nekononora
DONEパーバソお題・満月の夜
時間・一時間
事前作成
事後表現あり。
なんのパロになるのか、ファンタジーパロです。
世界観はよくある中世の貴族のふっわふわです。気にしたら負けます。
仮面舞踏会に参加して、というような感じです。
こんなよくある話ならこの後の展開は彼の勝ち 蝶や花よとまではいかずとも、それなりに守られて育てられてきたお坊ちゃんお嬢ちゃん。
後、数年して成人すれば学園を卒業し、本格的に家を継ぐ為の仕事だの、幼い頃に決められた許嫁の元に嫁ぐだの、今ほどの自由は無くなるのは肌で感じている。
だから今。
青春真っ只中の今、友人達と少しの冒険をしてみる。
大人には内緒の秘密の思い出になるはずだから。
——という事で、バーソロミューは仮面舞踏会に参加していた。
ことわっておくが、バーソロミューは今年で30歳だ。
少年という年代ではなく、大人に秘密の思い出はもう溢れるほど持っている。どちらかと言えばそれは青春の一ページというより、知られれば厳重注意ではすまないかもしれないものだ。
2959後、数年して成人すれば学園を卒業し、本格的に家を継ぐ為の仕事だの、幼い頃に決められた許嫁の元に嫁ぐだの、今ほどの自由は無くなるのは肌で感じている。
だから今。
青春真っ只中の今、友人達と少しの冒険をしてみる。
大人には内緒の秘密の思い出になるはずだから。
——という事で、バーソロミューは仮面舞踏会に参加していた。
ことわっておくが、バーソロミューは今年で30歳だ。
少年という年代ではなく、大人に秘密の思い出はもう溢れるほど持っている。どちらかと言えばそれは青春の一ページというより、知られれば厳重注意ではすまないかもしれないものだ。
nekononora
DONEワンドロ。お題『新しい一年』
時間『1h+1h』
パー→←バソのなろうパロ?です。
追放ものです。多分。世界観はふっわふわです。気にしちゃいけません。
海賊他鯖も出てきます。
追放されたら領主からの溺愛生活が決定しているので回避したいです ここ数年、海軍を増強しだした隣国との微妙な関係や、棲家を沖合から遠洋へ移したシーサーペントの報告、それによりシーサーペントを恐れ逃げたモンスター達が沖合や沿岸で見掛け、そこで生態系を形成したのが観測され、さらには地形や気候が鱗が薬となるとされる魚の養殖に適している事もわかり、元は国もさほど力を入れていない港町だったのだが、今では注目を集め、仕事を求めて人や冒険者達が集まり、人が集まれば商人も店を開き、寂れていたのが嘘のように賑わうようになっていた。
数年前までは新年を祝う行事もひっそりと行われていたものだったが、いまでは花火があげられ、音楽が奏でられ、踊り、深夜まで酒場や店も開き、祝い酒や料理が振る舞われている。
3497数年前までは新年を祝う行事もひっそりと行われていたものだったが、いまでは花火があげられ、音楽が奏でられ、踊り、深夜まで酒場や店も開き、祝い酒や料理が振る舞われている。
mayoratte
DOODLEパーバソワンドロライお題:約束/過去
1h+2h
一周目dbiなので忘れしまうので、デアですれ違う時にパに対してなんでか嘘つきって思うんだけどなんでだろ?という気持ちになるバという続きがふんわり心の中にはありました 3
nekononora
DONEパー→←バソです。ワンドロです。事前作成
お題・「騎士」「海賊」
時間・1時間➕1時間
次こそは一時間で書きたい。
ベディさんとバソさんが喋っていて、パーさんは最後にちょろっとでます。
海賊と騎士と例の部屋 カルデアにおいて、お騒がせなサーヴァントは多数いる。
お騒がせにも種類があり、微小特異点を作りだすものから、猫耳をはやしてまわるというものまで、様々だ。
多種多様のお騒がせの中でも、特に厄介とされるのがキャスターどものはっちゃけだ。
ふだんは個人の工房に篭ったり、一匹狼を気取ってるくせに、「こんなのできたらおもしろいんじゃね?」で、徒党を組み、「これも」「あれも」「こうしたら」で、技術顧問も頭痛を覚える魔術を生みだす。
生みだして有効活用するなら、よくはないが、まだいいと言いたくなるのだが、作れた! 満足!! 解散!! という遊んだ玩具は片づけなさい状態になる事もしばしば。
マスターやサーヴァントの誰かが被害に遭い、作ったキャスターどもが呼び出されて片付けを命じられる姿は、頻繁に見られるものであった。
5429お騒がせにも種類があり、微小特異点を作りだすものから、猫耳をはやしてまわるというものまで、様々だ。
多種多様のお騒がせの中でも、特に厄介とされるのがキャスターどものはっちゃけだ。
ふだんは個人の工房に篭ったり、一匹狼を気取ってるくせに、「こんなのできたらおもしろいんじゃね?」で、徒党を組み、「これも」「あれも」「こうしたら」で、技術顧問も頭痛を覚える魔術を生みだす。
生みだして有効活用するなら、よくはないが、まだいいと言いたくなるのだが、作れた! 満足!! 解散!! という遊んだ玩具は片づけなさい状態になる事もしばしば。
