たまぞう
DONE過去に呟いた騎士🌟×黒百合🎈のお話の続きです✨自分が過去に呟いた内容で、設定に多少の違いがあるかもしれませんが、流れは本文の通りです☺️
白百合🌟×黒百合🎈が前提になります😌
全年齢ですが、幸せではないのでご注意を🥲
騎士と白百合は似てますが全くの別人です💦
白百合🌟のことは白百合、黒百合🎈のことは黒百合、騎士🌟は別に名前がありますが、今回では明かされません。 6941
banmeshI12
DOODLE司類♀🌟🎈♀🎈のみ女体化。エロくはないけど🎈♀ちゃんの谷間が見えてるのでポイピク。
🎈♀ちゃんがエッチな女性教師を演じてるだけで普通に高校生カップルの🌟🎈♀。最後にモブが出てくる。 4
精神の限界
DOODLE司類🌟🎈将参のこのシーンアツすぎた
参謀が計画失敗して大臣に痛めつけられてる時、失敗した原因である将校(敵)が何故か乗り込んできて大臣たちをボコボコにして参謀を引き抜いて連れて帰っていったんだよね
(幻覚)
司類の派生はどうしてこんなに健康になれるのか。
よよよ
DOODLE🌟🎈判別大会(https://x.com/173182botkn/status/1713375403455529181?s=20)の答え合わせです。皆さんは分かりましたか?少しでも楽しんでいただけたなら幸いです!くらむ
DOODLE🌟🎈※捏造設定
※派生(探偵×エージェント)
茜色が広がる夕暮れ時。穏やかな表情を見せている空の下で、一つの亡骸が地に伏せた。的確に急所を撃ち抜かれたショックと共に生命活動を停止したそれは恐怖の表情を浮かべたままであったため、せめてもの情けにその瞼を下ろしてやる。
辺りに追っ手が居ないことを確認し通信を開始する。任務の完了を伝えると帰還命令が下った。後処理は他の担当に任せられるらしい。この場に残る理由が無くなったので走早にその場を立ち去った。
報告を終え拠点を後にする頃には短針が頂から傾いており、仕事からの解放に気が抜けたのか重々しい疲労がのしかかる。重い体を引き摺るように歩みを進めていると、気が付いたら自宅とは違う建物に辿り着いていた。やってしまったと気付いた時には既に遅く、扉が大きな音を立て開かれる。
2372辺りに追っ手が居ないことを確認し通信を開始する。任務の完了を伝えると帰還命令が下った。後処理は他の担当に任せられるらしい。この場に残る理由が無くなったので走早にその場を立ち去った。
報告を終え拠点を後にする頃には短針が頂から傾いており、仕事からの解放に気が抜けたのか重々しい疲労がのしかかる。重い体を引き摺るように歩みを進めていると、気が付いたら自宅とは違う建物に辿り着いていた。やってしまったと気付いた時には既に遅く、扉が大きな音を立て開かれる。
たまぞう
MEMOお待たせしました🥳💖お題ありがとうございました☺️💕
リ…ョ…ナ…目覚めかけ🌟と自…傷…癖…🎈のお話になります。
🎈の嘔吐表現、自…傷…行為あります!
🌟が🎈にちょっと痛いことをするので注意です!
流血表現あります!
急に始まり急に終わります☺️✨!
