こはく
DONE大人で弱いふたりのPsyBorg。左右曖昧(リバ)。🐑に嫉妬してほしくて浮気する🔮くんのお話。
⚠モブとの浮気描写が少しあります
溢れる指先からその想いを紡いで衣擦れの音がする。
雑に身体を這うその両手に思わず眉を顰めた。
「ねぇ、もう早くしてくれる?」
相手はその言葉をどう受け取ったのか、すぐに性急なキスが降ってくる。
一瞬、気が付かないほど少しだけ身体が強張った。
そんな純情は捨てた筈なのに。
頭に浮かぶたったひとりが、こんなときにも忘れられない。
ほとんどの絶望と、微かな安堵で塗られた心が、
長い夜に小さな痛みを残した。
*
「おかえり」
夕闇に紛れて濃く影の落ちたその姿を視界に入れた瞬間、浮奇は小さな叫び声を上げた。慌てて口を手で抑える。
立地からしてかなり安い家賃で住まわせてもらっているこのマンションは、壁が薄いのだ。
「どこ行ってたんだ」
部屋には一切の明かりが灯っておらず、逆光で相手の表情を窺い知ることはできない。
3599雑に身体を這うその両手に思わず眉を顰めた。
「ねぇ、もう早くしてくれる?」
相手はその言葉をどう受け取ったのか、すぐに性急なキスが降ってくる。
一瞬、気が付かないほど少しだけ身体が強張った。
そんな純情は捨てた筈なのに。
頭に浮かぶたったひとりが、こんなときにも忘れられない。
ほとんどの絶望と、微かな安堵で塗られた心が、
長い夜に小さな痛みを残した。
*
「おかえり」
夕闇に紛れて濃く影の落ちたその姿を視界に入れた瞬間、浮奇は小さな叫び声を上げた。慌てて口を手で抑える。
立地からしてかなり安い家賃で住まわせてもらっているこのマンションは、壁が薄いのだ。
「どこ行ってたんだ」
部屋には一切の明かりが灯っておらず、逆光で相手の表情を窺い知ることはできない。
こはく
DONE時空曖昧なPsyBorg。🐑に片想いを拗らせて花吐き病を患う🔮のお話。
花吐き病自体を初めて書いたので何か間違った点がありましたらすみません。
⚠モブのお医者さんが高頻度で登場します
繋いだのは花の色汚い嗚咽とともに、口から何かが溢れた。
嘔吐物しかないはずだと高を括って視線をやった俺は、酷く驚いた。
「………は?」
そこにあったのは、数枚の黄色い花びら。
しゃがみ込んでつまんでみると、それは微かに濡れていて。
灰色の路地裏に似合わないその色は、まるで現実的ではない事実を形作ろうとしていた。
*
「嘔吐中枢花被性疾患です」
「………は?」
藁にもすがる思いで、たまたま目に入ったぼろぼろの病院に駆け込んだ。
そこにいたのは受付の看護師と、妙に奇妙なオーラを纏った医者のふたりだけであった。
信じてもらえるとは少しも思っていなかったが、念のため先ほどの黄色い花びらを掻き集めて袋に入れてきたのが功を奏したのか、何でもないことのようにカルテを渡され、診察室まで通された。
4448嘔吐物しかないはずだと高を括って視線をやった俺は、酷く驚いた。
「………は?」
そこにあったのは、数枚の黄色い花びら。
しゃがみ込んでつまんでみると、それは微かに濡れていて。
灰色の路地裏に似合わないその色は、まるで現実的ではない事実を形作ろうとしていた。
*
「嘔吐中枢花被性疾患です」
「………は?」
藁にもすがる思いで、たまたま目に入ったぼろぼろの病院に駆け込んだ。
そこにいたのは受付の看護師と、妙に奇妙なオーラを纏った医者のふたりだけであった。
信じてもらえるとは少しも思っていなかったが、念のため先ほどの黄色い花びらを掻き集めて袋に入れてきたのが功を奏したのか、何でもないことのようにカルテを渡され、診察室まで通された。
こはく
DONE学パロPsyBorg。⚠同じクラスの女の子視点個人的にすごく好きなシチュエーション。
楽しんでいただけると幸いです。
気になるふたり突然ですが、私は所謂腐女子。そしてJKです。
そんなことは本当にどうでもよくって、とにかく今私は話したいことがあります。
私のクラスにいる、幼馴染でいつも行動を共にしているふたりの男子のことです。
このふたりはあまりにも一緒にいるため、他のクラスの子たちにすら完全にニコイチとして認識されています。
進学校なこともあってか、私の周りにはそういったことを知らない純粋でプラトニックな子が多いので、限りなく仲の良い男友達として認識されていますが、わたしの判定では。
この二人、間違いなく付き合っています。
しかし私は困っているのです。
