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    テキスト

    すずめ

    MEMOへーテキスト機能でござるかーってなったので、テストがわりに手元から適当に引っ張ってみました。

    現代びゃくしょーのつもりのやつ。
    詰め込んだ願望
    ・ジェッソトップ2の共闘
    ・戦場で役立つ入江様(大盛)
    ・薔薇の女王呼ばわりされる入江様(特盛)
    ・もうどうにかこじつけて入江様を盛りたい、という産物



    ◆白蘭を選ぶ正一くんの話
    (※ 一部、HEL/LSINGのオマージュみたいなところあります)


    鈍い鈍いと言われたこの頭でも、一度は“それ”を考えたことがある。
    もし彼が《もう一度》を願ったら。
    そのために力を惜しまぬと言い放ったら、と。


    唐突な呼び出しだった。
    指定場所は、見慣れた並中の校舎。
    その屋上へ君臨するように降り立った天使を、綱吉は食い入るように見上げた。

    「どうして! 白蘭!!」
    「だって、ああも見事な完敗って僕、初めてだったんだもの」

    にこりと、現代に戻ってから見てきたような邪気のない笑顔が綱吉へ返される。
    そう、邪気は、悪意は、感じないのに。

    「失敗したら、反省するでしょう? 反省したら、どうすればよかったか考えるでしょう?
    んでね?」
    「…………」
    「どうすればよかったかの算段がついたら、ほら、試したくなるじゃない?」

    両手を広げて、大仰な演者のように、白蘭は笑う。
    けれどきっと、 9612

    619ssom

    TRAININGうちよそで椋王と夜號のお話
    なんかテキスト上げられるぽいから試しに…。

    ただほんわりしたかわいい二人が書きたかったやつ。
    互いに信頼とかはしてるけど「好き」に気付く前かしら( ˘ω˘ )
    包まれる色


    今回うちの大将が落とした盗賊の集落は、聞いていたよりも規模が小さかった割に
    高価な金品や布、玉を多く隠していたらしい。
    俺が賊達を縛り終えて大将の元に戻る頃には、部下達が戦利品を抱えて大将に報告していた。

    普段 当主…大将の母親に楯突く奴等を懲らしめるだけなら、二度と歯向かうことの出来ない程度に叩きのめすんだけど

    今日大将の代わりに巳虺が言い付けられたのは

    「当主お気に入りの根菜が採れる集落のすぐ近くに、盗賊が拠点を置いたらしいから殲滅して来い」

    っつー事だった。

    賊が村近くを彷徨いちゃあ、安心して畑仕事も出来ないし
    当主が好きな根菜を届けるのも難しいってんで俺等が対処する事になり

    「最近鬱憤溜まってたし、賊残しても村に良い事ねぇから全部掃除すんぞ」

    …大将の鬱憤は当主からの「嫁はまだか」とか「跡取りを作れ」とかの小言が大半の原因なんだろう
    それを綿密に練った完璧な戦略で目標を達成する事により、苛立ちを発散させている節がある。
    賊を逃さず全て捕まえた上に戦利品が手に入ったとなれば、部下達も嬉しいもんだ。

    大将はぴかぴかした物に興味を示さないし、俺も高価な 3333

    masayuki

    MAIKINGテキスト投稿できるっていうから試しに「なんだ、たいしたことねえな」
     もう動いている人間はいない。あとは最終確認して報告するだけ――
    「あ……!?」
     待て待て待て待て。
    「っぶねぇ……!!」
     弾丸が肩をかすめて壁に命中した。避けきれなかったことに舌打ちするが、当たってしまったものは仕方がない。
     死にぞこないめがけて滑走する間に二発目、三発目が明後日の方向へ跳んでいく。照準がまるで定まっていない。
    「た、たすっ……助けてェ……っ!」
     上半身を抑えつけて腕をねじりあげると、ついさっきまで銃口を向けていた相手に命乞いを始めた。骨のある奴だったら面倒だと近接戦に持ち込んだが、徒労だったようだ。
     生命活動がすべて止まるまで温度を下げ、今度こそ息の根を止めた。姿形は残しておけという指示だ。それから、銃弾を頭部と心臓に一発ずつ。
     ターゲットが全員間違いなく死体になったことを確認して、ポケットから電話を取り出す。手筈通りメローネにコールすると、すぐに繋がった。
    「Pronto」
    「任務完了だ」
    「了解、報告しておく。他に何か伝えることはあるか?」
    「……問題ねえ。これから帰る」
     気を抜いて負傷したとは死んでも言いたくなかっ 591

