ののと
DONE五七。まったくr18ではないですが七がぱんつのままなので伏せます。あざと七と五で何でもない朝のまったり。目が覚めたら、寝た時に隣にいたはずの人の姿は見えず、空いたスペースにあったのはすっかり冷えたシーツだけだった。自分も何も着ておらず素っ裸のままだったが、肩まできちんと布団がかけられていた。ぼんやりした頭でそれらを確認してから、微かに声が聞こえてくるリビングへ向かうため七海はやっと起き上がった。
同衾相手だったその人は携帯で誰かと話しているようだった。そして何故か上半身裸に下はスウェット、というスタイル。多分寝ている時に電話がかかってきて、とりあえず下だけ履いたんだろう、そう推測しながら七海はソファに転がった。まだ重い瞼を閉じ、ずるずると体をソファに滑らせていく。肘置き部分がちょうど後頭部の位置にきたところで気配に気付き目を開ければ、電話中の五条がすぐ側に立っていた。
2422同衾相手だったその人は携帯で誰かと話しているようだった。そして何故か上半身裸に下はスウェット、というスタイル。多分寝ている時に電話がかかってきて、とりあえず下だけ履いたんだろう、そう推測しながら七海はソファに転がった。まだ重い瞼を閉じ、ずるずると体をソファに滑らせていく。肘置き部分がちょうど後頭部の位置にきたところで気配に気付き目を開ければ、電話中の五条がすぐ側に立っていた。
amanek0kun
DONE※五七「ゆっくりおやすみ…」
⚠︎14巻のななみです。血は出てませんが一応グロ注意⚠︎
センシティブな内容かと思われますので14巻のななみは目も当てられないという方はスルーでお願いいたします。何より描いてる本人が辛かった…。
ののと
DONE五七。久しぶりに会えたのに邪魔される二人。短い。r18でも特殊でも全くないですが糖度と密着度高いのでそのためのワンクッションです。お互い仕事が終わって、何週間ぶりにやっと会えた日。七海の家で二人、なんでもない顔して食事をして、珈琲を入れてソファに座り、適当にテレビを流しながらここ数日の話をしていた。そうして、一瞬だけできた無言の時間。目が合ったと思ったら、どちらからともなくキスをしていた。
重ね合わせていただけの唇、少し離したり、また押し付け合ったり。じゃれ合うようなそれがどんどん深くなって、お互いの舌が相手の口のなかへと入り込んで絡み合っていく。がっついてるな、お互い、そう思いながら。それでも勿論やめることなく。狭いソファの上で七海が五条の上に乗りあげる形で座り、その腰を五条がしっかりと抱え込んでいた。
徐々に触れ合う箇所が増えていく。でも、もっと。久しぶりの逢瀬、一度こうなれば、当然次に考えることは二人とも同じで。普段は五条に流されがち、任せがちなここからの流れ、でも今日は七海も積極的で、五条のいつもの黒服の中に手を差し込んでいた。当然五条も同じようにしていて、さぁいよいよ脱がしてしまおう、といったところで、お約束の電話の音が鳴り響いた。五条の、携帯から。
2063重ね合わせていただけの唇、少し離したり、また押し付け合ったり。じゃれ合うようなそれがどんどん深くなって、お互いの舌が相手の口のなかへと入り込んで絡み合っていく。がっついてるな、お互い、そう思いながら。それでも勿論やめることなく。狭いソファの上で七海が五条の上に乗りあげる形で座り、その腰を五条がしっかりと抱え込んでいた。
徐々に触れ合う箇所が増えていく。でも、もっと。久しぶりの逢瀬、一度こうなれば、当然次に考えることは二人とも同じで。普段は五条に流されがち、任せがちなここからの流れ、でも今日は七海も積極的で、五条のいつもの黒服の中に手を差し込んでいた。当然五条も同じようにしていて、さぁいよいよ脱がしてしまおう、といったところで、お約束の電話の音が鳴り響いた。五条の、携帯から。
love_murasakixx
SPUR ME今年の五七の日に向けたもの。今はまだ互いになんの感情も抱いていない二人が、一年間の同居を経て少しずつ恋心を芽生えさせていく話(になる予定)。自分への尻叩きとしておいておく。
蒼と碧が融ける場所「同居……ですか?」
「そう」
人よりも格段に長い足を堂々とテーブルにのせ、ソファーの背凭れにそっくり返りながら首肯する五条の行儀の悪さに、向かい合って座る七海は隠す事なく眉を顰めた。
先日、数年振りに再会したかつての『先輩』は、年を経て益々その傲岸不遜ぶりに拍車がかかったように思える。
「…何故、それが条件なんです」