なぜなら、証拠が今ひとつ掴みきれないから。
お、という距離感になったときには必ずどちらかが少し身を引くのです。
1388そんなことは本当にどうでもよくって、とにかく今私は話したいことがあります。
私のクラスにいる、幼馴染でいつも行動を共にしているふたりの男子のことです。
このふたりはあまりにも一緒にいるため、他のクラスの子たちにすら完全にニコイチとして認識されています。
進学校なこともあってか、私の周りにはそういったことを知らない純粋でプラトニックな子が多いので、限りなく仲の良い男友達として認識されていますが、わたしの判定では。
この二人、間違いなく付き合っています。
しかし私は困っているのです。
なぜなら、証拠が今ひとつ掴みきれないから。
お、という距離感になったときには必ずどちらかが少し身を引くのです。
こはく
DONE学パロPsyBorg。高校2年生。中学時代から5年間の時を一緒に過ごしているふたりのとある休日のお話。
楽しんでいただけると幸いです。
憧れと、切情と、消えない愛と「ふーふーちゃぁーん」
「なんだ」
浮奇はこたつに半身を埋めたままこちらを向き、よじよじとカーペットを這ってこちらに来たかと思うと、俺の腰にひしと抱き着いてきた。
今日は日曜日だ。
俺たちは、中学で初めて出会った頃からずっと、休日を共に過ごしている。
浮奇には父親がおらず、俺には母親がいない。
自然と暇なときに集まるようになり、高2の今で早5年だ。
そうなってくると流石にすることもなくなってきて、今ではただ集まってだらだらする時間がほとんどだ。
俺は今本を読んでいる。
傍らに積み上げられたそれは、全て昨日近所の市民図書館から借りてきたもので、できれば今日中に消化したいものだった。
浮奇はこたつに入って、俺の記憶ではソファにもたれ掛かってテレビを見ていたはずなのだが、おそらくどんどんずり下がって最終的に床に寝転がってしまったのだろう。
4680「なんだ」
浮奇はこたつに半身を埋めたままこちらを向き、よじよじとカーペットを這ってこちらに来たかと思うと、俺の腰にひしと抱き着いてきた。
今日は日曜日だ。
俺たちは、中学で初めて出会った頃からずっと、休日を共に過ごしている。
浮奇には父親がおらず、俺には母親がいない。
自然と暇なときに集まるようになり、高2の今で早5年だ。
そうなってくると流石にすることもなくなってきて、今ではただ集まってだらだらする時間がほとんどだ。
俺は今本を読んでいる。
傍らに積み上げられたそれは、全て昨日近所の市民図書館から借りてきたもので、できれば今日中に消化したいものだった。
浮奇はこたつに入って、俺の記憶ではソファにもたれ掛かってテレビを見ていたはずなのだが、おそらくどんどんずり下がって最終的に床に寝転がってしまったのだろう。
こはく
DONE懲りずにまた切ないPsyBorgを書きました。設定は曖昧かもしれません。
Noctyxが全員友情出演しています。
お読みいただけると幸いです。
醒めない夢をふたりで僕の愛しい恋人が倒れたと、
人づてに聞いたのは一体何時間前のことだっただろうか。
目の前に広がる風景に唇を噛む。
はーっと意図的に息を吐き出してから、
病室の白いベッドですやすやと眠る彼の頬にそっと口づけを落とした。
ぱた、とその頬に涙が落ちる。慌てて拭う。
触れた肌はいつも通り、氷のように冷たいままだった。
「Uki!大変だ」
家の前で突如としてサイレンが鳴り響いた。
驚いて窓を開けると、そこには警察としていつも街の平和を守ってくれている友人の姿があった。
「どうしたのSonny?パトカーで来るなんて初めてじゃない?」
驚きながらも、親友の声に少しほっとして、2階の窓から大きな声で返事を返す。
「無理を承知で仕事中に出てきたんだ!頼むから落ち着いて聞いてくれ」
4008人づてに聞いたのは一体何時間前のことだっただろうか。
目の前に広がる風景に唇を噛む。
はーっと意図的に息を吐き出してから、
病室の白いベッドですやすやと眠る彼の頬にそっと口づけを落とした。
ぱた、とその頬に涙が落ちる。慌てて拭う。
触れた肌はいつも通り、氷のように冷たいままだった。
「Uki!大変だ」
家の前で突如としてサイレンが鳴り響いた。
驚いて窓を開けると、そこには警察としていつも街の平和を守ってくれている友人の姿があった。
「どうしたのSonny?パトカーで来るなんて初めてじゃない?」
