優夢🐬🐬
MOURNING鳴保×夢犬猿の奪い合い
渡さない…「そーう!!元気かコノヤロー!!」
今日もドロップキックをお見舞いしてくる彼女。ちょっと痛い
「おー、元気やで〜。グフッ」
「ナイスヒット〜☆」
可愛らしくピースを決めて見せる。なんか周りに星が輝いているように見えた。
「職場なんやから敬わんかい」
ちなみに僕のほうが上官で、彼女は小隊長。プライベート仕事場関係なく接してくる。
「宗は宗やもん!敬わんわ!そうそう!この前モンブランが美味しいカフェ見つけてな!今度一緒に行こうや!」
ニッコニコの太陽みたいな笑顔で、僕をいっつも楽しくさせてくれる。
「ええ((」
「だーめーだ!!!」
どこからかヌルッっと出てきた鳴海
「弦!やほやほ!元気かコノヤロー!!」
「来たなドロップキックマン!喰らえ!ドロップキック返し!!」
1139今日もドロップキックをお見舞いしてくる彼女。ちょっと痛い
「おー、元気やで〜。グフッ」
「ナイスヒット〜☆」
可愛らしくピースを決めて見せる。なんか周りに星が輝いているように見えた。
「職場なんやから敬わんかい」
ちなみに僕のほうが上官で、彼女は小隊長。プライベート仕事場関係なく接してくる。
「宗は宗やもん!敬わんわ!そうそう!この前モンブランが美味しいカフェ見つけてな!今度一緒に行こうや!」
ニッコニコの太陽みたいな笑顔で、僕をいっつも楽しくさせてくれる。
「ええ((」
「だーめーだ!!!」
どこからかヌルッっと出てきた鳴海
「弦!やほやほ!元気かコノヤロー!!」
「来たなドロップキックマン!喰らえ!ドロップキック返し!!」
bsn21o
DONE二子くんにダイレクトアタック!!!!!!!!!!!!!face the sight「それ、ハネクリボーですよね?」
テスト期間が間近に迫る冬のある日
私のノートを指さしながら彼は言った。
丸々とした字でまとめられた板書の横の小さな落書き。
それが私と二子くんの出会いだった。
「バトルフェイズ。ダイレクトアタック」
「やられた〜。ありがとうございました!」
それからというもの、二子くんと毎日カードゲームで遊ぶようになった。
放課後の1時間ちょっと。場所は誰も使ってない小さな準備教室―――教室だと目立つし先生に見つかって没収されたりしたら嫌だからだ。
ほこりっぽい机を2つ並べてお互いのデッキを置く。戦いの始まりだ。
「僕のターンです」
静かな声とともに繰り出されるカード達、あっという間に彼の場には多くのモンスターが並んだ。それを守る伏せカード達も後ろに控えている。盤石の体勢だ。
8257テスト期間が間近に迫る冬のある日
私のノートを指さしながら彼は言った。
丸々とした字でまとめられた板書の横の小さな落書き。
それが私と二子くんの出会いだった。
「バトルフェイズ。ダイレクトアタック」
「やられた〜。ありがとうございました!」
それからというもの、二子くんと毎日カードゲームで遊ぶようになった。
放課後の1時間ちょっと。場所は誰も使ってない小さな準備教室―――教室だと目立つし先生に見つかって没収されたりしたら嫌だからだ。
ほこりっぽい机を2つ並べてお互いのデッキを置く。戦いの始まりだ。
「僕のターンです」
静かな声とともに繰り出されるカード達、あっという間に彼の場には多くのモンスターが並んだ。それを守る伏せカード達も後ろに控えている。盤石の体勢だ。
uiumiuesan3
DOODLE灰被りのりかと王国の王子様であるカラ松くんとのラブラブストーリーです(笑)シンデレラのからりかシンデレラ
灰かぶり
王子様たちはイケメン君でその美貌からはぁん...♡と倒れてしまう人が多く、まともに女性とお話出来ないというのがきっかけで舞踏会を開きます。
舞踏会を開くということを小耳に挟んだ継母は
行かなきゃ!と夢中になって馬車を走らせました。継母と王子様のお城は少し遠いのです。
継母から言われたように、灰被りは城の中でお掃除していたらなんと魔法使いが現れ、灰被りに綺麗なドレスを身に纏わせたり、かぼちゃを馬車にしたり、自身の友達であるネズミ姉妹が人間になり馬車を走らせたりと魔法をかけてくれました。
その魔法は12時には切れるからね!と魔法使いは口を酸っぱく話していました。
魔法をかけられて美人なシンデレラことりかちゃんは無事、お城に行き1番人気のカラちゃん(王子)とご対面することになりました。
