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DONEエアスケブ挙式でお姫様抱っこしてるドマちゃん🥹❤️❤️
照れ笑いのけんちんと、サプライズにちょっと感動しちゃうまいきを目指してみました!
それにしてもしっかり抱ける体格差……尊🤦♀️✨
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まこ様 https://www.pixiv.net/users/22383385/novels
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fukuske5050
REHABILIエマちゃんとマがいちごを煮てるだけ途中からなにを書いているのか…🤔自分でできない料理ネタはもう二度と手を出さないと決めました…
ちょこっとドラマイドラ
いちご リズミカルな鼻歌が台所から聞こえてくる。最近エマがよく聞いている曲だ。歌詞のここが好きだとか声がいいだとか。それは何度も何度も聞かされた。気にいった同じ部分を繰り返し耳にしているうちにいつの間にか覚えてしまっていたけれど、万次郎が知っているのはエマによって切り取られたその部分だけ。そういえばそれが誰のなんという曲なのかさえ知らないことに気がついた。
鼻をくすぐる甘い匂いに誘われて万次郎は台所を覗き込む。流し台に立つエマの後ろ姿は変わらず同じフレーズを繰り返す。リズムに合わせて手慣れた手つきで調理するエマは様子を伺う万次郎に気づかない。
食卓には大ぶりなボウルを真ん中に幾つか皿が置かれている。1番大きいものには砂糖をまぶした大量の苺。万次郎も昨晩ヘタを取るのを手伝わされた。潰さないで、傷つけないで、とうるさく言われながら手伝って、ぽいと口にほおりこんだたったひとつにこっぴどく叱られた。水にさらしただけの苺をサクリと噛めば口の中は初夏の味がする。
4446鼻をくすぐる甘い匂いに誘われて万次郎は台所を覗き込む。流し台に立つエマの後ろ姿は変わらず同じフレーズを繰り返す。リズムに合わせて手慣れた手つきで調理するエマは様子を伺う万次郎に気づかない。
食卓には大ぶりなボウルを真ん中に幾つか皿が置かれている。1番大きいものには砂糖をまぶした大量の苺。万次郎も昨晩ヘタを取るのを手伝わされた。潰さないで、傷つけないで、とうるさく言われながら手伝って、ぽいと口にほおりこんだたったひとつにこっぴどく叱られた。水にさらしただけの苺をサクリと噛めば口の中は初夏の味がする。
fukuske5050
MOURNINGミツヤ見舞ったあとマのところ帰ったんだよね😭という妄想…やっぱりちょっと悲しかったのかも💦黒い衝動のまま支離滅裂な妄想…😰書き逃げ~🏃
ドラマイ/マイドラ
不機嫌を隠しもせずに万次郎はドカリとベッドに腰を下ろす。据えた目でうつむくその背にはありありと険難が張り付いている。
「ヘソ曲げてんじゃねぇよ」
万次郎の険に思い当たるのか、向けられた背の頑なに男は苦笑する。その気配を感じながらも万次郎は振り向かない。
「ケンチン、ミツヤが気になるんだろ」
ほんの一時。男は万次郎の傍らから離れた。それが万次郎の密やかな臆病に刺さる棘になる。クチリ、万次郎の気弱を責める。
それが酷く滑稽なことは今さらだ。万次郎には男を責めることも、ましてや引き留めることも出来はしない。けれど許すことも出来ない。男は万次郎のものだからだ。万次郎だけのものだからだ。
「ちげーよ。…アイツの顔、見ておきたかっただけだ」
1487「ヘソ曲げてんじゃねぇよ」
万次郎の険に思い当たるのか、向けられた背の頑なに男は苦笑する。その気配を感じながらも万次郎は振り向かない。
「ケンチン、ミツヤが気になるんだろ」
ほんの一時。男は万次郎の傍らから離れた。それが万次郎の密やかな臆病に刺さる棘になる。クチリ、万次郎の気弱を責める。