    霧(きり)

    MEMOキリュウとカイとチギリノヒモの話。テキストも投稿できるということでお試し
    カイが一時期姿を消していたという前提です。出会いの話をまず書こうね
    - チギリノヒモ -
    「ふーん、これがチギリノヒモか」
     ハイカラスクエアのロビーの隣、坂の上に怪しげに佇むクマサン商会。その建物の中にふたりボーイが居た。
    「足ギアってことは、足に付けるんだよな?」
     青インクのボーイ、カイはそう訊きながら顔の前に紐を持ち上げじっと見る。
    「みたいだな。チギリは契りってことだろうけどどういうことなんだろう」
     バイトの報酬である紐を弄びながら黄緑インクのボーイ、キリュウが答える。
    「チギリ?」
    「約束ってこと」
    『それはね、願掛けをして身につけ、そのヒモが自然に切れたら願いが叶うと言われているんだ。とても素敵だろう?』
     そう言ったのは木製の身体を揺らすクマサンである。
    「あんたが言うと途端に不安になるな」
     キリュウはじっとりとした目で言う。
    『どういうことかな』
    「さぁ。それより、そろそろ次のシフト始まるんじゃないですか」
    『……そうだね。二人とも、今回もお疲れ様』
    「どうも」
    「おつかれさまでーす!」
     プツリと音を立て、木製の置物は動きを止めた。ふたりは建物を出て坂を下りる。そのまま、ゆったりとした足取りで駅に歩みを進める。
    「願いか……なぁ 884

    mitsu_ame

    DONEぽいぴくテキストテスト

    くりんばわんどろになるはずだったやつ
    大倶利伽羅が顕現したのは、8月の暑い盛りの頃。発足して4ヶ月を数える本丸の、15番目の刀だった。
    その時の近侍は山姥切国広で、「慣れ合うつもりはない」と言った大倶利伽羅に「では用がある時はコレを引くように」と言って己の布の端を掴ませたてさっさと歩きだした。手放してもよかったのだけれど、何故だか大倶利伽羅は持たされたばかりのそれを引いて「どこへ」と聞いた。
    「本丸内を案内する。最後に割り当ての部屋を教える。俺と同室だ」
    身体の殆どを布で覆っているせいで、どこを向いているのかもよくわからない男は籠った声で答えた。言い終わるとまたすたすた歩く。大倶利伽羅はやっぱり何故だかくたくたの布を手放せず、それを持ったまま後をついてまわった。これが顕現初日の話だ。

    降りてふた月もすれば、本丸での生活はおよそ落ち着いた。降りたのが少しばかり早かった山姥切国広は大倶利伽羅の教育係になって、はじめのやりとりが習慣になり、山姥切国広とともに居る時は彼の布の端を掴んでいた。そうしていると、なにくれとなく構ってこようとする周囲に対して山姥切国広が「俺がお勤め中なんだがな」と言うのだ。教育係であることを指しているら 2833

    ユズだったり味噌だったり

    PAST【DDDA】目指す背中〜ヴェルside〜
    友人がDDDAの自主従のSSにヴェルさん登場させてくれて、それがとてもニコニコしたので、そのヴェルさん視点を勝手書いたやつ…!文章で表現するの、慣れてないので、アレなんだけどテキスト投稿のベータ版ができたので、テストで。
    「……どうしたらそんなに強くなれるのかなって」
    そう言って、アディは真っ直ぐヴェルファイアを見上げた。

