Orr_Ebi
DOODLE沢→→←深。夏の海辺で青春する二人。とってもポエミーで何も起こりません。It's blue. ヒコーキ雲を追いかけたい、と言ったのは沢北だった。深津はその言葉に、何を言ってるんだと思わなくもなかったが、このバスケ以外に頭の働かない後輩のことだから、特に意味なんてないだろうと深く追求しなかった。
「よし、そうするベシ」
「はい」
沢北のクラスの友達が貸してくれたという自転車に、二人で乗って街を離れた。ジリジリと照りつける太陽は、制服の半袖シャツから覗く二の腕を焼き、背中にじっとりと汗をかかせた。
秋田の短い夏を謳歌しようと、蝉の大合唱はどこに行っても鳴り止まない。山を越えて、国道沿いを走り、やがて海が見えて海岸線に沿って走る。時々二人乗りしながら、または片一方が走りながら、二人で自転車を押して歩きながらぐんぐんと南下する。中身のほぼ入っていないスクール鞄を自転車のカゴに2つ押し込んで、走りにくいローファーでどこまでも歩いた。
7219「よし、そうするベシ」
「はい」
沢北のクラスの友達が貸してくれたという自転車に、二人で乗って街を離れた。ジリジリと照りつける太陽は、制服の半袖シャツから覗く二の腕を焼き、背中にじっとりと汗をかかせた。
秋田の短い夏を謳歌しようと、蝉の大合唱はどこに行っても鳴り止まない。山を越えて、国道沿いを走り、やがて海が見えて海岸線に沿って走る。時々二人乗りしながら、または片一方が走りながら、二人で自転車を押して歩きながらぐんぐんと南下する。中身のほぼ入っていないスクール鞄を自転車のカゴに2つ押し込んで、走りにくいローファーでどこまでも歩いた。
火星珍宝
INFO5/25 さわって心の深いトコ2【沢深サンプル】「サヨナラしなくちゃダメですか?」
渡米を2か月後にひかえ、急に深津を避け始めた沢北…。
お付き合いしている沢深がすれ違いラブするお話です。
とらのあな様で通販中です。よろしくお願いいたします。
https://ec.toranoana.jp/joshi_r/ec/item/040031155532 12
urc
TRAINING2024/7/15CC福岡で書いたペーパーの中に居るふたり空港の到着ロビーのシーンです
沢の服は全て某LVのモデルさんが着ているものを模写しました。
https://jp.louisvuitton.com/jpn-jp/products/embroidered-short-sleeved-cotton-blend-polo-shirt-nvprod5460041v/1AFQQA 3
urc
TRAINING2024/7/15CC福岡60BURST OUT6
沢深プチオンリー『君と栄えある一生を』開催おめでとうございます✨
イベントで配布したペーパーです
ドシロートが描いたものを受け取っていただきました方、ありがとうございました
山雑誌の表紙になった沢深と取材記者のレポです。
読みづらくわかりにくくてごめんなさい
沢深末永くハッピーでいてください 2
桃本まゆこ
DONEモブ視点沢深です。元山王モブ部員とその彼女のお話。モブ女子ちゃんの名前はうぇぼで募集しました。メッセージをくださった方ありがとうございました!ハッピー・ハッピー・ウェディング「けいすけ、ごはん」
「ん~? あ~」
「あ~、じゃなくってさあ、ご飯できたってば」
私はちょっとうんざりした気分でお皿に盛り付けたカレーとサラダをローテーブルに置いた。同棲中の彼氏は冷蔵庫から自分のぶんのビールだけを取り出すと、のそのそとテーブルの前に座りいただきますも言わずにカレーにスプーンを突っ込む。その間も決してスマホを離そうとしないし、視線はずっとゲームの中だ。彼女の手料理より大事なゲームって何? 付き合い始めたときはこんなんじゃなかったのに。
「……いただきまーす」
ぽつりと呟き、相変わらずスマホをいじりながら無言でカレーを食べている彼氏の隣に腰を下ろして私もスプーンを口に運んだ。テレビでは夜のニュースが流れている。あと少しでいつも見ているバラエティの時間だ。スマホに夢中の彼氏とは会話もない。つまらない気分でぼんやりと画面を眺めていると、急にとんでもないニュースが目に飛び込んできた。
5304「ん~? あ~」
「あ~、じゃなくってさあ、ご飯できたってば」
私はちょっとうんざりした気分でお皿に盛り付けたカレーとサラダをローテーブルに置いた。同棲中の彼氏は冷蔵庫から自分のぶんのビールだけを取り出すと、のそのそとテーブルの前に座りいただきますも言わずにカレーにスプーンを突っ込む。その間も決してスマホを離そうとしないし、視線はずっとゲームの中だ。彼女の手料理より大事なゲームって何? 付き合い始めたときはこんなんじゃなかったのに。
「……いただきまーす」
ぽつりと呟き、相変わらずスマホをいじりながら無言でカレーを食べている彼氏の隣に腰を下ろして私もスプーンを口に運んだ。テレビでは夜のニュースが流れている。あと少しでいつも見ているバラエティの時間だ。スマホに夢中の彼氏とは会話もない。つまらない気分でぼんやりと画面を眺めていると、急にとんでもないニュースが目に飛び込んできた。
urc
TRAINING2024.7.2Xの100名のフォロワさまへ感謝をこめて☺️
記念イラストを描きました!
本当になんにもない垢をいつもあたたかい目で見守っていただき感謝ばかりです💞
ありがとうございます🩷🩷🩷
謎ポーズ沢深…ヨガのダブルツリーみたいな…😊
へんてこポーズをさせたくて、でも描けなくて、出来上がりはこちらになりました😂
サンノーの濃紺Tも捏造だけど、きっとある!はず、と信じてる🙆 3
urc
TRAINING先日の百戦錬磨の御礼イラストを修正して色ぬり。途中から、このふたり誰?
自分の絵心なさに悲しい気持ち(´;ω;`)
でも完成させることが大事!と最後まで描けたことはよかった!
