まっしゅ
hinoonih
MAIKINGれいまくがあだ名を考える話。清書する気が起きねえ!!!!!!(ドン!!!)から下書き?ラフ?プロット???を晒します。
どなたかが清書してくだされば泣いて喜ぶ
※れいまくですがまっしゅくんがちょっと絡みます(本人は出てない) 4
tsukki
DOODLE241104 レイフィンがお楽しみ後、フィンくんにそっと「大丈夫?」とホットミルクとシュークリームを提供できる男マッシュくん※Please ask me first before reprinting my illustraion.
藤村ありと
DOODLEじいちゃんハピバイラスト、載せるタイミングを完全に逃したので…ごめんよ、じいちゃん。小説版マッシュルのマッシュくんの子育て話がめちゃくちゃ良くて好きなんだ!!シュークリーム好きになったきっかけが可愛い過ぎた…。そんなイメージイラスト。
sleet_58
TRAININGFF6ピクリマ再プレイにあたり、遊んでる間に考えたあれこれを話にしてまとめようと思ったものです。不定期連載。マッシュから見た世界のお話です。裏側にエドマがいますが、そっちも別口で不定期連載です。マシアス叙事詩 22.【死の隣人】
~気付くと死にかけるようなところに進んで向かう人、また、そのような気質の人の例え~
前回のあらすじ。
レテ川から流されたマッシュが、東大陸に上陸した。
流れてきたレテ川を背にあたりを見回すが、どう見ても一軒家があるだけだ。
一軒家以外何もないという景色に首を傾げながら、マッシュは歩き出した。
レテ川から生きてここに流れ着いた以上、ナルシェまで行くことを、マッシュは諦めていない。ナルシェまでの道がどれほど遠いとしても、マッシュが何もしない理由にはならない。
辿り着いた一軒家には、井戸の前に一人、家の前にチョコボに乗った一人しか見当たらない。
家の中には、頭のおかしな男が一人いるだけだった。物言いは支離滅裂だったが、壊れている時計をそのままにするのも何だったので、出来るだけは直しておいた。マッシュも機械の国フィガロで生まれ育っただけはあり、機械に対する基礎はちゃんと身についている。それ以外については、子供という言葉に過剰反応された末、追い出されたので何も直すことは出来なかった。
2321~気付くと死にかけるようなところに進んで向かう人、また、そのような気質の人の例え~
前回のあらすじ。
レテ川から流されたマッシュが、東大陸に上陸した。
流れてきたレテ川を背にあたりを見回すが、どう見ても一軒家があるだけだ。
一軒家以外何もないという景色に首を傾げながら、マッシュは歩き出した。
レテ川から生きてここに流れ着いた以上、ナルシェまで行くことを、マッシュは諦めていない。ナルシェまでの道がどれほど遠いとしても、マッシュが何もしない理由にはならない。
辿り着いた一軒家には、井戸の前に一人、家の前にチョコボに乗った一人しか見当たらない。
家の中には、頭のおかしな男が一人いるだけだった。物言いは支離滅裂だったが、壊れている時計をそのままにするのも何だったので、出来るだけは直しておいた。マッシュも機械の国フィガロで生まれ育っただけはあり、機械に対する基礎はちゃんと身についている。それ以外については、子供という言葉に過剰反応された末、追い出されたので何も直すことは出来なかった。
いなーさ
MOURNINGマッシュルマシュドト 授業が終わった昼下がりの自室。マッシュは勉強疲れを取るために習慣の山盛りシュークリームを頬張っていた。隣でわんこそばの給仕のごとくレモンが予備を持って控える。ランスは自前のエプロンを着用しており、正面にあるペラペラした布をめくり上げるとプリントされた妹の顔が現れる仕掛けをドットに自慢していた。フィンは好き勝手している面々に泣いていた。
「平和ですな」
もっもっもっ。独特の効果音が延々とマッシュの背後で流れる。
