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    #BL松

    hareduma_831

    MAIKINGニートチョロ→カラの三男と、へそ妖怪松の大天狗三男←青行燈次男の青あんが、叶わぬ恋ゆえに互いを好きな人の「代わり」として冬の夜に擬似デートする話です。ビターエンド。虚しいだけで報われない。
    書きかけというか下書きみたいな感じです。
    ニート三男と青あん次男の間に恋愛感情はありません。
    もしも完成したらここから削除する予定です。
    冬至散歩(未完)「なあ、デートしないか」

     目の前に現れた逆さまの次兄を、チョロ松はぽかっと口を開けて、寝転んだまま見上げることしかできなかった。

    「デートしよう、チョロ松」

     チョロ松の枕元に座り、カラ松は身を乗り出すようにしてチョロ松を覗き込んでいた。
     もしも今がこんな夜更けではなく昼間で、場所が布団の中ではなく居間とか普通の部屋で、相手が死ぬまで思いは告げるまいと決めた兄ではなく他の誰かだったら。きっといくらでもやりようがあったのに。

    「なんで、こんなよるに」

     他の兄弟が寝入る布団の一角で、口と目を見開いたまま、チョロ松はそう絞り出すのが精一杯だった。

    「夜だからいいんじゃないか」

     そこではたと気がついた。逆さまのカラ松の頭から、ゆるく曲線を描く角が生えている。さらによくよく見れば、彼の肩の周りで、透き通るような青い羽衣がふわふわと揺れていた。
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    hareduma_831

    MAIKINGけも松のひつじチョロと、へそギリシャ松のポセ次男のお話です。
    カップリングはひつじチョロ×トラカラ&アポロン三男×ポセイドン次男の同軸のつもりで書きました。
    確かギリシャ神話でアポロンが何かの罰で地上で刑を受けることになって人間として労働をほにゃらら…みたいな話がある??というふわっとした情報が元ネタです。元ネタというにはふわふわしすぎている。
    ポセ次男はアポ三男に会いたくて海岸に来ています
    ふわもこのチョロカラ(未完)「ねえねえ! 僕、ふわもこだよ!」

     冬。それはひつじのチョロ松にとって、一年で一番うれしい季節です。
     クリスマスにお正月、雪遊び。冬の「うれしいこと」はたくさんありますが、中でもチョロ松がとびきりうれしいのは、寒くなるとみんながチョロ松を頼ってくれることでした。

    「僕の毛皮、ふわふわのもこもこであったかいよ! 触ってみてよ」

     チョロ松が呼びかけると、同じ森に住むどうぶつたちが、暖を求めてチョロ松の元にやってきます。
     チョロ松はそんなどうぶつたちに、ふわふわに整えた自分の毛を触らせてあげるのです。

    「本当だ、あったかい!」
    「もこもこしてる」
    「これなら寒くないね」
    「触らせてくれてありがとう!」

     みんなから口々にお礼を言われると、チョロ松はくすぐったい気分になります。寒さの厳しい冬の間、ふわふわもこもこの毛皮でみんなを暖かくできるチョロ松は、森のヒーローでした。
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    hareteichi24

    DONE元々はこちらに投稿する用に書いてた弁シェリオメガバでしたが、例のエックスのAPI騒動の時にパスを紛失した方がおられて、入れなくなったとご報告いただいてからずっとどうしようか悩んでいたんですが。
    一応こちらにも投稿は続ける形で。一応。支部にも投稿してありますし。見てる方がおられるのかがそもそも不明なんですよね…。
    しかし、まーじでエックス碌なことしねぇ…。
    【後編】はR18になります。
    弁シェリオメガバ続き 4話目【前編】それを目にしたのは本当に、偶然だった。
    同じ家に暮らしていれば当然、彼の後ろ姿を見る機会もあったはずなんだが。
    今までなぜ気付かずにいられたのかと不思議に思うくらいに、ソレは一松くんの首筋にクッキリと深く刻み込まれていた。

    以前、噛み跡を見るかと尋ねられた時。一瞬怯んだこちらへと向けられた……まるで温度のない笑みが未だに脳裡に焼き付いて離れない。
    その瞳の奥に、わずかな嫌悪の色でも滲んでいるならまだ救いがあった。
    心の底からどうでもいいとでも言いたそうな、諦めといった単純な感情すら浮かんではいないその表情せいで、あの笑みを未だ忘れられずにいるのか。
    理由がわからないまでも、思い出すたび胸に溜まるモヤモヤした蟠りのようなものが今になっても消えずにいて、それもまた気持ちのいいものではなかった。
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    hareteichi24

