ma_cca_
DOODLE3/8に開催されたダミアニャ自主オンリーの委託コピー本です✨⚠︎アクション冒険ダミアニャが見たくて、描きたいところだけ好き勝手に描いた捏造てんこもりご都合設定らくがき漫画です😇
⚠︎成長ifです
⚠︎原稿中の体調不良により一部ネームやラフのままのものがあります
⚠︎すべて許せる方のみお読みください 8
ねこかん(猫村鑑三郎)
DOODLE⚠️自衛必須!先に絶対読んでください!見せつけっぽいです!
直接的な表現はありませんが
ダニャの営みをジーブスに見せつけ?です!
背景
相互さんたちと「天蓋付きのベッドって可愛いよね〜」という話になったのですが
天蓋付きベッドは、昔王家とかではちゃんと営みをしているかを確認する人がいて、
それを軽く隠すために天蓋が付いた、という話。
脳みそが溶けました。良過ぎ、、、😭💗 2
ゆるか
MAIKING犬も食わない第四話。亀の歩みのペースで進んでますすいません。
モブがめちゃくちゃペラペラ喋るので苦手な方はご注意下さい!ダニャちゃんイチャイチャもして欲しいけどこじこじに拗れても欲しい…。
誤字脱字許してね。
犬も食わない その4「こうやってバスを待つのも今日が最後だね。」
寄り添って座るアーニャが淋しげに笑った。放課後のイーデン校バス乗り場。隣り合って座る二人はアーニャが乗る最終バスを待っている。明日は卒業式。卒業を目前に控えた生徒達は名残惜しく、ほとんどの学生が帰らず居残り、放課後の教室は珍しく賑わっていた。この日ばかりは教員達も目を瞑ってくれるのだ。二人もその中に入り、思い出話やそれぞれのこの先の話に花を咲かせた。やがて最終下校のチャイムが鳴り、学生達はまた明日と笑顔で手を振り帰って行った。アーニャだけがスクールバスで帰るので、ダミアンはバス停まで送って来たのだ。こうしてここでアーニャを見送るのも今日が最後だ。
「なぁ。」
8682寄り添って座るアーニャが淋しげに笑った。放課後のイーデン校バス乗り場。隣り合って座る二人はアーニャが乗る最終バスを待っている。明日は卒業式。卒業を目前に控えた生徒達は名残惜しく、ほとんどの学生が帰らず居残り、放課後の教室は珍しく賑わっていた。この日ばかりは教員達も目を瞑ってくれるのだ。二人もその中に入り、思い出話やそれぞれのこの先の話に花を咲かせた。やがて最終下校のチャイムが鳴り、学生達はまた明日と笑顔で手を振り帰って行った。アーニャだけがスクールバスで帰るので、ダミアンはバス停まで送って来たのだ。こうしてここでアーニャを見送るのも今日が最後だ。
「なぁ。」
ゆるか
PROGRESSダニャ成長if。アーニャのターン。
デミ兄出て来ます。
ちょっと短いです。
とある考古学者の話 3「……だから、デズモンドの御曹司がマフィアに捕まっちゃったんです!丘の上の古城、知ってますよね?そこに来てください。そこで闇オークションが開催されてます!嘘じゃないですって!知らないの?オスタニアのデズモンド!……悪戯じゃありませんてば!あっ……!切れた……。」
アーニャは通話の切れた受話器を見つめ舌打ちをした。ダミアンにホテルに戻れと言われたアーニャだが、当然戻るわけがなかった。電話のある部屋に潜り込み、言われた通り警察に通報していたのだ。だが悪戯だと決め付けられ、一方的に切られてしまった。警察としてはこの国で幅を効かせるラオ・ファミリーと表立って揉めたくないのかもしれない。こうしている間にもダミアンがあの女に何をされるかわからない。頭の中でダミアンとシンイーが抱き合っている姿を想像し、アーニャは頭を掻きむしった。
2598アーニャは通話の切れた受話器を見つめ舌打ちをした。ダミアンにホテルに戻れと言われたアーニャだが、当然戻るわけがなかった。電話のある部屋に潜り込み、言われた通り警察に通報していたのだ。だが悪戯だと決め付けられ、一方的に切られてしまった。警察としてはこの国で幅を効かせるラオ・ファミリーと表立って揉めたくないのかもしれない。こうしている間にもダミアンがあの女に何をされるかわからない。頭の中でダミアンとシンイーが抱き合っている姿を想像し、アーニャは頭を掻きむしった。
ゆるか
PROGRESSとある考古学者の話の番外編です。そういえば以前相互さん宛にちょこっと書いたのを思い出しました。よろしければお口直しにどうぞ。(お口直しになるかな…?)