高専卒業後に呪術界を離れた七海は、数年の社会生活を送った後、再び呪術界に舞い戻る事を決意した。
その際、唯一連絡先が残っていた眼前の男…五条に連絡を取り、復帰したい旨を伝えたのがほんの三日前の出来事だ。
七海の復帰の意志を聞いた五条の返答は『即答はできない、数日猶予をもらう』だった。
一旦保留となった七海の復帰希望、それについて話があると呼び出されたのが、まさに今である。
3731「そう」
人よりも格段に長い足を堂々とテーブルにのせ、ソファーの背凭れにそっくり返りながら首肯する五条の行儀の悪さに、向かい合って座る七海は隠す事なく眉を顰めた。
先日、数年振りに再会したかつての『先輩』は、年を経て益々その傲岸不遜ぶりに拍車がかかったように思える。
「…何故、それが条件なんです」
高専卒業後に呪術界を離れた七海は、数年の社会生活を送った後、再び呪術界に舞い戻る事を決意した。
その際、唯一連絡先が残っていた眼前の男…五条に連絡を取り、復帰したい旨を伝えたのがほんの三日前の出来事だ。
七海の復帰の意志を聞いた五条の返答は『即答はできない、数日猶予をもらう』だった。
一旦保留となった七海の復帰希望、それについて話があると呼び出されたのが、まさに今である。
choko_bonbon
DONE一緒のベッドに寝ている五七五七ワンライ「夜明け」目を覚ますと、薄いカーテンを越して、朝のひかりが部屋中をやんわり包んでいた。
街は平日、だがここに寝そべる二人は各々、三日に渡る長期任務あけの休日である。今日一日はまるまる休みで、明日の午後からまたお互いに、教育指導と任務に向かう予定であって。産まれたままの姿で汗にまみれた、昨夜の深い時分に、目を覚ますのは昼近くで良いよねと、暗黙のうちに約束してあった。
だから五条は、目を覚ましたのがまだまだ朝と言える時間であるのに対し、となりの枕が空になっていることに気づくなり、瞬間で憤慨しかけた。
あの、上背の高さと筋肉の総量を活かす、重く鈍い近接打撃に特化した。体力には人一倍の定評のある七海が、指先ひとつ動かしたくないと嘆き。そうさせてしまった張本人である五条自ら、男の整えられた指の爪先から髪の一本に至るまでを、丁寧にタオルで拭きあげ、丹念に仕上げのキスを降らして磨き。真新しいシーツの上でそれぞれ寝入った際には、朝には確かに、隣にいてあげようと約束してくれていたのに。
3146街は平日、だがここに寝そべる二人は各々、三日に渡る長期任務あけの休日である。今日一日はまるまる休みで、明日の午後からまたお互いに、教育指導と任務に向かう予定であって。産まれたままの姿で汗にまみれた、昨夜の深い時分に、目を覚ますのは昼近くで良いよねと、暗黙のうちに約束してあった。
だから五条は、目を覚ましたのがまだまだ朝と言える時間であるのに対し、となりの枕が空になっていることに気づくなり、瞬間で憤慨しかけた。
あの、上背の高さと筋肉の総量を活かす、重く鈍い近接打撃に特化した。体力には人一倍の定評のある七海が、指先ひとつ動かしたくないと嘆き。そうさせてしまった張本人である五条自ら、男の整えられた指の爪先から髪の一本に至るまでを、丁寧にタオルで拭きあげ、丹念に仕上げのキスを降らして磨き。真新しいシーツの上でそれぞれ寝入った際には、朝には確かに、隣にいてあげようと約束してくれていたのに。
ののと
DONE年齢差転生五七。さっき書いていた、五がおこのところから落ち着くまでの部分を少しだけ勢いのままに。全然r18でもないですが勢い余って五が七を押し倒しちゃってたりするのでお気をつけくださいの鍵です。大丈夫ですか?yes/no 3029
torara0821
Happy New Year未成年閲覧禁止🙅🏻×🔞🔞🔞🔞🔞🔞🔞🔞🔞🔞🔞
五、本家の葬儀に参列した五七夫婦な謎設定
リプでお話してた喪服おセッセが見たくなり書きました
赤ちゃん出来ちゃうかもね👶💗
🔞🔞🔞🔞🔞🔞🔞🔞🔞🔞🔞
最後に書いたのまとめてあります。 9
riho_7777
Deep Desire付き合ってる五七の姫はじめです。勢いだけで書き上げたので誤字脱字はご容赦を。
注)攻めフェあります。
R-18作品のため、高校生を含む18才未満の方は閲覧できません。
ご了承ください。
18才以上ですか?(yes or no) 4660
ののと
DONE本番はないけどそういう話をしているのでワンクッション&鍵です。五七で七から初めてのあれのお誘いの話。R18シーンは無くて出来てる五七がいちゃついてるだけですがいいですか?
