ぺけまる
REHABILIえっちいショタがみたいと言われたので描きました🙆♀️なにも知らない五に教え込む夏からしか得られない栄養素、あると思います🙆♀️パス→ぺけまるの誕生日の数字四桁(フォロ限代わり)
MondLicht_725
MAIKING夏五版ワンドロワンライ第122回お題「接客」お借りしました。解散後のhrhn夏五の話。
解散後、相方夏は長らく行方不明になっていたが、あるときよからぬ事業に手を染めていると週刊誌にすっぱ抜かれ、真相を探るために五は――
たぶん続きます。
夏五版ワンドロワンライ第122回お題「接客」 うわ、やば。思わず、声に出ていた。頭の中で思い描いていたよりも何倍も怪しい雰囲気に、躊躇してしまう。稼いでいるらしい、と噂されていたが、こんなにも大規模な施設だとは思わなかったのだ。
一瞬、つい先日見た映画を思い出した。世界滅亡の危機に、いろんな能力を持つヤツラがチームを組んで、揉めたり喧嘩したり友情に目覚めたりしながら悪に立ち向かっていく、王道ストーリーだ。
確か、最終的に乗り込んでいく悪の本拠地が、こんな感じだった気がする。
ならばここでトップらしいアイツは、さしずめ悪の親玉か?やば、めっちゃ似合うかも。
鼻で笑いながら、堂々と真正面の階段を昇っていく。映画みたいに、こそこそ嗅ぎまわって侵入経路を探すとか、そんなめんどくさいことはしない。正面突破だ。
2153一瞬、つい先日見た映画を思い出した。世界滅亡の危機に、いろんな能力を持つヤツラがチームを組んで、揉めたり喧嘩したり友情に目覚めたりしながら悪に立ち向かっていく、王道ストーリーだ。
確か、最終的に乗り込んでいく悪の本拠地が、こんな感じだった気がする。
ならばここでトップらしいアイツは、さしずめ悪の親玉か?やば、めっちゃ似合うかも。
鼻で笑いながら、堂々と真正面の階段を昇っていく。映画みたいに、こそこそ嗅ぎまわって侵入経路を探すとか、そんなめんどくさいことはしない。正面突破だ。
ヨモギ
DONE生存if夏五(3)恋多きGLGと片思い夏が居る話しの続きです。
小難しい回りくどい事考えて打ち明けようと思った時期もあったけど今はもう大切な親友として一番近くで見守ろうの立場で落ち着いた。
…ように見せかけて腹ん中はドス黒の夏よ 12
MondLicht_725
DONE夏五版ワンドロワンライ第118回お題「東北」お借りしました。XX年後のお話(転生×不老)
夏五版ワンドロワンライ第118回お題「東北」 生徒寮から歩いて10分弱。大きくて立派な門を通り過ぎるとすぐに、眩暈がするほど長い階段が続いている。ここを昇っていかなければ、校舎に辿り着けない。他に道はない。
入学したばかりの頃はうんざりと見上げながら嫌々登ったものだったが、最近では訓練の一環だと割り切っている。腕時計のタイマーをセットして大きく息を吐き、スタートと同時に一気に駆け上がる。このために初めての給料で腕時計を新調したようなものだ。
ライバルは、昨日の自分。昨日よりも1秒でも早くてっぺんへ到着することが目標である。10…20…30…一定のリズムを崩さないように、ひたすら駆け上る。
いつも通りの1日の始まり。この先に、通う学校が待っている。
2157入学したばかりの頃はうんざりと見上げながら嫌々登ったものだったが、最近では訓練の一環だと割り切っている。腕時計のタイマーをセットして大きく息を吐き、スタートと同時に一気に駆け上がる。このために初めての給料で腕時計を新調したようなものだ。
ライバルは、昨日の自分。昨日よりも1秒でも早くてっぺんへ到着することが目標である。10…20…30…一定のリズムを崩さないように、ひたすら駆け上る。
いつも通りの1日の始まり。この先に、通う学校が待っている。
MondLicht_725
DONE夏五版ワンドロワンライ第117回お題「ローカルタレント」お借りしました。解散後の祓本夏五です。
夏五版ワンドロワンライ第117回お題「ローカルタレント」 線を半分ほど引いたところで、黒が掠れる。どうやらこのペンも、そろそろ寿命であるらしい。また新しいものを買ってこないと。それとも、伊地知あたりに頼んだ方が確実だろうか。毎日は目まぐるしくすぎていって、今覚えていても忙しさにすぐに忘れてしまう。
