hama_gara
PROGRESS結婚式を挙げようとする五七の話。※本誌236話のネタバレ注意
書き上がったらpixivに上げます。
→完成しました https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=20827986 1525
ダイフクモチコ
DONE⚠️ちゅうしてます⚠️少しお触りあります
視線 不意打ち 茹だるような暑さの中、二学年上の先輩と出向いた任務で負傷した。
広範囲に攻撃を仕掛けてくるタイプの呪霊で、避けるタイミングを見誤って真っ向から攻撃を受けてしまった。
肋骨の骨折と、脛の深い切傷は反転術式による治療を受けた。腕と顔にできた擦り傷には、保健師がガーゼを貼ってくれた。
自室に戻って洗面でふと鏡に映った顔を見ると、ガーゼを貼り付けている顔がとても間抜けに見えた。
まるでこのガーゼが、不甲斐ない自分とこんな擦り傷など作らない先輩達との力量差を表しているかのようで、気が滅入った。
今日は、夕方から一つ上の先輩達と一緒に近所に花火を見に出かける予定だった。灰原が部屋まで迎えに来てくれたがとてもそんな気分にはなれず、怪我を理由に断って、謝りながら送り出した。
2609広範囲に攻撃を仕掛けてくるタイプの呪霊で、避けるタイミングを見誤って真っ向から攻撃を受けてしまった。
肋骨の骨折と、脛の深い切傷は反転術式による治療を受けた。腕と顔にできた擦り傷には、保健師がガーゼを貼ってくれた。
自室に戻って洗面でふと鏡に映った顔を見ると、ガーゼを貼り付けている顔がとても間抜けに見えた。
まるでこのガーゼが、不甲斐ない自分とこんな擦り傷など作らない先輩達との力量差を表しているかのようで、気が滅入った。
今日は、夕方から一つ上の先輩達と一緒に近所に花火を見に出かける予定だった。灰原が部屋まで迎えに来てくれたがとてもそんな気分にはなれず、怪我を理由に断って、謝りながら送り出した。
love_murasakixx
DONE伏七でも五七でもないけど、伏→七で五→七な話。捏造満載でお送りします。
誤字脱字、及びキャラ解釈の相違等にはお目こぼし願います……本当、なんでこうなったのか。
聡い子供と鈍い大人「初めまして、伏黒恵君。七海建人です」
その瞬間の、脳天から雷に撃たれたかのような甘く刺激的な衝撃を、中学一年生になったばかりだった伏黒恵はきっと一生忘れないだろう。
◆ ◆
伏黒が姉の津美紀と共に五条に引き取られ、彼を後見人として生活するようになってから、そろそろ六年が経つ。
その間、何だかんだと呪術界のアレコレについて叩き込まれ、時には任務に同行させられたりもして。
気付けば中学生になった頃には伏黒は一端の呪術師見習いに成長していた、あくまでも見習いではあるが。
『恵も中学生になった事だし、これからはもっとハードな任務にも着いてきてもらうからね(はぁと)』
とは、彼の師(と呼んで良いのか定かではないが)である五条の言で。
14726その瞬間の、脳天から雷に撃たれたかのような甘く刺激的な衝撃を、中学一年生になったばかりだった伏黒恵はきっと一生忘れないだろう。
◆ ◆
伏黒が姉の津美紀と共に五条に引き取られ、彼を後見人として生活するようになってから、そろそろ六年が経つ。
その間、何だかんだと呪術界のアレコレについて叩き込まれ、時には任務に同行させられたりもして。
気付けば中学生になった頃には伏黒は一端の呪術師見習いに成長していた、あくまでも見習いではあるが。
『恵も中学生になった事だし、これからはもっとハードな任務にも着いてきてもらうからね(はぁと)』
とは、彼の師(と呼んで良いのか定かではないが)である五条の言で。
mijinko2929
INFO57FESTA!!4展示その①サプライズゲスト様〜!!
