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    doen2525

    ネタのメモやらチラシの裏レベルのらくがきやらの避難場所

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    POIPOI 116

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    DOODLE100%捏造設定。モブ職員さんいますし喋ります。
    とある写しととある本歌のよもやま話山姥切長義は幼い姿で顕現した。それだけならよかったのだが自身の霊力のコントロールができず、しばしばその力を抑えられず暴走させ体調を崩していた。霊力をうまく扱えるようになり安定するまで時の政府管轄の医療機関に収容されることとなった。ここは合戦場で手入れですら治らない深い傷を負った刀剣男士が何振りも収容されており、治療を続ける個体、あるいは最期の時を静かに待っている個体がいた。
    「おれはほんかやまんばぎり。でも、おれはふかんぜんだから、かっせんにいくことも、ましてやかたなをふるうこともできない。おれは、どうして」
    そんなある日の事だった。霊力が暴走し、ベッドでうなされていた長義の元に誰かが近づいてくる。それは汗で張り付いた長義の前髪を指で梳き、優しく頭を撫でてくれた。そうすると、その日の夕方には症状がおさまっていた。とても懐かしく温かな大きな手のひら。ぼんやり覚えていた長義は、いよいよその誰かと対面する。その誰かは唐突に長義の病室を訪れた。一目でわかった、それは山姥切国広。長義の写しである刀剣男士だった。
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    MEMO両片想い(長義くんは無自覚)なくにちょぎ
    イベントで顕現した山姥切長義はまだうまく感情というものが理解できない。そんな折、「山姥切国広には想い人がいる」という噂を聞いてしまった長義。その途端、何故か食欲がなくなり胸が痛くなり目から汗のような汁が出てきて目も喉も痛くなってしまう。感情の波に揺さぶられるも、それがどういう意味なのか分からない長義は「酷い不具合だ、バグだろうか」と祖に相談するも体調不良だろうかと心配され部屋で休むよう勧められ、素直に従った。(確かにこんなに喉が痛かったら食事も喉を通らないだろうな…)と夕食も食べず休んでいた。
    その日の夜遅く、おにぎりを持って長義の部屋を訪ねてきたのは国広だった。「何も食べていないだろう」とおにぎりを差し出す国広を見て、長義はまた胸が痛んだ。「好きな人がいるなら、その人のところに行けばいいのに」と思ってもないことを言ってしまう長義。その言葉を聞き、国広は布を深く被り「今、来ているんだが…」ともごもご小さな声で話す。それが偶然耳に入ってしまい、今度は顔が熱くなり鼓動が早まり息が詰まるような不具合を感じてしまい、次の日再び祖に相談する長義。一方国広は「本歌に告白…してしまった…!」と布を目深に被って兄弟に報告して無自覚に外堀を埋めていた。
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    MEMO
    花の話長義の胸元に花が咲いた。それは自分にしか見えない。最初は双葉がちょっと出ていたのに日々成長していくそれを見ながら、これはなんなのだろうかとぼんやり考える。痛みなどの感覚はない。しかし国広を見ると、胸に根付いたそれが疼き痛みを訴えてくる。息苦しくてとてもじゃないが傍にいられない。一方の国広は花が見えないので長義の体調が悪いんだろうかと心配するもはぐらかされる。
    長義は大きな蕾になったそれを見て「このままこれが咲いたらどうなるのだろう」と怖くなる。憔悴する長義を国広が心配し詰め寄るも誤魔化される。長義は国広にこの花を見られそうで、まるでこの花が自分のどうしようもない欲を映し出しているかのようで、よくわからない気持ちになって「近寄るな」と言うも国広は聞かない。純粋に心配している国広はぼんやりとした違和感を覚えた胸元に触れようとする。その瞬間に苦しくなり長義はその場に蹲ってしまう。胸元を見ると、藍白の綺麗な花が咲いていた。長義の様子がおかしいことに気付いた国広はその胸元が不自然に膨らんでいるように感じた。服を脱がすと白い胸元に綺麗な花が咲いているのが見えた。国広に見られてしまったことに長義は羞恥を感じる。「綺麗な花だ」国広が花に口付けると、長義はくすぐったくて身を捩った。花には神経が通っているらしい。国広は何度も何度も花にくちづけを落としていく。長義は触れられるたびに身体が火照っていくのを感じた。顔は赤く蕩け、目元に涙が滲み出ている。国広はそんな長義が愛おしくなりそのままキスをする。
