mizuki_mir
MAIKINGいっこ飛びました前回→https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18288793
ましゅまろ→https://marshmallow-qa.com/mizuki_mir?utm_medium=twitter&utm_source=promotion
ドーナツホールの続きから食べる⑧店先だけ案内されていた、月島の働く料亭の料理は、美味しかった。
厨房に立つかと大将が誘うと、月島が普通に断っていたので笑ってしまった。
そんな軽口が許されるのだと安心する気持ちと、厨房に立つ月島がどんな恰好なのか、似合っているのか、似合わないと自分は思うのか、見てみたいと思う。
晩ご飯を食べ終わると、レンタカーまで連れていかれた。荷物を持てということらしい。二人とも軽く飲んだので、月島もハンドルを握る様子はない。
「この村、宿がなくて。俺の部屋本当に狭いので。みんな準備で朝からうるさいし。明日、日が出てから案内します」
月島は珍しく言い訳がましくもごもご言っていたが、とりあえずその理由では部屋に泊めないのも尤もだと思ったので、素直に従う。
2587厨房に立つかと大将が誘うと、月島が普通に断っていたので笑ってしまった。
そんな軽口が許されるのだと安心する気持ちと、厨房に立つ月島がどんな恰好なのか、似合っているのか、似合わないと自分は思うのか、見てみたいと思う。
晩ご飯を食べ終わると、レンタカーまで連れていかれた。荷物を持てということらしい。二人とも軽く飲んだので、月島もハンドルを握る様子はない。
「この村、宿がなくて。俺の部屋本当に狭いので。みんな準備で朝からうるさいし。明日、日が出てから案内します」
月島は珍しく言い訳がましくもごもご言っていたが、とりあえずその理由では部屋に泊めないのも尤もだと思ったので、素直に従う。
mtmt_2626
MAIKINGぷろみゆが夢に倉持くんが夢に出てきたことをきっかけに、久しぶりに再会することになったはなし。めちゃくちゃくっつけたいのに1万文字近く書いても倉持くん出てこないので尻たたきにあげます
まとめて支部に乗せる予定ですがんばります✌️
遅効性の初恋 もう何年も会っていない同級生が、夢に出てきた。
一人暮らしを始めてからもう何年も経つというのに、未だに手放せないアイマスクをずらす。御幸の意識は夢と現実の狭間で揺蕩っていた。
起き上がった時の些細な脳の振動で忘れてしまいそうだと思ったらそれが何となく勿体なくて、そのままベッドの上で動かずに夢の内容を思い出して脳に刻み込むことにした。
夢の中の彼の左手には銀色が光っていて、結婚したのかとぼんやりと思ったことを覚えている。これは所謂虫の知らせと言うやつだろうか。夢占いとか予知夢とかジンクスとか、生憎そんなものは信じない性格だ。しかし、普段夢なんて見ないのにも関わらずしっかりと刷り込ませた成果が本人の望み以上に叶ってしまったお陰か、写真のように鮮明にその場面が脳裏に刻まれているからなんだか気になって仕方がない。
8363一人暮らしを始めてからもう何年も経つというのに、未だに手放せないアイマスクをずらす。御幸の意識は夢と現実の狭間で揺蕩っていた。
起き上がった時の些細な脳の振動で忘れてしまいそうだと思ったらそれが何となく勿体なくて、そのままベッドの上で動かずに夢の内容を思い出して脳に刻み込むことにした。
夢の中の彼の左手には銀色が光っていて、結婚したのかとぼんやりと思ったことを覚えている。これは所謂虫の知らせと言うやつだろうか。夢占いとか予知夢とかジンクスとか、生憎そんなものは信じない性格だ。しかし、普段夢なんて見ないのにも関わらずしっかりと刷り込ませた成果が本人の望み以上に叶ってしまったお陰か、写真のように鮮明にその場面が脳裏に刻まれているからなんだか気になって仕方がない。
takasaaaaki
MAIKING※医者ぱろ※心臓血管外科及川×腎移植外科医影山 の導入の話
※未完
※ 医療について詳しくないのでご容赦を ※
拍動と毒素父の職場には週に1回連れていかれた。当然学校も休みである日曜日は母は日中が仕事で、姉は友達と遊びに外に出ることが多かったから、おれを置いていくのは憚られたらしい。父につれられておおきくて静かなで、でもどこか喧騒のなかにある敷地で過ごしていた。「いい子にしてるんだぞ」と言うのはいつも父だ。「わかってる」と聞き分けのいい子供のおれはそう言って、仕事着に着替える父をじっと見ていた。家では物静かでどちらかといえば母の尻に敷かれている父の雰囲気が変わるようで、仕事着の父を見るのが好きだった。電話を胸ポケットにしまった父は仕事場に向かう。「12時過ぎにはおわるから」と言った父を見送って、おれはもう探検しつくした敷地内を闊歩するのだ。
6780サクライロ
MAIKINGDQⅤ30thおめでとうございます!!テュール、今年は誕生日らしいこと何もしてないけど。Happy Birthday!
日付が入るこれだけ急いで仕上げてきました。今描いてる漫画のラストページです。物語が始まる少し前の…はじまりの物語。
一週間以内にあげられたらいいなーと思います!
