クラト
置き場
DOODLEねんどろあきとくんおかおなんこついてるのわらうかおあえかな、かなしいかおあるかなどうしよう
どうしたらよいですか
わたしはどうしたらいいでしょうか
あきとくんがぶしつになってわたしのいえにくるかもなのですが
興奮してどうしたらよいかわからないです
おててとかもちものもついてrくのかな
たいへん、いつ、いくら、いくらというかせいさくしてくださって本当のありがとうざいますどうしましょういっぷぱーりー
kidd_mmm
TRAININGノスクラともクラノスともつかないやつ11紙袋。
N-6N-6
ギルドを出たノースディンたちはいま、退治人ロナルドの事務所で、応接セットの狭いソファに詰まっている。事務所のあるじは黄色い男を追いかけたきり戻っていない。
ノースディンの向かいでは弟子が腕を組んで仏頂面をしている。その膝の上には彼の使い魔が、これまた不機嫌そうに座っている。左隣には親友。息子に出された紅茶には手をつけず、背中を縮めている。クラージィは対角線上の最も距離が開いた位置に座り、静かに顔を伏せていた。この場の誰とも目を合わせようとしない。
「えーと、つまり師匠はモジャモジャさんの『親』で、二百年ぶりに迎えに来た、と」
弟子の口調が刺々しい。
「日光の危険もわからない成りたてヒヨコちゃんを放っておいたの、無責任にもほどがあるでしょこのヒゲ」
2838ギルドを出たノースディンたちはいま、退治人ロナルドの事務所で、応接セットの狭いソファに詰まっている。事務所のあるじは黄色い男を追いかけたきり戻っていない。
ノースディンの向かいでは弟子が腕を組んで仏頂面をしている。その膝の上には彼の使い魔が、これまた不機嫌そうに座っている。左隣には親友。息子に出された紅茶には手をつけず、背中を縮めている。クラージィは対角線上の最も距離が開いた位置に座り、静かに顔を伏せていた。この場の誰とも目を合わせようとしない。
「えーと、つまり師匠はモジャモジャさんの『親』で、二百年ぶりに迎えに来た、と」
弟子の口調が刺々しい。
「日光の危険もわからない成りたてヒヨコちゃんを放っておいたの、無責任にもほどがあるでしょこのヒゲ」
kidd_mmm
TRAININGノスクラともクラノスともつかないやつ10出禁ヒゲ。
C-5 C-5
「波ァ!」
ヨセフの杖が光る。ギルドの中は大混乱になった。
「春先の薄着から透ける油断した毛……ッ!」
「雨粒がとどまりそうな鎖骨!」
「腰骨のラインを後ろから見たときの丸みを帯びた感じが」
退治人たちが慌てふためき、滅茶苦茶なことを口走る。
「ヨセフ!?」
「ははは! Y談の栄えあれ!」
ヨセフは思いもよらぬ駿足で去り、退治人たちはヨセフを追って出て行った。あとにはギルドマスターとドラルクとジョン、そしてクラージィが残された。
「今の、何ですか? ヒプノザ?」
ギルドマスターは日本語で答えたが、クラージィには理解できなかった。代わりにドラルクが答える。
「隠している性癖をさらけ出す催眠です。モジャモジャさん、耐性があるんですかね」
1784「波ァ!」
ヨセフの杖が光る。ギルドの中は大混乱になった。
「春先の薄着から透ける油断した毛……ッ!」
「雨粒がとどまりそうな鎖骨!」
「腰骨のラインを後ろから見たときの丸みを帯びた感じが」
退治人たちが慌てふためき、滅茶苦茶なことを口走る。
「ヨセフ!?」
「ははは! Y談の栄えあれ!」
ヨセフは思いもよらぬ駿足で去り、退治人たちはヨセフを追って出て行った。あとにはギルドマスターとドラルクとジョン、そしてクラージィが残された。
「今の、何ですか? ヒプノザ?」
ギルドマスターは日本語で答えたが、クラージィには理解できなかった。代わりにドラルクが答える。
「隠している性癖をさらけ出す催眠です。モジャモジャさん、耐性があるんですかね」
kidd_mmm
TRAININGノスクラともクラノスともつかないやつ9魅了のバーゲンセール。
N-5N-5
古い教会で見つかった『なんかメッチャ冷たい開かない箱』は、とある大学に送られて調査される予定になっていた。ところが箱は行方不明となり、いまだ大学には届いていない。
