終末
hotate_151
DOODLE終末日ある日の2人シチロが虫を取りたいとカルエゴ君を誘い暑い中2人で虫取り。というかシチロが虫を取ってカルエゴ君がその虫の入った虫籠を持ってただついて行く感じの2人。2人で生き物を観に行くときはカルエゴ君が助手みたいな立ち位置でシチロにつきあってて欲しい
ヤギみち
TRAINING青岩ss/終末時計と朝とーほく編の看病あたりの時間軸です。
発掘しました。あんまり話がまとまってないんだけどupする癖をつけちゃいたいので上げるのだ…!
青岩 夜明けが、くる。
目を覚ますとベッドの脇には誰もいなかった。覚醒した身体は気怠かったが何のことはなく、ベッドを降りて壁に嵌め込まれた窓を覗くと、とろけるような光の線が街の輪郭を縁取るのが見えた。
ほかの多くのゆる神がそうしているのと同じく、青森の寝床も青森県庁の庁舎内に神域を設けて存在している。
福島などは県庁よりも会津城に居を構えている様子だが、基本的にはみな県庁だし、そもそも――自県に居るはずだ。
寝息のするほうへ、ゆるりと視線を巡らせる。その丈では到底足り得ないだろうブランケットを被り、長い手足を縮こまらせてソファで寝入るモノがいた。
大きな図体ながらあどけない顔で静かに眠るゆる神を岩手と言った。
1825目を覚ますとベッドの脇には誰もいなかった。覚醒した身体は気怠かったが何のことはなく、ベッドを降りて壁に嵌め込まれた窓を覗くと、とろけるような光の線が街の輪郭を縁取るのが見えた。
ほかの多くのゆる神がそうしているのと同じく、青森の寝床も青森県庁の庁舎内に神域を設けて存在している。
福島などは県庁よりも会津城に居を構えている様子だが、基本的にはみな県庁だし、そもそも――自県に居るはずだ。
寝息のするほうへ、ゆるりと視線を巡らせる。その丈では到底足り得ないだろうブランケットを被り、長い手足を縮こまらせてソファで寝入るモノがいた。
大きな図体ながらあどけない顔で静かに眠るゆる神を岩手と言った。
このは
TRAINING終末カプリシオ短編、偽りの太陽神を観測したディアクラウ軍とツキカムリの話。偽りの太陽アポロン編その① 力を奪われ、異形と化した神々によって度々襲撃されることがあるディアクラウ王国。他国よりも文明が発展し、この国の技術力は他国すら及ばないと言われるほど高度であり、異形の神からの攻撃にも対抗する術を持っている程だ。
ディアクラウ王直属の軍は日々、異形の神々の襲撃や治安維持を務めている中で神々を倒す術を模索していた。堕ちた神とはいえ、強大な力をもつ彼等を撤退させるのがやっとだった。しかし、先日起きたディアクラウの王都を襲撃したアポロン神との戦闘において彼の神に対抗する軍に加勢した者が現れた。それは何処で製造されたか不明のホムンクルスの少女……ツキカムリだった。ツキカムリはアポロン神の苛烈な攻撃に対して実戦経験浅さ故に防戦一方となり、軍も彼の神を討ち損ねて逃げられしまう結果となった。しかし、神を倒せるという希望をツキカムリと言う存在に価値を見いだした軍の将校であるクロード・ハイランド公がアポロン神を追おうとする彼女を説得し、ツキカムリをディアクラウの軍に保護という名目で入隊させた。軍は入隊させる条件として月に一度ツキカムリの身体からデータを取る事をハイランド公に言い渡し、ツキカムリも了承した。
