病気
完成させぬうちが鬼
MAIKING花吐き病パロ 銀近の好きなところだけ。
片想いをすると花吐くっていう病気(ざっくりしてるなぁ)。吐いた花に触ると花吐き病は感染する。両思いになると、白銀の百合を吐いて、治るらしい。
花吐き病ぱろ一部(タイトルまだない)花吐き病パロ
「おえっ……」
ぼたぼたと俺の口から花が落ちる。色とりどりの花がぼろぼろと。
息がし辛く、胸が締め付けられる。苦しくて、苦しくて、視界がぼやける。
この苦しみは、嘔吐のせいなのか。
それとも、叶わぬ恋のせいなのか。
「大丈夫か?万事屋……」
声をかけた男、近藤はどうしようかと、おろおろしながら俺を見ている。
俺はぼやけた視界の中、あいつの方を向く。困ったような顔をするあいつに、吐き気がまた込み上げる。ぎりっと奥歯を噛んだ。
お前のせいだよ、と言えたらどれだけ楽なのだろう……なんて。
そう考えると同時に、結局、溜まらずに俺はまた口から花を吐き出した。
どうしようもない恋だ。叶わない恋が、花となって俺を苦しめて、吐き出させて楽にしてくれる。ずっと溜め込むよりマシだというように。
632「おえっ……」
ぼたぼたと俺の口から花が落ちる。色とりどりの花がぼろぼろと。
息がし辛く、胸が締め付けられる。苦しくて、苦しくて、視界がぼやける。
この苦しみは、嘔吐のせいなのか。
それとも、叶わぬ恋のせいなのか。
「大丈夫か?万事屋……」
声をかけた男、近藤はどうしようかと、おろおろしながら俺を見ている。
俺はぼやけた視界の中、あいつの方を向く。困ったような顔をするあいつに、吐き気がまた込み上げる。ぎりっと奥歯を噛んだ。
お前のせいだよ、と言えたらどれだけ楽なのだろう……なんて。
そう考えると同時に、結局、溜まらずに俺はまた口から花を吐き出した。
どうしようもない恋だ。叶わない恋が、花となって俺を苦しめて、吐き出させて楽にしてくれる。ずっと溜め込むよりマシだというように。
kaccodaihuku
DONE思路李氏斗(おもろ いしと) 35歳 スポーツコメンテーター頭は良い(院卒
胡散臭い関西弁を話す(後天的に自分で身に着けた方言のため)
身長160cm 体重68㎏
一人称:ボク(本当はオレ) 二人称:キミ(怒っている時:ジブン)
瞬発的な筋肉はかなりあるものの、病弱。(こんなにも太陽の元生きてますって見た目なのに太陽は苦手、よく病気になるし内臓が弱い。でも病弱って絶対に思われたくない強がり) 17
たすけて
TRAINING新茶ホム前提若モリホム6.5前ぐらいの設定で書きました(6.5以前に若モリくんが召喚された設定です)
滝に帰結させたい病気なので、暖かい目で見守ってあげてください。
水底へ沈む与えられた自室の椅子で眠りこけている探偵は彫刻のように美しい。霊体化してこの部屋に潜り込んだとはいえ、私を感知する素振りを見せない姿には落胆を覚える。
こんな男に私は敗北することになるのか。
霊体化を解いて、深く椅子に沈みこんで寝入っている探偵に近付く。
老齢の私曰く「超絶イケメン」らしいが、納得の造形だ。美しいものは美しいのだ。
そっと彼の頬に手を伸ばす。知りたい。衝動的な抑えられない欲求。何もかもを知り尽くしたい。老齢の私よりも深く深く彼の何もかもを暴いてしまいたい。
「やめたまえ」
灰がかった緑の瞳が私をハッキリと捕らえる。その瞳はぼんやりとしている。
「私に触れない方がいい。今のキミには些か刺激が強すぎる」
1074こんな男に私は敗北することになるのか。
霊体化を解いて、深く椅子に沈みこんで寝入っている探偵に近付く。