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    MEMOとある本丸のはなし。お互い極めてないくにちょぎ。
    ちょうぎが花を吐く話最近長義が政府へ出入りしていると聞いた。普段から特に会話はないが、会えないのは寂しいものだな…と思っていたある日。国広は主の部屋から出てきた長義を見かけるが、それはこの本丸に所属している長義ではないと本能で悟った。纏っている雰囲気が違う気がする。廊下で見かけすぐに詰め寄り「あんた…この本丸の本歌じゃないな」と問い詰める。長義はしばらく国広を見つめて小さく肩をすくませた。「…さすがにバレるよね」あっさりと認めた。「俺はこの本丸の山姥切長義に頼まれてここに通っているだけなんだけれどね」「本歌が政府に出入りしている理由を知っているのか」よその長義は困ったように笑う。「知っていると思うけれど、俺はとてもプライドが高い」「ああ」「…そういうことだ」「話が見えないな」「霊脈を知っているかな。霊力が弱った時にそこへ行けばその土地から湧き出す霊力を得て自分の霊力を取り戻せる」「聞いたことはある。確か本丸の裏山にもあると……もしかして、本歌はそこにいるのか」「お前にその気があるのなら、行ってみてはどうかな。俺はオススメしないけれどね」
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    MEMO
    国広くんオークションにかけられる任務中に国広が攫われた!短刀たちのお陰でとある地下にあるオークション会場にいるということが分かり、部隊は国広を救出するためにそこへ向かった。「どうしよう……もしも他の人に山姥切国広が買われてしまったら…」と顔面蒼白な審神者を宥めつつ、部隊長の長義は真顔で会場入り口にいる黒服たちをみねうちで黙らせて中へ突入する。奥ではすでにオークションが始まっており、舞台の上に座らされた国広の姿があった。「さあ、こちらはかの名刀山姥切国広!練度も高い刀剣男士です!さあまずは1000万小判から!」と黒服が何か言っている。長義は会場にいる黒服を一人ずつ千切っては投げ、千切っては投げ、ずんずんと最前列に向かう。「1000憶小判」長義の声が高らかに会場に響いた。国広は長義の姿に気付き「山姥切…」と声を漏らす。「俺の写しがたったの1000万小判だと?笑わせてくれる」「あ、ダメだ滅茶苦茶キレてる」刀を構え鬼神のごとく殺意を放つ長義に「お、落ち着け山姥切!俺は無事だ!まずは6秒深呼吸しろ!」とアンガーマネジメント6秒ルールを試す国広。長義は大人しく6秒深呼吸をした後「さて、どいつから殺そうか」と殺意6秒増しになってしまった。「ダメだったか……」
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    MEMO両片思い(どちらも特)
    本歌受け男性向け薄い本を見てしまってぶっ倒れる国広くん万屋街の古本屋でたまたま長義が表紙の薄い本を見つけた国広。こっそり購入して気恥ずかしく一人の時に読んでみた。中身は漫画でとても絵が上手で「凄い。絵になっても本歌は美しいな…」と思って読んでいたら開始2ページ目で見知らぬモブのおぢが出てきてしまって「???」と思考が停止する国広。更にページをめくるとあられもない姿の長義がおぢに「もてあた」しているとんでもない絵が出てきてしまい、ショックでその場にぶっ倒れる。凄い音がしたので審神者が慌てて駆けつけると「ええ…なんでそんな本を買ったんだ…?」と思われつつ、本人の名誉のために本は隠され、とりあえず手入れ部屋に連行されることとなった。
    国広がぶっ倒れたことを聞いた長義は遠征を終えて手入れ部屋に見舞いに行くことにした。「あの偽物くんが倒れるなんて…悪い物でも食べたのか?」と思ったが「すみません、山姥切長義…あなたとの面会は3分が限界で…」と審神者に言われてしまう。「そんなに重傷なのかな」「はい、心が重傷です。折れる寸前でした」「心が…!?一体なにがあったのかな?」「審神者の口から説明するのはとても難しいので3分の面会で事情を聴いてください」「ええ…?」
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