驚きながらも、親友の声に少しほっとして、2階の窓から大きな声で返事を返す。
「無理を承知で仕事中に出てきたんだ!頼むから落ち着いて聞いてくれ」
こはく
DONEPsyBorg。取り憑かれています。🐑を失いたくない🔮と、死を悟ればいとも簡単に姿を消してしまいそうな🐑に想いを馳せました。
読んでいただけますと幸いです。
朱色の誓い「ふーふーちゃん」
浮奇の、零れるほどの愛に濡れた瞳が、ずっと好きだった。
その眼差しの矛先が自分であることを知った瞬間の喜びは、今でも忘れられない。
この瞳にずっと見つめられたかった。
でも、それももう諦めなくてはいけないもの。
今日浮奇は1日外出している。
俺はこの日のために1ヶ月も前からスケジュールを組んでいた。
俺は今日、浮奇とたくさんの時間を過ごしたこの場所を出ていく。
予め違和感を感じない程度に少しずつ自分の物は捨てていたから、持っていくものはボストンバックひとつ分に無理なく収まった。全てが予定通りだ。虚しさすら感じる。
どうしたって後ろ髪を引かれ、もう1時間も部屋でうろうろしてしまっている。
悔しいことに、この時間さえも1ヶ月前の自分の手の中なのだ。
3056浮奇の、零れるほどの愛に濡れた瞳が、ずっと好きだった。
その眼差しの矛先が自分であることを知った瞬間の喜びは、今でも忘れられない。
この瞳にずっと見つめられたかった。
でも、それももう諦めなくてはいけないもの。
今日浮奇は1日外出している。
俺はこの日のために1ヶ月も前からスケジュールを組んでいた。
俺は今日、浮奇とたくさんの時間を過ごしたこの場所を出ていく。
予め違和感を感じない程度に少しずつ自分の物は捨てていたから、持っていくものはボストンバックひとつ分に無理なく収まった。全てが予定通りだ。虚しさすら感じる。
どうしたって後ろ髪を引かれ、もう1時間も部屋でうろうろしてしまっている。
悔しいことに、この時間さえも1ヶ月前の自分の手の中なのだ。
こはく
DONE初書きPsyBorg。設定がやや曖昧。お楽しみいただけると幸いです。
ふたりだけ「ふーふーちゃん?」
おかえりのキスを楽しみにドアを開けたのに。
玄関には、愛しい人が倒れていた。
「…ふーふーちゃん!!」
そっと、影を落とす身体に触れた。
まだ、大丈夫。息をしている。
「う、き」
「ふーふーちゃん!どうした?なにがあった?」
問い詰めるように言うと、目の前の優しいサイボーグは目を細めて笑った。
「ガタが来てるんだよ…ほら、ここも取り替えないとさ」
ぼろぼろになった身体を、あくまでも冗談にしようとわざと僕に見せつける。
「…」
ふーふーちゃんは、一瞬にして曇った僕の表情を見てすぐに顔を歪ませた。
数秒の沈黙の後、耐え兼ねたように言う。
「ごめんな…俺が…こんな」
「謝らないで。ふーふーちゃんは何も悪くない」
883おかえりのキスを楽しみにドアを開けたのに。
玄関には、愛しい人が倒れていた。
「…ふーふーちゃん!!」
そっと、影を落とす身体に触れた。
まだ、大丈夫。息をしている。
「う、き」
「ふーふーちゃん!どうした?なにがあった?」
問い詰めるように言うと、目の前の優しいサイボーグは目を細めて笑った。
「ガタが来てるんだよ…ほら、ここも取り替えないとさ」
ぼろぼろになった身体を、あくまでも冗談にしようとわざと僕に見せつける。
「…」
ふーふーちゃんは、一瞬にして曇った僕の表情を見てすぐに顔を歪ませた。
数秒の沈黙の後、耐え兼ねたように言う。
「ごめんな…俺が…こんな」
「謝らないで。ふーふーちゃんは何も悪くない」
しろ🐾
DONE🐑🔮 欲求不満の受けが攻めに跨りキスしながら攻めのベルトをカチャカチャ外そうとするが、ノールックのためうまく外せない受けPsyBorg 140文字SS
#推しカプがかわいいボタン
#みんなのボタンメーカー
https://btnmaker.me/b/a44dd4e0-6348-11ea-a290-63afb8c037d0
おもち
TRAININGNoctyx学パロ。主に🔗と🔮朝から浮奇が唸ってる。今日はファルガーが用事があって学校に来ていないから、会いたくて寂しくて仕方ないらしい。たった一日でも寂しくなる気持ちは分からなくもない。だって浮奇はファルガーのことが大好きなんだもん。
「うーきー」
「んんー……なに、サニー」
「今日の放課後アルバーンとユーゴとハンバーガー食べに行こってさっき話してたんだ。浮奇も行こ?」
「……どうしようかな」