成長がなくて本当に情けなくてしんどいけれどそれでも練習を続けられるのは優しいフォロワさまが見てくださるおかげです。
いつもあたたかく見守ってくださりありがとうございます! 3
eyeaifukamaki
PROGRESS愛をみつける⑤の後のケイside
みんなから愛される深津さんが好き
誤字脱字確認用
深津さんが倒れた。
深津さんがノアと契約して離れるものだと思っていたけど、結局俺も、通訳として一緒に行動することを許された。多分、爺ちゃんとの契約だろう。ノアは思ってる以上に忙しくいろんなところに飛び回っていて、そのアシスタントである深津さんも同じように行動する。日本に行くことになって、深津さんも俺もそれぞれ休暇がもらえて、深津さんは実家に帰り、俺は爺ちゃんのところに行った。休暇の間は深津さんの行動は分からなかった。倒れたと連絡があった時はどうやら深津さんは東京にいて、爺ちゃんの会社にいたノアが一番早く病院に駆けつけて対応した。俺が病院に着いて個室に行くと、ベッドの横にテーブルがあってノアがパソコンを広げて仕事をしていた。深津さんは眠っていて、睡眠導入剤を入れられて明日まで起きないと言われた。ノアを背にしてベッドの横に座って深津さんの顔を見れば、涙を流した跡があった。疲れからくる発作で心配ないと言われたけど、そんな事はないと確信した。多分俺がくる前にノアと話をしたんだろう。何かがあったんだとモヤモヤして、このままだと帰るに帰れなくて、ノアに何があったのか聞いた。案の定、話してくれるはずもなく、それでもしつこく問いただすと、カズのプライバシーの事だからと一喝された。分かってる、分かってるけど、倒れるほどになるまで深津さんがおかしくなってしまった理由を知りたかった。いや、理由なんて沢北のことだって分かってる。ただ何があったのかを知りたかった。
1891深津さんがノアと契約して離れるものだと思っていたけど、結局俺も、通訳として一緒に行動することを許された。多分、爺ちゃんとの契約だろう。ノアは思ってる以上に忙しくいろんなところに飛び回っていて、そのアシスタントである深津さんも同じように行動する。日本に行くことになって、深津さんも俺もそれぞれ休暇がもらえて、深津さんは実家に帰り、俺は爺ちゃんのところに行った。休暇の間は深津さんの行動は分からなかった。倒れたと連絡があった時はどうやら深津さんは東京にいて、爺ちゃんの会社にいたノアが一番早く病院に駆けつけて対応した。俺が病院に着いて個室に行くと、ベッドの横にテーブルがあってノアがパソコンを広げて仕事をしていた。深津さんは眠っていて、睡眠導入剤を入れられて明日まで起きないと言われた。ノアを背にしてベッドの横に座って深津さんの顔を見れば、涙を流した跡があった。疲れからくる発作で心配ないと言われたけど、そんな事はないと確信した。多分俺がくる前にノアと話をしたんだろう。何かがあったんだとモヤモヤして、このままだと帰るに帰れなくて、ノアに何があったのか聞いた。案の定、話してくれるはずもなく、それでもしつこく問いただすと、カズのプライバシーの事だからと一喝された。分かってる、分かってるけど、倒れるほどになるまで深津さんがおかしくなってしまった理由を知りたかった。いや、理由なんて沢北のことだって分かってる。ただ何があったのかを知りたかった。
eyeaifukamaki
PROGRESS愛をみつける②と③の間の沢北side
ネトフリ公式ので、萌え散らかしたww
これ聞いて、ちゃんと深津さんに愛されてるよって思ってるけど、このさぁきたくんは相当自信をなくしておりますww
ちなみに深津さんは沢北ファンの前では一緒にいないようにしてるので、深津さんと沢北ファンとの接点がなくて、みんな沢深推しなのに誤解されたまま。
誤字脱字確認用
『カズがノアとアシスタント契約を結んだらしい』
それはチーム内でもすぐに噂になった。でも、誰もあまり驚かない。それは深津さんがそういう人材に適してる事を意味していた。まだ早いんじゃないかという意見も聞こえたが、概ね、みんな納得してこの事実を受け入れた。ただ、深津さんはみんなから好かれてる。
「カズがいないと寂しい」
「エージ、カズはいつ帰ってくるんだ」
みんな口々に俺にそう言ってきて、深津さんの情報を聞き出そうとする。でも、そんなのは俺が知りたい。誰よりも深津さんは俺を避けている。これから深津さんの話を聞くことができるのは、俺以外の誰かから。
なんで?
どうして?
俺が嫌だった?
好きじゃなかった?
でもよくよく考えたら、深津さんから好きって言われた事がない。高校の時に、俺から告白して、無理矢理体を繋げて、それで今までずっと上手くやってきたから忘れていた。行動で示してたつもりだったけど、馬鹿だな、俺は。深津さんの気持ちをちゃんと聞いたことがない。自分が頑張れば、深津さんは自分のものにできると、ずっと思って行動してきた。それはそれで間違ってはいないけど、それに言葉が伴ってない。深津さんの気持ちも聞いてないし、俺だって、最初の一度きりでそれ以来、ちゃんと気持ちを伝えてない。全部、何もかも、俺の勢いと想いだけで成り立っていた関係だった。だから、今になって、なんで?どうして?と、根本的な疑問しか考えられない。普通なら“好き”が大前提にあって、それとは別にここが嫌だとか、こうしてほしいとか、そういう具体的な問題が出てくるもんだ。でも最初から言葉が足りてないから、何が嫌なのかも分からない。頑張ることだけをやり続けていた俺には、追いかける術を持っていない。正直、これからどう対処すればいいのか、どう動けば正解なのか、全く分からない。動いたら動いたで、何もかも裏目に出そうで、それが原因で本当に深津さんを失いそうで、その恐怖が付き纏って何もできなくなってしまっている。深津さんがいなくなって、十日経ったあたりから、俺のファンも異変に気づき始めた。情報収集は俺より優れているから、もう、どういう状況かも把握している。心配そうに聞いてくるのを、困った顔で返す事しかできなかった。
2204それはチーム内でもすぐに噂になった。でも、誰もあまり驚かない。それは深津さんがそういう人材に適してる事を意味していた。まだ早いんじゃないかという意見も聞こえたが、概ね、みんな納得してこの事実を受け入れた。ただ、深津さんはみんなから好かれてる。
「カズがいないと寂しい」
「エージ、カズはいつ帰ってくるんだ」
みんな口々に俺にそう言ってきて、深津さんの情報を聞き出そうとする。でも、そんなのは俺が知りたい。誰よりも深津さんは俺を避けている。これから深津さんの話を聞くことができるのは、俺以外の誰かから。
なんで?
どうして?
俺が嫌だった?
好きじゃなかった?
