三井
玖堂らいか@SD再燃中
DONE三井夢小説(R18・ハロウィン企画)夢オンリーイベントの閉会に10分間に合いませんでした!ただ致しているだけです…初めてのR18小説ですよ…頑張った、褒めて…(がくり)注↑18years/YorN ? 8
saibashi255
DONEなんでも大丈夫なひと向けリョ(→)三くらいの感じです。
オリキャラの女子(しぶのシリーズの2話と3話で名前だけ出てきた女子)と三井さんが噂になる話です。
完成したのでしぶにも同じものを載せてます。
ある噂 二年の布瀬が三年の三井に告白した、という噂は二年一組の教室にもすぐに回ってきた。
それを聞いたとき、へぇ、三年にはオレの知らない三井がいるんだなとまず思った。しかし間を置かず、どうやらくだんの男は数ヶ月前バスケ部に復帰した、元ヤンで人相の悪い三井であるという続報が耳に入る。そんな三井はひとりしかいない。
教室は、にわかにざわめいた。
「あの布瀬さんが?」
「まじかよ、ショックだわー」
男子生徒たちが驚き、大声で嘆き合う声をオレは聞くともなしに聞いていた。
たしかに驚いた。あの布瀬が、男子生徒に告白を?
二年五組の[[rb:布瀬 > ふせ]]南。女子バスケットボール部のエースで新キャプテン。二年生どころか、他の学年でも知らない生徒のほうがめずらしいんじゃなかろうか。
11700それを聞いたとき、へぇ、三年にはオレの知らない三井がいるんだなとまず思った。しかし間を置かず、どうやらくだんの男は数ヶ月前バスケ部に復帰した、元ヤンで人相の悪い三井であるという続報が耳に入る。そんな三井はひとりしかいない。
教室は、にわかにざわめいた。
「あの布瀬さんが?」
「まじかよ、ショックだわー」
男子生徒たちが驚き、大声で嘆き合う声をオレは聞くともなしに聞いていた。
たしかに驚いた。あの布瀬が、男子生徒に告白を?
二年五組の[[rb:布瀬 > ふせ]]南。女子バスケットボール部のエースで新キャプテン。二年生どころか、他の学年でも知らない生徒のほうがめずらしいんじゃなかろうか。
玖堂らいか@SD再燃中
DONE三井夢・長編連載 第6話 「ごめんね」と「ただいま」と桜の下の約束の話第6話女子バスケット部だけでなく剣道部にも所属している✿の朝は早い。剣道場での朝練に参加するためだ。
県大会を最後に引退のつもりでいるが、今年はどこまで行けるのだろうか。
人数が少ない剣道部とは言え、初戦を前に気合の入る部長や部員の士気を見ていると、自分も身が引き締まる。
「けがもあったし無理しなくていいとは言われたけど、体動かしたいのも本音なんだよね…。」
ひとり呟いて、ガラリと自分の教室のドアを開けると、まだ誰もいない教室の自分の席の前に、立っていた長身の男が振り返った。
(なんというか…既視感だねこれ!?)
一度教室に寄り、鞄だけ置こうと思ったが、計画変更はやむをえまい。
「…間違えました。」
迷わずガラガラとドアを閉めようとすると、男は猛ダッシュでドアに詰め寄った。
9829県大会を最後に引退のつもりでいるが、今年はどこまで行けるのだろうか。
人数が少ない剣道部とは言え、初戦を前に気合の入る部長や部員の士気を見ていると、自分も身が引き締まる。
「けがもあったし無理しなくていいとは言われたけど、体動かしたいのも本音なんだよね…。」
ひとり呟いて、ガラリと自分の教室のドアを開けると、まだ誰もいない教室の自分の席の前に、立っていた長身の男が振り返った。
(なんというか…既視感だねこれ!?)
一度教室に寄り、鞄だけ置こうと思ったが、計画変更はやむをえまい。
「…間違えました。」
迷わずガラガラとドアを閉めようとすると、男は猛ダッシュでドアに詰め寄った。
玖堂らいか@SD再燃中
DONE三井夢・長編連載 第5話 バスケ部襲撃事件の話です。お待たせしました。やっと三井が出てきますよ!(そりゃそうだ)第5話第5話
「扉を閉めろ!カーテンも全部だ!」
普段穏やかに話す副部長・木暮の焦るその大きな声とともに、✿は体育館を飛び出した。
(私じゃだめだ、私だけじゃあいつらは、三井は止められない。)
「助けて、赤木君…!」
(もうそろそろ課外事業が終わるはず。大事にはしちゃいけないけど、それでも…!)
