かきくけこ
DONE年越し月鯉、一応完成しました。鯉誕に間に合った~出来たらおまけのお話もポイピクに投げてからpixivに投稿出来たらいいなぁと考えています。年明け大分経ってからになるかもですが・・・ちなみにおまけのお話は初詣から帰って早々致しているのみの中身のない話です! 2378caru06chuta
PROGRESS月鯉ちゃんとねこぢる尾形ちゃんを使った実録音ゲー大好きクラブ放課後ゲーセンに向かう編
セリフだけちゃんと入れたぞ
セリフも何もないけどラストのページもきまった!
あとは表情をちゃんと入れたり背景追加したり細々やったりするだけ!
そんで友人に送るだけ! 7
かきくけこ
PROGRESS明治の記憶ありの現代パロの月鯉。年越し蕎麦を食べていたらムラムラきて前世の同じ様な記憶(黒歴史?)も思い出して・・・なお話。年末までには完成させたいです(フェラを彷彿させる描写があるのでワンクッション置いています) 2201きんくま
MAIKING現パロ月鯉社会人月島×大学生鯉登くん
むかつくノンケ島の話。はぴえん
もう少しで終わるので書きかけですが読んでください……(´•̥ ω •̥` )
月鯉、月島がずるい男おっけーですか? 67
ST_gacky31
MOURNING現パロ月鯉周回遅れのハロウィンネタ🎃
(読まなくてもいい補足)
・月鯉は同棲してます
・月島と鯉登は同じ会社勤めですが別フロア別部署に所属しています
無関心ハロウィン「ないごて……」
「いや……その、こうなると思わなかったんですって」
明日、宇佐美と尾形はしばく。そう心に決めた月島は、目の前で膝から崩れ落ちている鯉登の機嫌をどう取るか考えあぐねていた。
*
――先週の金曜日。来月から他支店へ異動する社員のために、同じフロアの部署で集まってささやかな送別会が開かれた。
そしてハロウィンが近いということもあり、余興のゲームで負けた人は罰として、用意された衣装を着て仮装をしなければならなかった。
自分は上司だしゲームには参加しなくていいだろうと思っていたが、「全員参加に決まってるじゃないですかあ〜」と月島の背中をグイグイと押してきたのは宇佐美だった。
「若い奴らだけで楽しめばいいだろ」と逃げようとしたが「月島課長がいればもっと面白いですから。なあ、宇佐美」と行く手を阻んだのは尾形だった。
3108「いや……その、こうなると思わなかったんですって」
明日、宇佐美と尾形はしばく。そう心に決めた月島は、目の前で膝から崩れ落ちている鯉登の機嫌をどう取るか考えあぐねていた。
*
――先週の金曜日。来月から他支店へ異動する社員のために、同じフロアの部署で集まってささやかな送別会が開かれた。
そしてハロウィンが近いということもあり、余興のゲームで負けた人は罰として、用意された衣装を着て仮装をしなければならなかった。
自分は上司だしゲームには参加しなくていいだろうと思っていたが、「全員参加に決まってるじゃないですかあ〜」と月島の背中をグイグイと押してきたのは宇佐美だった。
「若い奴らだけで楽しめばいいだろ」と逃げようとしたが「月島課長がいればもっと面白いですから。なあ、宇佐美」と行く手を阻んだのは尾形だった。
zeana818
MAIKING現パロ月いごのようだけど違います。月鯉です。書いたとこまでだけど読んで読んで〜勿忘草 1 ——これでいいんだ。問題ない。月島はこの数週間、何度も口の中で繰り返している。
「それはね、マリッジブルーってやつですよ、月島さん。男の人もなるんですよ。僕、業務柄何人も見てますからわかるんです」
総務部の江渡貝は、自分は未婚なのに何もかもを承知しているような物言いだ。入籍を控えて書類のやり取りがちょくちょくあるものだから、月島の顔が日に日にどんよりしてきていることに気がついたらしい。ファミリータイプの社宅に移る書類に不備があって呼び出されてしまったついでの指摘だ。こんな初歩的な記入ミスをするなんてとぷりぷり怒っている。いつもの『鬼の月島係長』だったらあり得ないと。
「マリッジブルーねえ……いや、俺はやっと結婚まで漕ぎ着けたと安堵しているとこなんだが」
9530「それはね、マリッジブルーってやつですよ、月島さん。男の人もなるんですよ。僕、業務柄何人も見てますからわかるんです」
