明治
ふぅ_
DOODLE敬老の日の妄想🥳⚠️⚡️じいちゃんの若い時(幕末)
⚠️喫煙
先祖代々武士(旗本)なんじゃなかろうかという妄想。最初は攘夷派だったじいちゃんだけど…。
明治時代にはシガレットが普及していたみたいだから、どこからか🚬手に入れたのだろう。ハイカラなじいちゃん。
三船敏郎さん(の竜馬かな?)をベースに
じいちゃんもともと小柄かな?縮んだかな?
超⭐︎妄想 鳴柱
ドラマ「猫侍」の設定がいいなと思ったので一部お借りしています。
🐈⬛
幕末の江戸
とある下町の長屋に近づくひとりの若い侍がいた。
「かみなり鬼」と称される凄腕の剣士がいるという噂を聞きつけ、剣術の教えを請いにきた「じいちゃん」すなわち桑島慈吾郎である。
その剣客は桜の花びらのような眉毛がついた「善逸」という名前の太った白い猫を飼っている。首には勾玉の根付けがついている。組紐の色は青。
この猫が木に登って降りられず鳴いているところを助けようとして雷に打たれ「毛という毛が黄金色になった」という。
そのために、桑島に“異人”と間違われて斬られそうになる。
そこは居合の達人。鞘離れから納刀まで速すぎて見えないといわれているだけに桑島はあっという間に返り討ちにあう。実力は確かなようだ。
剣術の稽古をつけて欲しいと頼んだら、鰻を奢らされ勝手に継子にされた。
正体は鬼殺隊の鳴柱
元加賀藩剣術指南役で「霹靂一刀流」の免許皆伝。
切腹の介錯を拒んだことが原因で奉公先をリストラされ浪人となる。いろいろ素性を隠している上、剣術以外に取り柄がないため仕事が見つからず困窮した生活を強いられている。
好物は甘いもの。極度の猫舌で熱いものが食べられない。
饒舌で「メンドくせ~」や「だよね~」などフランクな言葉遣いをする。
怖いときや気分が乗ってきたときなどは自身のテーマ曲(?)を(心の中で)口ずさむ。
乙女座のB型(自称)
本名は公表していない
生まれも育ちも江戸
kinokohaus
DONE既刊『Life Goes On』の明治軸の二人です。既刊を読んでいなくても単独で読めます。なんでも大丈夫な方のみでお願いします。SSに出ていない設定として鯉登には彼が部下を守るための協力者だった妻がいます。妻は将校の娘で英国に私費留学し化学薬学を勉強していました。元々続きの話として明治軸を書いている中の一つの話を抜き出したものです。
朔一九一〇年四月朔日
旭川の春は名ばかりで明け方は氷点下になることも珍しくはない。遠く彼方からガタガタと玄関扉が風に揺らされている音が聞こえてくると、一気に意識が浮上して飛び起き、寝室を飛び出して襖を開け玄関へ一目散に走ってしまう。
そしてそこに誰もいないことを確認して白いため息を吐く。
半月より少しふっくらと膨らんだ月の光が緩やかにあたりを照らすかはたれどきの、まだ来ぬ夜明けを待つ空には小さな星々が瞬いていた。
吐き出した息が風に白く舞い散って、煙のように消えていくのを眺めていると、一つ大きな輝きがすい、と明ける前の空を流れていった。
強い風が吹き付け、身を切るような寒さに身を縮めて自らの肩を摩り、早すぎる目覚めに再び寝床へ身を潜らせる。
1549旭川の春は名ばかりで明け方は氷点下になることも珍しくはない。遠く彼方からガタガタと玄関扉が風に揺らされている音が聞こえてくると、一気に意識が浮上して飛び起き、寝室を飛び出して襖を開け玄関へ一目散に走ってしまう。
そしてそこに誰もいないことを確認して白いため息を吐く。
半月より少しふっくらと膨らんだ月の光が緩やかにあたりを照らすかはたれどきの、まだ来ぬ夜明けを待つ空には小さな星々が瞬いていた。
吐き出した息が風に白く舞い散って、煙のように消えていくのを眺めていると、一つ大きな輝きがすい、と明ける前の空を流れていった。
強い風が吹き付け、身を切るような寒さに身を縮めて自らの肩を摩り、早すぎる目覚めに再び寝床へ身を潜らせる。
Lemon
DONE🌙お誕生日おめでとうございます!!!!!!!!!!現パロ鯉月の小説。全年齢。
軍会イベント参加記念の小説です。
※誤字脱字など、チェックできていないので後で修正します。
※はるか昔の明治時代を駆け抜けた人たちに似たような登場人物が出てきますが、当て馬も浮気も一切ありません。100%安心安全の鯉月設計でお送りします。
お誕生日おめでとう!!!
