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    #K暁

    nachi_osora

    เสร็จแล้วK暁デー。三月のお題、「三度目」「嘘」「開花」を使わせていただきました。
    あきとくん視点で両片思いっぽいけあきです。最後はちゃんとくっつきます。息を吐くように生存ルート。
    そして三周年おめでとうございます!
    春の迷い子、愛を知る 春とは、良くも悪くも変化の時期である。
     暁人がKKと出会ってから初めて巡った一度目の春。暁人は無事に大学を卒業し、一般企業へと就職した。正直暁人としてはアジトに就職することも考えたのだが、当の相棒たるKKに断固として拒否されてしまった。
     曰わく、こんな水物の怪しい商売に手を染めるよりも、真っ当な仕事につけと。「あんたがそれを言うのかよ」と口を尖らせれば「当事者オレだから言うんだよ」と煙草の煙と共に言われてしまった。
     存外真摯な口調と真っ直ぐ射抜くような視線に混じる父性にぐぅと呻くことしか出来なかった。いっそ邪魔だとでも言われたら意地でも食らいついていったのに、彼が珍しく本音で暁人を思いやって言ってるのがわかってしまったから引き下がるしかなかった。それでもアジトの手が足りないときや、暁人に余裕があるときは『副業』として手伝うことをどうにか認めさせて一勝一敗。
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    nachi_osora

    เสร็จแล้วバレンタインに書いた酔っ払いチュッチュあきとくん(https://poipiku.com/10520432/11393811.html)のけけ視点です。
    バレンタインにかいたやつの対なのでホワイトデーにアップしますがなんも関係ないです。
    タイトルは臓物様からいただきました!
    Drunk off  Side:KK 据え膳。
     頭に燦然と輝くその三文字を、なけなしの理性でねじ伏せながらオレはため息をつく。
    「あー。ためいきつくと、しあわせにげちゃうんだよぉ、けぇけぇ」
     ろれつの怪しい甘ったるい声と共にまた一つ、頬に落とされる柔らかな感触。とんでもない幸福感と、とんでもない欲求不満で胸が(むしろ下半身が)グルグル熱を持ちそうになる。
     ああ、どうしてこうなった。


     暁人を晩酌に誘うにはさほど珍しいことじゃない。健啖家なアイツは飲ませてみてもけっこういける口で、しかも礼だと簡単な肴を作ってくれたりもするもんだから(これがまたうまい)一人酒を好んでたはずがついつい二人の酒宴は数が増えた。
     今日もまた依頼人からちょっと良い酒をもらったから飲ませてやろうと仕事終わりに「付き合え暁人」と声をかければ、「やった、楽しみ」と二つ返事をよこした相棒にオレも機嫌が良くなった。
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    nachi_osora

    เสร็จแล้ว素敵企画『K暁小説プロット交換企画』に参加させていただきました。企画してくださったサブ様(@subaccount3210)には大感謝です!
    いただきましたプロットはサブさんのものでした!
    素敵プロットはこちら
    https://x.com/subaccount3210/status/189562569526

    とんでもない夢を見てしまって頭を抱えるあきとくんお話。
    R15程度ではあるかもしれない。
    夢に堕ちて、夜の淵 ――とんでもない夢を見てしまった。

     目が覚めた瞬間がばりと跳ね上がるように起き上がると、暁人は勢いよく布団をはねのけ己の下半身を確認してしまう。――異常なし、だ。思わず顔を覆って地の底よりも深いため息をつく。それは安堵のものであり、当惑のものでもあり、自己嫌悪からのものでもある。
    「なんで、あんな夢……」
     夢に出てきたのは年の離れた相棒――KKと呼ばれる男だ。あの夏の夜に(強制的ではあったが)体を共有し、共に戦い、事件を無事に解決へと導いたのはまだ記憶に新しい。そのまま別れることを覚悟していたのに、どういうわけか彼を含め事件の関係者(般若除く)は無事に己の体を取り戻して甦った。
     あれから凛子とエドの熱心な勧誘により暁人もアジトのメンバーとして過ごしている。だが当たり前にKKと別々の体になった現状では、相棒とは言いつつも師と弟子のような関係になっていた。KKというバフがなくなった暁人は筋が良いと褒められはするもののあの夜に比べれば弱体化は否めないし、そして年上との経験値の差というものは一朝一夕で埋まるものでもない。KKという男は一人でそれだけの場数を踏んできたのだ。
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    nachi_osora

    เสร็จแล้ว猫の日のけあき。
    いつもよりはラブコメちっくです。
    猫又ちゃんのとこでバイトするあきとくん。
    けけがいつもより正直かも。
    店番猫ちゃん「明日出かけてくるね」
     そう暁人にさらりと告げられ、オレは眉を跳ね上げた。特に問題のないセリフのはずが、何かがオレの感覚に引っかかったのだ。読んでいた文庫本から顔を上げ暁人を見ればいつも通りのおっとりとした表情。だが「そうか」とだけ返せばどこかほっとしたように見えた気がして、やはり何かを隠しているなと思う。
     元刑事の勘としか言えないそれがまぁまぁの的中率なことをオレは実地で知っている。煙草をふかしながらさてなにが引っかかったのかとのんびり考える。さほど嫌な予感はしないので、放っておいても良いのだが……もうこの思考は職業病のようなものだ。
     ちらりと暁人をうかがえば、こちらを見ずにスマホをいじっている。それで違和感の一つに気がついた、報告が少ないんだ。暁人は身内にはわりとおしゃべりな質で、どこかに出かけるとなると行き先や相手などを世間話ついでによく話してくる。「友達と飲み会に行ってくるから帰りに焼き鳥お土産に買ってくるよ」だの「スーパーに買い物行くけど食べたいものある?」だの。
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    nachi_osora

    เสร็จแล้วK暁というのもはばかられるやつ。K←暁ではあるけど、あきとくんが悲しみのずんどこにいく話。
    前につぶやいたエンディング後クッソ不器用なけけに塩対応されて傷心になるあきとくん。この後祟り屋さんに拾われて餌付けされるけど、そっちは書けるか未定。
    孤独に沈みゆく スマホのアラームで目を覚ます。ひどく重だるい体を引きずって布団から抜け出すと、冷蔵庫を開いて栄養補助ゼリーを取り出す。意識を無にして、ただ飲み込む。味とかはもうわからない。ただ、最低限のカロリーを取るために口にしている。
     固形物を口にできなくなってどれくらいたったろう。腹が空いたという感覚がなくなってどれくらいたったろう。
     最初は量が食べられなくなっただけだった。だが、日がたつにつれ口にしたものを戻すようになってしまった。食べることは生きることで、生きると約束したのだから食事をしないとと思ったけれど、口に入れた先から吐くようになるまでさほど時間はかからなかった。
     あの日はあんなに食べられたのにな、と考えて「また…」と自嘲の笑みが浮かぶ。考えないようにしてるのに、すぐ思考は8月22日に縋ろうとする。一人で生きなきゃいけないのに。
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