arroz_kkdk
INFOあけましておめでとうございます!🐙と🧜♂️からの御年賀を展示とネットプリントで公開させていただきます。葉書サイズで印刷できるかと思います✌セブンプリント:CUH4GHJY
期限:2023/1/7 23時ごろまで
ネットワークプリント:7XCRNUDZ52(葉書対応機でない場合はがき印刷不可)
期限:2023/1/8 28時ごろまで
shiki_sbp
DONE2022.12.31~2023.1.1 夏五WEBオンリーイベント【GEGODIG.NEWYEAR PARTY2】開催おめでとうございます!!n番煎じの年越し漫画ですがよろしければ…!! 3
ya_rayshan
DONEGEGODIGNY開催おめでとうございます!🎉🥳初めてこういったイベントに、サークル側として参加できたこと、とても嬉しく思います!
こちらの展示品のパスワードは、会場に掲載している展示商品の詳細にあります。また、Pixivで連載中のシリーズと同じ設定ですので、この作品だけだとわからない部分もあるかと思います。予めご了承の程、よろしくお願い致します。 15188
おはぎ
DONEGGD.NYP2の展示作品です。以前冒頭を少しポイしていた作品をお正月仕様に少し手を入れて完成させました!
ドキドキ!五条家お宅訪問~!なお話です。
180%捏造ですが、幸せになって欲しい気持ちだけは本物を詰め込みました。
▼特に以下捏造が含まれます
・教師if
・五条家メンバ(悟両親、ばあや、その他)
・五条、夏油両実家に関する事柄(所在地から全て)
上記楽しめる方は宜しくお願いします!
猛獣使いを逃がすな「……本当に大丈夫なのか?」
「だーいじょうぶだってば! 何緊張してんの」
「普通緊張するだろう! 恋人の実家にご挨拶に行くんだぞ!」
強張った身体をほぐそうと悟が私の肩を掴んでふるふると揺すった。普段なら制止するところだが、今はじっと目を閉じて身体をゆだねていた。されるがままの私を悟が大口開けて笑っているが、もはや今の私にとってはどうでもいい。この胃から喉元までせり上がってくるような緊張感を拭ってくれるものならば、藁でも猫でも悟でも、何でも縋って鷲掴みたい。現実逃避をやめて、大きく深呼吸。一気に息を吸い過ぎて咳き込んだが、緊張感が口からこぼれ出てはくれなかった。
「はぁ……帰りたい……高専の寮で一人スウェットを着て、日がな一日だらだらしたい……」
27404「だーいじょうぶだってば! 何緊張してんの」
「普通緊張するだろう! 恋人の実家にご挨拶に行くんだぞ!」
強張った身体をほぐそうと悟が私の肩を掴んでふるふると揺すった。普段なら制止するところだが、今はじっと目を閉じて身体をゆだねていた。されるがままの私を悟が大口開けて笑っているが、もはや今の私にとってはどうでもいい。この胃から喉元までせり上がってくるような緊張感を拭ってくれるものならば、藁でも猫でも悟でも、何でも縋って鷲掴みたい。現実逃避をやめて、大きく深呼吸。一気に息を吸い過ぎて咳き込んだが、緊張感が口からこぼれ出てはくれなかった。
「はぁ……帰りたい……高専の寮で一人スウェットを着て、日がな一日だらだらしたい……」
MondLicht_725
DONE夏五オンリー「雪が融けるまで725秒」展示品でした。見てくださった方ありがとうございました😊
pixivにある転生パロ「白と黒、ときどき青」( https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=16575482 )の夏五のクリスマス話です。 6426
おはぎ
DONEWebイベ展示作品③テーマは「くるみ割り人形」 現パロ?