2890灰かぶり
王子様たちはイケメン君でその美貌からはぁん...♡と倒れてしまう人が多く、まともに女性とお話出来ないというのがきっかけで舞踏会を開きます。
舞踏会を開くということを小耳に挟んだ継母は
行かなきゃ!と夢中になって馬車を走らせました。継母と王子様のお城は少し遠いのです。
継母から言われたように、灰被りは城の中でお掃除していたらなんと魔法使いが現れ、灰被りに綺麗なドレスを身に纏わせたり、かぼちゃを馬車にしたり、自身の友達であるネズミ姉妹が人間になり馬車を走らせたりと魔法をかけてくれました。
その魔法は12時には切れるからね!と魔法使いは口を酸っぱく話していました。
魔法をかけられて美人なシンデレラことりかちゃんは無事、お城に行き1番人気のカラちゃん(王子)とご対面することになりました。
uiumiuesan3
DOODLEこのはなしのりかちゃんは、訳あってむつご達の家政婦になって、少し親愛度が上がった時の話です。仮面越しなら好きだって言えるカラ松くんの話。可愛いね。サマー仮面とりかねえさんサマーとNOTサマー
海上理華は夏が嫌いだ。
どうしようにもないぐらい嫌いだ。
夏は暑い。海に行けば視線が気になる。なにより食欲が湧かないのがとても嫌い。そういう夏が冬よりもタチが悪いと評し、
「夏と冬どっちが好き?」
という質問に、間髪入れずに冬と答えるタイプの人であった。
そんな理華は色々あって6つ子の世話をする家政婦になっていた。
季節は夏である。
6人と理華で海に行くという提案があった。
夏がとても嫌いな理華はそんなのいいよ、みんなで行かなくて......と頑なに断った
それもこれも全て6つ子__童貞共のクソみたいな思想から来たものだったので、何とかして理華を海に連れ出そうと決起するようになった。
その中でも特に松野カラ松は理華のことをどうにかして連れ出そうと色々考えていた。
6463海上理華は夏が嫌いだ。
どうしようにもないぐらい嫌いだ。
夏は暑い。海に行けば視線が気になる。なにより食欲が湧かないのがとても嫌い。そういう夏が冬よりもタチが悪いと評し、
「夏と冬どっちが好き?」
という質問に、間髪入れずに冬と答えるタイプの人であった。
そんな理華は色々あって6つ子の世話をする家政婦になっていた。
季節は夏である。
6人と理華で海に行くという提案があった。
夏がとても嫌いな理華はそんなのいいよ、みんなで行かなくて......と頑なに断った
それもこれも全て6つ子__童貞共のクソみたいな思想から来たものだったので、何とかして理華を海に連れ出そうと決起するようになった。
その中でも特に松野カラ松は理華のことをどうにかして連れ出そうと色々考えていた。
れてぃ
SPOILER異説・狂人日記のとある名もなき登場人物にハマって書いた自探夢小説。シナリオのストーリーバレはありませんが、ネタバレではあると思うので未通過の方は閲覧注意でお願いします。イケメンもいいけどハンサムはもっと好き。
軽度ですが同性同士の性描写的なものもあるのでその辺もご注意ください。狂人日記本当に楽しかったです。 4151
sumi__yume
MOURNINGコロイカパーティ4用の追加。アロハくんとまじめっぽい夢主の話。
アロハくんって、お付き合いしたら公言したいタイプじゃないですか~~?って話をフォロワーさんと盛り上がったので、上げときたいと思い……。
短いです。 742
sumi__yume
DONEコロイカパーティ4開催おめでとうございます!(イカでもタコでも読み手依存)運が悪いめの無個性夢主さんとスカルくん、とタレサンくん少々。学パロです。
名前呼ばれないので名前変換無し。 2801
kakuhito16
PAST【第一弾 無償企画】・ツイステ イデア・エース
・オリジナル小説 2件
・ハンターハンター クラピカ
・ワンパンマン 音速のソニック
・呪術廻戦 夏油傑
・ダイヤのA 沢村栄純
・ヒロアカ 爆豪勝己
・刀剣乱舞 山姥切国広 10
kakuhito16
PAST・オリジナル作品×2・BLEACH 砕蜂
・鬼滅の刃 胡蝶しのぶ
・あんスタ 鳴上嵐
・鋼の錬金術師 ロイマスタング
・ヒプマイ 夢野幻太郎
・デレマス 速水奏
・ハイキュー!! 日向翔陽
・ツイステ ジェイドフロイド 11
へしさに投げ小説アド
DONEへしさに【主が酔い潰れた後編】主視点(…………?)
