dokuitu☆quiet followDONE久々の鯉博 割と本番一歩手前までやってるので一応ワンクッション色々捏造&性別あやふや博 昨日フォロワーさんと話したやつですパスワード→18歳以上ですか?(はい/いいえを英語で) #鯉博 leiBo Age verification Tap to full screen .Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow dokuituDONE久々の鯉博 割と本番一歩手前までやってるので一応ワンクッション色々捏造&性別あやふや博 昨日フォロワーさんと話したやつですパスワード→18歳以上ですか?(はい/いいえを英語で) 1853 dokuituDONEようやく書けたフォロワーさんとのリプで生まれた添い寝鯉博SS相変わらず博の性別が迷子&捏造だらけだぞ!!揺籃はシングルベッド「……ドクター」 「待って、あとすこし」 このやり取りも既に五回目。 時計の針はとっくに一周して、新しい日付けを刻んでいる。 しかし未だにドクターの頭脳は働く事を止めないようで、何度も目覚めては枕元にある端末に思い付いた事や戦略をメモしたり、果てには先の仕事の確認までしていた。 ディスプレイの光に照らされ闇に浮かぶドクターの横顔を眺めながら、リーは心中で嘆息する。 ドクターとリーの交際が始まってから幾月か。 翌日が休日で、なおかつ互いに予定がない時にという条件付きでならば、共寝を許されるくらいには心を開いてもらえた。 ……はずなのだが、先程からこの有様である。 一度二度ならば寝た振りで見過ごせたが、流石に寝息より端末を睨みながらの唸り声の方が多くなってくると、声のひとつでもかけたくなる。 1518 dokuituDONE先生お誕生日おめでとうございますな鯉博SSいつもにも増して捏造マシマシでしてよ もちろん博の性別は固定してないですFrom me to you執務室のドアを開けるなり、山盛りの荷物を抱えたリーが入ってきてドクターは思わず「ほう」と呟いた。 『山盛り』と言うのは誇張でも何でもなく、かなりの長身であるはずのリーの顔が半分しか見えない。 ドクターの体を抱きしめてなお余るような(これはドクターの体躯が細いせいでもあるが)腕で抱えてそうなっているのだから、その総量は推して知るべしだろう。 荷物の正体は、ロドスのオペレーター……主に後方支援部の者達や、ロドス艦内で保護された子供達からの誕生日プレゼントである。そう、今日はリーの誕生日なのだ。 「随分と慕われているようだね、リー」 「ええ、まあ……。流石にこの数は、おれとしても予想外でしたがね、っと」 リーはプレゼントの山をそっとソファへと降ろし、隣に腰を据える。 2333 dokuituREHABILI昔書いた水着メルトSSをリハビリとしてリメイクしましたガッツリメルぐだ(性別は出してないけどぐだ男想定)だから注意だぜ!!……ところでこれ書いたの三年前ってマ?月夜のワルツライトではなく、月明りに照らされて白く輝くリンクの上に、氷よりもなお冷たき鉄の脚が弧を描く。 時に回転しながら宙を跳び、着地してからもスピードを緩めずにポーズを決める。 ステップ、ルッツ、トゥーループ。 あれはサルコウに……トリプルアクセルだろうか? 焼き付け刃の知識を脳内でなぞりながら、マスターはその踊るような軌跡を眺めていた。 一通り滑り終わり、氷上のプリマドンナは動きを止める。 マスターは彼女を大きな拍手で迎えた。 日中は多くの人々を魅了している演技を間近で、なおかつ独り占めできた事への感謝と、美しさへの称賛を込めた、心からの拍手である。 「前にも思ったけどさ、本当にメルトは凄いね。……とても、綺麗だ」 素直に感想を告げれば、プリマドンナ──もとい、メルトリリスは不敵な笑みを浮かべた。 