彫刻と白鳥――パシンッ
頬を打つ乾いた音がスタジオに響く。張りつめた空気に触れないよう周囲に控えたダンサーたちは固唾を飲んでその行方を見守った。
水を打ったように静まり返る中、良く通る深い響きを持った声が鼓膜を震わせる。
「君、その程度で本当にプリンシパルなの?」
その台詞に周囲は息をのんだ。かの有名なサトル・ゴジョウにあそこまで言われたら並みのダンサーなら誰もが逃亡しただろう。しかし、彼は静かに立ち上がるとスッと背筋を伸ばしてその視線を受け止めた。
「はい、私がここのプリンシパルです」
あの鋭い視線を受け止めてもなお、一歩も引くことなく堂々と返すその背中には、静かな怒りが佇んでいた。
日本人離れしたすらりと長い手足と儚く煌びやかなその容姿から『踊る彫刻』の異名で知られるトップダンサーがサトル・ゴジョウその人だった。今回の公演では不慮の事故による怪我で主役の座を明け渡すことになり、代役として白羽の矢がたったのが新進気鋭のダンサー、スグル・ゲトーである。黒々とした艶やかな黒髪と大きく身体を使ったダイナミックなパフォーマンスから『アジアのブラックスワン』と呼ばれる彼もまた、近年トップダンサーの仲間入りを果たした若きスターである。
1086頬を打つ乾いた音がスタジオに響く。張りつめた空気に触れないよう周囲に控えたダンサーたちは固唾を飲んでその行方を見守った。
水を打ったように静まり返る中、良く通る深い響きを持った声が鼓膜を震わせる。
「君、その程度で本当にプリンシパルなの?」
その台詞に周囲は息をのんだ。かの有名なサトル・ゴジョウにあそこまで言われたら並みのダンサーなら誰もが逃亡しただろう。しかし、彼は静かに立ち上がるとスッと背筋を伸ばしてその視線を受け止めた。
「はい、私がここのプリンシパルです」
あの鋭い視線を受け止めてもなお、一歩も引くことなく堂々と返すその背中には、静かな怒りが佇んでいた。
日本人離れしたすらりと長い手足と儚く煌びやかなその容姿から『踊る彫刻』の異名で知られるトップダンサーがサトル・ゴジョウその人だった。今回の公演では不慮の事故による怪我で主役の座を明け渡すことになり、代役として白羽の矢がたったのが新進気鋭のダンサー、スグル・ゲトーである。黒々とした艶やかな黒髪と大きく身体を使ったダイナミックなパフォーマンスから『アジアのブラックスワン』と呼ばれる彼もまた、近年トップダンサーの仲間入りを果たした若きスターである。
おはぎ
DONEWebイベ展示作品②テーマは「オーナメント」 現パロ夏と猫五
コロコロサトル「こらッ、サトル! 返しなさい!」
「んなぁー」
コロコロとじゃれるサトルからやっとの思いで真っ赤な飾りを取り戻した。ぴかぴかと周囲の景色を反射して光る玉は、所々に引っかき傷ができていた。
「全く、何か飲み込んだりしたら危ないからやめなって言ってるのに」
「んな、んにぃー」
「わ、こら、まとわりつくなって」
返せ返せと、私の脚にぐりぐり頭を押し付けてくる。そのうち当初の目的を忘れかけたのか、顔を擦りながらゴロゴロ喉を鳴らしていた。
「他にもオモチャがあるだろう? 美々子と菜々子が来る前に飾りつけしちゃいたいからそっちで遊んでてよ、ね?」
お気に入りのぬいぐるみを取ってやっても素知らぬ顔で、またツリーによじ登ろうとする。仕方ないな、とサトルを抱きかかえツリーを見せてやった。
1141「んなぁー」
コロコロとじゃれるサトルからやっとの思いで真っ赤な飾りを取り戻した。ぴかぴかと周囲の景色を反射して光る玉は、所々に引っかき傷ができていた。
「全く、何か飲み込んだりしたら危ないからやめなって言ってるのに」
「んな、んにぃー」
「わ、こら、まとわりつくなって」
返せ返せと、私の脚にぐりぐり頭を押し付けてくる。そのうち当初の目的を忘れかけたのか、顔を擦りながらゴロゴロ喉を鳴らしていた。
