EO_2
MAIKING塚橋⚠️男性ニンシン表現
タロと子をこさえた和さんと、ちょっと行方不明になって心配かけて怒られるタロちゃんの小話。
ちょっと更新:6/24
安定の趣味&妄想。
普段文を書かないニンゲンなので、拙いです。本当に興味があれば。
あーでもないこーでもないをやってたらいつまでも終わらないので、ちょっとつづ更新してきます。エチも書きます(命) 3151
tmg2y
MAIKING朝起きたら裸だった!という「やったと思ったらやってませんでした」的ベタ展開かと思ったら実はがっつりやってた2人の話 ミナトは何かの気配で目を開けた。目が覚めたというよりは、泥沼の中からなんとか頭だけ這い出したような、酷く中途半端な覚醒だ。目に光が入ることに、体全体が抗議しているのを感じる。
何時かも分からないが、カーテンの奥が明るいので朝なのだろう。だからと言って起きる気はなく、逆にベッドに顔を押し付ける。暖かくて、少し湿っていて、柔らかい弾力があって、とても肌馴染みがいいベッド──
ん?と飛んだ疑問符はすぐに氷解した。少し顔を起こせば目に入るライムグリーンの髪。微かな吐息。嗅ぎ慣れた匂い。
ああ、大和と寝てたのか
乱れた前髪にピアスも着けたまま。そういえば昨日は二人で宅飲みして、明日は休みの免罪符を盾に色んな種類の瓶やら缶やらを空にして。気分よく酔ったそのまま寝てしまったんだろう。汗に交じるアルコールの残り香が、相当深酒したことを物語っている。
1851何時かも分からないが、カーテンの奥が明るいので朝なのだろう。だからと言って起きる気はなく、逆にベッドに顔を押し付ける。暖かくて、少し湿っていて、柔らかい弾力があって、とても肌馴染みがいいベッド──
ん?と飛んだ疑問符はすぐに氷解した。少し顔を起こせば目に入るライムグリーンの髪。微かな吐息。嗅ぎ慣れた匂い。
ああ、大和と寝てたのか
乱れた前髪にピアスも着けたまま。そういえば昨日は二人で宅飲みして、明日は休みの免罪符を盾に色んな種類の瓶やら缶やらを空にして。気分よく酔ったそのまま寝てしまったんだろう。汗に交じるアルコールの残り香が、相当深酒したことを物語っている。
tmg2y
MAIKING鷹梁先生とミナト少年の話潮吹きしないと出られない部屋
ミナトが壁にデカデカと表示された露骨な文面に戸惑っていると、突然右手の壁から大きな音が響いた。誰かが蹴っているような物音。次いで慣れ親しんだ声が二つ聞こえて、ミナトは壁に走り寄った。鷹梁先生も後に続く。
「大和先生!?」
「ミナト?そっちも閉じ込められてんのか?」
返事をしたのは幼馴染の方だった。どうやらアレクは大和先生と一緒らしい。閉じこめられてる、ということは自分達と同じ状況なのだろうか。
「うん、鷹梁先生と一緒」
「!先生もいんのか」
鷹梁先生、と聞いてあからさまにトーンが上がったアレクの声にミナトの口元が緩む。自分も人のことは言えないだろうけど。
ただ、ミナトはチラリと後ろを見る。自分の少し後ろで壁を──きっとアレクのことを注視している鷹梁先生。その肩越しに、消えも薄れもしない文字が嫌でも目に入る。
4087ミナトが壁にデカデカと表示された露骨な文面に戸惑っていると、突然右手の壁から大きな音が響いた。誰かが蹴っているような物音。次いで慣れ親しんだ声が二つ聞こえて、ミナトは壁に走り寄った。鷹梁先生も後に続く。
「大和先生!?」
「ミナト?そっちも閉じ込められてんのか?」
返事をしたのは幼馴染の方だった。どうやらアレクは大和先生と一緒らしい。閉じこめられてる、ということは自分達と同じ状況なのだろうか。
「うん、鷹梁先生と一緒」
「!先生もいんのか」
鷹梁先生、と聞いてあからさまにトーンが上がったアレクの声にミナトの口元が緩む。自分も人のことは言えないだろうけど。
ただ、ミナトはチラリと後ろを見る。自分の少し後ろで壁を──きっとアレクのことを注視している鷹梁先生。その肩越しに、消えも薄れもしない文字が嫌でも目に入る。
