Jukiya_d
MENU10/27 COMIC CITY SPARK 19 龍章鳳姿 SP2024 のお品書きですイチ桐の新刊と既刊を持って行きます!
価格は全てイベント頒布価格です
新刊をご購入いただいた方におまけ本を配布させていただきますので
是非会場でお会い出来ることを楽しみにしております
Jukiya_d
PROGRESS10/27で出したいイチ桐新刊の原稿ちら見せ時系列的には既刊「お前がイチバン!」から支部に上げてる作品たちの丁度中間にあたります。今回はこういう本です…!後半しっかりR18になる予定ですw
※執筆中の為ページ数や内容など大幅に変更になる可能性があります。ご了承ください。 4
Jukiya_d
DONE※5の桐生さんの服装ネタですゆるいイチ桐。普段シャツ開けてる桐生さんだからこそ、逆にあの格好がえっちっていうソレ
前髪パラパラ落ちてきてるラフなオールバック好きです からのどんどん落ちてきちゃうのはもっと好きです
【イチ桐】逆に駄目です!「ん……懐かしいな……」
ソファでマンガを読みながら寛いでいた春日の元に、桐生の小さな声が聞こえてふと顔を上げる。ここまで読んだとザラついたページの右上に折り目を付けて分厚いそれを折り畳むと、春日はよいせと立ち上がり、ダンボールの前に座って服を持ち上げている桐生の元へ歩み寄った。
「それは?」
桐生が手にしていたのは白いシャツと臙脂色のネクタイ、そして濃いグレーのベスト。一見すると桐生らしくない組み合わせのそれに春日が後方から不思議そうにそれを覗き込んでいると、桐生はフッと笑みを零してそれを纏めて抱え込みながら立ち上がった。
ゆっくりと春日の方へと向き直った桐生の顔は、それこそ遠い昔を懐かしむような表情で。春日は桐生の手にしている服一式に目を落として返答を待った。
2989ソファでマンガを読みながら寛いでいた春日の元に、桐生の小さな声が聞こえてふと顔を上げる。ここまで読んだとザラついたページの右上に折り目を付けて分厚いそれを折り畳むと、春日はよいせと立ち上がり、ダンボールの前に座って服を持ち上げている桐生の元へ歩み寄った。
「それは?」
桐生が手にしていたのは白いシャツと臙脂色のネクタイ、そして濃いグレーのベスト。一見すると桐生らしくない組み合わせのそれに春日が後方から不思議そうにそれを覗き込んでいると、桐生はフッと笑みを零してそれを纏めて抱え込みながら立ち上がった。
ゆっくりと春日の方へと向き直った桐生の顔は、それこそ遠い昔を懐かしむような表情で。春日は桐生の手にしている服一式に目を落として返答を待った。
Jukiya_d
DONE【イチ桐】敵の術をくらってしまった相手が、何故か自分に対して魅了状態になってる!?という話。Side桐生→Side春日の時系列で、Side春日が起きるまでにそこそこの時間が経過しています。
倒された術者の噂話
アイツが使う術は魅了の一種だと勘違いする輩が多いんだが、実は違う。
心の奥底に隠している感情を暴露してしまうっていう……恐ろしい術さ。
アンタらもせいぜい気をつけることだね。 7
Jukiya_d
DONE過去作をやりながらふと思い立った話。珍しくシリアス桐生さんのあの孤独感に気がついて一人にしないと言えるのはイチだけだと思うし
イチの光の裏に隠れた闇に気がついてあげられるのも桐生さんだけだと思う
この二人は正反対なようで似てるところも多いので。本当に出会えて良かったと心から思います
【イチ桐】ただひとり「ふうー。さっぱりしたぜ」
玄関のドアを開け、フェイスタオルで髪をわしわしと拭きながら。春日は文字通り爽快といった声を上げながら素っ裸で部屋に戻って来た。
シャワーを浴びた後でも汗ばみそうな屋外と違い、部屋の中は冷房が効いていて気持ちが良い。直接体に風が吹き付けているわけではなかったが、春日は冷たい空気を全身で浴びるように腕を広げた。
風呂が外にあるというのは何かと不便があるものだったが、夏場は玄関ドアを開けてひんやりとした空間に入る瞬間が最高だった。そう、それはまるで温泉から上がった直後にビールをガッと喉に流し込むような爽快感――などと想像してくうー! と声を上げると、春日はパッと目を開いてペタペタとサンダルを鳴らし、部屋の奥に干してあるトランクスを一枚取り上げてそそくさと足を通した。
3766玄関のドアを開け、フェイスタオルで髪をわしわしと拭きながら。春日は文字通り爽快といった声を上げながら素っ裸で部屋に戻って来た。