マスターやサーヴァントの誰かが被害に遭い、作ったキャスターどもが呼び出されて片付けを命じられる姿は、頻繁に見られるものであった。
nekononora
DONEパーバソになるお話を書きたかったんですよ。お題『晴れた朝』
時間1h45
とあるリリィの人魚劇 その港町は白夜が空と海を支配していた。
夜と言うには明るく、朝というには暗く、そんな薄暗い世界が数十年と続いており、太陽が海を照らす昼や、月が空を輝かすを知る者は老人ばかりで、今は昔話として語り継がれているような伝説となっていた。
昔は夏になれば暑く、冬になれば寒かったらしいが、今は一年を通して、いや一日を通してずっと肌寒く、涼しくて過ごしやすいが、油断すると手足が冷えてしまうような気候が続いていた。
日照や寡照で人体や家畜、作物等にも様々な問題が起きるはずなのだが、不思議な事にその港町にはそれらの弊害は起きていなかった。
ただ日照が多い地域にありがちな明るさは落とされ、暗く淀んだとまではいかないが静かで凪いだ営みが港を包んでいた。
3854夜と言うには明るく、朝というには暗く、そんな薄暗い世界が数十年と続いており、太陽が海を照らす昼や、月が空を輝かすを知る者は老人ばかりで、今は昔話として語り継がれているような伝説となっていた。
昔は夏になれば暑く、冬になれば寒かったらしいが、今は一年を通して、いや一日を通してずっと肌寒く、涼しくて過ごしやすいが、油断すると手足が冷えてしまうような気候が続いていた。
日照や寡照で人体や家畜、作物等にも様々な問題が起きるはずなのだが、不思議な事にその港町にはそれらの弊害は起きていなかった。
ただ日照が多い地域にありがちな明るさは落とされ、暗く淀んだとまではいかないが静かで凪いだ営みが港を包んでいた。
nekononora
DONEパー→バソ。ワンドロ。過去のお題をお借りしました。
『デート』
恋に恋する大海賊 生前、ついぞ恋だの愛だのに縁がなかった。
いやこの言い方では、私に好意を向け、告白してくれた者達にあまりに不義理だ、訂正しよう。
「生前、私は誰かに恋をした事がなくてね。このみてくれだ、秋波は多数に送られたが……どうにもそれ止まりで。私が一歩踏み出せなかったといえばそれまでなのだが……」
そこで言葉を区切り、目の前の青年を見やる。
一回り年下の白い髪と空色の目の青年は、動かしていた手を止め、戸惑ったようにバーソロミューを見た。
「別に避けていたわけでも忌避していたわけでもなく、それなりに興味はあったのだよ。身を焦がすような恋や、誰かを自分以上に慈しむ深い愛に」
だからね、とフフッと微笑みを青年に向ける。
1658いやこの言い方では、私に好意を向け、告白してくれた者達にあまりに不義理だ、訂正しよう。
「生前、私は誰かに恋をした事がなくてね。このみてくれだ、秋波は多数に送られたが……どうにもそれ止まりで。私が一歩踏み出せなかったといえばそれまでなのだが……」
そこで言葉を区切り、目の前の青年を見やる。
一回り年下の白い髪と空色の目の青年は、動かしていた手を止め、戸惑ったようにバーソロミューを見た。
「別に避けていたわけでも忌避していたわけでもなく、それなりに興味はあったのだよ。身を焦がすような恋や、誰かを自分以上に慈しむ深い愛に」
だからね、とフフッと微笑みを青年に向ける。
nekononora
DONEパーバソのワンドロです。お題……貴方のせい
本来なら一騎ずつ部屋はないし、湯船はないだろうが、弊カルデアにはある感じで!!
あれ? シリアスなった? あれ??
指先からこぼれ落ちる宝物「バーソロミュー、いるだろうか?」
恋人の声とコンコンというノックの音。
ベッドで横になり、ブカブカのシャツと下着という少々だらしない格好で漫画を読んでいたバーソロミューは慌てて起き上がる。
「パーシヴァル? いるよ。今開けるから待ちたまえ」
返事をしつつ、清き愚か者には目に毒な漫画をベッドの下に隠し、シャツを脱いでこれもベッドの下に突っ込むと、エーテルで服を編み、身だしなみを整える。
五秒で支度を整えると、バーソロミューは姿勢良く優雅にドアまで歩き、鍵を解除した。
ウィンと機械音が鳴り、自動でドアが開く。
バーソロミューよりも頭一つ分ほど高い位置にあるパーシヴァルの顔を見上げ、口元を緩めて微笑む。
3455恋人の声とコンコンというノックの音。
ベッドで横になり、ブカブカのシャツと下着という少々だらしない格好で漫画を読んでいたバーソロミューは慌てて起き上がる。
「パーシヴァル? いるよ。今開けるから待ちたまえ」
返事をしつつ、清き愚か者には目に毒な漫画をベッドの下に隠し、シャツを脱いでこれもベッドの下に突っ込むと、エーテルで服を編み、身だしなみを整える。
五秒で支度を整えると、バーソロミューは姿勢良く優雅にドアまで歩き、鍵を解除した。
ウィンと機械音が鳴り、自動でドアが開く。
バーソロミューよりも頭一つ分ほど高い位置にあるパーシヴァルの顔を見上げ、口元を緩めて微笑む。