miNa1423
MAIKINGアオオモ 偽装結婚11話自己満足シリーズ。嫉妬回ではないけど、自分のせいで他人の未来が犠牲になるのは耐えられない人と最初から他は見えてない人。書いてて恥ずかしい話でした。次で最後。
exc_1219(えー)
MAIKINGタイトルそのまま、遅くなりましたがバレンタイン話!バレンタインの後日に七海の元へチョコを強請りにやって来た五条が、さて、どうなるか!タイトルそのままになるか、タイトルが七海建人の災難に変わるのか……!バレンタインにチョコを強請りに来た五条悟の災難?「つぁっ!」
東北と関西で立て続けに一級事案が起き、珍しく連勤が続いていた日だった。
大阪市内のホテル、東京都立呪術高等専門学校が手配したビジネスホテルの三十二階で眠っていた七海建人は深夜に悲鳴をあげて飛び起きてしまった。気持ちよく眠っていた最中で脚に突然に重みが掛かったためで、反射的に伸ばした手を素早く引っ掴まれる。
「七海ィ、七日振り!」
「……は?」
深夜、どこか冷え冷えとした一室で陽気な声を張り上げたのは間違いなくパートナーの五条悟だった。二度、三度と瞬きを繰り返し、必死に眠気を追い払った七海はにこやかに笑う年上の男を険悪な顔で見据え、苛立ちが籠もった声をこぼす。
咄嗟に視線を流した時計は二時三十二分だった。
1063東北と関西で立て続けに一級事案が起き、珍しく連勤が続いていた日だった。
大阪市内のホテル、東京都立呪術高等専門学校が手配したビジネスホテルの三十二階で眠っていた七海建人は深夜に悲鳴をあげて飛び起きてしまった。気持ちよく眠っていた最中で脚に突然に重みが掛かったためで、反射的に伸ばした手を素早く引っ掴まれる。
「七海ィ、七日振り!」
「……は?」
深夜、どこか冷え冷えとした一室で陽気な声を張り上げたのは間違いなくパートナーの五条悟だった。二度、三度と瞬きを繰り返し、必死に眠気を追い払った七海はにこやかに笑う年上の男を険悪な顔で見据え、苛立ちが籠もった声をこぼす。
咄嗟に視線を流した時計は二時三十二分だった。
okome_oishiine7
MAIKING⚠︎ラフ ⚠︎蜘蛛(妖怪の方ではないそのままの蜘蛛)谷ザキ潤-郎の「刺青」オマージュと言うかパロと言うかの月さん
この作品私大好きなんですよね…めっちゃ尾月じゃないですか…???
余裕ができたら尾も描く予定
彫り師尾と尾に捕まった月さんの尾月になりそう
形にしたくてこねくり回してるけど後回しになりそうだから載せるだけ載せておこかなと🙏🥹 2
gk_hp336
MAIKINGささろの妖精さんパロ🧚♂️むかし別ジャンルで描いてた🧚♂️パロをささろでもやりたいな〜と思って描き始めました✐☡
R18になるかもしれないしならないかもしれない。
ゆくゆくは本にする予定。
4月くらいに本に出来たらいいなと思ってます。
何でも許せる人向けです!!!! 31
salmon_0724
MAIKING2023.3.5 日陰者の太陽へ2 展示作品ですがパソコンが水没したので途中までです。本当にすみません……。データサルベージして書き終えたら別途アフタータグなどで投稿します。※盗賊団についての独自設定、オリキャラ有
※数百年後にブラネロになるブラッドリーと子ネロの話
死にかけの子ネロをまだ若いブラッドリーが拾う話 雪に足をとられてつんのめるように転んだネロには、もう立ち上がる気力さえ残っていなかった。
突き刺すような吹雪でぼろぼろになり、白く覆われた地面に叩きつけられたはずの体は、寒さで麻痺して痛みさえ感じない。
ぴくりとも動かす気力のおきない自分の指先に、雪が降り積もっていく。
その様子をぼんやり見つめながら、このまま死ぬんだろうな、と思った。
他の感想は特にない。
すっかり疲れ果てていたので、もう全部がどうでもよかった。
誰が家族なのかもよくわからないまま出て行った生家にも、殴られたり逃げたりしながら掏りや窃盗で食いつないだ日々にも、大した感慨はない。
最後にはとっ捕まって場末の食堂で働かされていたが、足りない材料を地下室に取りに行かされている間に食堂どころか村ごと燃やし尽くされていた。
6787突き刺すような吹雪でぼろぼろになり、白く覆われた地面に叩きつけられたはずの体は、寒さで麻痺して痛みさえ感じない。
ぴくりとも動かす気力のおきない自分の指先に、雪が降り積もっていく。
その様子をぼんやり見つめながら、このまま死ぬんだろうな、と思った。
他の感想は特にない。
すっかり疲れ果てていたので、もう全部がどうでもよかった。