シャワーを浴びた後でも汗ばみそうな屋外と違い、部屋の中は冷房が効いていて気持ちが良い。直接体に風が吹き付けているわけではなかったが、春日は冷たい空気を全身で浴びるように腕を広げた。
風呂が外にあるというのは何かと不便があるものだったが、夏場は玄関ドアを開けてひんやりとした空間に入る瞬間が最高だった。そう、それはまるで温泉から上がった直後にビールをガッと喉に流し込むような爽快感――などと想像してくうー! と声を上げると、春日はパッと目を開いてペタペタとサンダルを鳴らし、部屋の奥に干してあるトランクスを一枚取り上げてそそくさと足を通した。
Jukiya_d
DONE一人で悩んで、抱え込んで、消えて行ってしまいそうな桐生さんをイチだけは引っ張り上げて、真正面から向き合って、最後には一緒に笑えるんだという話
【イチ桐】サンセットセンチメンタル「桐生さん、今日の夕飯何すか?」
夕暮れ時の異人町。食材でいっぱいになったエコバッグを肩から提げ、春日は隣を歩く桐生の顔を覗き込む。
「そうだな……」
問い掛けられた側の桐生は酒とつまみの入ったエコバッグを背負い直すと、数秒悩んだように視線を宙にやり。やがてオレンジ色に染まった空までそれが上がっていくと、思いついたと言わんばかりに春日の方へと顔を戻して口を開いた。
「久しぶりにカレーにするか」
「おっ! カレーっすか! やったぜ! 俺桐生さんのカレー好きなんだよなー!」
野菜大きめなのが好きなんすよー! などと子供のようにはしゃいで続ける春日にお前も手伝えよ? と小さく笑いながら返すと、春日はもちろんっす! と拳を握って見せ、桐生は再び口元を綻ばせた。
4614夕暮れ時の異人町。食材でいっぱいになったエコバッグを肩から提げ、春日は隣を歩く桐生の顔を覗き込む。
「そうだな……」
問い掛けられた側の桐生は酒とつまみの入ったエコバッグを背負い直すと、数秒悩んだように視線を宙にやり。やがてオレンジ色に染まった空までそれが上がっていくと、思いついたと言わんばかりに春日の方へと顔を戻して口を開いた。
「久しぶりにカレーにするか」
「おっ! カレーっすか! やったぜ! 俺桐生さんのカレー好きなんだよなー!」
野菜大きめなのが好きなんすよー! などと子供のようにはしゃいで続ける春日にお前も手伝えよ? と小さく笑いながら返すと、春日はもちろんっす! と拳を握って見せ、桐生は再び口元を綻ばせた。
Jukiya_d
DONE七夕イチ桐ナチュラルに同棲してます
あの屋上でベンチに座って桶に水張って足突っ込んでラムネ飲んで欲しいという欲望を叶えたお話ですw
イチの無自覚人たらし攻撃は桐生さんには会心の一撃ですよねー
【イチ桐】願いを込めて ベンチの上に瓶を置き、上からパンッと押してビー玉を落とせば途端に溢れ出てくる炭酸の泡に春日はあぁぁあ……! と声を上げて慌てて瓶を持って自分の前に持って来た。
「何やってんだ。ラムネはこうやって開けんだよ」
そんな春日の横で、桐生はフフンと自慢気に笑みを浮かべ。ベンチに置いてパンッと手で蓋を押したまでは一緒。だが、その後すぐに手を離さずシュゥゥ……と炭酸が落ち着くまでじっと待機してから静かに蓋を取って見せると、春日がおぉぉ! と感動するのに桐生はわかりやすいドヤ顔をしてみせた。
「しっかし、夜になっても暑いな……」
「っすねー……」
真夏の夜、屋上テラスのベンチに並んで座り。膝下まで裾を捲った足は水を張った桶にそれぞれ突っ込み、春日と桐生は商店街で貰ったラムネを楽しんでいた。
2119「何やってんだ。ラムネはこうやって開けんだよ」
そんな春日の横で、桐生はフフンと自慢気に笑みを浮かべ。ベンチに置いてパンッと手で蓋を押したまでは一緒。だが、その後すぐに手を離さずシュゥゥ……と炭酸が落ち着くまでじっと待機してから静かに蓋を取って見せると、春日がおぉぉ! と感動するのに桐生はわかりやすいドヤ顔をしてみせた。
「しっかし、夜になっても暑いな……」
「っすねー……」
真夏の夜、屋上テラスのベンチに並んで座り。膝下まで裾を捲った足は水を張った桶にそれぞれ突っ込み、春日と桐生は商店街で貰ったラムネを楽しんでいた。
Jukiya_d
DONE右桐Webオンリー2のエアスケブにてぽてさんよりリクエストいただきました!ありがとうございます!テーマは「一番の事をチラッチラッと気にしながら、ヤキモチを妬く桐生さんのお話」です!
