tomono759685
DONE⚠️絵師仙、おさわり/挿入等の絡みなしただ紐を着せられて見られるのみですがちょっとだけはみ出してるのでR18にします。
※センゾーがチョロい
こういうのお好きな方がいれば嬉しいです☺️
pass:18以上?(高校生不可) 3
sui
DONEシャアシャリでシロシャリな再会if。4️⃣は🟥のクローン設定。謎時空。コメディ調のようなギャグ調の様な。4️⃣と🟥と同時に再会した🟩が卒倒するの書きたかっただけ。設定が判明する前に書いとけの勢いで書き続けてる 4summeralley
DONE #飯P版深夜の真剣お絵描き字書き60分一本勝負お題【念話】
念話の定義がいまいち分かんないけど
送信⇒自由に出来る
受信⇒ほぼ出来る
思考を覗く⇒相手の能力や精神状態による
的な感じで認識してます。
【飯P】協力お待ちしてます ピッコロはいつものように、神殿から地上を見下ろしていた。見事な星月夜のやわらかい空気が、白い石畳の上にも満ちている。風は強いが、夏の夜には却って心地よさを感じさせた。
悟飯との修業の予定をふと思い出し、念話を飛ばしてみる。話しかける前に思考を覗くと、ひたすら数式が流れていく。どうやら、勉学に励んでいるらしい。
「……遅くまで感心だな。起きていてよかった」
『ピッコロさん? こんな時間に……急用ですか?』
「来週はいつもの草原ではなく、北端の山脈へ行こう、寒い土地にも慣れるべきだ」
……というのは建前で、正直なところ、そろそろ暑さにうんざりしはじめていた。思い切り寒い場所へ行ってみれば、少しは暑さが懐かしくなるかもしれない。
1671悟飯との修業の予定をふと思い出し、念話を飛ばしてみる。話しかける前に思考を覗くと、ひたすら数式が流れていく。どうやら、勉学に励んでいるらしい。
「……遅くまで感心だな。起きていてよかった」
『ピッコロさん? こんな時間に……急用ですか?』
「来週はいつもの草原ではなく、北端の山脈へ行こう、寒い土地にも慣れるべきだ」
……というのは建前で、正直なところ、そろそろ暑さにうんざりしはじめていた。思い切り寒い場所へ行ってみれば、少しは暑さが懐かしくなるかもしれない。
サメズキ
DONEウィルマゼア急行のネタバレはないです!探索者たちのドット絵が集まっているのが見たかったので自己満足で作ったもの!PL自陣、もちKPさま、🦈にKPをさせてくれた陣たち~!!!!!ありがとう~~~~~~~~🚂 8
徳田ネギヲ
DONE【ス夕八゛レ】セバスチャンと結婚後のディメトリウスの台詞に関する話。「Comfort Zone」https://poipiku.com/2213141/10046505.html の続編になります。蛇足の蛇足。もはや百足。
Comfort Zone -Reconsideration- 月曜日。
牧場に嫁いだセバスチャンが、毎週顔を出しに寄ってくれる日。ロビンはいつもこの日を心待ちにしていたが、今日に限っては憂鬱だった。ディメトリウスが持ちかけてきた提案を、セバスチャン本人に伝えなければならなかったからである。
「――地下室を?」
「そう……ラボを広げたいんだって」
セバスチャンの自室だった地下室は、まだ本人の荷物が少し残っているものの、部屋としては使われていない。何かあった時のために、ロビンはその部屋をそのまま残しておくつもりでいた。
しかしとうとう、ディメトリウスが空き部屋を使いたいと言い出したのだ。温度変化が緩やかな地下室は、デリケートな生物や薬品などの保管に都合がよいのだという。いよいよ本格的に息子を追い出しにかかっているように感じられて、ロビンも反対はした。だが一度は退けたものの、二度、三度と説得が続くうち――わかった、今度来たときに聞いてみるから、もうその話はよして――そう言わなければ、今でも説得は続いていただろう。
3078牧場に嫁いだセバスチャンが、毎週顔を出しに寄ってくれる日。ロビンはいつもこの日を心待ちにしていたが、今日に限っては憂鬱だった。ディメトリウスが持ちかけてきた提案を、セバスチャン本人に伝えなければならなかったからである。
「――地下室を?」
「そう……ラボを広げたいんだって」
セバスチャンの自室だった地下室は、まだ本人の荷物が少し残っているものの、部屋としては使われていない。何かあった時のために、ロビンはその部屋をそのまま残しておくつもりでいた。