ぷくっと膨らんだ頬をつんつん突く。浮奇はジト目で俺を見て、ほっぺから空気を吐き出し少しだけ笑った。もっと元気になってほしいな。いつもみたいに幸せそうに笑ってほしい。
「サニー! あ、浮奇もいた。ねえねえ浮奇、サニー、ユーゴと話してたんだけどさ、ファルガーの用事って夕方には終わるって言ってなかった? だから放課後、バーガー買ってファルガーの家行こうよ〜って! びっくりさせよう!」
1026「うーきー」
「んんー……なに、サニー」
「今日の放課後アルバーンとユーゴとハンバーガー食べに行こってさっき話してたんだ。浮奇も行こ?」
「……どうしようかな」
ぷくっと膨らんだ頬をつんつん突く。浮奇はジト目で俺を見て、ほっぺから空気を吐き出し少しだけ笑った。もっと元気になってほしいな。いつもみたいに幸せそうに笑ってほしい。
「サニー! あ、浮奇もいた。ねえねえ浮奇、サニー、ユーゴと話してたんだけどさ、ファルガーの用事って夕方には終わるって言ってなかった? だから放課後、バーガー買ってファルガーの家行こうよ〜って! びっくりさせよう!」
toraji_0w0
DONE現パロ美大生のNoctyxの話🔮🐑
⚠️美大に関することは全てフィクション
⚠️芸術関係素人が書いています
給食で食べた七夕ゼリーが恋しいです
文末にLuxiemの設定記載
No title #3空には星が瞬いた。
大輪の花が咲き誇る。
7月7日、七夕の夜。
――話は一週間前にさかのぼる
日差しが強くなってきたことで人気の無くなりつつある屋外のテラス席に座って、浮奇はライムの浮かんだトニックウォーターを口にした。
「…暑いし、日焼けしちゃうんだけど」
「そんな、長袖着てるから暑いんじゃない?」
隣ではアルバーンが食堂の夏季限定メニュー、冷やし中華のトマトときゅうりをせっせとサニーの皿に移していた。
錦糸卵とわかめ、チャーシューのみが残ったそれは彩もなにもあったものでは無い。
「俺は夏好きだけどな~。暑いのも強い日差しも」
野菜が増えて具材たっぷりになった冷やし中華を啜りながらサニーが笑う。
冷たい食べ物がおいしく感じるしね、とアルバーンとうなずきあっているのは仲がよろしくて何よりだが、夏バテ気味の浮奇はそもそも食べ物を食べる気が起きない。
4104大輪の花が咲き誇る。
7月7日、七夕の夜。
――話は一週間前にさかのぼる
日差しが強くなってきたことで人気の無くなりつつある屋外のテラス席に座って、浮奇はライムの浮かんだトニックウォーターを口にした。
「…暑いし、日焼けしちゃうんだけど」
「そんな、長袖着てるから暑いんじゃない?」
隣ではアルバーンが食堂の夏季限定メニュー、冷やし中華のトマトときゅうりをせっせとサニーの皿に移していた。
錦糸卵とわかめ、チャーシューのみが残ったそれは彩もなにもあったものでは無い。
「俺は夏好きだけどな~。暑いのも強い日差しも」
野菜が増えて具材たっぷりになった冷やし中華を啜りながらサニーが笑う。
冷たい食べ物がおいしく感じるしね、とアルバーンとうなずきあっているのは仲がよろしくて何よりだが、夏バテ気味の浮奇はそもそも食べ物を食べる気が起きない。
おもち
TRAININGPsyBorg。酔ってる🔮酔っ払った浮奇はいつも以上に甘えたで、「ふーふーちゃん」と、俺を呼ぶ声だけで致死量の砂糖が含まれている。メンバーの前だけならまだしも、配信中にその声で呼ばれるとゲームを放り投げて押し倒してしまいたくなるから少しだけやめてほしい。絶対、じゃないのは、酔った浮奇の言葉はいつも隠している本音が出てきていものだと思うから。だってその時に俺を求めるってことは、本心から俺を求めているってことだろう。
「ふーふーちゃん、キスして」
「……浮奇、今何杯目だ?」
「キスして」
「質問に答えられたらな」
「んん〜……。……たぶん、ううんと、……三杯目? でもこれは小さいグラスだから、そんなに酔ってないよ」
「酔ってないヤツの言動じゃない」
1041「ふーふーちゃん、キスして」
「……浮奇、今何杯目だ?」
「キスして」
「質問に答えられたらな」
「んん〜……。……たぶん、ううんと、……三杯目? でもこれは小さいグラスだから、そんなに酔ってないよ」
「酔ってないヤツの言動じゃない」
おもち
TRAININGPsyBorg。🐏🔮寄り。アラームの音が遠くで聞こえる。まだ寝てたいのに、もう起きなきゃいけないの? 眉間にギュッと力を入れ、腕を布団の外に出して手探りでスマホを探した。いつも確かここのあたりに……。