「他にもオモチャがあるだろう? 美々子と菜々子が来る前に飾りつけしちゃいたいからそっちで遊んでてよ、ね?」
お気に入りのぬいぐるみを取ってやっても素知らぬ顔で、またツリーによじ登ろうとする。仕方ないな、とサトルを抱きかかえツリーを見せてやった。
おはぎ
DONEWebイベ展示作品①テーマ「シチュー」教師if
一口サイズの風物詩 ふと顔を上げると部屋に差し込んでいたはずの明かりが翳り、窓の外では街頭がちらほらとつき始めていた。慌てて家中のカーテンを引きながら、壁にかかる時計に目をやればまだ時刻は十七時を回ったあたり。日没がすっかり早くなったものだと季節の移り変わりを感じる。
今日の夕食はどうしようか、悟の帰宅時間を思い出しながらテレビに目をやると、そこには暖かなオレンジの光に包まれた食卓が映っていた。
「あ、そうだ」
私は冷蔵庫の中身を覗くと、そそくさと買い出しに出かけた。
◇
「たっだいま~」
「おかえり」
はー疲れた、と呟きながら悟が帰宅する。彼が帰ってきた途端に部屋の中が賑やかに感じるのは私だけだろうか。少しだけ感傷に浸ったような心地で「急に冷えてきたでしょ」と声をかけると「全然分かんなかった! でも確かにみんなコート着てたかも!」と洗面所から大声が返ってくる。がたがた、ばしゃばしゃ、様子を見ずとも悟が何をしているのか物音だけで手に取るように分かる。これは私の気持ちの問題ではなく、存外物理的にうるさくなっているだけかもしれないな、と苦笑した。
1136今日の夕食はどうしようか、悟の帰宅時間を思い出しながらテレビに目をやると、そこには暖かなオレンジの光に包まれた食卓が映っていた。
「あ、そうだ」
私は冷蔵庫の中身を覗くと、そそくさと買い出しに出かけた。
◇
「たっだいま~」
「おかえり」
はー疲れた、と呟きながら悟が帰宅する。彼が帰ってきた途端に部屋の中が賑やかに感じるのは私だけだろうか。少しだけ感傷に浸ったような心地で「急に冷えてきたでしょ」と声をかけると「全然分かんなかった! でも確かにみんなコート着てたかも!」と洗面所から大声が返ってくる。がたがた、ばしゃばしゃ、様子を見ずとも悟が何をしているのか物音だけで手に取るように分かる。これは私の気持ちの問題ではなく、存外物理的にうるさくなっているだけかもしれないな、と苦笑した。
藤 夜
DONE離反ifのクリスマス短編集、テーマはキスのひとりアンソロです(笑)教師×教師 虎杖視点
クリスマスプレゼントにまつわる惚気のひと幕
【雪が融けるまで725秒】の開催、おめでとうございます&ありがとうございます♪
ひと足先にサンプルがわりに第1話を掲載します^^
◆一◆ 久遠「しょうがない、伏黒が迎えに来るまではここで寝てなよ」
そう言って家入は空いているベッドを指差した。申し訳なさに仕事は、と問えば、
「仕事納めはまだ先だから、私のことは気にしなくてもいいよ」
積み上がった書類の奥で目元を細めて頷かれた。閉じたカーテンの向こう側にあるベッドに寝転ぶと、冷えたシーツが火照った肌に心地よく、横たわれば楽になった体に、疲れていたのだと実感した。
クリスマス明け、最後の任務に出掛けたところでやけに暑いと感じたら、伏黒に思いっきりどやされた。どうやら珍しく風邪を引いたらしい。ただ、風邪なのか、呪霊に中てられたのか、イマイチ判断がつきかねるからと、怒鳴った伏黒に連れられてやってきた医務室で様子見と相成った。まあ、伏黒が俺の代わりにまとめて報告書を作成して、提出してくるまでの間、寝て待っていろ。と言うのが正しいのだろう。年末だから年内に提出しとけって言うなら、こんな年の瀬に駆り出さなくてもと思わなくもないけれど、年の瀬だからこそ、刈り取れる危険は摘んでおけと言う理屈も当然理解はできる。猶予があるからとクリスマスに予定を入れられなかっただけで、御の字なのだろう。
2855そう言って家入は空いているベッドを指差した。申し訳なさに仕事は、と問えば、