一段飛ばしに階段を駆け上がる。3階に着くとさらにスピードを上げ、理科実験室へ駆ける。一つ手前の教室で、授業終了のチャイムが鳴った。
「さて、部活にいくとするか…。」
準備室を出て、廊下を曲がると、赤木の前に✿が息切らして待っていた。
「はぁっ、はぁっ…はっ……。」
「✿?どうした」
✿は泣きそうな顔をして、赤木に懇願した。
「赤木君、助けて…!三井が…バスケ部に…!」
6875「扉を閉めろ!カーテンも全部だ!」
普段穏やかに話す副部長・木暮の焦るその大きな声とともに、✿は体育館を飛び出した。
(私じゃだめだ、私だけじゃあいつらは、三井は止められない。)
「助けて、赤木君…!」
(もうそろそろ課外事業が終わるはず。大事にはしちゃいけないけど、それでも…!)
一段飛ばしに階段を駆け上がる。3階に着くとさらにスピードを上げ、理科実験室へ駆ける。一つ手前の教室で、授業終了のチャイムが鳴った。
「さて、部活にいくとするか…。」
準備室を出て、廊下を曲がると、赤木の前に✿が息切らして待っていた。
「はぁっ、はぁっ…はっ……。」
「✿?どうした」
✿は泣きそうな顔をして、赤木に懇願した。
「赤木君、助けて…!三井が…バスケ部に…!」
玖堂らいか@SD再燃中
DONE弊サークル設定のmti夢・長編連載です。なかなかmtiが出てこない、湘北高校の青春生活。ゆるバス、始動編です。※演出上、校内暴力の表現があります。苦手な方は自衛をお願いいたします。
第二話二学期が始まって1ヶ月が過ぎた10月の半ば。
職員室の引き戸がガラリと開き、くぐるようにして大柄な男子生徒が出てきた。
「失礼しました。」
「ああ、赤木君、ちょっと良いですか?」
四半期ごとに出す、体育館の利用申請書を出し終えた、2年生の男子バスケット部新主将の赤木剛憲は、帰り際、バスケ部顧問の鈴木先生に呼び止められた。
「実は、職員会議で体育用具入れにある、女子バスケット部の備品をそろそろ処分してはどうかと言う話が出ているんです。」
「えっ、女バスですか…?」
赤木は眉をひそめた。
男子・女子両バスケット部の顧問を務める、鈴木先生から赤木が聞いた事情としてはこうだ。
女子バスケット部の部員がいなくなり、事実上の廃部となって4年たつが、その間に入部希望者がないものの、ボールやロッカーなどの備品が未だに残されている。
7762職員室の引き戸がガラリと開き、くぐるようにして大柄な男子生徒が出てきた。
「失礼しました。」
「ああ、赤木君、ちょっと良いですか?」
四半期ごとに出す、体育館の利用申請書を出し終えた、2年生の男子バスケット部新主将の赤木剛憲は、帰り際、バスケ部顧問の鈴木先生に呼び止められた。
「実は、職員会議で体育用具入れにある、女子バスケット部の備品をそろそろ処分してはどうかと言う話が出ているんです。」
「えっ、女バスですか…?」
赤木は眉をひそめた。
男子・女子両バスケット部の顧問を務める、鈴木先生から赤木が聞いた事情としてはこうだ。
女子バスケット部の部員がいなくなり、事実上の廃部となって4年たつが、その間に入部希望者がないものの、ボールやロッカーなどの備品が未だに残されている。
玖堂らいか@SD再燃中
DONE弊サークル設定のmti夢・長編連載です。mti夢ですが、夢主が湘北高校で青春する話でもあるので、甘さ控えめで、多くのキャラとの関わりがあります。(夢主:✿ 夢主の親友:♦)
※演出上、校内暴力に関する表現があります。苦手な方は自衛をお願いいたします。
第1話 九月一日の始業式。一通りのホームルームが終わると、
