ヒース
tono_bd
DOODLEある時から女体化の変身魔法を続けているファウストについて、ヒースクリフ視点で語ってもらいました。妊娠・出産の話です。
※ある年の大いなる厄災の襲来で犠牲者が出ている旨の表記有り。誰が死んだとかは明記しておりませんが、死ネタを含んでいます。苦手な方はお気を付け下さい。
※フィガロのフィの字も出ません。
ヒースクリフによる独白 暫く前からファウスト先生が女体をとっている。
普段から体型の出にくいキャソックにマフラーを掛けていたから見た目には大きな違いが無いが、僅かに縮んだ背丈や一回り小さくなった手の平、喉仏が消えて高くなった声は隠せていない。そもそもファウスト先生本人は隠そうとしていないのだと思う。ただいつも通りに振舞っているだけなのだ。ファウスト先生は何もその体の事を説明はしなかったけれど、俺達も無理に聞き出そうとはしなかった。いの一番に問い詰めそうなシノですら、「変身魔法のやり方を教えろ」と講義を希望するだけだった。
俺達は東の魔法使いだから。突然の変化に驚いたり、騒ぎ立てる事はしない。でも西の魔法使い達だって、ファウスト先生の体の事は誰も核心の部分は触れなかった。変身魔法が得意なムルは面白がって一時期女体で過ごしていたが、それも半月もすれば飽きてしまっていた。
3789普段から体型の出にくいキャソックにマフラーを掛けていたから見た目には大きな違いが無いが、僅かに縮んだ背丈や一回り小さくなった手の平、喉仏が消えて高くなった声は隠せていない。そもそもファウスト先生本人は隠そうとしていないのだと思う。ただいつも通りに振舞っているだけなのだ。ファウスト先生は何もその体の事を説明はしなかったけれど、俺達も無理に聞き出そうとはしなかった。いの一番に問い詰めそうなシノですら、「変身魔法のやり方を教えろ」と講義を希望するだけだった。
俺達は東の魔法使いだから。突然の変化に驚いたり、騒ぎ立てる事はしない。でも西の魔法使い達だって、ファウスト先生の体の事は誰も核心の部分は触れなかった。変身魔法が得意なムルは面白がって一時期女体で過ごしていたが、それも半月もすれば飽きてしまっていた。
chiocioya18
DONE妖異譚時空で好き放題シリーズヒース組と山賊食堂編
月花前日譚 七「ん?」
「カイン、どうかした?」
「今、視線を感じたような…」
尋ねてきたシノにそう返しながらカインは辺りを見回す。昼中の街は多くの妖怪たちが行き交うが、特にこちらを注視するような者は見当たらない。
「さっきヒースにちょっかい出して来た奴か?」
「ああ、いや。そういう感じではなかったよ」
「もう、そんなに警戒しなくても大丈夫だよ。あれは、俺がぼーっとしてただけだし…」
「今度はあんなのヒースに近づけさせない」
「なにか起こってからじゃ遅いからな。用心棒として仕事はしないと」
つい数刻前に不審な妖怪がヒースクリフに接触したばかりだ。幸いヒースクリフに被害はなかったようだが、シノはまだ憤っている。カインとて、自分の仕事を全うできなかった不甲斐なさを痛感した。また奴が現れるかはわからないが、今度は指一本触れさせないと気合いを入れ直したところだ。ただヒースクリフには、例の侵入者のあの笑みと、わざとらしい鳴き真似が妙に引っかかるようだ。
2704「カイン、どうかした?」
「今、視線を感じたような…」
尋ねてきたシノにそう返しながらカインは辺りを見回す。昼中の街は多くの妖怪たちが行き交うが、特にこちらを注視するような者は見当たらない。
「さっきヒースにちょっかい出して来た奴か?」
「ああ、いや。そういう感じではなかったよ」
「もう、そんなに警戒しなくても大丈夫だよ。あれは、俺がぼーっとしてただけだし…」
「今度はあんなのヒースに近づけさせない」
「なにか起こってからじゃ遅いからな。用心棒として仕事はしないと」
つい数刻前に不審な妖怪がヒースクリフに接触したばかりだ。幸いヒースクリフに被害はなかったようだが、シノはまだ憤っている。カインとて、自分の仕事を全うできなかった不甲斐なさを痛感した。また奴が現れるかはわからないが、今度は指一本触れさせないと気合いを入れ直したところだ。ただヒースクリフには、例の侵入者のあの笑みと、わざとらしい鳴き真似が妙に引っかかるようだ。
むにや
DOODLEヒースクリフを結構練習して描いてて本当にバランスとれなくて泣いてたもう開き直って自分の絵柄で無理せず描こう~♪ってなりました
ベッドの中で雨の音を聴くとリラックスする…という感性がとても繊細で静かで素敵すぎる この感性壊したくねえ!守りてえ!(何?)