すかたん
MAIKING3/2のさぶじろの日に合わせて描きたかった漫画が間に合わなかったので、次のさぶじろの日:3/26のアップを目指します!予告と自分のモチベアップのために最初のページだけここにアップするので見てもらえたら嬉しいです。
「三郎の進路の話」
shiokaraiya
MAIKINGkkkuの幸せを願っているのに最終話に滑り込んだのがakkuだったのでkkku途中までをあげます。付き合った二人、最終的にizmさんが腕を縛られて剥かれます。パスワードはカプ名英字です。
書き終えれば支部にあげる予定です 1621
111strokes111
MAIKINGそのうちクロロレになります。ェュ前提なのでご注意ください。紅花ルート有情たちの夜.10「幕間1_3」 ヒューベルトはデアドラの軍港近くにある館へと足を運んだ。デアドラの街中にあるリーガン邸も接収したが、クロードによってどんな罠が仕掛けられているか分からない建物を本部として使うわけにいかない。それに移動距離の短さがありがたかった。
すぐ拠点としているガルグ=マクへ戻り、今度は王国へ北上する手筈となっている。だが同盟軍の武装解除とクロードの尋問に続けてベルグリーズ伯への引き継ぎも終えたため、ヒューベルトは体力の限界を迎えつつあった。主への報告を終えたら、出発までの数刻で構わないから身体を横たえて瞼を閉じたい。そう考えていたのだが黒鷲遊撃軍の将たちはリンハルトとベレスを除いてとにかく声が大きかった。
3331すぐ拠点としているガルグ=マクへ戻り、今度は王国へ北上する手筈となっている。だが同盟軍の武装解除とクロードの尋問に続けてベルグリーズ伯への引き継ぎも終えたため、ヒューベルトは体力の限界を迎えつつあった。主への報告を終えたら、出発までの数刻で構わないから身体を横たえて瞼を閉じたい。そう考えていたのだが黒鷲遊撃軍の将たちはリンハルトとベレスを除いてとにかく声が大きかった。
茉莉花
MAIKING色々あって一刻堂さんの着物の羽織に隠れてた松岡くん。ファブファブしてほしい松岡くんのお話。ひょこっと出ていた丸い頭。頭のてっぺんで揺れる三本のアホ毛。
「…線香臭いですよ、一刻堂。僕が贈ったファブリーズを使ってください」
「君もなかなか口達者になったな。受け取ったファブリーズはありがたく棚に飾っているよ」
「ちゃんと使ってください!ファブファブしてください!」
「ふぁ…?」
「ファブファブです!してください!」
「もう一度」
「ファブファ…さては、楽しんでますね!?」
鬼太郎、改めて松岡の言葉に、一刻堂は小さく声を上げて笑った。
222「…線香臭いですよ、一刻堂。僕が贈ったファブリーズを使ってください」
「君もなかなか口達者になったな。受け取ったファブリーズはありがたく棚に飾っているよ」
「ちゃんと使ってください!ファブファブしてください!」
「ふぁ…?」
「ファブファブです!してください!」
「もう一度」
「ファブファ…さては、楽しんでますね!?」
鬼太郎、改めて松岡の言葉に、一刻堂は小さく声を上げて笑った。
Lasen73
MAIKING【実燭】極上の獲物に魅せられて魔王実休✕吸血鬼燭台切
の続きです。
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=20938441
極上の獲物に魅せられて 僕は、古き城の一室で数ヶ月に一度開かれる吸血鬼たちの会合に参加していた。
吸血鬼は、食料となる人の血を求めて人界に住んでいることが多いから、魔界の情報には疎くなりがちだ。それに吸血鬼ハンターやエクソシストたちの動向なども気になるから、定期的に集まって情報交換をしている。
「……そういえば、聞いたかい? あの魔王が、ある吸血鬼に惚れ込んで、血を捧げてるって噂だぞ」
長い銀髪を束ねて前に流している吸血鬼が、ワイングラスを優雅に傾けながら話す。
「……ッ!」
僕は口に含んでいたワインを吹き出しそうになって、必死に飲み込んだ。