「平和デスナー、じゃねえよ! お前今日の授業も力業で誤魔化してただろうが。俺がカバーしてやったから良かったものをよ」
「ごめん、それはありがとう」
「ぼくは実技より筆記の方が心配だけどなぁ…」
「また皆で教えますからね、マッシュくん♡」
3258「平和ですな」
もっもっもっ。独特の効果音が延々とマッシュの背後で流れる。
「平和デスナー、じゃねえよ! お前今日の授業も力業で誤魔化してただろうが。俺がカバーしてやったから良かったものをよ」
「ごめん、それはありがとう」
「ぼくは実技より筆記の方が心配だけどなぁ…」
「また皆で教えますからね、マッシュくん♡」
sleet_58
TRAININGFF6ピクリマ再プレイにあたり、遊んでる間に考えたあれこれを話にしてまとめようと思ったものです。不定期連載。マッシュから見た世界のお話です。裏側にエドマがいますが、そちらはまた別口で上げます。マシアス叙事詩 11.【マシアスのレテ流れ】
~生きていれば大体のことは何とかなることの例え~
場所は、レテ川上流部。
の、更に上空。
マッシュ・レネ・フィガロは、先程会敵したタコ型の魔物を追いかけて、勢い余ってレテ川に飛び込み、まんまと吹き飛ばされていた。
頭上に川面。
足の下は青空。
このまま川面に飛び込んで、一番衝撃を少なくすることがせいぜいか、まで覚悟を決めた時。
川面に、大きな岩が見えた。
このままと、頭からぶつかる位置にある。
仮に腕を出して岩を砕こうとしても、落ちている状態だと、砕いた後もそのまま岩にぶつかることは避けられない。
仮に助かったとしても、岩を砕いた上で体を支えた腕が無事かどうかは、自信がない。
2261~生きていれば大体のことは何とかなることの例え~
場所は、レテ川上流部。
の、更に上空。
マッシュ・レネ・フィガロは、先程会敵したタコ型の魔物を追いかけて、勢い余ってレテ川に飛び込み、まんまと吹き飛ばされていた。
頭上に川面。
足の下は青空。
このまま川面に飛び込んで、一番衝撃を少なくすることがせいぜいか、まで覚悟を決めた時。
川面に、大きな岩が見えた。
このままと、頭からぶつかる位置にある。
仮に腕を出して岩を砕こうとしても、落ちている状態だと、砕いた後もそのまま岩にぶつかることは避けられない。
仮に助かったとしても、岩を砕いた上で体を支えた腕が無事かどうかは、自信がない。
あんず飴@入院再び
PAST昔描いた雑記帳につけたやつどせいさん文字のは、当時マザー1、2をやってたんよねw で、どせいさんフォントあったんでつかってみた
シンダル文字系の古語扱いなどせいさん文字でふざけて報告書あげたら アップルさんに叱られましたw なんか更に追加で書類出したら 2のopみたいにポカポカ殴られて欲しいw
幻水1のアップルさんはハリネズミみたいに マッシュ先生以外にはとんがっててくれたら私が楽しい 4
ねぎゅチュブ@サブ
DONEごめんッ!ワイはバカアホマヌケの愚民だから…真面目に政治の事を考えるより政治家のイケメンとイケメンが
ちちくり合ってる様子を見てえんだわ…
※ちなみにネムイ総理とメイアくんはまるで政治思想はかみ合わないが
オフでは仲が良いしセッする。
というか全ての他の党首同士もみんなオフで仲良いし
組合せバラバラでセッしまくる大乱■スマッシュ穴ブラザーズになってる。 3
kuroto
DOODLEブリちゃんの悪い顔だーーーーーーいすき※ネタ系音源を使ったマッシュアップなので苦手な方注意
BGM:Sugarcrush - FNF: Hotline 024 (The Medley Update)
https://youtu.be/mnMDgBcc2eo?si=UDB-vrfXZmzXAir_
aorunacos_0623
MOURNING※腐向け※レイマシュ
※コスプレ/Cosplay
※苦手な方はUターンお願いします💦💦
🍄「??