それが酷く滑稽なことは今さらだ。万次郎には男を責めることも、ましてや引き留めることも出来はしない。けれど許すことも出来ない。男は万次郎のものだからだ。万次郎だけのものだからだ。
「ちげーよ。…アイツの顔、見ておきたかっただけだ」
fukuske5050
MOURNINGド誕のつもりで書き始めだけれども…😭下書き状態でだいぶ意味不明ですが…いろいろ無理だった⤵️⤵️ドがひとつ年を取るのはマが身を削って頑張った証、と思って書きました
やっと軌道に乗ったバイク屋の灯りが消えるのがは遅いのは毎晩のこと。営業時間を終えると共に店を営む相棒が先に店を出る。アイツは店にひとり残りデスクに向かい、辺りが暗くなった頃にやっとシャッターに鍵をかけて帰路へと向かう。
跨るのは丁寧なメンテナンスを繰り返した昔と変わらない愛機。同じ商店街で挨拶ついでに総菜を買うか、遅くまで開いているスーパーで買い物をして帰るのが日課。渋谷の繁華街にある実家を出て、安アパートにひとり移り住んでからは一層堅実に生きている。
けれどその日だけは閉店作業を終えると早々に店を出る。少しばかり遠回りをして、昔なじみの店で懐かしい味の甘味を2つ。時代に合わせるように改装した小洒落た店構えと女性向のメニュー。いかついツナギ姿の男がひとり、不釣り合いな店に入れば一斉に注目を浴びて少しばかり肩身が狭い。遠慮がちに店員に声をかけると、店員は古参なのか訳知り顔で表情を崩すと店の奥に声をかける。かけられた声にぱたぱたと小走りに姿を現したのは母親のような年代の店の主だ。にこやかに目じりの皺を緩ませて、小さな茶色の包みをアイツに手渡した。
2403跨るのは丁寧なメンテナンスを繰り返した昔と変わらない愛機。同じ商店街で挨拶ついでに総菜を買うか、遅くまで開いているスーパーで買い物をして帰るのが日課。渋谷の繁華街にある実家を出て、安アパートにひとり移り住んでからは一層堅実に生きている。
けれどその日だけは閉店作業を終えると早々に店を出る。少しばかり遠回りをして、昔なじみの店で懐かしい味の甘味を2つ。時代に合わせるように改装した小洒落た店構えと女性向のメニュー。いかついツナギ姿の男がひとり、不釣り合いな店に入れば一斉に注目を浴びて少しばかり肩身が狭い。遠慮がちに店員に声をかけると、店員は古参なのか訳知り顔で表情を崩すと店の奥に声をかける。かけられた声にぱたぱたと小走りに姿を現したのは母親のような年代の店の主だ。にこやかに目じりの皺を緩ませて、小さな茶色の包みをアイツに手渡した。
tm_dmbf
MAIKING【ドラマイ】ワンドロお題「フリー」で書いた、正道さんと同じフロントの格好をしたケンチンにムラムラしちゃうマイキーの話。に、加筆したもの。
この後Rになるんだけど着衣感が無くなってしまったのでどうしようか迷ってるところ。 1997
fukuske5050
MOURNING27巻のドの葬式でしゃがみこんでた後ろ姿はマサウェ-さんですよねって思って書いた黒い衝動ドマド前提 ド⬅️マサウェ-さん
💣️マサウェ-さんが大好き…💕💣️ほんとだよ…😢
きたない こい どうも病院というところは居心地がよろしくない。幸い頑丈にできたからだをそこそこ無難にやってきた正道は、これまで大きな病気をしたことがない。病院なんてものに世話になったのは大むかしに歯医者に通ったことと、ひとりきりで子を産むのだと腹をくくった嬢に付き添った時ぐらいのことだ。
ひとりきりで赤ん坊を生んだ嬢は母親にはならなかった。こんなことになるんじゃないか。そうどこかで予感していなかったかといえば嘘になる。けれどまさかその赤ん坊を自分が育てることになろうとは。流石にそれは想像すらしていなかった。どうしてそんなことになったのかなんて、今でも正道にはわからない。それがわかることなんて、この先もきっとない。
