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    でろでろ

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    DONE大変お待たせしました、お題箱リクエストで「珍しく弱ったリョをデロデロに甘やかす甘々三リョ」でございます。
    ひと月も経ってしまいました、申し訳ないです…

    いつも通りだらだらと長いポエムになってます(すけべに至らずリベンジしたい気持ちはある)設定をきちんと決めてないので雰囲気でふわっと…

    こんな感じでスローペースにはなりますが、お題箱にネタなど投げていただければ喜んで書きます〜〜〜🫶
    いつの日か、あなたに還るまで「ねぇねぇ、次みっちゃん来るの、いつ?」

     夕飯後の食卓で、留学前の必要書類に目を通していた。母ちゃんがいる内に、サインだの何だの貰わなければならないから。やることはいつも山積みで、いくら時間があっても足りない。でも、焦ってることを素直に吐露するには、まだ心がおぼつかないでいる。
     心が急いているのが分かる。煩わしいことに、こんな風にどうしようもなくなったときでさえ、ふと、あの人の顔が浮かぶようになってしまっていた。
     そんな矢先、アンナに話しかけられて、咄嗟に出た言葉は思うような優しいものではなかった。

    「あ?なんでお前が三井サンのこと気にするわけ」
    「はー?別にぃ??最近来ないなって思っただけじゃん。リョーちゃん、感じ悪ぅ」
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    tsushino_es

    DOODLE付き合ってる棪堂と桜の桜君が、付き合って暫く経ってから夜中になると初期桜になって、棪堂と交流する話です。
    書きたいところだけ書いてます。

    ❤caution!!
    ・デロデロ激甘の棪堂哉真斗しかいません
    ・流され絆されちゃう桜遥しかいません
    ・キャラブック設定資料の初期桜が出てきます
    ・色々捏造しています
    ・なんでも許せる方向けです
    桜と初期桜が入れ替わったりする話。2.



    「桜遥さん! 好きです! 付き合ってください!」



     桜遥が住んでいるアパートの階段下で、棪堂哉真斗は本人が降りてくるのを数時間前から待っていた。
     そして、降りて来た桜が目の前に来ると、膝を付いて一輪の薔薇の花を差し出し、プロポーズのように告白をしたのだ。

    「はっ!? なっ! ばっ……!!!」

     突然のことに驚いた桜が、後へぴょんと飛び退る。
     その顔は真っ赤になっていて、全く歯牙にも掛けられていないわけじゃないことに、棪堂は少しホッとした。




     桜に告白したのは、もう両手でも数え切れない回数になっていた。

     最初の告白は初めて茶しばきに行った際に、軽いノリで「オレと付き合わねぇ?」と訊いてみた。
     すると桜は、少し頬を赤らめながらも「お前は誰にでもそんなことを言ってそうだ」と流されてしまった。
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    tsushino_es

    DOODLE付き合ってる棪堂と桜の桜君が、付き合って暫く経ってから夜中になると初期桜になって、棪堂と交流する話です。
    つづきます。
    書きたいところだけ書いてます。


    ❤caution!!
    ・デロデロ激甘の棪堂哉真斗しかいません
    ・流され絆されちゃう桜遥しかいません
    ・キャラブックの初期桜が出てきます
    ・色々捏造しています
    ・なんでも許せる方向けです
    桜と初期桜が入れ替わったりする話。1.







     その夜の月が酷く美しかったことを、棪堂哉真斗はいつだって昨日のように思い出すだろう。











     腕の中の温もりがモゾモゾと動いて消えた感覚で、棪堂哉真斗は目を覚ました。
     見慣れた自室の天井付近の壁に視線を投げれば、秒針を刻まないスイープ式の時計が深夜二時を指している。
     日付が変わるくらいまで散々喘がせて、ぐったりと疲れ切って眠ったはずの腕の中の恋人が、思ったよりも早く動き始めたことを少し意外に思いながら、棪堂は上半身を少し起こして恋人 ── 桜遥の姿を探した。
     桜の体力があることは知っている。初めてセックスした訳でもなければ、初めて自室に連れて来たわけでもない。
     そのため、水を飲みたいとか、トイレに行きたいとか、そういった生理現象で動き回るのに棪堂への確認は必要ない。
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