ダミアニャ成長if。
とある考古学者の話・番外編 ある日の考古学者の話 二一時三〇分バーリント駅。到着した汽車から一人の男が降り立った。その男はセル巻き眼鏡を外し、上着のポケットに忍ばせると、行儀良く締められたネクタイを緩め、ワイシャツの第一ボタンを外した。後ろに撫でつけた髪をくしゃりと乱し、大きく息を吐き出す。時計を確認し、スーツケースを引っ張りながら改札に向かい歩き出す。オスタニア大学助教授であるダミアン・デズモンドは学会に出席する為に地方に赴いていた。そのまま現地の発掘調査に参加し、本日ようやく帰って来たところである。
(もうニ週間もアーニャに会ってない……)
毎日仕事に忙殺されていた為、電話も四日前にかけたのが最後だ。せめて一目会えないだろうか。今から訪ねればまだ起きているだろう。駅前でタクシーを拾い向かえば、二十分程でアーニャが住むアパートに着く。ダミアンはタクシーを捕まえる為、ロータリーに出た。そこに停車している一台のリムジンを見て、小さく舌打ちした。後部座席の窓が音もなく開き、顔を出したのはダミアンの兄であるデミトリアスだった。
2324(もうニ週間もアーニャに会ってない……)
毎日仕事に忙殺されていた為、電話も四日前にかけたのが最後だ。せめて一目会えないだろうか。今から訪ねればまだ起きているだろう。駅前でタクシーを拾い向かえば、二十分程でアーニャが住むアパートに着く。ダミアンはタクシーを捕まえる為、ロータリーに出た。そこに停車している一台のリムジンを見て、小さく舌打ちした。後部座席の窓が音もなく開き、顔を出したのはダミアンの兄であるデミトリアスだった。
ゆるか
PROGRESSとある考古学者の話の2話目。趣味全開です。ご注意を!モブがべらべら喋ります!ご注意を!とある考古学者の話 2 オスタニア大学の講義室。そこはある助教授の講義を聴こうと学生達で溢れかえっていた。数々の遺跡を調査し、確実に成果を積み上げ若くして考古学者となったダミアン・デズモンド。スリーピーススーツに耳に光るエメラルドのピアス。端正な顔立ちにはセル巻き眼鏡がよく似合う。名家の生まれである彼は、歴史好きが高じて家を出て考古学の道に入った。資料を読み上げながら人差し指で眼鏡を直す。それだけの仕草すら目にした女学生達からは熱視線と溜息が送られる。講義を一番後ろで聞いていたアーニャ・フォージャーは頬杖を着いたまま唇を尖らせた。アーニャはこの大学の研究機関で古語の研究を続けている。自分の研究が一段落したというのにこんな所で講義を聞いていたってつまらない。だけどダミアン自らここにいるように言われた為、仕方なくこんな所に座っているのだ。講義の終わりを知らせるベルが鳴り、学生達は教卓に殺到した。あっという間に学生に取り囲まれたダミアンは、目線でアーニャに研究室に行くように促した。
6496ゆるか
PROGRESS趣味全開で書いたパロみたいな話です。某考古学者の映画が大大大好きでそんな感じの話が書きたかった(о´∀`о)
歴史好きが高じて考古学者になったダミアンの話。
ダミアニャ成長if。年齢は20代後半辺り。ダミアンがガンファイトしたりスパイのような事をしたり何でもします。使ってる武器は趣味です笑って許してね。
ふわっとした話なので深く考えず読んでくださったら嬉しいです。じわじわ書いていきます。
とある考古学者の話 1 夜の闇を切り裂くように遠くから汽笛の音が聞こえた。南欧某国、オスタニアとの国境沿いの街。山間部に続く森の中をオフロード車が数台走り抜けている。追う方はこの国で幅を利かせるマフィア、逃げる方はこの国で遺跡調査を行っていた考古学者だ。オスタニア大学の考古学助教授であるダミアン・デズモンドは、山間部の遺跡から見つけ出したロザリオを手に国に帰る所だった。このロザリオは恩師であるジーク・シャーロット名誉教授が長年追い求めていた物だった。昨年不慮の事故で亡くなったシャーロット教授の遺言により、この研究をダミアンが引き継いでいたのだ。博士が残した膨大な資料を読み解き、そのロザリオをようやく手に入れる事ができた。だが同じくロザリオを狙っていた兄弟子であるライナー・エバンズ博士が、通じていたマフィアと共に追って来たのだ。エバンズは研究費を稼ぐ為、遺跡で発掘した遺物をマフィアに横流ししていた責でシャーロット教授に破門にされ、大学を追われた人物だった。エバンズは長年手伝っていたロザリオの研究をダミアンに引き継がれ、逆恨みしているのだ。ダミアンは助手として連れて来たアーニャを伴い、悪路を走り抜けていた。