2021 dokuituREHABILIしばらくまともな文を書いてなかったのでリハビリがてら&やっぱり自分が見たいものは自分で書くっきゃねえよなあ!?な鯉博直では書いてないけど明確に事後なので注意 ドクターの性別はご想像にお任せします 1638 dokuituDONEまた書いちゃった鯉博 (博の性別不定)食べたいよな、先生の夜食子守唄はあなたの味深夜。孤独な執務室。 ぼちゃぼちゃ 勢いよく小さな白い塊を黒い液体の中に落としていく。総数はもう数えていない。 カップを揺らしながら中身を攪拌して、そのまま一気に呷る。 「ちょっとドクター? 何してるんです?」 ……が、中身が口内になだれ込む前に、大きな黄色い手袋に取り上げられてしまった。 ドクターは不満げに下手人たるリーを見上げるが、彼の視線はたった今取り上げた狂気の産物に向けられている。 黒い液体の正体は漆黒としか形容できないほどに濃い珈琲で、少し鼻を利かせるだけで目が覚めそうな苦味を感じた。 テーブルの上には、空っぽなブドウ糖の包み。 確かに甘味ではあるだろうが、リーの記憶が正しければこれは食用ではない。 つまり、現在リーを見上げながらとても不満そうな顔をしている指揮官殿は、極端に苦く煎れた珈琲に、こっそり持ち出した食用ではない人工甘味料を何個も入れて飲もうとしていた訳だ。 3111 related works はるちDOODLEリー先生ってドクターが他の人と仲良くしていても何も言わないけど二人きりになった途端にねちねち言ってきそう 2405 ————REHABILI八尺ver はるちDOODLESF系鯉博「雪女/石黒達昌」のオマージュです白の幻影低体温症とは、深部体温が三十五度未満となる疾患である。寒冷な環境に長時間暴露された時や冷水に浸かっている時など、身体の熱放散が熱産生を上回る場合に生じる。症状としてシバリング及び嗜眠からの錯乱があり、昏睡状態となることも有り得、場合によっては死に至る。しかし、稀に低体温が安定して持続する症例が散見され、これらは「体質性低体温症」として区別される。 体質性低体温症は数例の症例報告があるのみで、その病態については未だ解明されていない。視床下部に存在する体温調整中枢の異常や冬眠物質の産生など、様々な仮説が提唱されている。また、先天性色素欠乏症を合併する例も見られ、病態機序として両者の関連が疑われる。 今回、私は炎国の錫嶺にて体質性低体温症の1例を経験した。ここは「雪女」に関する伝承が多く残っており、また以前にも体質性低体温症の症例報告があった地域である。 8675 はるちDONE箱の中には人間が二人。さて、二人は何をしているのでしょう?部屋でのんびりしていたところに電話がかかってきた鯉博 4499 はるちDOODLEリー先生が言うところのお上品な嗜みに嫉妬するドクターのお話。Private eye/secret eye三日前はファントム。一昨日はシルバーアッシュ。昨日はエンカク。 「……ドクター」 「何かな?」 この聡明な人は、自分が何を言わんとしているのか、十全に理解しているだろうに。何も知らない振りをして首を傾げると、冬の日差しに似た色の髪がさらりと流れた。しかし笑みを灯した唇は、十二月の真夜中にこちらを見下ろす月光めいて冷ややかだ。 「秘書のローテーションを決めているのはドクターなんですよね」 「それが?」 「おれがロドスに戻ってきてからのローテにはどういう意味が?」 ようやくドクターの自室で二人きり、ソファに並んで座り、ここ数日胸の奥にわだかまっていた疑問を言葉にしてこの人にぶつけることができた。吐き出してしまえば少しは胸のつかえがとれるかと思ったが、しかし今度は軽くなった胸の裡が空寒いばかりである。 