老齢の私曰く「超絶イケメン」らしいが、納得の造形だ。美しいものは美しいのだ。
そっと彼の頬に手を伸ばす。知りたい。衝動的な抑えられない欲求。何もかもを知り尽くしたい。老齢の私よりも深く深く彼の何もかもを暴いてしまいたい。
「やめたまえ」
灰がかった緑の瞳が私をハッキリと捕らえる。その瞳はぼんやりとしている。
「私に触れない方がいい。今のキミには些か刺激が強すぎる」
spring18_520
MOURNING画像1枚目のような七マリちゃんのお題を引いたんですが多分お題から連想するゴールにはいけなかったんでポイピクにて供養!!!どうしてもハピエンにしちゃう病気です! 10kurayoshi_9
DONE #ファンアート #あいるさん大感謝祭お兄様方とお姉ちゃんの小話その5。また変な病気に罹ったお姉ちゃんの話
十六夜に絆され変わる人魚かな「で、また幻想病に罹ったって?」
「面目ない…」
医者兄様が呆れたように言うので、僕は申し訳なくなってつい目をそらした。…といっても僕は今、右でしか物が見えない。僕の左目の中に魚が住み着いてしまったからだ。
出目金のような魚が1匹、僕の目の中でゆらゆらと泳いでいやがる。おかげで僕の視界の半分は水の中で目を開けた時のようにぼんやりとして、時折魚の影が入ってくる。見づらいったらない。
「まぁあいつら気まぐれだからな。仕方ねぇよ。……にしても『寄魚病』か…まーたやっかいな…」
「この幻想病には名前があるんですね」
「ああ。幻想病はな、害のない症状には名前がないんだ。……言ってる意味わかるか?」
「………つまり、『寄魚病』は害があると。どんなことになるんです?」
3499「面目ない…」
医者兄様が呆れたように言うので、僕は申し訳なくなってつい目をそらした。…といっても僕は今、右でしか物が見えない。僕の左目の中に魚が住み着いてしまったからだ。
出目金のような魚が1匹、僕の目の中でゆらゆらと泳いでいやがる。おかげで僕の視界の半分は水の中で目を開けた時のようにぼんやりとして、時折魚の影が入ってくる。見づらいったらない。
「まぁあいつら気まぐれだからな。仕方ねぇよ。……にしても『寄魚病』か…まーたやっかいな…」
「この幻想病には名前があるんですね」
「ああ。幻想病はな、害のない症状には名前がないんだ。……言ってる意味わかるか?」
「………つまり、『寄魚病』は害があると。どんなことになるんです?」
さなこ
DONE花吐き病パロ。お恥ずかしながら漫画に出てくる架空の病気だと知りませんでした。
オメガバースみたいに誰かが創作したのかと……。
完治の方法は設定をいただいておりますが、発症するまでの時間など捏造したところもありますので、
ご理解くださる方のみお読みいただければと。
花を吐く「花に触ったか」
ひとつ先輩である家入にそう聞かれ、七海は記憶を辿った。
白い壁で囲まれた医務室、窓から入ってくる心地よい風に髪を遊ばせながら視線を下に向ける。思い出してみれば任務で訪れた中学校で少女(と言っても七海とふたつしか変わらない)が吐いた花を、確かに触ったかもしれない。
「感染経路はそこだな」
可哀想に、と全くそう思ってなさそうな声色で言われ、七海は「はぁ」と温度の低い相槌を打った。
七海の胃の中から花が出てきたのは昨晩のことだった。
