閣下
last_of_QED
ほぼ白紙【5/24 キスを超える日】ほんのり執事閣下【524】かつてキスをせがまれたことがあった。驚くべきことに、吸血対象の人間の女からだ。勿論、そんなものに応えてやる義理はなかったが、その時の俺は気まぐれに問うたのだ。悪魔にそれを求めるにあたり、対価にお前は何を差し出すのだと。
女は恍惚の表情で、「この身を」だの「あなたに快楽を」だのと宣った。この人間には畏れが足りぬと、胸元に下がる宝石の飾りで首を絞めたが尚も女は欲に滲んだ瞳で俺を見、苦しそうに笑っていた。女が気を失ったのを確認すると、今しがた吸った血を吐き出して、別の人間の血を求め街の闇夜に身を隠したのを良く覚えている。
気持ちが悪い。そう、思っていたのだが。
──今ならあの濡れた瞳の意味がほんの少しは分かるような気がする。
「閣下、私とのキスはそんなに退屈ですか」
「すまん、少しばかり昔のことを思い出していた」
「……そうですか」
それ以上は聞きたくないと言うようにフェンリッヒの手が俺の口を塞ぐ。存外にごつく、大きい手だと思う。その指で確かめるよう唇をなぞり、そして再び俺に口付けた。ただ触れるだけのキスは不思議と心地が良かった。体液を交わすような魔力供給をし 749
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できた⚠︎注意⚠︎R18 閣下執事 バイブ あやしい触手 首絞め要素があります
【春、呪いが解けゆくような】
足で雄を扱かれる。痛みだけではない何かが奥から込み上げてきて、もっと、と強請るような視線を送ってしまう。自分のものであるはずの感情が自分でコントロール出来ない。
どうしてこんなことになったのだったか。それは改めて自問するまでもない、俺が問いの答えを誤魔化したせいだ。
「次は俺の何を褒めそやすつもりだ?」
主人の冷たい声でまた絶頂を迎える。ちかちかと視界が白み、何も考えられなくなっていく。幾度目かも分からぬ吐精と共に、耳を塞ぎたくなるような自身の喘ぎ声も、制御出来ず漏れ出ていった。
◆
「フェンリッヒ、お前は俺をどう思っている」
地獄と言えど季節感というものはある。例えば今、執務室でアイテム整理をしているのも季の変わり目の風物詩と言えるだろう。防具としての効果はともかく、この時期にガウンなど暑苦しくてとても着られたものではない。倉庫室の薄手の防具と移し替えて……という衣替えとも言える作業をこなしている時のことだった。
7545足で雄を扱かれる。痛みだけではない何かが奥から込み上げてきて、もっと、と強請るような視線を送ってしまう。自分のものであるはずの感情が自分でコントロール出来ない。
どうしてこんなことになったのだったか。それは改めて自問するまでもない、俺が問いの答えを誤魔化したせいだ。
「次は俺の何を褒めそやすつもりだ?」
主人の冷たい声でまた絶頂を迎える。ちかちかと視界が白み、何も考えられなくなっていく。幾度目かも分からぬ吐精と共に、耳を塞ぎたくなるような自身の喘ぎ声も、制御出来ず漏れ出ていった。
◆
「フェンリッヒ、お前は俺をどう思っている」
地獄と言えど季節感というものはある。例えば今、執務室でアイテム整理をしているのも季の変わり目の風物詩と言えるだろう。防具としての効果はともかく、この時期にガウンなど暑苦しくてとても着られたものではない。倉庫室の薄手の防具と移し替えて……という衣替えとも言える作業をこなしている時のことだった。
last_of_QED
らくがき主人に危機感を持って貰うべく様々なお願いを仕掛けていくフェンリッヒ。けれど徐々にその「お願い」はエスカレートしていって……?!という誰もが妄想した執事閣下のアホエロギャグ話を書き散らしました。【信心、イワシの頭へ】「ヴァルバトーゼ閣下〜 魔界上層区で暴動ッス! 俺たちの力じゃ止められないッス!」
「そうか、俺が出よう」
「ヴァルっち! こないだの赤いプリニーの皮の件だけど……」
「フム、仕方あるまいな」
何でもない昼下がり、地獄の執務室には次々と使い魔たちが訪れては部屋の主へ相談をしていく。主人はそれに耳を傾け指示を出し、あるいは言い分を認め、帰らせていく。