2037ディアクラウ王直属の軍は日々、異形の神々の襲撃や治安維持を務めている中で神々を倒す術を模索していた。堕ちた神とはいえ、強大な力をもつ彼等を撤退させるのがやっとだった。しかし、先日起きたディアクラウの王都を襲撃したアポロン神との戦闘において彼の神に対抗する軍に加勢した者が現れた。それは何処で製造されたか不明のホムンクルスの少女……ツキカムリだった。ツキカムリはアポロン神の苛烈な攻撃に対して実戦経験浅さ故に防戦一方となり、軍も彼の神を討ち損ねて逃げられしまう結果となった。しかし、神を倒せるという希望をツキカムリと言う存在に価値を見いだした軍の将校であるクロード・ハイランド公がアポロン神を追おうとする彼女を説得し、ツキカムリをディアクラウの軍に保護という名目で入隊させた。軍は入隊させる条件として月に一度ツキカムリの身体からデータを取る事をハイランド公に言い渡し、ツキカムリも了承した。
yukiha0410
DONE世界崩壊モノです。身体が花になっていく病気が蔓延する話。【注意がきたち】
※終末世界観です。開始時点で泉をはじめアイドルがほとんど死んでいます。血は出ません。
※巽、ニキがESアイドルの誰かと〝交わった〟事実の描写があります。相手や左右には言及してません。
※レオ→巽をはじめ、何人か呼び方を捏造しています。
※ひとがひとではなくなっていく病気の話です。
ぼくらが花になった日01
久しぶりに歩くセゾンアヴェニューはずいぶんと様変わりしていて、まるでパラレルワールドにでも降り立ったようだった。じりじりと照り付けるような太陽も、天を衝くようなESビルも、おれたちが出てきたばかりの星奏館だってなにも変わっちゃいないのに、ただ、当たり前に、そこを歩く人間だけがいない。季節外れの桜の花びらが風に舞うけれど、それがほんとうに桜なのかどうかは定かでなかった。
「っと、」
花びらの絨毯に足を取られて転びかけたところで、隣を歩く男に腕を掴まれた。「気を付けてください、レオさん」と窘めるその口調は、どこかスオ~を思い起こさせる。スオ~だったらこういうとき、もっと声を荒げたと思うけど。
「ごめん、タツミ」
19886久しぶりに歩くセゾンアヴェニューはずいぶんと様変わりしていて、まるでパラレルワールドにでも降り立ったようだった。じりじりと照り付けるような太陽も、天を衝くようなESビルも、おれたちが出てきたばかりの星奏館だってなにも変わっちゃいないのに、ただ、当たり前に、そこを歩く人間だけがいない。季節外れの桜の花びらが風に舞うけれど、それがほんとうに桜なのかどうかは定かでなかった。
「っと、」
花びらの絨毯に足を取られて転びかけたところで、隣を歩く男に腕を掴まれた。「気を付けてください、レオさん」と窘めるその口調は、どこかスオ~を思い起こさせる。スオ~だったらこういうとき、もっと声を荒げたと思うけど。
「ごめん、タツミ」
お絵描き練習帳
DONE「夕暮れはもう違う色」ファースト終末の谷辺りの🍅🍥(概念)
すれ違い出してからの🍅🍥のイメソンなので描くしかないと思いました
相変わらず差分めちゃくちゃあります( ◜ω◝ )
お気に入りなので写輪眼+呪印多め 31
AstRaging
DONE原稿麺(@SageNoodles)さんがTwitterに投稿されたイラスト(同調の闇が降り注ぐ)を拝見した時にシャキーンと来たお話。2度目のゾディアークへの生贄~世界分断の間のお話。アゼムとエメトセルクメインですが、アゼムは終末の災厄で亡くなり、ヒュトロダエウスは2度目の贄に含まれていた、という設定です。
設定的に5.0~6.0のネタバレを含みます。素敵なイラストに巡り会えた事に感謝を。