yes/no 2344
choko_bonbon
MEMO学生時代・五七/つきあうきっかけ七海と灰原の一年生ふたりで任務を任された日。
呪霊自体は低級のものを始末する簡単な内容であるが、いかんせん現場は泥だらけであり。存分に泥と汗とにまみれた任務後のふたりは、補助監の勧めで現場近くの銭湯に寄っていく。
帰路の車中で灰原は、泥の足元を駆けずり回った疲れと、湯で得た癒しに加え、隣からの暖かさに、くったりおねむ状態。ぐらぐら前後左右に揺れているのを見た七海は、彼に負けぬ眠たさの滲む声で「寄りかかって構いませんよ」と言えば。
「どうもね」
と礼を言って、肩を貸すつもりが灰原は、七海の肉付きの悪い膝枕に落ち着く。
まったく…と思いながら、より一層の暖かさが身体に伝わることで七海も、くってりと身体の芯から力が抜け、いつのまにか寝てしまう。
5401呪霊自体は低級のものを始末する簡単な内容であるが、いかんせん現場は泥だらけであり。存分に泥と汗とにまみれた任務後のふたりは、補助監の勧めで現場近くの銭湯に寄っていく。
帰路の車中で灰原は、泥の足元を駆けずり回った疲れと、湯で得た癒しに加え、隣からの暖かさに、くったりおねむ状態。ぐらぐら前後左右に揺れているのを見た七海は、彼に負けぬ眠たさの滲む声で「寄りかかって構いませんよ」と言えば。
「どうもね」
と礼を言って、肩を貸すつもりが灰原は、七海の肉付きの悪い膝枕に落ち着く。
まったく…と思いながら、より一層の暖かさが身体に伝わることで七海も、くってりと身体の芯から力が抜け、いつのまにか寝てしまう。
conchinco57
DONE【こせん五七】五誕。高専七1年五2年の誕生日の話。
素直にハッピーなバースデーではないけれど。
二人は幸せな時間をいっぱい過ごしたと思っています。
おめでとう。
注:後半事変後内容含みます。
29年目の127【こせん五七】五誕誕生日は嫌い。
俺の眼を見た母親は怯えていた。
父親はよくやったと母親を褒めた。
俺は生まれた時の記憶すら忘れられない程有能に出来ていた。
あー、生まれ落ちてしまった。
選ぶ選択肢も与えられないこの地獄に。
* * *
「地獄なら地獄なりに楽しんではどうですか?コレどうぞ」
目の前のひょろっこいヤツは言った。
何言ってんだコイツ。なにそれ?ずっと食べたかった早朝から行列の出来るケーキ屋の限定ザッハトルテじゃん。真面目が初めて授業サボったって聞いたけど、まさかコレの為かよ、ウケる。
「ー?何?何の用?ケーキ?なんで?俺はみんなが開いてくれた誕生日パーティーを滅茶苦茶楽しんだけど?ナニ?パーティーの後お持ち帰りでもされたかったの?真面目な顔してムッツリか、七海」
2364俺の眼を見た母親は怯えていた。
父親はよくやったと母親を褒めた。
俺は生まれた時の記憶すら忘れられない程有能に出来ていた。
あー、生まれ落ちてしまった。
選ぶ選択肢も与えられないこの地獄に。
* * *
「地獄なら地獄なりに楽しんではどうですか?コレどうぞ」
目の前のひょろっこいヤツは言った。
何言ってんだコイツ。なにそれ?ずっと食べたかった早朝から行列の出来るケーキ屋の限定ザッハトルテじゃん。真面目が初めて授業サボったって聞いたけど、まさかコレの為かよ、ウケる。
「ー?何?何の用?ケーキ?なんで?俺はみんなが開いてくれた誕生日パーティーを滅茶苦茶楽しんだけど?ナニ?パーティーの後お持ち帰りでもされたかったの?真面目な顔してムッツリか、七海」
獰。。
MAIKING支部で上げた、パン屋さんに出逢えなかったリーマン七海を拾った五条の七視点支部の方を読んでからでないと読みづらい不親切設計なのでよろしければそちらから読んでいただけると嬉しいです
支部→ https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=16539882
昨今の飼い主は愛情が足りない見慣れない部屋の天井が目に映る。
ここは…と脳内を巡回するがぼんやりと生温い液体に浸されているようではっきりしない。
窓を見ると大分高い位置に太陽がいる。
まずい、寝過ごしたとがばりと体を起こすがそのまま横に倒れ込んでしまった。