7330朱鳥(健全風味)
MAIKINGなんかしたいシリーズ 51→https://poipiku.com/4927321/8060136.html
2→ https://poipiku.com/4927321/8243993.html
3→ https://poipiku.com/4927321/8419046.html
4→ https://poipiku.com/4927321/8547823.html 32
ゆるか
MAIKING犬も食わないの第3話です。更新おっそ!!!今回ダミちゃがモブ女に一方的にキッスされちゃいますが、許してくださいませ。NGな人は読んじゃダメです🙅♀️
ダニャ成長if
診断メーカーのお題を消化しています。
あなたは4RTされたら「迎えに来たぜ、お姫様」の台詞を使ってゆるかのダニャを描(書)きましょう。
#shindanmaker
shindanmaker.com/528698 12786
konohako*
MEMO支部にあるダミアニャ『仮初めの幸せにさよならを』で、書かなかった設定。読み返してみて、自分で「分かりづらっ」&「これではアニャがF家に見放され、D家に嫌われているようだ」と思ったので、脳内設定まとめました。 2277
朱鳥(健全風味)
MAIKINGなんかしたいシリーズ 41→https://poipiku.com/4927321/8060136.html
2→ https://poipiku.com/4927321/8243993.html
3→ https://poipiku.com/4927321/8419046.html 49
朱鳥(健全風味)
MAIKINGなんかしたいシリーズ 31→https://poipiku.com/4927321/8060136.html
2→ https://poipiku.com/4927321/8243993.html 52
ゆるか
MAIKING犬も食わないの2話です。まだ学生編。学生編は多分あと一話で終わります。タイトルの犬も食わないはお察しの通り「夫婦喧嘩は犬も食わない」という諺から取っています
痴話喧嘩するダニャちゃんが書きたかったのです。
モブが出てきてダニャちゃんの仲を引っ掻き回します。苦手な方はご注意ください。
犬も食わない その2二学期のハーフタームは特別な物になるはずだった。初めて恋人がいる中休み。二人で出かけたり、観劇したり、アーニャが望めば遊園地にだって行ってもいい。アーニャと交際を始めて三ヶ月。そろそろ手を繋ぐだけじゃなくてその先に進みたい。……例えば、キ、キス、とか。だけどそんなダミアンの考えは見事に打ち崩された。
「ハーフターム?ハーフタームはベッキーの別荘に招待されてる。」
「は?」
あっけらかんと答えられ、ダミアンの目は点になった。初めての中休みに、恋人は自分ではなく友達を取ろうとしている。……まぁそんな所も好きだけど。
「ずっと前から約束してたの。湖の近くにお城買ったんだって!お城だよ?凄くない?そこでお姫様ごっこする約束なの!」
7269「ハーフターム?ハーフタームはベッキーの別荘に招待されてる。」
「は?」
あっけらかんと答えられ、ダミアンの目は点になった。初めての中休みに、恋人は自分ではなく友達を取ろうとしている。……まぁそんな所も好きだけど。
「ずっと前から約束してたの。湖の近くにお城買ったんだって!お城だよ?凄くない?そこでお姫様ごっこする約束なの!」
あお(蒼原)
MAIKINGSPY×FAMILYシリアスめな成長ifダミアニャ。
数日前からアーニャの異変に気付いたダミアン。それから間もなく異変の理由を知って――と言った内容。
・11年生設定(にした筈)。
・両片想い状態。
・ダミアンはスカラー、アーニャはスカラーまであと一歩。
放課後の、誰もいない筈の物置きになっている空き教室で――
ガンッ!
