暁/houhoupoteto @houhoupoteto @houhoupotetoオロイフ、ヌヴィリオ、タル鍾SS置き場 ☆quiet follow Yell with Emoji POIPOI 92
ALL オロイフ ヌヴィリオ タル鍾 レイチュリ カヴェアル 鍾タル ディルガイ 暁/houhoupotetoDONEオロイフ/🦇🩺美味しく食べる君が好き!※腹筋のある🩺がいないぶっちゃけ流泉の衆と豊穣の邦の距離は俺もカクークも一番疲れる距離だ。 これでもカクークがいない時には月から土まで毎日往診があったから明日の午後休診に出来るようになったのはかなりありがたいんだが。 「今日もお疲れさんなカクーク」 「イファもおつかれさま!」 今日も無事に終わったと、家を前にして急に足が重くなるのを感じながらドアを開ける。 「おかえり」 「…ただいま。当たり前にいるなよお前…来るなら言ってくれりゃ果物買ってきたのに」 「僕が勝手に来てるだけだから」 一瞬主のように挨拶してくるオロルンに面食らうがいつもの事と往診バッグを下ろしながら会話する。 「オロルンオロルン!」 「わ、カクーク土凄いな。お疲れ様。」 「俺にも俺にも」 2672 暁/houhoupotetoDONEオロイフ/🦇🩺だめなもの!※暗い※ちょいホラーみ※出血※長っ土曜日 「次の竜いるかー」 もう日が昇る。次が最後の診察だ。 音もなく入ってきたその竜はユムカ竜だった。体毛は紫がかっていて瞳は緋色。珍しいとは思ったが世の中にはアルビノみたいなのもいるんだからとそこまで気に留めはしなかった。 「一人で来たんだな?どこが辛いか教えてくれるか?」 全身を観察しながら問いかける。ここで普段であればキューやぐるぅと、何かを訴え、それをカクークが通訳してくれる。…のだが、この竜は待てどもしゃべらない。 「声出ないのか?」 意味はわかっているのか首だけ縦に振られた。 「あーんしてみてくれ」 舌圧子を使って喉の奥も観察する。 「んー、別に喉は問題なさそうだが…メンタル的な問題か…まぁ様子は見れそうだな」 10323 暁/houhoupotetoDOODLEオロルンはこういう座り方だといいなという妄想 2 暁/houhoupotetoDONEオロイフ/🦇🩺体調不良!※風邪をひいた🦇をひたすら看病するだけオロルンが来ない。 別に気にしてるわけじゃない。 こっちだって忙しいし?あっちだって畑仕事が忙しいんだろうし?別に?どうでもいいっていうか… 「イファ…」 「ん、あぁ…寝るか」 医学書に目を通すも目が滑って全く頭に入ってこない中、無駄に時間は過ぎていて、カクークが眠気を訴えかけてきた。 ここ数日続く雨が窓に打ち付けられている。 普段なら子守唄のように眠くなるそれも、ただの雑音にしか感じられなかった。 二日前、大した事ないことで口喧嘩になった。すでに内容は忘れた。普段なら翌日に何事もなかったかのようにオロルンは来て、俺も何事もないようにして。それで終わり。 …別にそこまで怒らせるようなことをした覚えはない。でも、わざわざ足を運ばなくなるほど怒らせちまったのか?とか。いやいやあいつのことだから納得できなかったら翌日にも問い詰めに来るだろ。とか。 5248 暁/houhoupotetoDONEオロイフワンドロワンライ/🦇🩺お題:『まんなか』本当の『きょうだい』の末っ子ってのはたぶんこういうことなんだと思う。 『クッキー焼けたぞ。ほら、先に好きなの食べろよ』 『雨に濡れたのか。拭くからそこにいてくれ。タオル持ってくる』 『風邪か?大丈夫か?咳き込んだだけ?なんだよ脅かすなよ』 『疲れたろ。イファはほっといてシャワーに入ろう』 こうやって甘やかされるのも悪くない。実際にこの『きょうだい』になったのも俺が最後なのは確かな訳だ。 と言い訳しながら享受する。 イファが好きだ。オロルンも好きだ。 でもちょっとこの二人の関係が変わってからは俺も変わらないといけなくなった。 キスするのは良いことだ。親愛の証ってやつだ。オロルンもイファも三人でいる時にだって俺にしてくれる。ニコニコして、俺もニコニコする。 1154 暁/houhoupotetoDONEオロイフ/🦇🩺せいしゅん!※学パロ※Mrs. GREEN APPLE様の『青と夏』の歌詞を多量にお借りしています。去年の夏に、ばあちゃんちでスイカの種飛ばし、したよな。 あれが楽しくて、忘れられないんだ。 「来年はこんなゆっくり過ごせないのかねー」 そう言った君の横顔とひまわりの黄色が忘れられない。 ◆ 「あぢー」 白いシャツが汗でまとわりつく。鞄を背負う背中が汗で蒸れる。 風がぬるくて気持ちいいもんじゃない。 「溶けてるよイファ」 「ぅおっと」 学校帰り、駄菓子屋で買ったアイス二つ。サイダーの水色が腕に垂れる。 「げー、ベタベタする」 「早く食べないから。あ、ほらそこで手洗おう」 オロルンが指さした人けのない公園。所々錆びた水道を捻ると体温よりも低い水が出てくる。 「はー気持ちいいー。オロルンも触るか?」 「僕はいいよ。汚れてないし…ってうわっ」 2925 暁/houhoupotetoDONEオロイフ/🦇🩺きず!※喘ぎあり※軽い流血あり成人? y/n 3850 暁/houhoupotetoDONEオロイフ/🦇🩺ダメな日!※いたしてないがいたしてるのでセンシティブ※オロイフの日おめでとう!! 5280 暁/houhoupotetoDONEオロイフ/🦇🩺いいにおい!※🦇は積極的だと思ってる●●/●● no.7 患者名:ノト 種族名:コホラ(成竜) 年齢:約5歳 体重:79kg 全長:123cm 症状:左ヒレの裂傷(直後、感染なし、出血あり) 対処:…………… 時折筆を止めながら、見逃しや書き逃しがないかを確かめながら、本日の出来事をしたためていく。 インク瓶にペン先を浸して、縁で余分なインクを落とす。その状態で、そういやおとなしい性格だったなと思い出し少し戻って書き足す。 このインクの匂いが好きだったりする。今日一日の全てを書き記すこの時間。…自分に何が出来たのか、出来なかったのか、次に活かすためには。そんな総復習の時間。 以前まではただただ父親の真似をして書いていた。辛くて逃げ出したかった症例も、自分の不甲斐なさでなくなってしまった症例も、ただ心を無にして。 1568 暁/houhoupotetoDONEオロイフ/🦇🩺『はじめて!』※しょや※えっちくしたい気持ちは届け18↑? 8004 暁/houhoupotetoDONE🦇🩺/オロイフ ✡️+🦇+🩺 子育て日記※最後の方のみほんのりオロイフ※すりぃ様の『おべか』の歌詞をお借りしてます。※捏造。過去作(『なかなおり!』『こくはく!』『とびたくない!』)の内容含みますが読んでなくて全く問題ないです。■■/■■ 雨 洞窟の入り口の岩の上で赤ちゃんが見つかったみたい。 コウモリのような耳が生えていたって族長が言ってたわ。…それで気味悪がられて捨てられたのかしらね。 ■■/■■ 雨 族長が訪ねてきたわ。その子を抱っこしてね。 「…このコ、魂が…」 「やはりそうなのか。念の為、『黒曜石の老婆』にもみてもらってからと思ってな」 「えぇ、とても…不安定。このままならこのコの魂は繋ぎ止められなくて夜神の国に戻ってしまうわ」 族長は、嬉々とした目で言ったわ。 「この子供の中に魂を詰めることは出来るだろうか」 「…何を言っているの?」 オソろしい、計画。行きたままのニンゲンを夜神の国に送るだなんて… でも、それだけ切羽詰まってることもわかってる。それでもワタシに出来ることはないのだけれど。 8637 暁/houhoupotetoDONEオロイフ/🦇🩺とびたくない!※両片思い(🦇自覚なし)※魔神任務、戦争中とその後。※暗め。※捏造。解釈の一つだと思っていただければ。緊張の糸が切れるって、きっとこういうことなんだと思う。 何日、ここに来なかったんだろう。…いや、一ヶ月は経っているだろうか。 長い、長い戦争が終わって。 重い足を引きずって自分の家へと歩を進める。 一晩続いた追悼会。明け方になって抜け出した。いつまでたっても会えないから。 旅人とマーヴィカ様が聖火に飲み込まれる時も、現れた時にも、競技場にはいなかった。 …最後に会ったのはアビスの進行が始まったばかりの頃、…まだ隊長と共に歩いていた時。 ◆ 「先に行ってくれ」 「…どうした」 「友達が来る。見られると困る」 まだかなり遠いけれど間違えることのない音。ここは渓谷になっているから今ならまだファデュイといるところは見られない。 6013 暁/houhoupotetoDONEオロイフ+カク/🦇🩺❌とくとうせき!※両片思い(🦇自覚なし)※イチャつきなし※捏造捏造「よーしこれでおしまい、だ」 ユムカ仔竜の足に包帯を巻いて、頑張ったな。いい子だ。と頭をなでる。 すり、と頭を寄せてキューと嬉しそうに鳴く姿を見て自分も口角を上げる。 「歩いてもいいがジャンプはまだするなよ。着地の衝撃が大きいからな。…よし、ドア開けるからな」 最後に注意点を述べてドアノブに手をかけ開ける。 