shiba
DONEお題:「カラオケ」「頬が赤い」留♂〆です。
可愛いしめぴが爆発しました。
想像して、にへにへしながら書きました。
皆さんも、にへにへしてください。
捏造ありますので、ご理解いただける方だけお進み下さい。
俺の天使は、アイドル。皆で人間界に遊びに来て、今はマモンの提案でカラオケに来ている。
男十三人がワイワイガヤガヤ、カラオケという狭い空間に閉じ込められると、なんとも騒がしい。
言い出しっぺのマモンが一番にマイクを握り、流行りのパーティーソングで盛り上げると、アスモが続けて国民的アイドルの定番ソングを振りまでバッチリ決めて歌う。
パリピの二人が歌い終わると、レヴィの怒涛のアニソンメドレーが始まった。
全員を置いてけぼりにして、一人、魂を込めて熱唱する。
ただ、ディアボロとバルバトス、そして、俺の隣に座るシメオンだけは、レヴィの歌に合わせて手拍子をして、何の歌かはさっぱりわかっていないようだったが盛り上がっているようだった。
ノリが悪い、と強制的にマモンに連れられて俺も前へと連れ出される。
3604男十三人がワイワイガヤガヤ、カラオケという狭い空間に閉じ込められると、なんとも騒がしい。
言い出しっぺのマモンが一番にマイクを握り、流行りのパーティーソングで盛り上げると、アスモが続けて国民的アイドルの定番ソングを振りまでバッチリ決めて歌う。
パリピの二人が歌い終わると、レヴィの怒涛のアニソンメドレーが始まった。
全員を置いてけぼりにして、一人、魂を込めて熱唱する。
ただ、ディアボロとバルバトス、そして、俺の隣に座るシメオンだけは、レヴィの歌に合わせて手拍子をして、何の歌かはさっぱりわかっていないようだったが盛り上がっているようだった。
ノリが悪い、と強制的にマモンに連れられて俺も前へと連れ出される。
shiba
DONEお題:「過去」留♂〆です。
サイテー男時代のMCが出てきますが、18禁は免れました笑
ご都合モノです。
捏造ありますので、ご理解いただける方だけお進み下さい。
本とネオンと、生徒手帳。ある日、俺は一冊の本に出会う。
『過去に触れられる本』
歴史小説か何かかと思って持ち帰り、自室で重厚な表紙を開くと、途端に、俺は光に包まれた。
目が眩み思わず目をつぶると何も見えなくなる。
しばらくして光が落ち着くと、ゆっくりと瞼を開いてみる。
そこは、見慣れない街だった。
天界の古代的な自然溢れるものとも、魔界の中世的な石造りのものとも違う、現代的なビルが立ち並ぶ街。
「…ここ、人間界?」
僕はいつの間にか、人間界にワープしていたようだった。
周りには時計もなく、今がいつでここがどこなのかのヒントはひとつもない。
「どうしよう。…まぁ、その辺歩いてみればわかるか」
が、そこは、持ち前のポジティブのおかげで、特に落ち込むこともなかった。
8008『過去に触れられる本』
歴史小説か何かかと思って持ち帰り、自室で重厚な表紙を開くと、途端に、俺は光に包まれた。
目が眩み思わず目をつぶると何も見えなくなる。
しばらくして光が落ち着くと、ゆっくりと瞼を開いてみる。
そこは、見慣れない街だった。
天界の古代的な自然溢れるものとも、魔界の中世的な石造りのものとも違う、現代的なビルが立ち並ぶ街。
「…ここ、人間界?」
僕はいつの間にか、人間界にワープしていたようだった。
周りには時計もなく、今がいつでここがどこなのかのヒントはひとつもない。
「どうしよう。…まぁ、その辺歩いてみればわかるか」
が、そこは、持ち前のポジティブのおかげで、特に落ち込むこともなかった。
shiba
DONEお題:「宝石」留♂〆です。
デロ甘な話に仕上げました。
こういう二人が好きです。
モンソロ、ナイスアシスト!