書いててこれは絶対こういうお話を望んでいたのではないはず…とわかってはいたのですが、どうしても書きたくなってしまい書いてしまいました…
ぬいはキノ◯スのアレのイメージですw
【イチ桐】俺vs俺 ソレはある日突然やって来た。
大きさで言えば手の平くらいの、握り潰そうと思えば簡単に出来てしまいそうな。それでいてしっかり一人で立ち、妙に目力があるようにも見えてくる――
「はぁぁ……! なんて可愛さなんだ……!」
春日が両手で大事そうにそっと抱え、天井に向かって掲げた物。
「このキリッとした眉! ずっと撫でていたくなるような触り心地! そして何と言ってもモデルが桐生さん!!」
最高だぁー! と春日が愛おしげに胸元にぎゅっと抱き寄せたソレの正体は、桐生をモデルにした小さなぬいぐるみだった。
何でも推し活だかの一環でオリジナルのぬいぐるみを作ってくれるサービスがあるらしい。春日が一体どんなルートでそれに辿り着いたのかは謎だったが、本人の知らないうちに自分をモデルにしたぬいぐるみがいつの間にか作られていたのだから桐生が驚くのも無理はない。
3333大きさで言えば手の平くらいの、握り潰そうと思えば簡単に出来てしまいそうな。それでいてしっかり一人で立ち、妙に目力があるようにも見えてくる――
「はぁぁ……! なんて可愛さなんだ……!」
春日が両手で大事そうにそっと抱え、天井に向かって掲げた物。
「このキリッとした眉! ずっと撫でていたくなるような触り心地! そして何と言ってもモデルが桐生さん!!」
最高だぁー! と春日が愛おしげに胸元にぎゅっと抱き寄せたソレの正体は、桐生をモデルにした小さなぬいぐるみだった。
何でも推し活だかの一環でオリジナルのぬいぐるみを作ってくれるサービスがあるらしい。春日が一体どんなルートでそれに辿り着いたのかは謎だったが、本人の知らないうちに自分をモデルにしたぬいぐるみがいつの間にか作られていたのだから桐生が驚くのも無理はない。
Jukiya_d
DONE右桐Webオンリー2のエアスケブにてしゃけ3本さんよりリクエストいただきました!ありがとうございます!テーマは「イチ桐が2人で料理を作ってるお話」です!
イチの家で料理出来るのか!?と思いましたが、確認したら全然出来そうだったのでやっていただきましたw
一緒に料理するのって恋人らしくていいですよねー♪
【イチ桐】ふたりの晩ごはん 日も傾きかけた時刻。春日の家。
入口のドアを開けてすぐの調理スペースで、何やら長身の男二人がひしめき合っていた。
「桐生さん、肉どんくらい使います?」
「そうだな……四分の一くらいでいいぞ」
「うっす!」
ザクザクとニラを切る桐生の隣。春日はペリペリと柔らかいラップを剥がし、垂直にした手で挽肉に縦横と切れ目を入れていく。四分の一……と呟きながら丁度四角く肉にラインが入ると、トレイを斜めにしてゴトクの上に置かれたボウルにぼてっと肉を落としていった。
その音を聞いて桐生が手を止めると、包丁を持ったまま春日に数歩寄ってボウルの中を覗き込み。ふむ……と何か言いたげに声を上げたのに、春日は挽肉と桐生の顔を交互にチラチラと見比べた。
4852入口のドアを開けてすぐの調理スペースで、何やら長身の男二人がひしめき合っていた。
「桐生さん、肉どんくらい使います?」
「そうだな……四分の一くらいでいいぞ」
「うっす!」
ザクザクとニラを切る桐生の隣。春日はペリペリと柔らかいラップを剥がし、垂直にした手で挽肉に縦横と切れ目を入れていく。四分の一……と呟きながら丁度四角く肉にラインが入ると、トレイを斜めにしてゴトクの上に置かれたボウルにぼてっと肉を落としていった。
その音を聞いて桐生が手を止めると、包丁を持ったまま春日に数歩寄ってボウルの中を覗き込み。ふむ……と何か言いたげに声を上げたのに、春日は挽肉と桐生の顔を交互にチラチラと見比べた。
Jukiya_d
DONE右桐Webオンリー2のエアスケブにてハルコさんよりリクエストいただきました!ありがとうございます!テーマは「うっかり見える所にキスマーク付けてしまったイチ桐」です!
うっかりで付けてしまった翌朝のイチがあわあわするの、とても可愛くて私も大好きなシチュですw
桐生さんはそういうのあんまり気にしなそうというか、妙に堂々としてそうだなと書いたお話になりますw
【イチ桐】愛の証の一苦労 やってしまった。
目が覚めた春日の心の中で、開口一番飛び出たのはそんな一言だった。
「いや……えっ……だぁぁ……どう、すっかなぁ…………」
隣でまだ眠るその人の体を見て、春日のひっそりとした呟きが小さく漏れる。すやすやと寝息を立てる穏やかな寝顔とは対照的に、その人、春日の恋人である桐生一馬の体には無数のキスマークが刻まれていた。
押し倒した勢いで吸い付いた首筋だけではない。胸板や、今は毛布に隠れている腰や腿の内側まで。それはもう散々自分が残したのを思い出して春日は額を押さえるが、そこまでだったらまだ何の問題もなかった。
だが――
「これは……どうしようも、ねぇ……よなぁ……」
いつもは服で隠れる部分にすると心がけていたものの、昨晩に限っては桐生に煽られたのもあり、興奮に任せてつい鎖骨付近にまで残してしまったのである。おかげで桐生の首回りは虫刺されの言い訳など通じるはずもない大惨事になっていた。昨晩はお楽しみでしたね、というのが丸わかりだ。
4965目が覚めた春日の心の中で、開口一番飛び出たのはそんな一言だった。
「いや……えっ……だぁぁ……どう、すっかなぁ…………」
隣でまだ眠るその人の体を見て、春日のひっそりとした呟きが小さく漏れる。すやすやと寝息を立てる穏やかな寝顔とは対照的に、その人、春日の恋人である桐生一馬の体には無数のキスマークが刻まれていた。
押し倒した勢いで吸い付いた首筋だけではない。胸板や、今は毛布に隠れている腰や腿の内側まで。それはもう散々自分が残したのを思い出して春日は額を押さえるが、そこまでだったらまだ何の問題もなかった。
だが――
「これは……どうしようも、ねぇ……よなぁ……」
いつもは服で隠れる部分にすると心がけていたものの、昨晩に限っては桐生に煽られたのもあり、興奮に任せてつい鎖骨付近にまで残してしまったのである。おかげで桐生の首回りは虫刺されの言い訳など通じるはずもない大惨事になっていた。昨晩はお楽しみでしたね、というのが丸わかりだ。
Jukiya_d
DONE右桐Webオンリー2のエアスケブにて飛鳥11さんよりリクエストいただきました!ありがとうございます!テーマは「梅雨に因んで 雨の日デート。浮かれ気分で桐生さんとのテーマパークデートをセッティングして、徹夜でイメトレまでしたのに当日土砂降り…」です!