少しでも楽しんで頂けたら嬉しいです😘💕 3194
yuduki_prsk
DONE身内に書いたリクエストSS視点ころころ変わって申し訳ない。
体調不良の🎈が見たかったから書いたお話。
未来の約束『欲張りな臆病者』
お題:声が聞きたい、呟いた声、鼓膜を揺らす。
カタカタカタ……。
金曜の深夜——冬の週末、寒くて暗い部屋にモニターの明かりだけが灯る、冷え冷えとした寒い部屋にキーボードを叩く音だけが響いていた。静音機能に特化した、高校生が使うには少々値の張る代物。だが、生憎、道具には拘りたい質だった。毎日使う物は良い物を、妥協せずにお金をかけたい。
タンッ——。
苛立ったように力任せに叩き付けられたエンターキー。他人事なのはどうして言葉にできない怒りが指先にまで満ちているのか、理由が分からなかったからだ。静寂が満ちる部屋に思わぬ大きく響いたキーを叩く音に一番驚いていたのは僕だっただろう。バクバクと大袈裟なほどに心臓が跳ねる。まあ、この部屋には僕以外の人間はいないから、比べる相手など一人もいないのだけれど。
13876お題:声が聞きたい、呟いた声、鼓膜を揺らす。
カタカタカタ……。
金曜の深夜——冬の週末、寒くて暗い部屋にモニターの明かりだけが灯る、冷え冷えとした寒い部屋にキーボードを叩く音だけが響いていた。静音機能に特化した、高校生が使うには少々値の張る代物。だが、生憎、道具には拘りたい質だった。毎日使う物は良い物を、妥協せずにお金をかけたい。
タンッ——。
苛立ったように力任せに叩き付けられたエンターキー。他人事なのはどうして言葉にできない怒りが指先にまで満ちているのか、理由が分からなかったからだ。静寂が満ちる部屋に思わぬ大きく響いたキーを叩く音に一番驚いていたのは僕だっただろう。バクバクと大袈裟なほどに心臓が跳ねる。まあ、この部屋には僕以外の人間はいないから、比べる相手など一人もいないのだけれど。
くらむ
DOODLE🌟🎈ハグの日
「司くん」
新装置の試運転が一段落しのんびりとした時間をガレージで過ごしていると、ソファに座っていた類が手招きする。
意図は分からないが大人しく近付くと、突然腕を引かれそのまま類の胸元へと飛び込む形になってしまった。
腕を引かれる程度で体制を崩してしまうとは、我ながら油断しすぎである。
「類、大丈――」
「つかまえた」
「はぁ? む、もごっ」
予想外の言葉に思わず漏れた声を気にすること無く、背に回された腕に抱き締められる。力一杯の抱擁に息が苦しくなり慌てて上半身を救出させると、満面の笑みを浮かべた類の顔が目前に広がった。その近さについ顔を逸らしてしまったが、彼の気分は害さなかったようでくつくつと笑っている。
720新装置の試運転が一段落しのんびりとした時間をガレージで過ごしていると、ソファに座っていた類が手招きする。
意図は分からないが大人しく近付くと、突然腕を引かれそのまま類の胸元へと飛び込む形になってしまった。
腕を引かれる程度で体制を崩してしまうとは、我ながら油断しすぎである。
「類、大丈――」
「つかまえた」
「はぁ? む、もごっ」
予想外の言葉に思わず漏れた声を気にすること無く、背に回された腕に抱き締められる。力一杯の抱擁に息が苦しくなり慌てて上半身を救出させると、満面の笑みを浮かべた類の顔が目前に広がった。その近さについ顔を逸らしてしまったが、彼の気分は害さなかったようでくつくつと笑っている。
たまぞう
DONEエアスケブありがとうござました✨🙌!お待たせしました😌💖
ヤンデレ🌟に愛される🎈になります😆💕
全年齢ですが、軽くそういう行為をしているシーン、流血シーン、首絞めがあります🙌💦
メリバになります☺️✨
🌟の激重愛に🎈が…、という流れになります😌✨
少しでも楽しんで頂けたら嬉しいです💖🥰 33
たまぞう
DONEエアスケブありがとうございました🙌💖💖お待たせしました〜😌😌
高校生🌟と中学生🎈のお話になります✨✨
全年齢になります🙌✨!
🌟が🎈を可愛がるお話です☺️☺️
🎈が🌟のことを「天馬さん」呼びしてます🥰💕
途中と最後にそういう描写があります💪💪
少しでも楽しんで頂けたら嬉しいです😚💕
過去も未来も、きみと。「おっ………お、おお…!?」
変な声を上げながら、オレはタイムマシンから顔を出して、辺りを見渡す。
前方には見覚えのある家が一軒。
それは間違いなく神代類の家だった。
無事に過去へ辿り着いたのか少々不安になったが、弱気になってはならないと首を横に振る。
………とにかくこの時代の恋人を探さなければ!
果たさなければならない目的がある!
そう思い、オレは庭へと出る。
目的の人物以外に会わないよう、慎重に歩き始めた時だった。
「だ、誰…!?」
「っ、!」
聞き覚えのある声に反応して、思わず後ろを振り向く。
そこには自分のよく知る人物、神代類が、立っていた。
ただ少しだけ、違う点もあって。
それは現代と比較して、身長が低く、髪が結んである、という点だった。
10537変な声を上げながら、オレはタイムマシンから顔を出して、辺りを見渡す。
前方には見覚えのある家が一軒。
それは間違いなく神代類の家だった。
無事に過去へ辿り着いたのか少々不安になったが、弱気になってはならないと首を横に振る。
………とにかくこの時代の恋人を探さなければ!