Dying Hope安寧の地を求め、黒いローブを身に纏った集団が行く宛もなく彷徨う様子は災厄のはるか昔に文献で見掛けた殉教者のようだと、その先頭をいくエメトセルクは自嘲したが、その表情は動かなかった。
そんな精神的余力すらなかった、という方が正解だった。
降り注いだ流星雨を発端に、アーモロートも、地位も、名誉も、何もかも失い、彼にとって無二の親友であった者達も喪われた。
大地は荒れ果て、星全体のエーテルのバランスも著しく乱れ、ただ歩くだけでもエーテルが身体の外へ流れ出ていく。
終末の災厄で傷付いた者の中には、自然界がエーテルのバランスを戻そうとするその働きに耐える事が出来ず、還ってしまう者までいた。
少しでも心が休まる場所を求めて、彼らは行く宛もなく彷徨っていた。
9317そんな精神的余力すらなかった、という方が正解だった。
降り注いだ流星雨を発端に、アーモロートも、地位も、名誉も、何もかも失い、彼にとって無二の親友であった者達も喪われた。
大地は荒れ果て、星全体のエーテルのバランスも著しく乱れ、ただ歩くだけでもエーテルが身体の外へ流れ出ていく。
終末の災厄で傷付いた者の中には、自然界がエーテルのバランスを戻そうとするその働きに耐える事が出来ず、還ってしまう者までいた。
少しでも心が休まる場所を求めて、彼らは行く宛もなく彷徨っていた。
galop_u
DOODLEひとりぼっちの終末戦線 ネタバレ……かもしれない……学院祭ネタバレではない(茶番のネタを使ってはいます)
学院祭で性に目覚めた葉のやつ(語弊)
夢魔さんは自分の姿でしか夢に出ないそうです
そういうことです
※茶番でGMの持ちPCである夢魔に出会いちょっかいをかけられたときに「夢に出る」って言われて、エッチな夢を見たけどそれは夢魔が見せたものではないぞ!!!というやつです 4
Starlit
PAST※6.0メイン前提。※ご都合・捏造終末を越え、傍にいて満足している2人のおはなし。砂糖、どばどばだョ!
友情出演、暁の仲間たち
※エメとヒュ生存if、ローブ以外の2人(具体的な指定無し)
光の容姿は、身長がエメよりいくらか低い。その他設定なし。
Talking before sleeping 青年らしき2人は町往く人と変わらぬ装いで、オールド・シャーレアンを歩いている。
ローブを着ていたうちは「英雄の仲間」「イルサバードの魔道士」などと名乗っていたが、胡散臭いという顔をされるか、知的好奇心に詳しい話をと求められ、うんざりしたのだ。人々に紛れた服を纏えば、2人は俗世から放っておいてもらえた。
人波を通り過ぎ、2人は知神の港にて海を前に足を止めた。
「それで、彼女とはどお?」
悪友は嫌味なほど満面の笑顔を向けた。知神サリャク像から止めどなく降り注ぐ知の水さえ悪魔の微笑のように聞こえて、エメトセルクはヒュトロダエウスを睨めつけた。
「どうもこうもない」
ヒュトロダエウスはその言葉が真実だと理解して「ええ?」と目を丸くした。
8160ローブを着ていたうちは「英雄の仲間」「イルサバードの魔道士」などと名乗っていたが、胡散臭いという顔をされるか、知的好奇心に詳しい話をと求められ、うんざりしたのだ。人々に紛れた服を纏えば、2人は俗世から放っておいてもらえた。
人波を通り過ぎ、2人は知神の港にて海を前に足を止めた。
「それで、彼女とはどお?」
悪友は嫌味なほど満面の笑顔を向けた。知神サリャク像から止めどなく降り注ぐ知の水さえ悪魔の微笑のように聞こえて、エメトセルクはヒュトロダエウスを睨めつけた。
「どうもこうもない」
ヒュトロダエウスはその言葉が真実だと理解して「ええ?」と目を丸くした。
トコノマ