この時期は天候に左右されやすいのでデートも一苦労だろうな…と思いつつ、この2人ならどうするか考えて書いてみました。
お楽しみいただけたら幸いです!
【イチ桐】晴れの日も雨の日も 深夜三時。春日は本日何度目かとなるバッグの中身のチェックを行っていた。
ハンカチ、ティッシュ、暑くなって汗をかいた時の為のタオル、熱中症予防の為の水、塩タブレット。モバイルバッテリーに財布、桐生が体調を崩さないようにと用意した晴雨兼用折りたたみ傘。そして――とスマホの画面に表示されたアプリをタップし、表示された明日の日付が書かれた電子チケット。
「持ち物よし! 明日のアトラクションの順番確認よし! えーと……なんとかパスの取り方の予習よし!」
ビッ、ビッと指さし確認をしながら春日はすっくとソファから立ち上がると、パシパシと両手で頬を挟むように叩いてから顔を上向かせて目を閉じた。
「いよいよ……明日か」
4624ハンカチ、ティッシュ、暑くなって汗をかいた時の為のタオル、熱中症予防の為の水、塩タブレット。モバイルバッテリーに財布、桐生が体調を崩さないようにと用意した晴雨兼用折りたたみ傘。そして――とスマホの画面に表示されたアプリをタップし、表示された明日の日付が書かれた電子チケット。
「持ち物よし! 明日のアトラクションの順番確認よし! えーと……なんとかパスの取り方の予習よし!」
ビッ、ビッと指さし確認をしながら春日はすっくとソファから立ち上がると、パシパシと両手で頬を挟むように叩いてから顔を上向かせて目を閉じた。
「いよいよ……明日か」
Jukiya_d
PROGRESSイチ桐「お前がイチバン!アナザーサイド(仮)」のサンプル2です前回上げたものの続きをちらっと
このシーンを1人で抱えていることが出来なくてついちら見せしてしまいました…
イチは何処までも桐生さんの光なんだ…桐生さんを救ってくれたのはイチなんだ…
とひっそり胸をきゅぅんとさせてます…
↓前回のはこちら
https://poipiku.com/1465774/10255715.html 4
Jukiya_d
PROGRESS5/20通販開始のイチ桐本「お前がイチバン!」の桐生さんサイドのお話1章サンプルです上手くいけば6/22-23の右桐WEBオンリーで出したいなと思ってます
恐らくここが作中で1番書くのが難しいところで、迷走しまくってしまったのでモチベ維持に進捗アップさせて下さい…😭
あとはひたすら仲良しターンなのでモリモリ頑張ります!
※執筆中の為内容が変更になる可能性があります 15
山瀬屋
MAIKINGずっと考えている救いの書きかけ、錦桐なのかひまわり兄弟なのかなかなか自分にも分からないですが製造者は錦桐が好きな人なので滲んでいるかもです…正史の後に、救われてほしいという願いを込めているもの、あの錦の最期の表情をずっと考えてしまう
無題轟音が、遠くで聞こえる。
一体、何だ。
ああ、それは、…水か?
そうか、水が叩き付けられる激しい音がするのだ。
―覚醒。
桐生が目を開くと、視線の先に大きな滝があった。
苔生した堅牢な岩。流れる水は飛沫を上げて流れていく。どこから来て、どこへ行くのか。滝の向こうも、流れ落ちた川の先も、霧に巻かれているかのように白んで見えない。何とも不思議なものだ。桐生は横たわる身体を起こす。柔い草の感触。背の低いその碧達に混ざって、すうっと一本、伸びている緑。座り込んで視線だけ先を追うと、そのてっぺんに太陽のような大輪の花を一つ、戴いているのが見えた。花は桐生に背を向けて、つまりは滝の方を向いて咲いている。よく見知った向日葵は、この空間に異質だった。風も無いのにたなびく草の合間から、小さな花が咲いているのも見える。同じ花だ。淡い黄色や、水色のそれだって可憐で美しい。それなのにどうしても、その絢爛な橙に惹きつけられる。うねる草原に、何にもなびくことなく、一人そびえ立つその花に。
3251一体、何だ。
ああ、それは、…水か?