でもよくよく考えたら、深津さんから好きって言われた事がない。高校の時に、俺から告白して、無理矢理体を繋げて、それで今までずっと上手くやってきたから忘れていた。行動で示してたつもりだったけど、馬鹿だな、俺は。深津さんの気持ちをちゃんと聞いたことがない。自分が頑張れば、深津さんは自分のものにできると、ずっと思って行動してきた。それはそれで間違ってはいないけど、それに言葉が伴ってない。深津さんの気持ちも聞いてないし、俺だって、最初の一度きりでそれ以来、ちゃんと気持ちを伝えてない。全部、何もかも、俺の勢いと想いだけで成り立っていた関係だった。だから、今になって、なんで?どうして?と、根本的な疑問しか考えられない。普通なら“好き”が大前提にあって、それとは別にここが嫌だとか、こうしてほしいとか、そういう具体的な問題が出てくるもんだ。でも最初から言葉が足りてないから、何が嫌なのかも分からない。頑張ることだけをやり続けていた俺には、追いかける術を持っていない。正直、これからどう対処すればいいのか、どう動けば正解なのか、全く分からない。動いたら動いたで、何もかも裏目に出そうで、それが原因で本当に深津さんを失いそうで、その恐怖が付き纏って何もできなくなってしまっている。深津さんがいなくなって、十日経ったあたりから、俺のファンも異変に気づき始めた。情報収集は俺より優れているから、もう、どういう状況かも把握している。心配そうに聞いてくるのを、困った顔で返す事しかできなかった。
eyeaifukamaki
PROGRESS愛をみつける②と③の間のケイside
タイトルたまに見つけるになってる
“みつける”が正解です
ケイ君も深津さん大好きだけど、さぁきたや、ノアにはまだまだ魅力が及ばない、という感じで書いてます。
これも誤字脱字確認用
大好きな人がアメリカに来る。その通訳に俺が任命された。爺ちゃんから頼まれて、断る理由はなかった。ずっと憧れてた人。俺の高校時代にバスケで有名な山王工高のキャプテンだった一つ上の深津一成さん。バスケ好きの爺ちゃんのお陰で、俺も漏れなくバスケが好きだ。うちの爺ちゃんは、NBAの凄いプレーを見るよりは日本の高校生が切磋琢磨して頑張る姿が好きらしい。俺は爺ちゃんの娘である俺の母親とアメリカ人の父親の間にできた子だから、基本的にはアメリカに住んでるけど、爺ちゃんの影響と俺自身バスケをやってる事もあって、日本の高校生のプレーを見るのは好きだった。その中でも唯一、プレーは勿論、見た目もドストライクな人がいた。それが深津さんだ。俺はゲイかというとそうではない。好きな子はずっと女の子だった。深津さんは好きという言葉で表現していいのか分からない。最初から手の届かない人で、雲の上の存在。アイドルとかスーパースターを好きになるのと同じ。ファンや推しみたいな、そういう漠然とした感じの好きだった。会えるなんて思ってなかったし、せいぜい試合を見に行って出待ちして、姿が見れたら超ラッキー。話しかけて手を振ってくれたら大喜び。サインをもらえたら昇天するくらいの存在だ。深津さんを初めて見た時は、プレーじゃなく深津さん自身に惹かれた、目を奪われた、釘付けになった。どの言葉もしっくりくるし、当て嵌まる。それからはもう、虜だ。爺ちゃんもどうやらタイプは同じらしい。高校を卒業しても追いかけて、深津さんが大学に入ってすぐに、卒業したらうちの実業団にと既に声をかけていた。気に入ったら行動が早い。条件もあるが良い選手は早い者勝ちだ。アプローチするのは当然。その甲斐あってか、深津さんは爺ちゃんの会社を選んでくれた。深津さんのプレーを間近で見れるようになった俺は、もっと深津さんに心酔していった。一つ上なのになぜかすごく色気があって、でもどこかほっとけない雰囲気も醸し出していて、それがまた堪らない。深津さんのアメリカ行きの話が出て通訳を任された時は、そんなに長くない人生だけど、生きてきて一番喜んだ瞬間だった。こんな事があるなんて。爺ちゃんがお偉いさんでよかった。爺ちゃんの孫でよかった。俺は深津さんとは面識がない。ただ俺が一方的に心酔してるだけ。だから、深津さんの語尾がピョンというのも爺ちゃんから聞いた。深津さんは高校の時
3288eyeaifukamaki
PROGRESS愛をみつける②と③の間のノアside
ノアはみんなが尊敬する系のできる男にしたかったので、完璧な紳士を目指しました。
ちゃんと伝わってるかな?
ノアみたいな男との深津さんがめちゃくちゃ愛されるモブ深もちょっといいなと、それを阻止するさぁきた君に頑張ってほしい、結局は沢深ww
誤字脱字確認用で載せてます
ここに載せると間違いがわかりやすい
初めて彼を見たのはインターハイの試合の時だった。日本の高校バスケで日本一の選手がアメリカに行きたがっていると連絡があって、あまり期待はしていなかったが、スカウトマンとして品定めの為に来日した。みんな同じ髪型で誰が誰やらと見極めが難しい中、それでもさすがは名門校。レギュラーを取るだけの選手達はそれなりのプレーをしていた。その中で唯一、目を奪う存在がいた。一番、というわけではない。でも彼の動き一つで周りの選手が光ってくる。的確なパスと、シュート数は少ないが確実に決める正確さに、中からも外からも打てる柔軟さ。でも、目を奪われたのはそこじゃない。人を惹きつける魅力。しなやかな体に汗が光って艶が溢れる。あまり表情を変えないが、だからこそ、一瞬綻ぶ瞬間が堪らない。プレーは派手じゃないのに、目が離せない。気づけば、無我夢中でその子だけを追いかけていた。
5537urc
TRAININGXをフォローしてくださっている96名のフォロワさまへ感謝をこめて。そして、いつかの100名さまへ。沢深を描いてみました。とにかく難しい…何日かけて描いても納得いくものが出来たとは言えず😭
でも今の自分の精一杯!
百戦錬磨の⛰👑のキングとプリンス
沢深幸せになれーーーー!