いなばリチウム
DONE晶くんオンリー4展示その2。おしゃべりなローズネタと続いてます。恋人になった晶くん×ヒースクリフその後。ぶるぶるローズネタですが震えを止めてくれるのはカインです。(ネタバレ)
初めての この世界には、少し口にする分には問題ないけど、分量を間違えると恥ずかしい目に遭う食べ物というのがいくつか存在する。その内の一つが《おしゃべりなローズ》で、俺はつい最近まさに大変な目に遭ったばかりだ。結果的に、片思いだと思っていた人と実は両想いだったことが分かったので、悪いことばかりではなかったけれど、それでも思い出せば顔から火が出るくらい恥ずかしい経験ではある。
そして、やっぱりローズの種類で、《ぶるぶるローズ》という、食べ過ぎると震えが止まらなくなり、誰かに抱き締めてもらわなければ止まらないという、大変なバラがあるらしいと知ったのも最近のことだ。けれどそれも料理に使うと良いアクセントになるというので、同じ過ちは繰り返すまいと、念入りに分量を量り、もちろん自分の分は味見した量も計算して取り分け、ローズのテリーヌを魔法使い達に振舞った。中には止める間もなくたくさん食べて震えが止まらなくなったブラッドリー(対処法を伝えた後すぐにくしゃみでどこかへ飛んで行ってしまった)や、むしろ知った上でたくさん食べて笑いながら震えていたムル(ひとしきり震えた後、「あきた!」と言ってシャイロックに飛びついていた)もいたけれど、概ね問題はなかった、はずだった。オーエンが、俺の口元にフォークを押し付けるまでは。
4431そして、やっぱりローズの種類で、《ぶるぶるローズ》という、食べ過ぎると震えが止まらなくなり、誰かに抱き締めてもらわなければ止まらないという、大変なバラがあるらしいと知ったのも最近のことだ。けれどそれも料理に使うと良いアクセントになるというので、同じ過ちは繰り返すまいと、念入りに分量を量り、もちろん自分の分は味見した量も計算して取り分け、ローズのテリーヌを魔法使い達に振舞った。中には止める間もなくたくさん食べて震えが止まらなくなったブラッドリー(対処法を伝えた後すぐにくしゃみでどこかへ飛んで行ってしまった)や、むしろ知った上でたくさん食べて笑いながら震えていたムル(ひとしきり震えた後、「あきた!」と言ってシャイロックに飛びついていた)もいたけれど、概ね問題はなかった、はずだった。オーエンが、俺の口元にフォークを押し付けるまでは。
いなばリチウム
DONE晶くんオンリー4展示です。晶くん×ヒースクリフ片思いからのハプニング。おしゃべりなローズネタです(お察し)
双子も出る。
そんなところもだいすきです きっと一目惚れだったと思う。同時に、一目惚れ、とあまりにも簡単な一言で表してしまっていいものか、と頭を悩ませてもしまうけれど。
猫が騒ぐ、明るい満月の夜に、俺はこの世界にやってきた。夢みたいな出来事の連続で、そんな状況だったから余計に目に焼き付いたとも言える。初めて出会った魔法使いは二人だった。どちらにも目を奪われたけど、俺の腕を引いた冷たい指の感触を、俺の視線から逃げるように俯いたヒースクリフの綺麗な横顔を、今でも昨日のことのように鮮明に思い出せる。もちろん、その時は彼の顔をじっくり見るような余裕も図々しさもなかったけれど、映画の一コマ一コマのように、脳裏に焼き付いているのだ。美術品のように整った横顔、明かりに照らされてうっすらと輝く髪、宝石みたいな美しい瞳。初めて会った時、その肌は作りもののように青白く、だから余計に美術品みたいだと思ったけれど、魔法舎で生活するようになってからは、彼の年相応の純朴さだとか、控えめな性格だとか、かと思えば大胆な行動に出るところもあるのだとか、頬に赤みがさしている時の方が人らしくて可愛いとか、そういうことを知っていった。それからやっぱり、何をしていても綺麗で、でも彼は美術品ではないから、ふとした瞬間にこちらを向いてはにかんだり、声をあげて笑ったりするので、その度に心臓はドキドキとうるさくなる。