果たさなければならない目的がある!
そう思い、オレは庭へと出る。
目的の人物以外に会わないよう、慎重に歩き始めた時だった。
「だ、誰…!?」
「っ、!」
聞き覚えのある声に反応して、思わず後ろを振り向く。
そこには自分のよく知る人物、神代類が、立っていた。
ただ少しだけ、違う点もあって。
それは現代と比較して、身長が低く、髪が結んである、という点だった。
くらむ
DOODLE🌟🎈抑えるなんて、勿体ない。
ワンライ『我慢』(2023/06/28)「眠そうだね」
大きく口を上げ欠伸を漏らした司に問いかける。
彼としてはあまり見られたくなかったのか、眉間に皺が集まった。
「やりたい事を考えていたら、少々夜更かしをしてしまってな」
「休眠を大切にする司くんが、珍しいね」
「様々な事に挑戦しているから、有難いことに時間がいくつあっても足りない。これが嬉しい悲鳴というやつだな!」
忙しさも糧となっているかのように、本当に嬉しそうに話す彼の笑顔が眩しくみえる。
自分の体を大切にしつつ、今出来ることを只管に挑戦し続ける彼は本当に素晴らしい。
「そういえば、この前話していた新たな装置の試運転はいつ行うんだ?」
「……ああ。まだ調整がしたいから、もう少し後にさせて貰ってもいいかな」
2173大きく口を上げ欠伸を漏らした司に問いかける。
彼としてはあまり見られたくなかったのか、眉間に皺が集まった。
「やりたい事を考えていたら、少々夜更かしをしてしまってな」
「休眠を大切にする司くんが、珍しいね」
「様々な事に挑戦しているから、有難いことに時間がいくつあっても足りない。これが嬉しい悲鳴というやつだな!」
忙しさも糧となっているかのように、本当に嬉しそうに話す彼の笑顔が眩しくみえる。
自分の体を大切にしつつ、今出来ることを只管に挑戦し続ける彼は本当に素晴らしい。
「そういえば、この前話していた新たな装置の試運転はいつ行うんだ?」
「……ああ。まだ調整がしたいから、もう少し後にさせて貰ってもいいかな」
くらむ
DOODLE🌟🎈2023.06.24
露呈 いつもは賑やかで楽しげな歌声が聞こえて来るセカイは、夜だからか静まり返っている。
普段立寄る広場やステージを通り抜け少し遠くまで足を運んだ先にある小さな花畑が、今回の目的地だ。
たまたま見つけた、人が立寄ることの無いこの花畑は、二人が周りに内緒で過ごすのに都合が良かった。
この花畑は最初から存在していたのか、二人きりの空間が欲しいと願った彼の想いの反映なのかは、わかっていない。
「おや、早いね。まだ、時間まであるんじゃないかい?」
「思ったより早く時間が出来てしまってな。ここでのんびりさせて貰っていた」
予定ではまだ存在していないはずの金色に向かって声を掛ける。
横たわっていた彼が返答とともに体を起こしたので、その隣に腰を下ろした。
2224普段立寄る広場やステージを通り抜け少し遠くまで足を運んだ先にある小さな花畑が、今回の目的地だ。
たまたま見つけた、人が立寄ることの無いこの花畑は、二人が周りに内緒で過ごすのに都合が良かった。
この花畑は最初から存在していたのか、二人きりの空間が欲しいと願った彼の想いの反映なのかは、わかっていない。
「おや、早いね。まだ、時間まであるんじゃないかい?」
「思ったより早く時間が出来てしまってな。ここでのんびりさせて貰っていた」
予定ではまだ存在していないはずの金色に向かって声を掛ける。
横たわっていた彼が返答とともに体を起こしたので、その隣に腰を下ろした。
くらむ
DOODLE🌟🎈【surprise】思いがけない出来事。
ワンライ『サプライズ』(2023/06/21) 司が動かすシャーペンの芯が紙を擦る音が、類の部屋中に響いていた。
普段のテストを一夜漬けで挑む彼だが、英語に関してはテストのためではなく自分の為に身に付けたいようで、こうしてたまに予習の手伝いをしている。
そろそろ受験勉強へ向けて持続的な勉強も必要になってくるのではと思いながらも、彼もそれを理解していると信じて今は深く突っ込まないようにしていた。
英語を日本語のような話せるようになるべき言語と認識している人は少なく、学校で勉強する分野としか認識していない人の方が圧倒的だ。
そんな環境で英語力を高めていくには、英語を身近なものにしていく努力を自ら行っていかなくてはならない。