「仕事納めはまだ先だから、私のことは気にしなくてもいいよ」
積み上がった書類の奥で目元を細めて頷かれた。閉じたカーテンの向こう側にあるベッドに寝転ぶと、冷えたシーツが火照った肌に心地よく、横たわれば楽になった体に、疲れていたのだと実感した。
クリスマス明け、最後の任務に出掛けたところでやけに暑いと感じたら、伏黒に思いっきりどやされた。どうやら珍しく風邪を引いたらしい。ただ、風邪なのか、呪霊に中てられたのか、イマイチ判断がつきかねるからと、怒鳴った伏黒に連れられてやってきた医務室で様子見と相成った。まあ、伏黒が俺の代わりにまとめて報告書を作成して、提出してくるまでの間、寝て待っていろ。と言うのが正しいのだろう。年末だから年内に提出しとけって言うなら、こんな年の瀬に駆り出さなくてもと思わなくもないけれど、年の瀬だからこそ、刈り取れる危険は摘んでおけと言う理屈も当然理解はできる。猶予があるからとクリスマスに予定を入れられなかっただけで、御の字なのだろう。
藤 夜
DONE離反if。任務地で燻る傑と、自室で気遣う少し大人な悟の、秋の夜長の静かなひと時。甘えたの傑とあやす悟もいいなーって。支部に掲載の短編集より。
【漆黒】 君の声 胸糞悪い。
日付が変わるころに用意されたビジネスホテルに辿り着き、そのままバスルームに駆け込んだ。いくら洗っても拭いきれない汚れは、一級には一歩届かない呪霊の吐瀉物でもなく、己の汗や血ですらない。恍惚とでも言うような意思すらない笑顔を張りつけ、敬意と祈り、そして恐れを綯い交ぜにした信仰という名の狂気を抱いた人の群れから発せられた醜悪なまでの、まじないだ。
いくらシャワーを浴びても温まる気配を見せず、冷えて薄汚れた体を熱いぐらいのお湯を落としたバスタブに横たわらせた。私を信用してこの任務を寄越したわけではなく、ただ単に手が空いていた上に、呪霊の強さと相性、嫌がらせも兼ねてだろう。それでもこんな案件、悟に任せるぐらいなら私にお鉢を回される方が、よっぽどマシだ。シャワーを止めれば水音の代わりに聞こえる、いつ止むとも知れぬ虫の鳴き声が哀愁を誘い、人恋しさを募らせる。否、人恋しさではなく、悟が恋しいだけか。
2224日付が変わるころに用意されたビジネスホテルに辿り着き、そのままバスルームに駆け込んだ。いくら洗っても拭いきれない汚れは、一級には一歩届かない呪霊の吐瀉物でもなく、己の汗や血ですらない。恍惚とでも言うような意思すらない笑顔を張りつけ、敬意と祈り、そして恐れを綯い交ぜにした信仰という名の狂気を抱いた人の群れから発せられた醜悪なまでの、まじないだ。
いくらシャワーを浴びても温まる気配を見せず、冷えて薄汚れた体を熱いぐらいのお湯を落としたバスタブに横たわらせた。私を信用してこの任務を寄越したわけではなく、ただ単に手が空いていた上に、呪霊の強さと相性、嫌がらせも兼ねてだろう。それでもこんな案件、悟に任せるぐらいなら私にお鉢を回される方が、よっぽどマシだ。シャワーを止めれば水音の代わりに聞こえる、いつ止むとも知れぬ虫の鳴き声が哀愁を誘い、人恋しさを募らせる。否、人恋しさではなく、悟が恋しいだけか。
おちゃわん
DOODLE夏五 / わからせセックス♡呪専時代の夏五。
生意気なこと言って調子乗ってたら、
同級生に生ハメ中出しセックスされて
メス堕ちしてアヘっちゃう話。
ちんぽに勝てない悟かわいい。
キャラデザのやつ見てたら
描きたくなってしまった…✍️
♡喘ぎ/断面図/んほぉ系 4
hensoutoyokoku
MAIKING夏五現パロその1 暗めです(notバドエン) ちょっとモブが出ます。 R-18(冒頭は全年齢)別れた後、動画配信者になるさとる。すぐるは会社員です。 1437
MondLicht_725
MAIKING夏五版ワンドロワンライ第94回お題「魔法のランプ」お借りしました。夏だけ転生してる話。
夏五版ワンドロワンライ第94回お題「魔法のランプ」 善にも悪にもつながる道