捏造ありますので、ご理解いただける方だけお進み下さい。
輝きは、永遠に。いつものようにお泊まりしてイチャイチャしたあと、一緒にベッドに入った。
寝ようと思って後ろから抱きついた時、ふと、あることを思う。
「シメオンの瞳って、宝石みたいだよね」
「なに?突然」
背中から声をかけられ、シメオンが思わずこちらを向く。
「いや、綺麗なグラデーションで、そんな宝石があったら、ずっとシメオンと一緒にいるみたいに思えるなー、と思って」
「そ、そんなこと言うなら、俺だって、MCの瞳の色の宝石が欲しいよ」
シメオンが少し顔を赤らめながら、俺の頬に手を置いて、瞳を覗き込むようにして言う。
「ほんと?」
「うん。花が咲いたみたいに虹彩が綺麗で、ずっと見ていたくなっちゃう」
俺のヘーゼルの瞳は、人間界でも珍しいらしく、よく綺麗だと言われた。
9484寝ようと思って後ろから抱きついた時、ふと、あることを思う。
「シメオンの瞳って、宝石みたいだよね」
「なに?突然」
背中から声をかけられ、シメオンが思わずこちらを向く。
「いや、綺麗なグラデーションで、そんな宝石があったら、ずっとシメオンと一緒にいるみたいに思えるなー、と思って」
「そ、そんなこと言うなら、俺だって、MCの瞳の色の宝石が欲しいよ」
シメオンが少し顔を赤らめながら、俺の頬に手を置いて、瞳を覗き込むようにして言う。
「ほんと?」
「うん。花が咲いたみたいに虹彩が綺麗で、ずっと見ていたくなっちゃう」
俺のヘーゼルの瞳は、人間界でも珍しいらしく、よく綺麗だと言われた。
芝桜。
DONE留メフィ。obm留♂×メフィストフェレス。
名無し留学生(俺)とメフィスト先輩。
※MAJOLISH捏造設定あり
※留学生独自設定、モブ登場あり
※メタい話
お題「MAJOLISH」
#obm男MC版深夜の創作一本勝負
#obmプラスB攻
悪魔は「人」と呼べるのか「んー、どうしようかな。……メフィスト、ごめん、やっぱりこっちのジャケットも着てみてくれる?」
俺はずらりとハンガーに吊るされたジャケットの中から、少し光沢のあるダークグリーンのものを手に取り、メフィスとフェレスに差し出した。
「おい、これで何着目だ。何でも同じだから早く決めろ」
メフィストフェレスが苛ついた口調で言う。何度もリテイクを繰り返され、さすがに嫌気がさしてきたのだろう。俺もそうなるだろうとは思っていたので、ここに来るまでの間、必死にウェブカタログを読み込んで、衣装については「これでいこう」というものを決めていた。しかし、ウェブで見た画像と実際に目にする衣装は違うし、何を着せてもスマートに着こなしてしまうメフィストフェレスに、ついつい色々な衣装を試したくなってしまったのだ。
1978俺はずらりとハンガーに吊るされたジャケットの中から、少し光沢のあるダークグリーンのものを手に取り、メフィスとフェレスに差し出した。
「おい、これで何着目だ。何でも同じだから早く決めろ」
メフィストフェレスが苛ついた口調で言う。何度もリテイクを繰り返され、さすがに嫌気がさしてきたのだろう。俺もそうなるだろうとは思っていたので、ここに来るまでの間、必死にウェブカタログを読み込んで、衣装については「これでいこう」というものを決めていた。しかし、ウェブで見た画像と実際に目にする衣装は違うし、何を着せてもスマートに着こなしてしまうメフィストフェレスに、ついつい色々な衣装を試したくなってしまったのだ。
shiba
DONEお題:「水着」「天界」留♂〆です。
またまた、可愛いしめぴが出来上がりましたので献上します。
しめぴには、夏が似合うね!
本編進んでないので、天界のことはネタバレを参考にしました。
解釈違いましたら申し訳ありません、私なりの世界観です。
他にも、捏造ありますので、ご理解いただける方だけお進み下さい。
#obm男MC版深夜の創作一本勝負
#obmプラスB攻
煌めく波に、揺られて。天界に、まさに「天国のビーチ」という名の砂浜があると聞き、シメオンを誘ってみた。
「シメオン、天界にめちゃくちゃ綺麗なビーチがあるってホント?」