あの日は低級の任務が入っていた。灰原と二人で夕食をとり共同浴場で身を清め、本を読み進めてから眠った。灰原は隣で漫画を読んでいた。七海の知らない(興味のない)漫画である。そろそろ寝るか、となった頃に灰原が腰を上げ「おやすみ」と手を振ったあと七海もベッドへ寝転んだ。そのままうとうとと眠りの世界へ入ったあたりで気持ち悪くなって意識が覚醒してしまった。何か悪いものでも食べただろうか、体調が悪いのだろうか、そう考えているうちに抑えられない吐き気が催してきて、自室のトイレに駆け込み、胃を震わせて吐き出しのがハナミズキの花びら。見ただけで花の名前が分かるほど知識があるわけではない。ただ、曲名にもなった花だったために前に一度調べていたから見覚えがあっただけ。
13005ひとつ先輩である家入にそう聞かれ、七海は記憶を辿った。
白い壁で囲まれた医務室、窓から入ってくる心地よい風に髪を遊ばせながら視線を下に向ける。思い出してみれば任務で訪れた中学校で少女(と言っても七海とふたつしか変わらない)が吐いた花を、確かに触ったかもしれない。
「感染経路はそこだな」
可哀想に、と全くそう思ってなさそうな声色で言われ、七海は「はぁ」と温度の低い相槌を打った。
七海の胃の中から花が出てきたのは昨晩のことだった。
あの日は低級の任務が入っていた。灰原と二人で夕食をとり共同浴場で身を清め、本を読み進めてから眠った。灰原は隣で漫画を読んでいた。七海の知らない(興味のない)漫画である。そろそろ寝るか、となった頃に灰原が腰を上げ「おやすみ」と手を振ったあと七海もベッドへ寝転んだ。そのままうとうとと眠りの世界へ入ったあたりで気持ち悪くなって意識が覚醒してしまった。何か悪いものでも食べただろうか、体調が悪いのだろうか、そう考えているうちに抑えられない吐き気が催してきて、自室のトイレに駆け込み、胃を震わせて吐き出しのがハナミズキの花びら。見ただけで花の名前が分かるほど知識があるわけではない。ただ、曲名にもなった花だったために前に一度調べていたから見覚えがあっただけ。
kurayoshi_9
DONE #ファンアート #あいるさん大感謝祭 お姉ちゃんとお兄様方の小話その3。お姉ちゃんが変わった病気に罹った話。フィーリングで読んで頂ければ幸いです…。What color かつん、とそれは床を転がった。
黄色と緑が混ざり合う瞬間をそのまま石にしたようなそれはコロコロと転がり、テーブルの足に当たって止まる。
「朧!大丈夫か!?」
「けほっ……だ、大丈夫です…大丈夫ですから…ちょっと離れて……近すぎて照れる…」
キスができるくらいまで近づいてきた維さんから顔を背ける。見慣れてるとはいえ、ここまで近いと流石に照れる…。ああ…良い顔……好き…キスしたい……って今はそれどころじゃな、!?
「…げほっ、」
「朧!?」
ゲホゲホと咳が止まらない。喉の奥から何かが迫り上がってくる感覚がしてきた。まただ。さっきもこの感覚と咳が止まらなくて、重い咳をしたら石が…!
「ゴホッ、カ、ハァッ!」
「朧!朧!っ病院に…!いやこれは個性事故か!?クソッどうすれば…!!」
6534黄色と緑が混ざり合う瞬間をそのまま石にしたようなそれはコロコロと転がり、テーブルの足に当たって止まる。
「朧!大丈夫か!?」
「けほっ……だ、大丈夫です…大丈夫ですから…ちょっと離れて……近すぎて照れる…」
キスができるくらいまで近づいてきた維さんから顔を背ける。見慣れてるとはいえ、ここまで近いと流石に照れる…。ああ…良い顔……好き…キスしたい……って今はそれどころじゃな、!?
「…げほっ、」
「朧!?」
ゲホゲホと咳が止まらない。喉の奥から何かが迫り上がってくる感覚がしてきた。まただ。さっきもこの感覚と咳が止まらなくて、重い咳をしたら石が…!