へたでも描く!練習練習!頑張ろ! 5
eyeaifukamaki
PROGRESS沢深 監禁①タイトルそのまんま沢北が深津さんを監禁する話です
序盤ですが、なんだか沢北のイカれっぷりがヤバい
そして、まぁまぁ、サイテー
堂→深表現あり
うちの深津さん、だいたい泣いてる気がする
まだちょろっと触ってるくらいだけど、沢北のイカれ具合が読む人を選びそうなのでR-18
18↑?(yes/no)
これ以降の本格的なR-18は更に限定にするかも
そのうち出てくる深津狂のモブ達も個性強 8596
eyeaifukamaki
PROGRESS幼馴染?沢深あの夏の日④
栄治君side
かず君の部屋でのえいじ君
これもえいじ君が自分の部屋で…だけど、キスしてるだけだから、きっと普通で大丈夫
すぅ、はぁー、ふぅっ…
気合いを入れる為に深呼吸する。あの最後の日以来、ちゃんと目を見て話すのは八年ぶりだ。今日の部活で新入生の顔は見てるはずだけど、俺自身を覚えてるかは不明。だから、「誰?」っと言われた時のシュミレーションもできている。心の準備は万端。あとはこのドアを叩くだけ。ドアを叩くのに、ここまで緊張するのは初めてだ。でも俺は、この日の為に八年も準備した。中学でも同じところに行けたけど、俺は敢えて高校を選んだ。体と心を整えて、全てにおいて、かず君を包み込めるように。でも、やはり最初の一歩はどうしても躊躇してしまう。
「よしっ」
勇気を出してドアを叩く。ドキドキと心臓が高鳴り、扉が開いた瞬間、もうダメだった。最後に別れてから、ずっとずっと求めていた、大好きな人にやっと触れられる。気づけばドアの鍵を閉めていた。
2828気合いを入れる為に深呼吸する。あの最後の日以来、ちゃんと目を見て話すのは八年ぶりだ。今日の部活で新入生の顔は見てるはずだけど、俺自身を覚えてるかは不明。だから、「誰?」っと言われた時のシュミレーションもできている。心の準備は万端。あとはこのドアを叩くだけ。ドアを叩くのに、ここまで緊張するのは初めてだ。でも俺は、この日の為に八年も準備した。中学でも同じところに行けたけど、俺は敢えて高校を選んだ。体と心を整えて、全てにおいて、かず君を包み込めるように。でも、やはり最初の一歩はどうしても躊躇してしまう。
「よしっ」
勇気を出してドアを叩く。ドキドキと心臓が高鳴り、扉が開いた瞬間、もうダメだった。最後に別れてから、ずっとずっと求めていた、大好きな人にやっと触れられる。気づけばドアの鍵を閉めていた。
eyeaifukamaki
PROGRESS幼馴染?沢深あの夏の日③
栄治君side
えいじ君がかず君に出会った時のお話
テツもでてきます
息子の恋を応援する最強の協力者
その姿を見た時、天使がいると思った。
初めて足を負傷して病院に行った時、病院の外のベンチで帽子を被って座っていたその子は、すごく色が白くて、ほっぺがすごく柔らかそうで、唇がぷるんとして、でも全体的にほわんとした雰囲気で、めちゃくちゃ可愛かった。身なりからして多分男の子だろう。男女関係なく、こんなに綺麗で可愛い子を見るのは初めてだった。俺の足は勝手に動いて気付けばその子の前に立っていた。俺の存在に気づいたその子が俺を見た時、俺は天にも昇る心地だった。この子の視界に俺がいる。認識してもらえた。それだけで心は踊り、すぐに声をかけていた。
「君、一人?」
「?…僕?」
初めて聞く天使の声は、めちゃくちゃ可愛かった。
3423初めて足を負傷して病院に行った時、病院の外のベンチで帽子を被って座っていたその子は、すごく色が白くて、ほっぺがすごく柔らかそうで、唇がぷるんとして、でも全体的にほわんとした雰囲気で、めちゃくちゃ可愛かった。身なりからして多分男の子だろう。男女関係なく、こんなに綺麗で可愛い子を見るのは初めてだった。俺の足は勝手に動いて気付けばその子の前に立っていた。俺の存在に気づいたその子が俺を見た時、俺は天にも昇る心地だった。この子の視界に俺がいる。認識してもらえた。それだけで心は踊り、すぐに声をかけていた。
「君、一人?」
「?…僕?」
初めて聞く天使の声は、めちゃくちゃ可愛かった。
urc
TRAINING進捗更新2024.5.14xのアカウント、79名の方にフォローいただき感謝無限大です🙏
80の前なのに、感謝の気持ちをこめて沢深を描きました
色ぬりはまだまだ🥹
色んな作品を色ぬりの視点で見ないといけない
がんばろう
2024.5.13
練習中
顔がぜんっっっぜん描けなくて2日間もかかってこれだけだー😭
色塗りは出来ずとも立体感が出るように陰をつけたり続きを頑張ろう✊ 2
eyeaifukamaki
PROGRESS幼馴染?沢深あの夏の日②
深津さんside
かず君、えいじ君呼び
小さい頃の深津さんは病気で体弱い設定
ちょっと深津さんがイッてしまってるけど、キスしかしてないので、多分普通で大丈夫なはず
可愛い深津さんを書きたいだけなやつ
殴り書きなので、誤字脱字が多いです
俺とえいじ君が出会ったのは、小学二年生の時。俺は病気を抱えていて、空気のいい田舎の病院に入院していた。調子のいい時は少しだけ病院の敷地内を散歩することができた。その時、怪我をして病院に来ていたえいじ君と出会った。同年代の子と田舎の病院で出会う事は殆どなかった。だから、えいじ君が話しかけてきてくれた時は嬉しかったし、持ち前の明るさでぐいぐいきてくれて、人見知りな俺もすぐに話せることができて、すごく仲良くなった。えいじ君は怪我が治ってからも、ずっと病院に来てくれて、俺と遊んでくれた。えいじ君はバスケが好きで家にリングもあるらしい。楽しそうに話してくれるその顔が好きで、俺もやりたいと言ったら、えいじ君に手を引かれ近くのバスケットコートに連れていかれ、初めてバスケをした。えいじ君が後ろから俺の手を持って、シュートのやり方を教えてくれた。それからは俺の調子のいい時はいつもコートに連れて行ってくれて、いっぱい教えてくれた。その時も、ずっと俺の体を支えてくれて、いつもどこか触れている状態で俺達は一緒に過ごした。えいじくんは俺の匂いが好きと言って、首やほっぺにキスをするようになった。俺もそれをされるのが嬉しくて、されるがままでいつしか、それに言葉が加わった。
4255eyeaifukamaki
PROGRESS沢深 あの夏の日①ちょっと切ないのばっか書いてると、、たまには超激甘なのも書きたくなるので、多分過去最高に仲良しな幼馴染?沢深になるかと。
深津さんが可愛くて、栄治君がスパダリで誰おま状態で、二人の時は立場逆転、栄治君の方が年上みたいで深津さんはちょっと幼い感じの甘々な沢深目指します!