5226猫が騒ぐ、明るい満月の夜に、俺はこの世界にやってきた。夢みたいな出来事の連続で、そんな状況だったから余計に目に焼き付いたとも言える。初めて出会った魔法使いは二人だった。どちらにも目を奪われたけど、俺の腕を引いた冷たい指の感触を、俺の視線から逃げるように俯いたヒースクリフの綺麗な横顔を、今でも昨日のことのように鮮明に思い出せる。もちろん、その時は彼の顔をじっくり見るような余裕も図々しさもなかったけれど、映画の一コマ一コマのように、脳裏に焼き付いているのだ。美術品のように整った横顔、明かりに照らされてうっすらと輝く髪、宝石みたいな美しい瞳。初めて会った時、その肌は作りもののように青白く、だから余計に美術品みたいだと思ったけれど、魔法舎で生活するようになってからは、彼の年相応の純朴さだとか、控えめな性格だとか、かと思えば大胆な行動に出るところもあるのだとか、頬に赤みがさしている時の方が人らしくて可愛いとか、そういうことを知っていった。それからやっぱり、何をしていても綺麗で、でも彼は美術品ではないから、ふとした瞬間にこちらを向いてはにかんだり、声をあげて笑ったりするので、その度に心臓はドキドキとうるさくなる。
まくらぎ
DONEmhykWEBオンリー「MHfes online」開催おめでとうございます!・シノヒス 短めのお話
・R15くらい
喉が渇いて目を覚ましたヒース。
食堂まで水を取りに行こうと部屋を出ると、丁度シノに出くわして……
渇き遠く、雨音がする。
重い不快感でヒースクリフの意識は浮上する。雨の日のベッドの中は彼のマナエリアであったから充足感と倦怠感がシーツに引き戻そうとするが、ややあって身体を起こすことにした。じっとりと寝間着がパジャマに張り付く感覚だけならまだしも、喉の乾きは我慢できなかったのだ。サイドテーブルの水差しはすっかり空だった。
「――――」
素足をスリッパに引っ掛けるとふ寝起きの足取りで室内を横断し、ヒースクリフは廊下に続く自室のドアノブに手をかけた。それは思いの外ひんやりとしており、眠気を頭の外へと押し出す助けとなった。
ややはっきりとした思考で、常夜灯が照らす廊下へ一歩踏み出す。遠く、同階のバーからだろうか、年長の魔法使いたちの声が微かに耳に届いた。
2743重い不快感でヒースクリフの意識は浮上する。雨の日のベッドの中は彼のマナエリアであったから充足感と倦怠感がシーツに引き戻そうとするが、ややあって身体を起こすことにした。じっとりと寝間着がパジャマに張り付く感覚だけならまだしも、喉の乾きは我慢できなかったのだ。サイドテーブルの水差しはすっかり空だった。
「――――」
素足をスリッパに引っ掛けるとふ寝起きの足取りで室内を横断し、ヒースクリフは廊下に続く自室のドアノブに手をかけた。それは思いの外ひんやりとしており、眠気を頭の外へと押し出す助けとなった。
ややはっきりとした思考で、常夜灯が照らす廊下へ一歩踏み出す。遠く、同階のバーからだろうか、年長の魔法使いたちの声が微かに耳に届いた。
あいぐさ
TRAINING差し入れするヒースクリフとファウストの話師に差し入れを、幼馴染に軽口を 満点、ぎりぎり追試回避、追試。赤のペンをくるりと回しながら、ファウストはため息をはく。
暗記系の問題を出すと、大体結果はこうなる。自分よりも歳を重ねた彼は、どうも暗記が苦手らしい。
任務、先生会議、そして任務。忙しい今週の日程にテスト作りのタスクが一つ増えた。どうせなら、追試は彼のためだけのテストを作ってやりたい。生真面目なファウストはこめかみをぎゅっと摘む。
「……先生?」
耳に届いたのは控えめに自分を愛称で呼ぶ声だ。視線を上げると、そこには二つのコップを持ったヒースクリフがいた。
「よかったらどうですか?」
恥ずかしそうに微笑み、彼は両手のコーヒーを少しだけ持ち上げる。