お望み通り
天国も地獄も 運命は
その手の中にある
――――アラジン『アラビアン・ナイト』より
「立ち入り禁止」の札が引っかかったロープを乗り越えてほんの数歩で、傑は早くも後悔した。やっぱり来るべきなかった。きっちり断っていれば、今頃は自室で配信が始まった映画を見ながら一杯やってたところである。
緩やかだが長く続く暗い山道に、前を行く友人たちの声は次第に大きくなっていく。外部からの立ち入りを拒む私有地の山の中、当然人工的な明かりなどない。ざわざわと風が木々の枝を揺らす音が、不気味さをさらに演出する。
山の中、ではあるのだが、進む道には古い石の階段がある。雑草や泥に侵食され、ほとんど埋もれてしまっているが、明らかに人の手によって造られた場所だ。この先には、噂によれば棄てられ放置されたままの古い寺院の跡があるという。
1924お望み通り
天国も地獄も 運命は
その手の中にある
――――アラジン『アラビアン・ナイト』より
「立ち入り禁止」の札が引っかかったロープを乗り越えてほんの数歩で、傑は早くも後悔した。やっぱり来るべきなかった。きっちり断っていれば、今頃は自室で配信が始まった映画を見ながら一杯やってたところである。
緩やかだが長く続く暗い山道に、前を行く友人たちの声は次第に大きくなっていく。外部からの立ち入りを拒む私有地の山の中、当然人工的な明かりなどない。ざわざわと風が木々の枝を揺らす音が、不気味さをさらに演出する。
山の中、ではあるのだが、進む道には古い石の階段がある。雑草や泥に侵食され、ほとんど埋もれてしまっているが、明らかに人の手によって造られた場所だ。この先には、噂によれば棄てられ放置されたままの古い寺院の跡があるという。
MondLicht_725
DONEhttps://www.pixiv.net/novel/show.php?id=16596444#6この世界の祓本夏五(転生)
五誕生日編
【夏五】全部まとめて【祓本】 冷えたフローリングの上に座って、部屋を見渡す。都内のマンション、10年間空いたままだったかつての、そして再び戻ってきた夏油の私室。
ベッド。小さな本棚と、中に並んだいくつかの文庫本。クローゼットの私服。前に比べればまだまだ物は少ないが、それでも少しずつ、確実に増えている。
吐き出す息が白くなる、とまではいかないが、数日留守にした室内はここ最近の冬らしい天候に隅々まで冷え切っていた。ヒーターはつけたばかりだから、温まるまでまだ時間がかかる。
お笑い芸人「祓ったれ本舗」。
10年間の空白を経て再結成を発表してから、まもなく1年が過ぎようとしている。
つまり、相方と――五条悟と再会してからも、同じ時間が流れたということだ。
2278ベッド。小さな本棚と、中に並んだいくつかの文庫本。クローゼットの私服。前に比べればまだまだ物は少ないが、それでも少しずつ、確実に増えている。
吐き出す息が白くなる、とまではいかないが、数日留守にした室内はここ最近の冬らしい天候に隅々まで冷え切っていた。ヒーターはつけたばかりだから、温まるまでまだ時間がかかる。
お笑い芸人「祓ったれ本舗」。
10年間の空白を経て再結成を発表してから、まもなく1年が過ぎようとしている。
つまり、相方と――五条悟と再会してからも、同じ時間が流れたということだ。
MondLicht_725
MAIKING夏五版ワンドロワンライ第92回お題「卓越」お借りしました。前の第87回お題「骨の皮」( https://poipiku.com/5310780/7709446.html )の続きです。
呪専時代の夏が堕ちるキッカケになった子供に逆行した五(子供)…というネタ。今回は夏のみ。
大丈夫な方のみどうぞ。 3615
おはぎ
DONE夏五ワンドロワンライのお題をお借りしました!(全然ワンライじゃないし遅刻もいいところですが、練習ということでね...)