やっぱり伊地知に頼もう。思い立ったら忘れないうちにすぐ行動。ポケットからスマホを取り出してメッセージを送信するとすぐに既読がつき、わかりましたと返ってくる。やっぱりこれが正しい選択だったらしい。これで忘れてしまってもペンは手元にやってくる。
今日のところは仕方がないので掠れたまま、隣に書いてある数字プラス1を書き、定位置となっている空き缶のペン立てへ戻す。南の島に旅行に行ったときに買ったローカルビールの空き缶を加工して作った代物だ。今時小学生の工作だってもっとマシなものを作るだろうと作った当時は2人して爆笑したのだが、今でもこうして役割を果たしてくれる。落とした時についた凹みはあれど、色あせることもなく今でも10年前の面影をしっかり残している。
2641やっぱり伊地知に頼もう。思い立ったら忘れないうちにすぐ行動。ポケットからスマホを取り出してメッセージを送信するとすぐに既読がつき、わかりましたと返ってくる。やっぱりこれが正しい選択だったらしい。これで忘れてしまってもペンは手元にやってくる。
今日のところは仕方がないので掠れたまま、隣に書いてある数字プラス1を書き、定位置となっている空き缶のペン立てへ戻す。南の島に旅行に行ったときに買ったローカルビールの空き缶を加工して作った代物だ。今時小学生の工作だってもっとマシなものを作るだろうと作った当時は2人して爆笑したのだが、今でもこうして役割を果たしてくれる。落とした時についた凹みはあれど、色あせることもなく今でも10年前の面影をしっかり残している。
MondLicht_725
MAIKING0巻後のif話です生きてる夏五(記憶喪失)
【夏五】箱庭 無数の赤い花が揺れている。名前を知っていた気がするのに、思い出せない。
座っていた木製のベンチから立ち上がると、わずかに眩暈がして足元がふらついた。背もたれに手をつき、やり過ごす。こめかみを針で刺されるような鈍い痛みがときどき襲ってくる。
大きく息をついて、軽く頭を振る。
背後には丸太を積み上げて造られた、家とも小屋とも判断がつかない小さな建物がある。
朧げに、この中で寝ていたことを思い出す。今日は天気がいいからと、誰かに支えられて外に出て、このベンチに座った。
すぐ横には白い幹の大きな木が生えていて、屋根の上、左右に大きく広げられた枝が影を作り、強い日差しから守っている。
目の前には真っ赤に彩られた広大な野原があり、遠くに湖と背の低い山が見える。他に人工的な建物はない。
2187座っていた木製のベンチから立ち上がると、わずかに眩暈がして足元がふらついた。背もたれに手をつき、やり過ごす。こめかみを針で刺されるような鈍い痛みがときどき襲ってくる。
大きく息をついて、軽く頭を振る。
背後には丸太を積み上げて造られた、家とも小屋とも判断がつかない小さな建物がある。
朧げに、この中で寝ていたことを思い出す。今日は天気がいいからと、誰かに支えられて外に出て、このベンチに座った。
すぐ横には白い幹の大きな木が生えていて、屋根の上、左右に大きく広げられた枝が影を作り、強い日差しから守っている。
目の前には真っ赤に彩られた広大な野原があり、遠くに湖と背の低い山が見える。他に人工的な建物はない。
ナガソネ
DONE14歳夏とふわ五との出会いからふわ夏と五、それぞれその後。ふわ五イベで描いたものです。イベ時は前後で分かれてましたが一つにまとめました。こちらはこれだけで短編で完結していますが夏が離反しない内容にして夏五度をあげて本にしようと思います。
本としての続きを加えたサンプルというか進捗は11日夜別個であげます。ふわ好き夏五好きで離反しないルートが気になる方に読んでもらえたらと思います。 7
ナガソネ
DONEにゃんごフェスで描いた猫夏五です。ガチ猫です。こちらは描き足して本にしました。https://ecs.toranoana.jp/joshi/ec/item/040031052465/ 8あプり
SPUR ME【くす感5無配コピ本】2023/5/4開催、スパコミ•くすぐる感情5にて無料配布していたコピー本です。
夏までには発行したいな…の夏五本あらすじのようなもの。5ページ目の後書きがこの本の内容の全てですw 発行出来るようにがんばります!