眩しさに一瞬目を瞑り、薄く開けるとテコロアパンに沈んでいく赤い夕陽。そして、 「お、おいおいマジかよ…」 きゅーきゅーくあーと、その日軽めの治療を施された様々な種類の仔竜が広間に集まっていた。その中に今しがたのユムカも輪に加わる。 「帰ってなかったのかお前ら全く…」 困ったもんだと腰に手を当ててため息をつく。が、内心特に大きな心配もなく口元は笑っていた。 3146 暁/houhoupotetoDONEオロイフ/🦇🩺『こくはく!』※『なかなおり!』の続き※色々捏造※ほんの一瞬イフオロみあり『言い訳はナシで、アンタがどうなりたいかなのよ』 その言葉が今、頭に響いてる。 …次の日は散々だったことは覚えてる。 「イファ!イファ!」 「…え、あっ」 ポロリと落ちた包帯がコロコロと転がりまるでヘビのように。 「あちゃー…はぁ…」 「大丈夫か?きょうだい」 「半分お前のせいだぞー」 「ちがう!ひひゃう!」 カクークの頬を掴んで揺らす。 午前中の診療はこれで終わりだ。軽い火傷と、捻挫の患者のみで重症なし。正直助かったと思う半面こんな仕事に影響してしまっていることを問題視する。 往診も今日は花翼と迷煙だから近くて助かった…いやまて、下手すると鉢合わせする可能性が…別ルートで行くか…? そんな事を考えていて、ふと気付くと指で自分の唇に触れていた。 5083 暁/houhoupotetoDONEオロイフ/🦇🩺/カク+イフ+オロ『あくゆう!』※両片思い中ですが全く付き合ってません※甘い雰囲気も全く無いです※カク目線を書きたかった※メインスト前、捏造※キャラストネタバレあり白い人。探し人。母さんの、命を助けてくれた人。 数日、まだ飛ぶこともままならないその小さな細い足で、日が昇れば歩き出し、木の上に登り、遠くにその姿がないかと探し。 落ちて、転がり。 お腹が鳴れば仕方がないから熟れて柔らかくなったグレインの実や、ケネパベリーをつつく。 そんな日を、送っていた。 羽根の付け根が痛くても、木の上から滑空し少し飛べるようになった頃。身体も痩せて軽くなり、羽根も抜けかけてボソボソになっていた頃。落ちた時に目に石が当たって、それが痛くて、身体が熱くなっていた頃。 草の塊があって、フカフカで、限界で、ふらふらと引き寄せられるようにそこに誘われて目を閉じ、あるいはそのまま目が覚めなくなる可能性もあった時。 5901 暁/houhoupotetoDONEオロイフ/🦇🩺『かんちがい!』18↑?※声のみムトイフ風味あり※乱暴、軽い出血表現あり※本番あり※カククどこいった※色々捏造 5269 暁/houhoupotetoDONEオロイフ/🦇🩺『おしごと!』※🩺の診療風景が書きたくてそこが長い※色々捏造洗面台で歯ブラシを口に含んで、ふぁ、とあくびを1つ 先程まで無かった人影が見えても驚く様子もなく、 「おはようイファ。」 「んー…おはよ。」 「お腹冷えるよ」 シャツをめくって腹が痒くて掻いていたら怒られた。 「かぁちゃんか」 「オロルンだよ」 「知ってるよ」 もう一度洗面台に戻りうがいをする。居間で何かをしている音がする。 「今日の昼は?」 頭を掻きながら戻るといい匂いがした。 「グレインポソレ。ばぁちゃんと昨日の夜に作ったんだ」 「やり、さすがきょうだい」 新しいワイシャツに袖を通してボタンを止める。 「あとカチーナからちび竜ビスケットも貰ってきた」 「よっしゃ!食べやすいしありがたいぜ!」 ついテーブルに見に行ってしまった。ふと横を見ると腕を組んだオロルン。 6062 暁/houhoupotetoDONEオロイフ/🦇🩺『なかなおり!』※両片思い※色々捏造日々の変化は、突然嵐のように訪れる。 でもそれは、きっと自分の意思だと、僕は思う。 ◆ この時間、この道、いつから気持ちが浮つくようになったか。 各部族の竜の定期診察。…まぁ簡単に言って一日がかりになるんだが。 ある日そこにいた。 美味そうに、幸せそうに、一人で。 葉の影と陽の光の間でゆれるあいつが、とても心を暖かくした。 それから少し、その時間にお邪魔して暖かさを分けてもらうことにした。…仕事中には贅沢な休憩時間だった。 俺はそれが好きだった。…好きだった。この関係が壊れてしまわないように、気をつけながら。 遠目から、紫色が木陰に見える。…心なしか足早になってしまう。こんなに疲れているのに。 でも、その日は違った。いつもと違う。木に寄りかかり項垂れている。いつもなら、こっちを向いて笑顔を向けてくれるのに。 4650 1