しかしとうとう、ディメトリウスが空き部屋を使いたいと言い出したのだ。温度変化が緩やかな地下室は、デリケートな生物や薬品などの保管に都合がよいのだという。いよいよ本格的に息子を追い出しにかかっているように感じられて、ロビンも反対はした。だが一度は退けたものの、二度、三度と説得が続くうち――わかった、今度来たときに聞いてみるから、もうその話はよして――そう言わなければ、今でも説得は続いていただろう。
ruru_1000
DONEワンライお題「記念日」きみに似た花束 緑と白を基調にして、赤を差し色にした花束。
オールアップだったから、と抱えた玄純が玄関から射し込む西陽を背に簡単に答える。
「んだよ、こんな早いなら迎えに行ったのに」
「お前今日作業日だろ」
外で飯とか食いたかった、と口をとがらせて言うと、そっけなくそう返される。
撮影おつかれ、調子は?、んーぼちぼち。軽く言葉を交わしながら、手を洗いに洗面所に向かう玄純に付いて行く。
「ところでそれ、」
袖をまくるため、自然と受け渡された花束を玄純がわずかに上げたあごで示す。
「どうする?」
「やべ、生けるもんないよ」
抱えた写真はSNS用に現場で撮られたと言うので、手に持たせた花束単体の写真を念の為数枚撮らせて、それから再び洗面所に持ち込む。洗面ボウルに水を張る間に、巻かれた赤のリボンを外し、ラッピングのセロファンと薄紙もほどいてしまう。茎の部分を溜めた水に浸す。
2784オールアップだったから、と抱えた玄純が玄関から射し込む西陽を背に簡単に答える。
「んだよ、こんな早いなら迎えに行ったのに」
「お前今日作業日だろ」
外で飯とか食いたかった、と口をとがらせて言うと、そっけなくそう返される。
撮影おつかれ、調子は?、んーぼちぼち。軽く言葉を交わしながら、手を洗いに洗面所に向かう玄純に付いて行く。
「ところでそれ、」
袖をまくるため、自然と受け渡された花束を玄純がわずかに上げたあごで示す。
「どうする?」
「やべ、生けるもんないよ」
抱えた写真はSNS用に現場で撮られたと言うので、手に持たせた花束単体の写真を念の為数枚撮らせて、それから再び洗面所に持ち込む。洗面ボウルに水を張る間に、巻かれた赤のリボンを外し、ラッピングのセロファンと薄紙もほどいてしまう。茎の部分を溜めた水に浸す。
Anshiiro
DONE名探偵MSXさん①https://www.pixiv.net/novel/series/257375でのぷよ魔導二次小説シリーズの三次創作です。MSX魔導物語とコンパイルぷよぷよ中~後期のクロスオーバー作品。
特に事件でもないけど謎を解決しに魔力中毒探偵がゆく!助手兼嫌悪対象の明日はどっちだ!? 2
やこだよ
DONEクロウとシオンが映画館に行く話です。クロウとシオンが映画館に行くだけ「一緒に映画に行かないかい?」
シオンさんの言葉に私は即座に断りを入れた。何が悲しくて男二人で、だとか、別にあなたとは友達でもなんでもないから、だとか、そういうのではない。単純に、そんな時間があるなら仕事がしたかった。
「行きませんよ」
「どうして?」
「仕事があるからです」
行く理由もありませんし。そう返せば、シオンさんはふむ、と口元に手を当てて、その整った顔を悪戯に歪めてみせた。
「それならクロウ、一緒に行ってくれたらクロウが知らない秘密を一つ教えてあげよう」
「……どうして、そんな条件で私が行くとでも?」
私がスパイであることは誰にも言っていない。まして、こんな信用も信頼もできない胡散臭い男になんて。
2111シオンさんの言葉に私は即座に断りを入れた。何が悲しくて男二人で、だとか、別にあなたとは友達でもなんでもないから、だとか、そういうのではない。単純に、そんな時間があるなら仕事がしたかった。
「行きませんよ」
「どうして?」
「仕事があるからです」
行く理由もありませんし。そう返せば、シオンさんはふむ、と口元に手を当てて、その整った顔を悪戯に歪めてみせた。
「それならクロウ、一緒に行ってくれたらクロウが知らない秘密を一つ教えてあげよう」
「……どうして、そんな条件で私が行くとでも?」
私がスパイであることは誰にも言っていない。まして、こんな信用も信頼もできない胡散臭い男になんて。
おのの
DONE創作BLまとめ② 6/19漫画更新ピュアな年下くんに狂わされる吸血鬼お兄さんシリーズ落書き
・中学生×吸血鬼さん
・ヤンキーくん×吸血鬼さん
漫画や落書きなど色々追加していきます。
🔞は別でまとめます。 11
やこだよ