3158ひとりきりで赤ん坊を生んだ嬢は母親にはならなかった。こんなことになるんじゃないか。そうどこかで予感していなかったかといえば嘘になる。けれどまさかその赤ん坊を自分が育てることになろうとは。流石にそれは想像すらしていなかった。どうしてそんなことになったのかなんて、今でも正道にはわからない。それがわかることなんて、この先もきっとない。
fukuske5050
MAIKINGまとまりませんでした…挫折…😫😫😫いろいろ適当…😭
梵マとさくらの話
ドラマイ マイドラ …まで行き着かない…
いったいどうしてこんなことになったのか、未だにもって腑に落ちない。追い立てられるように最低限の身支度をして最低限のメンバーで足を踏み入れたのは、情報もヒトの目も届かない山奥の崩れかけた旧館だ。
壊れ傾く鉄の門をくぐればその先には蔦の這う古ぼけた館が見える。門の先へと促す石畳は乱れ所々に穴が空き、砂利と雑草にまみれている。車を降りて踏みしめた古い敷石がぱしりとなる。まるで行く先を拒むように思え、歩みを止めれば咎めるようにぱしりと鳴って、意を決して先を進めばやはりぱしりぱしりと鳴って足元を急かす。
動きを見張る気配にぞわり背筋が震えた九井の歩みが止まる。それに気が付いたのは、ひとつ前を歩く鶴蝶だ。「どうした」と九井を窺ってくる。鶴蝶の低い声にはっとして、窄めた肩の強張りが解けて九井に冷静が帰ってくる。
6561壊れ傾く鉄の門をくぐればその先には蔦の這う古ぼけた館が見える。門の先へと促す石畳は乱れ所々に穴が空き、砂利と雑草にまみれている。車を降りて踏みしめた古い敷石がぱしりとなる。まるで行く先を拒むように思え、歩みを止めれば咎めるようにぱしりと鳴って、意を決して先を進めばやはりぱしりぱしりと鳴って足元を急かす。
動きを見張る気配にぞわり背筋が震えた九井の歩みが止まる。それに気が付いたのは、ひとつ前を歩く鶴蝶だ。「どうした」と九井を窺ってくる。鶴蝶の低い声にはっとして、窄めた肩の強張りが解けて九井に冷静が帰ってくる。
bfytaso
INFO豪華ゲスト様によるドマのエッチが最高にハッピーなのでぜひぜひご覧ください❣️【ドラマイ】新刊案内『ドラマイとモブ大家さん』R18
龍♥寺堅×佐野万♥郎←👀モブ大家さん
◆とらのあな🐯
↓
https://ec.toranoana.jp/joshi_r/ec/item/04003097
愛の巣(狭くて壁の薄いアパート)で同棲中のドラマイと大家さんのハッピーラブコメディ総集編! 7
fukuske5050
MOURNING枯れ木過ぎるけど参加したい☺️💦自分で思うところ、一番明るめのドラマイ(仮)
元ネタはナムコのあれ…
🐉+🔑+🎋
バチバチ「なんだかマイキーくんみたいですよね?」
放課後に寄ったゲームセンターの帰り道。万次郎と堅と武道は互いの戦利品を見比べて、堅の戦利品への武道の感想がそれだった。
武道の言葉に、堅は小脇に抱えていたそれをひょいと両手で視線の高さまで持ち上げて、まじまじと向かい合う。片手で持つには少しばかり大きめな、おなかにサラシを巻いたつぶらな目をしたピンクのウサギ。言われてみれば確かにな。「オマエ、小さいマイキーか」なんて堅はウサギに向かって話しかけ、妙に納得したように笑う。
「まぁマイキーだし、小さいか」
そうウサギに向かう軽口も、マイキーだと思えてしまえばこそ声音は甘い。
鼻にかかった語尾が少し甘たるい、それは万次郎にだけ向けられる特別な糖度。なのに堅はそれをやすやすとウサギの万次郎に向ける。そんなやり取りを横目に万次郎は甚だもって面白くない。堅に抱き上げらえたウサギをじいっと見つめて不満げだ。
2596放課後に寄ったゲームセンターの帰り道。万次郎と堅と武道は互いの戦利品を見比べて、堅の戦利品への武道の感想がそれだった。