当日お手に取ってくださった方々、お声がけくださった方々、ありがとうございました!
※オフ本は年齢指定が付きます。
※進捗はTwitterにて! 6
MondLicht_725
PAST転生夏五。どっちも記憶なしだけどときどき過去が滲んでくる話。
【夏五】哀夢 目を覚ます。夢を見たわけではないし、外部からのなにかしらで妨害されたわけではない。ただ、急に意識が醒めた。
部屋の中はまだ暗い。カーテンの隙間からも、まだ明るい光は漏れていない。今は何時なのか。もうひと眠りできるだろうか。ベッド横のナイトテーブルに置いた目覚まし時計を確認しようと頭を起こして、息を呑む。
そうは見えないと友人や後輩たちからはよく言われるのだが、幽霊だとかお化けだとか、そういう類が昔から苦手だった。ただ、人前で悲鳴をあげたり泣いたりするなんてみっともないという意地で、必死に我慢していただけだ。
昔ほどではないが、今だって得意なほうではない。だから、すぐ横にぼんやりと佇む姿に、心臓が飛び出しそうなくらい驚いた。
2072部屋の中はまだ暗い。カーテンの隙間からも、まだ明るい光は漏れていない。今は何時なのか。もうひと眠りできるだろうか。ベッド横のナイトテーブルに置いた目覚まし時計を確認しようと頭を起こして、息を呑む。
そうは見えないと友人や後輩たちからはよく言われるのだが、幽霊だとかお化けだとか、そういう類が昔から苦手だった。ただ、人前で悲鳴をあげたり泣いたりするなんてみっともないという意地で、必死に我慢していただけだ。
昔ほどではないが、今だって得意なほうではない。だから、すぐ横にぼんやりと佇む姿に、心臓が飛び出しそうなくらい驚いた。
MondLicht_725
MOURNING離反回避世界の夏が来ちゃったネタ前のポイピクからの再掲
【夏五】無題 おっと、「赫」は勘弁してくれないか。逆らうつもりはないよ。
ところで君はどう見ても悟だけど、私の悟とは少し違うね。
ここで会ったのもなにかの縁だ、少しだけでも私の話を聞いてくれないか。突然謀叛人呼ばわりされた挙句に攻撃を受けた哀れな男の話を。
五条悟は困惑していた。いや、困惑なんてものじゃない。思考が停止して、頭の中は真っ白だ。
硬直したまま沈黙してしまった五条に、見覚えがありすぎる――けれど最後の記憶より大人びた男は眉尻を下げた。
ぽたりと雫が男の手の甲、指を滑って床に落ちた。寄木造の床に雨のように降り注ぐ赤に、ようやく我に返る。紺色のシャツの袖は肘のあたりで大きく裂け、鍛え上げられた腕が見え隠れしている。
2795ところで君はどう見ても悟だけど、私の悟とは少し違うね。
ここで会ったのもなにかの縁だ、少しだけでも私の話を聞いてくれないか。突然謀叛人呼ばわりされた挙句に攻撃を受けた哀れな男の話を。
五条悟は困惑していた。いや、困惑なんてものじゃない。思考が停止して、頭の中は真っ白だ。
硬直したまま沈黙してしまった五条に、見覚えがありすぎる――けれど最後の記憶より大人びた男は眉尻を下げた。
ぽたりと雫が男の手の甲、指を滑って床に落ちた。寄木造の床に雨のように降り注ぐ赤に、ようやく我に返る。紺色のシャツの袖は肘のあたりで大きく裂け、鍛え上げられた腕が見え隠れしている。
MondLicht_725
DONE4月1日、エイプリルフール。祓本↔︎原作軸。
【夏五】嘘か真か パチパチと、何度も瞬きを繰り返す。
遠くに見えるのは、紫色の空。頬を、冷たい風が撫でていく。
―――風?
おかしい。
珍しく日付が変わる前に揃って帰ることができて、それならと今までできなかったあれこれをやろうと話していたのに、飯食って風呂入ったらあっという間に眠気が襲ってきて。忙しい日々、さすがに疲れが溜まりにたまっていた。それとも年かな、なんて笑いあって、結局あれこれはできないまま、一緒にベッドに入った。
ああ、そういえば。あいつは。傑はどこに。
ベッドに入ったのに、空を見上げて全身で風を感じている時点でおかしな話だが、とにかく傑の姿が見えないことが気になった。
右見て――マジでどこここ――左見て――京都?奈良?それにやけに寒、い。
2769遠くに見えるのは、紫色の空。頬を、冷たい風が撫でていく。
―――風?