第91回「エスコート」
エスコートサービスでバイトする大学生夏と謎のお金持ち五の現パロです。
書いてたら楽しかったから、続き書こうかなぁ
二十五万で買われたトモダチ 肌寒い風が頬を撫でる秋口。どんよりとした雲が一層体感温度を下げてくる。襟元を軽く閉じながら肩にかけた鞄を背負いなおすと、簡素な無地のケースに包まれた携帯がメッセージの着信を告げた。
確認すると、事務所から臨時の仕事依頼だった。この後は特に予定も無かったからいいか、と了承の旨を連絡する。
「なぁ夏油この後予定ないって言ってたよな? なら飲み行かね?」
「や、今日はパス。バイト入った」
後ろからがばりと肩を組んできた友人の腕をそっと外しながら、目線は携帯から外さずに断りを入れた。この時間なら家によって着替える時間もあるな、と頭の中で算段をつける。
「えー何だよ暇っつってたじゃんか! 急にシフト入れてくるとかブラックじゃね? サボっちゃえよそんなの」
4203確認すると、事務所から臨時の仕事依頼だった。この後は特に予定も無かったからいいか、と了承の旨を連絡する。
「なぁ夏油この後予定ないって言ってたよな? なら飲み行かね?」
「や、今日はパス。バイト入った」
後ろからがばりと肩を組んできた友人の腕をそっと外しながら、目線は携帯から外さずに断りを入れた。この時間なら家によって着替える時間もあるな、と頭の中で算段をつける。
「えー何だよ暇っつってたじゃんか! 急にシフト入れてくるとかブラックじゃね? サボっちゃえよそんなの」
MondLicht_725
MOURNING夏五版ワンドロワンライ第90回お題「路地裏」お借りしました。記憶を失くした男と、その男に拾われた男の話。
※モブと付き合った(何もなし)表現があります。
なんでも大丈夫な方のみどうぞ。 3539
letoro_mania
TRAINING相互さん宛に。じゅ夏五
(相互さん)のBL本は
【題】真夜中の迷子
【帯】知らぬ女を連れているのを見かける度 胸が痛んだ
【書き出し】いつもくだらない事で突っかかってくる嫌な奴だった。
です
#限界オタクのBL本 #shindanmaker
shindanmaker.com/878367
真夜中の迷子 いつもくだらない事で突っかかってくる嫌な奴だった。
本気で腹を立てても殴ることもできず、舌を出して遠ざかって行くムカつく顔を見つめるしかできなかった。
一年の時にこの学校を逃げ出さなかったのは、あの顔を一発殴りつけてやりたいという理由も大きかった。
「なんかおかしいんだけど」
硝子に診てもらってくると言い出して、当たらないのに怪我をするわけがないだろうと、全方向に甘えたがるお坊っちゃまがとうとう同級生にまで甘えだしたのだと思って二人で入っていった部屋の扉に聞き耳を立てた。
「……、な奴が……、……つれ…る……痛くて……」
「管轄外だ。本人に言え」
性格に似合わないモソモソと聞き取れない言葉をピシャリと一括した硝子がガラッと扉を開けると、間抜けな俺と目が合い、顎で入れと示されそのまま位置を入れ替わった。
735本気で腹を立てても殴ることもできず、舌を出して遠ざかって行くムカつく顔を見つめるしかできなかった。
一年の時にこの学校を逃げ出さなかったのは、あの顔を一発殴りつけてやりたいという理由も大きかった。
「なんかおかしいんだけど」
硝子に診てもらってくると言い出して、当たらないのに怪我をするわけがないだろうと、全方向に甘えたがるお坊っちゃまがとうとう同級生にまで甘えだしたのだと思って二人で入っていった部屋の扉に聞き耳を立てた。
「……、な奴が……、……つれ…る……痛くて……」
「管轄外だ。本人に言え」