武道の言葉に、堅は小脇に抱えていたそれをひょいと両手で視線の高さまで持ち上げて、まじまじと向かい合う。片手で持つには少しばかり大きめな、おなかにサラシを巻いたつぶらな目をしたピンクのウサギ。言われてみれば確かにな。「オマエ、小さいマイキーか」なんて堅はウサギに向かって話しかけ、妙に納得したように笑う。
「まぁマイキーだし、小さいか」
そうウサギに向かう軽口も、マイキーだと思えてしまえばこそ声音は甘い。
鼻にかかった語尾が少し甘たるい、それは万次郎にだけ向けられる特別な糖度。なのに堅はそれをやすやすとウサギの万次郎に向ける。そんなやり取りを横目に万次郎は甚だもって面白くない。堅に抱き上げらえたウサギをじいっと見つめて不満げだ。
fukuske5050
MOURNINGムビリべのイメージでふんわり書いてます。ヨナカーンは愛を拒む これはもう処分してしまわないとならないな。気にいった靴だったのだが仕方がない。稀咲は自分の足元を忌々しく見下ろした。
長く隠し持っていた感情そのままに蹴り上げたそれは、今や稀咲の足元にごろりと無力に横たわる。足元に転がる醜悪を憎々しくも見下ろして、くいと視線ひとつでそれの行き先を促すと、これが最後だとでも言うように稀咲は吐き捨てた。
「さぁ、最後の茶番です。しっかりと努めてくださいよ、ドラケンくん」
◇
拒むことは許さない。背に回された手が佐野を扉の前に促して逃さない。向かい合った鉄の扉は佐野のためにギイイイと耳障りな音をあげて開かれた。その音が悲鳴のように聞こえたのはどうしてだろう。立ちつくす佐野に、こちらですよ、とくすぐるような低音が囁いた。
2728長く隠し持っていた感情そのままに蹴り上げたそれは、今や稀咲の足元にごろりと無力に横たわる。足元に転がる醜悪を憎々しくも見下ろして、くいと視線ひとつでそれの行き先を促すと、これが最後だとでも言うように稀咲は吐き捨てた。
「さぁ、最後の茶番です。しっかりと努めてくださいよ、ドラケンくん」
◇
拒むことは許さない。背に回された手が佐野を扉の前に促して逃さない。向かい合った鉄の扉は佐野のためにギイイイと耳障りな音をあげて開かれた。その音が悲鳴のように聞こえたのはどうしてだろう。立ちつくす佐野に、こちらですよ、とくすぐるような低音が囁いた。
fukuske5050
MOURNING観覧車に乗るバイク屋ドと関マイメージでふわっと書いてます🙂色々捏造🙂
誤字直して再投稿してます🙇
ドラマイ/マイドラ(どっちにもなっていないよ!)
7月の観覧車 雨が降っていた。7月なのにサァサァと降る雨は冷たくて、顔にあたる雨粒が大きくて。睫毛に跳ねた雫が頬を伝って流れて落ちる。冷たい。冷たくて冷たくて、ぶるりと背筋が冷える。
なんでこんなに冷たいんだ。なんでこんな雨の中で、オレは、
「すまねぇ、遅くなった…!」
聞き覚えのある声に万次郎は振り返る。そこにいたのは雨に濡れた黒いツナギ姿の堅だった。
「…ケンチン…?」
「なんだよ、オマエ、傘くらい差せよ」
言って堅は立ち尽くす万次郎の隣に駆け寄って、ホラ、と万次郎に向けて傘を広げてみせる。堅の手には傘は1本。その傘は万次郎のためのもので自分は雨に濡れていた。そのくせ大事そうに万次郎の頭の上に傘を差す。そんな男だった。
3341なんでこんなに冷たいんだ。なんでこんな雨の中で、オレは、
「すまねぇ、遅くなった…!」
聞き覚えのある声に万次郎は振り返る。そこにいたのは雨に濡れた黒いツナギ姿の堅だった。
「…ケンチン…?」
「なんだよ、オマエ、傘くらい差せよ」
言って堅は立ち尽くす万次郎の隣に駆け寄って、ホラ、と万次郎に向けて傘を広げてみせる。堅の手には傘は1本。その傘は万次郎のためのもので自分は雨に濡れていた。そのくせ大事そうに万次郎の頭の上に傘を差す。そんな男だった。
fukuske5050
MAIKINGバイク屋ドと梵マワンドロであげたお題「春」の元のヤツ。書いてたら楽しくなったので、できたら最後まで書けたらいいな…😖
ドラマイ/マイドラ(どっちにもなっていないよ!)