蹴り飛ばされた金属製の古びたバケツが派手な音を立てて壁に当たった後、床の上をごろごろ転がって、止まった。そのバケツは大きくへしゃげていた。
「ひぃっ」
それを眼前で見ていた男子生徒は、変な悲鳴を上げて壁に背をつけてズルズルとへたりこんだ。
一方、もう1人の男子生徒は、自分が蹴り飛ばしたバケツには一瞥もくれず、底冷えするような目つきでへたりこんだ男子生徒へ悠然と近付く。
「――こちとらサッカーやっていたんでな。蹴りには自信があるんだよ」
両手をズボンのポケットに入れたまま低い声音でそう言うと、へたりこんだ男子生徒は蒼白になって震え出す。
8031ガンッ!
蹴り飛ばされた金属製の古びたバケツが派手な音を立てて壁に当たった後、床の上をごろごろ転がって、止まった。そのバケツは大きくへしゃげていた。
「ひぃっ」
それを眼前で見ていた男子生徒は、変な悲鳴を上げて壁に背をつけてズルズルとへたりこんだ。
一方、もう1人の男子生徒は、自分が蹴り飛ばしたバケツには一瞥もくれず、底冷えするような目つきでへたりこんだ男子生徒へ悠然と近付く。
「――こちとらサッカーやっていたんでな。蹴りには自信があるんだよ」
両手をズボンのポケットに入れたまま低い声音でそう言うと、へたりこんだ男子生徒は蒼白になって震え出す。
ゆるか
MAIKINGダミアニャ成長if新婚ダニャちゃんの痴話喧嘩のお話に繋がるプロローグです。
続きます〜。
※診断メーカーで出たお題に沿って書いてます。
あなたは5RTされたら「嗚呼…お前を俺だけのモノにするには、どうすればいい…」の台詞を使ってダニャを描(書)きましょう。
アンケートの結果ツンデレバージョンが多数でしたので、ツンデレでお届けしております。ちゃんとツンデレになってるかな💦
犬も食わない その1ダミアン・デズモンドはアーニャ・フォージャーに意地悪だ。いつまで経っても顔を見れば悪態をつかれ揶揄われる。年頃になり、他の女の子達には紳士な一面も見せるようになったというのに、アーニャの事は揶揄ってばかりである。特に学年が上がるにつれ、それは顕著になった。
「おい、ちんちくりん。邪魔なんだよ。そこをどけよ。」
今だって同じ委員会の男子と話していると、わざわざ側までやって来てこんな事を言いだす始末だ。不機嫌な表情を隠しもせず、横柄な態度でアーニャに噛み付いてくるのだ。そのせいで一部の女子達……主にダミアンのファンである女の子達に、フォージャーさんはダミアン君に嫌われてるのよ、庶民だからね、と嘲笑を向けられている事をアーニャは知っている。オペレーション梟が完遂された後なので、別にダミアンに嫌われたところで痛くも痒くもない。……そうは思っても、理由はどうであれ悪意をぶつけられるのは不愉快だ。以前はトモダチだと言ってくれた時もあったのに。アーニャは唇を尖らせると、ダミアンから顔を背けた。
8075「おい、ちんちくりん。邪魔なんだよ。そこをどけよ。」
今だって同じ委員会の男子と話していると、わざわざ側までやって来てこんな事を言いだす始末だ。不機嫌な表情を隠しもせず、横柄な態度でアーニャに噛み付いてくるのだ。そのせいで一部の女子達……主にダミアンのファンである女の子達に、フォージャーさんはダミアン君に嫌われてるのよ、庶民だからね、と嘲笑を向けられている事をアーニャは知っている。オペレーション梟が完遂された後なので、別にダミアンに嫌われたところで痛くも痒くもない。……そうは思っても、理由はどうであれ悪意をぶつけられるのは不愉快だ。以前はトモダチだと言ってくれた時もあったのに。アーニャは唇を尖らせると、ダミアンから顔を背けた。
あお(蒼原)