「うん、『天国のビーチ』って、それはもう真っ白の砂浜で海も透き通ってて、お魚さんもいっぱいいるビーチがあるよ!子供の頃はよく行ったなー」
「俺、そのビーチ行ってみたいなー!せっかく夏なのにさ、魔界って全然そんな感じしなくてつまんないんだよねー」
「わかった!俺も、話してたら久々に行ってみたくなったし、ミカエルに相談してみる!」
そんな話をしてから数日が経ち、ミカエルからの許可が下りたとシメオンから連絡があった。
そして、天界へ行く日。
ルークから恨み節を言われながら、ミカエルへの大量のみやげと報告書の束を渡されたあと、俺たちは天界へと向かった。
9678「シメオン、天界にめちゃくちゃ綺麗なビーチがあるってホント?」
「うん、『天国のビーチ』って、それはもう真っ白の砂浜で海も透き通ってて、お魚さんもいっぱいいるビーチがあるよ!子供の頃はよく行ったなー」
「俺、そのビーチ行ってみたいなー!せっかく夏なのにさ、魔界って全然そんな感じしなくてつまんないんだよねー」
「わかった!俺も、話してたら久々に行ってみたくなったし、ミカエルに相談してみる!」
そんな話をしてから数日が経ち、ミカエルからの許可が下りたとシメオンから連絡があった。
そして、天界へ行く日。
ルークから恨み節を言われながら、ミカエルへの大量のみやげと報告書の束を渡されたあと、俺たちは天界へと向かった。
芝桜。
MOURNING留メフィ。obm留♂×メフィストフェレス。
名無し留学生(俺)とメフィスト先輩。
お題「水着」
#obm男MC版深夜の創作一本勝負
#obmプラスB攻
悪魔は人を導けるのか 昼休みのRAD学食。
留学生がいつにもなく真剣な面持ちでD.D.Dの画面を見つめている。ランチは既に食べ終わっているらしく、トレイに乗せたままの食器がテーブルの脇に寄せられたままになっている。
何を見ているのか知らないが、普段のダラダラとした「ながらスマホ」ではなく、何か真剣な悩みでもあるような雰囲気だ。
「調べ物か?」
「あ、メフィスト!?」
声をかけると、何をそんなに驚いたのか留学生の肩がビクッと大きく飛び跳ねた。
「座るぞ」
ランチセットのトレイをテーブルに置き、留学生の向かいの席に腰を下ろす。
「真剣な顔をして何を見ていたんだ」
留学生が大事そうに握るD.D.Dにチラリと視線をよこして問いかける。
1556留学生がいつにもなく真剣な面持ちでD.D.Dの画面を見つめている。ランチは既に食べ終わっているらしく、トレイに乗せたままの食器がテーブルの脇に寄せられたままになっている。
何を見ているのか知らないが、普段のダラダラとした「ながらスマホ」ではなく、何か真剣な悩みでもあるような雰囲気だ。
「調べ物か?」
「あ、メフィスト!?」
声をかけると、何をそんなに驚いたのか留学生の肩がビクッと大きく飛び跳ねた。
「座るぞ」
ランチセットのトレイをテーブルに置き、留学生の向かいの席に腰を下ろす。
「真剣な顔をして何を見ていたんだ」
留学生が大事そうに握るD.D.Dにチラリと視線をよこして問いかける。
shiba
DONEお題:「アイス」「一緒に帰ろう」留♂〆です。
アイス、とはちょっと違うかもですが、夏らしいお話を。
また、可愛らしいしめぴをご想像いただければと思います。
捏造がありますので、ご理解いただける方のみお進み下さい。
#obm男MC版深夜の創作一本勝負
#obmプラスB攻
夏祭りの、夜に。待ち合わせの時間はとうに過ぎていた。
俺は、慣れない下駄でカラコロと音を鳴らしながら走る。
「おっお待たせっ!」
待ち合わせた公園の大きな木の下に立っていたのは、長い金色の髪を一つにまとめ上げ、紺色の浴衣にグレーの帯を締めた、いつもより色っぽいMCだった。
「おぉ、似合うじゃん!」
そんなMCにストレートに褒められると、恥ずかしさでますます近寄りがたくなって、変な距離が出来てしまう。
ただ、褒めてもらえたのが嬉しくて、つい、袖口を摘んでくるっと一周回ってしまうほどにはしゃいでしまった。
「そ、そうかな?」
「うん、可愛い」
「…ありがとう」
今日は、人間界の夏祭りに行こうと誘われて、ドレスコードに浴衣を指定された。
6581俺は、慣れない下駄でカラコロと音を鳴らしながら走る。