そうか、水が叩き付けられる激しい音がするのだ。
―覚醒。
桐生が目を開くと、視線の先に大きな滝があった。
苔生した堅牢な岩。流れる水は飛沫を上げて流れていく。どこから来て、どこへ行くのか。滝の向こうも、流れ落ちた川の先も、霧に巻かれているかのように白んで見えない。何とも不思議なものだ。桐生は横たわる身体を起こす。柔い草の感触。背の低いその碧達に混ざって、すうっと一本、伸びている緑。座り込んで視線だけ先を追うと、そのてっぺんに太陽のような大輪の花を一つ、戴いているのが見えた。花は桐生に背を向けて、つまりは滝の方を向いて咲いている。よく見知った向日葵は、この空間に異質だった。風も無いのにたなびく草の合間から、小さな花が咲いているのも見える。同じ花だ。淡い黄色や、水色のそれだって可憐で美しい。それなのにどうしても、その絢爛な橙に惹きつけられる。うねる草原に、何にもなびくことなく、一人そびえ立つその花に。
KOKIA
SPOILER#2記憶(4〜6)ガシャン
「あぁーやべっまちがえたっ!」
「おい、秋山もう諦めろって」
「何ですかそれ!俺だってちゃんと出来るんですよ」
「そう言ってもう2時間たってるぞ、出来たのはこれだけだろ」
桐生はまな板の上の千切りとは言えない程太いキャベツを指さした
「う...」
「そもそもお前が料理するなんてどーゆー風の吹き回しなんだ」
「それは、その...」
「ん?」
「ハナちゃんが今ハマってるドラマを、見させられて...」
「?ドラマ?」
▫︎▫︎▫︎▫︎
「社長!見て下さいこれー!」
「なに?どしたの?」
そう言って見せてきたスマホの画面には華奢な男子が2人寄り添っていた
「今ハマってる推しカプなんです!あーほんと、尊い!」
「とお、、?よく分かんないけどアレ?女の子の好きなBLってやつ?」
5106「あぁーやべっまちがえたっ!」
「おい、秋山もう諦めろって」
「何ですかそれ!俺だってちゃんと出来るんですよ」
「そう言ってもう2時間たってるぞ、出来たのはこれだけだろ」
桐生はまな板の上の千切りとは言えない程太いキャベツを指さした
「う...」
「そもそもお前が料理するなんてどーゆー風の吹き回しなんだ」
「それは、その...」
「ん?」
「ハナちゃんが今ハマってるドラマを、見させられて...」
「?ドラマ?」
▫︎▫︎▫︎▫︎
「社長!見て下さいこれー!」
「なに?どしたの?」
そう言って見せてきたスマホの画面には華奢な男子が2人寄り添っていた
「今ハマってる推しカプなんです!あーほんと、尊い!」
「とお、、?よく分かんないけどアレ?女の子の好きなBLってやつ?」
KOKIA
SPOILER秋桐シリーズものです。時間軸は、タイトルの横に記載します
#1悪夢(6〜7)「ま、待って!!!」
秋山はベッドから飛び起きた自分に、ため息をつき頭を抱えた。もう幾度となく同じ悪夢を見続けている
【桐生一馬が死んだ】
ある日突然告げられたその言葉に秋山は後ろから鈍器で頭を殴られた様な衝撃を受けた
しかしすぐに思い立った
あの桐生が死ぬ訳がない、何かきっとのっぴきならない事情があってそういうことになっているんだ
だが、桐生の命が尽きた現場に居合わせた人間がいたとか、名のある医師の死亡診断書だとかそんな程度で桐生に近い人間がみなその死を信じ受け入れている様だった。
堂島大吾、冴島大河、そしてあの真島までもが桐生の死を受け入れていた
そう見せているだけで皆何かを隠している。そう思って暫く3人の動向を調べていた
1930秋山はベッドから飛び起きた自分に、ため息をつき頭を抱えた。もう幾度となく同じ悪夢を見続けている
【桐生一馬が死んだ】
ある日突然告げられたその言葉に秋山は後ろから鈍器で頭を殴られた様な衝撃を受けた
しかしすぐに思い立った
あの桐生が死ぬ訳がない、何かきっとのっぴきならない事情があってそういうことになっているんだ
だが、桐生の命が尽きた現場に居合わせた人間がいたとか、名のある医師の死亡診断書だとかそんな程度で桐生に近い人間がみなその死を信じ受け入れている様だった。
堂島大吾、冴島大河、そしてあの真島までもが桐生の死を受け入れていた
そう見せているだけで皆何かを隠している。そう思って暫く3人の動向を調べていた
Ryugoku_72
MOURNING真冴(真島×冴島)の短編です。結局イチャラブです。
じまじま兄弟は お互いに、お互いが大好きで、互いに無くてはならない存在なんじゃないかなって思っているし信じています。
二匹のケダモノ「なぁ、ほんまに兄弟は俺に抱かれる側でえぇんか?」
真島と冴島が何週間ぶりに身体を重ね合わせた夜のこと、ベッドで上半身を起こしている上裸に下着姿の真島が不意に隣で横になって休んでいる同じく下着一枚の冴島に尋ねてきた。
「突然、何を言い出すかと思えば…、そんなん今更やろ。あほらし」