地獄の教育係、ヴァルバトーゼ。自由気ままな悪魔たちを良く統率し、魔界最果ての秩序を保っている。それは一重に彼の人柄、彼の在り方あってのものだろう。通常悪魔には持ち得ない人徳のようなものがこの悪魔(ひと)にはあった。
これが人間界ならば立派なもので、一目置かれる対象となっただろう。しかし此処は魔界、主人は悪魔なのだ。少々横暴であるぐらいでも良いと言うのにこの人は逆を征っている。プリニーや地獄の物好きな住人たちからの信頼はすこぶる厚いが、閣下のことを深く知らない悪魔たちは奇異の目で見ているようだった。
そう、歯に衣着せぬ言い方をしてしまえば、我が主人ヴァルバトーゼ様は聞き分けが良過ぎた。あくまでも悪魔なので 7025
あんな
できた義眼のスペースヴァンパイア閣下と意識をクラウド化した電子幽霊フェルナ~の宇宙二人旅なフェルオベになればいいなという与太話閣下は貴族の生まれで父の友人の吸血鬼に噛まれしっかり復讐した後特権を行使しながら旅をしてきた。義眼を手に入れる為一定期間で医師と技師を変える必要があった。秘密を共有する者はいなかったが運悪く最新技術を押し売りするクリニックに当たりそこで脳外科医フェルナ~と出会ってしまう。真実を話せば精神の病だと敬遠され胡乱なクリニックから解放されるだろうと判断したがこれがまずかった。興味津々に話を聞くフェルナ~。待ち受けるCTスキャン的な何か。閣下の脳を分析したフェルナ~が言う「あなたのお話は真実ですね」閣下に観測者ができた瞬間であった。
クリニックは技術を振りかざして暴利を貪っていたが客の評判は悪くなかった。つまり研究資金は潤沢でフェルナ~は永劫の命に相応しい義眼の開発に着手する。様々な義眼が誕生しどれもイマイチなままフェルナ~の寿命が近づく。
人生で最も深く交流した人物に対し閣下は提案する「私と同じ存在になるかね?」「私は人の生き血は気色が悪く感じますし薔薇の精気で生きるという柄でもありませんので辞退します」残念そうにそうかと呟く閣下。しかしフェルナ~は続ける「閣下と同じ存在にならなくとも共に生 1092
つきや
ネタバレ※ESMGネタバレありESMGめちゃくちゃ楽しかったな!アンコールTシャツ気になって他キャラ全く記憶にないよ…閣下は多分出す派だった…はず…fineは多分これだったと思うの。早く円盤にして欲しいぞ!!
last_of_QED
供養世の中に執事閣下 フェンヴァル ディスガイアの二次創作が増えて欲しい。できればえっちなやつが増えて欲しい。よろしくお願いします。【それは躾か嗜みか】この飢えはなんだ、渇きはなんだ。
どんな魔神を倒しても、どんな報酬を手にしても、何かが足りない。長らくそんな風に感じてきた。
傭兵として魔界全土を彷徨ったのは、この途方も無い飢餓感を埋めてくれる何かを無意識に捜し求めていたためかもしれないと、今となっては思う。
そんな記憶の残滓を振り払って、柔い肉に歯を立てる。食い千切って胃に収めることはなくとも、不思議と腹が膨れて行く。飲み込んだ訳でもないのに、聞こえる水音がこの喉を潤して行く。
あの頃とは違う、確かに満たされて行く感覚にこれは現実だろうかと重い瞼を上げる。そこには俺に組み敷かれるあられもない姿の主人がいて、何処か安堵する。ああ、これは夢泡沫ではなかったと、その存在を確かめるように重ねた手を強く結んだ。
「も……駄目だフェンリッヒ、おかしく、なる……」
「ええ、おかしくなってください、閣下」
甘く囁く低音に、ビクンと跳ねて主人は精を吐き出した。肩で息をするその人の唇は乾いている。乾きを舌で舐めてやり、そのまま噛み付くように唇を重ねた。
吐精したばかりの下半身に再び指を這わせると、ただそれだけで熱っぽ 4007
あんな
できた閣下生存フェルオベ与太話。胡散臭い不敬な話です。※ハノレト様に嫉妬するフェルナ~とヤソライ的発想とあかきん過激派の閣下が含まれます。
市井に降り王朝の揚げ足取りをする記事を量産する記者となったフェルナ~のもとにある日ミッタがやってきた。反逆罪でお縄ですかと聞こうとすると元グンムショウショが生きていると苦虫を嚙み潰したような顔で告げられる。