「おっお待たせっ!」
待ち合わせた公園の大きな木の下に立っていたのは、長い金色の髪を一つにまとめ上げ、紺色の浴衣にグレーの帯を締めた、いつもより色っぽいMCだった。
「おぉ、似合うじゃん!」
そんなMCにストレートに褒められると、恥ずかしさでますます近寄りがたくなって、変な距離が出来てしまう。
ただ、褒めてもらえたのが嬉しくて、つい、袖口を摘んでくるっと一周回ってしまうほどにはしゃいでしまった。
「そ、そうかな?」
「うん、可愛い」
「…ありがとう」
今日は、人間界の夏祭りに行こうと誘われて、ドレスコードに浴衣を指定された。
芝桜。
DONE留メフィ。obm留♂×メフィストフェレス。
名無し留学生(俺)とメフィスト先輩。
お題「アイス」
#obm男MC版深夜の創作一本勝負
#obmプラスB攻
悪魔はどこまで欲しがるのか 暑い暑いと手をバタバタとさせながらうるさく入ってきた留学生が、いつもの場所にドスンと座る。腰を下ろすやいなや、右手にぶら下げていたビニール袋の中からアイスクリームらしきものを取り出し開封し始めた。毎度のことだが、新聞部を何だと思っているのか。
じっと睨みつけていると、こちらの視線に気づいたようで、顔を上げた留学生と視線が合った。
「何? 欲しいの?」
そんなもの欲しいわけがない。
「最近、冷たいものばかり食べているな」
「だって、夏だもん。暑いし」
留学生は途中まで開封しかけたアイスクリームのパッケージをこちらに向けて見せた。
「それに、懐かしいんだよね。今、購買部で「人間界フェア」をやっててさ。見覚えのあるものを見つけると思わず買ってきちゃうわけ」
969じっと睨みつけていると、こちらの視線に気づいたようで、顔を上げた留学生と視線が合った。
「何? 欲しいの?」
そんなもの欲しいわけがない。
「最近、冷たいものばかり食べているな」
「だって、夏だもん。暑いし」
留学生は途中まで開封しかけたアイスクリームのパッケージをこちらに向けて見せた。
「それに、懐かしいんだよね。今、購買部で「人間界フェア」をやっててさ。見覚えのあるものを見つけると思わず買ってきちゃうわけ」
芝桜。
DONE留メフィ。obm留♂×メフィストフェレス。
名無し留学生(俺)とメフィスト先輩。
※色々な捏造
お題「パーティー」
#obm男MC版深夜の創作一本勝負
#obmプラスB攻
悪魔は人を甘やかすのか 留学生を探して、クルーザーの中を歩き回る。
パーティーは終わり、大勢いたゲストたちもとっくの昔に姿を消した。既に撤収作業が始まっている船の中は、先程までの華やかな賑わいと比べると、いっそう閑散として物寂しく思えた。
今日は魔女たちとのパーティーだった。
魔界に棲む悪魔と人間界を繋いでいるのが魔女であり魔術師だ。綺麗な言い方をすれば、経済活動のための取引先であり、実のところは悪魔としての力を蓄え魔界での地位や名誉を築くための食い物だ。
今はディアボロ殿下の融和志向もあって昔のような直接的な利害関係は希薄になってきたものの、昔からの名家となれば、先祖代々懇意にしている者も多く、簡単に無下にすることはできない。現代における「サバト」の新しい形……いわば、関係維持のための定例会なのだ。
2066パーティーは終わり、大勢いたゲストたちもとっくの昔に姿を消した。既に撤収作業が始まっている船の中は、先程までの華やかな賑わいと比べると、いっそう閑散として物寂しく思えた。
今日は魔女たちとのパーティーだった。
魔界に棲む悪魔と人間界を繋いでいるのが魔女であり魔術師だ。綺麗な言い方をすれば、経済活動のための取引先であり、実のところは悪魔としての力を蓄え魔界での地位や名誉を築くための食い物だ。
今はディアボロ殿下の融和志向もあって昔のような直接的な利害関係は希薄になってきたものの、昔からの名家となれば、先祖代々懇意にしている者も多く、簡単に無下にすることはできない。現代における「サバト」の新しい形……いわば、関係維持のための定例会なのだ。
shiba
DONEお題:「パーティー」留♂〆です。
ただ、私がそんなしめぴを見たかっただけ。
絶対可愛い!
どなたか描いて!