酔いどれエイプリルフール慣れない苦味が喉を滑り落ちて、かっと腹の方からの熱が全身に広がる。もう既に頭は朦朧としていて、我ながら吐き出す息は酒臭く、鼻を摘まみたくなった。俺の鼻に摘まめるほどの高さがあればの話だが。鼻を摘まむ代わりにアテを少し摘まみ、再びジョッキをグイっとあおる。
エイプリルフールの日に年甲斐も無く酔っぱらうことが、ここ数年間の月島の恒例行事となっている。
三十路の大人がする飲み方じゃないのは分かっている。
分かっているが、この日は正体が分からなくなるくらいに酔っぱらいたいのだ。だが、同時に、この日だけは酔いつぶれることなく、なるべく長い間、酔っぱらっていたい。酒の美味さだとか、種類ごとの味の違いだとか、俺にはさっぱり分からない。貧乏人の舌にそんなことは判別できないのか、俺が味音痴なのか。そもそも酒には嫌な思い出しか持たないから、味わおうとすらしていないのが正直なところだ。
18457エイプリルフールの日に年甲斐も無く酔っぱらうことが、ここ数年間の月島の恒例行事となっている。
三十路の大人がする飲み方じゃないのは分かっている。
分かっているが、この日は正体が分からなくなるくらいに酔っぱらいたいのだ。だが、同時に、この日だけは酔いつぶれることなく、なるべく長い間、酔っぱらっていたい。酒の美味さだとか、種類ごとの味の違いだとか、俺にはさっぱり分からない。貧乏人の舌にそんなことは判別できないのか、俺が味音痴なのか。そもそも酒には嫌な思い出しか持たないから、味わおうとすらしていないのが正直なところだ。
hasune_omt
DONEいつもきかない私の少尉殿!出張版展示作品です。明治軸。陸大受験を目指す鯉登と自分の役目の終わりを考える月島の話。ふわっとした知識で書かれた短いハピエン話です。直接の描写はありませんが性行為を匂わせる発言があります。パスはサークルカットから確認できます。 4278
あああ唯
DOODLEデキてる明治ズ明治でデキてたら兵営ロマンスだし仲違いして●し合うまで含めてドラマだしラブラブ時期に褌ズラして●●●●とか最の高だし逆にプラトニックラブもいいしで、普段現パロで好き勝手しすぎて明治の方が冒険み感じてしまう時差ぼけっぷり
軍服坊主だらけの中お互いに気付くの最速だといいなぁと思ったけど誰から見ても二人は色白で見つけやすそう 2
ほっき貝
DOODLE少し大仰な古めかしい言葉使い(武家言葉なの?)が似合うコイちゃんだからふ○りって言わせたい あと勿論明治に兎饅頭はないだろうけど 発明や発見wa以下略 (そう思い書き始めたが着地点を見失ってもう立ち消えた)(旭川か小樽かも見失った) 17内蔵太
DONE遊郭に入り浸って帰らない榎木津と楼主の依頼で精算して家に帰したい木場の榎木場遊郭パロ描いた。多分明治くらい吉原○上の真っ赤な布団部屋が大好きなので描いた
とりあえず花魁は呼ばなくても良くなったし、遊郭で起こる揉め事とかだいたい解決してくれるのでやっぱり家には帰らないみたい 3
あああ唯
SPUR MEうさお男女服の話②(おわり)
ほんの一部だけアダルト有
今、ゴ全巻友人に貸してるので鯉の口調確かめられずちぐはぐ感満載です
しよって?しおって??
