姫様抱っことか初体験だったぜJaja!!」
新レジェンド・ニューキャッスル。彼を囲んでワイワイとしている最中、離れてその様子を眺めていた。無論、俺以外にも距離を置いて静観しているものはいるが、だからと言って静観者同士で話すこともなく、各々が時間を潰している。
騒ぐ輪の中から聞こえてきたのは恋人の声。
(初体験……)
そのワードに少しだけ心がザラつく。みっともない嫉妬心が首をもたげてしまいそうになって、深呼吸して無理矢理心を落ち着けようとしても、大して意味を成さない。
こちらの葛藤も露知らず、オクタンは件のバナーを撮影した時の話をしている。そのうち誰が言い出したか、オクタンを姫抱きできるかどうかで言い合いになり、試した方が手っ取り早いとオクタンお姫様抱っこチャレンジが始まってしまっていた。
2652----------
「いやーお姫様抱っことか初体験だったぜJaja!!」
新レジェンド・ニューキャッスル。彼を囲んでワイワイとしている最中、離れてその様子を眺めていた。無論、俺以外にも距離を置いて静観しているものはいるが、だからと言って静観者同士で話すこともなく、各々が時間を潰している。
騒ぐ輪の中から聞こえてきたのは恋人の声。
(初体験……)
そのワードに少しだけ心がザラつく。みっともない嫉妬心が首をもたげてしまいそうになって、深呼吸して無理矢理心を落ち着けようとしても、大して意味を成さない。
こちらの葛藤も露知らず、オクタンは件のバナーを撮影した時の話をしている。そのうち誰が言い出したか、オクタンを姫抱きできるかどうかで言い合いになり、試した方が手っ取り早いとオクタンお姫様抱っこチャレンジが始まってしまっていた。
一生休日
DONE童貞クリプトとえっちなオクタン味はわからなかった。※付き合い始めてすぐ
※クリプトはまだ童貞
※エロはない
----------
ふんわりと鼻腔を擽るいい匂いで目が覚めた。重たい瞼を開けると、日差しはすでに高い。どうやら寝過ぎたらしい。
(昨日は……仕事が終わってそれから……)
溜まっていた仕事を漸く片付けて、オクタンに「終わった」とメッセージを入れたらすぐ飛んできてくれたんだっけか。途中で買ってきてくれた飯を二人で食って、俺はシャワーを浴びて、ソファであれこれ話をして……ああ、その後俺が眠気に負けそうになっているのを察してオクタンが「寝ようぜ」って。
(そのまま寝たのか)
腕を額に置いて反省する。仕事でしばらく放ったらかしにしていた恋人を呼び寄せたくせに、大して相手もせずに寝るなんて、経験のない俺でも酷い仕打ちだとわかる。
720※クリプトはまだ童貞
※エロはない
----------
ふんわりと鼻腔を擽るいい匂いで目が覚めた。重たい瞼を開けると、日差しはすでに高い。どうやら寝過ぎたらしい。
(昨日は……仕事が終わってそれから……)
溜まっていた仕事を漸く片付けて、オクタンに「終わった」とメッセージを入れたらすぐ飛んできてくれたんだっけか。途中で買ってきてくれた飯を二人で食って、俺はシャワーを浴びて、ソファであれこれ話をして……ああ、その後俺が眠気に負けそうになっているのを察してオクタンが「寝ようぜ」って。
(そのまま寝たのか)
腕を額に置いて反省する。仕事でしばらく放ったらかしにしていた恋人を呼び寄せたくせに、大して相手もせずに寝るなんて、経験のない俺でも酷い仕打ちだとわかる。
一生休日
DONE早朝にベッドで目覚めるプトオク朝、君を思えば「……ん」
深海から海面へと浮き上がるように意識が浮上する。薄く目を開ければカーテンの隙間から朝日が白く差し込んでいた。
目に日差しが入らないように体の向きを変えれば、眼前にすぅすぅと寝息を立てる恋人がいる。
(まつ毛なが…)
肌が白いから、まつ毛の一本一本がよく見える。
(クマできてる。疲れてんのかな)
最近仕事が忙しかったみたいだし、今日はゆっくりさせてやろう。飯は俺が全部作ってーーー昼はどこか行ってもいいし、デリバリーで済ませるのもアリーーー折角だからマッサージもしてやろう、普段甘やかしてもらってる分お返ししないとな。
年上の男を捕まえて甘やかす計画をあれこれ立てていると、クリプトのまぶたがピクリと動いてまつ毛が震える。
763深海から海面へと浮き上がるように意識が浮上する。薄く目を開ければカーテンの隙間から朝日が白く差し込んでいた。
目に日差しが入らないように体の向きを変えれば、眼前にすぅすぅと寝息を立てる恋人がいる。
(まつ毛なが…)
肌が白いから、まつ毛の一本一本がよく見える。
(クマできてる。疲れてんのかな)
最近仕事が忙しかったみたいだし、今日はゆっくりさせてやろう。飯は俺が全部作ってーーー昼はどこか行ってもいいし、デリバリーで済ませるのもアリーーー折角だからマッサージもしてやろう、普段甘やかしてもらってる分お返ししないとな。