どうでもいいと言わんばかりの素っ気ない態度で、あっさりと冴島は返した。
「おい、それなりに肝心なことちゃうか?これ」
「別にどっちでもえぇよ、そんなんは」
「そんなんはって、…なんやねん、それなりに考えとった俺が馬鹿みたいやないか」
「考えてた」とは何を。と、のっそりと上半身を起こした冴島はベッドサイドにある小さめの棚の上に置かれた真島が事前に用意してくれていた500mlのペットボトルに入ったミネラルウォーターを手に取り、蓋を開けながら真島の先程の言葉の意味について考えを巡らせた。
1727真島と冴島が何週間ぶりに身体を重ね合わせた夜のこと、ベッドで上半身を起こしている上裸に下着姿の真島が不意に隣で横になって休んでいる同じく下着一枚の冴島に尋ねてきた。
「突然、何を言い出すかと思えば…、そんなん今更やろ。あほらし」
どうでもいいと言わんばかりの素っ気ない態度で、あっさりと冴島は返した。
「おい、それなりに肝心なことちゃうか?これ」
「別にどっちでもえぇよ、そんなんは」
「そんなんはって、…なんやねん、それなりに考えとった俺が馬鹿みたいやないか」
「考えてた」とは何を。と、のっそりと上半身を起こした冴島はベッドサイドにある小さめの棚の上に置かれた真島が事前に用意してくれていた500mlのペットボトルに入ったミネラルウォーターを手に取り、蓋を開けながら真島の先程の言葉の意味について考えを巡らせた。
山瀬屋
MOURNING(モブ→)錦(→)桐。無意識に愛憎極まってる感じ。桐は収監中で出てこない。普段は何ともないんだけど、雨音+桐への悔恨を夢に見て相乗効果でPTSDチックになる錦と、カリスマ錦山組長が見たくて…ていうか最終直系組長まで行くだけの実力もあるし、割と錦すき!な人もいっぱい居たのでは?とも思うんですけど、結局錦は自分の認めた相手とかからそれ貰えないと意味無いからって病んでそうなタイプかなって思っています雨中の禁区それは、ある雨の夜だった。
「親父、もうずっと籠もりっぱなしだぜ」
「お前、様子見て来いよ」
ドン、と背中を押されて、締め切られたドアの前で俺は立ち竦む。兄貴達は、もう30分も無えんだから早くしろ、と耳打ちをして蜘蛛の子を散らすようにいなくなってしまった。
畜生、震えが止まんねえ。心底後悔する。なんでこんな組に入っちまったんだろう、って。
東城会直系錦山組組長、錦山彰という男はカリスマだと、思う。
冷えたナイフの切先のような隙の無さ。スマートに優雅なようで、その癖どこまでも鮮やかに暴力的だ。流麗で、そして苛烈な緋色の昇り鯉。その勢いは破竹だった。そしてそんな最中に、疑りそうな目が神経質に揺れている。その時折見せる不思議なアンバランスさは、妙に人を集めた。
4277「親父、もうずっと籠もりっぱなしだぜ」
「お前、様子見て来いよ」
ドン、と背中を押されて、締め切られたドアの前で俺は立ち竦む。兄貴達は、もう30分も無えんだから早くしろ、と耳打ちをして蜘蛛の子を散らすようにいなくなってしまった。
畜生、震えが止まんねえ。心底後悔する。なんでこんな組に入っちまったんだろう、って。
東城会直系錦山組組長、錦山彰という男はカリスマだと、思う。
冷えたナイフの切先のような隙の無さ。スマートに優雅なようで、その癖どこまでも鮮やかに暴力的だ。流麗で、そして苛烈な緋色の昇り鯉。その勢いは破竹だった。そしてそんな最中に、疑りそうな目が神経質に揺れている。その時折見せる不思議なアンバランスさは、妙に人を集めた。
山瀬屋
MOURNING病みに病んでる錦桐SS(肉体関係あり)27歳くらいかな…嫉妬と執着で病んでる錦可愛過ぎるし関係壊したくない一心で受容一辺倒に気付きたくない桐は可愛い
女性関係描写有閲覧注意です 2654
山瀬屋
MAIKING生存if錦(病み)が桐(健康)を殺そうとして出来ない地獄みたいな話の書きかけご都合if妄想。錦桐と言い張りたいけどカプ色薄め。ただ🌻と言うには重いし製造元がアレなのでアレです
生存if錦(病み)が桐(健康)を殺そうとして出来ない地獄みたいな話①(仮題)こんこんと眠り続ける眼の前の男を、錦山は黙って見ていた。余り飲まないように気を付けていたはずだったが、半身に色濃く残った火傷の痕が摂取したアルコールに酷く熱を持つ。コップを手に取ろうとして、右手に力が入らず錦山は舌打ちをした。
「ザマァねえな」
思わず漏らした言葉は、男に言ったのか、自分自身に言ったのか、錦山自身にもよくわからなかった。眠りこけた男の顔はもちろん精悍な、髭も生えた成人男性だ、―そして若干年嵩でもある―、が、存外錦山にはあどけなく映った。最も男と錦山の年齢は変わらないのだから、その印象は些か錦山自身にとっても不思議に思えた。男は眉を顰めている事が多くこの弛緩した表情を起床時に見ることがあまり無いからなのか、それともこの男と幼少期から長く過ごしていたせいでそう感じるのか?少しの思考が巡る。しかし、まあ、どちらにしてもくだらない考えだと錦山は断じた。