なんか、長谷部がごちゃごちゃ話してると思う。
私、小言中に居眠りしちゃったのかな。
仕方なく重い瞼を抉じ開けて、
「長谷部?」
「ッ!主……」
長谷部の顔はビックリしていたものの。いつもと違っていて、
(えー、なんか長谷部…)
お腹痛そうだね?ちょっと泣きそう。
「長谷部」
手を伸ばして指先で頬に触れ、軽くつねってみた。
これ、
(やってやりたかったんだよなー…)
むかつくこと言われるたびに。
長谷部は顔をしかめたり、避けたりせず、つねる私の手に長谷部自身の手を重ねてきた。
「……主」
「ん…?」
長谷部は泣きそうなまま微笑すると、
「もっと触れてください」
「いいよー」
もう片方の手も上げて長谷部の両頬をつねつねしてから、長谷部の頭を両手で撫でた。
1392なんか、長谷部がごちゃごちゃ話してると思う。
私、小言中に居眠りしちゃったのかな。
仕方なく重い瞼を抉じ開けて、
「長谷部?」
「ッ!主……」
長谷部の顔はビックリしていたものの。いつもと違っていて、
(えー、なんか長谷部…)
お腹痛そうだね?ちょっと泣きそう。
「長谷部」
手を伸ばして指先で頬に触れ、軽くつねってみた。
これ、
(やってやりたかったんだよなー…)
むかつくこと言われるたびに。
長谷部は顔をしかめたり、避けたりせず、つねる私の手に長谷部自身の手を重ねてきた。
「……主」
「ん…?」
長谷部は泣きそうなまま微笑すると、
「もっと触れてください」
「いいよー」
もう片方の手も上げて長谷部の両頬をつねつねしてから、長谷部の頭を両手で撫でた。
へしさに投げ小説アド
DONEへしさに【主が酔い潰れた前編】長谷部視点「一期君は本当に王子様みたいだね一」
「そうかな?」
廊下から、主と一期の話し声がして、気持ちを逸らせる。
二人を見つけたところ。
「…ッ!主!貴様…」
──主は、一期に抱き抱えられていて、頭に血が昇る。
長谷部の激昂を、一期はすぐに察したようで、
「待て。無理矢理抱いたわけじゃない。眠たそうだったから連れてこようとしたら歩けなかったから」
「抱い…っ」
「言葉のあやで引っ掛からないでくれないか?」
「そんなに主に飲ませること自体が……」
「それはそうだな。私もそう思って連れ出したんだが」
一期が主を手渡さないので、斬ってやりたくなった。
「うーん、見つかって良くなかったな」
「何だと?」
「近侍の君を呼ぼうとしたら嫌がったから」
2347「そうかな?」
廊下から、主と一期の話し声がして、気持ちを逸らせる。
二人を見つけたところ。
「…ッ!主!貴様…」
──主は、一期に抱き抱えられていて、頭に血が昇る。
長谷部の激昂を、一期はすぐに察したようで、
「待て。無理矢理抱いたわけじゃない。眠たそうだったから連れてこようとしたら歩けなかったから」
「抱い…っ」
「言葉のあやで引っ掛からないでくれないか?」
「そんなに主に飲ませること自体が……」
「それはそうだな。私もそう思って連れ出したんだが」
一期が主を手渡さないので、斬ってやりたくなった。
「うーん、見つかって良くなかったな」
「何だと?」
「近侍の君を呼ぼうとしたら嫌がったから」
へしさに投げ小説アド
DONEご注意╱一応へしさに?でも皆が審神者スキー大体4000文字
へしさに【真名】「主」
「ちょっとー砂利につまずいちゃってぇ」
「嘘ですね」
「何で?」
本当はサボっていた。
短刀達と鬼ごっこしていたら鶴丸が混ざってきて、つい私も本気で鶴丸を追い掛け回してしまった。