「ゴホッ、カ、ハァッ!」
「朧!朧!っ病院に…!いやこれは個性事故か!?クソッどうすれば…!!」
z_ecicicicicici
DOODLEぷんぷうぽん!ぶらびは精神力が強くストレスで病気になりにくい個体です。だからといって無理をさせると疲れがたまって弱ってしまうので、ぶらびが好きな人間のそばに置いて適度に甘やかしてあげましょう。
まき@お絵描き鍛錬中
DONE定期的にね、ダサ寿郎を描きたくなっちゃう病気にかかってるんですよ・・・あまりにかっこよすぎるから、ちょっとダサいぐらいが可愛くて愛しい!そしてどんなダサい服も堂々と着こなして欲しい❤️
みなせ由良
PAST知的メガネで知的におやつを語るのす様個人的にアンダーリムがすこなのでそんな感じにしてしまったけど、のす様に似合うメガネって本当のところどんなんだろーなー
それにしても正に公式が病気なイベだったなーCBC2022(褒め言葉
柚子ひなた
DONE死ネタ犬辻です辻ちゃんが病気になって、犬飼先輩と付き合ったりする話です
最期の言葉を貴方に辻ちゃんが病気になったらしい。
最近調子が悪そうだとは思ってたけど、まさかそんなことだったなんて思いもよらなかった。
余命宣告なんかもされてるらしくて、もう長くないのだと辻ちゃんに話された。ひゃみちゃんも、二宮さんなんかでさえ言葉が出ないようだった。おれもその1人で。
話を聞いた時、ドラマかよ、って笑い飛ばしたくなったけど、妙に乾いた喉では笑えなくて、呆然と立ち尽くすことしか出来なかった。
「……辻は、これからどうするんだ」
「俺、は……最期まで、皆と一緒にいたい、です」
苦しそうにそう言う辻ちゃんに、最期なんて言わないでもっと一緒にいようよ、なんて、おれには言えなかった。
上層部から許可は取れたらしく、辻ちゃんが……いなくなるまで、トリガーは貸し出されるらしい。
4967最近調子が悪そうだとは思ってたけど、まさかそんなことだったなんて思いもよらなかった。
余命宣告なんかもされてるらしくて、もう長くないのだと辻ちゃんに話された。ひゃみちゃんも、二宮さんなんかでさえ言葉が出ないようだった。おれもその1人で。
話を聞いた時、ドラマかよ、って笑い飛ばしたくなったけど、妙に乾いた喉では笑えなくて、呆然と立ち尽くすことしか出来なかった。
「……辻は、これからどうするんだ」
「俺、は……最期まで、皆と一緒にいたい、です」
苦しそうにそう言う辻ちゃんに、最期なんて言わないでもっと一緒にいようよ、なんて、おれには言えなかった。
上層部から許可は取れたらしく、辻ちゃんが……いなくなるまで、トリガーは貸し出されるらしい。
みなせ由良
PAST2022年2月22日のスーパー猫の日を記念して復刻グレートキャッツカフェぐだ子ちゃん公式が病気を地で行くようなイベだったけど、こう言う時の為の資料にするのにグッズ買っといて良かったナとも思ったり(ばか
ktunegumern7
DONE【夢病の患者と終焉の旅人】数年前から世界に現れ始めた夢病
特別驚異となる病気ではなかった…はずだった。
イレギュラーが現れ始めるまでは…。
イレギュラーを怖がった政府たちの政策により作られたエデン【EDEN】
これはそこに収監された罹患者達の話
ラフィーネ→ラフィ
リリー・ベリー→リリー
第1話まだ少し肌寒い4月
今日も子供達のリリー・ベリーを呼ぶ元気な声がエデンに木霊する。
『すずらん先生!!』
リリー「はいはい。今行くよ。」
花吐き病の罹患者リリー・ベリー
彼の通称はすずらん先生
最初彼にどうしてその名前で呼ばれてるのか聞いた時、《すずらんが好きだからだよ。》となんだか腑に落ちない答えを返されたことを思い出す。
ラフィ「今日も子供たちは元気だな…。」
