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    企画のお知らせです。よろしくお願いいたします。

    #柏真
    kashiwajin
    ##春夏秋冬柏真

    春夏秋冬柏真新作の気配と情報が出始めてワクワクドキドキかつ、キャラのリストラなどないか不安に駆られている昨今ですが…そんな中、いつでも、いつまでも柏真が見たい!ということで、『春夏秋冬、柏真の生活のワンシーンを描く』企画を、来年の春にかけて、柏真の森の住人たちでぼちぼちやっていきたいと思っています。(別名:少しでも作品を増やして自給自足の生活を安定させようという企画)

    今回は前哨戦、梅雨の季節にちなんで『雨』という漠然としたお題でやってみました。それぞれの住人の世界観の出た作品となっていることと思います。
    この企画に関する作品は、『#春夏秋冬柏真』こちらのハッシュタグをつけたものを作品に付与してUPする予定です。普段表現している世界観と続き物の作品、というものだけでなく、実験的な二人であったり、まだこれから発展する世界の二人であったり、さまざまな物語の発端や、試作のようなものもUPされる予定です。どうか温かく見守って頂ければ幸いです。


    以下、そのお題、というほど大層なものではありませんが、みんなの集合知で柏真の生活を豊かなものにするんだ!という気概で出し合った単語を、季節ごとに列挙します。



    【柏真的季語】 

    春‥山菜、薔薇、花見酒、春愁、猫の恋、エイプリルフール、春眠、木漏れ日、雪解け、朧月、燕

    夏‥海の家、蚊取り線香、祭、香水、木下闇、端居、夕涼み、ビール、雨の気配、狐の嫁入り、野茨、芥子の花、幽霊、鰻

    秋‥月見、美術館、栗ご飯、秋刀魚、冬支度、渡り鳥、夜長、野分(台風)

    冬‥柚子湯、闇汁(闇鍋)、こたつ、鍋、(寒さに)寄り添う、体温、牡蠣、枯野道、鉄砲(河豚)


    ※二人が触れてほしいアイテムや何やらの総称で、季語、といっても俳句の三春など明確な区分けに準じるものではありません。あくまでイメージでお願いします。
    ※柏真的季語は、今後とも思いつき次第、追加してゆく予定です。


    だいたい各自、二か月に一度ほどの作品UPを目指してやっていこうと思います。次回締め切りは、2023年8月末。上記の夏の季語をイメージする作品、もしくは、ご自分で考えつかれた柏真の夏らしいエピソードのある作品。この期間中、随時出来上がったものからUPさせて頂く予定です。


    ここまで御覧になられ、もし私も柏真のワンシーンを思いついたよ!とおっしゃる方がおられましたら、どうぞご自分の作品のUPにてご参加ください。(参加表明などの申し込みは不要です)
    ここにあげた季語を題材として使用された場合、[#春夏秋冬柏真]というタグを付記し、UPお願いします。大喜びで探しにまいります。柏真だけでなく、源沖(鴨五)でのネタ使用も可です!




    【注意事項】
    ◆公式様、および、一般のゲームファンの方へ露見しないよう、作品タグとキャラ名・ゲーム名等の併記はご遠慮ください。また、主だった龍キャラの誕生日、公式配信日・ゲームの新要素発表日など、企業のエゴサ・検索入りやすい日は避けてUPして頂ければ幸いです。(特にツイッターは『もっと見つける』というユーザー側ではどうしようもない機能があるため)
    ◆昨今、同人作品UPのグラウンドが細分化していっていますが、今回はPIXIV、またはTwitterアカウントでログインできる媒体(ポイピク・プライベッター等)か、閲覧時に特別な認証(アカウント登録)の必要のない場所での公開でお願いします。ツイッターログインの必要がある作品は、公開範囲全体、もしくはログイン限定まで、でお願いします。R18作品も大歓迎ですが、フォロー限定・相互限定公開など別途操作が必要な場所での、このタグの使用はお控え下さい。(上記操作を必須とするポイピクの18G相当にあたる作品は今回はご遠慮ください)
    ◆タグをつけて頂いた作品をこちらでまとめる等の行為はいたしません。普段交流のある方以外は、作品をRTさせて頂くこともいたしませんので、ご安心下さい。
    ◆Twitterの仕様が変更され、アカウントに鍵をかけなくてはならなくなった時など、一時的に企画を中断することがございます。
    ◆公序良俗…というには元々の発想がいかがわしい企画なのであれですが、同人・二次創作の暗黙のルールを逸脱しない範囲の作品でお願いします。(ないと思いますが、AIイラストは不可。また、代紋・店の看板のロゴ・刺青の図柄など”そのままゲーム内の画面のトレース”→データにおとしこんだ作品は不可です!)
    ◆その他、質問等ございましたら、DMにて受け付けております。

    あくまで内内で、企業様など大本営のかたがたにご迷惑かけないような感じでやっていきたいと思っておりますので、どうぞご協力のほど宜しくお願いいたします。




    文責:十一(@sueki11_pxv)
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    Replies from the creator

    sueki11_pxv

    MOURNING京にきてからの鴨五。五視点。維!のド核心のネタバレ有(むしろその話)なのでご注意ください。
    十夜孟冬、市場に殻付きの銀杏の実が売り出される頃。開け放した障子戸から、念仏の声が聞こえる。京の各寺院では、この時期に、十夜法要が開催される。念仏を十日十日唱える、という法要だ。実際には十日も唱えていないのかもしれないが、寺院が多いこの界隈は、この寺が唱え終わるとこの寺、というように、ひっきりなしに様々な音律の念仏が聞こえる。この時期は、お十夜、と京洛では呼ばれていた。

    今日はまだ少し日中は暖かく、褞袍を羽織らなくても、袷(あわせ)の着物一枚だけで心地よい。縁側に紙を敷き、そのうえで銀杏の殻を割る。木槌を使って、一つ一つ殻に割れ目を入れるのだ。面倒だが、これをしないと火鉢の上で爆発する。銀杏の白い殻を持ち、コンと木槌を落として割っていく。コン、ぱり、コン、ぱり、という小気味よい音と、遠くから聞こえてくる念仏の声。穏やかな午後だ。一週間前に、あの凄惨な事件があったことなど、嘘のように。胸に芽生えた苛立ちに、木槌を落とす手元が狂った。コンッ、と高い音がしたと思ったら、指から外れた硬い殻が濡れ縁を転がっていく。
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