総務部の江渡貝は、自分は未婚なのに何もかもを承知しているような物言いだ。入籍を控えて書類のやり取りがちょくちょくあるものだから、月島の顔が日に日にどんよりしてきていることに気がついたらしい。ファミリータイプの社宅に移る書類に不備があって呼び出されてしまったついでの指摘だ。こんな初歩的な記入ミスをするなんてとぷりぷり怒っている。いつもの『鬼の月島係長』だったらあり得ないと。
「マリッジブルーねえ……いや、俺はやっと結婚まで漕ぎ着けたと安堵しているとこなんだが」
zeana818
DONEリーマン月とDD鯉の話。ツキシマは行事にあんまりピンときていないw致してないけど、恋人同士の遠慮のない会話をしているので、ワンクッション入れました。18歳以上ですか?yes?no? 3366
Kon_sch5
DOODLEこういう月鯉…よみたいな…。(転生月鯉だけど月いない…)べろべろに呑んだとき見る夢の中でしか月くんに会えない鯉くん
べろべろに呑んだとき見る夢の中でしか月くんに会えない鯉くん このあいだの月島はよかった、と、鯉登は店員を呼びとめて追加の冷酒を注文しながら、ひとつ前に見た夢のことを考えていた。酒をあびるほどのんだ夜にだけ見ることができる夢。場所は七人乗りのファミリーカーで——なにしろ夢なのでロケーションには脈絡がない。ときによってそれは知らない家のリビングルームだったり、よくわからない倉庫だったり、さびれた砂浜だったこともあるし、病院の待合室風だったこともある——、そこで月島は少し乱暴に鯉登を抱いた。ほとんど言葉もなく、けれど何度も髪を梳いた指先が、行為の激しさと裏腹にとてもやさしかった。
鯉登さんはきれいにお酒をのみますね、と、先月(先々月だったかもしれない)の飲み会で誰かが言ったのを思い出す。
674鯉登さんはきれいにお酒をのみますね、と、先月(先々月だったかもしれない)の飲み会で誰かが言ったのを思い出す。
yomoya_32
DOODLE月鯉と剃毛夜をこえて ほんとうに何てことない、普段の夜だった。
残業もそこそこで家路につくと、鯉登さんから『今日は肉じゃがだぞ!』ってラインが来て、帰宅した俺は絹さやの筋をとった。
炊きたて白飯のみずみずしい甘味。濃口しょうゆと砂糖でほっくりと煮あがった肉じゃがとの組み合わせは見事で、箸がとまらくなった。
「めちゃくちゃ旨いです。けど、またいい肉を」
「鹿児島黒牛だ!」
肉じゃがなんて、そこら辺のこまぎれ肉でいいはずなのに。だがビールをあおりながら『月島に喜んでもらいたかった』と満面の笑みを見せる鯉登さんが可愛いすぎて、言葉が出ないかわりに唇を噛みしめるより他なかった。
今日は木曜日。
明日も仕事があるから、早々に風呂を済ませて寝る。それだけのはずだった、けれど。
3503残業もそこそこで家路につくと、鯉登さんから『今日は肉じゃがだぞ!』ってラインが来て、帰宅した俺は絹さやの筋をとった。
炊きたて白飯のみずみずしい甘味。濃口しょうゆと砂糖でほっくりと煮あがった肉じゃがとの組み合わせは見事で、箸がとまらくなった。
「めちゃくちゃ旨いです。けど、またいい肉を」
「鹿児島黒牛だ!」
肉じゃがなんて、そこら辺のこまぎれ肉でいいはずなのに。だがビールをあおりながら『月島に喜んでもらいたかった』と満面の笑みを見せる鯉登さんが可愛いすぎて、言葉が出ないかわりに唇を噛みしめるより他なかった。
今日は木曜日。
明日も仕事があるから、早々に風呂を済ませて寝る。それだけのはずだった、けれど。
mizuki_mir
MAIKING原稿合宿の成果を、勢いのままに出します 修正もあると思うしほぼ読み直してないので誤字があるかもです前回→https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18495683
ましゅまろ→https://marshmallow-qa.com/mizuki_mir?utm_medium=twitter&utm_source=promotion
ドーナツホールの続きから食べる⑨「お前っ マジでなんでこんなところに住んだ!?」
開口一番、鯉登さんはそう言った。口調は怒っているし、なんなら雰囲気もちょっと怒っているが、顔は笑っていた。
「あなたが絶対に辿り着けないように」