「うき……?」
「! あ、う、……そうだった……」
伸ばした手は捕まえられて布団の中に逆戻り。隣に寝ていたふーふーちゃんが俺の指にちゅっとキスをして甘い顔で笑った。
「おはよう、浮奇。……まだ寝惚けてるな?」
「ふーふーちゃん……おはよう……、……夢みたいだ」
「夢?」
「だいすき」
「……知ってる」
朝起きて、大好きな人が隣にいる。おはようって笑い合うことがこんなに幸せだなんて知らなかったんだ。
むずむずして、変な顔になるのを隠すために布団を頭の上までかぶったら、「浮奇?」ってからかうように笑う声が聞こえて余計に心臓が痛くなった。好きって何回言っても足りないし、幸せすぎて死んじゃいそう。
1066「うき……?」
「! あ、う、……そうだった……」
伸ばした手は捕まえられて布団の中に逆戻り。隣に寝ていたふーふーちゃんが俺の指にちゅっとキスをして甘い顔で笑った。
「おはよう、浮奇。……まだ寝惚けてるな?」
「ふーふーちゃん……おはよう……、……夢みたいだ」
「夢?」
「だいすき」
「……知ってる」
朝起きて、大好きな人が隣にいる。おはようって笑い合うことがこんなに幸せだなんて知らなかったんだ。
むずむずして、変な顔になるのを隠すために布団を頭の上までかぶったら、「浮奇?」ってからかうように笑う声が聞こえて余計に心臓が痛くなった。好きって何回言っても足りないし、幸せすぎて死んじゃいそう。
しろ🐾
DONE🔮🐑🔮 R18 ASMR・ARKRの続き🐑さんの自慰のみ
即落ち2コマな🐑さんをお楽しみください。
ベッター:https://privatter.net/p/8932116
パス:18歳以上ですか+🔮身長 1754
yukuri
DONE🐑🔮二人の深夜の小話です。
深夜小話 ずずず、と音を立てて麺を吸い込む。初めの頃はちゅるちゅると丁寧に食べていたが、今となっては慣れたものだ。豪快な食べっぷりにこちらまで満足してしまう。
「美味しいか?」
「うん」
口の端にスープの油を付け笑う浮奇が先ほどまでの色っぽい姿と相反して愛らしく、思わず笑みが溢れた。
「それは良かった」
いつからだったか、深夜のカップラーメンは恒例の二人の至福時間となっていた。
普段美容に気を遣っている浮奇は、初めこそ時間帯とカロリーのバランスに抵抗したものの、彼氏による悪魔の囁きと中毒的な背徳感に負け今に至っている。
「ふーちゃんのは?おいしい?」
「ああ、美味いぞ。食べるか?」
「うん」
カップを交換して汁を啜る。表情を見るに、かなり気に入った様子だった。
3600「美味しいか?」
「うん」
口の端にスープの油を付け笑う浮奇が先ほどまでの色っぽい姿と相反して愛らしく、思わず笑みが溢れた。
「それは良かった」
いつからだったか、深夜のカップラーメンは恒例の二人の至福時間となっていた。
普段美容に気を遣っている浮奇は、初めこそ時間帯とカロリーのバランスに抵抗したものの、彼氏による悪魔の囁きと中毒的な背徳感に負け今に至っている。
「ふーちゃんのは?おいしい?」
「ああ、美味いぞ。食べるか?」
「うん」
カップを交換して汁を啜る。表情を見るに、かなり気に入った様子だった。
らいか
DONE🐑🔮🔞です。エロくないです。私の中では二人はスイッチですが、今回も固定気味かもしれません。
言葉の解説…vanilla s*x=①いつものパートナーとの、特殊性癖を含まない単調な行為 ②男性同士の挿入を伴わない行為(日本ではこちらの意味で使われます)
後半に出てくる曲は、実際にYouTube等で視聴可能です。
ITTコラボや歌枠が原動力となっています。
PASS:18↑? yes/no 2994
yukuri
DONE🐑🔮2付き合っている二人のお話が続きました。
紡ぐ軌跡よ永遠となれ ゆるい意識の波がゆっくりと引き起こされ、目が覚めた。
カーテンから漏れ出た光が心地よい朝を告げている。
一つ伸びをしてリビングへ向かうと、軽やかな鼻歌が聞こえてきた。
「おはよう、浮奇」
「ふーちゃん、おはよう」
「紅茶?」
「いや、コーヒーを頼む」
「ふふ、了解」
三年付き合った恋人、浮奇ヴィオレタと婚約をしたのが数週間前。
お互いの仕事の様子を見つつ、新居や入籍準備など自分たちのペースで進めている。
今日は浮奇の親族と初めて会う日だった。