    MOURNINGだいぶ前に書いてた話。途中
    ・カラ一のつもりで書いてたのですが、初っ端一松くんがフラれる描写から始まります。

    ・名前のあるモブがとにかく出張ります
    ・CPはカラ一のみです。モブとのそういった意味での絡みはありません。カラ一にすらなってないとこで終わってます。

    ただ、書き上げる気力が尽きたためそのうち続けるにしても供養として。

    そして気付けば、放り投げてからほぼ2年。
    その子は迷い猫ではありません!!ここ最近、なんだかやたらといいことが続いた。

    おそ松兄さんに無理やり引きずられていった(友達の猫待ちで部屋で待機していたのに)競馬場では馬単で1500円分買った馬券が万馬券となり、羨ましいと泣き喚く兄にいくらか渡してちゃんと口止めもした。
    十四松とチョロ松に誘われて出かけて行ったパチンコでは新台が大当たりして財布の厚みがいくらか増し帰り道でちょっといい居酒屋に立ち寄ってチョロ松と十四松を買収した。わりとちょろい兄弟たちのおかげで懐は暖かかった。もともと金遣いの荒い長兄やファッションに気を使う次兄と末弟、趣味に金を注ぎ込む三男とは違い無趣味で身だしなみにも無頓着な自分が出費するところといえば猫缶。猫に必要なグッズ。あとは十四松と出かけた時にコンビニで買い食いするくらいなもので、数週間経ってもそれほど目減りはしなかったのだ。
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    akiajisigh

    DONE大遅刻バレンタインネタ。
    もうくっついてる(少なくともマフィさんはそのつもり)のマフィ班です。
    くっついたと思った途端にマフィさんの態度(主に脳内)が豹変して誰おま状態です。
    あと、まだ本編(in Pixiv)で書いてない部分が班長さんの回想で出てきます、すみません早く書きます。
    fight over Candy 久々の、休日。
     さらに珍しい事には早い時間に目が覚めて、溜まった洗濯やら掃除やらも片付いて。時間があいたからには、やる事は決まっている。くたびれた上着を羽織りマスクをつけ、どんな用事であろうと鞄はこれ一つしかないぺちゃんこのリュックを提げて、家を出た。
     前の道に出て、すぐそこに見えている工場とは逆方向に足を向ける。程なく現れるバス停、を通り過ぎて、両側に木しか見えない曲がりくねった下り坂を延々歩いて小一時間。降りきればようやく木以外の風景が目に入る。
     ポツリポツリ家が建つ中、唐突に現れるバカデカいスーパーとドラッグストア。生きるのに必要な物はここで大体揃う。便利な世の中だ。
     とは言えスーパーにはほとんど行った事がない。ドラッグストアで日用品、日持ちする食品と、何より猫缶、それこそ必要な物は大体揃う。スーパーにしかない肉や魚を自分で調理する意欲も知識も無い。
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    akiajisigh

    DONE※ 1/21『いろキミ2』展示作品の後編
    イベントまでに書けなかった部分です。前編は前作をご覧ください。
    ようやく仕上がりました!お待たせしました!
    ※ドラマCDネタあります。

    内容はタイトル通り。
    付き合い始めの次男が猫?になりたくて兄弟巻き込んでわちゃわちゃします。
    故に猫化次男のキャラ崩壊注意。無口次男。
    猫になりたい次男の話・後編 * * *



     一松がカラ松の猫化を悟り、猫として愛で始めてから、3日め。
     昼食後の居間には、おそ松とトド松がいた。
     つけっ放しのテレビを眺めていたおそ松がチラリと視線をやった先、トド松はスマホ画面に視線を落として唸っている。
    「どうしたのトド松、さっきからウンウン言って、なんか悩み事?」
    「うーん。いやね、実はカラ松兄さんの事なんだけど…」
    「あー、アイツ最近変だよね。一松もだけど。今も2階に2人きりってのが珍しいし。」
    「うん、まあ、とりあえずカラ松兄さんのアレはデカパンの薬が原因なんだけどね。」
    「知ってんの?!」
    「だってボクが博士に打たせたから。」
    「張本人なの?!え?!それずっと黙ってたの?!」
    「人聞き悪いなぁ。ボクはカラ松兄さんに頼まれたの、協力した結果だよ。」
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