少しですが、本編ネタバレがありますので、お気を付けください。
捏造ありますので、ご理解いただける方だけお進み下さい。
#obm男MC版深夜の創作一本勝負
#obmプラスB攻
非日常を、君と。ある日、ディアボロから、嘆きの館とメゾン煉獄宛てに、
『今度、コスプレパーティーをしよう!』
と言う連絡が来た。
ディアボロらしい、唐突な発案だ。
どうやら、レヴィとコスプレの話で盛り上がり、自分もやってみたい!となったらしい。
となると、どんなコスプレをするか、俺は、泊まりに来たシメオンの部屋で、「コスプレ 定番」「コスプレ 可愛い」などと検索しながらネタを探していた。
時折、隣に座るシメオンに向けて、人差し指と親指をL字にして重ね、被写体を探すように覗き込む仕草をする。
それがあまりに気になったのか、シメオンが読んでいた本を閉じ、俺の方を向く。
「…何してるの?」
「コスプレのネタ探し」
俺は、指の間からシメオンを覗き込んだまま答える。
5589『今度、コスプレパーティーをしよう!』
と言う連絡が来た。
ディアボロらしい、唐突な発案だ。
どうやら、レヴィとコスプレの話で盛り上がり、自分もやってみたい!となったらしい。
となると、どんなコスプレをするか、俺は、泊まりに来たシメオンの部屋で、「コスプレ 定番」「コスプレ 可愛い」などと検索しながらネタを探していた。
時折、隣に座るシメオンに向けて、人差し指と親指をL字にして重ね、被写体を探すように覗き込む仕草をする。
それがあまりに気になったのか、シメオンが読んでいた本を閉じ、俺の方を向く。
「…何してるの?」
「コスプレのネタ探し」
俺は、指の間からシメオンを覗き込んだまま答える。
芝桜。
DONE留メフィ。obm留♂×メフィストフェレス。
名無し留学生(俺)とメフィスト先輩。
お題「夢」
#obm男MC版深夜の創作一本勝負
#obmプラスB攻
悪魔の夢に味覚はあるか カチャカチャとキーボードを打つ音、廊下からたまに聞こえる学生たちの騒がしい声、それ以外はほとんど何の雑音もない。いつもの新聞部、いつもの放課後だった。
「メフィストはさ、寝てる時に夢は見るタイプ?」
今やすっかり俺の定位置となった隅っこの壁際から、デスクに向かうメフィストフェレスの後ろ姿に話しかける。
「夢? 覚えていないな」
メフィストは甚だ興味が無さそうな様子で、振り向きもせずに答える。
「じゃあ、見ないってこと?」
「覚えていないから分からないと言っている」
仕事の邪魔をされてメフィストは至極面倒くさそうだ。
「ふーん、そうなんだ。俺は結構見る方なんだよね、夢。で、さぁ……」
俺は強引に話を進めた。
2257「メフィストはさ、寝てる時に夢は見るタイプ?」
今やすっかり俺の定位置となった隅っこの壁際から、デスクに向かうメフィストフェレスの後ろ姿に話しかける。
「夢? 覚えていないな」
メフィストは甚だ興味が無さそうな様子で、振り向きもせずに答える。
「じゃあ、見ないってこと?」
「覚えていないから分からないと言っている」
仕事の邪魔をされてメフィストは至極面倒くさそうだ。
「ふーん、そうなんだ。俺は結構見る方なんだよね、夢。で、さぁ……」
俺は強引に話を進めた。
芝桜。
MOURNING留メフィ。obm留♂×メフィストフェレス。
名無し留学生(俺)とメフィスト先輩。
色んな捏造とセンパイ呼び。
※微エロ有
お題「夏祭り」
#obm男MC版深夜の創作一本勝負
#obmプラスB攻
悪魔は靴擦れが痛いのか 下駄の鼻緒が切れてしまったメフィストを何とか歩かせ、車の後部座席に押し込んだ。
「ふぅー、やっと着いた」
おんぶしてあげようか、と、聞いてみたものの、それはさすがに我慢がならなかったようで断られた。まぁ、祭りの人混みの中で浴衣の男二人……しかも、小さい方が大きい方を背負って歩いていれば、周りからの視線も痛いに違いない。人間に頼るしかない名家の悪魔という構図も見られたくないのだろう。
足を庇ってゆっくりと歩くメフィストに付き添って、会場横の駐車場に停めた車の中にやっとのことで帰ってきたのだった。
「足、大丈夫?」
座席に座るメフィストの足を持ち上げてよく見ると、赤く擦りむけて痛そうな靴擦れができていた。もともと下駄に慣れていなかったこともあるし、後半はずっと足を引き摺って不自然な歩き方をしていたせいだろう。
1876「ふぅー、やっと着いた」
おんぶしてあげようか、と、聞いてみたものの、それはさすがに我慢がならなかったようで断られた。まぁ、祭りの人混みの中で浴衣の男二人……しかも、小さい方が大きい方を背負って歩いていれば、周りからの視線も痛いに違いない。人間に頼るしかない名家の悪魔という構図も見られたくないのだろう。