春待ち(続きを書く!)11 :
「オマエが過去を捨てる覚悟があるんならそいつを解放してやろうじゃねえか」
この国で起こる凶悪と肩書のつく犯罪の背後には必ずといっていいほど関わりをチラつかせる犯罪組織「梵天」。その組織の相談役という肩書を持つ男の言葉が果たしてどれほどまでに信用できるものなのか。龍宮寺は目の前のソファに深く座る男の顔を睨みつけた。
両手をひとまとめに後ろ手に捕らえられ、コンクリの床に乱暴に投げ出された。床にこすった頬を拾われて、顎を掴まれ、力任せに顔を持ち上げられた。猿轡を噛まされた口元に自由はない。ふうふうと荒い呼吸がせいぜいだ。流した血液が眼球に滲んで視界が霞む。
皮張りのソファにどかりと腰を下ろして値踏みするような目を向ける男の顔には特徴的な大きな傷。やつれ険のある眼差しは記憶にあるそれとは大きく異なってはいたが、龍宮寺がそれに驚くことはない。
4026「オマエが過去を捨てる覚悟があるんならそいつを解放してやろうじゃねえか」
この国で起こる凶悪と肩書のつく犯罪の背後には必ずといっていいほど関わりをチラつかせる犯罪組織「梵天」。その組織の相談役という肩書を持つ男の言葉が果たしてどれほどまでに信用できるものなのか。龍宮寺は目の前のソファに深く座る男の顔を睨みつけた。
両手をひとまとめに後ろ手に捕らえられ、コンクリの床に乱暴に投げ出された。床にこすった頬を拾われて、顎を掴まれ、力任せに顔を持ち上げられた。猿轡を噛まされた口元に自由はない。ふうふうと荒い呼吸がせいぜいだ。流した血液が眼球に滲んで視界が霞む。
皮張りのソファにどかりと腰を下ろして値踏みするような目を向ける男の顔には特徴的な大きな傷。やつれ険のある眼差しは記憶にあるそれとは大きく異なってはいたが、龍宮寺がそれに驚くことはない。
fukuske5050
MOURNING大幅に遅刻して大幅に湾曲してるのでタグなしで気持ちだけ参加させてください…😣ドラマイ/マイドラ
お題「我儘」
我儘 約束の時間が過ぎていることはわかっていた。それでもまだ、アイツは待っているだろうか。待っていてくれるだろうか。強面の見かけに反してなにごとにも誠実なアイツのことだ。現れないオレに愛想を尽かして帰ってしまっているだろうか。ため息をつきながら、それでも、まだ待っているだろうか。
やっと来たか。溜息まじりの声を思い出す。眉を潜めてしかたがねぇなという顔をして、心地良い沁み通る声でオレを呼ぶ。
あの声があの囁きがあの息遣いが忘れられないはずなのに。シナプスの奥をゆらりと不安げに揺れ、ぷかり浮かび現れるのは、宙を切り割く殺傷音と腹を突き刺し厚い肉を抉る重い感触と、硬い骨を砕く音。
なんどでも頭の中を腐食し劣化した残像がフラッシュバックする。鼓膜を突き抜け弾半規管をざわりと撫でる閃光が一緒くたに混ざり合って嘲笑い、アイツの輪郭をかき消していく。
2612やっと来たか。溜息まじりの声を思い出す。眉を潜めてしかたがねぇなという顔をして、心地良い沁み通る声でオレを呼ぶ。
あの声があの囁きがあの息遣いが忘れられないはずなのに。シナプスの奥をゆらりと不安げに揺れ、ぷかり浮かび現れるのは、宙を切り割く殺傷音と腹を突き刺し厚い肉を抉る重い感触と、硬い骨を砕く音。
なんどでも頭の中を腐食し劣化した残像がフラッシュバックする。鼓膜を突き抜け弾半規管をざわりと撫でる閃光が一緒くたに混ざり合って嘲笑い、アイツの輪郭をかき消していく。
fukuske5050
MOURNINGバイク屋ドと関マ🙏再投稿ほんとにごめんなさい😔
🙏いろいろホントに捏造😔🙏いろいろホントに適当😔なんでもどんとこいな方向け…