1590 はるちDOODLEリー探偵事務所アニメ見ました?私はあれで気が狂って二話書きましたリー探偵事務所へようこそリー探偵事務所で起こった爆発事故については、ロドスにも一時間と立たずして連絡が入った。仮にも業務提携先であり、あの事務所は龍門における緩衝材、国家権力とアンダーグラウンドのバランサーだ。報告を聞いたときには、すわ敵襲による爆破かと緊張が走ったものだが、よくよく話を聞いてみれば調理中に起こった事故なのだという。リーとウンがその手のミスをするとは考えにくいから、おおかたワイフーかアが厨房に立っていたのだろう。 そうして一夜にして職場と家の両方を失ったリー探偵事務所の面々が転がり込んできたのが、ここロドスだった。 「なんとかなりませんか、ドクター」 「そうは言われてもなあ」 私たちはロドスの廊下を歩いていた。無機質な空間で、二人分の足音と話し声が反響する。屋根と壁があって雨風を凌げることがこんなにありがたいとは思いませんでしたよ、と彼は隻腕の狩人のようなことを言った。 2120 はるちDOODLEリー先生の酒弱いネタは無限に擦っていきたい花見で一杯、雨流れ酒に弱い、数少ない良いことは少量ですぐに酔えることだ。この世の憂さを忘れて夢を見るために、何杯も盃を傾ける必要がない。一杯あれば事足りる。 「ようやく起きた?」 悪いことはそれ以外の全てだ。翌朝の頭痛、倦怠感、そして曖昧な昨夜の記憶。腕の中にいるドクターは非難がましい目でこちらを睨みつけていた。互いに纏うものは何もなく、覚えていなくても何があったのかは明白だった。肌に残る乾いた体液の感触が気持ち悪い。シーツは乱れて、その癖自分はしっかりとドクターを抱きしめていたようだった。肌の上に散る噛み跡や鬱血痕が誰によるものかなど、考えるまでもない。尾が巻き付いている柔らかいものがその細い腰であることにようやく思い至る。言葉をなくしていると、脛の辺りを蹴られた。 1123 はるちDOODLEぬるいすけべです 2276 はるちDOODLEキョンシーリー先生と道士のドクターのパロディ物となります素敵な墓場で暮らしましょ墓はただの石だ。死体は肉塊だ。魂はお伽噺だ。 けれど、心は。まだここにある。あるはずだ。 ――引用:回樹 斜線堂有紀 「――嗚呼。 「ようやく、目が覚めたのか。 「自分の名前はわかるか?私のことは? 「――そう、か。……いや、いい。いいんだ。 「手足は動くか?目は?……なら、それで十分だ。 「君はリーだ。君の名前はリー。……そう、わかるね。 「私かい? 「……そうだね。私のことは―― 「――博士。いい加減起きてくださいよ」 窓を開けると、朝の大気が花の香りと冬の名残を一緒くたにして部屋の中へと運び込む。羽獣たちは空高くで待っていると言うのに、この部屋の主人ときたら一枚きりの毛布をより深く被り直し、夜の気配を掴んで離さないとでも言うかのように身を丸めていた。リーは深くため息をつき、もうすっかり朝の行事に組み込まれてしまった行動、すなわち博士から毛布を引き剥がすという行為に移った。ぎゃっという悲鳴をあげて、博士は闇の中でのみ生存を許される生き物のように今度は両手でその目を覆った。諦めずに、リーはその体を揺さぶる。 4498 recommended works はるちDONEリー×女性ドクター 2043 はるちDONEリー×女性ドクター 5348 はるちDONE博に恋するモブオペの物語。知人の恋 ――初めてその人に、名前を呼ばれた日のことを覚えている。 「■■■、だね。任務お疲れ様。どうだった?」 オペレーターのコードネームは本名とは別につける人間と、本名をそのまま用いる人間がいる。俺は後者だった。だけどその時、ドクターに名前を呼ばれた時は、本当に、何を言われたのかわからなかった。 