レインくんなんすか?」
☔️「マッシュ目を閉じろ」
🍄「うす」
されるがままの🍄くん。 2
桃霞りえ
DONECPなし。マッシュ♀とフィン♀の付き添いで海に来たレインくん。モブ♀に絡まれるレインくんを助けようと奮闘する親友コンビとただただ可哀想なレインくん。レイマシュに直そうと思ったけど、夏が終わりそうなので⋯⋯レイマシュバージョンは来年にでも⋯⋯。
マッシュ♀フィン♀の親友コンビに振り回されるレインくん「おっと、フィンくんフィンくん、レインくんが女の子に囲まれてる⋯」
「うわぁ⋯兄さますごくイヤそう⋯」
「飲み物を買ってくる」とだけ言ってなかなか帰ってこないレインを心配したフィンと共に、海に併設されている売り場近くへと足を運んでみたが、眼前の光景に二人揃って唖然としてしまう。
質問攻めにする女性や「一緒に行かない?」と誘いをかけてくる女性たち。ざっと十人ほどに囲まれている光景はドットが見れば発狂するほどに羨ましい光景なのだろうが、実際に囲まれている当人は非常に迷惑そうにしている。道を塞がれ、一方的に聞く耳も持たず姦しく騒ぎ立てられては嫌気も差すだろう。
「これじゃ帰ってこれないねレインくん」
「そうだね⋯兄さまの顔、かっこいいって言われてるの忘れてた」
3881「うわぁ⋯兄さますごくイヤそう⋯」
「飲み物を買ってくる」とだけ言ってなかなか帰ってこないレインを心配したフィンと共に、海に併設されている売り場近くへと足を運んでみたが、眼前の光景に二人揃って唖然としてしまう。
質問攻めにする女性や「一緒に行かない?」と誘いをかけてくる女性たち。ざっと十人ほどに囲まれている光景はドットが見れば発狂するほどに羨ましい光景なのだろうが、実際に囲まれている当人は非常に迷惑そうにしている。道を塞がれ、一方的に聞く耳も持たず姦しく騒ぎ立てられては嫌気も差すだろう。
「これじゃ帰ってこれないねレインくん」
「そうだね⋯兄さまの顔、かっこいいって言われてるの忘れてた」
桃霞りえ
MEMOレイマシュ。現パロ。ほぼセリフだけ。海の家的な所で期間限定の洗車のバイト始めたマッシュくんと、マッシュくんにかける金銭感覚やばいぶっ飛ぶレインくん。
夏だし、チャー◯ーズエンジェル方式洗車ええな⋯⋯とか、頭が沸いた妄想メモ。
期間限定の洗車のアルバイト始めたマッシュくん🍄くんにチャー◯ーズエ◯ジェル方式の洗車して欲しい。夏限定の海の家とかで水着+極薄白パーカー(濡れてなくてもうっすら肌色透ける)くらいのガード弱弱装備で、バイト代良いからって理由だけでやって欲しい。それで、☔️くんに見つかって、そんな格好でふざけてんのかってキレて連れ帰る☔️🍄はありますか?