ドラマイ/マイドラ …のつもり
金の音、銀の音 目が覚めた時に最初に目に入ったのは意外にも真っ白い天井を背にした九井のしかめっ面だった。ぐるりと視界を巡らせれば、どうにも見慣れない部屋は天獄でも地獄でもなさそうだ。苦虫を噛み潰したような険しい顔で九井は「よう」と短い言葉を絞り出し、オレの枕元から立ち上がりベッドの先にあるソファに視線を投げる。
「ボス」
耳に届いたそのひとことに全身が震える。口元を覆うマスクが酷く息苦しい。乾いた甘辛い味が腹の底から滲み出してせり上がって喉を焼く。腹は鉛でも飲み込んだようにずしりと重い。力の入らない腕も足も管につながれて、身動きどころか指のひとつも自分の意志では動かせない。
霞む視界の遠くで小柄な黒い影が九井の声に反応して飛び上がるようにして立ち上がる。なのに影は顔を背けるように横を向いて俯いたままだ。もういちど投げられた九井の声に、ひどく迷った末にためらいがちに顔を上げたのは。
9600「ボス」
耳に届いたそのひとことに全身が震える。口元を覆うマスクが酷く息苦しい。乾いた甘辛い味が腹の底から滲み出してせり上がって喉を焼く。腹は鉛でも飲み込んだようにずしりと重い。力の入らない腕も足も管につながれて、身動きどころか指のひとつも自分の意志では動かせない。
霞む視界の遠くで小柄な黒い影が九井の声に反応して飛び上がるようにして立ち上がる。なのに影は顔を背けるように横を向いて俯いたままだ。もういちど投げられた九井の声に、ひどく迷った末にためらいがちに顔を上げたのは。
fukuske5050
MOURNINGワンライに参加したくて書いていたものです…243話の感想みたいなつもりで書きました
本誌更新前にUPが目標だったのでいろいろ荒目です
ドラマイ/マイドラ
お題「早朝」
あさ 見上げた夜はもう自分の知るそれとは異なって見えた。見知ったはずの風景も、ほんの少し足が遠のいた間にここはもうお前の街ではないのだと様変わりする。確かにもうこの街には用はない。アイツがこの街から消えたと同時にこの場所の意味は、もう消え去った。
深夜であればこの街の空には上へ上へと向かう細長いビルが蛍光色のネオンを競う。赤、ピンク、橙、青、緑、紫、白。並ぶネオンの中でひとつだけ、なんどもなんども足を運び、過ごした日々が頭の隅でもやりと霞む。追いやるように目を細めれば、最後の抵抗なのだと瞼のなかまで残像が追いかけてくる。
空が暗夜から薄あかりへと変わり始めるころにはあれほどに競いあったネオンもひとつふたつと灯りを消して、あたりは飾り気のない姿を現していく。ひとの気配が薄れるこの時間になると男の店も賑やかさが一掃されて静かなものだ。そのタイミングに合わせて男は決まってビルの裏階段から外に出る。目覚まし代わりの一服と朝食代わりの缶コーヒーを買うためだ。咥えタバコで非常階段にもたれるその姿に、その習慣は相変わらずなのだと、男が今も変わらず暮らしているのだと、思う。男が変わらずにいることに、消えることのないアイツのくぐもりが和らげばいい。
5000深夜であればこの街の空には上へ上へと向かう細長いビルが蛍光色のネオンを競う。赤、ピンク、橙、青、緑、紫、白。並ぶネオンの中でひとつだけ、なんどもなんども足を運び、過ごした日々が頭の隅でもやりと霞む。追いやるように目を細めれば、最後の抵抗なのだと瞼のなかまで残像が追いかけてくる。