「ありがとう、いただくよ。きみも座りなさい」
846暗記系の問題を出すと、大体結果はこうなる。自分よりも歳を重ねた彼は、どうも暗記が苦手らしい。
任務、先生会議、そして任務。忙しい今週の日程にテスト作りのタスクが一つ増えた。どうせなら、追試は彼のためだけのテストを作ってやりたい。生真面目なファウストはこめかみをぎゅっと摘む。
「……先生?」
耳に届いたのは控えめに自分を愛称で呼ぶ声だ。視線を上げると、そこには二つのコップを持ったヒースクリフがいた。
「よかったらどうですか?」
恥ずかしそうに微笑み、彼は両手のコーヒーを少しだけ持ち上げる。
「ありがとう、いただくよ。きみも座りなさい」
misa
DOODLE大ヒス(どっちも女体)大牙ちゃんはヒースに対して甘えん坊と思ってるのが溢れ出てる1枚目。
パジャマなかったから大牙くんの服着たヒスちゃんが可愛すぎて耐えれなくなった大牙くん2枚目。 2
mayynatsukk
DONE最近晶ちゃんに元気がないと思っていたヒースクリフが彼女の悩みを知って解決しようとする話。「つまり、賢者様は想い人がいらっしゃる、ということです、ね?」
それを知ったヒースクリフの行動は…。
晶→ヒースクリフ→晶視点で話が進んでいきます。
限りなくきみに近い存在 散歩で行った原っぱで見つけた白い可憐な花。一本取って、花びらを撫でた晶は、無意識にその花びら一枚抜いていた。いや、一枚だけではなかった。
「好き、嫌い、好き、嫌い……」
花占いなんていつぶりだろうか。そんな可愛らしい行動をする自分がいる微笑ましく思う自分と冷ややかな目をする自分がいることに気付く。それでも自分の中にある少しの乙女心には逆らえなかった。
たとえこれが「嫌い」で終わったとしても、それが本当だとは限らないことは知っている。けれど、こうして行動をしている自分の乙女心を大切にしたいと思ったのだ。
「嫌い」最後の一枚が虚しく芝生の上に落ちる。「ええっ⁉」
たとえこれが「嫌い」で終わったとしても──……そう思っていた気持ちはどこへやら。全く持ってそんなことはなく、晶はがっくしと肩を落とした。
8095「好き、嫌い、好き、嫌い……」
花占いなんていつぶりだろうか。そんな可愛らしい行動をする自分がいる微笑ましく思う自分と冷ややかな目をする自分がいることに気付く。それでも自分の中にある少しの乙女心には逆らえなかった。
たとえこれが「嫌い」で終わったとしても、それが本当だとは限らないことは知っている。けれど、こうして行動をしている自分の乙女心を大切にしたいと思ったのだ。
「嫌い」最後の一枚が虚しく芝生の上に落ちる。「ええっ⁉」
たとえこれが「嫌い」で終わったとしても──……そう思っていた気持ちはどこへやら。全く持ってそんなことはなく、晶はがっくしと肩を落とした。
ゆっぽ
DONE【絶対晶♀至上主義2】開催おめでとうございます!『付き合っているのか、いないのか』
学パロカイ晶♀です。カインと晶♀とヒースとシノの友情とカイ晶♀な内容となっています。パスワードはお品書きに記載してありますので、よろしくお願いします! 8494
misa
DOODLE大ヒス(2枚目注意)1枚目は公演後の熱が冷めなくて大牙に食い気味にキスしてるヒース。
2枚目は大牙から誘ったし、誘われたヒースだけどその時のお互いの顔がカッコよくてまた惚れてる2人 2
ひすい
PROGRESSまじょぱ2で展示する予定のフィガファウ♀平安パロの進捗です。※半分くらいの魔法使いが女体化してます。今回出てくる中では
♀:ファウスト、ヒースクリフ、ネロ、ホワイト、(シャイロック)
設定作り込みすぎて読んでてわかるかが過去最高に不安なので何かしら反応いただけると嬉しいです。 33623
英(aya)
DONE【現代AU】コーヒースタンドオーナー兄上×働き過ぎなリーマン澄⑦夏祭り編
※続きものですが、単体でもお読みいただけると思います。
※これまでのお話はTwitterモーメントに。