足を庇ってゆっくりと歩くメフィストに付き添って、会場横の駐車場に停めた車の中にやっとのことで帰ってきたのだった。
「足、大丈夫?」
座席に座るメフィストの足を持ち上げてよく見ると、赤く擦りむけて痛そうな靴擦れができていた。もともと下駄に慣れていなかったこともあるし、後半はずっと足を引き摺って不自然な歩き方をしていたせいだろう。
shiba
DONEお題:「星」留♂〆です。
二人でキャンプに行ったお話。
最後は、想像以上にロマンティック、かも。
捏造ありますので、ご理解いただける方だけお進み下さい。
#obm男MC版深夜の創作一本勝負
#obmプラスB攻
星に、願いを。アスモから、ある噂を聞いた。
『デス・マウンテンの麓にあるキャンプ場は星が綺麗に見えることで有名で、そこで流れ星を一緒に見たカップルは永遠に幸せになれる』らしい。
そんなロマンティックな話を聞いて、俺が興味を持たないわけがない。
さっそく、カレンダーを見ながらスケジュールを組み、星に詳しいベルフェに流れ星が見えそうな日を調べてもらって、シメオンに、キャンプに行かないか、と誘った。
行くからには絶対に流れ星が見たい!と思い、そのためのリサーチは怠らないのが俺の主義だ。
当日、事前のデートで買い揃えたキャンプルックにお互い身を包んで、早朝からデス・マウンテンへと向かう。
「キャンプなんて初めてだから楽しみだよ!」
4844『デス・マウンテンの麓にあるキャンプ場は星が綺麗に見えることで有名で、そこで流れ星を一緒に見たカップルは永遠に幸せになれる』らしい。
そんなロマンティックな話を聞いて、俺が興味を持たないわけがない。
さっそく、カレンダーを見ながらスケジュールを組み、星に詳しいベルフェに流れ星が見えそうな日を調べてもらって、シメオンに、キャンプに行かないか、と誘った。
行くからには絶対に流れ星が見たい!と思い、そのためのリサーチは怠らないのが俺の主義だ。
当日、事前のデートで買い揃えたキャンプルックにお互い身を包んで、早朝からデス・マウンテンへと向かう。
「キャンプなんて初めてだから楽しみだよ!」
shiba
DONEお題:「ウエディング」留♂〆です。
ド直球でウエディングネタを。
前半がMC目線、後半はシメオン目線です。
捏造ありますので、ご理解いただける方だけお進み下さい。
#obm男MC版深夜の創作一本勝負
#obmプラスB攻
天使に、祝福を。シメオンと、人間界でデートをしていたある日、通りにある教会からカランコロンと鐘の音がする。
二人でそちらを向くと、純白のドレスとタキシードに身を包んだ新郎新婦が、大勢からのフラワーシャワーを浴びながら、幸せそうに見つめ合って微笑みながら教会の大階段を降りてきた。
「結婚式だね」
シメオンが、自分のことのように嬉しそうな顔で口にする。
「うん…」
俺は、そんな眩い光景を見ながら、チクリと胸が痛んだ。
結婚式、想い合う男女が晴れて夫婦になる儀式。
そう、あくまでそれは一般的には男女であって、俺たちみたいなカップルには難しいことだ。
ふと足を止め、考え込んでしまった俺の顔をシメオンが覗き込む。
「…どうしたの?」
「シメオン…ああいうの憧れる?」
5773二人でそちらを向くと、純白のドレスとタキシードに身を包んだ新郎新婦が、大勢からのフラワーシャワーを浴びながら、幸せそうに見つめ合って微笑みながら教会の大階段を降りてきた。
「結婚式だね」
シメオンが、自分のことのように嬉しそうな顔で口にする。
「うん…」
俺は、そんな眩い光景を見ながら、チクリと胸が痛んだ。
結婚式、想い合う男女が晴れて夫婦になる儀式。
そう、あくまでそれは一般的には男女であって、俺たちみたいなカップルには難しいことだ。
ふと足を止め、考え込んでしまった俺の顔をシメオンが覗き込む。
「…どうしたの?」
「シメオン…ああいうの憧れる?」
芝桜。
DONE留メフィ。obm留♂×メフィストフェレス。
名無し留学生(俺)とメフィスト先輩。
お題「ウエディング」
#obm男MC版深夜の創作一本勝負
#obmプラスB攻
悪魔は誓いを立てるのか バタバタと廊下を駆け抜けて新聞部の部室のドアを勢いよく開く。
「ひゃー、メフィストごめんっ」
「なっ……! ちょっと待て、そこを動くな!」
メフィストは俺が大声をあげながら騒々しく部室に入ってきただけでも驚いたに違いない。それに加え、大洪水に流されてきたようにびしょ濡れに濡れた俺の姿を見て、きっと目眩がしただろう。