「棺が最初に向かったのは、教会近くの港にある配送センターだ。運送会社の記録には、配送するまでのあいだ冷凍倉庫に入れた、とある。品名は凍った箱」
ノースディンはノートPCの画面にリストを表示し、そのうちの一行を指さした。リストは港に出入りしている業者から手に入れたものだ。
ドラウスは椅子から身を乗り出してPCの画面に顔を寄せた。ノースディンはノートPCをドラウスに向けて、画面を見やすいようにしてやる。
ノースディンは説明を続けた。
1314古い教会で見つかった『なんかメッチャ冷たい開かない箱』は、とある大学に送られて調査される予定になっていた。ところが箱は行方不明となり、いまだ大学には届いていない。
「棺が最初に向かったのは、教会近くの港にある配送センターだ。運送会社の記録には、配送するまでのあいだ冷凍倉庫に入れた、とある。品名は凍った箱」
ノースディンはノートPCの画面にリストを表示し、そのうちの一行を指さした。リストは港に出入りしている業者から手に入れたものだ。
ドラウスは椅子から身を乗り出してPCの画面に顔を寄せた。ノースディンはノートPCをドラウスに向けて、画面を見やすいようにしてやる。
ノースディンは説明を続けた。
kidd_mmm
TRAININGノスクラともクラノスともつかないやつ8うーん。
C-4 C-4
ケンを起点に、『親』の居ない新米吸血鬼の話は街の吸血鬼たちの知るところとなった。吸血鬼は目新しいものが大好きだ。年末年始の休業期間中、ロナルドの事務所は夜ごと吸血鬼たちの訪問を受けた。
クラージィは吸血鬼たちに取り囲まれ、質問攻めにあった。
「誰に噛まれたかわかんないの? まじで?」
「いつシンヨコに? 街には慣れた?」
「身体細いなー、血ちゃんと飲んでる?」
「能力とかは?」
「バイト探してるんだったらウチに来いよ!」
日本語勉強中のクラージィにとってはかなりハードな時間だ。
「シンヨコに来たの、一ヶ月? くらい? 能力はワカラナイ……無い、たぶん」
新顔の同胞と思う存分雑談に興じた吸血鬼たちは、帰り際
2089ケンを起点に、『親』の居ない新米吸血鬼の話は街の吸血鬼たちの知るところとなった。吸血鬼は目新しいものが大好きだ。年末年始の休業期間中、ロナルドの事務所は夜ごと吸血鬼たちの訪問を受けた。
クラージィは吸血鬼たちに取り囲まれ、質問攻めにあった。
「誰に噛まれたかわかんないの? まじで?」
「いつシンヨコに? 街には慣れた?」
「身体細いなー、血ちゃんと飲んでる?」
「能力とかは?」
「バイト探してるんだったらウチに来いよ!」
日本語勉強中のクラージィにとってはかなりハードな時間だ。
「シンヨコに来たの、一ヶ月? くらい? 能力はワカラナイ……無い、たぶん」
新顔の同胞と思う存分雑談に興じた吸血鬼たちは、帰り際
kidd_mmm
TRAININGノスクラともクラノスともつかないやつ7ここだけ読むとノスウスともウスノスともつかないやつ
N-4N-4
ドラウスは大きめのマグカップを持ってキッチンから戻ってきた。ノースディンは無言でそれを受け取る。中身は熱いミルクティーだった。
「電話しても出ないから来てみたんだ」
ドラウスは手近な椅子を引いて来て、ノースディンの隣に来た。椅子を横向きに置いて、ノースディンに顔を向けて座る。
「で? 何があった?」
ノースディンはマグカップを両手で包むように持って、カップの中で揺れるミルクティーを見つめていた。何をどこからどう話せばいいのか、ノースディンにはわからなかった。それ以上に、古い教会と棺のことをドラウスに知られたくないと思った。
「ノース?」
言葉が出ない。
ドラウスは座ったまま身を乗り出す。
「ん?」
2243ドラウスは大きめのマグカップを持ってキッチンから戻ってきた。ノースディンは無言でそれを受け取る。中身は熱いミルクティーだった。
「電話しても出ないから来てみたんだ」
ドラウスは手近な椅子を引いて来て、ノースディンの隣に来た。椅子を横向きに置いて、ノースディンに顔を向けて座る。
「で? 何があった?」