MOURNING原作でアニャに首輪爆弾が着けられた話の後に書いたものの、次の話でじなんにも着けられた上にニセ爆弾だったので、完全お蔵入り決定。・成長if(11年生)
・アニャに首輪爆弾を着けられた事がトラウマになっているじなん視点
カチリ、と無機質な音が響いた。
そちらを見ると、彼女の華奢な身体には不釣り合いな、ごつい首輪、もとい爆弾がつけられていた。残り時間、60秒。
『デズモンド家に、鉄槌を』
どこからかそんな機械音声が聞こえて来たが、そんなのはどうでもいい。
「フォージャー」
「そんな顔をするな、じなん」
「だってお前っ、今首にっ――」
「分かってる」
「何がだよ なんでそんな微笑んでいるんだよ しかも俺のせいでっ――」
「じなんのせいじゃない」
「んなわけあるか! 俺がお前のそばに居たいって願ったばっかりに、お前を巻き込んじまった!」
「あのねじなん、アーニャ、こうなるのなんとなく予想してた」
「はぁ じゃあ尚更何で――」
1517そちらを見ると、彼女の華奢な身体には不釣り合いな、ごつい首輪、もとい爆弾がつけられていた。残り時間、60秒。
『デズモンド家に、鉄槌を』
どこからかそんな機械音声が聞こえて来たが、そんなのはどうでもいい。
「フォージャー」
「そんな顔をするな、じなん」
「だってお前っ、今首にっ――」
「分かってる」
「何がだよ なんでそんな微笑んでいるんだよ しかも俺のせいでっ――」
「じなんのせいじゃない」
「んなわけあるか! 俺がお前のそばに居たいって願ったばっかりに、お前を巻き込んじまった!」
「あのねじなん、アーニャ、こうなるのなんとなく予想してた」
「はぁ じゃあ尚更何で――」
あお(蒼原)
MOURNING着地点まで考えていたけど、途中でふと何番煎じのネタだよ、って思って着地点変更を考え直そうとしたけど、結局浮かばずそのままストップ。美少女に成長して男子生徒から交際申し込みが絶えなくなったアニャと、事情があってアニャに想いを打ち明けられず嫉妬するじなんと、じなんに呆れるベキ。
・成長if(11年生)
・ベッキー視点の三人称
「ねぇアーニャちゃん、本当にデズモンドとお付き合いしていないのよね……?」
とある日の昼休み。
食堂でのランチを終えてから、ベッキーはアーニャを中庭まで連れ出して、先客がいなかった[[rb:四阿 > ガゼボ]]の下で、そう質問をした。
訊かれたアーニャは眉をひそめて、
「ベッキーまたその質問? じなんとはそういう関係じゃない」
先日と同じ質問は先日と同じ答えで返された。
「ベッキーにはアーニャが嘘ついているように見える……?」
「ううん! そうじゃないの! でもだからこそ、デズモンドの最近の様子が気になっているのよ……」
ベッキーは嘆息する。
「アイツ、アーニャちゃんにずっとべったりだと思うんだけど、アーニャちゃんはどう感じてる?」
2400とある日の昼休み。
食堂でのランチを終えてから、ベッキーはアーニャを中庭まで連れ出して、先客がいなかった[[rb:四阿 > ガゼボ]]の下で、そう質問をした。
訊かれたアーニャは眉をひそめて、
「ベッキーまたその質問? じなんとはそういう関係じゃない」
先日と同じ質問は先日と同じ答えで返された。
「ベッキーにはアーニャが嘘ついているように見える……?」
「ううん! そうじゃないの! でもだからこそ、デズモンドの最近の様子が気になっているのよ……」
ベッキーは嘆息する。
「アイツ、アーニャちゃんにずっとべったりだと思うんだけど、アーニャちゃんはどう感じてる?」
あお(蒼原)