    それは、街道にたむろしていた、ゴブリン共を屠った後のことだった。
    アディは、最近ヴェルファイアが雇われている覚者だ。まだ幼さの残る少女で、最近覚者になったばかりだという。
    彼の主と比べれば、感情表現は希薄だが、真っ直ぐなまなざしをした少女で、最近剣をにぎったばかりだというのに、どんな敵にも臆することなく飛び込んでいく。
    それが、彼女のメインポーンのウィスタリアからすれば心配の種のようだが、これから経験をつめば、そこらの兵士には負けない剣士へと育つだろう。
    そう、思っていたのだが……思いがけない問いかけに、ヴェルファイアはまじまじと、アディを見る。

    「どうしたら──それは強くなる手段ということですか?」

    質問の意図を計りかねて、ヴェルファイアは問い返した。

    「うん、まあ、そうかな」
    「覚者様は女性ですし、筋力や体格から見ても私と同じようにというわけにはいかないでしょう」
    思ったままを応える。

    「ま、そうだよね」
    そう応えると、アディは少し肩を落とした。

    ……がっかりしたのだ 1734

    咲楽優

    MEMO他サイトにて公開しているサウンドノベルです
    バックログで文章を確認出来ないつくりにしていたのでテキストにしてみました
    タイトル【Endless road】
    ※約900字
     ダークファンタジー系
     一部残酷な表現が含まれます
      この物語はフィクションです

    (ひとりごと)
    確かにギャレリアの方が機能は豊富だけど私はこっちも好きです
    あるところにひとりの男がおりました
    男は頭からマントをかぶり、手にはつえを持っています
    その男がどこからやって来たのかは分かりません
    男はある目的を胸に、旅をしていました

    男は旅をしています
    あるとき、耳の長い少年が声をかけてきました
    「ねえ、君はどうしてつえをついているの?」
    男はこう答えました
    「私は足が不自由だからだよ」
    男は曲がった足をさすりながら言いました

    =男は昔、ある国の王様でした=

    男は旅をしています
    あるとき、羽の生えたおじいさんが声をかけてきました
    「おぬしはどうしてマントをかぶっているのじゃ?」
    男はこう答えました
    「それは、私の顔が醜いからだよ」
    男はマントを深くかぶりながら言いました

    男は旅をしています
    あるとき、尾びれの生えた女が声をかけてきました
    「あなたはなぜ旅をしているの?」
    男はこう答えました
    「ひとりぼっちはさみしいからだよ」
    男は遙か彼方を見つめながら言いました

    =男は昔、大きな罪をおかしました=

    花ほころぶ丘をこえ、砂塵(さじん)の嵐をぬけました
    海を渡り、広い草原にたどり着いたところで男は腰をおろします
    野原にはゆるやかな風が吹い 943

    リク(riku)

    MAIKINGテキストアップロードテスト投稿
    ※前に画像として載せたものです。

    来た来た来た来た!!お話も載っけること出来る機能とか……良いぞ良いぞ!!
    無事正式に機能追加しますように……!お願いします……!

    はろいん用のお話もそろそろ仕上がり……そうで……す(多分……)
    遅くても10月中には入稿したい……
    1017
    小話1
    勇者とエマ(ほんのうっっっっすらですが主→シル)
    成人の儀式を終えて。

    成人の儀式、か……。あの景色はとても綺麗で凄かったのは確かだ。確かだけど……わざわざ登らなくてもいいんじゃないかい? 麓で神の岩に向かって祈りを捧げる、でもいいんじゃないかい?


    「って思うけど、このしきたりずっと続くんだろうなぁ……」


    イレブンは隣を歩くエマに気づかれないよう小さく溜息を吐く。視界に入る無邪気な笑顔で走り回る子供達に「あの子達もあの岩に複数……最悪一人で登るんだよなぁ……頑張れ〜」とエールを送る。その時は自分も見送る側か……と思った時、エマがイレブンへと声を掛けてきた。


    「ねぇ。頂上からの景色、とっても綺麗だったね」
    「うん」
    「イレブンは……また見たいって、思ったりする」
    「そうだね……」


    立ち止まり振り返る。視線の先にある巨大な大岩の遥か頂をじっと見つめ、少年……いや青年は口を開いた。


    「一緒に見たいって思う人が出来たら……また見たいかもしれない」
    「……そっか」


    どうしてそう思ったかは、イレブン自身もよくわかっていなかった。でも言わずにはいられなかった。
    もし 2928