中庭ですずらん先生と遊ぶ子供たちを眺めながら俺は、罹患者達の資料をまとめていた。
ラフィ「よしっこんなところかな…。」
しばらくして罹患者達の資料をまとめ終わり廊下に出る。
今日は何も無くて油断した。
「わっ!!」
ラフィ「わぁ!!?」
いきなり後ろから驚かされて思わず資料を落としそうになった
1615今日も子供達のリリー・ベリーを呼ぶ元気な声がエデンに木霊する。
『すずらん先生!!』
リリー「はいはい。今行くよ。」
花吐き病の罹患者リリー・ベリー
彼の通称はすずらん先生
最初彼にどうしてその名前で呼ばれてるのか聞いた時、《すずらんが好きだからだよ。》となんだか腑に落ちない答えを返されたことを思い出す。
ラフィ「今日も子供たちは元気だな…。」
中庭ですずらん先生と遊ぶ子供たちを眺めながら俺は、罹患者達の資料をまとめていた。
ラフィ「よしっこんなところかな…。」
しばらくして罹患者達の資料をまとめ終わり廊下に出る。
今日は何も無くて油断した。
「わっ!!」
ラフィ「わぁ!!?」
いきなり後ろから驚かされて思わず資料を落としそうになった
kohiruno
MOURNINGラーハルト母子が健やかに暮らすにはどうすればよかったのか、せめてお母さんの病気が治れば……など色々考えた感情を供養するため、無免許の天才外科医をクロスオーバーさせました。手塚神に寄せたパロディ絵の漫画で描ききって完成されればこそ意味があるので、完全にアイデア供養。ご自身の記憶の中の間黒男先生とともに再生してくださりつつ、母子二人が幸せなら何でも許せる方に見ていただければ嬉しいです。魔族と6ゴールド※医療に関する記載は、ファンのBJ愛の代物として寛大に見てくださると幸いです。
天才無免許外科医のブラック·ジャック(以下BJ)が、独り言を言いながら森で迷っている。
「クソっ。手配されたチケットで船に乗ったが、パプニカってのは一体どこだ。そんな国あったか?」
「途中のバルジ島の大渦だったか。あれ、淡路島の間違いじゃないのか」
カバンにへばりつくスライムにでくわすが、お前のお仲間がいるじゃないか、と、ヒョウタンツギを登場させてもろとも蹴っ飛ばす。
そこにフードをかぶって薬草摘みをしている少年が現れる。
「おい坊や、ここは」と、声をかけるが、逃げてしまう。追うBJ。
ついた場所は小さな小屋。
ベッドには痩せた若い婦人が横たわっていた。傍らの少年の肌は青く、耳が大きく、両頬に痣がある。
1992天才無免許外科医のブラック·ジャック(以下BJ)が、独り言を言いながら森で迷っている。
「クソっ。手配されたチケットで船に乗ったが、パプニカってのは一体どこだ。そんな国あったか?」
「途中のバルジ島の大渦だったか。あれ、淡路島の間違いじゃないのか」
カバンにへばりつくスライムにでくわすが、お前のお仲間がいるじゃないか、と、ヒョウタンツギを登場させてもろとも蹴っ飛ばす。
そこにフードをかぶって薬草摘みをしている少年が現れる。
「おい坊や、ここは」と、声をかけるが、逃げてしまう。追うBJ。
ついた場所は小さな小屋。
ベッドには痩せた若い婦人が横たわっていた。傍らの少年の肌は青く、耳が大きく、両頬に痣がある。
UIRO00799375
MAIKING忘羨と阿苑の出てくるお話。めっちゃ途中ですが間に合いそうもないのでできたとこまで!
背景を描いたら死んでしまう病気なので背景には閉寒してもらいます。(今後とも) 3
69asuna18
MAIKINGお題サイト『確かに恋だった』様【キューピットは語る】
1.いい加減くっつけ
2.見てるこっちがハラハラ
3.我ながら完璧な舞台設定
4.照れ屋もここまでくると病気
5.ようやくこの日が
おまけの6.惚気は他でやってくれ
(わたし/俺のおかげってこと忘れてない?)