呆然としている俺を見て、その人は首を傾げた。 「……あれ、名前を間違えてしまったかな」 「あ、いえ、いいえ。合ってます。俺のコードネームです」 良かった、と目の前で安心したように笑うその人が、俺の知っているドクターのイメージと合致しない。まるで戦場を空から俯瞰しているような戦術を立て、敵を蹂躙する指揮官。誰よりも何よりも凄絶に、敵を殲滅する指揮官。それが俺のイメージするドクターだった。俺のことも、替えの聞く駒としか見ていないんだろう、と。 5385 はるちDONE二人で飲茶を食べるお話いつだってあなたと晩餐を アルコールは舌を殺す。 酒の肴を考えてみれば良い。大抵が塩辛く、味付けが濃い。それは酒で鈍くなった味覚でも感じ取れるようにするためだ。煙草も同様だ。喫煙者は食に興味を示さなくなることが多いと聞くが、それは煙が舌を盲目にするからだ。彼らにとっては、食事よりも煙草のほうが味わい深く感じられるのだろう。 だから。 酒も煙草も嗜む彼が、こんなにも繊細な味付けで料理をすることが、不思議でならない。 「今日のは口に合いませんでした?」 「……いや、おいしいよ」 考え事をしている内に手が止まっていたのだろう。問いかけに頷き返すと、そりゃ良かった、とテーブルの向かいで彼が微笑む。 飲茶に興味がある、と言ったのはつい先日、彼が秘書として業務に入った時のこと。それから話は早かった。なら次の休みは是非龍門へ、と彼が言うものだから、てっきりおすすめのお店にでも案内してくれるのかと思ったのだが。彼に連れられてやって来たのは探偵事務所で、私がテーブルにつくと次から次へと料理が運ばれてきた。蒸籠の中に入っている料理を、一つ一つ彼が説明する。これは焼売、海老焼売、春巻き、小籠包、食事と一緒に茉莉花茶をどうぞ、等々。おっかなびっくり箸をつけてみれば、そのどれもがここは三ツ星レストランかと錯覚するほどに美味しいのだから。 1791 はるちDONE楽園への旅路、自由への出発。差し出されたその手に、その人は何を思うのか。楽園行最終列車 日も落ちた後では、吹きさらしの駅のホームはただ寒くて暗い場所だった。時計を忘れてきたので、日が落ちた以上の時間をドクターは見失う。駅に到着しては出発していく列車は秒針のように正確なので、そこまで困りはしないけれど。今ホームに停まっている列車が本日の最終便であると、無機質なアナウンスが告げていた。 ベンチにぼんやりと腰掛け、ドクターは列車に乗り込む人、降りる人を眺めていた。あれは家族や恋人に別れを告げているのだろうか。惜しむように互いを抱きしめる人々、出発した列車が見えなくなるまで手を振り続ける人。あるいは大きな荷物を持って希望に目をきらめかせた人間が降りてくることもある。 けれどもそんな感動的な一幕を演じる人間はごく少数で、大体の人間は日常の延長線として列車に乗り込み、そして降りて、ホームを離れていく。 3171 はるちDONEやり方は三つしかない。正しいやり方。間違ったやり方。俺のやり方だ。――引用 カジノ健康で文化的な最低限度の退廃「抱いてくれないか」 その人が、ソファに座る自分の膝の上に跨る。スプリングの軋む音は、二人きりの静寂の中では雷鳴のように鮮烈だった。こうしていると、この人の方が自分よりも視線が上にある。天井からぶら下がる白熱灯のせいで逆光となり、この人の表情を見失う。 どうしてか、この世界の生物は良いものだけを、光の差す方だけを目指して生きていくことができない。酒がもたらす酩酊で理性を溶かし、紫煙が血液に乗せる毒で緩やかに自死するように、自らを損なうことには危険な快楽があった。例えばこの人が、自らの身体をただの物質として、肉の塊として扱われることを望むように。この人が自分に初めてそれを求めた日のことを、今でも良く覚えている。