DOODLE終末!ガールズ&ルインズ走り切ってからも色々と考えてたんだけどすごくよかったなあ。最初は「軽いノリの学園ものイベントかあ…」と乗り気じゃなかったのが、途中から「あっこれちがう」となって公式さんすごいのぶっこんできたなとわくわくしちゃった。感想はツイッターリプで。
2022.2.25 ツイッターより
https://twitter.com/1228Tokoma/status/1496877
china_bba
DONE140字まいにちサカキ様まとめ7140字で書くお題ったー
https://shindanmaker.com/375517
様で出たお題を元に書いたまとめです。
お題は順に、
幸せにするよ
僕の居場所
君と僕の終末論
頬に爪を立てる
人生で一番
箝口令
それは寒い夜だった。
捨てられないガラクタ
こりないやつ
アンビバレンス
です。 10
kikixturu10
DOODLEヒュエメ終末の記憶
無題エメの独白
――最期の瞬間はいつだって、それは美しいものさ。
いつだったか、そう言っている奴がいた。異論はなく、私もそうだと思っていた。思っていたのだ――友人を見送るこの瞬間までは。
見慣れた色の魂が、今まで見た中でより一層美しく輝きを増しながら天へ昇っていく。人よりもよく視えるこの目をこんなにも忌まわしいと思ったことはない。厭なら見なければいいのに、陽を浴びた宝石のように美しく輝くそれから目を離すことが出来なかった。強く握った手が熱い。取り戻さなければ。そう心に誓い、瞳を閉じた――濡れた床がやがて海となり溺れてしまうその前に……
270――最期の瞬間はいつだって、それは美しいものさ。
いつだったか、そう言っている奴がいた。異論はなく、私もそうだと思っていた。思っていたのだ――友人を見送るこの瞬間までは。
見慣れた色の魂が、今まで見た中でより一層美しく輝きを増しながら天へ昇っていく。人よりもよく視えるこの目をこんなにも忌まわしいと思ったことはない。厭なら見なければいいのに、陽を浴びた宝石のように美しく輝くそれから目を離すことが出来なかった。強く握った手が熱い。取り戻さなければ。そう心に誓い、瞳を閉じた――濡れた床がやがて海となり溺れてしまうその前に……
kiriharaizaya
DONE #ジェイフロすごろく会 闇ルートにある「明日、世界が滅ぶとしたら二人は最後になにをする?」という最高なお題に、しのの先生がものすごい終末ネタを生み出してくださいましたので、それを土台にジェイフロ書きました。全然ジェイフロじゃないかもしれない・・・と思った。色々捏造だし、ほんとに死ネタで、人を選ぶから「だめだ!!」と思ったら閉じてください。
The Last judgment.もしも、もしもの話だよ?
明日、世界が終わるとしたら最期の足掻きに何がしたい?
もしも、が取れてしまった現実で。
カニちゃんは「兄貴に会いにいく」といった。昨日、喧嘩したばかりだっていうのに。
「だって、兄貴は寂しがりだから」そういって、ひらりと手を振る背中を鏡の向こうに見送った。
ウミヘビくんは「あいつのそばにいる」といった。もしも、世界が滅ぶなら、誰に気兼ねするもんか。片道切符の一人旅だと、キラキラした目で語ったのに。
「あいつの最期はきっと毒死だ。それがどんなに苦しいか。俺は、嫌というほど知っている」
寮服の黄色いベルトに留められた無骨な形の短刀で、きっと主人を救うのだろう。
「そう。じゃあこれ、約束のやつね」
11097明日、世界が終わるとしたら最期の足掻きに何がしたい?