@ajt____ajt
素敵なお作品いただいてしまい嬉し過ぎて私だけでなく見て欲しい〜!とお願いし、快く承諾いただき感謝の極み🙏
関連作品
⚠️他CP要素があるのでご注意ください⚠️
https://www.pixiv.net/artworks/88671661
五七オンリーで描き直しをしたい、とずっと言っている作品 15
amanek0kun
DONE五さん誕生日おめでとうございます👏🎉🍰㊗️五七漫画(全4p)
それっぽい表現があります。苦手な方は⚠️
どうか、頭を空っぽにして見てください🙇♀️
そして白いです…。
間に合いそうもなかったので白いです…💦
見にくいと思いますが、それでもいいよという方は🙏 4
😈桜魔 夜人🐙
DONEジュソ堕ち展示作品会社員時代に社員を皆殺しにし呪詛師堕ちした七海と七海を保護した五条の話。ハピエン。
パスワード解放しました!
後日支部にアップします。
こんなに長いのは初めて書いたので色々酷いですがお許しください…。
楽しんで頂けたら幸いです!
【ビーフシチューを食べよう】「七海さん。」
「はい。」
「ナナミン!」
「はい。」
「七海さ~ん!」
「はい。」
七海は天然人たらしだ。
僕の生意気でかわいい生徒達をすぐに懐柔した。
それどころか七海を警戒していた琢真も補助監督達も、今じゃあ七海にメロメロだ。
自販機で缶コーヒーを買っているだけで皆集まってくる。今も補助監督達に囲まれていた。
「あぁ、そうだ。」
「どうしました?」
「先程この前言っていたマクロを組んでおきましたので使ってください。」
「えっ!?ありがとうございます!」
「七海さんマジ神…」
「流石七海さん…!」
「大袈裟です。それに、」
七海は缶コーヒーを一気に煽り、缶を握り潰す。
「神なんていませんよ。」
その言葉に、表情に、はしゃいでいた全員が口を閉ざす。
13773「はい。」
「ナナミン!」
「はい。」
「七海さ~ん!」
「はい。」
七海は天然人たらしだ。
僕の生意気でかわいい生徒達をすぐに懐柔した。
それどころか七海を警戒していた琢真も補助監督達も、今じゃあ七海にメロメロだ。
自販機で缶コーヒーを買っているだけで皆集まってくる。今も補助監督達に囲まれていた。
「あぁ、そうだ。」
「どうしました?」
「先程この前言っていたマクロを組んでおきましたので使ってください。」
「えっ!?ありがとうございます!」
「七海さんマジ神…」
「流石七海さん…!」
「大袈裟です。それに、」
七海は缶コーヒーを一気に煽り、缶を握り潰す。
「神なんていませんよ。」
その言葉に、表情に、はしゃいでいた全員が口を閉ざす。
love_murasakixx
MOURNING2021年の、謎時空でのハロウィン五七&一年ズ。事変なんてない、とっても平和なハロウィンです。
トリック・オア・トリート!「やあ、諸君! トリック・オア・トリート」
「「「は?」」」
声も高らかに教室に飛び込んできた担任(二十八歳)に、三人の教え子達は揃って胡乱な目を向けた。
その冷たい視線も何のその、恐らくは魔法使いの仮装をした五条はニッコニコと満面の笑顔で三人に近付いてくる。
無駄にイケメンなのが非常に癇に触るが、彼の教え子達は良く出来た子供達なので、敢えて口にするような事はしなかった。
「みんな、今日の授業もお疲れサマンサ~! という訳で、ハイ! お菓子くれなきゃイタズラしちゃうぞ~!」
「「「………」」」
三人は顔を見合わせ、そして五条を見遣る。
その顔は一様に『何言ってんだコイツ』と物語っており、そして虎杖が最初に口火を切った。
2932「「「は?」」」