なぜ、どうして、早くしないと、仕事が、と頭の中がこんがらがっていくがふと昨夜のことを思い出した。
長身に白髪、あの美しい碧眼を包帯で隠した五条悟。
ということは、ここは五条さんの家か…。
くそ…と悪態をつきながらゆっくりと辺りを見回す。バカみたいに広いベッドにモノトーンで揃えられたサイドテーブルとチェスト。その上には薬とゼリーと水。
バッグとスマホが見当たらない。
ベッドからゆっくりと降りて扉を出る。人様の家を勝手に歩き回るのは申し訳ないが扉を一つずつ開け確認していく。リビングのドアを開けると机の上で探しものを見つけた。
2749ここは…と脳内を巡回するがぼんやりと生温い液体に浸されているようではっきりしない。
窓を見ると大分高い位置に太陽がいる。
まずい、寝過ごしたとがばりと体を起こすがそのまま横に倒れ込んでしまった。
なぜ、どうして、早くしないと、仕事が、と頭の中がこんがらがっていくがふと昨夜のことを思い出した。
長身に白髪、あの美しい碧眼を包帯で隠した五条悟。
ということは、ここは五条さんの家か…。
くそ…と悪態をつきながらゆっくりと辺りを見回す。バカみたいに広いベッドにモノトーンで揃えられたサイドテーブルとチェスト。その上には薬とゼリーと水。
バッグとスマホが見当たらない。
ベッドからゆっくりと降りて扉を出る。人様の家を勝手に歩き回るのは申し訳ないが扉を一つずつ開け確認していく。リビングのドアを開けると机の上で探しものを見つけた。
おもち
DONEお題箱より:「リュックの前止めバンドしてる七が見たいです。」お胸が強調されるらしいです。https://poipiku.com/IllustViewPcV.jsp?ID=2975743&TD=5276157
の前夜あたりです。五七ですw五と喧嘩して伊君宅に家出した七です
love_murasakixx
DONE第十八回五七ドロライに参加させていただきました。お題は『執着』です。
お題『執着』「では、いってきます」
「うん、いってらっしゃい。下で待ってれば伊地知が迎えに来るから。もう来てるかもな」
「…あの、アナタは今日は、」
「僕、今日は久しぶりに休みなんだよね。だからオマエが帰ってくるの待ってる、晩メシは期待しといていいよ」
「…判りました。それじゃ」
「待って、七海」
「何ですか、っ…ん、う、」
「…怪我しないように、おまじないだよ。気をつけていきな」
「……子供じゃないんですから…いってきます」
パタンと閉じられたドア、遠ざかるアイツの足音。
僕はリビングに戻ると、窓を開けてベランダに出て地上を覗き込んだ。
マンション前には既に黒い車が止まっており、見慣れた黒髪の男がその周りを落ち着きなくウロウロとしている。
8990「うん、いってらっしゃい。下で待ってれば伊地知が迎えに来るから。もう来てるかもな」
「…あの、アナタは今日は、」
「僕、今日は久しぶりに休みなんだよね。だからオマエが帰ってくるの待ってる、晩メシは期待しといていいよ」
「…判りました。それじゃ」
「待って、七海」
「何ですか、っ…ん、う、」
「…怪我しないように、おまじないだよ。気をつけていきな」
「……子供じゃないんですから…いってきます」
パタンと閉じられたドア、遠ざかるアイツの足音。
僕はリビングに戻ると、窓を開けてベランダに出て地上を覗き込んだ。
マンション前には既に黒い車が止まっており、見慣れた黒髪の男がその周りを落ち着きなくウロウロとしている。
riho_7777
DONE57FESTAにて無配配布した作品です。イベント当日はダウンロードいただきありがとうございました。
高専でのとある昼休み、五と七の話。
伏目線、虎も出ます。
ふいうちふいうち
昼休み。一旦、寮に戻っていた俺と虎杖は、校舎に向かって中庭を歩いていた。前方に見覚えのある後ろ姿。明るい金髪、仕立てのいいスーツを身につけた長身――七海さんだ。
その姿を認めた途端、虎杖は走り出し、ナナミーンと叫んでその背中に飛び乗った。
「おい、虎杖……!」
俺も急いで虎杖を追いかける。
あの一級呪術師の七海さんに飛び乗る虎杖もすごいが、平然としてる七海さんもすごい。虎杖の力はゴリラ並みなのに。