浮奇は生まれてすぐに両親を事故で亡くし、遠い親戚に引き取られた。山と川に囲まれた小さな田舎で高校までを過ごしたが、集落としての同調、協調性を重んじる人間関係にうまく馴染めず、高校卒業と同時に都会へと一人赴いた。
3470カーテンから漏れ出た光が心地よい朝を告げている。
一つ伸びをしてリビングへ向かうと、軽やかな鼻歌が聞こえてきた。
「おはよう、浮奇」
「ふーちゃん、おはよう」
「紅茶?」
「いや、コーヒーを頼む」
「ふふ、了解」
三年付き合った恋人、浮奇ヴィオレタと婚約をしたのが数週間前。
お互いの仕事の様子を見つつ、新居や入籍準備など自分たちのペースで進めている。
今日は浮奇の親族と初めて会う日だった。
浮奇は生まれてすぐに両親を事故で亡くし、遠い親戚に引き取られた。山と川に囲まれた小さな田舎で高校までを過ごしたが、集落としての同調、協調性を重んじる人間関係にうまく馴染めず、高校卒業と同時に都会へと一人赴いた。
yukuri
DONE🐑🔮1付き合っている二人のお話です。
拾う奇跡を永遠と呼ぶ「今夜?」
「ああ、ヴォックスがホームパーティーするらしくてな」
「じゃあご飯はいらないね」
「そうしてくれると助かる」
「…はーい」
「どうした?浮奇も来るか?」
「ううん、俺はいい」
「何かあったのか?」
「別に」
「何もない顔じゃない」
「…鈍いのか聡いのか」
「うん?」
「ふーふーちゃん、俺のこと好き?」
「ああ、好きだよ」
「じゃあキスして」
「ちゅ…」
「ここ、跡付けていい?」
「襟で隠れる所なら好きなだけ」
この愛おしい人にどれだけ深い朱を落としても満たされない気がしてしまう。
一緒にいてもいなくても、この人に対する欲に際限がない。これが俺の恋なのだと、もう自分では制御できないところまで来てから気づいてしまった。
好きになればなるほど、失った時に辛くなる。恐ろしいのに止められない。
5400「ああ、ヴォックスがホームパーティーするらしくてな」
「じゃあご飯はいらないね」
「そうしてくれると助かる」
「…はーい」
「どうした?浮奇も来るか?」
「ううん、俺はいい」
「何かあったのか?」
「別に」
「何もない顔じゃない」
「…鈍いのか聡いのか」
「うん?」
「ふーふーちゃん、俺のこと好き?」
「ああ、好きだよ」
「じゃあキスして」
「ちゅ…」
「ここ、跡付けていい?」
「襟で隠れる所なら好きなだけ」
この愛おしい人にどれだけ深い朱を落としても満たされない気がしてしまう。
一緒にいてもいなくても、この人に対する欲に際限がない。これが俺の恋なのだと、もう自分では制御できないところまで来てから気づいてしまった。
好きになればなるほど、失った時に辛くなる。恐ろしいのに止められない。
しろ🐾
DONE🐑🔮 会いたいというくせに中々日程調整に応じない🔮と拗らせはじめている🐑飲み配信第二弾から妄想
(🐑さんの句読点なしに喋り続けて一人で完結するやつ……めっちゃ好き…再現したいけど難しすぎる)
ベッター:https://privatter.net/p/8931919
たくさんスタンプありがとうございます…!😳嬉しい…キレイ…❤💜お金もあるー!😂 6182
しろ🐾
DONE🐑🔮 R18なことをしようとしているところまで「攻めの俺としかしないでというビッチ受けへの気持ちを込めて目隠し拘束プレイ
」(# 推しカプの今日のプレイボタン)
ベッター:https://privatter.net/p/8931668 3524
yukuri029
DONEPsyBorg付き合っている🐑🔮のお話の続きです。
紡ぐ軌跡よ永遠となれ ゆるい意識の波がゆっくりと引き起こされ、目が覚めた。
カーテンから漏れ出た光が心地よい朝を告げている。
一つ伸びをしてリビングへ向かうと、軽やかな鼻歌が聞こえてきた。
「おはよう、浮奇」
「ふーちゃん、おはよう」
「紅茶?」
「いや、コーヒーを頼む」
「ふふ、了解」
三年付き合った恋人、浮奇ヴィオレタと婚約をしたのが数週間前。
お互いの仕事の様子を見つつ、新居や入籍準備など自分たちのペースで進めている。
今日は浮奇の親族と初めて会う日だった。
浮奇は生まれてすぐに両親を事故で亡くし、遠い親戚に引き取られた。山と川に囲まれた小さな田舎で高校までを過ごしたが、集落としての同調、協調性を重んじる人間関係にうまく馴染めず、高校卒業と同時に都会へと一人赴いた。
3461カーテンから漏れ出た光が心地よい朝を告げている。
一つ伸びをしてリビングへ向かうと、軽やかな鼻歌が聞こえてきた。
