エルガ
やすけ@さくらうさぎ御殿
DOODLEUNDERTALE Asriel×Charaアズリエルがキャラに対する恋心を抱く話。
今まで書いたやつで1番難産。
もはや日本語すらままならない感じでした。
恋愛はむずかしい 4
緑色のなにか
DOODLE髪下ろしたエルが衝動的に描きたかった。エルは材質が砂岩だから脚も硬いし膝枕に適さないけどなんかもう存在が愛くるしいねぇ 相棒がちょっと目を離そうもんならすぐ変なことするから放っておけないんですよねエルは朱音が大人の姿になれるようになるのは、要の最期を見送って精神的に成長してからなんだろうなって思うと描いた後にしんみりする 3
minaduki_comcom
DONE勢いに任せたばっかりにあとから仕切り直す羽目になりましたざまぁどころか、このあとエルガド行きが確定して教官は2年ほどお預けを食らうことになるんですけどね!
猛き炎の嫁取り物語 告白編 ……討伐完了。相性の悪い軽弩とはいえ、こちとら神殺しの英雄だ。落ち着いてやればこんなもんなんである。えっへん。
教官曰く、大社跡では滅多に見なかったモンスターなので、初めて相対するモンスターに対応が遅れても仕方がないんだよ、との事。いや対応が遅れた原因に言われましても。教官は相手が何か知ってたんだから、里長とじゃれて無いで早々に対応策を練れていたらこんな事にはならなかった筈である。まあ、今回は特別に色々サポートしてくれたし、何故か師の装備が私の装備以上に破損しているのを見ると何も言えなくなってしまうんだけど。ヨツミワドウと相撲でも取ってきたのかな?
狩猟達成の知らせをフクズクの足に結びつけていると、あたりを警戒していた教官が戻ってきた。
5545教官曰く、大社跡では滅多に見なかったモンスターなので、初めて相対するモンスターに対応が遅れても仕方がないんだよ、との事。いや対応が遅れた原因に言われましても。教官は相手が何か知ってたんだから、里長とじゃれて無いで早々に対応策を練れていたらこんな事にはならなかった筈である。まあ、今回は特別に色々サポートしてくれたし、何故か師の装備が私の装備以上に破損しているのを見ると何も言えなくなってしまうんだけど。ヨツミワドウと相撲でも取ってきたのかな?
狩猟達成の知らせをフクズクの足に結びつけていると、あたりを警戒していた教官が戻ってきた。
saiki_kansi
SPOILER『救いに非ず』ネタバレあり 現行・未通過×進捗
花瓶と花を描いた(またドットを手打ちしようとしていたが、トーン化の仕方を教えて貰い、事なきを得た)
あと色変え差分もう1種もできたので あと座ってる絵描いたら2カット終えるが 進みが遅い 3
aneniwa
MOURNINGツワ夢展示品・ハロウィンに何かしたかったんでしょうね。直近と言っていいほど近いですが色々あって続きを忘れました。草。
・Jミドはそのうちエルガドで同棲始めるんですが、それの関係です。ちゃんとした文にする気が起きないのでここで供養。
アヤメさんが好きなので他カプの話でも高確率で出現します。あと大抵ナカアヤが成立しています。もう脳内の下地がそうなっちゃってるんですね。
【ツワ夢】Jくんとマイハン♀ ここエルガドにもハロウィンがやってきた。
大穴の謎も暴かれ、その原因も取り除かれた。未だ傀異化モンスターは現れれど、優秀なハンターと騎士達の奮闘の甲斐あって、今現在に差し迫った大きな脅威は無い。お祭り騒ぎを楽しむ余地は十分にあった。むしろこれまで抑圧されてきた分、人々も盛り上がってしまった。
そもそもハロウィンとは子供のイベントであろうが、そんな細かいことを気にする者は生真面目なフィオレーネくらいしかいなかった。そのフィオレーネもバハリによって言いくるめられ、観測拠点であり子供など一人もいないはずのエルガドは、橙と黒の装飾に埋め尽くされたのだった。
