ナナシ
MAIKINGセカンド・バージンな話を書きたかった。ただの書きかけ…
君じゃなきゃダメな理由「その…本当に、俺でいいの?」
その夜、伊集院北斗は人生で一番と言えるほどの臆病さを見せていた。
想いが通じ合い、結ばれた天ヶ瀬冬馬と、これから一線を越えようとしている。
問われた冬馬の視線は、まっすぐに北斗を射抜いていた。
「お前がいいんだよ」
覚悟が足りなかったのはどうやら自分のほうだったみたいだと、北斗は少し自嘲気味に笑ってみた。
「ありがとう…冬馬、好きだよ」
頬に、次は唇に、キスをした。
つい数日前に恋人としての初夜を迎え、冬馬は見えている世界が変わったような錯覚に陥っていた。
一人で仕事をしていると、早く北斗に会いたいと思うようになっていた。
一緒に仕事をしているときは、早く触れたいと思うようになっていた。
15809その夜、伊集院北斗は人生で一番と言えるほどの臆病さを見せていた。
想いが通じ合い、結ばれた天ヶ瀬冬馬と、これから一線を越えようとしている。
問われた冬馬の視線は、まっすぐに北斗を射抜いていた。
「お前がいいんだよ」
覚悟が足りなかったのはどうやら自分のほうだったみたいだと、北斗は少し自嘲気味に笑ってみた。
「ありがとう…冬馬、好きだよ」
頬に、次は唇に、キスをした。
つい数日前に恋人としての初夜を迎え、冬馬は見えている世界が変わったような錯覚に陥っていた。
一人で仕事をしていると、早く北斗に会いたいと思うようになっていた。
一緒に仕事をしているときは、早く触れたいと思うようになっていた。
umiumiyoi
MAIKINGレオ主※救済ルートを信じて飲まれた主人公の話
※ほぼメモ書きなので文章おかしいところあるかも
×××レオーネの心域へと形を変えた塔を上がり続け、その途中で彼の身に起きた様々な出来事を見た。
心の奥底に沈めた本音の数々。
切ない思い、期待、意思、そして絶望。
それらすべてを振り切り上へ上へと向かう度、「お前はどうだ?」と問われ続けているようだった。
私は貴方じゃない。
“時代は違えど立場は同じ”
私は今まで乗り越えられてきた。
“じゃあこの先は?”
問われる度に、心で答えた。
これは迷いではなく惑いであると自分に言い聞かせ、歩みを続ける。
…
頂上での決戦。
ユーライザの手助けや、途中からアシュレイの協力もありジア・ルミナとレオーネを食い止めることに成功した。
私は世界の、これからの人々のあり方を信じて欲しいとレオーネに訴え続けた。今を生きる私たちは、未来に希望を持って生きていると。
814心の奥底に沈めた本音の数々。
切ない思い、期待、意思、そして絶望。
それらすべてを振り切り上へ上へと向かう度、「お前はどうだ?」と問われ続けているようだった。
私は貴方じゃない。
“時代は違えど立場は同じ”
私は今まで乗り越えられてきた。
“じゃあこの先は?”
問われる度に、心で答えた。
これは迷いではなく惑いであると自分に言い聞かせ、歩みを続ける。
…
頂上での決戦。
ユーライザの手助けや、途中からアシュレイの協力もありジア・ルミナとレオーネを食い止めることに成功した。
私は世界の、これからの人々のあり方を信じて欲しいとレオーネに訴え続けた。今を生きる私たちは、未来に希望を持って生きていると。
deshi_12
MAIKING【律霊】多分、電話で律くんが「明日あなたに告白しますから」と宣言して、それを聞いた霊幻さんのモダモダと成就までを書きたかったんだと思います。電話で予告プルルル、プルルル、プッ……………
「お電話ありがとうございます。こちら霊とか相談所……」
「霊幻さん」
「………………その声は律か。どうした?」
「言いたいことがあるんです」
「は?言いたいこと?」
102「お電話ありがとうございます。こちら霊とか相談所……」
「霊幻さん」
「………………その声は律か。どうした?」
「言いたいことがあるんです」
「は?言いたいこと?」
wombat
MAIKINGリアクションや応援絵文字を送ってくださって本当にありがとうございます!絵を描くエネルギーになっています。ジオカタ祭りに間に合えば参加したいな〜とざっと下書きなどしてみたんですが、描きたいもの渋滞が起こっていて…何から手をつけよう。ありがたい悩みです。deshi_12
MAIKING【律霊】同じ出来事を同じくらい楽しみにしてる別視点の2人が書きたかったはずです。デート「あれ、明日って17時で閉めるんですか?」
芹沢がデスクのカレンダーを見ながら言った。
「ああ、まあな。ちょっと用事があるんだよ」
「そうなんですね…、俺はいつも通り16時には出ますから、よろしくお願いします」
「おう」
霊幻はひらひらと手を振った。
そう。明日。明日は大切な用があるのだ。