「そうだろうな!!」
大きな声を出して、今度こそ鯉登さんは笑った。
元々旅行好きな人だ、遠出が楽しいんだろうと思う。
待ち合わせの時間は、船の仕事を終えて朝飯を食べ、シャワーを浴びてひと段落したくらいの時間で。
鯉登さんは恐らく始発から出てくれて、レンタカーを借りて乗って来て、間に合う約束の時間だ。
今日は鯉登さんはここまで一人で来てくれた。だから余計に長く感じたんだろう。
「乗れ月島!今日はカフェに行くぞ!」
合流して言うなり運転席に入って行った鯉登さんに続いて、助手席に座る。
6250開口一番、鯉登さんはそう言った。口調は怒っているし、なんなら雰囲気もちょっと怒っているが、顔は笑っていた。
「あなたが絶対に辿り着けないように」
「そうだろうな!!」
大きな声を出して、今度こそ鯉登さんは笑った。
元々旅行好きな人だ、遠出が楽しいんだろうと思う。
待ち合わせの時間は、船の仕事を終えて朝飯を食べ、シャワーを浴びてひと段落したくらいの時間で。
鯉登さんは恐らく始発から出てくれて、レンタカーを借りて乗って来て、間に合う約束の時間だ。
今日は鯉登さんはここまで一人で来てくれた。だから余計に長く感じたんだろう。
「乗れ月島!今日はカフェに行くぞ!」
合流して言うなり運転席に入って行った鯉登さんに続いて、助手席に座る。
かきくけこ
DOODLE前作の続き、一応完成。前作とこの話との間の第二初夜話はいつか書きたいと思っています#月鯉
歌を捧げて~エピローグ最近、月島が子守唄を歌ってくれる様になった。
最初は照れがあったのか、歌詞が聴き取れない程か細い歌声だったが
何回か聴いている内に、低音で落ち着いた声になってきた。
案外良い歌声で聴き惚れる。
これはロシア語の歌?
歌詞は全く分からないが、最後の
「バーユシキ バィユ」
と恐らく聴き取れる歌詞が何とも心地よい。
どこで覚えたのだ?
鶴見中尉から教えてもらったのか?
ロシア語で何と歌っているのだ?
色々聞きたい事はあるが尋ねない事にしよう。
きっとお前は照れて
「夢ではないですか?」
などと言ってはぐらかして歌わなくなってしまうかもしれないから。
子供の時に子守唄を聴いて眠った記憶が蘇り
愛する者に抱かれて眠る心地良さを思い出した。
1266最初は照れがあったのか、歌詞が聴き取れない程か細い歌声だったが
何回か聴いている内に、低音で落ち着いた声になってきた。
案外良い歌声で聴き惚れる。
これはロシア語の歌?
歌詞は全く分からないが、最後の
「バーユシキ バィユ」
と恐らく聴き取れる歌詞が何とも心地よい。
どこで覚えたのだ?
鶴見中尉から教えてもらったのか?
ロシア語で何と歌っているのだ?
色々聞きたい事はあるが尋ねない事にしよう。
きっとお前は照れて
「夢ではないですか?」
などと言ってはぐらかして歌わなくなってしまうかもしれないから。
子供の時に子守唄を聴いて眠った記憶が蘇り
愛する者に抱かれて眠る心地良さを思い出した。
rabimomo
DOODLE月鯉全年齢小ネタシブに投げるほどではないのでポイっとな
ギャグとか軽いノリを書くのが下手すぎでしたね…
概要はこんな感じ
・ゆるふわ樺太道中(往路)
・月島一人称でひたすら会話シーンなのでだいぶ疲れる構成
・付き合っていない月鯉
・付き合ってないし全年齢だけど発言がいちいち怪しい
・杉元が気の毒過ぎた
・常識人…?第七師団の良心…???
・あな救しなさそうな軍曹
付き合ってない月鯉「月島軍曹って面食いだよね」
唐突に投げられた言葉に、無意識のうちに眉間に力が入った。顔を上げれば、この旅路で見慣れた傷のある男の顔がある。
「――藪から棒になんだ。そもそも俺は面食いではないぞ」
一体この男は何を言い出すというのか。別に俺は、懇意にする相手の美醜にこだわった覚えはない。――確かに、ちよは愛らしい女性だったが、見た目の良さで彼女に惹かれたわけでは断じてない。
「そぉお? じゃあ、鯉登少尉のどこがいいの? あのボンボン、顔くらいしかいいとこないと思うけど?」
「ハァ?」
杉元の口から飛び出したとんでもない一言に、俺は目を見開いた。
俺と。鯉登少尉が。そういう関係に見えるとでも言うのか? 見える訳はないだろう? ……見えるのか? まさかそんなはずはないだろう?