宵も更け、そこここに灯るランタンの明かりがちらちらと揺れるその一角で。
1991大穴の謎も暴かれ、その原因も取り除かれた。未だ傀異化モンスターは現れれど、優秀なハンターと騎士達の奮闘の甲斐あって、今現在に差し迫った大きな脅威は無い。お祭り騒ぎを楽しむ余地は十分にあった。むしろこれまで抑圧されてきた分、人々も盛り上がってしまった。
そもそもハロウィンとは子供のイベントであろうが、そんな細かいことを気にする者は生真面目なフィオレーネくらいしかいなかった。そのフィオレーネもバハリによって言いくるめられ、観測拠点であり子供など一人もいないはずのエルガドは、橙と黒の装飾に埋め尽くされたのだった。
宵も更け、そこここに灯るランタンの明かりがちらちらと揺れるその一角で。
こばこ
PROGRESSキスイラスト進捗。グエルの顔は後で隠れちゃうので、ここで晒します。
はい、パイロットスーツでの初キスです。
グエルがスレッタのヘルメットを外して抱えてます。
パイロットのバディとしての関係から、一歩を踏み出す象徴になれば素敵だなーと。
スレッタちゃんの線画はできてるけど背景もあるのでまだまだ~
気長に応援して下さると嬉しいです🙏
sana_story3
PROGRESS【注意】R18のところまで書いてないけど、後日本番書きます
サンブレイクストーリークリア後の話
この話はマルチバースのどこかの出来事です。
この世界のウツシ教官はしっかり闘技場・教官職をがんばっていてエルガドには来ていません!
愛弟子の事も弟子の一人として接しているので付き合っていません!
でも違う世界ではちゃんとイチャラブしてるのでウツハン民の方ご心配なく
ジェイハン♀(タイトル考え中)今にも雪が降り出しそうな寒い日
もうすぐジェイくんとお付き合いをはじめて1ヶ月が経とうとしている
お互いに仕事が忙しく、いつも一緒にはいられないけれど、なるべく仕事が終わった後に少しだけでも会えるように、一緒に夜ご飯を食べる約束をしている。
今夜もジェイくんと一緒にごはんを食べる約束をしていたので、待ち合わせ場所のアルロー教官前に時間通りにやってきた
でもまだジェイくんはいない
「アルロー教官、ジェイくん見かけませんでした?」
「アイツならまた何かやらかしてルーチカに絞られてるぜ。まだかなりかかりそうだったな」
「そっかぁ…」
「そういや、アイツ明日急に仕事休みになったらしくてすげぇ喜んでてよ、お前さんと遊びたいとか言ってたぜ?」
6505もうすぐジェイくんとお付き合いをはじめて1ヶ月が経とうとしている
お互いに仕事が忙しく、いつも一緒にはいられないけれど、なるべく仕事が終わった後に少しだけでも会えるように、一緒に夜ご飯を食べる約束をしている。
今夜もジェイくんと一緒にごはんを食べる約束をしていたので、待ち合わせ場所のアルロー教官前に時間通りにやってきた
でもまだジェイくんはいない
「アルロー教官、ジェイくん見かけませんでした?」
「アイツならまた何かやらかしてルーチカに絞られてるぜ。まだかなりかかりそうだったな」
「そっかぁ…」
「そういや、アイツ明日急に仕事休みになったらしくてすげぇ喜んでてよ、お前さんと遊びたいとか言ってたぜ?」
10ゲージのポイポイ
MAIKINGウツハン♀エルガドでデッシが貰った鏡を教官が見たら入れ替わっちゃった話。未完途中書き。写し鏡「愛弟子〜?って、あれ?誰も居ないのかい?」
コンコンと『のっく』をして愛弟子の部屋に足を踏み入れれば、そこにはルームサービスの姿も無く船の揺れる音だけが静かに響いていた。