小さい時に出会った君は、体が弱い俺の手を取って、一緒にバスケをした。いつも笑顔で俺を迎えに来て、お決まりのコートまで手を繋いで。俺を日陰に座らせて一人でシュートをしたり、俺を誘って少しだけバスケをしたり、二人で座ってお喋りしたり。俺と違って元気な体で走り回る君の姿は羨ましくて、それと同時に、いつも全力で楽しむ姿が大好きだった。あの時の思い出がなかったら、今の俺はここにはいない。
えいじくん、今日もかっこいい。
小さな俺が心の中でいつものように叫んでる。小さい時にバスケを教えてくれた神は、今日も俺の目の前で神的なプレーを見せてくれた。
「深津さん、さっきの見てくれました?」
「ピョン」
神は、俺より一つ下。本当は俺の方がこうやって聞きたい立場なのに。できれば年上、もしくは同学年で会いたかった。それなら俺が可愛がってもらえてた。俺が一つ上なだけで、いつも強引に俺を引っ張ってくれていた手が、今は姿を現すことはない。
1249えいじくん、今日もかっこいい。
小さな俺が心の中でいつものように叫んでる。小さい時にバスケを教えてくれた神は、今日も俺の目の前で神的なプレーを見せてくれた。
「深津さん、さっきの見てくれました?」
「ピョン」
神は、俺より一つ下。本当は俺の方がこうやって聞きたい立場なのに。できれば年上、もしくは同学年で会いたかった。それなら俺が可愛がってもらえてた。俺が一つ上なだけで、いつも強引に俺を引っ張ってくれていた手が、今は姿を現すことはない。
eyeaifukamaki
PROGRESS沢深愛を見つける⑤
ノアside
深津さんが倒れての病院でのお話
ノアside、他にもありますが飛ばしてますので、今回が初めてのノアさん視点👀
紳士な男を目指しました!
ノアはエージ呼び
ここで出てくる過換気症候群の症状は実際私が体験した感じをそのまま書いてます。
あん時は死ぬかと思ったww
何回かなって2回ほど救急車で運ばれたので、これなると、それなりに大変ww
カチカチとキーボードを叩く音だけが響く。はぁっと吐く音が聞こえたのは自分の溜息だ。目の前のベッドで眠っている彼の事を考えていると自然と出てしまう。休憩を兼ねてパソコンの手を止め立ち上がり、すっかり暗くなった外を眺めてカーテンを閉める。その音がうるさかったのか、ずっと眠っていた彼の目がゆっくりと開いた。
「ノア?」
少し掠れた小さな声が、ドキッとさせる。こんなに弱っていても彼は美しい。
「ハイ、カズ。目が覚めた?」
虚な瞳でこちらを見つめられて、それでも綺麗だなと思ってしまった。
「ここ…」
「病院だよ。覚えてる?倒れたの」
「…ん、誰かが呼んでくれたピョン?」
私のアシスタントをするようになって、ピョンを強制した。今はこうやってエージと話しをするのと同じように、私にも話してくれる。
3558「ノア?」
少し掠れた小さな声が、ドキッとさせる。こんなに弱っていても彼は美しい。
「ハイ、カズ。目が覚めた?」
虚な瞳でこちらを見つめられて、それでも綺麗だなと思ってしまった。
「ここ…」
「病院だよ。覚えてる?倒れたの」
「…ん、誰かが呼んでくれたピョン?」
私のアシスタントをするようになって、ピョンを強制した。今はこうやってエージと話しをするのと同じように、私にも話してくれる。
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TRAINING【沢深】沢深ワンドロライ(+300min)
お題『腕枕』
※沢深はお付き合いしています
※二人の関係、3年生は公認
※河田さんと深津さんの会話漫画です
漫画難し過ぎる
セリフもコマ割りもわからない😭
ただ、今日はトーン、というものが少しだけわかった!
亀の歩みだけど進歩!と思いたい! 2
eyeaifukamaki
PROGRESS沢深愛を見つける④
深津さんside
リョーちんに会った後の深津さんのお話
宮城の手を振り切って、走りに近い速さでその場から逃げる。腕を掴まれて、宮城の顔を見た時は、上手く言葉が出なくて、どうしたらいいのか分からなかった。それでも話しかけられて、笑顔で沢北の名前を出された瞬間、もう駄目だった。満面の笑みは二人の仲が良好な証。なのに俺に沢北のことを聞いてくる。宮城は俺が沢北の事を好きかなんて知らない。悪気はないと分かってるけど、沢北との関係を隠しもせずに見せつける。本当にただの嫉妬。宮城は何も悪くない。何も知らずに無邪気に話しかけてくる彼に、俺が嫉妬してるだけ。それでもこの笑顔は、沢北との関係を無意識に現していて、俺より優位な立場だと認識する。自分が如何に惨めかを思い知らされて、感情がコントロールできなくなった。だから、自分でも嫌になる程の憎悪を、全部宮城に向けてしまった。それからはどう会話して、どう立ち振る舞ったのかも覚えていない。頭に血が登って酷い事を言った気がする。でも、そんな事、どうでもいい。もう、会うことなんてない。だから、どうせなら二度と会いたくなかった。歩きながらはぁはぁと呼吸が荒くなる。頭の中は二人が笑顔で話す姿で覆い尽くされていく。今まで思い出さないようにしていた記憶が蘇ってくる。強烈だったあの記憶。二人で肩を並べて歩く姿。置いていっている事に気づかれもしない俺。戯れあいながら二人の顔が重なっていく。
1299urc
TRAINING【沢深】夏祭りのちいさいさわふか、ちいさわふか。
お蔵入りになっていた絵の衣装を修正して沢も追加して描いてみた
描くたびに顔が違って下手でとても苦しい
でも今描けるものは描いておきたい
イベントでこれを無配の何かにできたらと思ってはいるけど…初心者の絵の押し付けになってしまう申し訳なさ😭 2
eyeaifukamaki
PROGRESS愛を見つける③リョータside
リョーちんが日本で深津さんを見つけて声をかける話
この話の前にノアside、ケイ(通訳)side、沢北sideもあるけど、誰おま状態になるのと、沢北がファンに囲まれてるのでリョータのとこだけ
その姿を見つけたのは、たまたまだった。
