Recent Search
    Create an account to secretly follow the author.
    Sign Up, Sign In

    bell39399

    @bell39399

    ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 115

    bell39399

    ☆quiet follow

    よっかめ!

    エレインちゃんのビンタは強力✨

    #バンエレ

    バンさんRE:BORNそのよん!その日ベンウィックは多くの客人を迎えることとなった。
     否、呼んではいないのだが。
     リオネスに使いを遣り、ヘンドリクセンを呼んだのはいいが、何故か呼ばれてもいない面子がぞろぞろついてきたのだ。多忙なマーリンと、故人であるエスカノールを除く七つの大罪の面子が勢ぞろいである。けれどもどこから情報が漏れたかなどと、問う者はいない。リオネスの王がメリオダスである以上愚問である。

    「おお、懐かしい姿になっちまったな、バン!」
     開口一番、そのメリオダスが目を丸くしつつ、そのくせ気安くバンにパンチをかました。
    「挨拶代わりの喧嘩禁止!」
     この二人の勝手にさせておくと森が吹き飛んでしまう、と危惧したキング、エリザベス、加えてディアンヌまでもが慌てて間に割って入る。
    「懐かしいって、何が?」
     エレインだけは食いつくように、メリオダスの言葉に反応した。
    「ああ、こりゃあ《煉獄の外来種》の姿だ」
    「メリオダスもなったっていう?」
     と、エリザベス。
    「おう。っても、自分がどんな姿だったのかは覚えてないし、バンがどんな形だったのかは知らないんだけどな。バンと再会した時、こいつはもう人間に戻っていたから。しっかし、でかいな〜」
     笑いながらメリオダスはバンの脚をバシッ、と叩いた。バンはメリオダスと遊びたくてうずうずしている。それを見かねたキングが《花粒園》で閉じ込めた。
    「バンを刺激しないでよ団長。それにしてもなんでこうなったのかもだけど、ねぇ、エレイン……」
    「うん、そうなの」
     エレインは《花粒園》のドームを撫で、それから魔力のこもったビンタでベチンと叩き割った。
    「最初は普通に意思の疎通ができていたんだけど、時間が経つにつれて、うまく言葉が通じなくなってて。なんていうか……そう、まるで赤ちゃんに戻りつつある感じ」
    Tap to full screen .Repost is prohibited
    😍👏💗❤💘💯💞👏💗👏
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    related works

    recommended works