3383「ザマァねえな」
思わず漏らした言葉は、男に言ったのか、自分自身に言ったのか、錦山自身にもよくわからなかった。眠りこけた男の顔はもちろん精悍な、髭も生えた成人男性だ、―そして若干年嵩でもある―、が、存外錦山にはあどけなく映った。最も男と錦山の年齢は変わらないのだから、その印象は些か錦山自身にとっても不思議に思えた。男は眉を顰めている事が多くこの弛緩した表情を起床時に見ることがあまり無いからなのか、それともこの男と幼少期から長く過ごしていたせいでそう感じるのか?少しの思考が巡る。しかし、まあ、どちらにしてもくだらない考えだと錦山は断じた。
山瀬屋
MOURNING詰めが甘くて色々ボヤボヤ、ご容赦ください…。特殊かもしれないですが、モブ→錦→桐面倒なのでモブは「最部 茂武(サイベ シゲタケ)」君と名前を付けました。モブモブ 君です。サブストとかにいたらどうしよう。魅力はあるのに結局さして他人に興味は無い錦と、一番のマブなのは言うまでもないので言葉にしないし分かりづらいけど態度には滅茶苦茶出る桐が好きですという癖文です
端役の男桐生と駄弁りながら歩いていると、聞き慣れたくもない声が俺を呼んで、思わず舌打ちをしかけた。バタバタと走ってくるそいつは、満面の笑みで俺のことを見る。
「錦山の兄貴!奇遇ですね、こんな所でお会い出来るなんて!」
「錦、誰だこいつは」
桐生が不思議そうに奴の事を見る。俺が仕方なく口を開こうとすると、いつの間にか俺の隣にまで詰め寄っていた男がそれを遮って話し出す。
「最部です、桐生…、の兄貴。最近盃を頂いたんです。…はぁ。尊敬する人は錦山の兄貴です!よろしくお願いします」
何故か俺と桐生の間に割って入るようにして、最部は言う。桐生は最部を見て、そして俺の方を見て、ふっと笑った。
「良かったな。良い弟分が出来て」
「そう言って頂けて光栄です」
2632「錦山の兄貴!奇遇ですね、こんな所でお会い出来るなんて!」
「錦、誰だこいつは」
桐生が不思議そうに奴の事を見る。俺が仕方なく口を開こうとすると、いつの間にか俺の隣にまで詰め寄っていた男がそれを遮って話し出す。
「最部です、桐生…、の兄貴。最近盃を頂いたんです。…はぁ。尊敬する人は錦山の兄貴です!よろしくお願いします」
何故か俺と桐生の間に割って入るようにして、最部は言う。桐生は最部を見て、そして俺の方を見て、ふっと笑った。
「良かったな。良い弟分が出来て」
「そう言って頂けて光栄です」
Ryugoku_72
TRAININGもしも真西(真島×西谷)が高校生で、同学年だったら。のif小説②舞台がバブル期ではなく、現代の設定なので二人共スマートフォンを持ってます(笑)
もしも真西が高校生で、同学年だったら②夏休みに入って一週間が経った。
西谷からは、何の連絡もない。
つまり特に何もやることはなく、予定もない。
何となく学校から与えられた課題に手を出してみたり、昼寝をしたり、何冊か持っている漫画本を読んだり、ダラダラとして時間を過ごしてみている。
折角の長期休暇だからと、集まり馬鹿をやれる友人も真島には西谷以外に居ない。しかし、それを真島は寂しいとは感じていない。
クーラーが吐き出す冷気を浴びながら、自室のベッドに寝転び、何度も読み返している漫画本に目を通していたが、さすがに同じ内容を読み返すのにも飽きてきた。
退屈さを感じ、気分転換も兼ねて、真島は近場のコンビニまで足を運ぶことを選んだ。
自宅から外に出ると、当然だが暑い。ジリジリと肌が焼けるような直射日光。
2865西谷からは、何の連絡もない。
つまり特に何もやることはなく、予定もない。
何となく学校から与えられた課題に手を出してみたり、昼寝をしたり、何冊か持っている漫画本を読んだり、ダラダラとして時間を過ごしてみている。
折角の長期休暇だからと、集まり馬鹿をやれる友人も真島には西谷以外に居ない。しかし、それを真島は寂しいとは感じていない。
クーラーが吐き出す冷気を浴びながら、自室のベッドに寝転び、何度も読み返している漫画本に目を通していたが、さすがに同じ内容を読み返すのにも飽きてきた。
退屈さを感じ、気分転換も兼ねて、真島は近場のコンビニまで足を運ぶことを選んだ。
自宅から外に出ると、当然だが暑い。ジリジリと肌が焼けるような直射日光。
Ryugoku_72
TRAININGもしも真西(真島×西谷)が高校生で、同学年だったら。のif小説。もしも真西が高校生で、同学年だったら①もうすぐ夏休みに入る。
放課後。グランドで部活動に励む生徒達の声や、吹奏楽部の練習などの音を耳にしながら、真島はクーラーも扇風機も無い全ての窓が開け放しになっている他の人間は誰一人も居ない教室で、自身の席に座り、机の上に置いた鞄をクッション代わりにして、夏の暑さを感じながらも、顔を伏せて休んでいた。