もしも、が取れてしまった現実で。
カニちゃんは「兄貴に会いにいく」といった。昨日、喧嘩したばかりだっていうのに。
「だって、兄貴は寂しがりだから」そういって、ひらりと手を振る背中を鏡の向こうに見送った。
ウミヘビくんは「あいつのそばにいる」といった。もしも、世界が滅ぶなら、誰に気兼ねするもんか。片道切符の一人旅だと、キラキラした目で語ったのに。
「あいつの最期はきっと毒死だ。それがどんなに苦しいか。俺は、嫌というほど知っている」
寮服の黄色いベルトに留められた無骨な形の短刀で、きっと主人を救うのだろう。
「そう。じゃあこれ、約束のやつね」
galop_u
DOODLEぎゃろらのく #たわしぼっちの終末戦線 ひとりぼっちの終末戦線アンカーが全員同じ場所にいるというパラレル時空
緑メッシュ→葉:PLの設定で曇らせられるがおおむね元気
赤毛→ローウェル:学院アンカー 不憫体質
ボブショート→保:初期アンカー 本編ではほぼヒロイン
褐色横結び→シュナ:すき 見た目ちょっと変えてあります 2
barechun
MAIKINGアゼ♀←ヘル←光♀余命僅かの光が残った命で何をしたいか考えて、自分の得られるだけのエーテルを使って終末前のアーモロートへ転移する話。
個人的に解釈違いだけど性癖な話を書いた。まだ途中。未推敲のプロット文。
泡沫 ある所に、人間の王子に恋をした人魚の姫がいました。彼に会うために人魚の姫は声を失い、歩く度に千本の針に貫かれるような痛みのする人間の足を手に入れます。それでも人魚の姫は、痛みを堪えて王子に会いに行きました。けれども王子は人魚の姫を愛することは無く、別の人を愛してしまい、人魚の姫は泡になり消えてしまいました。
案外、自分の終わりというのは早いものだった。
以前ならば歩けていた場所が歩けなくなったり身体が痛んだり。そんなこんなで調べてみたらあっさりと病に冒されていて生きているのが不思議なくらいの惨状だなどと言われて。
身体は痛いけれどまぁ、戦う時の方が痛いことは多いし些細なものだと思っていた。そのせいか発見も遅れていたようでいつ終わるかもわからない身体なのだと宣告される。実感がないけれど何もしなくてもジワリジワリと痛む身体に少しだけ頭が追いついた。
6850案外、自分の終わりというのは早いものだった。
以前ならば歩けていた場所が歩けなくなったり身体が痛んだり。そんなこんなで調べてみたらあっさりと病に冒されていて生きているのが不思議なくらいの惨状だなどと言われて。
身体は痛いけれどまぁ、戦う時の方が痛いことは多いし些細なものだと思っていた。そのせいか発見も遅れていたようでいつ終わるかもわからない身体なのだと宣告される。実感がないけれど何もしなくてもジワリジワリと痛む身体に少しだけ頭が追いついた。
barechun
MAIKINGアゼ♀←ヘル←光♀余命僅かの光が残った命で何をしたいか考えて、自分の得られるだけのエーテルを使って終末前のアーモロートへ転移する話。
個人的に解釈違いだけど性癖な話を書いた。まだ途中。未推敲のプロット文。
泡に消える。 案外、自分の終わりというのは早いものだった。
以前ならば歩けていた場所が歩けなくなったり身体が痛んだり。そんなこんなで調べてみたらあっさりと病に冒されていて生きているのが不思議なくらいの惨状だなどと言われた。
身体は痛いけれどまぁ、戦う時の方が痛いことは多いし些細なものだった。そのせいか発見も遅れていたようでいつ終わるかもわからない身体なのだと宣告される。
実感がないけれど何もしなくてもジワリジワリと痛む身体に少しだけ頭が追いついた。
「なにを、しよう」
終わりを知って、自分が何をした方がいいのか、何をすべきなのか、何がやりたかったのかを考える。
たくさんの行きたい場所が、会いたい人が、やりたい事が浮かんでは消えて、そうして最後に行き着く想い。
3858以前ならば歩けていた場所が歩けなくなったり身体が痛んだり。そんなこんなで調べてみたらあっさりと病に冒されていて生きているのが不思議なくらいの惨状だなどと言われた。
身体は痛いけれどまぁ、戦う時の方が痛いことは多いし些細なものだった。そのせいか発見も遅れていたようでいつ終わるかもわからない身体なのだと宣告される。
実感がないけれど何もしなくてもジワリジワリと痛む身体に少しだけ頭が追いついた。
「なにを、しよう」