声も高らかに教室に飛び込んできた担任(二十八歳)に、三人の教え子達は揃って胡乱な目を向けた。
その冷たい視線も何のその、恐らくは魔法使いの仮装をした五条はニッコニコと満面の笑顔で三人に近付いてくる。
無駄にイケメンなのが非常に癇に触るが、彼の教え子達は良く出来た子供達なので、敢えて口にするような事はしなかった。
「みんな、今日の授業もお疲れサマンサ~! という訳で、ハイ! お菓子くれなきゃイタズラしちゃうぞ~!」
「「「………」」」
三人は顔を見合わせ、そして五条を見遣る。
その顔は一様に『何言ってんだコイツ』と物語っており、そして虎杖が最初に口火を切った。
love_murasakixx
DONE第十三回五七ドロライ。お題は『共犯』。共犯「よっ、七海。お疲れさん」
「ああ、お疲れ様です、五条さん」
この日の授業を全て終え、五条は報告の為に訪れていた七海の元に顔を出した。
彼は京都に出張に出ていたので、戻るのは実に五日ぶりだ。
「どう、歌姫元気だった?」
「ええ、お元気そうでしたよ。それより五条さん、コレなんですが」
「ん?何?」
七海が自分に相談なんて珍しい。
そう思いつつ、彼の隣に腰を下ろしてその手元を覗き込む。
「えーと、何々…あれ?コレ、もう処理済の案件じゃない?」
「やはりそうですよね…一級以上の確認が必要な書類の中に混ざっていたんですが、」
「多分間違えたんじゃない?持ってきたの、誰?伊地知?」
「いえ、違いますけど」
緩く首を横に振る七海に、五条はテーブルの上に広げられていた茶菓子を手に取って頬張りながら笑う。
4818「ああ、お疲れ様です、五条さん」
この日の授業を全て終え、五条は報告の為に訪れていた七海の元に顔を出した。
彼は京都に出張に出ていたので、戻るのは実に五日ぶりだ。
「どう、歌姫元気だった?」
「ええ、お元気そうでしたよ。それより五条さん、コレなんですが」
「ん?何?」
七海が自分に相談なんて珍しい。
そう思いつつ、彼の隣に腰を下ろしてその手元を覗き込む。
「えーと、何々…あれ?コレ、もう処理済の案件じゃない?」
「やはりそうですよね…一級以上の確認が必要な書類の中に混ざっていたんですが、」
「多分間違えたんじゃない?持ってきたの、誰?伊地知?」
「いえ、違いますけど」
緩く首を横に振る七海に、五条はテーブルの上に広げられていた茶菓子を手に取って頬張りながら笑う。
045ricketylab
MAIKING転生モノ小児科医・五(記臆アリ)×青年・七(記臆ナシ)
ショタではないです
冒頭の出会いの話だけ、書きかけアップします。
タイトルまだ決まってません💦
no title その子と初めて会ったのは、十月の最後の日だった。
小さな町のクリニックからの紹介状と共にやってきた少年は、僕が前世で愛した姿や色彩をそっくりそのまま持つ少年だった。
オリーブのような柔らかな青碧の瞳、利発そうな眉と高い鼻梁。小麦の穂に似た艶のある黄金の髪。紹介状やカルテに書かれた名前も、僕の愛した漢字と響き。
しかし、その少年は前世での記憶を持ってはいなかった。彼は僕をかつての恋人ではなく、「ごじょう、せんせい」とガラスのように透き通る声で、僕を主治医として認識した。
それでも僕はまた恋をした。
だって僕は七海のことが大好きだったから、七海の美しく儚い少年姿を大好きにならないわけがない。この小さく細い身体が年齢を重ねるごとに強く逞しく、それはもう見事な肉体美になるのを知っている。大きな瞳が次第に知虜に富み怜悧になっても、その奥に慈しむあたたかさが残るのも知っている。