歩く路を作る石畳が途切れ途切れの庭先まで追い掛けっこして、鶴丸はもちろん短刀たちも簡単に石を渡っていたから、私もジーンズだしイケるだろうと跳んだら。
見事に砂利に突っ込んで手と膝を擦り剥いた。特に砂利に付いた手には細かい砂利が食い込む始末で。
……可愛い顔を突っ込まなくて本当に良かった。
大人なのに情けないがちょっと泣いてしまったし、短刀達はギャン泣くし、鶴丸は大丈夫と言ったのに私を抱えあげて医務室へ。
その後、短刀達と鶴丸は庭で正座させられて、主に燭台と一期君にしこまた怒られていて可哀想だった…。
4417「ちょっとー砂利につまずいちゃってぇ」
「嘘ですね」
「何で?」
本当はサボっていた。
短刀達と鬼ごっこしていたら鶴丸が混ざってきて、つい私も本気で鶴丸を追い掛け回してしまった。
歩く路を作る石畳が途切れ途切れの庭先まで追い掛けっこして、鶴丸はもちろん短刀たちも簡単に石を渡っていたから、私もジーンズだしイケるだろうと跳んだら。
見事に砂利に突っ込んで手と膝を擦り剥いた。特に砂利に付いた手には細かい砂利が食い込む始末で。
……可愛い顔を突っ込まなくて本当に良かった。
大人なのに情けないがちょっと泣いてしまったし、短刀達はギャン泣くし、鶴丸は大丈夫と言ったのに私を抱えあげて医務室へ。
その後、短刀達と鶴丸は庭で正座させられて、主に燭台と一期君にしこまた怒られていて可哀想だった…。
ハンバーグ
PROGRESS今書いている小説の進捗状況です。五条悟(15)×夢主(9)
京都にある母方の実家に帰省した際に、五条家の屋敷で五条悟と出会うところまでです。
タイトル未定「あの屋敷に近寄っては駄目」
どんな大人も口を揃えて言った。祖母が言うには鬼が出る。叔父が言うには幽霊が出る。叔父の妻が言うには悪魔が。母親と同じ布団で寝ていた頃の少女は、大人達の脅しにまだ素直に怯えていた。しかし少しばかり齢を重ね、一人で起きて、自分で選んだ服を着るようになった頃。
「鬼が出るからの、絶対に五条屋敷の近くには行くなよ、連れて行かれるぞ」
空気で膨らむゴム製のボールを小脇に抱えて麦わら帽子を被る少女の背中に、暖簾を上げた祖母が念押しした。少女はボールを小さな両手に持ち直すと、ふりむいて応える。
「……はぁい、」
さっきまで台所でそら豆のさやを剥いていたのに、わざわざ裏口まで追いかけて来て忠告する徹底ぶりには、いつしか恐怖よりも疑問が勝(まさ)っていた。
2953どんな大人も口を揃えて言った。祖母が言うには鬼が出る。叔父が言うには幽霊が出る。叔父の妻が言うには悪魔が。母親と同じ布団で寝ていた頃の少女は、大人達の脅しにまだ素直に怯えていた。しかし少しばかり齢を重ね、一人で起きて、自分で選んだ服を着るようになった頃。
「鬼が出るからの、絶対に五条屋敷の近くには行くなよ、連れて行かれるぞ」
空気で膨らむゴム製のボールを小脇に抱えて麦わら帽子を被る少女の背中に、暖簾を上げた祖母が念押しした。少女はボールを小さな両手に持ち直すと、ふりむいて応える。
「……はぁい、」
さっきまで台所でそら豆のさやを剥いていたのに、わざわざ裏口まで追いかけて来て忠告する徹底ぶりには、いつしか恐怖よりも疑問が勝(まさ)っていた。
千瞑(senbei)
REHABILI我呂にハマってしまいリハビリ目的で書いてるうちにあれよあれよと妄想が止まらず。我呂夢SS。書きかけ。【設定】
ヒロイン名:リン