部屋の主人が居ないのならば出直すかと思いつつ、部屋の中を見れば、懐かしい物が飾られているのが目に留まった。
ちゃんとした福引の景品の隣に俺が作ってあげたコロコロガルク。
小さい頃に強請られて作ったな、まだ持ってたのかと懐かしさに顔が綻ぶ。
その机の上、煌びやかな手鏡がある事にも気付いた。
いつも泥だらけでヤンチャな子供のような愛弟子の成長に感慨深くなりつつ、鏡に写った自分と目があった、瞬間。
閃光玉のようにカッと目の前が白んで、思わず目を閉じた。
2080コンコンと『のっく』をして愛弟子の部屋に足を踏み入れれば、そこにはルームサービスの姿も無く船の揺れる音だけが静かに響いていた。
部屋の主人が居ないのならば出直すかと思いつつ、部屋の中を見れば、懐かしい物が飾られているのが目に留まった。
ちゃんとした福引の景品の隣に俺が作ってあげたコロコロガルク。
小さい頃に強請られて作ったな、まだ持ってたのかと懐かしさに顔が綻ぶ。
その机の上、煌びやかな手鏡がある事にも気付いた。
いつも泥だらけでヤンチャな子供のような愛弟子の成長に感慨深くなりつつ、鏡に写った自分と目があった、瞬間。
閃光玉のようにカッと目の前が白んで、思わず目を閉じた。
si0_zaki
DOODLE水星の魔女おもしろい太眉主人公かわいいけどそれにしても太いなと思ってたらプロローグでとってもお父さん譲りの眉だったから愛しくなったし、すきになれなさそうなキャラだと思ってたグエルが3話ではえ?かわいいやん…て思って好感手のひら返したし、エランくんはいつか感情見せてほしい美少年だしミオリネは性格強くてかわいい美少女だし
視聴者の感想見るの含めて楽しい
続き気になります
後ろの髪塗り忘れてる 2
サテツ
SPOILER杖レイン思い出1の主人公逃亡の捏造。ネタバレでもなんでもなさそうなんだけど思い出なので一応ワンクッション。割と最近喧嘩で逃げたりしなかった気がするのに話を聞いてから妙に戸惑ってる感を勝手に受信したりした・・この後エルガーの登場で更に戸惑う事になる(・・・)
逃げても怒らずむしろ楽しそうに追っかけるレインもなんなん。。 2
mizumori22
DONEMHR:SBバハフィオ、いつか交わした会話のこと。※続きものの最後のおまけ的な話ですが、単独でも読めます。時系列的にはゲームエンディング後でエルガドを離れています。
※決定的な描写はありませんが、事後表現があるのでR18にしています。
ダイアローグ こんな会話をしたのがいつだったか、よくは覚えていない。たぶん、付き合い方が変わってすぐの頃だ。肌を重ねるのにもいくらか慣れ、けれどまだ照れくささの抜けない頃。その日も私は王都での仕事を終え、バハリに呼ばれるまま彼の家まで行ったのだと思う。私たちの夜は大抵そんなふうに始まった。バハリが私を誘い、私がそれに応える。おやすみを言い交わして眠るまでは外のことは忘れて、目を覚ましては普段の顔に戻る。その日もきっと同じようにしただろう。
事を終えて気怠さの残る体をベッドに横たえていた。隣には暑そうに顔を拭うバハリがいて、寝返りを打つと違和感を覚えたので半身を起こした。ベッドから手の届く範囲にバハリは色々とものを置いている。そして私は家のものは好きに使って構わないと言われていた。
2175事を終えて気怠さの残る体をベッドに横たえていた。隣には暑そうに顔を拭うバハリがいて、寝返りを打つと違和感を覚えたので半身を起こした。ベッドから手の届く範囲にバハリは色々とものを置いている。そして私は家のものは好きに使って構わないと言われていた。
S I C