DONEクロウとシオンが海に行く話です。湿度がちょっとある。クロウとシオンが海に行くだけ「海に行きたいな」
私はシオンさんの言葉に何一つ返さなかった。独り言だと思ったのだ。
「海。ねぇ、クロウ?」
リビングには私たち以外の誰もいなかったから、彼が誰かに会話を求めているのであれば相手は私しかいない。だから「ねぇ、」の時点で彼の目的は私との会話だと理解できたし、知らんふりをしようにも名前を呼ばれてしまっている。
「そうですか」
会話を広げる義理もないから、これ以上発展しないような言葉を意図的に選んだ。いまは仕事をしていたので、あまり脳のリソースを割きたくなかった。
「うん。だから、連れて行ってくれないか?」
「無理です」
「イヤじゃなくて、無理なのかい?」
「見ればわかるでしょう」
このテーブルの八割は私が書類だの報告書だのを広げて占領している。使い古したパソコンは定期的にギュルル、と機械音を出していて、私はシオンさんの方を一度も見ていない。こんな状況で私が仕事中だとわからないほど蒙昧になってしまったのであれば、彼についての報告が必要になるだろう。
4167私はシオンさんの言葉に何一つ返さなかった。独り言だと思ったのだ。
「海。ねぇ、クロウ?」
リビングには私たち以外の誰もいなかったから、彼が誰かに会話を求めているのであれば相手は私しかいない。だから「ねぇ、」の時点で彼の目的は私との会話だと理解できたし、知らんふりをしようにも名前を呼ばれてしまっている。
「そうですか」
会話を広げる義理もないから、これ以上発展しないような言葉を意図的に選んだ。いまは仕事をしていたので、あまり脳のリソースを割きたくなかった。
「うん。だから、連れて行ってくれないか?」
「無理です」
「イヤじゃなくて、無理なのかい?」
「見ればわかるでしょう」
このテーブルの八割は私が書類だの報告書だのを広げて占領している。使い古したパソコンは定期的にギュルル、と機械音を出していて、私はシオンさんの方を一度も見ていない。こんな状況で私が仕事中だとわからないほど蒙昧になってしまったのであれば、彼についての報告が必要になるだろう。
束田Dos
DONEやけくそ若天心SS「そして、未来は奪われた」【https://poipiku.com/11364673/11792043.html】の追記イラストです。落ち着いたらこんな感じかなと 3
ラノジ
DONE『あなたのおろち』にサークル参加中の『クローゼットの中』です。
好きだけど描いた事のなかったオロチを
素敵なイベントに便乗させていただいて
はじめて描きました。
パスがかかっています。
スペースのお品書きをご覧ください。
お忘れのお方は表紙にヒントがあります。 3
ぐるコース
DONEywpd🐍(金城)×夢
※付き合ってる設定
『お揃いの贈り物』放課後の教室は、夕陽のオレンジ色に染まり、部活に向かう人や帰宅する人達の賑やかな声が響いていた。窓際の席に座る私は、教科書を片付けながら、金城くんと他愛もない話をしていた。自転車部の練習前、こうして二人で過ごす時間が最近の私の小さな楽しみだった。金城くんはいつものように落ち着いた雰囲気で、でもどこか少しそわそわしているように見えた。ふと、彼がカバンの中をごそごそと探り、緊張した面持ちで小さな布袋を取り出した。
「○○さん、…これ、受け取ってくれるかい?」
金城くんの声はいつもより低く、ほんの少し震えているようだった。差し出されたのは、白いハンカチ。シンプルな生地に、角には小さなヘビの刺繍が施されている。ヘビの目はキラキラ光る青いビーズで、つぶらな瞳がなんとも愛嬌たっぷりだ。『石道の蛇』と呼ばれる金城くんらしい、でもどこか彼の真面目さが垣間見える丁寧な手仕事に、私は思わず見入ってしまう。
1939「○○さん、…これ、受け取ってくれるかい?」
金城くんの声はいつもより低く、ほんの少し震えているようだった。差し出されたのは、白いハンカチ。シンプルな生地に、角には小さなヘビの刺繍が施されている。ヘビの目はキラキラ光る青いビーズで、つぶらな瞳がなんとも愛嬌たっぷりだ。『石道の蛇』と呼ばれる金城くんらしい、でもどこか彼の真面目さが垣間見える丁寧な手仕事に、私は思わず見入ってしまう。
宇賀神ゆん
DONEおさなゆき5月のお題より「パンケーキ」です
甘いあまいsweets「ゲンイチローくんはパンケーキって食べたことある?」
「?」
パンケーキ。
パンなら、ケーキなら食べたことはあった。
だが、パンケーキ?