https://twitter.com/i/events/151858151862 19
cyanaoi
DONE回転寿司屋に初めて行くヒースクリフとシノです大遅刻
まほずし 「ヒース、何食べる?」
向かいに座るシノが嬉しそうに注文用のタブレットを操作する。
ヒースクリフがテレビで見た回転寿司屋に衝撃を受けたのは数週間前のことである。レールの仕組みや寿司以外のサイドメニューに興味が出た彼は幼馴染であるシノを誘い、近所にオープンした回転寿司屋にやってきた。
「本当に寿司が回ってる……」
「当たり前だろ、回転寿司なんだから」
驚くヒースクリフに疑問を抱くシノ。ヒースクリフにとって寿司は回らないものであり、なんなら自宅に寿司職人がやってきて握ってもらうこともあるものであった。
「ヒースいくらがあるぞ。頼むか?」
「じゃあ、俺も食べようかな」
「わかった。お、ウニもある。ヒースもウニ食べるだろ」
1291向かいに座るシノが嬉しそうに注文用のタブレットを操作する。
ヒースクリフがテレビで見た回転寿司屋に衝撃を受けたのは数週間前のことである。レールの仕組みや寿司以外のサイドメニューに興味が出た彼は幼馴染であるシノを誘い、近所にオープンした回転寿司屋にやってきた。
「本当に寿司が回ってる……」
「当たり前だろ、回転寿司なんだから」
驚くヒースクリフに疑問を抱くシノ。ヒースクリフにとって寿司は回らないものであり、なんなら自宅に寿司職人がやってきて握ってもらうこともあるものであった。
「ヒースいくらがあるぞ。頼むか?」
「じゃあ、俺も食べようかな」
「わかった。お、ウニもある。ヒースもウニ食べるだろ」
Ray
MOURNINGずーっとやっていた自分向けの本…の載せられる部分を一部抜粋しました(68ページ本文があった)全部で6話の短編集から抜粋したうえに順番がバラバラなのでおそらく意味は全然伝わらないと思いますが…ヒースの魂が愛おしいなという話を描いていました。6月 14
みゆ🌸
PROGRESS7/23に出したい本の原稿冒頭4ページ!クスッとしてもらえたら嬉しいシノヒス初体験話!
シノの難攻不落・鉄壁の理性を頑張って崩してねヒース!
(この辺りはあとでサンプルで載せます) 4
sigu_mhyk
DONE1日1ネファネチャレンジ 17魔法舎 ネロファウ(ヒースクリフお誕生日おめでとう!)
前夜の保護者会仕込みは上々。残りは明日の仕上げを待つだけだ。我ながら張り切ってしまった自覚はあるが、何といってもかわいいうちのおこちゃまの誕生日である。気合が入らないはずもない。
魔法舎全体が寝静まった深夜のキッチンで一人、ネロはずらりと並ぶ自信作達を前に満足げな息を吐いた。時間を忘れて没頭してしまったが、それに勝る出来である。久々に感じる自己肯定感の高まりに身を浸していた時だった。
「楽しそうだね」
「うわっ」
ボウルを抱えていたら落とさんばかりの勢いでネロの心臓が跳ねた。振り返れば、いつの間にか背後の席に座っていたファウストがにこにことネロを見つめている。全く気が付かなった。気配を消すのはさすがの腕前だが、こういう時に発揮するのは勘弁願いたい。いつからそこに、と頬を引きつらせたネロをやはりファウストはにこにこと眺めている。
1994魔法舎全体が寝静まった深夜のキッチンで一人、ネロはずらりと並ぶ自信作達を前に満足げな息を吐いた。時間を忘れて没頭してしまったが、それに勝る出来である。久々に感じる自己肯定感の高まりに身を浸していた時だった。
「楽しそうだね」
「うわっ」
ボウルを抱えていたら落とさんばかりの勢いでネロの心臓が跳ねた。振り返れば、いつの間にか背後の席に座っていたファウストがにこにことネロを見つめている。全く気が付かなった。気配を消すのはさすがの腕前だが、こういう時に発揮するのは勘弁願いたい。いつからそこに、と頬を引きつらせたネロをやはりファウストはにこにこと眺めている。