5829唐突に投げられた言葉に、無意識のうちに眉間に力が入った。顔を上げれば、この旅路で見慣れた傷のある男の顔がある。
「――藪から棒になんだ。そもそも俺は面食いではないぞ」
一体この男は何を言い出すというのか。別に俺は、懇意にする相手の美醜にこだわった覚えはない。――確かに、ちよは愛らしい女性だったが、見た目の良さで彼女に惹かれたわけでは断じてない。
「そぉお? じゃあ、鯉登少尉のどこがいいの? あのボンボン、顔くらいしかいいとこないと思うけど?」
「ハァ?」
杉元の口から飛び出したとんでもない一言に、俺は目を見開いた。
俺と。鯉登少尉が。そういう関係に見えるとでも言うのか? 見える訳はないだろう? ……見えるのか? まさかそんなはずはないだろう?
かきくけこ
DOODLE前作「歌を捧げて」と少し続いています。二回目初夜の入り口の二人です#月鯉
告白金塊戦争が終結し、反乱分子として裁かれる軍を中央から守るために奔走する鯉登と、鶴見中尉の遺留品を僅かでも見つけられたらと函館の海を攫っていた月島。
「私のちからになって助けてくれ」
鯉登から月島への願いで再び二人が共に歩み出し、様々な困難を乗り越えて行った。
それから暫く経ち、まだいくつか関門はあるが大分反乱分子の汚名は返上出来た頃・・・
「久しぶりに今晩、私の家へ来ないか?」
鯉登の申し出に月島は
「承知しました」と答えた。
「お前は休む時があったのか?」
先に布団に横たわっていた鯉登が隣で起きて爪の手入れをしている月島に尋ねた。
「そうですね・・・休むと余計な事を考えそうで、そうならぬ様自分を追い込んでいたのかもしれません」月島は少し手を止め、考えながら呟いた。
2729「私のちからになって助けてくれ」
鯉登から月島への願いで再び二人が共に歩み出し、様々な困難を乗り越えて行った。
それから暫く経ち、まだいくつか関門はあるが大分反乱分子の汚名は返上出来た頃・・・
「久しぶりに今晩、私の家へ来ないか?」
鯉登の申し出に月島は
「承知しました」と答えた。
「お前は休む時があったのか?」
先に布団に横たわっていた鯉登が隣で起きて爪の手入れをしている月島に尋ねた。
「そうですね・・・休むと余計な事を考えそうで、そうならぬ様自分を追い込んでいたのかもしれません」月島は少し手を止め、考えながら呟いた。
111miyuki
DONE月鯉♀️の女優転生現パロの続きの初ゑっちです!できたー!
大人向けですので18歳未満および高校生は閲覧不可です。
Pass→あなたは18歳以上ですか?(y/n)3文字。 5771
かきくけこ
DOODLE231話出産後のコタンでの短編。あるわらべ歌がモチーフになっています。樺太前から体の関係がある設定#月鯉
歌を捧げて夜中、ふと目を覚ますと小屋の外から微かに赤子の泣き声が聞こえてきた。
生まれたばかりの、谷垣とインカラマッとの間の子。二人の生命力の強さを受け継いでいるかのような、元気な泣き声だ。
暗闇の中、隣の月島を見た。
寝が浅いのか体にぎゅっと力が入り、顔を覗いてみると眉間にしわを寄せ歯を食いしばっていた。
「裏切り者は葬る」
任務を遂行する一心で、月島は谷垣夫妻を逃がそうとした家永を撃ち、命からがらコタンへ逃げた夫妻と腹の中の子の命を奪おうと追い詰めた。
私は三人を追いかけ、銃の引き金を引こうとする月島を止め「上官命令」の名目の元に、彼を汚れ仕事の任務から解き放った。
お前の心と体はまだ、厳しさ故に仕事を背負おうとしているのか?
934生まれたばかりの、谷垣とインカラマッとの間の子。二人の生命力の強さを受け継いでいるかのような、元気な泣き声だ。
暗闇の中、隣の月島を見た。
寝が浅いのか体にぎゅっと力が入り、顔を覗いてみると眉間にしわを寄せ歯を食いしばっていた。
「裏切り者は葬る」
任務を遂行する一心で、月島は谷垣夫妻を逃がそうとした家永を撃ち、命からがらコタンへ逃げた夫妻と腹の中の子の命を奪おうと追い詰めた。
私は三人を追いかけ、銃の引き金を引こうとする月島を止め「上官命令」の名目の元に、彼を汚れ仕事の任務から解き放った。
お前の心と体はまだ、厳しさ故に仕事を背負おうとしているのか?