終わりを知って、自分が何をした方がいいのか、何をすべきなのか、何がやりたかったのかを考える。
たくさんの行きたい場所が、会いたい人が、やりたい事が浮かんでは消えて、そうして最後に行き着く想い。
powerofpower924
MOURNING世界任務「終末番の任務」をやった時に書き始めて放置して、何書こうかわからなくなったネタ。多分久しぶりに会ってからのいちゃらぶをさせたかったんだと思う。稲妻公子→おみくじを引く→なんかする→帰ってきていちゃいちゃ、の流れなのに最初と最後しか書いてなかった。 4113
りった
MEMO夢の中で会った人々。創作ワールドに引き込んでしまおう。■唐辛子頭、ジョーロキアペピーノ。ロックバンドの演奏をBGMに、校舎でこわシスターから逃れる。
■サキュバス少女。ねこ耳感のあるイヤリングをしている。終末にアパートで恋人と過ごす。
■生き別れた血の繋がっていない妹の雪ちゃん。度々出会う人物。ランドセルから作り物の翼。 9
Starlit
DONE※6.0メイン前提。※雰囲気で楽しめる方がどうぞ。終末を越えてまもなくのエメ光♀。
私の小説の中では口の悪い雄エメな方。
「攻めの『嫌なら抵抗しろ』に対して3秒で制圧して『嫌なら最初からこうしてる、分かったか?」と威圧する受け』が書きたかったはず。
※エメ生存if
光の容姿は、身長がエメよりいくらか低い。その他設定なし。
熱気 自分の呻き声で目が覚めた。身じろぐと体のあちこちが痛んで涙が滲んでくる。どこかがジンジンと熱をもって痛み、脈を騒がせている。
これが、星の終末に抗った痛みか。全快が保証されているだけでも幸運だ。仲間たちの応急処置のおかげもあるだろう。
体勢を変えるのを諦めて力を抜くと、片手が何かを握っていることに気づいた。握り直すとそっと握り返される。そちらに目を向けると、月明かりの透けたカーテンの前に影があった。金の双眸が浮かんでいる。きらりと揺れてこちらを窺っている。
「エメトセルク……?」
スツールを寄せて影が近づいた。静かに息を吐く音が聞こえ、もうひとつの手が重なってきた。
「いるの?」
一瞬、彼は星海に還ったはずではと過った。わたしはまだ[[rb:夢現 > ゆめうつつ]]だったのかもしれない。
7156これが、星の終末に抗った痛みか。全快が保証されているだけでも幸運だ。仲間たちの応急処置のおかげもあるだろう。
体勢を変えるのを諦めて力を抜くと、片手が何かを握っていることに気づいた。握り直すとそっと握り返される。そちらに目を向けると、月明かりの透けたカーテンの前に影があった。金の双眸が浮かんでいる。きらりと揺れてこちらを窺っている。
「エメトセルク……?」
スツールを寄せて影が近づいた。静かに息を吐く音が聞こえ、もうひとつの手が重なってきた。
「いるの?」
一瞬、彼は星海に還ったはずではと過った。わたしはまだ[[rb:夢現 > ゆめうつつ]]だったのかもしれない。
sakesalmon_sake
MOURNING終末のどあか「明日世界が終わるとしたらどうする?なんていう話をした事もあったけれど。まさか本当に世界が終わるなんて思わなかったね」
「俺達以外の世界が、な」
それは突然の出来事で、鬼狩りどもが何かをしたのか、それとも別の何かがあったのか。何も分からないままに地が揺れ山が割れ海は荒れ、瞬く間に世界から何もかもが無くなってしまったのだ。
信者に教えを説いてやっていた俺は、目を一度つむってまた開いた時には目の前の者共が全て息絶えているなんて思いもしなかった。流石に驚いて様子を見にそこらを歩いてまわっていると同じく状況を読み込めていないらしい猗窩座殿と遭遇し、以来行動を共にしているがここ数日で生きている者は1人として目にしていない。
2293「俺達以外の世界が、な」
それは突然の出来事で、鬼狩りどもが何かをしたのか、それとも別の何かがあったのか。何も分からないままに地が揺れ山が割れ海は荒れ、瞬く間に世界から何もかもが無くなってしまったのだ。
信者に教えを説いてやっていた俺は、目を一度つむってまた開いた時には目の前の者共が全て息絶えているなんて思いもしなかった。流石に驚いて様子を見にそこらを歩いてまわっていると同じく状況を読み込めていないらしい猗窩座殿と遭遇し、以来行動を共にしているがここ数日で生きている者は1人として目にしていない。