シーズンオフに入り、一時帰国してしばらく日本に滞在していた。家族や友人とはそれなりに時間を過ごして、ある程度時間に余裕ができたから、日本でしか買えないものを求めて街に出る。久々の日本の空気にやっぱ落ち着くなと思いつつ、せっかくの日本だからやっぱり一人じゃつまらなくて、誰かを誘えばよかったと、ちょっと寂しく思ったところに、一際目を惹く姿が視界に入った。まさかこんなところで会えるとは。嬉しくなって、思わずダッシュして、その相手の、思いの外細い腕をぎゅっと掴む。
「深津さんっ」
掴まれた事に驚いたのか、普段そこまで大きくない瞳が見開かれた。その顔があの試合のインテンションを取られた時の顔と同じで、こういう顔は滅多に見れないから、そんな表情をまた引き出す事ができて、勝手に嬉しくなる。あの時と違って、既にこの人の魅力を知っている俺は、今のこの驚き様は、凄く可愛いなとしか思えなかった。可愛いのに、見つけた時は、遠くでも惹かれるほどのオーラが出ていた。ジャケット姿の深津さんは身長も相まって、凄くかっこよくて、綺麗で、色気があって、モデルみたいに目立っていて、少し離れて周りに人だかりができるほど、神秘的な雰囲気だった。そんな人を捉まえて、親しく話しかけれる俺は、その辺の奴らより特別な気がして、なんか得した気分になる。ただ、俺の感情とは別に、深津さんは驚きはしたものの、久しぶりに会ったのにいつも以上に反応がなく、どこかおかしかった。
2555シーズンオフに入り、一時帰国してしばらく日本に滞在していた。家族や友人とはそれなりに時間を過ごして、ある程度時間に余裕ができたから、日本でしか買えないものを求めて街に出る。久々の日本の空気にやっぱ落ち着くなと思いつつ、せっかくの日本だからやっぱり一人じゃつまらなくて、誰かを誘えばよかったと、ちょっと寂しく思ったところに、一際目を惹く姿が視界に入った。まさかこんなところで会えるとは。嬉しくなって、思わずダッシュして、その相手の、思いの外細い腕をぎゅっと掴む。
「深津さんっ」
掴まれた事に驚いたのか、普段そこまで大きくない瞳が見開かれた。その顔があの試合のインテンションを取られた時の顔と同じで、こういう顔は滅多に見れないから、そんな表情をまた引き出す事ができて、勝手に嬉しくなる。あの時と違って、既にこの人の魅力を知っている俺は、今のこの驚き様は、凄く可愛いなとしか思えなかった。可愛いのに、見つけた時は、遠くでも惹かれるほどのオーラが出ていた。ジャケット姿の深津さんは身長も相まって、凄くかっこよくて、綺麗で、色気があって、モデルみたいに目立っていて、少し離れて周りに人だかりができるほど、神秘的な雰囲気だった。そんな人を捉まえて、親しく話しかけれる俺は、その辺の奴らより特別な気がして、なんか得した気分になる。ただ、俺の感情とは別に、深津さんは驚きはしたものの、久しぶりに会ったのにいつも以上に反応がなく、どこかおかしかった。
eyeaifukamaki
PROGRESS沢深、オメガバース色香②
長いのでこっちに上げます。
この話の中では、アルファが10人に1人、オメガは1000人に1人という設定で、オメガが超希少な存在です。
色香目が覚めた時は病院のベッドの上だった。窓の外はもうすっかり暗くなっていて、傍に両親が座っていた。
「かず君っ!」
「かずっ」
両親の顔が視界に入って、あぁ、心配させてしまったなぁと、その顔を見て反省した。
「目ぇ、覚めた。…良かったぁ…」
「どう、大丈夫?」
二人の安心した声が、俺自身もほっとさせる。病院で何かしらの処置をされたのか、今はそこまで気持ち悪くない。
「だ、いじょうぶ、ピョン」
「そう、…よかった…。心配したよ」
「先生、呼ぶね」
今は大丈夫。でも、わざわざ両親が病院まで来ていることで、自分の体がなにか重大な病気になったのではないかと、一気に不安が出てきた。どちらかというと体はでかい方だし、体力はあるからこそ試合はフルで出れているし、思い返してみても病気という病気は風邪くらいだ。わざわざ先生が両親を呼んで、こうやって俺が目覚めるのを待っていた。どう考えても只事じゃない。考えれば考えるほど悪いことしか思い浮かばなくて、はぁっと、深い溜息が出る。ドアが開く音がして先生が入ってきて、俺の顔を覗く。俺とは違い、笑みを浮かべて「大丈夫そうだね」という声が、今の状況と正反対な気がして、なんだかおかしな気持ちになった。
7953「かず君っ!」
「かずっ」
両親の顔が視界に入って、あぁ、心配させてしまったなぁと、その顔を見て反省した。
「目ぇ、覚めた。…良かったぁ…」
「どう、大丈夫?」
二人の安心した声が、俺自身もほっとさせる。病院で何かしらの処置をされたのか、今はそこまで気持ち悪くない。
「だ、いじょうぶ、ピョン」
「そう、…よかった…。心配したよ」
「先生、呼ぶね」
今は大丈夫。でも、わざわざ両親が病院まで来ていることで、自分の体がなにか重大な病気になったのではないかと、一気に不安が出てきた。どちらかというと体はでかい方だし、体力はあるからこそ試合はフルで出れているし、思い返してみても病気という病気は風邪くらいだ。わざわざ先生が両親を呼んで、こうやって俺が目覚めるのを待っていた。どう考えても只事じゃない。考えれば考えるほど悪いことしか思い浮かばなくて、はぁっと、深い溜息が出る。ドアが開く音がして先生が入ってきて、俺の顔を覗く。俺とは違い、笑みを浮かべて「大丈夫そうだね」という声が、今の状況と正反対な気がして、なんだかおかしな気持ちになった。
eyeaifukamaki
MAIKING沢深のオメガバースです。色香①
タイトル変更するかもですが、今はこれで
長くなりそう…
色香「妊娠、しています」
「に、ん、しん…」
俺の後ろで、驚きで詰まらせながら同じ単語を返す声が聞こえて、一気にその場の空気が張り詰める。その後の言葉を誰も発することはなく、暫くの沈黙がその事の重大さを表していた。