PAST喫煙と化粧とお洒落を愛する中性的な青年アルバ。(性自認は男)いつも退屈そうに見えるが、面倒臭いと言いつつも最終的には真面目に仕事をこなす。喫煙は昔は普通のタバコ(キセル)であったが今は美容に配慮するのと、別の理由で特殊配合された水蒸気たばこ(形状はタバコやキセル風)を使っている。 6RFish27
PROGRESSエルガド編。ウツシと愛弟子と、こいつ。その6。※今回ややグロ注意
10/15 続きは現在制作中です。
Changeling - 6 この頃、どうにも違和感を感じるのである。
王都へ送る報告書のチェックをしながら、騎士フィオレーネはふとペンを止めた。
日常の何気ない瞬間に、何故か心に引っかかるものを感じて度々仕事の手が止まる。同僚のジェイやルーチカ、ガレオス提督にもまだ体調が戻っていないのかと案じられたが、そんなことはない。既にいつ狩場に復帰してもいいくらいに回復し、気力も体力も充実しているのだ。
しかし、違和感はあってもそれが何故なのか自分でもよくわからない。
メル・ゼナは未だに発見されていないから気になるのは皆同じだが、それに関しては調査隊の頑張り次第なのでフィオレーネにできることはあまりない。キュリアの動向も相変わらず活発だが、それも研究班次第だ。それらはきちんと理解しているし引っかかるということもない。
7010王都へ送る報告書のチェックをしながら、騎士フィオレーネはふとペンを止めた。
日常の何気ない瞬間に、何故か心に引っかかるものを感じて度々仕事の手が止まる。同僚のジェイやルーチカ、ガレオス提督にもまだ体調が戻っていないのかと案じられたが、そんなことはない。既にいつ狩場に復帰してもいいくらいに回復し、気力も体力も充実しているのだ。
しかし、違和感はあってもそれが何故なのか自分でもよくわからない。
メル・ゼナは未だに発見されていないから気になるのは皆同じだが、それに関しては調査隊の頑張り次第なのでフィオレーネにできることはあまりない。キュリアの動向も相変わらず活発だが、それも研究班次第だ。それらはきちんと理解しているし引っかかるということもない。
RFish27
PROGRESSエルガド編。ウツシと愛弟子と、こいつ。その5。Changeling - 5 世界を大雑把に分別すると、奪う者と奪われる者に分けられる。この俺がどちらに入るかといえば、間違いなく『奪う者』の側だ。生まれてからこのかた、実に多くを下し、生を奪い、また捧げられてきた。
世界はそのようにできている。これからもずっと、頂点に立ち続けるのはこの俺なのだ。
穏やかな波の揺れはまさしく揺籠。寝心地のよいベッドに腰を下ろし、静かな船室の中で一人本のページを捲る。
給仕のアイルーが淹れてくれた紅茶の香りにふと気付く。そうだ、冷めないうちに味わうとしよう。カップを持ち上げ一口啜る。柑橘の香りと茶の風味が程よく調和し、頭がすっきりとするようだ。
ああ、人の身で味わう贅沢とはなんと甘美か。
カムラの里の猛き炎、トラマルは――いや、トラマルの姿をした「それ」は、英雄として人々に傅かれる暮らしを心から謳歌していた。
4631世界はそのようにできている。これからもずっと、頂点に立ち続けるのはこの俺なのだ。
穏やかな波の揺れはまさしく揺籠。寝心地のよいベッドに腰を下ろし、静かな船室の中で一人本のページを捲る。
給仕のアイルーが淹れてくれた紅茶の香りにふと気付く。そうだ、冷めないうちに味わうとしよう。カップを持ち上げ一口啜る。柑橘の香りと茶の風味が程よく調和し、頭がすっきりとするようだ。
ああ、人の身で味わう贅沢とはなんと甘美か。
カムラの里の猛き炎、トラマルは――いや、トラマルの姿をした「それ」は、英雄として人々に傅かれる暮らしを心から謳歌していた。
あずま