酔いの覚めぬドクターを、自室まで送り届けた時のこと。あの時に、ベッドに仰向けに横たわり、そうすることを自分に求めたのだ。まるで奈落の底から手招くようだった。嫌だと言って手を離せば、その人は冗談だと言って、きっともう自分の手を引くことはないのだろう。そうして奈落の底へと引き込まれた人間が自分の他にどれほどいるのかはわからない。知りたくもない。自分がロドスにいない間に、この人がどうしているのかも。 1606 はるちDONE怪我をしたリーのためにドクターが料理を作るお話砂糖大匙二香辛料少々、そして愛を適量「手慣れて見えますね」 「そう?君にそう言ってもらえるなら鼻が高いよ」 キッチンには砂糖とミルクの甘やかな香りが満ち、ドクターの溢した笑い声がスパイスのように彩りを添える。平時であればこうして夜食を作るのは自分の役回りだが、今回ばかりはそうもいかなかった。 リーはちらりと三角巾に吊るされた自分の右腕、骨折が治るまでは動かさないようにと医療オペレーター――末の子どもであればやりようはあったが、相手はよりにもよってあのガヴィルである――に厳命されている自分の腕を見た。危機契約は、普段とは異なる状況下での戦闘を強いられる。それは理解していたつもりだった。だからこの腕は慢心の代償だ。溶岩洞でオリジムシ達を捌きながら、あのポンペイとかいう巨大な害虫を相手取ろうとしたらこのザマだ。結果として危機契約の途中でリーは本艦へと戻ることになり、全てを終えてロドスへと帰還したドクターをくたびれた表情で出迎える羽目になった。 2082 はるちDONE「どうも私は、死んだみたいなんだよね」イベリアの海から帰還したドクターは、身体が半分透けていた。幽霊となったドクターからの依頼を受けて、探偵は事態の解決に乗り出すが――「ご依頼、承りました」この謎を解く頃に、きっとあなたはもういない。という感じのなんちゃってSFです。アーミヤの能力及びドクターについての設定を過分に捏造しています。ご了承下さい。白菊よ、我もし汝を忘れなば 青々たる春の柳 家園に種うることなかれ 交は軽薄の人と結ぶことなかれ 楊柳茂りやすくとも 秋の初風の吹くに耐へめや 軽薄の人は交りやすくして亦速なり 楊柳いくたび春に染むれども 軽薄の人は絶えて訪ふ日なし ――引用 菊花の約 雨月物語 「どうも私は、死んだみたいなんだよね」 龍門の夏は暑いが、湿度が低いためか不快感はさほどない。先日任務で赴いたイベリアの潮と腐臭の混じった、肌に絡みつくような湿気を七月の太陽が焼き清めるようだった。あの人がいたならば、火炎滅菌だとでも言ったのだろうか。未だ彼の地にいるであろう人物に、そう思いを馳せながら事務所の扉を開けると、冷房の効いた暗がりから出たリーを夏の日差しと熱気が過剰な程に出迎える。日光に眩んだ鬱金の瞳は、徐々に真昼の明るさに慣れる中で、有り得ざる人影を見た。 15295 はるちDONE若鯉とその家庭教師をするドクターというif設定です。なんでも許せる人向け。BGM:遭難/東京事変待宵草心中 たとえ羽がなくとも、無限に落下し続けるなら飛んでいるのと変わらない。永遠に遅延された着地の瞬間、私は世界と心中する。――引用:ザムザの羽/大滝瓶太 「今日から君の家庭教師を務めることになった。私のことは――、そうだね。先生ドクターとでも」 父が連れてきた新しい家庭教師は、今までに出会ったどの種族とも違っていた。サンクタのような光輪はない、リーベリのような羽根はない、ヴァルポやフェリーンのような耳と尻尾もなく、フォルテやヴィーヴルのような角もなく、ましてや龍のような鱗もない。頭からつま先まで視線が降りたところで、自分をひたと見据える両の眼に気がついた。月光を凍てつかせたような眼差しは、親しみこそあれど触れた肌が痛む。 7529