「おはよう、浮奇」
「ふーちゃん、おはよう」
「紅茶?」
「いや、コーヒーを頼む」
「ふふ、了解」
三年付き合った恋人、浮奇ヴィオレタと婚約をしたのが数週間前。
お互いの仕事の様子を見つつ、新居や入籍準備など自分たちのペースで進めている。
今日は浮奇の親族と初めて会う日だった。
浮奇は生まれてすぐに両親を事故で亡くし、遠い親戚に引き取られた。山と川に囲まれた小さな田舎で高校までを過ごしたが、集落としての同調、協調性を重んじる人間関係にうまく馴染めず、高校卒業と同時に都会へと一人赴いた。
yukuri029
DONEPsyBorg付き合っている🐑🔮のお話です。
拾う奇跡は永遠を呼ぶ「今夜?」
「ああ、ヴォックスがホームパーティーするらしくてな」
「じゃあご飯はいらないね」
「そうしてくれると助かる」
「…はーい」
「どうした?浮奇も来るか?」
「ううん、俺はいい」
「何かあったのか?」
「別に」
「何もない顔じゃない」
「…鈍いのか聡いのか」
「うん?」
「ふーふーちゃん、俺のこと好き?」
「ああ、好きだよ」
「じゃあキスして」
「ちゅ…」
「ここ、跡付けていい?」
「襟で隠れる所なら好きなだけ」
この愛おしい人にどれだけ深い朱を落としても満たされない気がしてしまう。
一緒にいてもいなくても、この人に対する欲に際限がない。これが俺の恋なのだと、もう自分では制御できないところまで来てから気づいてしまった。
好きになればなるほど、失った時に辛くなる。恐ろしいのに止められない。
5410「ああ、ヴォックスがホームパーティーするらしくてな」
「じゃあご飯はいらないね」
「そうしてくれると助かる」
「…はーい」
「どうした?浮奇も来るか?」
「ううん、俺はいい」
「何かあったのか?」
「別に」
「何もない顔じゃない」
「…鈍いのか聡いのか」
「うん?」
「ふーふーちゃん、俺のこと好き?」
「ああ、好きだよ」
「じゃあキスして」
「ちゅ…」
「ここ、跡付けていい?」
「襟で隠れる所なら好きなだけ」
この愛おしい人にどれだけ深い朱を落としても満たされない気がしてしまう。
一緒にいてもいなくても、この人に対する欲に際限がない。これが俺の恋なのだと、もう自分では制御できないところまで来てから気づいてしまった。
好きになればなるほど、失った時に辛くなる。恐ろしいのに止められない。
sogomi
DONE🔮🐑 🟣🔴幻肢痛のはなし。
直接的な性描写はないけど、多分フツーに前日やってた関係の2人。
義手外す描写、捏造あり。
幻肢痛については調べて書いてるけど違うことあったらスマン
ok? y/n 2015
toraji_0w0
MEMO前回の拙作には感想など頂き誠にありがとうございました。続きました、楽しんでいただけますと幸いです。
現パロ美大生のNoctyxの話
🔮🐑
⚠️美大に関することは全てフィクション
⚠️芸術関係素人が書いています
No title #2――6月
世間一般では「梅雨」といわれるこの季節。
長く続く雨とは関係なしに浮奇の心は沈んでいた。
「ふーふーちゃんが構ってくれない…」
触覚を縮めたかたつむりのごとく、頭を抱え込んだ浮奇の前に置かれているのは学食の人気サイドメニュー「季節の野菜スープ」、今の時期は春キャベツのポタージュである。
5月初頭、浮奇が初対面にも関わらず熱烈な告白をした相手。ふーふーちゃんことファルガーはこのところフィールドワークに夢中で昼食時、五人の恒例となった集まりにも顔を見せないことが多くなっていた。
写真科のファルガーは基本的に学内での講義がメインの音楽学部や芸術学科とは違い、講義中でも被写体を求めて校外に出ていることがあり、座学が無ければそのまま直帰することも珍しくなかった。
2911世間一般では「梅雨」といわれるこの季節。
長く続く雨とは関係なしに浮奇の心は沈んでいた。
「ふーふーちゃんが構ってくれない…」
触覚を縮めたかたつむりのごとく、頭を抱え込んだ浮奇の前に置かれているのは学食の人気サイドメニュー「季節の野菜スープ」、今の時期は春キャベツのポタージュである。
5月初頭、浮奇が初対面にも関わらず熱烈な告白をした相手。ふーふーちゃんことファルガーはこのところフィールドワークに夢中で昼食時、五人の恒例となった集まりにも顔を見せないことが多くなっていた。
写真科のファルガーは基本的に学内での講義がメインの音楽学部や芸術学科とは違い、講義中でも被写体を求めて校外に出ていることがあり、座学が無ければそのまま直帰することも珍しくなかった。