zeana818
DONE高3主将DF島と高2FW之進です。サッカーの知識は無くはないけどだいぶ古いことなので〜wまあ内容的にはそんなの関係ないかな…
青い冬 ホイッスルが鳴り響く。短く、短く、長く。歓喜と落胆と、なんだかわからないため息が、一緒くたになって冬の空に溶けていく。
負けた。敵のチームは狂喜乱舞して、抱き合っている。高校サッカーの集大成、冬の選手権の準決勝、上には上がいる。大会で負けないのはたった一校だ。
主将の月島は荒れたフィールドにひっくり返って空を仰いだ。この荒れ具合は、どれだけゴール際での戦いが激しかったかを物語っている。DFの月島の戦場だ。
東京は冬でも晴れると聞いていたが、こんなにもスコンと真っ青ではるか彼方まで見通せそうな空は初めてだと月島は思った。
生まれ故郷の新潟の冬の空は大抵曇天で、雪も降ればまず見上げるなんてことはしない。スカウトしてくれた高校のある旭川もそう変わらない。外に居ればたちまち睫毛まで凍る。自分は坊主だからそんなことはないが、鯉登は髪も長いから凍って痛いとよく月島の元に逃げ込んできた。
3274負けた。敵のチームは狂喜乱舞して、抱き合っている。高校サッカーの集大成、冬の選手権の準決勝、上には上がいる。大会で負けないのはたった一校だ。
主将の月島は荒れたフィールドにひっくり返って空を仰いだ。この荒れ具合は、どれだけゴール際での戦いが激しかったかを物語っている。DFの月島の戦場だ。
東京は冬でも晴れると聞いていたが、こんなにもスコンと真っ青ではるか彼方まで見通せそうな空は初めてだと月島は思った。
生まれ故郷の新潟の冬の空は大抵曇天で、雪も降ればまず見上げるなんてことはしない。スカウトしてくれた高校のある旭川もそう変わらない。外に居ればたちまち睫毛まで凍る。自分は坊主だからそんなことはないが、鯉登は髪も長いから凍って痛いとよく月島の元に逃げ込んできた。
543h
MOURNING【現パロ月鯉】お題「鯉と同じ世界が見たいというちょっとした思い付きから鯉と視線の高さを揃えてみる月」の話です。Twitterにアップしていたものを少し修正したので、こちらにて供養 3神菜木 リュウ
DOODLE首元の襟を開けて胸元解放してる月島を、不意打ちに見てしまいエロくて尊くて倒れてしまう鯉登の図月鯉でも鯉月も好きなのでどちらでも美味しく頂ける絵を描きましたが楽しかったぁ☺️
間違えて月島の襟に27付けちゃった……ごめんなさい
mizuki_mir
MAIKINGいっこ飛びました前回→https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18288793
ましゅまろ→https://marshmallow-qa.com/mizuki_mir?utm_medium=twitter&utm_source=promotion
ドーナツホールの続きから食べる⑧店先だけ案内されていた、月島の働く料亭の料理は、美味しかった。
厨房に立つかと大将が誘うと、月島が普通に断っていたので笑ってしまった。
そんな軽口が許されるのだと安心する気持ちと、厨房に立つ月島がどんな恰好なのか、似合っているのか、似合わないと自分は思うのか、見てみたいと思う。
晩ご飯を食べ終わると、レンタカーまで連れていかれた。荷物を持てということらしい。二人とも軽く飲んだので、月島もハンドルを握る様子はない。
「この村、宿がなくて。俺の部屋本当に狭いので。みんな準備で朝からうるさいし。明日、日が出てから案内します」
月島は珍しく言い訳がましくもごもご言っていたが、とりあえずその理由では部屋に泊めないのも尤もだと思ったので、素直に従う。
2587厨房に立つかと大将が誘うと、月島が普通に断っていたので笑ってしまった。
そんな軽口が許されるのだと安心する気持ちと、厨房に立つ月島がどんな恰好なのか、似合っているのか、似合わないと自分は思うのか、見てみたいと思う。
晩ご飯を食べ終わると、レンタカーまで連れていかれた。荷物を持てということらしい。二人とも軽く飲んだので、月島もハンドルを握る様子はない。
「この村、宿がなくて。俺の部屋本当に狭いので。みんな準備で朝からうるさいし。明日、日が出てから案内します」
月島は珍しく言い訳がましくもごもご言っていたが、とりあえずその理由では部屋に泊めないのも尤もだと思ったので、素直に従う。