飛信隊に所属している。桓騎とは古い仲で友人。我呂とは付き合っている。
前半は桓騎夢としても読める。
彼女が喜ぶから【前編】
森の中。空気が少し違う。
「なんか桓騎がいるような…」
「ほぉ、俺の気配を読むとはな。リン」
「あ、桓騎。いたの?何の用?」
「まぁ、ちょっとな。近くまで来たから寄ったまでだ。手を出せ」
そう言われてリンは両手の甲をそのままつき出した。
「そっちじゃねえ。手のひらだ」
やさしく握られてひっくり返された手のひらにはズシリとした重さのある石。
あやうく落としそうになるのをあわてて手に力を入れる。
「魔除けだ。持っとけ」
「えー桓騎が手に入れるものって呪いかかってそう…」
「正規の入手ルートから手に入れたやつだから安心しろ」
桓騎の手が離れて出てきたのは…
「これって…かあさまの…」
光玉。
リンの頬に涙が伝う。
「どうして?かあさまがあなたに護衛代として渡した…」
728森の中。空気が少し違う。
「なんか桓騎がいるような…」
「ほぉ、俺の気配を読むとはな。リン」
「あ、桓騎。いたの?何の用?」
「まぁ、ちょっとな。近くまで来たから寄ったまでだ。手を出せ」
そう言われてリンは両手の甲をそのままつき出した。
「そっちじゃねえ。手のひらだ」
やさしく握られてひっくり返された手のひらにはズシリとした重さのある石。
あやうく落としそうになるのをあわてて手に力を入れる。
「魔除けだ。持っとけ」
「えー桓騎が手に入れるものって呪いかかってそう…」
「正規の入手ルートから手に入れたやつだから安心しろ」
桓騎の手が離れて出てきたのは…
「これって…かあさまの…」
光玉。
リンの頬に涙が伝う。
「どうして?かあさまがあなたに護衛代として渡した…」
YNKgame
DOODLEスネイルとアキバ上級役員令嬢の嫁の話バレンタインなので「バレンタインデー?」
もうすぐ日付も変わろうとする時間。
残業を終えて帰宅したスネイルは、いつもなら先に寝ている妻が珍しくダイニングで待っていることに、まず驚いた。
何か言いたいことでもあるのだろうか、と内心身構えていると、彼女はテーブルの上に置いた皿を指差して「今日はバレンタインだから」と答える。
白磁の皿に同じ白のレース紙が敷かれたそこには、丸い茶色の塊が置いてあった。
「恋人や夫に、チョコレートをプレゼントする日なのよ」
スネイルのことは見ず、妻は茶色の塊――チョコケーキだろう――を見つめている。
形式的に用意した、と言わんばかりのその仕草に、スネイルは舌打ちをひとつ。
「こういったくだらない行事を行うつもりはないと、最初に言ったはずですが」
5070もうすぐ日付も変わろうとする時間。
残業を終えて帰宅したスネイルは、いつもなら先に寝ている妻が珍しくダイニングで待っていることに、まず驚いた。
何か言いたいことでもあるのだろうか、と内心身構えていると、彼女はテーブルの上に置いた皿を指差して「今日はバレンタインだから」と答える。
白磁の皿に同じ白のレース紙が敷かれたそこには、丸い茶色の塊が置いてあった。
「恋人や夫に、チョコレートをプレゼントする日なのよ」
スネイルのことは見ず、妻は茶色の塊――チョコケーキだろう――を見つめている。
形式的に用意した、と言わんばかりのその仕草に、スネイルは舌打ちをひとつ。
「こういったくだらない行事を行うつもりはないと、最初に言ったはずですが」
hairia_hairia