「あれ?律、明日晩御飯いらないの?」
兄の茂夫が家族用のカレンダーを見ながら不思議そうに言った。
「うん。友達と晩御飯を食べる約束してるんだ」
「へえ。星野くんたちと?」
「ううん。クラスメイトとだよ」
「そうなんだ。珍しいね」
「まあね。最近ちょっと仲良くなったんだ」
「そっか。楽しんでね、律」
「ありがとう、兄さん」
兄はどことなく嬉しそうに手を振った。律も手を振り返して、自室に戻る。
1165芹沢がデスクのカレンダーを見ながら言った。
「ああ、まあな。ちょっと用事があるんだよ」
「そうなんですね…、俺はいつも通り16時には出ますから、よろしくお願いします」
「おう」
霊幻はひらひらと手を振った。
そう。明日。明日は大切な用があるのだ。
「あれ?律、明日晩御飯いらないの?」
兄の茂夫が家族用のカレンダーを見ながら不思議そうに言った。
「うん。友達と晩御飯を食べる約束してるんだ」
「へえ。星野くんたちと?」
「ううん。クラスメイトとだよ」
「そうなんだ。珍しいね」
「まあね。最近ちょっと仲良くなったんだ」
「そっか。楽しんでね、律」
「ありがとう、兄さん」
兄はどことなく嬉しそうに手を振った。律も手を振り返して、自室に戻る。
firesday522
MAIKINGリクエストして頂いた「下手」と言われ→ケンカ→仲直りシチュのモモユキです。思ってたより長くなってしまったのでとりあえず途中まで。続きは週末に上げます。
ケンカのち仲直りモユ「下手くそ」
思わずその言葉が口から出た瞬間、千の上にいる百の動きが止まった。それまで荒い息遣いと湿った音だけが響いていた空間の温度も、少し下がったような気がした。
断じて本気でそう思った訳じゃない。
回数を重ねるうちに千のイイところを覚えた百に指や舌で触れられると、変な声が出そうになるし、実際少しだけ声が漏れてしまっていた気がする。最初の頃は全然感じなかった部位も、最近では軽くなぞられるだけでぞわぞわしてしまったりする。
そんな風に千を開発しておきながら、百の方はというとまるで感じている素振りを見せない。欲望に駆られてというより、まるで壊れ物を扱っているかのように丁寧に千に触れるのだ。
スタミナに差があるのは分かりきっているから、百が本気を出したとしたらきっと千はへばってしまうだろう。だが神妙な顔で探るように触れられると、まるで義務でやっているかのように感じられて面白くない。
1877思わずその言葉が口から出た瞬間、千の上にいる百の動きが止まった。それまで荒い息遣いと湿った音だけが響いていた空間の温度も、少し下がったような気がした。
断じて本気でそう思った訳じゃない。
回数を重ねるうちに千のイイところを覚えた百に指や舌で触れられると、変な声が出そうになるし、実際少しだけ声が漏れてしまっていた気がする。最初の頃は全然感じなかった部位も、最近では軽くなぞられるだけでぞわぞわしてしまったりする。
そんな風に千を開発しておきながら、百の方はというとまるで感じている素振りを見せない。欲望に駆られてというより、まるで壊れ物を扱っているかのように丁寧に千に触れるのだ。
スタミナに差があるのは分かりきっているから、百が本気を出したとしたらきっと千はへばってしまうだろう。だが神妙な顔で探るように触れられると、まるで義務でやっているかのように感じられて面白くない。
k_tar0ta
MAIKINGルミナリアハロウィンのエピローグです。全編通して21人全員、仮装させるの厳しい人はキーワードだけ盛り込んでフィニッシュです。
ハロウィン after モーニング in ガルデンブルク「――以上が、リュンヌにおける抵抗勢力鎮圧の概要となります」
「一人は逃しましたか……まあ取るに足らない些事でしょう。朝早くからお疲れ様でした、アレクサンドラ」
帝城ガルデンブルク、謁見の間。主が代わって間もないこの城は、当時の宰相による先帝の弑逆という血腥いやり方で指揮系統が塗り替えられたにしては、驚くほど静謐な雰囲気に覆われていた。クーデーターにより即位した新皇帝には依然として敵が多い。正統な継承権を持つ王族やそれに連なる貴族を中心に暗殺や反乱を企てる者は跡を立たず、そのどれもが目的本懐を遂げる前に粛清されていった。
「では、これよりリュンヌの防衛体勢は本来の水準まで引き上げるということで宜しいですか?」
1934「一人は逃しましたか……まあ取るに足らない些事でしょう。朝早くからお疲れ様でした、アレクサンドラ」
帝城ガルデンブルク、謁見の間。主が代わって間もないこの城は、当時の宰相による先帝の弑逆という血腥いやり方で指揮系統が塗り替えられたにしては、驚くほど静謐な雰囲気に覆われていた。クーデーターにより即位した新皇帝には依然として敵が多い。正統な継承権を持つ王族やそれに連なる貴族を中心に暗殺や反乱を企てる者は跡を立たず、そのどれもが目的本懐を遂げる前に粛清されていった。