MOURNINGダミアニャにハマってすぐの頃に書いた物。着地点が見つからず放置。見つかったらちゃんと完結させたい。・成長if(11年生)
ここイーデン校に入学して、11年生としてスタートし、ひと月が経過した。
学内に植えられた銀杏などの落葉樹が色づき、澄んだ秋晴れの青い空との美しいコントラストが目に眩しいこの日。
「~♪ ~♪」
昼休みを迎えて、アーニャ・フォージャーは、小振りのバッグを携えて、小さくご機嫌に鼻歌を奏でながら構内の銀杏並木を裏庭に向かって歩いていた。
(今週はいいお天気が続いて良かったー)
歩きながら空を見上げる。今週は金曜日である今日まで晴天に恵まれて助かった。
(アーニャさんの日頃の行いが良かったからだな)
雨だと裏庭に行けないし、曇りだと寒いし。ラッキーだったと思う。
ご機嫌な足取りのまま、銀杏並木から小路に逸れて進む。それから程なくして目的の場所に到着した。そこは裏庭の一角にある[[rb:四阿 > ガゼボ]]だった。
2929学内に植えられた銀杏などの落葉樹が色づき、澄んだ秋晴れの青い空との美しいコントラストが目に眩しいこの日。
「~♪ ~♪」
昼休みを迎えて、アーニャ・フォージャーは、小振りのバッグを携えて、小さくご機嫌に鼻歌を奏でながら構内の銀杏並木を裏庭に向かって歩いていた。
(今週はいいお天気が続いて良かったー)
歩きながら空を見上げる。今週は金曜日である今日まで晴天に恵まれて助かった。
(アーニャさんの日頃の行いが良かったからだな)
雨だと裏庭に行けないし、曇りだと寒いし。ラッキーだったと思う。
ご機嫌な足取りのまま、銀杏並木から小路に逸れて進む。それから程なくして目的の場所に到着した。そこは裏庭の一角にある[[rb:四阿 > ガゼボ]]だった。
あお(蒼原)
MAIKINGバーリント市内でのフェスティバルを通じたダミアニャ。・成長if(10年生)
・ダミアニャ交際していない
・諸々捏造
Festival!「アーニャがフェスティバルのボランティアに?」
登校前の朝食時、ダイニングテーブルを挟んで向かいに座るヨルからの発言に、アーニャはスプーンを止めて聞き返した。ロイドも興味を持ったようで、コーヒーに口をつけつつ隣のヨルを見る。
「はい! 来週の土日に市が主催するオータムフェスティバルがあるのはご存知ですよね?」
「うん」
知っている。市内のあちこちに告知ポスターが貼られているし、ここ2週間以上ヨルは準備に追われて帰宅が遅いのだから。
「勿論、市役所の職員総出でスタッフとして動員されるんですけど、当日どうしても人手が足りなさそうなので、職員の家族でお手伝い出来る人を募集する事になったんです。
ボランティアなので、お給料は出ないんですけど、無料で屋台の物を食べたり飲んだりは出来る事になっています」
4425登校前の朝食時、ダイニングテーブルを挟んで向かいに座るヨルからの発言に、アーニャはスプーンを止めて聞き返した。ロイドも興味を持ったようで、コーヒーに口をつけつつ隣のヨルを見る。
「はい! 来週の土日に市が主催するオータムフェスティバルがあるのはご存知ですよね?」
「うん」
知っている。市内のあちこちに告知ポスターが貼られているし、ここ2週間以上ヨルは準備に追われて帰宅が遅いのだから。
「勿論、市役所の職員総出でスタッフとして動員されるんですけど、当日どうしても人手が足りなさそうなので、職員の家族でお手伝い出来る人を募集する事になったんです。
ボランティアなので、お給料は出ないんですけど、無料で屋台の物を食べたり飲んだりは出来る事になっています」
あお(蒼原)