おかしい。
珍しく日付が変わる前に揃って帰ることができて、それならと今までできなかったあれこれをやろうと話していたのに、飯食って風呂入ったらあっという間に眠気が襲ってきて。忙しい日々、さすがに疲れが溜まりにたまっていた。それとも年かな、なんて笑いあって、結局あれこれはできないまま、一緒にベッドに入った。
ああ、そういえば。あいつは。傑はどこに。
ベッドに入ったのに、空を見上げて全身で風を感じている時点でおかしな話だが、とにかく傑の姿が見えないことが気になった。
右見て――マジでどこここ――左見て――京都?奈良?それにやけに寒、い。
MondLicht_725
DONE4/24完結夏五版ワンドロワンライのお題だったものの続きをのんびりと。
記憶を失くした男と、その男に拾われた男の話。
※モブと付き合った(何もなし)表現があります。
※離反回避if、灰生存ifです。
※五条家の捏造設定があります。
※オリキャラいます。
なんでも大丈夫な方のみどうぞ。
【夏五?】白昼夢 ガサガサと、一歩踏み出すたびに右手に握りしめたビニール袋が鳴る。中身はペットボトルの水が1本と昆布、梅のおにぎり。1番近くにあるコンビニで調達した、いつもと変わらない傑の昼食メニューである。
太陽がそろそろテッペンを通り過ぎようとしている時間に、この路地裏で誰かとすれ違ったことはない。2人ギリギリ通れるくらいの狭さで、左右に聳えるビルのせいで昼でも光は底まで届かない。見るからに治安が悪そうだからなのか、誰も近づかないのである。
あともう数メートル少し進んだところに、傑の今の住居兼アルバイト先である半地下のバーがあった。今はまだ準備中の札がぶら下がっており、開店まではまだ6時間以上ある。行き場を無くした傑が住み込みで働くことを勧めてくれたオーナーは、きっとまだ夢の中だ。
28909太陽がそろそろテッペンを通り過ぎようとしている時間に、この路地裏で誰かとすれ違ったことはない。2人ギリギリ通れるくらいの狭さで、左右に聳えるビルのせいで昼でも光は底まで届かない。見るからに治安が悪そうだからなのか、誰も近づかないのである。
あともう数メートル少し進んだところに、傑の今の住居兼アルバイト先である半地下のバーがあった。今はまだ準備中の札がぶら下がっており、開店まではまだ6時間以上ある。行き場を無くした傑が住み込みで働くことを勧めてくれたオーナーは、きっとまだ夢の中だ。
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DONE夏五版ワンドロワンライ第109回お題「怪談話」お借りしました。任務に行く呪専夏五
2期のに引きずられました
夏五版ワンドロワンライ第109回お題「怪談話」 ぴくりと、フロントシートの向こう側で肩が強張る。高専を出てから約30分。これで5回目だ。
原因は、わかっている。
「せっかくの休みだったのに」
隣でふんぞり返って、何度も何度もしつこく文句を吐き出し続けている同級生――五条悟のせいである。もし五条が発する不満が呪霊となれば、特級レベルにまで成長しているに違いない。
御三家の一角、五条家の跡取り。ン百年ぶりに生まれた奇跡の存在。赤ん坊のときから億の賞金首。
直接会わなくても委縮してしまいそうな肩書ばかりだというのに、さらにプラスしてこの性格である。だから五条につく補助監督は大体対応に慣れているベテランか、一切気にしない強心臓の持ち主が充てられる。
しかし、今日は違った。
1850原因は、わかっている。
「せっかくの休みだったのに」
隣でふんぞり返って、何度も何度もしつこく文句を吐き出し続けている同級生――五条悟のせいである。もし五条が発する不満が呪霊となれば、特級レベルにまで成長しているに違いない。
御三家の一角、五条家の跡取り。ン百年ぶりに生まれた奇跡の存在。赤ん坊のときから億の賞金首。
直接会わなくても委縮してしまいそうな肩書ばかりだというのに、さらにプラスしてこの性格である。だから五条につく補助監督は大体対応に慣れているベテランか、一切気にしない強心臓の持ち主が充てられる。
しかし、今日は違った。