どのようなものかいまひとつイメージできない真田弦一郎6歳は、よく分からない、とばかりにコックリと真横に首を傾げた。
「食べたことない?なら食べにおいでよ!」
きゅるるんと大きな瞳で見つめられ、光り輝く笑顔で言われたら、
「うん」
なぜ突然そんなことを言い出したかという理由も聞かず、反射的に頷いてしまっていた。
幸村精市、まだ5歳。
彼の笑顔に、弦一郎はとても弱かった。
幸村に誘われるまま、お家にお呼ばれした弦一郎の前に鎮座するパンケーキ。
想像したものと全然違っていた。
ホットケーキみたいなものかと思っていたが、それ以上にふわふわしている。黄金色の雲みたいだと思った。キュルキュルとツノが立つホイップクリームの塔がお皿の四方に飾られ、2枚に重ねられた1番上では弦一郎少年も大好きな苺が飾られている。
1580「?」
パンケーキ。
パンなら、ケーキなら食べたことはあった。
だが、パンケーキ?
どのようなものかいまひとつイメージできない真田弦一郎6歳は、よく分からない、とばかりにコックリと真横に首を傾げた。
「食べたことない?なら食べにおいでよ!」
きゅるるんと大きな瞳で見つめられ、光り輝く笑顔で言われたら、
「うん」
なぜ突然そんなことを言い出したかという理由も聞かず、反射的に頷いてしまっていた。
幸村精市、まだ5歳。
彼の笑顔に、弦一郎はとても弱かった。
幸村に誘われるまま、お家にお呼ばれした弦一郎の前に鎮座するパンケーキ。
想像したものと全然違っていた。
ホットケーキみたいなものかと思っていたが、それ以上にふわふわしている。黄金色の雲みたいだと思った。キュルキュルとツノが立つホイップクリームの塔がお皿の四方に飾られ、2枚に重ねられた1番上では弦一郎少年も大好きな苺が飾られている。
トカゲのしっぽ
DONE今月作ったものうさがぬさん向けに開襟シャツ×2、オーバーオール、浴衣
あとうさがぬさんとおうるくそれぞれに編み物でヘアバンドとバブーシュカも作ってみました
来月も作るぞ〜٩( 'ω' )و 10
やこだよ
DONEクロウとシオンが移動遊園地に行く話です。少し不思議系で、湿度が高い。クロウとシオンが移動遊園地に行くだけ 昼下がり、だったように思う。レオさん達が連れ立って昼食を食べに出かけたタイミングだったからそう思っただけで、時計も窓も見ていない私にはそれ以外の判断材料がない。
昼時なのだろうが、食欲が仕事中の高揚感に勝った試しがない。頭を回すためのラムネと空腹を訴える胃酸を抑えるための胃薬を同時に噛み砕いて、書類の文字を目で追った。
期日までには余裕があるが、早く仕事を終わらせて仕事がしたかった。仕事が終われば仕事ができる。くらりとして、また食欲が遠のいた。
どんな環境下でも仕事の能率が変わらない自信はあるが、それは能動的に仕事を中断されなければ、という意味だ。だからわざとらしい物音を立てて動いた隣の椅子には何の意味もないはずだった。その椅子を動かした男が、蝶の羽音のような声を出さなかったのなら。
8593昼時なのだろうが、食欲が仕事中の高揚感に勝った試しがない。頭を回すためのラムネと空腹を訴える胃酸を抑えるための胃薬を同時に噛み砕いて、書類の文字を目で追った。
期日までには余裕があるが、早く仕事を終わらせて仕事がしたかった。仕事が終われば仕事ができる。くらりとして、また食欲が遠のいた。
どんな環境下でも仕事の能率が変わらない自信はあるが、それは能動的に仕事を中断されなければ、という意味だ。だからわざとらしい物音を立てて動いた隣の椅子には何の意味もないはずだった。その椅子を動かした男が、蝶の羽音のような声を出さなかったのなら。
ren__0510
DONE黒スミ.黒ブレバWebオンリーに冒頭のみ掲載させて頂きました。黒スミス×複座イサミのスミイサになります。
複座スミスの死ネタあり
続きが出来次第適宜こちらに貼っていきます。