そんな彼が現在力を入れているのは、授業を受ける前に行う英語の教科書の翻訳作業だった。
2187普段のテストを一夜漬けで挑む彼だが、英語に関してはテストのためではなく自分の為に身に付けたいようで、こうしてたまに予習の手伝いをしている。
そろそろ受験勉強へ向けて持続的な勉強も必要になってくるのではと思いながらも、彼もそれを理解していると信じて今は深く突っ込まないようにしていた。
英語を日本語のような話せるようになるべき言語と認識している人は少なく、学校で勉強する分野としか認識していない人の方が圧倒的だ。
そんな環境で英語力を高めていくには、英語を身近なものにしていく努力を自ら行っていかなくてはならない。
そんな彼が現在力を入れているのは、授業を受ける前に行う英語の教科書の翻訳作業だった。
Yeeeeeeeee
MAIKING寫不下去了,所以就這樣了(喂!)因為結尾看著像be,所以是be。
雖然我很想寫he,希望哪天我能再繼續擴寫…以上!
《百合》 ★★★
「真是漂亮的花呢!」
青年伸出潔白的手,想要觸碰那黝黑的花朵,卻被一旁伸出的帶著黑絲的手給輕輕地握住。
「不行!你會被詛咒的…」
那人說著,未被蓋住的左眼緊緊盯著無知的青年,深怕他會碰到帽子上那帶有危險的黑百合。
「不會的!這麼美麗的花怎麼可能詛咒人呢!」
「那是你不懂。」
他回答道,緊握住的手依舊沒有打算收回的樣子。
兩人就這樣僵持了許久。
這時,青年突然將另一隻沒有被限制住的手伸向他。
「…!」
不知是不是因為太過突然,這次他沒能阻止成功,微涼的臉頰被染上了些許溫度。
他下意識的想將對方給推開,卻又擔心自己身上的“詛咒”會傳染給他而不敢輕舉妄動。
「看吧!沒事的。」
1487「真是漂亮的花呢!」
青年伸出潔白的手,想要觸碰那黝黑的花朵,卻被一旁伸出的帶著黑絲的手給輕輕地握住。
「不行!你會被詛咒的…」
那人說著,未被蓋住的左眼緊緊盯著無知的青年,深怕他會碰到帽子上那帶有危險的黑百合。
「不會的!這麼美麗的花怎麼可能詛咒人呢!」
「那是你不懂。」
他回答道,緊握住的手依舊沒有打算收回的樣子。
兩人就這樣僵持了許久。
這時,青年突然將另一隻沒有被限制住的手伸向他。
「…!」
不知是不是因為太過突然,這次他沒能阻止成功,微涼的臉頰被染上了些許溫度。
他下意識的想將對方給推開,卻又擔心自己身上的“詛咒”會傳染給他而不敢輕舉妄動。
「看吧!沒事的。」
くらむ
DOODLE🌟🎈メンテナンスを、忘れずに。
ワンライ『梅雨』(2023/06/14) トン、トン、トトン……ガレージの屋根が不規則な旋律を奏で始める。
この時期は外で作業する機会がほとんど無くなってしまうが、この音をBGMに作業するのも嫌いではなかった。
長時間集中してしまったせいか少し固まってしまった体を解すべく立ち上がる。
背を伸ばしたり屈伸をしたりと体を動かしていると、部屋の中央が少し湿っている事に気がつく。
「……おや」
恐る恐る見上げた天井から、水が滴っているのは見るまでもなく。
まさかガレージが雨漏りするなんて……呆然と天井を見上げていることしか出来なかった。
「――いやあ、すまなかったね。手伝わせてしまって」
「いや、別に構わないのだが……お前が呆然と立ち尽くしているから何事かと思ったぞ……」
2195この時期は外で作業する機会がほとんど無くなってしまうが、この音をBGMに作業するのも嫌いではなかった。
長時間集中してしまったせいか少し固まってしまった体を解すべく立ち上がる。
背を伸ばしたり屈伸をしたりと体を動かしていると、部屋の中央が少し湿っている事に気がつく。
「……おや」
恐る恐る見上げた天井から、水が滴っているのは見るまでもなく。
まさかガレージが雨漏りするなんて……呆然と天井を見上げていることしか出来なかった。
「――いやあ、すまなかったね。手伝わせてしまって」
「いや、別に構わないのだが……お前が呆然と立ち尽くしているから何事かと思ったぞ……」
くらむ
DOODLE🌟🎈飲み込まれて、呑み込んで。
ワンライ『海』(2023/06/07) 何も、無い。
普段であれば時間を忘れるほどに湧き続けるはずの、何かが。
(……どうしたものか)
明日からは新しい演目へ向け動き出す大事な時だというのに。
皆、自分の考える演出を楽しみにしてくれているというのに。
(こんなことは、これまであっただろうか)
何も生み出さない脳内に焦りが募り始める。
何が思考を妨げている?