生きてる!?!?仰天するフェルナ~。取り合わず事務的に卿にはあの男と共にやって欲しい仕事があるとミッタ。えっ嫌ですよ!あの人は先帝と心中したんです。おれを残してね。おい卿は何を考えてこのような不敬な男を重用したのだとミッタが誰ともなく語り掛ける。角から人影。閣下。
ツカツカとフェルナ~に歩み寄り横面を叩き胸倉を掴む。不敬である以上に無責任な人生を許さぬ。卿には国家の犬に戻って貰う。いいえおれはもうただの臣民です。どんなにお怒りでも従う義務はありません。
2449生きてる!?!?仰天するフェルナ~。取り合わず事務的に卿にはあの男と共にやって欲しい仕事があるとミッタ。えっ嫌ですよ!あの人は先帝と心中したんです。おれを残してね。おい卿は何を考えてこのような不敬な男を重用したのだとミッタが誰ともなく語り掛ける。角から人影。閣下。
ツカツカとフェルナ~に歩み寄り横面を叩き胸倉を掴む。不敬である以上に無責任な人生を許さぬ。卿には国家の犬に戻って貰う。いいえおれはもうただの臣民です。どんなにお怒りでも従う義務はありません。
あんな
自主練フェルオベ手塚治虫「地球を吞む」パロ
閣下もフェルナーもミルダと五本松的な性格ではないんだけど、閣下は生きる社会がちょっと違って閣下の中に黄金樹王朝への憎しみが無かったらきっと情念の塊のような恋をする方だと思ってるし、フェルナーはジゴロだけど恋愛が分からないタイプになるような気がして結果的に地球を吞む主役カップルのような事になる気がしている。なって欲しい
mono_kuroko
らくがき死ループ軸、妄想、幻覚注意だよ!もうちょい本編でどう絡むか見てから描こうかと思ってたけど落書きしてしまった。クロードと閣下の対立する姿見たかったんだ_(:3 」∠)_
クロードが主を手に掛けるのは口移しの毒殺がいい。姫への憧れを隠しながら最後まで「皇帝」を名乗って逝く姿もカッコいいと思うの…
描き忘れた!ので、追加(⌒-⌒; )
卯貝🐚
らくがき怒られる時顔がめちゃめちゃ近いといいと思う「もうたくさんだ、つまらぬ慰め、甘言、何も聞きたくはない、すべては終わった」
「閣下、それでも私は最後まで閣下の側にあります」
みたいななんとかかんとか
last_of_QED
らくがきディスガイア4に今更ハマりました。フェンリッヒとヴァルバトーゼ閣下(フェンヴァル?執事閣下?界隈ではどう呼称しているのでしょうか)に気持ちが爆発したため、書き散らしました。【悪魔に愛はあるのか】口の中、歯の一本一本を舌でなぞる。舌と舌とを絡ませ、音を立てて吸ってやる。主人を、犯している?まさか。丁寧に、陶器に触れるようぬるり舌を這わせてゆく。舌先が鋭い犬歯にあたり、吸血鬼たる証に触れたようにも思えたが、この牙が人間の血を吸うことはもうないのだろう。その悲しいまでに頑なな意思が自分には変えようのないものだと思うと、歯痒く、虚しかった。
律儀に瞼を閉じ口付けを受け入れているのは、我が主人、ヴァルバトーゼ様。暴君の名を魔界中に轟かせたそのお方だ。400年前の出来事をきっかけに魔力を失い姿形は少々退行してしまわれたが、誇り高い魂はあの頃のまま、その胸の杭のうちに秘められている。
そんな主人と、執事として忠誠を誓った俺はいつからか、就寝前に「戯れ」るようになっていた。
最初は眠る前の挨拶と称して手の甲に口付けを落とす程度のものであったはずだが、なし崩し的に唇と唇が触れ合うところまで漕ぎ着けた。そこまでは、我ながら惚れ惚れするほどのスピード感だったのだが。
……その「戯れ」がかれこれ幾月進展しないことには苦笑する他ない。月光の牙とまで呼ばれたこの俺が一体何を 3613
ぴよハノレ
メモちまちま描きためてたグウェンダルを描くコツ(※自己流です!!!)※自己流です!!そして私の好み・解釈がぐわっと入ってます!!!!!
長男閣下を描きたいけど似せるの難しい……そんなあなたに!
(いるんか?いると信じて)
※髪型以外も少しずつ追加する予定です
(追記:眉と目、表情系のを追加しました)
(追記2021/9/20:ライフハック追加しました) 3
あんな
かけねえ黄金樹王朝時代に局地的にジャポニズムブームがあってそれに乗っかるフェルオベがあったらいいなという幻覚を描きたかったんですが閣下に着せるならロ王朝様式だろうとなって脱線した上に力尽きました構図元はモネのラ・ジャポネーズです