しかし、それでも卒倒したり激怒したりせずに、急いでタオルを取りに走ってくれた。大切なのは俺のことだろうか、それとも、紙だらけで水分に弱い新聞部の方だろうか。
メフィストは奥の部屋から白い大きなバスタオルを持って俺の前に帰ってきた。どうしてそんな物まで部室にあるのだろう。考えている間に、俺は洗われたあとの犬のようにわしゃわしゃと体中の水滴を拭き取られる。
721「ひゃー、メフィストごめんっ」
「なっ……! ちょっと待て、そこを動くな!」
メフィストは俺が大声をあげながら騒々しく部室に入ってきただけでも驚いたに違いない。それに加え、大洪水に流されてきたようにびしょ濡れに濡れた俺の姿を見て、きっと目眩がしただろう。
しかし、それでも卒倒したり激怒したりせずに、急いでタオルを取りに走ってくれた。大切なのは俺のことだろうか、それとも、紙だらけで水分に弱い新聞部の方だろうか。
メフィストは奥の部屋から白い大きなバスタオルを持って俺の前に帰ってきた。どうしてそんな物まで部室にあるのだろう。考えている間に、俺は洗われたあとの犬のようにわしゃわしゃと体中の水滴を拭き取られる。
芝桜。
DONE留メフィ。obm留♂×メフィストフェレス。
名無し留学生(俺)とメフィスト先輩。
お題「傘」
#obm男MC版深夜の創作一本勝負
#obmプラスB攻
悪魔は雨にも濡れるのか ♪〜〜
自動ドアが開くと、呑気な入店音が鳴って店内に迎え入れられた。
(ふざけているのか)
メフィストフェレスはあからさまに不機嫌な顔をした。
新聞記事のための取材を終え、RADに帰ろうと歩いていた時、突然の雨に降られた。予想外のことで傘は持っていなかった。しばらく雨に打たれてしまったが、やっとのことでコンビニエンスストアを見つけて大急ぎで飛び込んだところだった。
額に垂れる雨粒の飛沫を手の甲で拭い、張り付く前髪を後ろに掻き上げる。ドアマットで軽く足踏みをして靴底の泥水を落とした後、入口のすぐそばに並べられたビニール傘を一本手に取った。
メフィストフェレスがビニール傘を手にするのは初めてのことだった。さらに言えば、コンビニに来ること自体ほとんどなかった。傘を持って、そのまますぐにレジに行こうとしたが、せっかくなので話のタネに少し店内を見て回ろうと思い直した。
1936自動ドアが開くと、呑気な入店音が鳴って店内に迎え入れられた。
(ふざけているのか)
メフィストフェレスはあからさまに不機嫌な顔をした。
新聞記事のための取材を終え、RADに帰ろうと歩いていた時、突然の雨に降られた。予想外のことで傘は持っていなかった。しばらく雨に打たれてしまったが、やっとのことでコンビニエンスストアを見つけて大急ぎで飛び込んだところだった。
額に垂れる雨粒の飛沫を手の甲で拭い、張り付く前髪を後ろに掻き上げる。ドアマットで軽く足踏みをして靴底の泥水を落とした後、入口のすぐそばに並べられたビニール傘を一本手に取った。
メフィストフェレスがビニール傘を手にするのは初めてのことだった。さらに言えば、コンビニに来ること自体ほとんどなかった。傘を持って、そのまますぐにレジに行こうとしたが、せっかくなので話のタネに少し店内を見て回ろうと思い直した。
shiba
DONEお題:「キャラクターソング・関連楽曲タイトル」『Question Love』冒頭、「飛び越す水溜り」から、雨をテーマに書いてみました。
他の歌詞もちょこっと入ってますので、見つけていただけると嬉しいです。
捏造ありますので、ご理解いただける方だけ、お進み下さい。
#obm男MC版深夜の創作一本勝負
#obmプラスB攻
あいあい傘。「…雨だ」
「…雨だね」
授業が終わり、シメオンと一緒にRADを出ようとした途端、バケツをひっくり返したような雨が降ってきた。
さっきまで、雨の気配なんか一ミリもなかったのに、魔界にもゲリラ豪雨というものがあるらしい。
俺とシメオンは、二人並んで、エントランスで空を見上げていた。
「傘、持ってねーし」
「俺、持ってるよ?折りたたみのちっちゃいのだけど」
さすがシメオン、用意がいい。
「じゃあ、シメオン傘差して。俺、こーしてるからっ」
俺は、シメオンの腰に手を回し、ギュッと自分に引き寄せる。
「ちょっ…とぉ!」
シメオンが、頬を染めながら慌てた様子で俺を見る。
「だって、こーしないと…俺、濡れちゃう…」
「もぉ…」
捨てられた子犬のような目で見ると、シメオンは渋々受け入れてくれる。
2361「…雨だね」