MOURNING成長ifでシリアスめ。書きたい場面だけ書いたので未完。アニャがちちに能力バラして相談した後の、その先の展開が迷子になって、他の方を書いているうちに着地点忘れた。
「……アーニャちゃん、ここしばらくずっとあんな感じよね。どうしちゃったのかしら?」
「……」
図書室の2階、中庭がよく見える窓から外に視線を落としているベッキーの言葉に、ダミアンは同じように外を見下ろしながら無言で返した。
2人の視線の先には、話題の主であるアーニャがベンチに1人座っていた。
10年生に進級して間もなく迎えた秋は、東国と西国が和平条約を締結して初めての秋でもある。済みきったこの青空の元で食べるランチもなかなか良さそうであるが、
「最近はランチを1人で食べたいとか言い出して、一緒に食べない事も増えたし」
以前から、ごくたまにだが「今日は1人で食べるね」と食堂で食べるのを避けていた節があった。しかし、ここひと月くらい前から、週に3回は1人で食べるようになったのを、ベッキーから聞かずともダミアンも気付いていた。
4613「……」
図書室の2階、中庭がよく見える窓から外に視線を落としているベッキーの言葉に、ダミアンは同じように外を見下ろしながら無言で返した。
2人の視線の先には、話題の主であるアーニャがベンチに1人座っていた。
10年生に進級して間もなく迎えた秋は、東国と西国が和平条約を締結して初めての秋でもある。済みきったこの青空の元で食べるランチもなかなか良さそうであるが、
「最近はランチを1人で食べたいとか言い出して、一緒に食べない事も増えたし」
以前から、ごくたまにだが「今日は1人で食べるね」と食堂で食べるのを避けていた節があった。しかし、ここひと月くらい前から、週に3回は1人で食べるようになったのを、ベッキーから聞かずともダミアンも気付いていた。
あお(蒼原)
MOURNINGn番煎じの、アーニャがダミアンの知らない男(実はおじ)と仲良さげに2人でいる場面に出会してモヤるダミアンだけど、ダミアンも接待デート中で…って話。終点が見つからないまま書き始めて未完。
・成長if(18歳)
・捏造お嬢様あり
・ダミとアニャの直接の対面無し
街中の銀杏並木が黄色く色づく季節。
18時をもうすぐ迎えるこの時間、バーリント市内の歌劇場前の階段下広場に、ダミアンは文庫本を片手に立っていた。
いつもの学校の制服姿ではなく、高級ブランドのスーツに身を包み、左手首にも海外製の高級腕時計をつけている。18歳の学生にはあまりにも高価な身なりであるが、曲がりも何も国内屈指の名門・デズモンド家の人間なのだからこれくらい当然である。
今日は土曜日。学校は休みだが、イーデン校の寮生であるダミアンがこうして校外に出て街中にいるのはめずらしい事だ。
今、ダミアンはこの場で待ち合わせをしている。相手は女性。この歌劇場で上演されるオペラを鑑賞した後、市内の高級レストランでディナーをする事になっている。
244718時をもうすぐ迎えるこの時間、バーリント市内の歌劇場前の階段下広場に、ダミアンは文庫本を片手に立っていた。
いつもの学校の制服姿ではなく、高級ブランドのスーツに身を包み、左手首にも海外製の高級腕時計をつけている。18歳の学生にはあまりにも高価な身なりであるが、曲がりも何も国内屈指の名門・デズモンド家の人間なのだからこれくらい当然である。
今日は土曜日。学校は休みだが、イーデン校の寮生であるダミアンがこうして校外に出て街中にいるのはめずらしい事だ。
今、ダミアンはこの場で待ち合わせをしている。相手は女性。この歌劇場で上演されるオペラを鑑賞した後、市内の高級レストランでディナーをする事になっている。
あお(蒼原)