DONE現パロ オフィスラブ 両片思い背中 バスの車窓から見える空は青く冴えわたり、隙間から入ってくる風は柔らかく心地よい。そうだ、今日は快晴で過ごしやすい一日ですと、情報番組のアナウンサーが言っていたのを思い出した。しかし、バスから降りると、いつもの風景…集団とに重なっていく。顔に憂鬱だと書いて、背中には出勤したくないと書いてある一団、彼らはうつむき加減で足早に道を行く。そんな、彼らの行く末を、朝日は祝福しているかのように照らし導いている。明らかに反比例している風景、それが日常の始まりだ。
5か月前までは、自分も彼らと同じ集団の中で、同じ様相でノロノロと背中を丸めて歩いていた。しかし、今の私は会社に早く行きたいのだ。飛びだしそうな気持ちを抑えるよう背中を伸ばして、集団の間を縫うように目的地を目指して足を進める。そして、目の前に見なれた後ろ姿…尾形主任をみつける。よく着ている濃紺色のスーツには皺ひとつ見られない。丁寧に着こなしてる、やはり、できる営業マンは後ろ姿も決まっているんだと思うと嬉しくて胸が高鳴る。
34785か月前までは、自分も彼らと同じ集団の中で、同じ様相でノロノロと背中を丸めて歩いていた。しかし、今の私は会社に早く行きたいのだ。飛びだしそうな気持ちを抑えるよう背中を伸ばして、集団の間を縫うように目的地を目指して足を進める。そして、目の前に見なれた後ろ姿…尾形主任をみつける。よく着ている濃紺色のスーツには皺ひとつ見られない。丁寧に着こなしてる、やはり、できる営業マンは後ろ姿も決まっているんだと思うと嬉しくて胸が高鳴る。
YNKgame
MOURNINGギャグみたいなもんだからふわっと読んでほしい使用人に初恋するハンドラー・ウォルターの話。01。ビビビッときた
先んじてルビコン入りした621に遅れること数日。
ハンドラー・ウォルターも彼が待つ隠れ家へと到着する。
AC格納庫、移動ヘリ、その他必要な施設を詰め込んだそこは、かつて技研の研究所だったらしい。
厳しい寒さを象徴する雪は、都合よくこの施設を隠してくれている。
RaDのカーラを通じて、自分たちをサポートする要員もすでに集められているらしい。
だが、ここはルビコンだ。
常に気を引き締めていなければならない。
ハンドラー・ウォルターは杖を握る手に力を込めつつ、隠れ家へと踏み込み――
「お待ちしておりました。はじめまして、ハンドラー・ウォルター。これからよろしくお願いします」
スッと伸びた背筋。ダークグレーのスーツにインナーはハイネックのニット。
8403先んじてルビコン入りした621に遅れること数日。
ハンドラー・ウォルターも彼が待つ隠れ家へと到着する。
AC格納庫、移動ヘリ、その他必要な施設を詰め込んだそこは、かつて技研の研究所だったらしい。
厳しい寒さを象徴する雪は、都合よくこの施設を隠してくれている。
RaDのカーラを通じて、自分たちをサポートする要員もすでに集められているらしい。
だが、ここはルビコンだ。
常に気を引き締めていなければならない。
ハンドラー・ウォルターは杖を握る手に力を込めつつ、隠れ家へと踏み込み――
「お待ちしておりました。はじめまして、ハンドラー・ウォルター。これからよろしくお願いします」
スッと伸びた背筋。ダークグレーのスーツにインナーはハイネックのニット。
tokikaze064
DONE #夢小説 #そらプリ【⚠️夢小説/オリキャラ】
ルクノルさんから頂いたイラストからインスピレーションを得ましたので、この様な小話を書いてしまいました!