性格に似合わないモソモソと聞き取れない言葉をピシャリと一括した硝子がガラッと扉を開けると、間抜けな俺と目が合い、顎で入れと示されそのまま位置を入れ替わった。
MondLicht_725
DONE診断メーカーの「限界オタクのBL本」より友華の夏五のBL本は
【題】見えない楔
【帯】濡れた紫陽花ごしに顔も見ないで別れを告げた
【書き出し】そういえば今日の星座占いは最下位だった。
です
で書いたもの。
教祖教師夏五です。
全部詰め込もうとすると難しいな、という話。
【夏五】見えない楔 そういえば今日の星座占いは最下位だった。穏やかな声で告げられた内容はろくに覚えちゃいない。BGM代わりに流していたテレビで、番組もそろそろ終わりという頃に必ず始まる短いコーナー。右から左へ流していたのに、最後の部分だけをやけにはっきり覚えている。
「本日のラッキーカラーは、紫です!」
へぇ、じゃあ景気付けに茈でもぶっ放そうか、なんて[[rb:冗談 > ひとりごと]]を口にしながらテレビの電源を消して、時間通り、真面目に、お仕事へ出かけたのである。
今日の目的地は隣県にある小さな寺だった。観光地の片隅にありながらも観光客もほとんど訪れない静かな古刹だ。
境内へ続く階段の両脇にはびっしりと紫陽花が植えられていて、年に一度梅雨の時季だけ賑わうと聞いたが、今は木々の葉っぱも全て落ちてしまう肌寒い季節である。名物の紫陽花も丸裸になり、むき出しの細長い枝が四方八方に伸びているだけだ。
2251「本日のラッキーカラーは、紫です!」
へぇ、じゃあ景気付けに茈でもぶっ放そうか、なんて[[rb:冗談 > ひとりごと]]を口にしながらテレビの電源を消して、時間通り、真面目に、お仕事へ出かけたのである。
今日の目的地は隣県にある小さな寺だった。観光地の片隅にありながらも観光客もほとんど訪れない静かな古刹だ。
境内へ続く階段の両脇にはびっしりと紫陽花が植えられていて、年に一度梅雨の時季だけ賑わうと聞いたが、今は木々の葉っぱも全て落ちてしまう肌寒い季節である。名物の紫陽花も丸裸になり、むき出しの細長い枝が四方八方に伸びているだけだ。
あくび
INFO冬コミ&1月インテ新刊「夏五さんちのすぐベアくん」
A5/52p/小冊子付き 通販価格税込1100円
イラスト:タンデュ(@btendus)様
パスワード外しました!
ので、二枚目画像はただのサンプルw
よろしくお願いします♪
https://ec.toranoana.jp/joshi_r/ec/item/040031026170 2
藤 夜
DONE祓本酔った傑とほだされている悟。桜の時季は一緒にいたし、素面の時に言えよってヤツ。まあ、甘い話が好きなので(笑)
pixivに展示した短編集より。
【薄桜】 花びら 自動制御で空調は効くけれど、僅かに開けた窓から夜の香りと共に束の間だけ喧騒が漂った。予想通りの発生元だとすれば、そろそろ上がってくるだろう。そう踏めば、違わずスマホが震えた。ただ、画面には傑ではなく、悠仁の名が表記されている。まあ、傑だけならスマホは鳴らないよな。
「おつかれ」
「おつかれっす。すいません、夏油さん、飲ませ過ぎちゃいました」
「いいよ、いいよ。悠仁が飲ませたわけじゃないだろうし。今、開けるね」
喋りながらドアを開けると、東堂に左肩を半分抱き抱えられるようにして連れられた傑がいた。隣には傑の荷物を持った悠仁が申し訳なさそうな表情で、スマホを手に立っている。
「あっ、さとるぅ~~」
ふにゃりと笑うと、組まれた肩を振り払うようにして、危なげな足取りで俺に向かって両腕を伸ばす。慌てて近付くとそのまま覆い被さるように抱き着かれた。たたらを踏むようにして、酒と煙草の匂いを纏った酔っ払いを支える。
2161「おつかれ」
「おつかれっす。すいません、夏油さん、飲ませ過ぎちゃいました」