担任は朝から話題になっていた、「今日から一つ増えた机」の話を始めた。
「どうぞ、入ってきてください。」
そういうと、背の高い真新しい制服を着た女子生徒が入ってきた。
担任がカツカツと几帳面な字で黒板にその少女の名前を書いた。
「今日からみんなのクラスメートになる、✿さんだ。」
「✿です。よろしくお願いします。」
簡単な紹介ののち、✿は出席番号の一番後ろの席に座った。
今学期の目標だの、提出物だの、予定だの、配布資料だのの説明をしたのち、いつもよりだいぶ長かったホームルームが終わり、クラスは解散となる。
✿がすれ違うクラスメイトと目が合うたびに「よろしく」と軽く会釈をしながら、
7059担任は朝から話題になっていた、「今日から一つ増えた机」の話を始めた。
「どうぞ、入ってきてください。」
そういうと、背の高い真新しい制服を着た女子生徒が入ってきた。
担任がカツカツと几帳面な字で黒板にその少女の名前を書いた。
「今日からみんなのクラスメートになる、✿さんだ。」
「✿です。よろしくお願いします。」
簡単な紹介ののち、✿は出席番号の一番後ろの席に座った。
今学期の目標だの、提出物だの、予定だの、配布資料だのの説明をしたのち、いつもよりだいぶ長かったホームルームが終わり、クラスは解散となる。
✿がすれ違うクラスメイトと目が合うたびに「よろしく」と軽く会釈をしながら、
shika_sd1114
PROGRESS11/23発行予定の新刊『あんたに呪いをかけてやる』のサンプル兼進捗報告です。己の尻叩き用に書き上げた進捗をちょくちょく上げていきます。
更生前の文章なので、誤字脱字諸々あると思いますがお見逃しください……
タイトルが不穏だけど、中身はそんなことないと思います…!
R-18箇所もあります。頑張って仕上げたいです…
あんたに呪いをかけてやる「センパイ」
そう言った流川の顔は、ほわりとあたたかい、そしてその瞳の奥に確かな熱を持っていた――
***
卒業式の日は、雨だった。
花冷えのする体育館で行われた卒業式は、じわじわと三井の足元の体温を奪っていく。なんでこんな時期にやるのかね……と心の内で悪態をついた。
父母会から贈られたコサージュは誇らしく三井の胸元を飾っていたが、本人はそれどころではない寒さに早く式が終わることを願うのに精一杯だった。
――それから、流川。
先ほど廊下ですれ違った流川は三井を呼び止めると、なかなかその先を切り出そうとしなかった。思い立ったら即行動…とまではいかないが、こうと決めたらこう、というヤツなのでモジモジしているのは珍しい。
10828そう言った流川の顔は、ほわりとあたたかい、そしてその瞳の奥に確かな熱を持っていた――
***
卒業式の日は、雨だった。
花冷えのする体育館で行われた卒業式は、じわじわと三井の足元の体温を奪っていく。なんでこんな時期にやるのかね……と心の内で悪態をついた。
父母会から贈られたコサージュは誇らしく三井の胸元を飾っていたが、本人はそれどころではない寒さに早く式が終わることを願うのに精一杯だった。
――それから、流川。
先ほど廊下ですれ違った流川は三井を呼び止めると、なかなかその先を切り出そうとしなかった。思い立ったら即行動…とまではいかないが、こうと決めたらこう、というヤツなのでモジモジしているのは珍しい。
koala_sasa_
DONE【天上天下三井独尊5】展示漫画(加筆後)当初4ページで展示していましたが、不完全燃焼ぎみだったので、真ん中の2ページを加筆修正しました!