元になったイラストはこちら
↓
https://x.com/rokubesu64/status/1739352842123837753?s=46&t=qcVUpDLrJRS4W
改めて、素敵なイラストをありがとうございます! 3769
YNKgame
MOURNING全裸の部下と同衾するオキーフの話(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=21205704)の続き。部下にヘキがバレるオキーフの話 彼はいつだって、疲れたような顔をしていた。
下がった目じりは生来の物かもしれないがなんとなく眠そうに見えるし、濃いクマがそれを誇張する。
溌溂とした印象はなく、その地位にふさわしい実力や所属に見合った頭脳を持っていたとしても、これまで見てきた上司のようにいきなり拳を振り上げたり怒鳴ったりして暴力に訴えるタイプではないだろうし、かといって性的に旺盛でもない、ということもわかっていた。
だから彼が、たらふく飯と酒を与えた後、薬で深く眠った私に何をしているのか、単純に気になったのだ。
一度目はきっと本当に、私がアルコールの加減を間違えたのだろう。だが二度、三度と続けばさすがに考えずにはいられない。
抱かれたような形跡はなかった。危なっかしい人生を送ってきたので自分でも意外だが、私は処女なのだ。彼が完璧に痕跡を消そうとも、さすがに破瓜すれば私自身がわかるだろう。
2967下がった目じりは生来の物かもしれないがなんとなく眠そうに見えるし、濃いクマがそれを誇張する。
溌溂とした印象はなく、その地位にふさわしい実力や所属に見合った頭脳を持っていたとしても、これまで見てきた上司のようにいきなり拳を振り上げたり怒鳴ったりして暴力に訴えるタイプではないだろうし、かといって性的に旺盛でもない、ということもわかっていた。
だから彼が、たらふく飯と酒を与えた後、薬で深く眠った私に何をしているのか、単純に気になったのだ。
一度目はきっと本当に、私がアルコールの加減を間違えたのだろう。だが二度、三度と続けばさすがに考えずにはいられない。
抱かれたような形跡はなかった。危なっかしい人生を送ってきたので自分でも意外だが、私は処女なのだ。彼が完璧に痕跡を消そうとも、さすがに破瓜すれば私自身がわかるだろう。
890_deadline
DOODLE🌻先生とクリスマスデートする話 世論曰く──イルミネーションはただのLEDの集合であると言う男は嫌われるらしい。
しかし、かくいう自分は”そちら側”の人間だった。正確にはあの飾り付けの魅力がいまいちピンとこない。何万個の光の粒がだとか、幻想的だとか、その他の魅力、何某、エトセトラ。世間的には華やかに盛り立ててはいるが、シーズンが来れば爛々と輝き始める駅前は人が増えて歩き辛くなるし、顔を上げれば鮮やかな蛍光色が無遠慮に目に刺さる。ここまでつらつらと皮肉を述べてみたが、要するに俺はクリスマスがそこまで好きじゃない。
学生時代からも祭事への興味関心はどちらかと言えば薄い方だった。手伝えと声をかけられれば言われるままに手を貸して、解散の号がかかればさっさと帰る。そんな絵に描いたような外野が自分だった。
9004しかし、かくいう自分は”そちら側”の人間だった。正確にはあの飾り付けの魅力がいまいちピンとこない。何万個の光の粒がだとか、幻想的だとか、その他の魅力、何某、エトセトラ。世間的には華やかに盛り立ててはいるが、シーズンが来れば爛々と輝き始める駅前は人が増えて歩き辛くなるし、顔を上げれば鮮やかな蛍光色が無遠慮に目に刺さる。ここまでつらつらと皮肉を述べてみたが、要するに俺はクリスマスがそこまで好きじゃない。
学生時代からも祭事への興味関心はどちらかと言えば薄い方だった。手伝えと声をかけられれば言われるままに手を貸して、解散の号がかかればさっさと帰る。そんな絵に描いたような外野が自分だった。