空が暗夜から薄あかりへと変わり始めるころにはあれほどに競いあったネオンもひとつふたつと灯りを消して、あたりは飾り気のない姿を現していく。ひとの気配が薄れるこの時間になると男の店も賑やかさが一掃されて静かなものだ。そのタイミングに合わせて男は決まってビルの裏階段から外に出る。目覚まし代わりの一服と朝食代わりの缶コーヒーを買うためだ。咥えタバコで非常階段にもたれるその姿に、その習慣は相変わらずなのだと、男が今も変わらず暮らしているのだと、思う。男が変わらずにいることに、消えることのないアイツのくぐもりが和らげばいい。
tm_dmbf
MAIKING【ドラマイ】これは今書いてるばじふゆが無事に終わったら書けたらいいなと思ってるドマ🔞。
ずーっとえっちしてるだけの話になります。
ふざけて淫紋シールを貼ったら肌に溶けちゃったマとドの話。
22.04.15 本文追加
18歳以下閲覧禁止
pass:数字三文字 6567
ten_itsushino
MOURNINGドラマイ?不穏夢を見ている。
そう自覚したのは、防いだはずのドラケンくんの死の場面を見ていたからだった。
あの時、周りにいたはずのたくさんの不良達は、敵も見方も全ていなくなっていて、いるのはただ1人、佇むマイキーくんだけ。
彼は、誰かを抱えていた。
おそらく、小柄な少年。長めの金髪と裾長の黒い特服を着ている。
マイキーくんは膝を付くと、血を流して仰向けに倒れているドラケンくんの横に抱えていた少年を下ろした。少年は身動ぎをひとつして、ドラケンくんの服を握りしめて安心したように丸まって、そのまま息絶える。顕になったその顔は、今まで彼を抱えていた人の顔と同じものだった。
「これは葬式だよ」
いつの間にか背後にいたマイキーくんがそう零した。
1007そう自覚したのは、防いだはずのドラケンくんの死の場面を見ていたからだった。
あの時、周りにいたはずのたくさんの不良達は、敵も見方も全ていなくなっていて、いるのはただ1人、佇むマイキーくんだけ。
彼は、誰かを抱えていた。
おそらく、小柄な少年。長めの金髪と裾長の黒い特服を着ている。
マイキーくんは膝を付くと、血を流して仰向けに倒れているドラケンくんの横に抱えていた少年を下ろした。少年は身動ぎをひとつして、ドラケンくんの服を握りしめて安心したように丸まって、そのまま息絶える。顕になったその顔は、今まで彼を抱えていた人の顔と同じものだった。
「これは葬式だよ」
いつの間にか背後にいたマイキーくんがそう零した。
fukuske5050
MOURNING寝言ドラマイ/マイドラ(というかどっちにもなってない)
書き逃げ~
雪の日 集会のない夜は暇だ。しかも今日の予報は「夕方から雪」。予定のない放課後をどうするか、決まらないまま万次郎と堅は下駄箱までにたどり着いてしまった。カコンと軽い音をたてて万次郎は下駄箱から靴を取り出した。
「ほんとに降ってきやがった」
一足先に玄関先に出た堅の背中に万次郎は駆け寄った。空に向かって睨みを利かす堅の隣に並んでふわりと落ちてくる白い粉雪と眉を寄せる堅を見比べて、つい口元が緩む。
寒さに肩を窄める堅の隣で「ケンチン、見ろよー」と万次郎は粉雪が舞う空に向かって緩く白い息を吐く。ふたりで並んで見上げた空に白い息がふわりと浮かんで消える。ふわりふわりと白い結晶が舞う空を難しい顔をして睨む堅をこっそりと覗く。
2790「ほんとに降ってきやがった」
一足先に玄関先に出た堅の背中に万次郎は駆け寄った。空に向かって睨みを利かす堅の隣に並んでふわりと落ちてくる白い粉雪と眉を寄せる堅を見比べて、つい口元が緩む。
寒さに肩を窄める堅の隣で「ケンチン、見ろよー」と万次郎は粉雪が舞う空に向かって緩く白い息を吐く。ふたりで並んで見上げた空に白い息がふわりと浮かんで消える。ふわりふわりと白い結晶が舞う空を難しい顔をして睨む堅をこっそりと覗く。