「では、これよりリュンヌの防衛体勢は本来の水準まで引き上げるということで宜しいですか?」
k_tar0ta
MAIKINGルミナリアハロウィン本編(やっと完成😇)プロローグとエピローグもあります。
ハロウィンナイト in リュンヌ「――伝達事項は以上です。他に確認しておきたいことはありますか?」
そう言って白い翼の天使が微笑むと、黒い翼の悪魔は生真面目な表情で彼を見上げて首を振った。
「いえ、充分です」
それを聞いた天使――の仮装をしたリュシアンは悪魔に扮したヴァネッサの目を見て頷くと、彼らの目的地へと視線を移した。
「言うまでもないことですが、どうかお気を付けて。あの街は、今や帝国の前線基地です」
二人の視線の先にあるのは、高い城壁に囲まれた堅牢な都市だった。城塞都市リュンヌ――ほんの少し前まで連邦領だったその街は、先の第三次攻防戦により帝国の手に落ちた。これから二人はこの街に入り、帝国に潜入していた連邦の関係者と接触する任務を負っていた。
20330そう言って白い翼の天使が微笑むと、黒い翼の悪魔は生真面目な表情で彼を見上げて首を振った。
「いえ、充分です」
それを聞いた天使――の仮装をしたリュシアンは悪魔に扮したヴァネッサの目を見て頷くと、彼らの目的地へと視線を移した。
「言うまでもないことですが、どうかお気を付けて。あの街は、今や帝国の前線基地です」
二人の視線の先にあるのは、高い城壁に囲まれた堅牢な都市だった。城塞都市リュンヌ――ほんの少し前まで連邦領だったその街は、先の第三次攻防戦により帝国の手に落ちた。これから二人はこの街に入り、帝国に潜入していた連邦の関係者と接触する任務を負っていた。
あやせ☆めぐる
MAIKINGリョウマくんのハロウィーン (その 6)作画: Nov.3rd,2022
サイズ: F4 (332mm × 242mm)
撮影: Xperia 1 II (SO-51A)
ミイラ男っぽい仮装をしたリョウマくんの絵の途中経過です。
リョウマくんの着色終了。
陰影をいい加減に描いてしまったのと、着色が雑になり汚らしい感じになってしまいました。
年号の文字の大きさが左右不揃いに…
nyankotamiki
MAIKINGファンタジーパロ2話途中まで。るいくんとの話。すでに4000字近いのに話が全然進まず困っている。るいくん満身創痍なのでそういう描写が苦手な人は注意かもです。 12matukumo
MAIKINGアガガプなのかガプアガなのかはっきりできなかったです まだ付き合っていない 付き合っていない時空だから※魔入間腐 マンガ これが描くのも考えるのもお初です
※未完
※履修中のため咀嚼し残し、解釈足りなさがあるかもしれませんがお手柔らかにお願いします 10
WNfXvjvsgC9UeY6
MAIKING朗報 一年前(ようつべ版)では新米だった甘党警官が「冒頭でおちてきたニンゲンに名前をつけた直後に登場する子ども」の格好で
スパイダーたちが売るドーナツを食べている。
すたうさ
MAIKING現パロ槍盾(初期槍×マイルド盾)お鍋を一緒に食べたいお年頃。多分完成させたら本に収録します。多分ね。
鍋と情はあついに限る ピンポーン♪
頼んだ通販の宅配も、来客予定も無いはずのチャイムが軽快に鳴らされる。
「こんな寒い日に……なんだろ」
部屋の住人は、やや怪訝に顔を顰めてモゾモゾと動き出す。
今日の天気予報が告げた最高気温は五度にも満たない。どの時間帯も曇りを予報されており、こういう日は部屋に引きこもるに限ると決め込んで、昼過ぎてもなお、布団のお供にモバイル端末のゲームを楽しんでいる最中だった。
うー、さむっ。モバイル端末を寝具の端に置き、仕方無く玄関へと向かう。部屋着の少しよれたスウェット姿だが、まあ構わないだろう。やや待たせてしまった、扉の向こうにいるチャイムを鳴らした客人へと声をかけた。
「はいはーい、どちら様でしょ、」
2728頼んだ通販の宅配も、来客予定も無いはずのチャイムが軽快に鳴らされる。
「こんな寒い日に……なんだろ」
部屋の住人は、やや怪訝に顔を顰めてモゾモゾと動き出す。
今日の天気予報が告げた最高気温は五度にも満たない。どの時間帯も曇りを予報されており、こういう日は部屋に引きこもるに限ると決め込んで、昼過ぎてもなお、布団のお供にモバイル端末のゲームを楽しんでいる最中だった。
うー、さむっ。モバイル端末を寝具の端に置き、仕方無く玄関へと向かう。部屋着の少しよれたスウェット姿だが、まあ構わないだろう。やや待たせてしまった、扉の向こうにいるチャイムを鳴らした客人へと声をかけた。
「はいはーい、どちら様でしょ、」