PAST2012.12.29発行『ローハン王の婚活事情』(ローハン中心オールキャラコメディ)自家版ロシーリエルが初登場したのと第4紀いじりの方向性が確定した一冊。過去本をweb再録(pixivからのお引越し) 33
RFish27
PROGRESSエルガド編。ウツシと愛弟子と、正体不明。その4。Changeling - 4 調査拠点エルガドは今日も活気に満ちている。メル・ゼナがおとぎ話の悪魔ではなく、ただの討伐可能なモンスターであるとわかった今、騎士も調査員も、船乗りもハンターもその他も人員もやる気に満ち満ちている。
何よりエルガドには英雄がいる。誰もが彼の活躍に心を躍らせ、血が沸き立つのを抑えられない。今は負傷して一時的に休養をとっているが、夜が明ければ太陽が再び昇るように、英雄が再び立ち上がりメル・ゼナを討伐して凱旋する日は近い。
人々の心は希望に満ちている。もはや一片の曇りもないほどに。
「おはようございます、フィオレーネ様」
騎士団の指揮所に入ると、入り口近くにいたルーチカが恭しく一礼した。
「おはようルーチカ」
5912何よりエルガドには英雄がいる。誰もが彼の活躍に心を躍らせ、血が沸き立つのを抑えられない。今は負傷して一時的に休養をとっているが、夜が明ければ太陽が再び昇るように、英雄が再び立ち上がりメル・ゼナを討伐して凱旋する日は近い。
人々の心は希望に満ちている。もはや一片の曇りもないほどに。
「おはようございます、フィオレーネ様」
騎士団の指揮所に入ると、入り口近くにいたルーチカが恭しく一礼した。
「おはようルーチカ」
Moco
PROGRESS10月のサトヤブ合わせで発行予定本の内容の一部です。本にしたい…けどまだ未定。
今回あげた部分にはウツハン♂︎は含まれません!エルガドでの愛弟子奮闘記の問題提起のみです。
全体的にははウツハン♂︎前提のエルガドでの物語になります。
荒削り、未組立。自分へのはっぱかけに上げます。
もし読んで気になってくださったら嬉しい…です✨
エルガド編【仮】◇◇◇
太陽を背にした、辺り一帯を覆い隠す大きさの影が急降下してくる。吐かれた火球ぎりぎりを対象から離れ過ぎないように転がり、かわしていく。
剣斧を握り直し、横を通り抜けざまに尾に一発叩き込んだ…が、びくともしない。攻撃はそれなりに弱点へと叩き込んでいるはずなのに。
ふわりと軽く浮き上がった時は毒棘の仕込まれた尾を獲物に叩き込む動作だ。リオレイアの動向を見据えながら、剣に変形させ、眉間のど真ん中合わせで振り下ろした。
当たった確かな手ごたえが両手に鈍い振動となって伝わってくる。流石に脳天へ一発はきつかったのだろう、ギャウ、と一鳴きし、壮絶な鋭さをぎらつかせる両目が伏せた。
畳みかけるようにもう一発、斧変形で地面へと叩き落とそうとした時だった。
2897太陽を背にした、辺り一帯を覆い隠す大きさの影が急降下してくる。吐かれた火球ぎりぎりを対象から離れ過ぎないように転がり、かわしていく。
剣斧を握り直し、横を通り抜けざまに尾に一発叩き込んだ…が、びくともしない。攻撃はそれなりに弱点へと叩き込んでいるはずなのに。
ふわりと軽く浮き上がった時は毒棘の仕込まれた尾を獲物に叩き込む動作だ。リオレイアの動向を見据えながら、剣に変形させ、眉間のど真ん中合わせで振り下ろした。
当たった確かな手ごたえが両手に鈍い振動となって伝わってくる。流石に脳天へ一発はきつかったのだろう、ギャウ、と一鳴きし、壮絶な鋭さをぎらつかせる両目が伏せた。
畳みかけるようにもう一発、斧変形で地面へと叩き落とそうとした時だった。
RFish27
PROGRESSエルガド編。ウツシと愛弟子と、正体不明。その3。Changeling - 3 今日も城塞高地に朝が来る。
薄靄に包まれた森は、ひんやりとして静謐である。慣れ親しんだ大社跡の森はもっと生命の気配に満ちていて、こんな寂しい朝を感じたことはなかったような気がする。