誰が家族なのかもよくわからないまま出て行った生家にも、殴られたり逃げたりしながら掏りや窃盗で食いつないだ日々にも、大した感慨はない。
最後にはとっ捕まって場末の食堂で働かされていたが、足りない材料を地下室に取りに行かされている間に食堂どころか村ごと燃やし尽くされていた。
pk_3630
MAIKING拗れ練習用に書いた現代AU 曦澄 第17話そろそろ本当に終わらせたい😅
曦澄大好きなんですがこの二人をくっつかせるのすごく大変に感じるのは私だけでしょうか
想・喪・葬・相 17「阿澄、次の道を曲がると駐車場だよ」
「了解。って、結構車止まってるな」
「冬の花火大会なんて珍しいからね。阿澄は初めて?」
「ああ」
湖が凍るこの時期、冬期も観光客を呼び込もうと開催されるようになった花火大会。
初めの頃は瞬く間に終わってしまう程の規模だったが、今ではバスツアー客も訪れる程で中々に盛況なイベントになっている。
会場に入ると、打ち上げまで大分時間があるというのに、すでに家族連れやカップルで賑わっていた。湖を囲むように氷像や屋台も出ており、人々はその明るい灯に包まれている。
骨身に染みるような寒さであることには違いないが、ランタンの橙色の灯や、氷像内で反射して輝く蝋燭の火が、冷たさを幾らか和らげてくれていた。
4330「了解。って、結構車止まってるな」
「冬の花火大会なんて珍しいからね。阿澄は初めて?」
「ああ」
湖が凍るこの時期、冬期も観光客を呼び込もうと開催されるようになった花火大会。
初めの頃は瞬く間に終わってしまう程の規模だったが、今ではバスツアー客も訪れる程で中々に盛況なイベントになっている。
会場に入ると、打ち上げまで大分時間があるというのに、すでに家族連れやカップルで賑わっていた。湖を囲むように氷像や屋台も出ており、人々はその明るい灯に包まれている。
骨身に染みるような寒さであることには違いないが、ランタンの橙色の灯や、氷像内で反射して輝く蝋燭の火が、冷たさを幾らか和らげてくれていた。
こなつ🦌
MAIKING「いいねされた数だけ存在していない自分の作品から一文や台詞を抜き出して紹介する」のタグの趣旨と違うかも知れませんが、いつか書きたい門キラ話をネタ帳から抜粋してみました。完成作品としては『存在していません』のでギリいいかな…と…書きたい門キラネタを整理出来たし楽しかったし、ありがたいタグでした♡ 26
kanamochiko
MAIKING一反木綿にすけべな目に合わされる(予定の)KKのお話導入部分なのでまだ全くすけべくない
一反木綿×KK それはあまりに一瞬の出来事でなす術がなかったといえよう。グラインドを駆使して頬に風を感じながら、KKはその日も目の前をひらひらと漂いながら移動する白い布切れを一直線に追っていた。俗にいう妖怪退治といった部類のこの活動は、エーテルを操る力を手に入れたKKにとっては極ありふれたもののひとつだった。目の前をふよふよと漂うこの不可思議な存在は一反木綿という妖怪で、このままただ追いかけていればいつか奴は適当なビルにぶつかり目を回す。はずだった。だと言うのになぜそうならなかったのか、それはきっとつまるところ、やつを甘く見ていた。そう言うことだろう。だからといってなぜこんなことになっているのかはやはり分からなかったが、妖怪ってやつは理解が及ばない連中なのだ。
1625りき色
MAIKING寄宿学校時代みっそーの、しっきー、ちょっとかなと
青い春って言うらしい木の床に柄の入ったカーペット。右には中庭を見下ろす窓。左にはガラス窓がハマっているスライド式のドアと曇りガラスの窓が連なっていて壁には端がボロボロの部活動勧誘ポスターが貼ってある古びた掲示板がかかっている。そんな変わらない光景が左に曲がる突き当たりまで続いていて俺は頭を抱えそうになる。
数十分前に階段の前で「荷解きが終わったら図書館で会いましょう」と言って別れたアイツを呪いたくなるが、「いいよ」と図書館の場所が分からないのにアイツの言ったことをよく聞かずに返事をしたのは自分だし、入寮前に貰った校舎の見取り図をファイルの中にしまって机の上に放り出したまま部屋を出たのも自分だ。だからアイツを呪うことは出来ない。
5130数十分前に階段の前で「荷解きが終わったら図書館で会いましょう」と言って別れたアイツを呪いたくなるが、「いいよ」と図書館の場所が分からないのにアイツの言ったことをよく聞かずに返事をしたのは自分だし、入寮前に貰った校舎の見取り図をファイルの中にしまって机の上に放り出したまま部屋を出たのも自分だ。だからアイツを呪うことは出来ない。