アテモ
MAIKING学パロ同学年PSYBORGヤンデレ🔮×文学少年🐏
何も致していないけどちょっと肌色あり
続きは書けたらR指定にします
今朝も流星は手の中に 遮光カーテンの隙間からチラチラと僅かな陽光が漏れ、温もりはやがて部屋の中を満たし室温を上げていく。
昨夜に見た天気予報では、春と称する季節にしては気温が高く、一部地域では夏日になると伝えていたことを覚醒へと至る微睡の中で思い出す。
さて、この体全体に覆い被さる温かさと重みは天気の所為なのだろうか。晴れの日に身体、特に胸に圧迫感を感じあり呼吸が上手く出来ないというような事象はよくあることなのだろうか。
うんうんと唸り、どうにか瞼を開けば、目の前にはとある男がこちらを見捉えている。
それは見知った人物であり、最近胸を騒がせてやまない存在でもあった。彼をこちらからも見つめ返していると相手は目を細め、微笑みに幸福を滲ませながら挨拶を投げかけて来た。
1415昨夜に見た天気予報では、春と称する季節にしては気温が高く、一部地域では夏日になると伝えていたことを覚醒へと至る微睡の中で思い出す。
さて、この体全体に覆い被さる温かさと重みは天気の所為なのだろうか。晴れの日に身体、特に胸に圧迫感を感じあり呼吸が上手く出来ないというような事象はよくあることなのだろうか。
うんうんと唸り、どうにか瞼を開けば、目の前にはとある男がこちらを見捉えている。
それは見知った人物であり、最近胸を騒がせてやまない存在でもあった。彼をこちらからも見つめ返していると相手は目を細め、微笑みに幸福を滲ませながら挨拶を投げかけて来た。
toraji_0w0
MEMO現パロ美大生のNoctyxの話🔮🐑
⚠️美大に関することは全て妄想
深窓の姫君を覗き見て恋焦がれるみたいなシチュエーションがめちゃくちゃ好きです
最後に各人の簡単な説明
No title #1渡り廊下から見える隣の棟の小さな教室
そこで一人キャンバスに向かう君を見つけた
「…天使が居たんだ」
顔を両手で覆いながらつぶやく浮奇に、ユーゴはミルクシェイクを啜りながら質問した。
「…Angel?どこでそんな可愛い子を見つけたんだよ?」
学食で購入したまだ一口も手を付けていないパスタをフォークで虐めながら、浮奇は恨めしげに顔を上げる。
「…わかんないんだよ」
そう言って、浮奇はことの顛末を話し出した。
A教室から出てすぐの渡り廊下あるでしょ?…そう、三階の。
一限が始まる前、ちょっと声出しがしたくて早めに教室に行こうとしてたの。
そうしたらいつもはカーテンが閉まってるところ、その窓から見える教室に天使が居たんだよ。
2691そこで一人キャンバスに向かう君を見つけた
「…天使が居たんだ」
顔を両手で覆いながらつぶやく浮奇に、ユーゴはミルクシェイクを啜りながら質問した。
「…Angel?どこでそんな可愛い子を見つけたんだよ?」
学食で購入したまだ一口も手を付けていないパスタをフォークで虐めながら、浮奇は恨めしげに顔を上げる。
「…わかんないんだよ」
そう言って、浮奇はことの顛末を話し出した。
A教室から出てすぐの渡り廊下あるでしょ?…そう、三階の。
一限が始まる前、ちょっと声出しがしたくて早めに教室に行こうとしてたの。
そうしたらいつもはカーテンが閉まってるところ、その窓から見える教室に天使が居たんだよ。
TkdChu_mgmg
DONE前の現パロ(?)ファルガー×浮奇←スハ小説の番外編のサニー×アルバーンです!アルバーンがビッチみたいな描写があります!あと漠然と「死」みたいな問答があります。死ネタでもないし普通にハッピーエンドです。
フィクションです!読んでお気分を害されても自己責任でお願いします。 3526
55pan2
DONE「おひつじ座の星空日記01」に参加させていただきました。テーマ【休日】🔮🐑
※配信者としてリアルめな設定なので注意
※🐑視点、受オナニー、同性異性共に過去の言及あり
※すけべは緩いオナニーのみです。
※過去の配信内容ネタバレ
ビジネスカップルのはずだった二人です。今はまだ糖度なし。
PASS:18↑? 7384
J_hanpky10B
MOURNING #Psyborg🔮🐏のつもり
ふーちゃん、ひょっとして…と思って書きました。妄想です。すみませんでした。
ファッションに関してはマジでわからないのでだれか続き書いて 1000