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    (#腐術廻戦 )( #夏五 )( #GEGO )( #sugusato )( #725 ) ( #게토고죠 ) ( #게고 ) ( #เกะโกะ )

    おはぎ

    DONEGGD.NYP2の展示作品です。

    以前冒頭を少しポイしていた作品をお正月仕様に少し手を入れて完成させました!
    ドキドキ!五条家お宅訪問~!なお話です。
    180%捏造ですが、幸せになって欲しい気持ちだけは本物を詰め込みました。

    ▼特に以下捏造が含まれます
    ・教師if
    ・五条家メンバ(悟両親、ばあや、その他)
    ・五条、夏油両実家に関する事柄(所在地から全て)

    上記楽しめる方は宜しくお願いします!
    猛獣使いを逃がすな「……本当に大丈夫なのか?」
    「だーいじょうぶだってば! 何緊張してんの」
    「普通緊張するだろう! 恋人の実家にご挨拶に行くんだぞ!」
     強張った身体をほぐそうと悟が私の肩を掴んでふるふると揺すった。普段なら制止するところだが、今はじっと目を閉じて身体をゆだねていた。されるがままの私を悟が大口開けて笑っているが、もはや今の私にとってはどうでもいい。この胃から喉元までせり上がってくるような緊張感を拭ってくれるものならば、藁でも猫でも悟でも、何でも縋って鷲掴みたい。現実逃避をやめて、大きく深呼吸。一気に息を吸い過ぎて咳き込んだが、緊張感が口からこぼれ出てはくれなかった。
    「はぁ……帰りたい……高専の寮で一人スウェットを着て、日がな一日だらだらしたい……」
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    おはぎ

    DONEWebイベ展示作品③
    テーマは「くるみ割り人形」 現パロ?
    彫刻と白鳥――パシンッ
     頬を打つ乾いた音がスタジオに響く。張りつめた空気に触れないよう周囲に控えたダンサーたちは固唾を飲んでその行方を見守った。
     水を打ったように静まり返る中、良く通る深い響きを持った声が鼓膜を震わせる。

    「君、その程度で本当にプリンシパルなの?」

     その台詞に周囲は息をのんだ。かの有名なサトル・ゴジョウにあそこまで言われたら並みのダンサーなら誰もが逃亡しただろう。しかし、彼は静かに立ち上がるとスッと背筋を伸ばしてその視線を受け止めた。

    「はい、私がここのプリンシパルです」

     あの鋭い視線を受け止めてもなお、一歩も引くことなく堂々と返すその背中には、静かな怒りが佇んでいた。
     日本人離れしたすらりと長い手足と儚く煌びやかなその容姿から『踊る彫刻』の異名で知られるトップダンサーがサトル・ゴジョウその人だった。今回の公演では不慮の事故による怪我で主役の座を明け渡すことになり、代役として白羽の矢がたったのが新進気鋭のダンサー、スグル・ゲトーである。黒々とした艶やかな黒髪と大きく身体を使ったダイナミックなパフォーマンスから『アジアのブラックスワン』と呼ばれる彼もまた、近年トップダンサーの仲間入りを果たした若きスターである。
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    おはぎ

    DONEWebイベ展示作品①
    テーマ「シチュー」教師if
    一口サイズの風物詩 ふと顔を上げると部屋に差し込んでいたはずの明かりが翳り、窓の外では街頭がちらほらとつき始めていた。慌てて家中のカーテンを引きながら、壁にかかる時計に目をやればまだ時刻は十七時を回ったあたり。日没がすっかり早くなったものだと季節の移り変わりを感じる。
     今日の夕食はどうしようか、悟の帰宅時間を思い出しながらテレビに目をやると、そこには暖かなオレンジの光に包まれた食卓が映っていた。
    「あ、そうだ」
     私は冷蔵庫の中身を覗くと、そそくさと買い出しに出かけた。

     ◇

    「たっだいま~」
    「おかえり」
     はー疲れた、と呟きながら悟が帰宅する。彼が帰ってきた途端に部屋の中が賑やかに感じるのは私だけだろうか。少しだけ感傷に浸ったような心地で「急に冷えてきたでしょ」と声をかけると「全然分かんなかった! でも確かにみんなコート着てたかも!」と洗面所から大声が返ってくる。がたがた、ばしゃばしゃ、様子を見ずとも悟が何をしているのか物音だけで手に取るように分かる。これは私の気持ちの問題ではなく、存外物理的にうるさくなっているだけかもしれないな、と苦笑した。
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    藤 夜

    DONE離反ifのクリスマス短編集、テーマはキスのひとりアンソロです(笑)
    教師×教師 虎杖視点 
    クリスマスプレゼントにまつわる惚気のひと幕

    【雪が融けるまで725秒】の開催、おめでとうございます&ありがとうございます♪
    ひと足先にサンプルがわりに第1話を掲載します^^
    ◆一◆ 久遠「しょうがない、伏黒が迎えに来るまではここで寝てなよ」
     そう言って家入は空いているベッドを指差した。申し訳なさに仕事は、と問えば、
    「仕事納めはまだ先だから、私のことは気にしなくてもいいよ」
     積み上がった書類の奥で目元を細めて頷かれた。閉じたカーテンの向こう側にあるベッドに寝転ぶと、冷えたシーツが火照った肌に心地よく、横たわれば楽になった体に、疲れていたのだと実感した。
     クリスマス明け、最後の任務に出掛けたところでやけに暑いと感じたら、伏黒に思いっきりどやされた。どうやら珍しく風邪を引いたらしい。ただ、風邪なのか、呪霊に中てられたのか、イマイチ判断がつきかねるからと、怒鳴った伏黒に連れられてやってきた医務室で様子見と相成った。まあ、伏黒が俺の代わりにまとめて報告書を作成して、提出してくるまでの間、寝て待っていろ。と言うのが正しいのだろう。年末だから年内に提出しとけって言うなら、こんな年の瀬に駆り出さなくてもと思わなくもないけれど、年の瀬だからこそ、刈り取れる危険は摘んでおけと言う理屈も当然理解はできる。猶予があるからとクリスマスに予定を入れられなかっただけで、御の字なのだろう。
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    MondLicht_725

    DONE診断メーカーの「限界オタクのBL本」より
    友華の夏五のBL本は
    【題】見えない楔
    【帯】濡れた紫陽花ごしに顔も見ないで別れを告げた
    【書き出し】そういえば今日の星座占いは最下位だった。
    です

    で書いたもの。
    教祖教師夏五です。
    全部詰め込もうとすると難しいな、という話。
    【夏五】見えない楔 そういえば今日の星座占いは最下位だった。穏やかな声で告げられた内容はろくに覚えちゃいない。BGM代わりに流していたテレビで、番組もそろそろ終わりという頃に必ず始まる短いコーナー。右から左へ流していたのに、最後の部分だけをやけにはっきり覚えている。

    「本日のラッキーカラーは、紫です!」

     へぇ、じゃあ景気付けに茈でもぶっ放そうか、なんて[[rb:冗談 > ひとりごと]]を口にしながらテレビの電源を消して、時間通り、真面目に、お仕事へ出かけたのである。
     今日の目的地は隣県にある小さな寺だった。観光地の片隅にありながらも観光客もほとんど訪れない静かな古刹だ。
     境内へ続く階段の両脇にはびっしりと紫陽花が植えられていて、年に一度梅雨の時季だけ賑わうと聞いたが、今は木々の葉っぱも全て落ちてしまう肌寒い季節である。名物の紫陽花も丸裸になり、むき出しの細長い枝が四方八方に伸びているだけだ。
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