本来なら学校が終われば真っ直ぐに帰宅し、真っ先にクーラーが備え付けらている自室に閉じ籠もり、クーラーを効かせた部屋のベットの上に寝転がりながら、勝手気ままな時間を過ごしたい。
だが、今の真島には、それが出来ない理由がある。
額に浮かぶ汗が静かに音もなく肌を伝い、じんわりとクッション代わりの鞄に染み込むのが判った。
3405放課後。グランドで部活動に励む生徒達の声や、吹奏楽部の練習などの音を耳にしながら、真島はクーラーも扇風機も無い全ての窓が開け放しになっている他の人間は誰一人も居ない教室で、自身の席に座り、机の上に置いた鞄をクッション代わりにして、夏の暑さを感じながらも、顔を伏せて休んでいた。
本来なら学校が終われば真っ直ぐに帰宅し、真っ先にクーラーが備え付けらている自室に閉じ籠もり、クーラーを効かせた部屋のベットの上に寝転がりながら、勝手気ままな時間を過ごしたい。
だが、今の真島には、それが出来ない理由がある。
額に浮かぶ汗が静かに音もなく肌を伝い、じんわりとクッション代わりの鞄に染み込むのが判った。
山瀬屋
MOURNING錦桐前提モブ錦(文、再掲、DK)モブ→錦(→桐)
自分への好意に疎くて根本的に桐以外にあんまり興味ない錦と、見た目と寡黙さから誤解されやすい桐と、堅気と極道が分かれてく未来
※すみません、高校じゃなくて中学卒で極道ですね…。パラレルか何かと思ってください…。タグも間違ってるし…色々すみません 3979
563snake
MAIKING堂島夫妻の出会いから別れまで。を書きたかったけど、宗兵が『どこまでもクズ』か『家庭人としてはそれなりに優しさがあった』のかで悩んで断念。続きを書けるかはわからないから、このまま頓挫するかも……。推敲も何もしていないので、読み難さはご容赦ください。華を手折る 没落華族。少女が生まれ落ちた時には既に何も無かった。しかし、過去に囚われたままの両親は贅を尽くした。そして、負債を積み重ねていく。
一家の一人娘は見目麗しい少女。母親は少女を更に磨き上げた。見た目だけでなく、内面も。茶道、華道、日本舞踊……。父親もその為の財を惜しまなかった。
『全てはお前の為』
礼儀作法について、厳し過ぎる部分もあった。父親に顔を殴られた時には、母親がすぐに止めに入った。
「傷でも残ったら大変でしょう!」
一度きりだった。厳しくするのも自身への思いやり。そう思っていた。
少女の暮らしはとても裕福だった。しかし、それは作られたものだった。物心がつくと、多少の違和感を覚えるようになる。周囲の目。自宅に出入りする野蛮な男達。疑問を両親にぶつけた事がある。
3973一家の一人娘は見目麗しい少女。母親は少女を更に磨き上げた。見た目だけでなく、内面も。茶道、華道、日本舞踊……。父親もその為の財を惜しまなかった。
『全てはお前の為』
礼儀作法について、厳し過ぎる部分もあった。父親に顔を殴られた時には、母親がすぐに止めに入った。
「傷でも残ったら大変でしょう!」
一度きりだった。厳しくするのも自身への思いやり。そう思っていた。
少女の暮らしはとても裕福だった。しかし、それは作られたものだった。物心がつくと、多少の違和感を覚えるようになる。周囲の目。自宅に出入りする野蛮な男達。疑問を両親にぶつけた事がある。
563snake
DONE壁尻です。ファンタジーです。設定も何もありません。全編ギャグのアホエロです。※レイプではないですが、非合意の性行為があります。ご注意ください。
※支部に上げたものと同作品です。
壁にハマりし者 むき身で壁にハマった尻がある。何を言っているのかわからないだろうが、実際にそこにはソレはあった。遠目にも引き締まった尻がフルフルと揺れている。男の性であろう。思わず吸い寄せられた。
いけないと思いつつも、尻を覗き込む。
「うおっ! 汚ねぇ!」
僅かに動いた足の間にナニカが揺れた。自身にも同じモノがぶら下がっている。つまりコレは男性の尻であるという事実。
突如として訪れた絶望と失望。腹の中で毒吐きながら、その場を離れようとした瞬間だった。
「えっ? 桐生ちゃんなん?」
微かに聞こえたのは覚えのあり過ぎる声。一瞬振り向くも、厄介事に巻き込まれるのは目に見えている。これもきっとヤツなりの策略なのだろう。
よし、行こう。
7549いけないと思いつつも、尻を覗き込む。
「うおっ! 汚ねぇ!」
僅かに動いた足の間にナニカが揺れた。自身にも同じモノがぶら下がっている。つまりコレは男性の尻であるという事実。
突如として訪れた絶望と失望。腹の中で毒吐きながら、その場を離れようとした瞬間だった。
「えっ? 桐生ちゃんなん?」
微かに聞こえたのは覚えのあり過ぎる声。一瞬振り向くも、厄介事に巻き込まれるのは目に見えている。これもきっとヤツなりの策略なのだろう。
よし、行こう。