ノースディンはマグカップを両手で包むように持って、カップの中で揺れるミルクティーを見つめていた。何をどこからどう話せばいいのか、ノースディンにはわからなかった。それ以上に、古い教会と棺のことをドラウスに知られたくないと思った。
「ノース?」
言葉が出ない。
ドラウスは座ったまま身を乗り出す。
「ん?」
kidd_mmm
TRAININGノスクラともクラノスともつかないやつ6第一村人。
C-3 C-3
「おーい、そこのあんた! ヘイ、ユー!」
通りの向こうからクラージィを呼び止める者がある。見覚えのある姿だ。頭と口を布で覆い、奇抜な模様の服を着た吸血鬼。シンヨコに来て最初に言葉を交わした相手だ。
「やっぱりそうだ、この間の! あれからどう……良いようになったみてえだな」
困っているならあの建物に向かえ。そう言ってドラルクキャッスルマークⅡを示してくれたのはこの男である。クラージィは男に心から礼を述べた。
「ありがとう、とても」
「お、日本語!」
並んで歩きながら互いに名を名乗る。男の名前は長く、クラージィには何度繰り返しても上手く言うことが出来なかった。
「仕方ねえ、ケンでいいよ。ケン」
「ケン、さん」
2402「おーい、そこのあんた! ヘイ、ユー!」
通りの向こうからクラージィを呼び止める者がある。見覚えのある姿だ。頭と口を布で覆い、奇抜な模様の服を着た吸血鬼。シンヨコに来て最初に言葉を交わした相手だ。
「やっぱりそうだ、この間の! あれからどう……良いようになったみてえだな」
困っているならあの建物に向かえ。そう言ってドラルクキャッスルマークⅡを示してくれたのはこの男である。クラージィは男に心から礼を述べた。
「ありがとう、とても」
「お、日本語!」
並んで歩きながら互いに名を名乗る。男の名前は長く、クラージィには何度繰り返しても上手く言うことが出来なかった。
「仕方ねえ、ケンでいいよ。ケン」
「ケン、さん」
kidd_mmm
TRAININGノスクラともクラノスともつかないやつ5分霊体を紛失した辻斬りと同じ位には焦って欲しい
N-3 N-3
人間の街に行ったせいか、真祖があんなことを言ったせいか。あるいはドラウスとあの子の話をしたせいか。近頃のノースディンは昔のことを思い出すことが多かった。
忘れていたわけではない。心の奥に封じ込めて、触らないようにしていただけのこと。そう、ただそれだけ。
落ち着かない気分だった。
ノースディンは気分に任せてあてもなく夜空をふらつき、はるか足下に覚えのある地形を見た。やれやれ。こんなところまで来るとは。
人里はずいぶん様変わりしている。かつてと比べると森が減り、現代的な建築物や舗装された道路が増えた。けれど丘のかたちや川の流れは昔から変わらなかった。
町外れの、ひときわ暗い道路を目指して高度を下げる。一台の自動車が道路をハイビームで照らしながら走って行く。ノースディンは上空でそれを見送った。視線は自動車の去った方向を――そこにわずかに残った森と、古い教会を見るはずだった。
1476人間の街に行ったせいか、真祖があんなことを言ったせいか。あるいはドラウスとあの子の話をしたせいか。近頃のノースディンは昔のことを思い出すことが多かった。
忘れていたわけではない。心の奥に封じ込めて、触らないようにしていただけのこと。そう、ただそれだけ。
落ち着かない気分だった。
ノースディンは気分に任せてあてもなく夜空をふらつき、はるか足下に覚えのある地形を見た。やれやれ。こんなところまで来るとは。
人里はずいぶん様変わりしている。かつてと比べると森が減り、現代的な建築物や舗装された道路が増えた。けれど丘のかたちや川の流れは昔から変わらなかった。
町外れの、ひときわ暗い道路を目指して高度を下げる。一台の自動車が道路をハイビームで照らしながら走って行く。ノースディンは上空でそれを見送った。視線は自動車の去った方向を――そこにわずかに残った森と、古い教会を見るはずだった。
kidd_mmm
TRAININGノスクラともクラノスともつかないやつ4左右とか決めていない
ヒゲ出てこない
C-2 C-2