うまく成形出来たら、書きかけの本編を一部ちょろっとあげるかも。ちょうど誕生日に言及してるとこがあるんだ。
wwata_candy
MAIKINGのんびり続けてます。1~2p:https://poipiku.com/3257112/7320321.html
3~4p:https://poipiku.com/3257112/7530046.html 2
郁嶋トロ(トロ)
MAIKINGヒーヒロ2pまんがを描こうとしたら2pで収まらず…そして少女マンガすぎて恥ずかしくなってポイポイしました…「ただいま」も「おかえり」もお互い言うの初めてだったらいいな…(多分言う機会ないよね…?ね??)
2人ともずっと照れてたら良いなぁ🥰 3
111strokes111
MAIKINGラジオデアドラの第一話から第三話まではここです。https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=13857111
第四話
https://poipiku.com/1455236/6698868.html
第五話
https://poipiku.com/1455236/6864178.html
第六話
https://poipiku.com/1455236/7416118.html
ラジオデアドラ第七話 ヒルダは放送局全体を巻き込むべくチャリティ企画を立てた。番組内でレオニーがマリアンヌを元軍人の、と言って散々弄っていたし半年以上レオニーの番組を聴いているリスナーならマリアンヌのアパートで火事があったことは皆知っている。その上で職務質問されがちなリスナーと警察官の距離を縮めるような企画を、と提案したらえらく受けが良かったのだ。
昔から木を隠すなら森の中という。我々の暮らしを支える公安三職つまり軍人、警察官、消防官に感謝を込めて彼らの詰所の休憩室にラジオを贈呈しようというのがヒルダの立てた企画だった。一度繋がりが出来ればその後どうなったのか等いくらでも好意的な第三者を装って接触することができる。
2015昔から木を隠すなら森の中という。我々の暮らしを支える公安三職つまり軍人、警察官、消防官に感謝を込めて彼らの詰所の休憩室にラジオを贈呈しようというのがヒルダの立てた企画だった。一度繋がりが出来ればその後どうなったのか等いくらでも好意的な第三者を装って接触することができる。
Nmkjr_B
MAIKING焉時SS「叶うなら君をまるごと」と同じ世界。使うか使わないかわからないし書きかけ。
見るからに異様な輪に、彼女は緩慢な動きで指を滑らせる。辿る指には穏やかな至福と仄かな自己憐憫、隠さずともじきに消えるのであろう怒りが、綯い交ぜになって表れていた。
「かつての〝同胞〟は口を揃えてこの輪を屈辱だと言ったよ」
白銀の輪を指で弾き、彼女は喉の奥に笑みを宿し、続けた。
「ヒトになることの何が嫌なのか、私にはわからない。象徴を切り落とされる痛みか──命を奪われる訳でもないのに。輪に頸を握られる悔しさか──魂までもが囚われた訳でもないのに。
233「かつての〝同胞〟は口を揃えてこの輪を屈辱だと言ったよ」
白銀の輪を指で弾き、彼女は喉の奥に笑みを宿し、続けた。
「ヒトになることの何が嫌なのか、私にはわからない。象徴を切り落とされる痛みか──命を奪われる訳でもないのに。輪に頸を握られる悔しさか──魂までもが囚われた訳でもないのに。
あわ…
MAIKINGこけら落とし後、万理に嫉妬してるユキモモ※途中から様子がおかしい
※
楽屋でモモとふたりきり。出番を待ちながら思い出したようにラビチャを開く。あいつに連絡しよう。今度飲みにでも行こう……とかでいいかな。既読スルーされまくってるけど。
「バンさんの顔アイコン……」
「やっと撮らせてくれたんだ」
「オレの顔は撮ってないのに、バンさんばっかりじゃん」
「撮る撮る、ハイ、モモこっち向いて“あざとい”して~」
「そんな適当に言われてもできないよっ ユキのスマホに残る写真はめちゃくちゃカワイイ~ッ! のにしたいの!」
「じゃあこの前撮った寝顔でいい?」
「絶対やめて もっとあるでしょ てかいつ撮ったのそんなの、消して!」
ゼロアリーナのこけら落とし公演が成功し、僕のラビチャに髪の伸びた元相方のアイコンが登録された。今まで連絡取れなかった分、嫌がらせしてやろうと思ってる。あ、こういう気持ちで送るから返信来ないのか。甘えてるんだけどなあ。とりあえずスタンプ送っとこう。モモが良く使うプリンのやつ。意味はわかんないけど。
5894楽屋でモモとふたりきり。出番を待ちながら思い出したようにラビチャを開く。あいつに連絡しよう。今度飲みにでも行こう……とかでいいかな。既読スルーされまくってるけど。
「バンさんの顔アイコン……」
「やっと撮らせてくれたんだ」
「オレの顔は撮ってないのに、バンさんばっかりじゃん」
「撮る撮る、ハイ、モモこっち向いて“あざとい”して~」
「そんな適当に言われてもできないよっ ユキのスマホに残る写真はめちゃくちゃカワイイ~ッ! のにしたいの!」
「じゃあこの前撮った寝顔でいい?」
「絶対やめて もっとあるでしょ てかいつ撮ったのそんなの、消して!」
ゼロアリーナのこけら落とし公演が成功し、僕のラビチャに髪の伸びた元相方のアイコンが登録された。今まで連絡取れなかった分、嫌がらせしてやろうと思ってる。あ、こういう気持ちで送るから返信来ないのか。甘えてるんだけどなあ。とりあえずスタンプ送っとこう。モモが良く使うプリンのやつ。意味はわかんないけど。