冷えて縮こまった身体をどうにかほぐし、活動を開始する。なにはともあれ食糧を確保しなければ、飢えて死ぬだけだ。
オトモたちと寝起きしているこの廃墟の近くを川が流れている。ここ何日かはそこで魚を獲って、なんとか食い繋いでいるという状況であった。
それで足りなければオトモたちがハンター用のキャンプまで足を伸ばして、支給品の携帯食料などを拝借してくることもある。アオキノコや薬草など、食べられる野草などを齧ることもある。
頑張ればメルクーのような草食獣を狩って肉にすることもできるかもしれないが、皮を剥いだり血抜きをしたり、はらわたを取ったりと手間がかかるし、そういう作業をアイルーに任せっきりになるのは申し訳ない。むしろ血の匂いを嗅ぎ付けて大型のモンスターがやってきたら、もうどうしようもない。
5345薄靄に包まれた森は、ひんやりとして静謐である。慣れ親しんだ大社跡の森はもっと生命の気配に満ちていて、こんな寂しい朝を感じたことはなかったような気がする。
冷えて縮こまった身体をどうにかほぐし、活動を開始する。なにはともあれ食糧を確保しなければ、飢えて死ぬだけだ。
オトモたちと寝起きしているこの廃墟の近くを川が流れている。ここ何日かはそこで魚を獲って、なんとか食い繋いでいるという状況であった。
それで足りなければオトモたちがハンター用のキャンプまで足を伸ばして、支給品の携帯食料などを拝借してくることもある。アオキノコや薬草など、食べられる野草などを齧ることもある。
頑張ればメルクーのような草食獣を狩って肉にすることもできるかもしれないが、皮を剥いだり血抜きをしたり、はらわたを取ったりと手間がかかるし、そういう作業をアイルーに任せっきりになるのは申し訳ない。むしろ血の匂いを嗅ぎ付けて大型のモンスターがやってきたら、もうどうしようもない。
RFish27
PROGRESSエルガド編。ウツシと愛弟子と、正体不明。その2。Changeling - 2 ――夕刻。
燭台の灯りが揺れている。卓の上には料理が並び、温かな湯気を立てている。
用意されている食器は二人分。酒肴は、自分と彼の為にあるとひと目でわかった。
愛弟子であって愛弟子ではない男からの夕食の誘いを断るちょうどいい口実も見つからず、ウツシは愛弟子の為に宛がわれた船室へと再び訪れていた。
ルームサービスが手配してくれたのだろう料理や酒は、英雄をもてなすに相応しい格式と品質を備えた素晴らしいものだ。エルガドの人々の心遣いが、今は些か心苦しい。
「教官もどうぞ。里の酒もいいですが、こちらの葡萄酒もなかなか悪くありませんよ」
彼――ウツシの最愛の弟子の姿をしたその男が、葡萄酒の瓶の封を切りながらそう言った。
5300燭台の灯りが揺れている。卓の上には料理が並び、温かな湯気を立てている。
用意されている食器は二人分。酒肴は、自分と彼の為にあるとひと目でわかった。
愛弟子であって愛弟子ではない男からの夕食の誘いを断るちょうどいい口実も見つからず、ウツシは愛弟子の為に宛がわれた船室へと再び訪れていた。
ルームサービスが手配してくれたのだろう料理や酒は、英雄をもてなすに相応しい格式と品質を備えた素晴らしいものだ。エルガドの人々の心遣いが、今は些か心苦しい。
「教官もどうぞ。里の酒もいいですが、こちらの葡萄酒もなかなか悪くありませんよ」
彼――ウツシの最愛の弟子の姿をしたその男が、葡萄酒の瓶の封を切りながらそう言った。
RFish27
PROGRESSエルガド編。ウツシと愛弟子と、正体不明。ちょっと続きます。
changeling - 1 カムラの里から招かれた英雄と王国騎士フィオレーネ、二名の狩人が悪名高き古龍メル・ゼナを『撃退』したという報せは、瞬く間にエルガドから各地へと伝えられた。