そもそも現パだから明治で言ってる口調そっくりは持って来られない感あるし私に鯉は難しい。でも現代でも貴様って言ってほしい。 5
さくや
SPUR ME明治大正あたり財閥の息子🌟×えちおに🎈
シャンデリアが煌めく高い天井の下、色とりどりのドレスを着こなした女性やスーツを見に纏った男性が思い思いに至る所で談笑を酌み交わしている。自分の下心を隠して柔かに行われる商談や、グレーゾーンの取引、取り分け盛んなのは今目の前で行われているような縁談だ。
最初は商談から始まったのにいつのまにか縁談にすり替わっていた。隣に娘を連れている時点でそうなることは何となく分かってはいたのだが。
「えぇ、ところで司様、結婚相手にうちの娘はいかがでしょうかな。家のことは全くの箱入り娘だが見た目だけは一等いいでしょう。隣に置いとくだけで面目が立ちますよ。」
がははと下賤な笑い声をたてるでっぷり太った男の隣にいる娘は、胸元のリングペンダントをしっかりと握りしめ、顔を青くして俯いている。きっとこの娘にはもう心に決めた人がいるのだろう。
3150最初は商談から始まったのにいつのまにか縁談にすり替わっていた。隣に娘を連れている時点でそうなることは何となく分かってはいたのだが。
「えぇ、ところで司様、結婚相手にうちの娘はいかがでしょうかな。家のことは全くの箱入り娘だが見た目だけは一等いいでしょう。隣に置いとくだけで面目が立ちますよ。」
がははと下賤な笑い声をたてるでっぷり太った男の隣にいる娘は、胸元のリングペンダントをしっかりと握りしめ、顔を青くして俯いている。きっとこの娘にはもう心に決めた人がいるのだろう。
111miyuki
DONE「例えば僕が」明治?軸のちゅう漫画です。全年齢。ポエムと見せかけてラブコメ。兄様がぽやぽやです。ちょっと心配なくらいぽやぽやです。
勇尾Webオンリー用でした。ありがとうございました(*´▽`*) 7
ほっき貝
DOODLE被ったので直し28巻の裏表紙にいらして嬉しかった 或る明○人の記録/中央○書(何もかも違っ!虚覚えすぎた)に、若き日の閣下のご様子がチラッと出てくる。士官学校創設時の様子や仏講師によるテーブルマナー教室とか 勝手に妄想変換しつつ読みました(ただ前半部は薩摩藩憎し憎し、主人公会津藩のボンなんで)明治初期の軍隊のお話、面白かった 8suzumi_cuke
DONE20230225現パロ鯉月猫の日ネタ(遅刻)。記憶の有無はどっちでもいいんですが、明治の鯉は出世すればするほど誰かひとりのためだけに生きることが許されなくなっていっただろうなあと。なんかこんなオチでよかったんですかね…。このあと二人でにゃんにゃん(性的でない)して疲れたので昼寝して晩ごはんに水炊き食べてにゃんにゃん(性的)して寝ると思います。
そのにゃんにゃん受けて立つ 休日のまとまった買い物を抱えて、鯉登と月島はのんびりとショッピングモールからの帰り道についていた。この前行った時に安売りの卵が15時半には売り切れましたと張り紙がしてあったものだから、今日は早々に買い物へ繰り出していた。そのため昼食と買い物を済ませても、まだ日は高くて気温も少し暖かい。シチューにするつもりで鶏もも肉のブロックを買ったが、カレーか水炊きも悪くない、といった生活感あふれる会話をしつつ、鯉登の目線が月島の顔からすっと横に逸れた。
「猫だ!」
「え?」
目線の先を追ってみれば、白と黒の二色に分かれた毛並みを持つ小さな猫が、道路を挟んだ反対側にある公園の中をとことこと歩いていた。
「本当だ。ブチネコですね」
5379「猫だ!」
「え?」
目線の先を追ってみれば、白と黒の二色に分かれた毛並みを持つ小さな猫が、道路を挟んだ反対側にある公園の中をとことこと歩いていた。
「本当だ。ブチネコですね」