「いいよ、いいよ。悠仁が飲ませたわけじゃないだろうし。今、開けるね」
喋りながらドアを開けると、東堂に左肩を半分抱き抱えられるようにして連れられた傑がいた。隣には傑の荷物を持った悠仁が申し訳なさそうな表情で、スマホを手に立っている。
「あっ、さとるぅ~~」
ふにゃりと笑うと、組まれた肩を振り払うようにして、危なげな足取りで俺に向かって両腕を伸ばす。慌てて近付くとそのまま覆い被さるように抱き着かれた。たたらを踏むようにして、酒と煙草の匂いを纏った酔っ払いを支える。
MondLicht_725
DONEシリアスな夏五です⚠️なんでも大丈夫な方向け
【夏五】狭間「悟。悟、起きて。時間だよ」
頬を撫でる手も、耳元で囁く声も、優しくて温かくて、このまま寝ていてほしいのか起こしたいのかいまいちわからない。それでも、起きなきゃいけないことはボケた頭でも理解しているので、重い瞼を持ち上げる。
首を擽る、真っ黒な帳に覆われている。その真ん中にある、苦笑いした男の顔。
「ほら起きて、顔洗って。ご飯できてるよ」
おそらく世界中で唯一居心地のいい帳は、あっという間に消えてなくなる。代わりにカーテンが開けられた窓から入り込む光が容赦なく両目を突き刺し、顔を顰めた。
嫌になるくらいに晴天である。雨よりは晴れている方が好きだ。けれど折角の青空なのに、暗いジメジメとした場所に居なければならないとき、ひどく損した気分になる。
3429頬を撫でる手も、耳元で囁く声も、優しくて温かくて、このまま寝ていてほしいのか起こしたいのかいまいちわからない。それでも、起きなきゃいけないことはボケた頭でも理解しているので、重い瞼を持ち上げる。
首を擽る、真っ黒な帳に覆われている。その真ん中にある、苦笑いした男の顔。
「ほら起きて、顔洗って。ご飯できてるよ」
おそらく世界中で唯一居心地のいい帳は、あっという間に消えてなくなる。代わりにカーテンが開けられた窓から入り込む光が容赦なく両目を突き刺し、顔を顰めた。
嫌になるくらいに晴天である。雨よりは晴れている方が好きだ。けれど折角の青空なのに、暗いジメジメとした場所に居なければならないとき、ひどく損した気分になる。
おはぎ
DONEストレスがかかると過食気味になる傑とそんな大人の悩みなんて全く分からないであろう悟の話。息を吐くように教師if。
推しの日常を感じたい...。
おとなのなやみ『五条さん、また夏油さんが――』
こんな書き出しで伊地知から連絡が来ていた。本当に急ぎの連絡は電話で入れてくるはずなので、命に別条があったわけではない。でもあれだけ僕を面倒に思っている(らしい)伊地知が僕にわざわざ連絡を寄越すということは、僕にしか対応できないということだ。
「あー、今回は駅前のスーパーね」
はいはい、と場所を確認し、運転席に座る補助監督にそこへ向かうよう指示を出した。そこからはたぶん歩いて帰るから先に戻っていいと告げると「高専まではそれなりにありますけど、大丈夫ですか?」と聞き返される。確かに本当に歩けば一時間は余裕でかかる距離だけど、多分帰りは空を飛んで帰るので問題ない。
3683こんな書き出しで伊地知から連絡が来ていた。本当に急ぎの連絡は電話で入れてくるはずなので、命に別条があったわけではない。でもあれだけ僕を面倒に思っている(らしい)伊地知が僕にわざわざ連絡を寄越すということは、僕にしか対応できないということだ。
「あー、今回は駅前のスーパーね」
はいはい、と場所を確認し、運転席に座る補助監督にそこへ向かうよう指示を出した。そこからはたぶん歩いて帰るから先に戻っていいと告げると「高専まではそれなりにありますけど、大丈夫ですか?」と聞き返される。確かに本当に歩けば一時間は余裕でかかる距離だけど、多分帰りは空を飛んで帰るので問題ない。