城塞高地にて捕捉されたかの龍は激しい抵抗の末に包囲網を脱し、行方を眩ませた。しかし激闘の舞台となった城塞跡には剥がれた鱗や外殻、切断された尾の欠片、流れ落ちた夥しい量の血痕が残され、メル・ゼナがもはや討伐直前というところまで追い詰められていたことを物語っている。
惜しくもメル・ゼナを逃したハンター二人も負傷してはいたが、命に別状はなく、怪我の回復を待って追跡班への合流を意気込んでいる。
次、その姿を捉えたならば確実に勝てる。メル・ゼナ討伐に光明を得たエルガド調査団は、希望に沸いていた。
5363城塞高地にて捕捉されたかの龍は激しい抵抗の末に包囲網を脱し、行方を眩ませた。しかし激闘の舞台となった城塞跡には剥がれた鱗や外殻、切断された尾の欠片、流れ落ちた夥しい量の血痕が残され、メル・ゼナがもはや討伐直前というところまで追い詰められていたことを物語っている。
惜しくもメル・ゼナを逃したハンター二人も負傷してはいたが、命に別状はなく、怪我の回復を待って追跡班への合流を意気込んでいる。
次、その姿を捉えたならば確実に勝てる。メル・ゼナ討伐に光明を得たエルガド調査団は、希望に沸いていた。
ゆめの
DOODLE路上ライブ後、レパートリーを増やしたいと話す唯。そこで疾風はヴァイオリンとヴィオラの二重奏を弾きたいと考えるが、なかなかうまくいかないようで……
恋愛未満の疾風と唯の話です。
成宮の登場多め。
ヴァイオリンロマンスまであと少し「お疲れ~ 今回の路上ライブもよかったね!」
横浜で定期的に開催しているスターライトオーケストラの路上ライブ。
最後の一曲を弾き終えると、朝日奈唯はポニーテールに縛り上げた髪を揺らしながらメンバーの方を振り向く。そして満足げな表情を浮かべてそう話しかけてくる。
徐々に新たなメンバーが入ってきているのが自信につながっているのか、それとも夏の日差しがそう見せているのかわからないが、最近の唯はキラキラ輝いているように疾風の目には映る。
「次の演奏会のチラシも受け取ってもらえましたし、お客さんも少しずつ増えてきていますよね」
片付けをしながら成宮も唯の言葉に同意している。
それを聞いて思う。
活動したての頃は観客がまばらだったことを考えると最近はリピーターも増えてきているのか、知っている顔が増えてきた気もする。
3355横浜で定期的に開催しているスターライトオーケストラの路上ライブ。
最後の一曲を弾き終えると、朝日奈唯はポニーテールに縛り上げた髪を揺らしながらメンバーの方を振り向く。そして満足げな表情を浮かべてそう話しかけてくる。
徐々に新たなメンバーが入ってきているのが自信につながっているのか、それとも夏の日差しがそう見せているのかわからないが、最近の唯はキラキラ輝いているように疾風の目には映る。
「次の演奏会のチラシも受け取ってもらえましたし、お客さんも少しずつ増えてきていますよね」
片付けをしながら成宮も唯の言葉に同意している。
それを聞いて思う。
活動したての頃は観客がまばらだったことを考えると最近はリピーターも増えてきているのか、知っている顔が増えてきた気もする。
utasuo0328
DONE呪i術i師⑤×ジュジュチューバーゆじ【あらすじ】
オカ研の廃部を阻止するため、ジュジュチューブで『オカ研さんぽ』を配信することになった虎i杖!しかし先輩たちは恐怖で気絶してしまい、一人で廃寺院に乗り込むことに!動画内はざわつくコメントで溢れかえるが、虎i杖には全く霊感がなかった……!ズンズン寺院に乗り込む虎i杖に視聴者は注意喚起と野次で大盛り上がり!それを見ているのは一般人だけではなく――!?