「ロナルドさん、こんばんわ。きょうはさむいですね?」
「クラージィさん! 覚えるの早いですね、日本語!」
ロナルドの驚いた顔を見て、クラージィは静かに笑う。ドラルクは楽しげにロナルドへ話して聞かせた。
「モジャモジャさん、前職は悪魔祓いなんだって。上達が早い訳だよ」
「悪魔祓い? 退治人の始まりみたいな、あれ?」
ロナルドは興味深げにクラージィを見た。
「悪魔祓い、いろんな国行く……行きます。相手、ヴァンパイアだけじゃない。アー、ポゼシェ・デモニカ……日本語で……?」
クラージィは複数の言語を混ぜながらどうにか会話をつないでいく。
「悪魔憑き」
ドラルクが助け船を出した。
「悪魔憑きとは、話をします。コトバだいじ」
1612「ロナルドさん、こんばんわ。きょうはさむいですね?」
「クラージィさん! 覚えるの早いですね、日本語!」
ロナルドの驚いた顔を見て、クラージィは静かに笑う。ドラルクは楽しげにロナルドへ話して聞かせた。
「モジャモジャさん、前職は悪魔祓いなんだって。上達が早い訳だよ」
「悪魔祓い? 退治人の始まりみたいな、あれ?」
ロナルドは興味深げにクラージィを見た。
「悪魔祓い、いろんな国行く……行きます。相手、ヴァンパイアだけじゃない。アー、ポゼシェ・デモニカ……日本語で……?」
クラージィは複数の言語を混ぜながらどうにか会話をつないでいく。
「悪魔憑き」
ドラルクが助け船を出した。
「悪魔憑きとは、話をします。コトバだいじ」
kidd_mmm
TRAININGノスクラともクラノスともつかないやつ3左右とか決めていない
ヘイ親友!親友!
N-2 N-2
とある城の一室。げっそりと疲れ切った二人の吸血鬼がテーブルを挟んで座っている。一人はテーブルに突っ伏し、もう一人は椅子の背に身体を預けてなんとか姿勢を維持していた。
「ドラウスは良くやってる……いつもあの御方の遊びに付き合ってるんだから」
ノースディンは椅子の背にもたれて天井を見たまま言う。
「うう……ありがとう、ノース」
ドラウスはテーブルから顔を起こしてノースディンを見た。
「今回はどうなることかと思ったよ……ドラルクが采配を振るってくれて、助かった」
「あの子も頑張ったな」
弟子の前では絶対に言わない素直な感想。親友にして弟子の父親であるドラウスにだけは言ってもよかろう。もちろん、口止めはするのだが。
1482とある城の一室。げっそりと疲れ切った二人の吸血鬼がテーブルを挟んで座っている。一人はテーブルに突っ伏し、もう一人は椅子の背に身体を預けてなんとか姿勢を維持していた。
「ドラウスは良くやってる……いつもあの御方の遊びに付き合ってるんだから」
ノースディンは椅子の背にもたれて天井を見たまま言う。
「うう……ありがとう、ノース」
ドラウスはテーブルから顔を起こしてノースディンを見た。
「今回はどうなることかと思ったよ……ドラルクが采配を振るってくれて、助かった」
「あの子も頑張ったな」
弟子の前では絶対に言わない素直な感想。親友にして弟子の父親であるドラウスにだけは言ってもよかろう。もちろん、口止めはするのだが。
カレー
DONE一笑11にて無配としてお渡ししていたクラとノスの話。下記を含むので、苦手な方は気をつけてください…いやそんなもん無配すな……⚠本編から大きく逸脱した捏造⚠
⚠ソフトなバッドエンド⚠
パスワードは例の🟥ジャの年月日の半角数字8桁。 3584
kidd_mmm
TRAININGノスクラともクラノスともつかないやつ2左右とか決めていない
ヒゲ出ていない
C-1 C-1
ここは世界の東の果て。正確には日本という国のシンヨコハマという街で、今は新暦二〇二二年のクリスマス前。野犬に喰い破られたはずの腹は塞がっていて、クラージィ自身は吸血鬼となっていた。いったい何が起きたらそうなるのか。
わかっているのは『誰かが噛んだ』ということだけ。差し出された鏡の中には背後の壁しか映っていなかった。コツを教わってようやく映ったクラージィの顔は、赤い瞳と鋭い牙を備えていた。
「な、なるほど、それでいまも私は生きている、と……」
「で、『親』……貴方を噛んだ吸血鬼は?」