928小さな町のクリニックからの紹介状と共にやってきた少年は、僕が前世で愛した姿や色彩をそっくりそのまま持つ少年だった。
オリーブのような柔らかな青碧の瞳、利発そうな眉と高い鼻梁。小麦の穂に似た艶のある黄金の髪。紹介状やカルテに書かれた名前も、僕の愛した漢字と響き。
しかし、その少年は前世での記憶を持ってはいなかった。彼は僕をかつての恋人ではなく、「ごじょう、せんせい」とガラスのように透き通る声で、僕を主治医として認識した。
それでも僕はまた恋をした。
だって僕は七海のことが大好きだったから、七海の美しく儚い少年姿を大好きにならないわけがない。この小さく細い身体が年齢を重ねるごとに強く逞しく、それはもう見事な肉体美になるのを知っている。大きな瞳が次第に知虜に富み怜悧になっても、その奥に慈しむあたたかさが残るのも知っている。
も ぶ
MOURNING花吐き病妄想2つ目を形にしてみた。花吐き病 今日の任務をつつがなく終え、灰原と二人食堂へと向かう。任務場所は奥多摩の廃村で、近くは無いが東京都内であり、相手は数だけ多い低級呪霊。難なく祓除がかなったため高専へ戻って報告、風呂を済ませてもまだ18時。ちょうど夕食どきに間に合う事に私も灰原も気分よく足を進めていた。
「あー、お腹空いた! 今日の夕飯何かな?」
「昨日は魚だったから肉料理じゃないか?」
「ハンバーグとかいいなぁ。でも唐揚げも捨て難い」
楽しげに食べたいメニューをたかる灰原に私の頬も自然と緩んだ。食堂の扉が近づくと声が聞こえてくる。灰原もそれに気づいたようだ。
「今日は先輩たちも居るみたいだね」
「珍しく揃ってるみたいだな」
ここのところ任務が立て込んでいたらしく、私たち以上に忙しい特級二人がこの時間に揃っているのは久しぶりだった。僅かに胸が痛み喉の奥に違和感を覚える。私はコホンと咳き込んで足を止めた。
8838「あー、お腹空いた! 今日の夕飯何かな?」
「昨日は魚だったから肉料理じゃないか?」
「ハンバーグとかいいなぁ。でも唐揚げも捨て難い」
楽しげに食べたいメニューをたかる灰原に私の頬も自然と緩んだ。食堂の扉が近づくと声が聞こえてくる。灰原もそれに気づいたようだ。
「今日は先輩たちも居るみたいだね」
「珍しく揃ってるみたいだな」
ここのところ任務が立て込んでいたらしく、私たち以上に忙しい特級二人がこの時間に揃っているのは久しぶりだった。僅かに胸が痛み喉の奥に違和感を覚える。私はコホンと咳き込んで足を止めた。
おぎやま
TRAININGただヤってるだけの五七しっかりと頑張って🍌も🍑も描きました
ただ、これがどれくらいのレベルのエロさか自分では分かりません…でも頑張ったの、すごーく
🔞🔞🔞🔞 ダメな人は見ないでね 3
kusarenegibouz
DONE五七大昔にどこかでみたセリフを7⃣に言わせたかっただけの顔まんが
この後5⃣(恋愛DT)は「次いつ会えるの?」とか聞いてくるし、
5⃣に全く期待してなかった7⃣は「は?」とぎょっとする 5
yota
DONE五七版夏の企画でツイに投稿したもの、その2です。お題:「二度目」
お付き合いしたての大人五七です。
恋愛下手?な五条さんと、ずっと片想いをしていた七海さんのお話。
五七版夏の企画その2「二度目」 自宅だ。まごうことなき自分の家だ。
一LDKで、とりわけキッチンの使い勝手の良さを気に入っている。自分自身のためだけにしつらえた、特別な空間だ。
その空間のなか、七海はリビングにあるソファに腰を落ちつけていた。今日は久しぶりの休暇だった。コーヒーを片手に、七海はハードカバーのページをゆったりとめくる。