全部書けたらpixivにあげるつもり
6.惚気は他でやってくれ「おまたせ」
そう言って出てきたのは、綺麗なお皿に守られたティラミスだ。
「薫も、食っていくだろ?」
隣に並んで座るチェリーにも同じ物が出された。けど、なんだか少し大きいように見える。気のせい?大人だから?恋人になったから…だろうか。
例のお土産のクッキーを取りにジョーのお店に寄ったら、ちょうどチェリーも来ていた。カランと鳴るドアのベルに驚いたのか、まるで猫みたいにぴょんと跳ねてチェリーは真っ赤な顔で「み、ミヤか…」とホッと胸を撫で下ろしたのが見えた。
「お邪魔しちゃった?」
そういうと、チェリーは恥ずかしそうに口を噤んだ。一方ジョーは笑いながら「もうちょいあとでもよかったのになぁ」と言いながら、キッチンの奥へと入っていく。奥から、座って待ってろと言われてチェリーと2人で待っていたら、あっという間にティラミスが出てきたのだ。パクリと運ばれて来たそれを口へ。甘くて、ふんわりと苦い。口に入れたらほろりと溶ける美味しいデザート。「美味しいね」とチェリーに言うと、うっとりとした顔でそれを堪能していて。とても優しい顔で「そうだな」と答えた。
1034そう言って出てきたのは、綺麗なお皿に守られたティラミスだ。
「薫も、食っていくだろ?」
隣に並んで座るチェリーにも同じ物が出された。けど、なんだか少し大きいように見える。気のせい?大人だから?恋人になったから…だろうか。
例のお土産のクッキーを取りにジョーのお店に寄ったら、ちょうどチェリーも来ていた。カランと鳴るドアのベルに驚いたのか、まるで猫みたいにぴょんと跳ねてチェリーは真っ赤な顔で「み、ミヤか…」とホッと胸を撫で下ろしたのが見えた。
「お邪魔しちゃった?」
そういうと、チェリーは恥ずかしそうに口を噤んだ。一方ジョーは笑いながら「もうちょいあとでもよかったのになぁ」と言いながら、キッチンの奥へと入っていく。奥から、座って待ってろと言われてチェリーと2人で待っていたら、あっという間にティラミスが出てきたのだ。パクリと運ばれて来たそれを口へ。甘くて、ふんわりと苦い。口に入れたらほろりと溶ける美味しいデザート。「美味しいね」とチェリーに言うと、うっとりとした顔でそれを堪能していて。とても優しい顔で「そうだな」と答えた。
69asuna18
MAIKINGお題サイト『確かに恋だった』様【キューピットは語る】
1.いい加減くっつけ
2.見てるこっちがハラハラ
3.我ながら完璧な舞台設定
4.照れ屋もここまでくると病気
5.ようやくこの日が
おまけの6.惚気は他でやってくれ
(わたし/俺のおかげってこと忘れてない?)
全部書けたらpixivにあげるつもり
5.ようやくこの日が「いや、なんで!?」
2人きりにさせた後の事が気になったミヤは、うきうきとしながら店のドアを開けた。あんなに雰囲気が良かったんだ。きっといい感じになったに違いないと思っていたし、惚気話でも聞いてあげようと思っていたのに、ドアの先に居たオーナーは左の頬を真っ赤に腫らして、憂鬱なそうな顔でカウンターに頬杖をついていた。
「俺が聞きてーよ」
痛むのか、時折保冷剤で冷やしながら。大きな声でため息をついて。頬か冷たくなったらそれをまたポイと放おる。ジョーの前に座ると、眉尻を下げて申し訳無さそうに苦笑して、頭をポンポンと撫でられた。
「ごめんな、ミヤ。せっかくいろいろしてくれたのに」
「あ、いや…謝らないでよ…」
なんと返事をしたらいいのかわからなくて、口篭って俯くと可愛らしい魚の絵の描いたクッキーが視界に飛び込んできた。
18482人きりにさせた後の事が気になったミヤは、うきうきとしながら店のドアを開けた。あんなに雰囲気が良かったんだ。きっといい感じになったに違いないと思っていたし、惚気話でも聞いてあげようと思っていたのに、ドアの先に居たオーナーは左の頬を真っ赤に腫らして、憂鬱なそうな顔でカウンターに頬杖をついていた。
「俺が聞きてーよ」
痛むのか、時折保冷剤で冷やしながら。大きな声でため息をついて。頬か冷たくなったらそれをまたポイと放おる。ジョーの前に座ると、眉尻を下げて申し訳無さそうに苦笑して、頭をポンポンと撫でられた。
「ごめんな、ミヤ。せっかくいろいろしてくれたのに」
「あ、いや…謝らないでよ…」
なんと返事をしたらいいのかわからなくて、口篭って俯くと可愛らしい魚の絵の描いたクッキーが視界に飛び込んできた。