ひたすら甘いだけの流三です❤️
18↑?
y/n 5
koneko_lime
PAST「高2三井とバスケと宮城」(タイトルなかったのでつけました)独尊5オンイベ用に描いた漫画です。
「つづく」になっちゃったので、続きはまたの機会に描きます。
※イベントの時に投稿してたものをうっかり削除して上げ直してしまったので、その時に頂いていたリアクションが消えてしまいました(泣)。
色々顔文字とか下さった皆さまありがとうございました。 3
monami_s07d
DOODLE2月発行目標で進めているリョ三原稿の進捗をアップします〜!82ページ予定成人後プロリョミ
ノンケで女性経験多数なのに、いつもすぐフラれてしまう三井
そんな三井の願望は『女性のように組み敷かれたい』というもの
隠しきれない願望によって、女性からはいつも「三井くんってもっとオラオラしてる感じだと思ってた」と言われてしまう
そのことをリョに相談すると「じゃあオレとしてみます?」と言われ… 13
アヤメ
DONEピクリエ開催「天上天下三井独尊5オン」展示6ページ・流三まんがです。三に口内炎ができて唇へのキスをお預けされる流のおはなし。
イベント終了後しばらくはpass付きで見れるようにしています【2人の背番号4桁】
もし見切れなかった方いらっしゃったら、お時間のある時にでもどうぞ! 6
sodapine08
DONE高2×高3秋ごろのリョ三リョーちんを好きで拗らせた三井の話
結局全年齢に。
あおくてすっぱい 秋も深まり、冬の選抜に向けてオレたち湘北バスケ部は今日もしっかりと練習に励んでいた。
新キャプテンに就任した宮城は、始めのうちはキャプテンという立場に気負ってしまってやたらと厳しくしていた。元から備わっていたキャプテンシーが上手く発揮されずに迷走しまくっていて、ケンカしながらも伝え続けているうちになんとか本来の宮城の良さがでているチーム作りをするようになってきている。
練習を終え、へとへとの汗だく状態でロッカールームに向かうと、後輩たちが盛り上がっていた。いつもであれば、練習後はみんな疲れ果てていて、言葉少なに着替えて帰っていくのに、今日はどうしたのだろうかと気になった。
入ってきたオレに気づいた佐々岡が、お疲れ様ですとあいさつして、みんなが話を中断させた。
9270新キャプテンに就任した宮城は、始めのうちはキャプテンという立場に気負ってしまってやたらと厳しくしていた。元から備わっていたキャプテンシーが上手く発揮されずに迷走しまくっていて、ケンカしながらも伝え続けているうちになんとか本来の宮城の良さがでているチーム作りをするようになってきている。
練習を終え、へとへとの汗だく状態でロッカールームに向かうと、後輩たちが盛り上がっていた。いつもであれば、練習後はみんな疲れ果てていて、言葉少なに着替えて帰っていくのに、今日はどうしたのだろうかと気になった。
入ってきたオレに気づいた佐々岡が、お疲れ様ですとあいさつして、みんなが話を中断させた。
tensen
DONE「またしても何も知らない三井寿 1」【天上天下三井独尊5(延)〜天高く三受肥ゆる秋〜】展示用
パスはオンイベのお品書きに明記してあります。
プロになった湘北の5人が、日本代表選手としてW杯予選に出る話。
流三ですが、序盤なので流川と三井は後半にちょろっとで、今回は湘北スタメン5人を順番に、で今後続きます。
校正はぜんぜんしていない。そしてモブブースター視点です。
パス 流三背番号 10393
iz_sd_37
DONE三井が手を怪我して、風呂場でイチャつく話。既刊「流されるなら今にして」のふたりのその後のつもりですが、こちら単体で特に問題なく読めます。
※ごく軽度の♡・濁点喘ぎ。
※本番の描写はドラクエの宿屋程度です。
パスワード:18歳以上ですか?(y/n) 2722
k__nme
DONE天上天下三井独尊5 展示夏インテで発行した one room. の続きです。
nba流川(アメリカ)×bリーガー三井(日本)
久しぶりのオフに日本に帰ってきた流川が三井の暮らすマンションで過ごす朝の一コマ
年内か年明けくらいにこの展示漫画のお話を一冊にまとめた
one room next. を発行予定です!
ぜひお手に取ってください〜〜 8
mot01_
DONE天上天下三井独尊5で展示してた小説ですpixivでも公開してます→ #pixiv https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=20820338
パス→「7s214」
※三井と宮城がプロで同棲してる。令和軸。 4525
akkkkkkira053
DONE天上天下三井独尊5オン延長戦全年齢 展示作品『LastLoveLetter』
鉄男×三井 鉄男が三井と少しだけ手紙を交わす風の設定。
描かれていない部分は想像にお任せするタイプの散文です。
▼全年齢
三井に対する愛と、鉄男への愛、三井からの愛。
photo by 昶 5
掘っとこケツ太郎♂由哉
DOODLEあの広告、三井寿にしか見えん…https://x.com/7yu_ya4/status/1709889322009481366?s=46&t=Z27JXtDQjMpjXvazvRtNaA
뀰사마
DOODLE-Nah Tetso, did you say you are about to go out for work?'...'