🐬「🍄くんバイト始めたらしいよ」
☔️「バイト?ケーキ屋か?」
🐬「洗車のバイトだって言ってた」
☔️「アイツに勤まんのか?」
🐬「よくわかんないけど、リピーター結構いるんだって」
☔️「あ?洗車とか短期間にそう何度もするもんでもねーだろ?どうなってんだ?」
🐬「さあ?でも、人の顔覚えるの苦手な🍄くんが言うくらいだし、その人たち頻繁に来てるんだろうね?」
2006🐬「🍄くんバイト始めたらしいよ」
☔️「バイト?ケーキ屋か?」
🐬「洗車のバイトだって言ってた」
☔️「アイツに勤まんのか?」
🐬「よくわかんないけど、リピーター結構いるんだって」
☔️「あ?洗車とか短期間にそう何度もするもんでもねーだろ?どうなってんだ?」
🐬「さあ?でも、人の顔覚えるの苦手な🍄くんが言うくらいだし、その人たち頻繁に来てるんだろうね?」
桃霞りえ
MEMOレイマシュ。バーレスクパロで、お店で働くマッシュくんとお客様レインくんの話のふわっと設定メモ。
バーレスクパロレイマシュ小さい頃からずっとお手伝いしてるから、お店の女の子達に弟みたいに可愛がられてる🍄くん。
🍄くん目当てに来てる☔️くんに何度かアタックかけてみたけど全敗してる女性たちが、🍄くんにしか興味関心のない☔️くんと、変な人ですよと言いながらも満更でもなさそうにしてる🍄くんを応援し始めちゃう。
🍄くん可愛くて仕方がない人たちだから、🍄くんを幸せにできそうな相手には全力で塩を送るスタンス。
イースターの日とか、お店が特別仕様で女の子はバニー仕様だけど、男性陣は通常通りなのに、珍しく☔️くんがウサ耳に反応示してるの目敏く見つけた女の子が、🍄くんにウサ耳とシッポ着けさせて行ってこーいしてくれる。
カウンター席のバーテンダーとかも気を利かせて、これから休憩だろ?ここでとると良いよって☔️くんの隣に座らせる連携してくれると思う。
633🍄くん目当てに来てる☔️くんに何度かアタックかけてみたけど全敗してる女性たちが、🍄くんにしか興味関心のない☔️くんと、変な人ですよと言いながらも満更でもなさそうにしてる🍄くんを応援し始めちゃう。
🍄くん可愛くて仕方がない人たちだから、🍄くんを幸せにできそうな相手には全力で塩を送るスタンス。
イースターの日とか、お店が特別仕様で女の子はバニー仕様だけど、男性陣は通常通りなのに、珍しく☔️くんがウサ耳に反応示してるの目敏く見つけた女の子が、🍄くんにウサ耳とシッポ着けさせて行ってこーいしてくれる。
カウンター席のバーテンダーとかも気を利かせて、これから休憩だろ?ここでとると良いよって☔️くんの隣に座らせる連携してくれると思う。
桃霞りえ
MEMOレイマシュ。マッシュくんが魔法不全ではなくて超特異体質だったif設定です。
キスした相手の固有魔法が使えちゃうif設定マッシュくんが魔法不全ではなくて超特異体質だったifとか楽しそうですよね。
キスした相手の固有魔法だけが使える事から、付き合う人ができてからしか分からないし、確認や立証の為には付き合ってる人(レインくん)以外ともキスしなくちゃいけない可哀想設定。
使えるようになった固有魔法は別の人とキスした段階で上書き保存されちゃう。最後に誰とキスした(された)かが分かってしまうのいいと思う。
レインくんは心中穏やかでいられないね可哀想。
一生自分と同じ固有魔法使ってて欲しいのに、マッシュくんは必要と感じたら迷わないタイプだから気づいたら変わってそうでやっぱり可哀想。
固有魔法でも、マッシュくんが使える魔法の強さは相手の魔力量の強さにも左右される。(相手の魔力量の最大でも80%程度の力しかマッシュくんは使えない。元になった人が使える以上の力はどうやったって出せない。使った魔力は減るし、時間経過か譲渡で上書きされた初期値まで回復する)
2531キスした相手の固有魔法だけが使える事から、付き合う人ができてからしか分からないし、確認や立証の為には付き合ってる人(レインくん)以外ともキスしなくちゃいけない可哀想設定。