七海さんの背中から降りた虎杖は、挨拶もそこそこに話しはじめた。
「俺、結構な勢いで飛び乗ったのに、びくともしないってやっぱりナナミンはすげーや。うわ、腹筋硬い」
虎杖は七海さんの腹筋に両手でベタベタと触れている。
4169昼休み。一旦、寮に戻っていた俺と虎杖は、校舎に向かって中庭を歩いていた。前方に見覚えのある後ろ姿。明るい金髪、仕立てのいいスーツを身につけた長身――七海さんだ。
その姿を認めた途端、虎杖は走り出し、ナナミーンと叫んでその背中に飛び乗った。
「おい、虎杖……!」
俺も急いで虎杖を追いかける。
あの一級呪術師の七海さんに飛び乗る虎杖もすごいが、平然としてる七海さんもすごい。虎杖の力はゴリラ並みなのに。
七海さんの背中から降りた虎杖は、挨拶もそこそこに話しはじめた。
「俺、結構な勢いで飛び乗ったのに、びくともしないってやっぱりナナミンはすげーや。うわ、腹筋硬い」
虎杖は七海さんの腹筋に両手でベタベタと触れている。
えぱぱ
DONE57FESTA!!で配布しておりました。布団をひとりじめする五にキレる七もとい脳内でひたすら惚気てる二人の話です。ラブラブ。
わたしのからだをあたためて!「あなたが着ればいい話でしょう!?」
いつまで夏が続くのやら、と思っていれば夏をすっとばしてもはや冬ではないか。
十月末の、この時期の朝は寒い。裸足でフローリングに立とうものなら、足裏からつたわるつめたさにぶるりと身震いすることになる。もこもこのルームシューズは去年買ってきたときには彼に笑われるハメになったが、今となっては立派に私にとっての生活必需品のひとつだ。
「だって素肌に感じるぬくもりって最高じゃない?」
彼に寒がりだと称される私は長袖のスウェットに布団でしっかり首元まで覆い、そうしてこのひとのぬくもりを感じながら眠りにおちているはず。彼のぬくもりはともかくとして、この時期の寝巻は長袖が一般的だろう。
3440いつまで夏が続くのやら、と思っていれば夏をすっとばしてもはや冬ではないか。
十月末の、この時期の朝は寒い。裸足でフローリングに立とうものなら、足裏からつたわるつめたさにぶるりと身震いすることになる。もこもこのルームシューズは去年買ってきたときには彼に笑われるハメになったが、今となっては立派に私にとっての生活必需品のひとつだ。
「だって素肌に感じるぬくもりって最高じゃない?」
彼に寒がりだと称される私は長袖のスウェットに布団でしっかり首元まで覆い、そうしてこのひとのぬくもりを感じながら眠りにおちているはず。彼のぬくもりはともかくとして、この時期の寝巻は長袖が一般的だろう。
Zoo____ooS
DONE『地を這う者に翼はいらぬ』の続編です。(書き終わらなくてすいません…)呪詛師の七海と特級呪術師五条の五七。呪詛師と言いつつ、七海はほぼ原作軸の性格(のつもり)です。
某風俗業界の描写があります。具体的な行為等は書いてませんが、苦手な方はお気をつけください。
祈れ呪うな 前編いつもは閑散としている東京呪術高専事務室のお昼時だが、その日は常ならぬ緊張感がエアコンの効いた室内に満ちていた。電話番で一人居残っていた補助監督の山嵜の視線は、どうしても事務所の一角に吸い寄せられてしまう。高専の事務室は、主に補助監督や呪術師の労務管理を行う事務職員の仕事場で、高専の職員室は別にあるのだが、昼食で留守にしている事務員の机の前に、やたら大きな男が陣取っているのだ。白い髪に黒い目隠し、そして山嵜とは30センチは違うその長身。山𥔎は一度も口をきいたことはなかったが、この東京呪術高専、いや、日本全国の呪術師の中でも一番の有名人が、パソコンで何やら調べ物をしているのだった。
昼時、のんびりとネットサーフィンをしながらサンドイッチを齧っていた山嵜は、ノックもなく突然開いたドアからズカズカと挨拶もなく入り込んできた男の姿に、驚きのあまり思わず腰を浮かせた。
14069昼時、のんびりとネットサーフィンをしながらサンドイッチを齧っていた山嵜は、ノックもなく突然開いたドアからズカズカと挨拶もなく入り込んできた男の姿に、驚きのあまり思わず腰を浮かせた。