「わからない」
未明の街をさまよい、薦められるままに訪れた場所でクラージィが出会ったのは、あの日出会った『悪魔の子供』が立派に成長した姿だった。彼はあの日と同じ笑顔とクッキーでクラージィをもてなし、ドラルクと名乗った。あの日と違うのは、ドラルクの隣に丸い奇妙な動物がいることだ。名前はジョン。
2079ここは世界の東の果て。正確には日本という国のシンヨコハマという街で、今は新暦二〇二二年のクリスマス前。野犬に喰い破られたはずの腹は塞がっていて、クラージィ自身は吸血鬼となっていた。いったい何が起きたらそうなるのか。
わかっているのは『誰かが噛んだ』ということだけ。差し出された鏡の中には背後の壁しか映っていなかった。コツを教わってようやく映ったクラージィの顔は、赤い瞳と鋭い牙を備えていた。
「な、なるほど、それでいまも私は生きている、と……」
「で、『親』……貴方を噛んだ吸血鬼は?」
「わからない」
未明の街をさまよい、薦められるままに訪れた場所でクラージィが出会ったのは、あの日出会った『悪魔の子供』が立派に成長した姿だった。彼はあの日と同じ笑顔とクッキーでクラージィをもてなし、ドラルクと名乗った。あの日と違うのは、ドラルクの隣に丸い奇妙な動物がいることだ。名前はジョン。
kidd_mmm
TRAININGノスクラともクラノスともつかないやつ1左右とか決めていない
モジャでてこない
N-1 N-1
暖かい春の夜だった。そこだけ白く凍った地面を赤く染めて、抱き起した身体は体温を失っていく。肌に霜が降り始める。思慮深い光をたたえていた瞳が、とうとう黒いままその光を失っていくのを、ノースディンはただ見ているしかなかった。
やがて黄色い男が、霜に覆われてどこを見ることもなくなった目を閉じてやった。ノースディンが黄色い男を見上げると、黄色い男は首を振った。
その人間は数年前に短い言葉を交わしただけの悪魔祓いだった。あの夜、己の心に従ってノースディンたちを見逃した男。いまでは放逐された、神のしもべ。神が要らぬと言うならこの魂、『吹雪の悪魔』が貰い受ける。
あるいは、これが人間たちの言う『試練』であったのか。神がこの男をまだ導いていたというのなら、天上の国へ連れていくなり、奇跡でも起こすなり、やって見せるがよい。ノースディンはそのような気持ちで悪魔祓いの首に牙をたてた。
1670暖かい春の夜だった。そこだけ白く凍った地面を赤く染めて、抱き起した身体は体温を失っていく。肌に霜が降り始める。思慮深い光をたたえていた瞳が、とうとう黒いままその光を失っていくのを、ノースディンはただ見ているしかなかった。
やがて黄色い男が、霜に覆われてどこを見ることもなくなった目を閉じてやった。ノースディンが黄色い男を見上げると、黄色い男は首を振った。
その人間は数年前に短い言葉を交わしただけの悪魔祓いだった。あの夜、己の心に従ってノースディンたちを見逃した男。いまでは放逐された、神のしもべ。神が要らぬと言うならこの魂、『吹雪の悪魔』が貰い受ける。
あるいは、これが人間たちの言う『試練』であったのか。神がこの男をまだ導いていたというのなら、天上の国へ連れていくなり、奇跡でも起こすなり、やって見せるがよい。ノースディンはそのような気持ちで悪魔祓いの首に牙をたてた。
七奈★
TRAINING新作第11話「お金と聞いておりますが」
、の前にこういうやり取りがあればお雪さんがどのような人物が分かりやすくなると思う。オリジナル展開は大歓迎だし追加キャラを入れるなら見せ場は作って欲しいところ。晴れ着を着崩す弁天→すり寄るあたる→怒りのラムちゃん→レイが暴走→サクラとしのぶが怪力で阻止→最後はお雪が怒って氷漬け…などなど。「つまらない」で済ますのではなく改善策を上げるべきだ。
おむむ
DOODLE雪山でなんかれのさんビバーク小話書いてたらお外めっちゃ強風吹いてきたので思いついたこちらをぽいっ
ばあちゃんは寒いので麓で待機。世話係でクラとギュネも。
ぺたりありがとうございます。
そうですね、その抱き締め猛者誰でしょうね!私もとっても知りたいですね!動画付きで!はい!