調子が悪くなったのは沢北がアメリカに行って、一ヶ月以上経ってから。朝起きて、朝食を取るために食堂の扉を開けてすぐ、吐き気を催した。うっ、と上がってくる胃液を吐かないように手で押さえ、そのままトイレに直行する。ほんの少し胃液を吐いて少しは楽になったが、気持ち悪さは消えなかった。結局、朝食を摂る気力はなく、そのまま学校に行ったが、常にムカムカが残っていた。昼間も学校の食堂に行ったら、また同じように吐き気が襲ってきた。さすがにやばいなと思いながらも、朝食を食べてないのに昼食まで摂らないのは、その後を考えたら危険だと感じ、仕方なく胃に優しそうなうどんを選択した。それでも出汁の匂いが気持ち悪さを倍増させ、無理矢理にでも胃に流し込んだが、結局全部を食べきる事はできなかった。明らかに調子が悪いから、そのまま保健室に行ったが、胃腸薬を渡され、寝ときなさいとしか言われなくて、仕方なくベッドに横になる。それでも気持ち悪さは消えなくて、眠りに入る程の意識は働かなく、楽な姿勢を保つのが精一杯だった。保健室にいてもあまり意味がなく、五限目が終わった後、教室に戻る。珍しく授業に姿がない事で、河田がどうしたんだと話しかけてきた。
964「に、ん、しん…」
俺の後ろで、驚きで詰まらせながら同じ単語を返す声が聞こえて、一気にその場の空気が張り詰める。その後の言葉を誰も発することはなく、暫くの沈黙がその事の重大さを表していた。
調子が悪くなったのは沢北がアメリカに行って、一ヶ月以上経ってから。朝起きて、朝食を取るために食堂の扉を開けてすぐ、吐き気を催した。うっ、と上がってくる胃液を吐かないように手で押さえ、そのままトイレに直行する。ほんの少し胃液を吐いて少しは楽になったが、気持ち悪さは消えなかった。結局、朝食を摂る気力はなく、そのまま学校に行ったが、常にムカムカが残っていた。昼間も学校の食堂に行ったら、また同じように吐き気が襲ってきた。さすがにやばいなと思いながらも、朝食を食べてないのに昼食まで摂らないのは、その後を考えたら危険だと感じ、仕方なく胃に優しそうなうどんを選択した。それでも出汁の匂いが気持ち悪さを倍増させ、無理矢理にでも胃に流し込んだが、結局全部を食べきる事はできなかった。明らかに調子が悪いから、そのまま保健室に行ったが、胃腸薬を渡され、寝ときなさいとしか言われなくて、仕方なくベッドに横になる。それでも気持ち悪さは消えなくて、眠りに入る程の意識は働かなく、楽な姿勢を保つのが精一杯だった。保健室にいてもあまり意味がなく、五限目が終わった後、教室に戻る。珍しく授業に姿がない事で、河田がどうしたんだと話しかけてきた。
urc
TRAINING沢深ワンドロライお題【背中を押す】(+420min)
Xに投稿する勇気がなくてこちらに投稿失礼します🙏
お題に添えていないかもしれないですがモブ部員に背中を押された(物理)沢と深です
お付き合い前の両片想い、沢深大好きです
拙い練習漫画、お目汚しスミマセン🙏💦💦💦
urc
TRAINING沢深ワンドロライ(+360min)お題「指切り」
※お付き合いしています
※渡米前
とてもわかりにくい😭
お目汚し失礼します
間の話を色々考えていたけど描けなかったー
お互いを思いあって生きてほしい
漫画は画力、構成力、言葉選び、セリフの置き方、他にも限りなくたくさんの要素が重なってる
日頃WEB上で漫画を読ませていただける幸せに感謝するとともに作家さまの笑顔と健康を願わずにはいられない🙏 2
eyeaifukamaki
PROGRESS愛を見つける①『沢の本気と深の誤解』の続き
side沢北
ホテルのエレベーターを出て、取っていた部屋に向かう。ダブルベッドが二つある部屋を選んだのは、一つは今からドロドロに汚れるのを見越して、もう一つは二人でゆっくり眠りにつく為。部屋までのほんの少しの道のりを、手を握って離れないように扉の前まで歩調を合わせる。カードキーをかざし、ガチャッと扉が開き、カードを差し込んで部屋の明かりが灯る。中に入って扉を閉めたと同時にその手を引いて、待ってましたとばかりに自分の中に包み込む。その瞬間、ビクッと揺れる体。全身に力が入ったのが分かって、思わず苦笑いがでた。さっきまでの酷い行為のせいで、今度は何をされるのかと身構えられる。確実に恐怖心を与えてしまった事に、酷く自分の悪行を呪う。
1887urc
DONE大人沢深🇺🇸🇯🇵完成?ランニングというよりしっかり走り込みしてるふたり。
沢が🇺🇸から一時帰国したら深サンが突然坊主になってる、または沢が刈ってくれると良いな…という願望をのせて
大人の坊主は趣深い…
若いころの自分たちとも重ねたりしてさらにお互いを好きになるといいな
地味ウェアだけどリアルではこういうスタイルの人はオシャレな印象
カラーだけリンクコーデです🙏💦 3
桃本まゆこ
PROGRESSジュンブラ2024の新刊サンプル(書き下ろし部分)冒頭ちょこっとです。web掲載している温泉大人沢深の続きでラブラブアメリカ生活編を書いています。この先は年齢制限アリになるので気合いれて頑張ります。ジュンブラ沢深新刊サンプル「お疲れ様でした。そちらは朝ですよね? 良い一日を!」
「ありがとう」
画面の向こうからの声に挨拶を返してカメラをオフにする。手元の時計は午前十時を指していた。東京とニューヨークの時差は十三時間。日本は今、夜の二十三時だ。
自宅で仕事をしている俺の方が時間に融通が利くのだから会議はこちらの時刻に合わせなくて良いと部下には伝えてあるが、「深津さんに合わせてるわけじゃないです! この時間じゃないとこっちが全員捕まらないんですよ!」と一蹴されてしまった。日本の社畜舐めないでくださいよ、だそうだ。
俺も東京にいた頃は日付を跨ぐまで残業に明け暮れていたはずなのに、それももう随分と昔のことのような気がする。アメリカで暮らし始めて二年、大変なことも多いが順調な生活だと思う。
2773「ありがとう」
画面の向こうからの声に挨拶を返してカメラをオフにする。手元の時計は午前十時を指していた。東京とニューヨークの時差は十三時間。日本は今、夜の二十三時だ。
自宅で仕事をしている俺の方が時間に融通が利くのだから会議はこちらの時刻に合わせなくて良いと部下には伝えてあるが、「深津さんに合わせてるわけじゃないです! この時間じゃないとこっちが全員捕まらないんですよ!」と一蹴されてしまった。日本の社畜舐めないでくださいよ、だそうだ。