-Hello?
'...'
-Seems like you don't give a shit about your job anymore
[Te's fingers wonder around Mitchi's body]
-Work, my ass
玖堂らいか@SD再燃中
DONE第四話第四話
「うわー、こりゃひでぇな、かわいそうに。」
「なぁ洋平、この子って…。」
「あーうん、多分そうだろうなぁ。」
「なんか、本当にいたんだな。」
「そりゃいるだろうよ。ここの制服だったんだから。まぁ、卒業しちゃってる可能性もあったけどな。」
「うぅっ…」
何人かの話す声が聞こえて✿の意識が浮上する。
「あ、目ぇ開けた。おーい、あんた、だいじょぶかぁ?」
開いた視界に映るぼんやりした黒い人影。少しずつ✿の意識がはっきりしていく。目の前にいるのは四人の男達だった。
「やっ…!」
本能的な恐怖から✿は必死で逃げようとする。
「あー、怖がんないでだいじょぶよ!」
落ち着いて、とジェスチャーで示す、金髪のリーゼントの男。
「なんかでかい音がしたからさ、覗いてみたらあんたが倒れてたから来てみたんだよ。」
8934「うわー、こりゃひでぇな、かわいそうに。」
「なぁ洋平、この子って…。」
「あーうん、多分そうだろうなぁ。」
「なんか、本当にいたんだな。」
「そりゃいるだろうよ。ここの制服だったんだから。まぁ、卒業しちゃってる可能性もあったけどな。」
「うぅっ…」
何人かの話す声が聞こえて✿の意識が浮上する。
「あ、目ぇ開けた。おーい、あんた、だいじょぶかぁ?」
開いた視界に映るぼんやりした黒い人影。少しずつ✿の意識がはっきりしていく。目の前にいるのは四人の男達だった。
「やっ…!」
本能的な恐怖から✿は必死で逃げようとする。
「あー、怖がんないでだいじょぶよ!」
落ち着いて、とジェスチャーで示す、金髪のリーゼントの男。
「なんかでかい音がしたからさ、覗いてみたらあんたが倒れてたから来てみたんだよ。」
玖堂らいか@SD再燃中
DONE連載しているmti夢の一部の話ですが、今回は幕間で夢主が転校する少し前の話。mtiは出てきません。ご了承ください。※演出として医療行為に関する表現が出てきます。素人の書いたものですのでご了承ください。
幕間閑話- 幕間閑話 -
季節は8月の半ば、まだまだ秋の気配には遠そうだ。
湘北高校への2学期編入手続書類を提出した帰り、新品の制服を着て歩く。パフスリーブに襟のライン。ふわりと揺れる赤いリボンが可愛らしい。ベストも腰のラインがキュッとしていてスタイルよく見せてくれる。だれもいないのをいいことに、くるりくるりと、ステップを踏んで回ってみたり。
校則もゆるいみたいだし、ソックスはどんなのにしようかな?この長くて邪魔な髪もこの際思い切ってバッサリ切っちゃおうかな。そんなことを考えながら細い道を歩いていく。この住宅街を抜ければ駅までの近道らしい。
すると、突然男の人の慌てた声がした。
「親父!親父!しっかりしろ!親父ー!!」
8202季節は8月の半ば、まだまだ秋の気配には遠そうだ。
湘北高校への2学期編入手続書類を提出した帰り、新品の制服を着て歩く。パフスリーブに襟のライン。ふわりと揺れる赤いリボンが可愛らしい。ベストも腰のラインがキュッとしていてスタイルよく見せてくれる。だれもいないのをいいことに、くるりくるりと、ステップを踏んで回ってみたり。
校則もゆるいみたいだし、ソックスはどんなのにしようかな?この長くて邪魔な髪もこの際思い切ってバッサリ切っちゃおうかな。そんなことを考えながら細い道を歩いていく。この住宅街を抜ければ駅までの近道らしい。
すると、突然男の人の慌てた声がした。
「親父!親父!しっかりしろ!親父ー!!」