授業が終わり、シメオンと一緒にRADを出ようとした途端、バケツをひっくり返したような雨が降ってきた。
さっきまで、雨の気配なんか一ミリもなかったのに、魔界にもゲリラ豪雨というものがあるらしい。
俺とシメオンは、二人並んで、エントランスで空を見上げていた。
「傘、持ってねーし」
「俺、持ってるよ?折りたたみのちっちゃいのだけど」
さすがシメオン、用意がいい。
「じゃあ、シメオン傘差して。俺、こーしてるからっ」
俺は、シメオンの腰に手を回し、ギュッと自分に引き寄せる。
「ちょっ…とぉ!」
シメオンが、頬を染めながら慌てた様子で俺を見る。
「だって、こーしないと…俺、濡れちゃう…」
「もぉ…」
捨てられた子犬のような目で見ると、シメオンは渋々受け入れてくれる。
shiba
DONE留♂〆です。お題:「遊園地」
シメオンと遊園地デートに行った話。
夢の国と似て非なる遊園地ですので、夢の国ファンのクレームは受け付けません笑
『Question Love』のオマージュを入れてみましたが、わかった方は素晴らしい!(*´꒳`ノノ゙パチパチ
#obm男MC版深夜の創作一本勝負
#obmプラスB攻
少年のままの、君が好き!今日は、シメオンと遊園地デートに来ています。
シメオンは、あまりこういう所に来たことがないらしく、ずっと隣でワクワクしています。
こういう時、ホント、大きな子供みたいで可愛い。
「どれがいい?一緒につけよ?」
「こ、こんなにいっぱいあるの?えー、どれにしよう?」
入ってすぐ、今日一日なりきるものを選ぶ。
シメオンには初めての経験で、棚一面をキョロキョロ見回す。
「俺はねぇ、これがオススメ!」
シメオンの頭にポフッと被せたのは、キャラクターの口に頭がすっぽり入るタイプ。
「わ、可愛い!」
「でしょ?俺はこっちにするから、お揃い!」
そう言ってシメオンの方を向くと、「お揃い」という言葉に過剰に反応し、顔がみるみる赤くなる。
4255シメオンは、あまりこういう所に来たことがないらしく、ずっと隣でワクワクしています。
こういう時、ホント、大きな子供みたいで可愛い。
「どれがいい?一緒につけよ?」
「こ、こんなにいっぱいあるの?えー、どれにしよう?」
入ってすぐ、今日一日なりきるものを選ぶ。
シメオンには初めての経験で、棚一面をキョロキョロ見回す。
「俺はねぇ、これがオススメ!」
シメオンの頭にポフッと被せたのは、キャラクターの口に頭がすっぽり入るタイプ。
「わ、可愛い!」
「でしょ?俺はこっちにするから、お揃い!」
そう言ってシメオンの方を向くと、「お揃い」という言葉に過剰に反応し、顔がみるみる赤くなる。
shiba
DONEお題:「嫉妬」「バラ」留♂〆です。
今回は、ワンライで。(時間はオーバーしまくってますが)
季節無視でバレンタインネタですが、お題が2つ共クリア出来たことに達成感!
皆さんに読んでいただけるように、ほんわかに仕上げてます。
嫉妬シメオン…可愛い♥
#obm男MC版深夜の創作一本勝負
#obmプラスB攻
花言葉を、君に。それは、バレンタインの日のことだった。
俺は朝から、シメオンにもらえるであろうチョコのことばかり考えていて、一日中、上の空だった。
俺が甘すぎるの嫌いって知ってるから、ビターかな?
見た目も、凝ったことせずにシンプルなのかなー。
味はもちろんおいしいだろうし…楽しみだなー。
そんなことを考えながら、放課後の廊下を歩いていると、正面から、3人組の魔女グループが走ってきた。
「ほらっ早く渡しなよっ」
「ま、待ってっ!心の、準備がっ!」
両脇の魔女が、真ん中の子をはやし立てる。
どうやら、俺への告白に来たらしいことはすぐにわかった。
「あ、この子、MCのこと好きなんだって!チョコ、作ってきたんだよ!」
「先に言わないでよっ!…あ、あの…MCが、好きです…受け取ってください!!」
9074俺は朝から、シメオンにもらえるであろうチョコのことばかり考えていて、一日中、上の空だった。
俺が甘すぎるの嫌いって知ってるから、ビターかな?
見た目も、凝ったことせずにシンプルなのかなー。
味はもちろんおいしいだろうし…楽しみだなー。
そんなことを考えながら、放課後の廊下を歩いていると、正面から、3人組の魔女グループが走ってきた。
「ほらっ早く渡しなよっ」
「ま、待ってっ!心の、準備がっ!」
両脇の魔女が、真ん中の子をはやし立てる。
どうやら、俺への告白に来たらしいことはすぐにわかった。
「あ、この子、MCのこと好きなんだって!チョコ、作ってきたんだよ!」
「先に言わないでよっ!…あ、あの…MCが、好きです…受け取ってください!!」