使えるようになった固有魔法は別の人とキスした段階で上書き保存されちゃう。最後に誰とキスした(された)かが分かってしまうのいいと思う。
レインくんは心中穏やかでいられないね可哀想。
一生自分と同じ固有魔法使ってて欲しいのに、マッシュくんは必要と感じたら迷わないタイプだから気づいたら変わってそうでやっぱり可哀想。
固有魔法でも、マッシュくんが使える魔法の強さは相手の魔力量の強さにも左右される。(相手の魔力量の最大でも80%程度の力しかマッシュくんは使えない。元になった人が使える以上の力はどうやったって出せない。使った魔力は減るし、時間経過か譲渡で上書きされた初期値まで回復する)
桃霞りえ
DONEレイマシュ。動物の言葉がわかるマッシュくんの話と同設定ですが、他の話とは繋がっていないので短編として読めるかと思います。
ドラゴンと戦うけどドラゴンは無事。レインくんとマッシュくんも戦う。レイマシュは公認バカップルです。
脳筋二人とドラゴン討伐依頼(現段階ではマッシュくん三年生のインターン中を想定して書いています。戦闘シーンとか書いたことのないド素人が書いてるので、優しい目で見てやって下さい。)
一部を削りとられた事で自立できなくなった木が倒れ轟く音。
圧倒的な火力で吹き付けられたブレスは空気に炎を纏わせ、森一帯を爆ぜる火の粉と共に焦土の海へと変えていく。
現段階でもかなかの惨状になっているが、体以上に大きな両翼を上下させる度に起こる風が森の炎をさらに煽っている。硬い鱗に覆われ、重量感を感じさせる巨体を支えて飛ぶために起こる風は並の強さではない。
そうやって上空の一点に静止してるドラゴンを切り立った崖の上からマッシュとレインは見上げていた。
「おぉ!あれが、今回レインくんに依頼の来たドラゴン?思ったより、大きい⋯?」
35117一部を削りとられた事で自立できなくなった木が倒れ轟く音。
圧倒的な火力で吹き付けられたブレスは空気に炎を纏わせ、森一帯を爆ぜる火の粉と共に焦土の海へと変えていく。
現段階でもかなかの惨状になっているが、体以上に大きな両翼を上下させる度に起こる風が森の炎をさらに煽っている。硬い鱗に覆われ、重量感を感じさせる巨体を支えて飛ぶために起こる風は並の強さではない。
そうやって上空の一点に静止してるドラゴンを切り立った崖の上からマッシュとレインは見上げていた。
「おぉ!あれが、今回レインくんに依頼の来たドラゴン?思ったより、大きい⋯?」
桃霞りえ
DONE動物の言葉がわかるマッシュくんの話の続編。レインVSウサ吉でフィンくんとマッシュくんが一緒にシュークリーム作りしていた夜の話。
レインくんにお手紙を書いてたフィンくんと、その手紙を読んだ後のレインくんとマックス先輩。
レインVSウサ吉 閑話 フィンからの手紙兄さまへ
ウサ吉くんの件、マッシュくんから聞いたよ。
もうマッシュくんからカードの返事来て知ってると思うけど、マッシュくん兄さまの部屋に行くって。
ウサ吉くんの事が気がかりで、あんまり喜べる事じゃないのかもしれないけど⋯マッシュくんに会えるのよかったね。
最近はずっと会えてなかったもんね?
それで、兄さまの部屋にお邪魔するからって、マッシュくんが手土産のシュークリーム作ってたんだけど、ちょっと兄さまにも情報共有しておきたいなって思ったから、手紙送るね。
今日ね、マッシュくんにレインくんの好みの味は何?って聞かれたんだ。
だけど、僕は今の兄さまの好みって知らないなって、この時になって気づいたんだよね⋯。
だからさ、時間のある時でいいから、ちゃんと今の好きなものとかの話をしたいなって思ったんだけど、まあ、それはまた今度、改めて話たいな。
4654ウサ吉くんの件、マッシュくんから聞いたよ。
もうマッシュくんからカードの返事来て知ってると思うけど、マッシュくん兄さまの部屋に行くって。
ウサ吉くんの事が気がかりで、あんまり喜べる事じゃないのかもしれないけど⋯マッシュくんに会えるのよかったね。
最近はずっと会えてなかったもんね?
