shion0614novel
SPUR ME先日のガタケで無料配布した、ぎっくり腰ネタの続きです。着地点がまだ不明なのですが、何とか今月のガタケで出したいです。ちなみにタイトルはまだ決まっていません。どうしよう。山本冬樹、ぎっくり腰になるの巻(超仮題)その2「はい、着いたよ」
「小戸川様、ありがとうございます!」
「どうも……」
着いたのは、剛力医院。やはり、例の看護士が勤務している病院じゃないか……。思わず眉を顰めてしまう。流石に診療時間外だからいないと思うが、正直落ち着かないと言えば落ち着かない。
「小戸川様、冬樹さん支えるの手伝ってくれます?」
「え、俺も手伝うの?」
「冬樹さんでかいから、俺一人だと結構大変なんですよ~」
倉庫のバックヤードから社員通用口まで移動するまでの間、旬くんに支えられながらなんとか移動した。しかし、俺の方が背が高いため旬くんはかなり四苦八苦している様子だった。そりゃ、一人よりも二人の方がいいとは思う。でも、よりにもよってこのタクシードライバーの手を借りるのは滅茶苦茶嫌だ。
7442「小戸川様、ありがとうございます!」
「どうも……」
着いたのは、剛力医院。やはり、例の看護士が勤務している病院じゃないか……。思わず眉を顰めてしまう。流石に診療時間外だからいないと思うが、正直落ち着かないと言えば落ち着かない。
「小戸川様、冬樹さん支えるの手伝ってくれます?」
「え、俺も手伝うの?」
「冬樹さんでかいから、俺一人だと結構大変なんですよ~」
倉庫のバックヤードから社員通用口まで移動するまでの間、旬くんに支えられながらなんとか移動した。しかし、俺の方が背が高いため旬くんはかなり四苦八苦している様子だった。そりゃ、一人よりも二人の方がいいとは思う。でも、よりにもよってこのタクシードライバーの手を借りるのは滅茶苦茶嫌だ。
oimosan_skr
SPUR ME(上げ直し 多分また修正する)三→←←←花 花がドキドキしてる
ミニキャラ以外はど下手くそですが、ついつい描きたくなる…のでど下手なのは気にせず見ていただけると嬉しいです。
四 季
SPUR ME自分の尻を叩く目的で、年末年始にかけて書きかけの作品を少しずつupしていきます💪(続きを書けよと自分に言い聞かせる)厄黙リンゼルはリンクが年下っぽい……? から思いついたおねショタリンゼル。
姫は年少者に親切かつ優しそうなので、リンゼルが終始ほのぼのしていそうなイメージ。
おねショタリンゼル(書きかけ) それは、ゼルダが母を亡くし、姫巫女としての修行を始めてから十年ほど経ったある春の日のことだった。
シーカー族の研究者たちとの打ち合わせのため赴いていた王立古代研究所から城へ戻ったゼルダが、ざわつく城内の様子を怪訝に思っていると、父王から呼び出しがかかった。そしてゼルダは父から直接、まだ数えで十歳にも満たぬ幼い少年が退魔の剣を抜いたとの報を受けた。
少年の名はリンク。
ハイラルの東の外れ、ハテノ村出身の少年で、代々続く由緒正しい近衛騎士の家系の出だと、王の横に控える執政補佐官のインパがゼルダに説明した。
「──ああ、それでは彼が、あの『リンク』の御子息なのですね」
突然の出来事に驚き固まっていたゼルダだが、ことの仔細を聞き、得心がいったように頷いた。
2436シーカー族の研究者たちとの打ち合わせのため赴いていた王立古代研究所から城へ戻ったゼルダが、ざわつく城内の様子を怪訝に思っていると、父王から呼び出しがかかった。そしてゼルダは父から直接、まだ数えで十歳にも満たぬ幼い少年が退魔の剣を抜いたとの報を受けた。
少年の名はリンク。
ハイラルの東の外れ、ハテノ村出身の少年で、代々続く由緒正しい近衛騎士の家系の出だと、王の横に控える執政補佐官のインパがゼルダに説明した。
「──ああ、それでは彼が、あの『リンク』の御子息なのですね」
突然の出来事に驚き固まっていたゼルダだが、ことの仔細を聞き、得心がいったように頷いた。
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SPUR ME全ては溜まり溜まった猪突猛進🐘さんの脳内暴走から始まった……(2pしかないけどw)🐘さんはみかマリのつもりだけど、マリィちゃんの名前ないので夢としても扱える1粒で2度美味しい状態( ◔ω◔) 2
はも@🐈⬛🎏原稿
SPUR ME恋音展示が間に合わない文量になったので、現在できてるところまで公開します!本当にすみません!完成したら完全版をpixivに投稿しますので、よろしくお願いします。函館に引っ越してきた鯉登くん(16)が冬季鬱っぽくなったのを、ここぞとばかりに手を差し出して手に入れようとする尾形百之助(21)の話です。
極夜にて「尾形はあたたかくて、すきだ」
そう言って尾形の膝の上に形の良い丸い頭を置いて少年が呟く。少年の声は声変わりが済んでもまだ少しばかり声が高く、甘い。
尾形、おがた。何度も甘い声で名前を呼ばれ、尾形はくつくつと肩を揺らして笑う。
「なぁ、もうここで暮らせよ」
艶のある黒紫の髪を撫で、少年の耳を指で柔く揉む。たったそれだけなのに、少年の耳が赤く染まる。黒い瞳がゆっくりとこちらを向く。気が強い性格で、誰にも弱ったところを見せようとしなかった子どもが、今は縋るような目で尾形をじっと見つめている。
この少年には自分しかいない。言葉で言われなくとも、少年の視線、表情、態度で解る。それが尾形にとって他の何にも変えられない幸福――黒くどろどろした幸せが自身を染めていく感覚にうっすらと微笑んだ。
8381そう言って尾形の膝の上に形の良い丸い頭を置いて少年が呟く。少年の声は声変わりが済んでもまだ少しばかり声が高く、甘い。
尾形、おがた。何度も甘い声で名前を呼ばれ、尾形はくつくつと肩を揺らして笑う。
「なぁ、もうここで暮らせよ」
艶のある黒紫の髪を撫で、少年の耳を指で柔く揉む。たったそれだけなのに、少年の耳が赤く染まる。黒い瞳がゆっくりとこちらを向く。気が強い性格で、誰にも弱ったところを見せようとしなかった子どもが、今は縋るような目で尾形をじっと見つめている。
この少年には自分しかいない。言葉で言われなくとも、少年の視線、表情、態度で解る。それが尾形にとって他の何にも変えられない幸福――黒くどろどろした幸せが自身を染めていく感覚にうっすらと微笑んだ。