以前、魔王が代替わりしたという話をいち早く持ってきたのも彼――大般若くんだ。彼の血族のひとりが旅好きらしく、色々な情報を集めてくるのだという。
3338吸血鬼は、食料となる人の血を求めて人界に住んでいることが多いから、魔界の情報には疎くなりがちだ。それに吸血鬼ハンターやエクソシストたちの動向なども気になるから、定期的に集まって情報交換をしている。
「……そういえば、聞いたかい? あの魔王が、ある吸血鬼に惚れ込んで、血を捧げてるって噂だぞ」
長い銀髪を束ねて前に流している吸血鬼が、ワイングラスを優雅に傾けながら話す。
「……ッ!」
僕は口に含んでいたワインを吹き出しそうになって、必死に飲み込んだ。
以前、魔王が代替わりしたという話をいち早く持ってきたのも彼――大般若くんだ。彼の血族のひとりが旅好きらしく、色々な情報を集めてくるのだという。
スヅキ
MAIKINGマサレンのドラマに主演することになったレンマサドラマのオファーを聖川とのダブル主演という事で受けた。
それは良い。
最近流行りのボーイズラブだというのも受け入れられる。そういう時代なのだ。
だがしかし。
だがしかしである。
「なんでオレがボトム?」
この抱かれたい男殿堂入りの神宮寺レンが何故……ちらりと隣りの相手役、聖川真斗を伺う。
オレの呟きを拾ってだろう、こちらの下半身を覆う衣服を見つめている何も分かってなさそうな顔が可愛い……違った。小憎らしい。これだ。
「お前はこの配役どう思う?」
「どうとは?」
「いや、だってさ、台本ざっと読んだ感じ逆だろ」
「そうだろうか?」
聖川は口元に指を当てると台本と睨めっこしながら首を傾げた。
「逆と言うが、そもそも何が逆なのだ?」
383それは良い。
最近流行りのボーイズラブだというのも受け入れられる。そういう時代なのだ。
だがしかし。
だがしかしである。
「なんでオレがボトム?」
この抱かれたい男殿堂入りの神宮寺レンが何故……ちらりと隣りの相手役、聖川真斗を伺う。
オレの呟きを拾ってだろう、こちらの下半身を覆う衣服を見つめている何も分かってなさそうな顔が可愛い……違った。小憎らしい。これだ。
「お前はこの配役どう思う?」
「どうとは?」
「いや、だってさ、台本ざっと読んだ感じ逆だろ」
「そうだろうか?」
聖川は口元に指を当てると台本と睨めっこしながら首を傾げた。
「逆と言うが、そもそも何が逆なのだ?」
スヅキ
MAIKINGキスからはじまるミステリー鳩が豆鉄砲を食ったような顔というに相応しい表情を目にして血の気が引いた。
——やってしまった。
「……すまん。忘れてくれ」
とにかく謝って無かった事にしてもらいドアを開けると足早に車から離れた。
それなのに、はたと、送ってもらった御礼を言っていないと気付いて立ち止まる。後ろをそっと振り向くと、そこにはまだ車がありどうしようかと逡巡するが、気付いてしまったからには御礼を言わないと気が済まない。踵を返すとまた足早に神宮寺の元へと戻る羽目になった。
コンコンと窓を叩くが反応がないのでドアを開ける。
「神宮寺」
「……えっ!?」
驚いた顔とそこにある唇が目に入った瞬間、自分が何をしでかしたのかを思い出した。
しかし、ここまで来て目的も果たせずに逃げることは出来ない。
556——やってしまった。
「……すまん。忘れてくれ」
とにかく謝って無かった事にしてもらいドアを開けると足早に車から離れた。
それなのに、はたと、送ってもらった御礼を言っていないと気付いて立ち止まる。後ろをそっと振り向くと、そこにはまだ車がありどうしようかと逡巡するが、気付いてしまったからには御礼を言わないと気が済まない。踵を返すとまた足早に神宮寺の元へと戻る羽目になった。
コンコンと窓を叩くが反応がないのでドアを開ける。
「神宮寺」
「……えっ!?」
驚いた顔とそこにある唇が目に入った瞬間、自分が何をしでかしたのかを思い出した。
しかし、ここまで来て目的も果たせずに逃げることは出来ない。