それで、兄さまの部屋にお邪魔するからって、マッシュくんが手土産のシュークリーム作ってたんだけど、ちょっと兄さまにも情報共有しておきたいなって思ったから、手紙送るね。
今日ね、マッシュくんにレインくんの好みの味は何?って聞かれたんだ。
だけど、僕は今の兄さまの好みって知らないなって、この時になって気づいたんだよね⋯。
だからさ、時間のある時でいいから、ちゃんと今の好きなものとかの話をしたいなって思ったんだけど、まあ、それはまた今度、改めて話たいな。
桃霞りえ
DONEレイマシュになった後。動物の言葉がわかるマッシュくんの話の続編。
レインVSウサ吉の前後編読了後推奨。
レインVSウサ吉 後日談怒らせてはいけないフィン・エイムズ
「⋯⋯どうして、フィンもいるんだ?」
「昨日の事を話したら、しばらくは付き添い無しでレインくんに会っちゃダメって言われまして⋯⋯」
ちょっと気まずそうにレインから視線をずらすマッシュに代わり、普段よりも強めの語調で言葉を引き継いだのはフィンだった。
「当たり前だよね?むしろ、一緒ならって条件付きでも訪問を許した僕たちの寛容さを兄さまは評価すべきだし、感謝してほしいくらいなんだけど?」
「これは俺とマッシュの問題で、お前たちには関係⋯⋯」
「無い、わけがないでしょう?⋯⋯本気で引き離されたい?できないと思ったら大間違いだからね?」
「ぐぅっ⋯⋯」
強めの言葉をあえて使い兄を黙らせれば、横から「フィンくん、つよっ⋯」とマッシュくんが溢しているのが聞こえた。
10673「⋯⋯どうして、フィンもいるんだ?」
「昨日の事を話したら、しばらくは付き添い無しでレインくんに会っちゃダメって言われまして⋯⋯」
ちょっと気まずそうにレインから視線をずらすマッシュに代わり、普段よりも強めの語調で言葉を引き継いだのはフィンだった。
「当たり前だよね?むしろ、一緒ならって条件付きでも訪問を許した僕たちの寛容さを兄さまは評価すべきだし、感謝してほしいくらいなんだけど?」
「これは俺とマッシュの問題で、お前たちには関係⋯⋯」
「無い、わけがないでしょう?⋯⋯本気で引き離されたい?できないと思ったら大間違いだからね?」
「ぐぅっ⋯⋯」
強めの言葉をあえて使い兄を黙らせれば、横から「フィンくん、つよっ⋯」とマッシュくんが溢しているのが聞こえた。
桃霞りえ
DONEレイマシュになる話の後編。動物の言葉がわかるマッシュくんの話の続編です。
がっつり前編と繋がっています。
レインVSウサ吉 後編レイン・エイムズの受難(レイン視点)
マッシュが部屋を出て行ってからウサ吉を見れば、座っていたローブへと身体を擦り付いている姿が目に入った。
マッシュの匂いが色濃く残るローブに自分の匂いをつける。つまるところマーキングである。
ウサ吉は自分のものだと主張したいのだろう。
マッシュの膝の上でも、撫でる手や触れてる足に必要以上にすり寄っていたのを見ていた。
マッシュがその意味を理解しておらず、ただ懐かれているだけだと思い、嬉しそうに許容している姿はなんとも複雑な心中にさせるものであった。
ウサ吉にとって、マッシュは命の恩人と言っても過言ではなかっただろうし、人間としては初めて本当の意味で自分を理解してくれる存在と出会ってしまった訳だ。
24408マッシュが部屋を出て行ってからウサ吉を見れば、座っていたローブへと身体を擦り付いている姿が目に入った。
マッシュの匂いが色濃く残るローブに自分の匂いをつける。つまるところマーキングである。
ウサ吉は自分のものだと主張したいのだろう。
マッシュの膝の上でも、撫でる手や触れてる足に必要以上にすり寄っていたのを見ていた。
マッシュがその意味を理解しておらず、ただ懐かれているだけだと思い、嬉しそうに許容している姿はなんとも複雑な心中にさせるものであった。
ウサ吉にとって、マッシュは命の恩人と言っても過言ではなかっただろうし、人間としては初めて本当の意味で自分を理解してくれる存在と出会ってしまった訳だ。