TaigaTorazo
DONE・vsr夢・明治軸
ヴァシリにタイタニックしてもらった 最終話アメリカへの船旅は今のところ順調のようだ。
愛用の香水を首や耳元につけながら、そんなことを考えていた。
私はトメ姐さんのように、子どもを身籠った末に茨城の田舎に引っ込むなんてことは絶対にしたくない。彼女は妙に聞き分けが良いせいで、茨城の鄙びたところへ移り住んだが、私なら願い下げだ。
都会の良い家に住み、良い服を着て、良いものを食べるーーー。
これこそが人生において最も大切なこと。
特に女に産まれたからには。
だから私は高価な着物を着て、舶来の香水だってつけてみせる。
男がなにもかも仕切るこの時代において、女はとことん男を利用するしかないのだ。
あの人が亡くなってから、この家は没落まっしぐらであることは明白だ。
なんとしても、あの娘を金持ちのところへ嫁がせなければならない。
21528愛用の香水を首や耳元につけながら、そんなことを考えていた。
私はトメ姐さんのように、子どもを身籠った末に茨城の田舎に引っ込むなんてことは絶対にしたくない。彼女は妙に聞き分けが良いせいで、茨城の鄙びたところへ移り住んだが、私なら願い下げだ。
都会の良い家に住み、良い服を着て、良いものを食べるーーー。
これこそが人生において最も大切なこと。
特に女に産まれたからには。
だから私は高価な着物を着て、舶来の香水だってつけてみせる。
男がなにもかも仕切るこの時代において、女はとことん男を利用するしかないのだ。
あの人が亡くなってから、この家は没落まっしぐらであることは明白だ。
なんとしても、あの娘を金持ちのところへ嫁がせなければならない。
fontaine_livre
MOURNINGチョコだけどバレンタインじゃない転生現パロ、家庭教師のフェと高校生のロゼマちゃん
フェは記憶持ち、ロゼマちゃんは残渣ありだけど記憶はない
作中フェは愛称のディーノ呼び
商品名が出てきますが、ストーリーの構成上変更できませんでした…。すみません…。
明治のお菓子美味しいですよね。
何でも大丈夫な方どうぞ
気になるお年頃(仮) 最近お友達のハンネちゃんが、彼氏とキ、キスをしたらしい。レモンの味じゃなかったって言ってた。ふわふわして溶けちゃうみたいな感じなんだって。好きな人とのキスってどんなんだろう。わたしもディーノと…してみたいな。こんなことを思うわたしははしたないって思われちゃうのかな…。でもファーストキスは好きな人としたいよ…ディーノ…。
ディーノというのはわたしの家庭教師だ。といっても昔からよくうちに遊びに来ている気心の知れた親戚のお兄ちゃんだ。本をお土産に持ってきてくれたり、昔から読み聞かせをしてくれたりしてくれる、大好きな家族同然だ。そんなディーノのことがわたしは昔から大好きだった。
ディーノのことを男の人として意識し始めたのは中学生になってからだった。友達が同級生や先輩と付き合ったりし始めて、本狂いなわたしも告白されたりして、その時わたしのことを外見しか見てない男子より付き合うならディーノがいいって思ったのが自分の気持ちを自覚したきっかけだった。
3175ディーノというのはわたしの家庭教師だ。といっても昔からよくうちに遊びに来ている気心の知れた親戚のお兄ちゃんだ。本をお土産に持ってきてくれたり、昔から読み聞かせをしてくれたりしてくれる、大好きな家族同然だ。そんなディーノのことがわたしは昔から大好きだった。
ディーノのことを男の人として意識し始めたのは中学生になってからだった。友達が同級生や先輩と付き合ったりし始めて、本狂いなわたしも告白されたりして、その時わたしのことを外見しか見てない男子より付き合うならディーノがいいって思ったのが自分の気持ちを自覚したきっかけだった。