この本は、買ってから積んであったもののうちの一冊だ。見開きを読み終えるごとに、指先を繰る。本の城壁を少しずつ、着実に突き崩していく。その時間のありがたみを、ただ静かに噛みしめる。
休日はいつもこうだ。好きなだけ本を読む。料理をする。そうやって自分の、自分だけの時間を満喫する。
「あ、あのさ」
だが、今日は違う。否、これからは違う。
2518一LDKで、とりわけキッチンの使い勝手の良さを気に入っている。自分自身のためだけにしつらえた、特別な空間だ。
その空間のなか、七海はリビングにあるソファに腰を落ちつけていた。今日は久しぶりの休暇だった。コーヒーを片手に、七海はハードカバーのページをゆったりとめくる。
この本は、買ってから積んであったもののうちの一冊だ。見開きを読み終えるごとに、指先を繰る。本の城壁を少しずつ、着実に突き崩していく。その時間のありがたみを、ただ静かに噛みしめる。
休日はいつもこうだ。好きなだけ本を読む。料理をする。そうやって自分の、自分だけの時間を満喫する。
「あ、あのさ」
だが、今日は違う。否、これからは違う。
yota
DONE五七版夏の企画でツイに投稿したものです。お題「クチナシ」
お付き合いしている五七です。
※途中から事変後の内容に触れています。ご注意ください。
五七版夏の企画「クチナシ」「ね、七海! あれたべたい!」
つらつらと続いていた声のトーンが、ひときわ高いものになった。
革張りのソファに投げ出された五条の長い脚が、ばたばたと上下に振れている。そのやかましい動きが、隣に座る七海の視界の隅に引っかかる。
「あれ、とは?」
七海は目線を上げることなく問いかけた。本は今まさに佳境に入ったところだ。ここで切り上げるという選択肢は、七海のなかに存在しない。
「あれだよ! えーっと、あまくて黄色い、そう、オマエがお正月に作ってくれたやつ!」
「もしかして、栗きんとんですか?」
「そう、それそれ!」
五条のつま先がぴん、と伸びた。彼が履いている紺色のスリッパのかかとも、そのつま先の動きと連動するかのように、床に向かって真っ直ぐに垂れている。
2493つらつらと続いていた声のトーンが、ひときわ高いものになった。
革張りのソファに投げ出された五条の長い脚が、ばたばたと上下に振れている。そのやかましい動きが、隣に座る七海の視界の隅に引っかかる。
「あれ、とは?」
七海は目線を上げることなく問いかけた。本は今まさに佳境に入ったところだ。ここで切り上げるという選択肢は、七海のなかに存在しない。
「あれだよ! えーっと、あまくて黄色い、そう、オマエがお正月に作ってくれたやつ!」
「もしかして、栗きんとんですか?」
「そう、それそれ!」
五条のつま先がぴん、と伸びた。彼が履いている紺色のスリッパのかかとも、そのつま先の動きと連動するかのように、床に向かって真っ直ぐに垂れている。
も ぶ
DONEワンドロライ夏の企画よりお題「猫被り」お借りしました。七海就職1年目初夏で付き合っていない五七と家さんで飲みの待ち合わせ中に起きた出来事の話。
※当て馬モブ顧客ががっつり出てきます。苦手な方ご注意ください。
証券マンよくわかってない人間が書いてるのでその辺もご了承ください。
猫被り 場所は銀座、某デパート前。2人の男女が人待ちをしていた。
「今向かっているそうです」
「置いてくか?」
「それはそれで後が面倒になるのでは」
「確かに」
男女、家入と七海は揃ってため息をついた。今日は社会人となった七海の息抜きと称して飲みに行こうと五条が集合をかけたのだ。当の本人が遅刻であるがいつもの事と二人は諦めていた。遅刻常習犯である五条だが、それはいつも数分のこと。そうかからずに来るだろう。七海が家入に今日行く店について確認しようとした時、後ろから声がかけられた。もちろん五条ではない。