桃霞りえ
DONEレイマシュになる話の前編。動物の言葉がわかるマッシュくんの話の続編です。
レインVSウサ吉 前編マッシュの秘密とウサ吉とレイン
間に合うかどうかかなり怪しかった授業には、なんとかギリギリで間に合った。
指定のあった教室は四階まで駆け上がる必要があり、「なんでよりにもよって⋯」とそれぞれ愚痴を溢しながらも必死に走った成果である。
特にフィンは目的の教室に着いた段階で体力の限界だったのか、ゼェハァと荒い呼吸を繰り返して膝から崩れ落ちてしまうほどだった。「もう、膝に、力が、入らない⋯⋯」と震えていたので、階段ダッシュがなかなかに応えたとみえる。
教室に入ると、当番で教師の手伝いに駆り出され先に着いていたレモンが、マッシュを見つけて嬉しそうに手を振ってい他ので、マッシュはそれに軽く手を振り返した。
それから、まだ息の整わないフィンに手を貸して共に席に着き、一割も理解できない授業を聞いたーーそれが本日最後の授業だった。
13145間に合うかどうかかなり怪しかった授業には、なんとかギリギリで間に合った。
指定のあった教室は四階まで駆け上がる必要があり、「なんでよりにもよって⋯」とそれぞれ愚痴を溢しながらも必死に走った成果である。
特にフィンは目的の教室に着いた段階で体力の限界だったのか、ゼェハァと荒い呼吸を繰り返して膝から崩れ落ちてしまうほどだった。「もう、膝に、力が、入らない⋯⋯」と震えていたので、階段ダッシュがなかなかに応えたとみえる。
教室に入ると、当番で教師の手伝いに駆り出され先に着いていたレモンが、マッシュを見つけて嬉しそうに手を振ってい他ので、マッシュはそれに軽く手を振り返した。
それから、まだ息の整わないフィンに手を貸して共に席に着き、一割も理解できない授業を聞いたーーそれが本日最後の授業だった。
桃霞りえ
DONECPなし。動物の言葉がわかるマッシュくんの話の過去編です。マッシュくんがイーストンに入ってすぐくらいの設定。(アドラっ子たちが揃った直後くらいです)
恩を返したかったフクロウ*こちらは、動物の言葉がわかるマッシュくんの話の小噺です。
これは、まだマッシュ・バーンデッドが魔法不全者と知られる前の話。
この魔法学校で苦手な授業がある。
いや、訂正しよう、座学は総じて苦手である。その中でも、体力を必要としない座学はできれば関わり合いたくない。
関わらずに適度な距離を置く、それがお互いの為だとも思っている。
けれども、現実は残酷だった。学校という学舎では等しく同じ授業内容を受けることを強要してくるもので、個人の”やりたくない”は通用しない。自主性とは何なのか?そんな疑問が尽きることはない。
マッシュは教室の席に座りながら「どうしよう⋯」と内心冷や汗が止まらなかった。
目の前にあるのは教科書と筆記具、それと⋯⋯こちらを一瞥もしないフクロウが一羽。
9455これは、まだマッシュ・バーンデッドが魔法不全者と知られる前の話。
この魔法学校で苦手な授業がある。
いや、訂正しよう、座学は総じて苦手である。その中でも、体力を必要としない座学はできれば関わり合いたくない。
関わらずに適度な距離を置く、それがお互いの為だとも思っている。
けれども、現実は残酷だった。学校という学舎では等しく同じ授業内容を受けることを強要してくるもので、個人の”やりたくない”は通用しない。自主性とは何なのか?そんな疑問が尽きることはない。
マッシュは教室の席に座りながら「どうしよう⋯」と内心冷や汗が止まらなかった。
目の前にあるのは教科書と筆記具、それと⋯⋯こちらを一瞥もしないフクロウが一羽。
桃霞りえ
DONEレイマシュになる事前提のまだくっついていないお話。動物の言葉がわかるマッシュくんのお話です。
動物の言葉がわかるマッシュくんの話『いそげいそげ』
『ぬれたらうまくとべない』