MOURNING大人のダミアンが、アーニャとのデート中を邪魔されそうになった事に激おこになって、ブラックな一面を見せる話。・書きたかったシーンからなので、唐突に始まります。
・モブ襲撃者とモブSPが出ます。
・ダミアンが、言葉遣いが悪かったり、若干バイオレンス。
原作が現実世界の何年頃をモデルにしているのか分からないので、80年を想定しています。(ベルリンの壁崩壊前)
アーニャが喫茶店に入ったのを見届けてから、ダミアンは踵を返した。
喫茶店が入るビルと隣のビルの間の薄暗い路地に踏み入る。他に誰も歩いていないそこは、塞がれていないのにどこか空気が澱んでいる気がする。10メートルほど進んだ辺りで背後に気配を感じた。それと共に伝わる殺気。振り返ると、どこからか現れた男が銃口をダミアンに向けていた。咄嗟に身を低くしたのと同時に、飛びかかったダミアンのSPによって銃口が上を向いて、パシュッと空気を切り裂いた。そのままSPが男の腕を捻りあげると、男は呻き声を上げて銃をあっさり取り落とした。
ダミアンはその拳銃をすかさず拾い上げ、
「[[rb:FREEZE > 動くな]]!」
1921喫茶店が入るビルと隣のビルの間の薄暗い路地に踏み入る。他に誰も歩いていないそこは、塞がれていないのにどこか空気が澱んでいる気がする。10メートルほど進んだ辺りで背後に気配を感じた。それと共に伝わる殺気。振り返ると、どこからか現れた男が銃口をダミアンに向けていた。咄嗟に身を低くしたのと同時に、飛びかかったダミアンのSPによって銃口が上を向いて、パシュッと空気を切り裂いた。そのままSPが男の腕を捻りあげると、男は呻き声を上げて銃をあっさり取り落とした。
ダミアンはその拳銃をすかさず拾い上げ、
「[[rb:FREEZE > 動くな]]!」
あお(蒼原)
MAIKING『SPY×FAMILY』のダミアン×アーニャがメインの長編。現在Twitterにて連載中。
イーデン校卒業目前、ダミアンがアーニャの進路を尋ねたところから始まる、シリアスめなお話。
まだまだ先ですがハピエンです。
捏造設定が盛り沢山なのでご注意下さい。
Stand By Me, Stand By You「イーデン卒業したら、遠い国に行こうと思ってる」
「――え……?」
放課後。[[rb:皇帝の学徒 > インペリアル・スカラー]]専用棟内の小さな会議室。
ミーティング用の幅が広いテーブルを挟んだ向こう側に座っている彼女から発せられたそれに、ダミアンは思わず書類から視線を跳ね上げた。
その視線の先、窓を背に俯き加減で書類の束をトントンと整えていた彼女。普段の大雑把な振る舞いに似合わずきっちり揃えられたその束をそっとテーブルに置いて、顔を上げた。
「……このまま[[rb:東国 > オスタニア]]に居続けるの、多分辛い。卒業したら家族もいなくなるし」
そう告げる彼女――アーニャの顔は、急に差し込んできた強い西陽のせいであまり見えない。
27718「――え……?」
放課後。[[rb:皇帝の学徒 > インペリアル・スカラー]]専用棟内の小さな会議室。
ミーティング用の幅が広いテーブルを挟んだ向こう側に座っている彼女から発せられたそれに、ダミアンは思わず書類から視線を跳ね上げた。
その視線の先、窓を背に俯き加減で書類の束をトントンと整えていた彼女。普段の大雑把な振る舞いに似合わずきっちり揃えられたその束をそっとテーブルに置いて、顔を上げた。
「……このまま[[rb:東国 > オスタニア]]に居続けるの、多分辛い。卒業したら家族もいなくなるし」
そう告げる彼女――アーニャの顔は、急に差し込んできた強い西陽のせいであまり見えない。