【オカ研さんぽ】廃寺院編『第二回オカ研さんぽ!この間の動画はなんかヤバイの映ってたらしくて削除されたから、今回は生配信でお送りします!ジャーン!今日は廃ジイン?でーす!寺?これ』
元気よくカメラを回しているのは、恐らくウチの生徒と同じくらいの少年だった。
『ちなみに先輩たちは恐怖で気絶しちゃったんで俺、いた……ユージ一人でっす!んじゃ、いってみよー!』
どんより薄暗い廃寺院に軽い足取りで入っていくユージくん。生配信なため、コメント欄は既に心霊好きが集まって好き勝手に話し始めていた。『爽やかに入っていくじゃん』『躊躇ないの好感持てる』『既になんか映ってない?』映ってるよ、ユージくんの背中にぴったり寄り添って。
『うわっ、蜘蛛の巣?あれ、なんもねぇ。これ靴脱いだ方がいいのかな?』
6577元気よくカメラを回しているのは、恐らくウチの生徒と同じくらいの少年だった。
『ちなみに先輩たちは恐怖で気絶しちゃったんで俺、いた……ユージ一人でっす!んじゃ、いってみよー!』
どんより薄暗い廃寺院に軽い足取りで入っていくユージくん。生配信なため、コメント欄は既に心霊好きが集まって好き勝手に話し始めていた。『爽やかに入っていくじゃん』『躊躇ないの好感持てる』『既になんか映ってない?』映ってるよ、ユージくんの背中にぴったり寄り添って。
『うわっ、蜘蛛の巣?あれ、なんもねぇ。これ靴脱いだ方がいいのかな?』
noya531
PROGRESSホムラ←ウナバラエルガドという新しい新拠点で功績を上げるマスターランクになりたての里の英雄とそんな英雄を目で追いかけてしまうハンターの話。
勢いとパッションで書いているので細かいところは想像でお願いするぜ!
片想い遠くからでもよく目立つ赤い髪と赤と茶の瞳を持つ里の英雄と呼ばれる男。初めて会った時からどんな人にも態度は変わらず笑いながら軽く受け流している。そんな英雄の化けの皮を剥がしてみたかった。怖いと思うことがあるのだろうか、失敗してもそうやって取繕うのか、心の底から笑ってくれることはあるのだろうか。気づいた頃にはもう彼を目で追いかけていた。
今日は彼と部屋で飲む約束をしており側から見てもわかるほどそわそわしていることだろう。足が地に着かないとはまさにこのことだな。と、そこへ砦に帰宅した英雄とオトモたちを見かけ声をかける。
「君!今日は密林行ってきたんだよな!」
パッとオレの方を向いてニカっと笑う彼の笑顔は1日中外を駆け回っていたとは思えないくらい眩しく見えた。
2050今日は彼と部屋で飲む約束をしており側から見てもわかるほどそわそわしていることだろう。足が地に着かないとはまさにこのことだな。と、そこへ砦に帰宅した英雄とオトモたちを見かけ声をかける。
「君!今日は密林行ってきたんだよな!」
パッとオレの方を向いてニカっと笑う彼の笑顔は1日中外を駆け回っていたとは思えないくらい眩しく見えた。
seyakatehirai
DOODLE師弟丼の猛き炎兄妹二人のエルガド話だよ〜〜全年齢ネタ話かつカップリングのない話だけど一応ネタバレ注意ですわよ〜〜〜〜師弟丼って何って方は聞かなかったことにしてそっとここから出ていくんだよ〜〜〜
まさか自分まで覚えられていなかったなんて思っていなかった女騎士がかわいそうな小話カムラの里の『猛き炎』と呼ばれる英雄の兄妹、アサヒ(旭火)とカレン(火煉)がエルガドへと招集され数週間が経った。狩猟の更なる高みへと駆け上りながら拠点で巻き起こる問題を解決し、もういくらか周囲の人間とも溶け込んで来たであろう頃合い。丁度一隻の船が付き、クエストを終えた英雄の兄の方が拠点へと舞い戻って来た所である。
「おっ、いいところに帰ってきたな!ちょっといいか?」
雑貨屋へと向かう兄を引き止めたのはエルガドの地の教官であるアルローだった。猛き炎は呼びかけに答え教官とついでにおそらく組手の練習をしていたのであろう赤髪の騎士の元へと向かえば、例の依頼の件だと厳つい男は彼に話しかけた。
「お前さんは仕事が早くて助かる。バゼルギウスの捕獲、早速ギルドに報告が上がってたぜ」
2262「おっ、いいところに帰ってきたな!ちょっといいか?」
雑貨屋へと向かう兄を引き止めたのはエルガドの地の教官であるアルローだった。猛き炎は呼びかけに答え教官とついでにおそらく組手の練習をしていたのであろう赤髪の騎士の元へと向かえば、例の依頼の件だと厳つい男は彼に話しかけた。
「お前さんは仕事が早くて助かる。バゼルギウスの捕獲、早速ギルドに報告が上がってたぜ」