「あれぇ? もしかして七海くんじゃないかい?」
「! 三井様、ご無沙汰しております」
声をかけてきたのはいかにも成金と言った風貌の男だった。家入はその風貌と口元にのみぎこちなくうっすらと笑みをのせた七海の反応に顧客だろうと察する。
7409「今向かっているそうです」
「置いてくか?」
「それはそれで後が面倒になるのでは」
「確かに」
男女、家入と七海は揃ってため息をついた。今日は社会人となった七海の息抜きと称して飲みに行こうと五条が集合をかけたのだ。当の本人が遅刻であるがいつもの事と二人は諦めていた。遅刻常習犯である五条だが、それはいつも数分のこと。そうかからずに来るだろう。七海が家入に今日行く店について確認しようとした時、後ろから声がかけられた。もちろん五条ではない。
「あれぇ? もしかして七海くんじゃないかい?」
「! 三井様、ご無沙汰しております」
声をかけてきたのはいかにも成金と言った風貌の男だった。家入はその風貌と口元にのみぎこちなくうっすらと笑みをのせた七海の反応に顧客だろうと察する。
amanek0kun
DONE57FESTA3展示作品です。(全年齢向けですが、それなりにチューしてます。)
ポイピクにアップしてます真人戦後のさらに続きとなります。
はっぴーで終わるかと思いきや、暗くなってしまいました…🙏😭
ハッピー以外受け付けない方は回れ右で!
たくさんの書き込み、スタンプありがとうございました!!😭💕 9
pagupagu14
DONE兄さんは私の恋人/さつなな(遙か7)嫉妬する七緒のお話。ED後です
兄さんは私の恋人 「七緒、ごめん。待たせたか?」
「ううん、そんなことないよ。」
大学の食堂にて兄さん――五月と待ち合わせをしていた私は五月が少し遅れてきたことにほっと胸を撫でおろした。私の正面に座った五月は私と同じようにお弁当を取り出す。今日のお弁当は五月でも私でもなく三鶴さんが作ったものだ。最近、料理も勉強中だという三鶴さんだがどれも美味しく舌を巻いてしまうほどだった。
「…兄さんの味に似てる、兄弟だから?」
「…まあ、俺も教えたりしてたしなあ……」
そんなことを言いながらお弁当をつつく兄さんを微笑ましく思えて思わず見入ってしまう。――と、
「天野くん、隣いい?どの席も埋まっちゃってて困ってるんだよね」
そう声を掛けてきたのは見知らぬ女性だった。しかし私と五月がこうやって仲良く話しているのにこうやって割って入ってくる空気の読めなさに唖然としてしまう。話しかけられた五月は困った様子を見せつつこちらに視線を送る。
1511「ううん、そんなことないよ。」
大学の食堂にて兄さん――五月と待ち合わせをしていた私は五月が少し遅れてきたことにほっと胸を撫でおろした。私の正面に座った五月は私と同じようにお弁当を取り出す。今日のお弁当は五月でも私でもなく三鶴さんが作ったものだ。最近、料理も勉強中だという三鶴さんだがどれも美味しく舌を巻いてしまうほどだった。
「…兄さんの味に似てる、兄弟だから?」
「…まあ、俺も教えたりしてたしなあ……」
そんなことを言いながらお弁当をつつく兄さんを微笑ましく思えて思わず見入ってしまう。――と、
「天野くん、隣いい?どの席も埋まっちゃってて困ってるんだよね」
そう声を掛けてきたのは見知らぬ女性だった。しかし私と五月がこうやって仲良く話しているのにこうやって割って入ってくる空気の読めなさに唖然としてしまう。話しかけられた五月は困った様子を見せつつこちらに視線を送る。