古いのも発掘してくださってありがとうございます…ごはん美味しく食べられますように…😢 1775
suz_kisa
DOODLE昏き夢の垢ジャ最後からの捏造話③完(出来てないロナドラ)+クラとノス
勢い任せなので捏造設定多数。
クラさんの口調が不安定。
ノス戻ってきました。
拳兄は面倒見がいいと思ってます。
————————-
追加 先日のあかじゃでタコパ敗北卿になる以前に書いた物です。 3877
Oku12_hrak
SPOILER23巻アカウントジャック3日目すごかったですね……。あの美しい物語が胸に刺さって抜けなくて気がついたら2時間で書き上げてた。ノスクラというかノースさんの独白です。 13suz_kisa
DOODLE昏き夢の垢ジャ最後からの捏造話②(出来てないロナドラ)+クラとノス
勢い任せなので捏造設定多数。
クラさんの口調は不安定。
ノスは飛び回ってます。
ノスだけシリアスで、新横に移ると完全にギャグです。
————————-
追加 先日のあかじゃでタコパ敗北卿になる以前に書いた物です。 3265
suz_kisa
DOODLE昏き夢の垢ジャ最後からの捏造話①昨日の話なのでワンクッション
(出来てないロナドラ)+クラとノス
勢い任せなので捏造設定多数。
クラさんの口調は不安定。
ノスはお出かけ中。
————————-
追加 先日のあかじゃでタコパ敗北卿になる以前に書いた物です。 2969
マル犬
DOODLEモノクロ漫画の練習⚙兄妹×召喚師♀
うちの召喚師♀の名前についてのお話
最後の方かなり夢妄想強め
うちの召喚師♀は所謂『オリエク』と言われるものですが工クラという名前じゃなかったりします
漫画にしたので多分今後はバンバン名前出していくと思います() 13
gika_w_
TRAINING※クラとセルが仲良し(意味深)の世界線だよ※いつだって左右グラグラ不安定だよ!!!
この前描いてたものの没とMP足りなくて途中で断念したやつとか…ちょろっとしたの発掘しました✌️🥺 4
まめった
DOODLEコラボを見て、見た幻覚です。20数年前の在りし日の一枚。個人的にはクラトスさんは引率で言ったのではなく、ロイド君とジーニアスに招待されて行った、と思っています。ロイド君がここを選んだ理由は、この一枚があったから。
背景描けないので謎の青空でごまかしました。
色塗る予定でなかったので、色々ご容赦ください。
akarizaki
DONE祝クラロイデー!🎉祝イベント🎉傭兵・裏切り者・父親とクラトスの立場が変わってもロイドくんは仲間に支えられながら、変わらずまっすぐな目でクラトスを見るのがいいんですよね…
あと関係ないですがOVAのトイズバレー鉱山で無慈悲にロイドくんを蹴りつけるクラトスの図はさすがに昂りますね🥰
3枚目だけ懲りずにバニーロイド君 3