tatuki_seed
DONE白尾WEBオンリーイベント『飴より甘い百の恋文2』作品。明治から現代へ。二人でお酒を飲む話。
記憶があるのかないのかはご想像にお任せします。
いつかの約束「おっがたちゃーん。一緒に酒飲もうぜー」
夕方にようやく山を降り、久しぶりの宿。
お前らにアシリパさんは任せられねぇとの杉元の判断で、部屋分けはいつも杉元とアシリパ、白石と尾形に分かれる。
無口で興味のあること以外にはほぼ無反応の尾形と、明るく剽軽で口達者な白石。初めの頃こそ気まずさがあったが、いつも同室となれば自然と相手の存在にも慣れてくる。
今日も今日とて瓢箪型の酒瓶を手にした白石が、部屋の隅に手拭いを広げて銃を整備する尾形へと声をかけた。
「今日はいつもよりちょっといい酒なんだぜ。たまたま拾った財布の持ち主が気前良くってさぁ」
ぺらぺら喋る間に手を止めた尾形が顔を上げ、白石の顔をじっと見つめる。
酒に強いわけではないが嫌いなわけでもない尾形が白石の酒に付き合うのは、一人で飲ませるといつまでもグダグダと煩いからだ。ということを白石は知らない。
2599夕方にようやく山を降り、久しぶりの宿。
お前らにアシリパさんは任せられねぇとの杉元の判断で、部屋分けはいつも杉元とアシリパ、白石と尾形に分かれる。
無口で興味のあること以外にはほぼ無反応の尾形と、明るく剽軽で口達者な白石。初めの頃こそ気まずさがあったが、いつも同室となれば自然と相手の存在にも慣れてくる。
今日も今日とて瓢箪型の酒瓶を手にした白石が、部屋の隅に手拭いを広げて銃を整備する尾形へと声をかけた。
「今日はいつもよりちょっといい酒なんだぜ。たまたま拾った財布の持ち主が気前良くってさぁ」
ぺらぺら喋る間に手を止めた尾形が顔を上げ、白石の顔をじっと見つめる。
酒に強いわけではないが嫌いなわけでもない尾形が白石の酒に付き合うのは、一人で飲ませるといつまでもグダグダと煩いからだ。ということを白石は知らない。
mdn320
MOURNING約一年前、とある編集の方に「活弁」がテーマの漫画はどうだろうと打診され、まったく分からないところからスタートしました。「暗闇にて輝け」(仮称)という明治大正が舞台の活動寫眞弁士の漫画の連載を企画して、一年かけて勉強や構想をしてきましたが、トラブルで企画自体が頓挫しました。誰も興味を持たなかった、担当編集者すら興味を持ってくれなかったのですが、私はこの子たちを漫画の中で輝かせてあげたかったです。 18きくあきそら
DONE尾杉と鯉杉が同時発生したら絶対面倒だと思うんだよね。面倒臭い、といえば月島軍曹。って感じだけど。所謂、明治軸と呼ばれるモノが一個もねぇなぁと思って。WEBオン展示物現パロばっかりだった。肋骨服尾形×杉元とかいつか描きたいけね。差分は文字を読みたい人用。 3
rabimomo
MAIKING記憶あり転生現パロ月→→→→→鯉っぽいものを書きたかったはずが、ものすごく鯉が可哀想な感じになってしまったので、それなりに覚悟して読んで下さい(肉体的・性的には酷い目にあってません)
明治の様子や再会シーンやこの後のシーンなんかも構想はあるので、そのうち…書きます…たぶん…
性描写・肉体関係なしですが明治で肉体関係あり(月鯉)です
失われた風景 週末の居酒屋は騒がしく、しかしその喧騒をどこか遠くに感じながら、月島は手にしたスマートフォンに漫然と視線を向けていた。
ホームボタンに触れてロックを解除すらしていない機器は、光を灯すことのないただの黒い板でしかない。着信や、ラインの通知が舞い込むことすらなく沈黙を続ける電子機器に、喉元まで出かかった溜息を飲み込む。こんなものに振り回され一喜一憂するなど愚かしいことこの上ない、電話すらほとんど普及しておらずに電報を駆使していた時代にはこのようなものに振り回されることなどなかったというのに――そこまで思考を巡らせてから、月島は今度こそ吐息を漏らした。
