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    戦後

    hjm_shiro

    DOODLE凪玲/天才様の恩返し
    ⚠🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿戦後/復縁後
    ⚠いろいろ捏造

    いつも甘やかしてもらっている恩返しをしたいから。と、凪が玲王の分の洗濯までしてくれるようになった話。ちょっぴり猟奇的/変態チックな凪くんがいます。注意。
     最近の凪はちょっとおかしい。

    「レオー、洗濯するものない?」
    「ん? あぁ、ベッドの下にまとめてたユニフォームと……あとはこのタオルとか?」
    「オッケー。じゃあ、先に戻って洗濯してくるね」
    「お、おう」

     ほら、やっぱりおかしい。凪が率先して、洗濯物を片付けようとするなんて。やり取りの一部始終を見ていた潔や蜂楽たちも、俺と同じように目を丸くした。

    「なに? アレ」
    「さぁ……? 俺が聞きてーよ」

     いつもなら練習終わり、真っ先に俺のところへ来て、疲れたからおんぶして〜〜とねだるくせに、今日の凪は……というより最近の凪は甘えてくることが減った。おんぶする回数も、ご飯を食べさせる回数も、髪を乾かす回数も、何もかもが減った。それどころか、最近の凪は夜の練習を終えると、自ら率先して洗濯物をまとめ、ランドリールームへ持っていこうとする。洗濯物を持っていくのは自分の仕事だと言わんばかりに、凪はせっせと汚れ物をまとめると、大きな洗濯カゴを持ってランドリールームへ向かうのだ。それこそ最初はあまりにも帰りが遅いから大丈夫かと不安になったが、「心配しなくても洗濯機とか乾燥機ぐらいは使えるよ」と凪が言うから、それもそうかと思って、それ以来好きにさせている。
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    はるち

    DONEルナカブの戦闘終了台詞を受けて。
    作戦後にご飯を食べるお話。
    Dinner is ready.「ふぁ……疲れたぁ。お前が言ってたことは全部片づけたぞ、もうご飯食べていいか? 今日のメニューはなに?」
     
    「今日は油淋鶏ですよ」
     同じ隊に編成されていた男の言葉に、ルナカブは大いにはしゃいだ。先程まで疲れたと言っていたのが嘘のように明るい表情で、兎のように男の周囲を跳ね回る。
     あれは数えて七つ前の任務の時だった。おれも同行必須ですかあ? とげんなりとした表情で隊列に加わり、はいはい行きますよ、と嘆息して天を仰いでいた。ルナカブが隊長らしく、一生懸命やらないやつに獲物は分けん、と宣言すると、男は苦笑した。
     その態度に反して男は優秀な狩人で、そして料理人だった。ルナカブは調理といえば焼く、といった素朴なものしか知らなかったが、男はそれらを魔術のように組み合わせて奇跡的な料理を作っていた。男が現れる時の食堂が祝祭のように沸き立つのも納得だ、とルナカブは男特製の、赤くてたっぷり肉とトマトの入ったもの――ミートソーススパゲッティ、というらしい――を食べながら深く頷いた。こんなにおいしいものは、エクシア達が言う「パーティ」に参加したときに食べた植物の種を爆発させてできた丸いやつや、甘くてなめらかなミルクのふわふわしか――いや、それよりもっと美味しいかもしれない。
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