pass:スミイサBD(8桁)
ブレイバーンはぺろぺろ様の3Dモデルを使用させて頂いています。 12
aoaoao_777
DONE半猫化(猫耳尻尾+意識)した荼毘とホークスのギャグ。スケプティックとモブがいます。
猫な君と!「荼毘が猫になった!?」
「……猫になったというか、半猫化したという方が近いか。」
任務の報告の為、山荘に立ち寄ったホークス。
翼に付けていたカメラをスケプティックに渡していると、スケプティックから荼毘が猫になったという事を聞かされた。
「なんでそんな事に?個性事故で?」
「ぬぅ……事故というか……故意、というか。」
「故意?じゃあ犯人はどこに?」
「戦士のひとりが荼毘を猫にしたそうだ。だがそいつは少々特殊でな……荼毘が完全に戻るまでは接触させる事は出来ない。」
珍しく歯切れ悪く答えるスケプティックにますますホークスの脳内は疑問で埋め尽くされる。
「そっすか、大変ですね。」
「大変になるのは貴様だがな。」
「ンン?」
4381「……猫になったというか、半猫化したという方が近いか。」
任務の報告の為、山荘に立ち寄ったホークス。
翼に付けていたカメラをスケプティックに渡していると、スケプティックから荼毘が猫になったという事を聞かされた。
「なんでそんな事に?個性事故で?」
「ぬぅ……事故というか……故意、というか。」
「故意?じゃあ犯人はどこに?」
「戦士のひとりが荼毘を猫にしたそうだ。だがそいつは少々特殊でな……荼毘が完全に戻るまでは接触させる事は出来ない。」
珍しく歯切れ悪く答えるスケプティックにますますホークスの脳内は疑問で埋め尽くされる。
「そっすか、大変ですね。」
「大変になるのは貴様だがな。」
「ンン?」
karakuri06
DONEVOID、HO2「逢佳」ちゃんです!イラストはもっけ様(@ka0_0en)より作成いただきました。
ほんと可愛い……。素敵な立ち絵ありがとうございます。
この場を借りてお礼申し上げます!
「アタシ、逢佳!いっしょにがんばろーね!!」 2
chisaorito
DONE月イチヴェラン第34回に参加しました!借りたお題は②「濡れた瞳」です
幼少期と黒竜時代
2025/5/31up
【ヴェラン】「濡れた瞳のワケ」 ランちゃんが泣いている。
黒竜騎士団の宿舎の奥。使わなくなった武器や掃除用具の置かれた部屋で。
ひっそりと柱の陰に佇んで。
たったひとり、碧い瞳を濡らしていた。
ランちゃんに憧れている人は多かった。当然、俺もその一人。俺にとってランちゃんは、子供の頃からヒーローだ。
だって、ランちゃんは、村の子供たちの中でいちばん強くて、賢くて、それからすごく綺麗で――誰より俺に優しかった。
ランちゃんとの思い出のひとつ。
風が強かった日のこと。
「よし! みんなついて来てるか?」
黒髪を風に遊ばせて振り返ったランちゃんは、水色の凧を両手でしっかり掴み、人数が揃っているかを視線で素早く確認した。
村の外れにある小高い丘は、よくみんなで遊んでいた場所だ。その日も六人ほどが集まって、各々凧を手にしていた。
5660黒竜騎士団の宿舎の奥。使わなくなった武器や掃除用具の置かれた部屋で。
ひっそりと柱の陰に佇んで。
たったひとり、碧い瞳を濡らしていた。
ランちゃんに憧れている人は多かった。当然、俺もその一人。俺にとってランちゃんは、子供の頃からヒーローだ。
だって、ランちゃんは、村の子供たちの中でいちばん強くて、賢くて、それからすごく綺麗で――誰より俺に優しかった。
ランちゃんとの思い出のひとつ。
風が強かった日のこと。
「よし! みんなついて来てるか?」
黒髪を風に遊ばせて振り返ったランちゃんは、水色の凧を両手でしっかり掴み、人数が揃っているかを視線で素早く確認した。
村の外れにある小高い丘は、よくみんなで遊んでいた場所だ。その日も六人ほどが集まって、各々凧を手にしていた。