止めよう。そんなことを考えたところで、不毛でしかない。そもそもその時代に対応を誤ったからこそのこの事態なのだ。
14878ホームボタンに触れてロックを解除すらしていない機器は、光を灯すことのないただの黒い板でしかない。着信や、ラインの通知が舞い込むことすらなく沈黙を続ける電子機器に、喉元まで出かかった溜息を飲み込む。こんなものに振り回され一喜一憂するなど愚かしいことこの上ない、電話すらほとんど普及しておらずに電報を駆使していた時代にはこのようなものに振り回されることなどなかったというのに――そこまで思考を巡らせてから、月島は今度こそ吐息を漏らした。
止めよう。そんなことを考えたところで、不毛でしかない。そもそもその時代に対応を誤ったからこそのこの事態なのだ。
くいっくすた
MOURNING明治軸門キラ ゆきあかれぬアカンコのすぐ後くらいのつもり。
あるきっかけで✳️がやや不穏なことを考えたり言ったりするも🦌が光で覆っちゃう話。
出てくる他界観については複数文献の見解が混じっており、固定的なものではありません 7
sakura_urayama
DONEひゃくこい3開催おめでとうございます。今回は6月に頒布予定の本よりサンプルを展示させていただきます。
明治鯉登少尉が現代にタイムスリップしてくるお話です。
無事仕上がりますように。
文字クリックしていただくと全画面表示になります。
少しでも楽しんでいただけましたら幸いです。 10292
ohmita
PROGRESSひゃくこいに出す予定の尾鯉 大体3パートになる予定で最初の1パートできたので進捗さらし✋全部書き終えたらチョイチョイ手直しするからとれたての味が読めるのは今だけ!オトク!㍾最終話後おがた生存ifあとまあ細かいところはワイがこれまで書いたとこ読んでもろて
ひゃくこい用(書きかけ) 勇作の声がしたような気がして振り返る。
声といえど正確な響きはとうに忘れた。朧げに残っている呼び方や言い方の癖から勇作のように聞こえただけだ。
あの日はっきりと顔を見たことは覚えているのに、あれ以来鮮明に思い出せない。眼差しや唇の動きの断片がぼんやりと結ばれ、かろうじて勇作の形を作る。
もう十年も経たぬうちに擦り切れて消えるのだろう。それでも共に過ごした年月の倍以上かかるのだから、思い出はまるで呪いだ。
幻聴は兆しだったのか、その日の夕から頭痛がし始め、半刻経たぬ間に右目の内から抉るような酷い痛みに変わった。直に治るだろうと高を括っていたのが仇になり、どうにもならなくなってから飲んだ鎮痛剤は効き目が遅い。動くにも動けないが横になって眠れるものでもない。ただ布団の端を握り締めて耐え、時折薄目を開けては今日は来るなと部屋の空白を睨んだ。だが、願えば願うほど、天は嘲笑って嫌がらせをする。
7537声といえど正確な響きはとうに忘れた。朧げに残っている呼び方や言い方の癖から勇作のように聞こえただけだ。
あの日はっきりと顔を見たことは覚えているのに、あれ以来鮮明に思い出せない。眼差しや唇の動きの断片がぼんやりと結ばれ、かろうじて勇作の形を作る。
もう十年も経たぬうちに擦り切れて消えるのだろう。それでも共に過ごした年月の倍以上かかるのだから、思い出はまるで呪いだ。
幻聴は兆しだったのか、その日の夕から頭痛がし始め、半刻経たぬ間に右目の内から抉るような酷い痛みに変わった。直に治るだろうと高を括っていたのが仇になり、どうにもならなくなってから飲んだ鎮痛剤は効き目が遅い。動くにも動けないが横になって眠れるものでもない。ただ布団の端を握り締めて耐え、時折薄目を開けては今日は来るなと部屋の空白を睨んだ。だが、願えば願うほど、天は嘲笑って嫌がらせをする。