玖堂らいか@SD再燃中
DONE第三話季節は流れ、赤木達は高校三年生に進級した。
桜の花の時期は終わり、ツツジや藤の時期にさしかかる。
陵南高校での練習試合の課題を持ち帰り、気持ち新たに湘北高校バスケ部は練習に励んでいた。
「よぉし、今日の練習はここまで!」
「あざっしたっ!」
体育館中に部員たちの張りのある声が響く。
「お疲れ様でしたー!みんな頑張ったね紅白戦!」
体育館の扉付近にいた赤木晴子を始めとした見物客からパチパチと拍手が溢れる。
「桜木君、日に日に成長していくね、レイアップものにしてきてる感じするわよ!」
「さすがはハルコさん、話がわかる!!」
✿も赤木と木暮に話しかけた。
「どうにかまとまりそうでよかったね、バスケ部。」
「ああ、そうだな。宮城も退院して無事に戻ってこられたしな。」
4618桜の花の時期は終わり、ツツジや藤の時期にさしかかる。
陵南高校での練習試合の課題を持ち帰り、気持ち新たに湘北高校バスケ部は練習に励んでいた。
「よぉし、今日の練習はここまで!」
「あざっしたっ!」
体育館中に部員たちの張りのある声が響く。
「お疲れ様でしたー!みんな頑張ったね紅白戦!」
体育館の扉付近にいた赤木晴子を始めとした見物客からパチパチと拍手が溢れる。
「桜木君、日に日に成長していくね、レイアップものにしてきてる感じするわよ!」
「さすがはハルコさん、話がわかる!!」
✿も赤木と木暮に話しかけた。
「どうにかまとまりそうでよかったね、バスケ部。」
「ああ、そうだな。宮城も退院して無事に戻ってこられたしな。」
chou_seki
DONEラタトゥーユとキス/8頁リョーちゃんが三井の手作りラタトゥーユを味見する話です。大1×高3。
書き始めたあとで、
#イチャイチャしてる三リョはなんぼあってもええ
のタグに出会って、とても励まされました。感謝です! 9
Hekoten10
MAIKING流リョ。花と恋と涙にまつわる2人の話。⚠️花吐き病パロ。捏造いっぱい。三井が出張るけど恋愛感情はない。
花降る夜明けのモラトリアム[1] 目の前がパチパチと瞬く。それはまさに閃光だった。
電光石火と噂されたのも頷ける。深い緑色をした石が太陽の光を反射して視界が弾けた。きゅうっと窄んだ虹彩の隙間から入り込んできたその閃光は縦横無尽に脳内を駆けて、海馬やら前頭葉やら大事な器官のあちらこちらをじくじくと焦がしていった。
雷鳴のようなこの衝撃と衝動は何なのか、答えは持ち合わせていなかった。汗と呼吸と夏の空気で僅かに湿った体育館で、心臓の裏に仕舞われていた導火線の先にボッと火が灯るほど熱い出会い。少なくとも流川はそういう認識をしている。これまで色んな怪我をしてきたが、こんな内側を焼く痛みは初めてだった。ヒリつくのにそれでいてじんわりと染み込んでいくような、近くに居て落ち着くような声と体温を持っている人間は初めてで。また明日会えることが嬉しいと思える珍しい人だった。
9315電光石火と噂されたのも頷ける。深い緑色をした石が太陽の光を反射して視界が弾けた。きゅうっと窄んだ虹彩の隙間から入り込んできたその閃光は縦横無尽に脳内を駆けて、海馬やら前頭葉やら大事な器官のあちらこちらをじくじくと焦がしていった。
雷鳴のようなこの衝撃と衝動は何なのか、答えは持ち合わせていなかった。汗と呼吸と夏の空気で僅かに湿った体育館で、心臓の裏に仕舞われていた導火線の先にボッと火が灯るほど熱い出会い。少なくとも流川はそういう認識をしている。これまで色んな怪我をしてきたが、こんな内側を焼く痛みは初めてだった。ヒリつくのにそれでいてじんわりと染み込んでいくような、近くに居て落ち着くような声と体温を持っている人間は初めてで。また明日会えることが嬉しいと思える珍しい人だった。