年上の男を捕まえて甘やかす計画をあれこれ立てていると、クリプトのまぶたがピクリと動いてまつ毛が震える。
hgRmPh_p09
MOURNING0721の日ネタです。オナニーという名のテレフォンセックスです。
ごめんなさい。
(オナニーみたいなもんだよね?うんうん)
脳死で書き殴った校正も何もしてない乱文なので、
頭を空っぽにして読んでください。
久々にエロを書けて楽しかったです。
パスワード:プトとオクの年齢を足し算 4316
K_8WA
DONEハイプトオク『再会は正午、ターミナルで』https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17529969
これの続きとして書いたものです。恋人同士で同棲中のふたり。蛇足かもと思いつつ、ハイプトの感情も書いてみたくなって書いちゃいました。校正前で読みにくいと思いますが、楽しんでもらえたら嬉しいです! 6859
ry_blah
MEMO昔からオクのファンだったテジュンが後々クリプトになってオクと付き合ったのを知るモブの短いお話。喫茶店の店員視点です。SFTOに見事感化されました、オクタビオ本当に可愛い愛している。
喫茶店のプトオク「いらっしゃいませー」
「ブラックコーヒーを…」
「かしこまりました」
私が働いている喫茶店には、毎日のように足を運んでくださる常連さんが沢山いる。小言を言い合いながらも決まって同じものを頼むおしどり夫婦。何々君が何々ちゃんを好きらしいなんてありがちな学校のゴシップで盛り上がるティーンの女の子たち。
良く言えば古き良き、悪く言えば少し古めかしいこの喫茶店。めったに顔を出さないマスターが営むここには、大勢の人たちが目まぐるしい日常から一時の憩いを求めてやってくる。
そして週に一、二回、必ずブラックコーヒーを頼んでは数時間ぶっ通しでノートパソコンに向かっているこの男性もそう。一度も色を入れたことがないだろう艶やかな黒髪の七三分け、真面目な黒縁眼鏡と青いよれよれのネクタイ。いつも難しい顔をしながら、私には何が何だかわからない文字や数字で埋め尽くされた画面と向き合っている。
2521「ブラックコーヒーを…」
「かしこまりました」
私が働いている喫茶店には、毎日のように足を運んでくださる常連さんが沢山いる。小言を言い合いながらも決まって同じものを頼むおしどり夫婦。何々君が何々ちゃんを好きらしいなんてありがちな学校のゴシップで盛り上がるティーンの女の子たち。
良く言えば古き良き、悪く言えば少し古めかしいこの喫茶店。めったに顔を出さないマスターが営むここには、大勢の人たちが目まぐるしい日常から一時の憩いを求めてやってくる。
そして週に一、二回、必ずブラックコーヒーを頼んでは数時間ぶっ通しでノートパソコンに向かっているこの男性もそう。一度も色を入れたことがないだろう艶やかな黒髪の七三分け、真面目な黒縁眼鏡と青いよれよれのネクタイ。いつも難しい顔をしながら、私には何が何だかわからない文字や数字で埋め尽くされた画面と向き合っている。
ry_blah
MEMOバーテン🍸オクシリーズ第二弾。真夜オクです。オクの見た目は一応ファスファイメージ。オクが年取っておじいさんになってる描写があるのでご注意を。死ネタ?だけどハピエンです。人外プトは色んな解釈できるから楽しいですね😮💨💞
叶わない恋の代わりに完全なる愛をくださいはじめてオクタビオに出会ったのは、タリンから出港した客船の上だった。時折アルコールが恋しくなり、人間の姿をして船の中に紛れ込んではバーやラウンジで酒を嗜むという人間の真似事に興じていた。人間の価値観でいう“金持ち”ばかりを乗せた豪華客船であれば、酒を含む船内の飲食物はすべて金がかからない。人間の貨幣を持たない私でも、怪しまれることなく好きなだけ酒を楽しめた。
その日も気まぐれに頭上の海面をのっそりと横切っていく船に目をつけ、人目を憚り乗船した。いつもどおり酒を求めてふらりと立ち寄ったバーのカウンターに立っていたのがオクタビオだった。優雅な手つきでシェイカーを振り、出てくるカクテルはみな宝石のように美しい。
3960その日も気まぐれに頭上の海面をのっそりと横切っていく船に目をつけ、人目を憚り乗船した。いつもどおり酒を求めてふらりと立ち寄ったバーのカウンターに立っていたのがオクタビオだった。優雅な手つきでシェイカーを振り、出てくるカクテルはみな宝石のように美しい。
ry_blah
DOODLEレジェンドがTwitterやってたら。盛大なる捏造。プオは付き合ってるし一緒に住んでる。諸々の理由で保存等ご遠慮ください!やたらリアルに作れるアプリ見つけて夜中にニヤニヤしちゃった🤦🏻♀️ 5