俺も東京にいた頃は日付を跨ぐまで残業に明け暮れていたはずなのに、それももう随分と昔のことのような気がする。アメリカで暮らし始めて二年、大変なことも多いが順調な生活だと思う。
koichan_77
MAIKING※大人沢深、ピョン、ご都合主義、情緒なしno title「深津さん、沢北さんがいらしてます」
内線から聞こえる女性の声が弾んでいるのがわかる。かつてNBAで名を馳せ、今も日本で現役選手として活躍している沢北栄治が来社するともなれば、社内は朝からちょっとしたお祭り騒ぎだ。チラチラと集まる視線が鬱陶しいが、すべてに気づいていないふりをして普段の自分を継続する。
「わかりました。すぐ行きます」
相手が誰だろうと、仕事は仕事。特に今回はプロジェクトリーダーを任されていることもあり、念入りに準備を重ねてきた。沢北選手(とあえて言うべきだろう)がモデルを務める我が社のスポーツウェアの、限定コラボデザイン発売に向けた重要な会議が始まる。
「全部オッケーです。それで進めてください」
1702内線から聞こえる女性の声が弾んでいるのがわかる。かつてNBAで名を馳せ、今も日本で現役選手として活躍している沢北栄治が来社するともなれば、社内は朝からちょっとしたお祭り騒ぎだ。チラチラと集まる視線が鬱陶しいが、すべてに気づいていないふりをして普段の自分を継続する。
「わかりました。すぐ行きます」
相手が誰だろうと、仕事は仕事。特に今回はプロジェクトリーダーを任されていることもあり、念入りに準備を重ねてきた。沢北選手(とあえて言うべきだろう)がモデルを務める我が社のスポーツウェアの、限定コラボデザイン発売に向けた重要な会議が始まる。
「全部オッケーです。それで進めてください」
Orr_Ebi
TRAININGキスするだけの沢深(R18練習用今回はキスのターン)このあと沢キタくんはちゃんとトイレで慰めました
可愛いやつ 深津は耳が良い。チームメイトの足音も、教師が遠くで誰かを呼ぶ声も、誰のものかすぐに判別できた。同級生が近付いてきたのが分かって、振り向かずに名前を呼んだらひどく驚かれたこともある。それぞれにそれぞれの音。特徴的な声や足音。聞き分けるのは昔から簡単で、この特技は男ばかりの寮生活でも役に立った。
コンコン、と控えめなノック音。
深津の自室を訪ねてきたのが誰か、すぐに分かった。顔を上げて、読んでいたバスケ雑誌を一度横に置き、立ち上がる。扉の前まで行って、消灯前の訪問者を念のため覗き穴から確認した。
やっぱりな、と深津は覗き穴から顔を離して思った。予想通り、訪ねてくると思った。
「深津さあん…」
犬がくうんと鳴くかのように情けない声を出した訪問者は、深津がドアノブを回して扉を開けた時、眉毛を下げて口をへの字に曲げて、ちょっぴり拗ねたをしていた。
7338コンコン、と控えめなノック音。
深津の自室を訪ねてきたのが誰か、すぐに分かった。顔を上げて、読んでいたバスケ雑誌を一度横に置き、立ち上がる。扉の前まで行って、消灯前の訪問者を念のため覗き穴から確認した。
やっぱりな、と深津は覗き穴から顔を離して思った。予想通り、訪ねてくると思った。
「深津さあん…」
犬がくうんと鳴くかのように情けない声を出した訪問者は、深津がドアノブを回して扉を開けた時、眉毛を下げて口をへの字に曲げて、ちょっぴり拗ねたをしていた。
urc
DONE沢深ワンドロライお題【卒業式】【寄せ書き】(+5h)
沢🇺🇸高2 深サン🇯🇵高3
両片思い
遅刻参加&初心者の投稿でごめんなさい🙇
いつも素敵なお題をありがとうございます✨
沢北の将来を考えて健気に気持ちを抑える深サン大好きですが、欲しいものは手にいれたい、色々乗り越えていきたい強めの深サンも応援したくて描きました
漫画難しい…
Orr_Ebi
DOODLE3/1のうちにあげておきたかった沢深。沢への感情を自覚する深の話。※沢はほぼ出てきません
・深津の誕生日
・深津の名前の由来
・寮母、深津の母など
以上全て捏造です!
私の幻覚について来れる方のみ読ましょう。振り落とされるなよ。
※沢深ワンドロライのお題と被っていますがそれとは別で個人的に書いたお話です
シオンの花束 同じ朝は二度と来ない。
頭では分かっていても、慣れた体はいつもの時間に目覚め、慣れ親しんだ寮の部屋でいつも通りに動き出す。
深津は体を起こして、いつものように大きく伸びをすると、カーテンを開け窓の外を見た。まだ少し寒い朝の光が、深津の目に沁みた。雪の残る風景は、昨日の朝見た時とほぼ同じ。
同じ朝だ。けれど、確実に今日だけは違うのだと深津は分かっている。少し開けた窓から、鋭い冷たさの中にほんの少し春の甘さが混ざった風を吸い込む。
3月1日。今日、深津は山王工業高校を卒業する。そして、奇しくもこの日は、深津の18歳の誕生日であった。
一成、という名前は、長い人生の中で何か一つを成せるよう、という両親からの願いが込められている。深津自身、この名前を気に入っていた。苗字が珍しいので、どうしても下の名前で呼ばれる事は少なかったが、親しい友人の中には下の名前で呼び合う者も多く、その度に嬉しいようなむず痒いような気持ちになっていたのは、深津自身しか知らないことだ。
6903頭では分かっていても、慣れた体はいつもの時間に目覚め、慣れ親しんだ寮の部屋でいつも通りに動き出す。
深津は体を起こして、いつものように大きく伸びをすると、カーテンを開け窓の外を見た。まだ少し寒い朝の光が、深津の目に沁みた。雪の残る風景は、昨日の朝見た時とほぼ同じ。
同じ朝だ。けれど、確実に今日だけは違うのだと深津は分かっている。少し開けた窓から、鋭い冷たさの中にほんの少し春の甘さが混ざった風を吸い込む。
3月1日。今日、深津は山王工業高校を卒業する。そして、奇しくもこの日は、深津の18歳の誕生日であった。
一成、という名前は、長い人生の中で何か一つを成せるよう、という両親からの願いが込められている。深津自身、この名前を気に入っていた。苗字が珍しいので、どうしても下の名前で呼ばれる事は少なかったが、親しい友人の中には下の名前で呼び合う者も多く、その度に嬉しいようなむず痒いような気持ちになっていたのは、深津自身しか知らないことだ。