cheng_lyd
DONE軸は明治。兄弟寄り。亡くなった兄を無意識に探している音之進とそんな音之進が心配な平之丞の話。
海に還った日ザザン……ザザーン——
これは何の音だろうか……酷く懐かしい気がする。そうだ…この音は——
「海……」
目の前に広がっていたのは、薩摩の海だった。美しくも悲しいこの海を見るのは随分と久しぶりだ。函館へ移ってからは中々帰ることもできなくなってしまっていた。
しかし、私はどうして海に……
ザザン——
「あ、にさあ…?」
そこにいたのは見まごうことなく、しかし何年も前に亡くなったはずの兄さあだった。
ああ、やはり海だ……海にいたのだ。
兄さあは此方を見て哀しそうにゆるりと笑い海の向こうへ行こうとした。
「っ待ちたもんせ‼行きやんな‼いかじ‼あにさあ‼おいを…おいを一緒につれていきたもんせ‼あにさあっ……おねげ……」
ひとりにせじ………
1938これは何の音だろうか……酷く懐かしい気がする。そうだ…この音は——
「海……」
目の前に広がっていたのは、薩摩の海だった。美しくも悲しいこの海を見るのは随分と久しぶりだ。函館へ移ってからは中々帰ることもできなくなってしまっていた。
しかし、私はどうして海に……
ザザン——
「あ、にさあ…?」
そこにいたのは見まごうことなく、しかし何年も前に亡くなったはずの兄さあだった。
ああ、やはり海だ……海にいたのだ。
兄さあは此方を見て哀しそうにゆるりと笑い海の向こうへ行こうとした。
「っ待ちたもんせ‼行きやんな‼いかじ‼あにさあ‼おいを…おいを一緒につれていきたもんせ‼あにさあっ……おねげ……」
ひとりにせじ………
tikatika2
DONE明治。後始末時期。月島、きっと鯉登に対して優しくなるんだろうなあ、って妄想。傷跡 「死んでかたがつくんなら、楽なもんじゃ」
そう呟きながら、鯉登は軍服の詰まった襟の隙間に指を差し入れる。
査問の間中、立ちっぱなしだったし、水の一口も許されなかったのだ。喉が乾いたせいか、うまく息が出来ない気がする。
額に落ちてくる髪も鬱陶しいし、さっきから頬の傷のひきつれがひどい気がする。痛くはないが、むず痒くてしかたがない。
「詰め腹切ってすむような話なら、とっくにそうしとるわ」
あの石頭どもめ。そう口の中だけで呟く。
頬の掻痒感をどうにかしたくて、傷跡に爪をたてようとしたところで、黙って横を歩いていた月島に、がしり、と腕を掴まれた。
「馬鹿なことを言ってないで、しゃんとなさい」
下から厳しい目で見上げてくる部下に、少しだけ眉尻をさげて、だって、と言い募ろうとすると、そのまま引き寄せられて耳元で小さく、敵陣です、と囁かれた。そのたった六つの音の連なりだけで、鯉登は自分の頭の芯がきん、と冷えた気がした。
652そう呟きながら、鯉登は軍服の詰まった襟の隙間に指を差し入れる。
査問の間中、立ちっぱなしだったし、水の一口も許されなかったのだ。喉が乾いたせいか、うまく息が出来ない気がする。
額に落ちてくる髪も鬱陶しいし、さっきから頬の傷のひきつれがひどい気がする。痛くはないが、むず痒くてしかたがない。
「詰め腹切ってすむような話なら、とっくにそうしとるわ」
あの石頭どもめ。そう口の中だけで呟く。
頬の掻痒感をどうにかしたくて、傷跡に爪をたてようとしたところで、黙って横を歩いていた月島に、がしり、と腕を掴まれた。
「馬鹿なことを言ってないで、しゃんとなさい」
下から厳しい目で見上げてくる部下に、少しだけ眉尻をさげて、だって、と言い募ろうとすると、そのまま引き寄せられて耳元で小さく、敵陣です、と囁かれた。そのたった六つの音の連なりだけで、鯉登は自分の頭の芯がきん、と冷えた気がした。