将来世界へ羽ばたく彼らの為には――
(尚の他こんなことで立ち止まる訳には……)
己のエゴのためにも、まずはいつも通りにこなしていかなくてはならない筈だというのに。
考えれば考えるほど何かが遠のいていく感覚に、血の気が引いていく。
(――)
『いいと思うよ』
明日の為に簡単に書き起こした演目の概要を送り、漸く返事が来たと思ったら何だか珍しく素っ気ない内容で。
2264普段であれば時間を忘れるほどに湧き続けるはずの、何かが。
(……どうしたものか)
明日からは新しい演目へ向け動き出す大事な時だというのに。
皆、自分の考える演出を楽しみにしてくれているというのに。
(こんなことは、これまであっただろうか)
何も生み出さない脳内に焦りが募り始める。
何が思考を妨げている?
将来世界へ羽ばたく彼らの為には――
(尚の他こんなことで立ち止まる訳には……)
己のエゴのためにも、まずはいつも通りにこなしていかなくてはならない筈だというのに。
考えれば考えるほど何かが遠のいていく感覚に、血の気が引いていく。
(――)
『いいと思うよ』
明日の為に簡単に書き起こした演目の概要を送り、漸く返事が来たと思ったら何だか珍しく素っ気ない内容で。
くらむ
DOODLE🌟🎈想いが溢れて止まらなくなってしまう。
ワンライ『距離感』(2023/05/31)「あっ」
「あっ」
類が持ってきた演出案ノートを元に、次の演目で使用できそうな演出を考えていた時。
ページをめくろうとした彼の指と、それに気づかず一つの案を指差そうとした自分の指が、ほんの少しだけ触れ合って。
それまで順調に進んでいた会話がパッタリと途切れ、存外恥ずかしがり屋らしい彼は「御手洗に行ってくるよ」と逃げるように屋上から姿を消した。
肩が触れ合ったり、髪が絡み合ったり……指が、触れ合ったり。
こんな事、これまで何度もあったはずだと言うのに。
触れ合い等気にならないほどにショーについての話を続けることが出来ていたはずの関係は、互いの想いを通わせた事によりズレが生じてしまった。
最初は互いに恥ずかしい程顔を赤くして視線を逸らしあったりしていたが、そんな日々を過ごすうちにそれ以上に触れ合いたい気持ちが上回り、思い切って手を握ってみた時もあった。
2248「あっ」
類が持ってきた演出案ノートを元に、次の演目で使用できそうな演出を考えていた時。
ページをめくろうとした彼の指と、それに気づかず一つの案を指差そうとした自分の指が、ほんの少しだけ触れ合って。
それまで順調に進んでいた会話がパッタリと途切れ、存外恥ずかしがり屋らしい彼は「御手洗に行ってくるよ」と逃げるように屋上から姿を消した。
肩が触れ合ったり、髪が絡み合ったり……指が、触れ合ったり。
こんな事、これまで何度もあったはずだと言うのに。
触れ合い等気にならないほどにショーについての話を続けることが出来ていたはずの関係は、互いの想いを通わせた事によりズレが生じてしまった。
最初は互いに恥ずかしい程顔を赤くして視線を逸らしあったりしていたが、そんな日々を過ごすうちにそれ以上に触れ合いたい気持ちが上回り、思い切って手を握ってみた時もあった。