『はやくなにかのしたにかくれなくちゃ』
マッシュは頭上から聞こえてきた声が気になりピタリと足を止めた。
続く廊下の先を、正確には前を歩くドットやランスの背中を見ていた視線は声が聞こえた窓の外へと向く。
聞こえた声は『濡れる』と言っていた気がする。ということは、雨でも降るのだろうか?それも、《彼ら》がかなり急いでいた様子から小雨程度ではすまないのだろう。
見上げた空には薄い雲が広がり、所々の雲の切れ間には青空が覗いている。天気が良いとはいえないが、この空の様子から雨が降ると予想する者も少ない。
視線は空に向けたまま、隣で急に立ち止まったマッシュにつられて立ち止まり、不思議そうにこちらを見つめるフィンへと問いかけた。
6612『ぬれたらうまくとべない』
『はやくなにかのしたにかくれなくちゃ』
マッシュは頭上から聞こえてきた声が気になりピタリと足を止めた。
続く廊下の先を、正確には前を歩くドットやランスの背中を見ていた視線は声が聞こえた窓の外へと向く。
聞こえた声は『濡れる』と言っていた気がする。ということは、雨でも降るのだろうか?それも、《彼ら》がかなり急いでいた様子から小雨程度ではすまないのだろう。
見上げた空には薄い雲が広がり、所々の雲の切れ間には青空が覗いている。天気が良いとはいえないが、この空の様子から雨が降ると予想する者も少ない。
視線は空に向けたまま、隣で急に立ち止まったマッシュにつられて立ち止まり、不思議そうにこちらを見つめるフィンへと問いかけた。
桃霞りえ
DONEレイマシュ前提。イノゼロとの戦いで、一度死んでしまったマッシュくんがジリジリじわじわトラウマになった皆が、超絶過保護を通り過ぎていく話。
マッシュくん愛され。
誰も僕の大丈夫を信じてくれないし、僕にはなにもわからないマッシュは今朝も日課となっている筋トレを行っていた。
いつものルーティンをこなして身体が程よく温まってきた頃、不意に吹いた日差しに温められていない風が鼻先をくすぐり、鼻にムズムズとした感覚が襲ってくる。
(あっ、これは、まずいかも⋯)
マッシュが内心でそう思うとほぼ同時に、鼻と口元を手で押さえたが、クシュっと小さなくしゃみが出てしまう。
何とか堪えたかったが、突然の生理現象では防ぐのには限界があった。
⋯⋯あぁ、とうとうやってしまったかと、つい一週間程前の出来事をマッシュは思い返す。
以前、同じようにくしゃみをしてしまった時は、仲の良い友人たちがそれはもう大慌てしてしまったのだ。
もしかしたら、風邪を引いてしまったのではないかと、暖をとらせる為だったのだろう、手始めに有無を言わさず三人分のローブを被せられた。
7987いつものルーティンをこなして身体が程よく温まってきた頃、不意に吹いた日差しに温められていない風が鼻先をくすぐり、鼻にムズムズとした感覚が襲ってくる。
(あっ、これは、まずいかも⋯)
マッシュが内心でそう思うとほぼ同時に、鼻と口元を手で押さえたが、クシュっと小さなくしゃみが出てしまう。
何とか堪えたかったが、突然の生理現象では防ぐのには限界があった。
⋯⋯あぁ、とうとうやってしまったかと、つい一週間程前の出来事をマッシュは思い返す。
以前、同じようにくしゃみをしてしまった時は、仲の良い友人たちがそれはもう大慌てしてしまったのだ。
もしかしたら、風邪を引いてしまったのではないかと、暖をとらせる為だったのだろう、手始めに有無を言わさず三人分のローブを被せられた。
桃霞りえ
DONEレイマシュカジノネタ。豪運レインくんと、イカサマできちゃうマッシュくん。(設定は活かせてない)
二人とも成人済み。マッシュくんが神覚者の一人としてレインくんの部下なもしも設定。
欲しいなら、勝ち取ってみせてとお前は言う(レイマシュ)ルーレット、ブラックジャック、ミニバカラ⋯多種多様なゲームが用意され、金銭のみならず、時には人権すらも取引の対象となる。そんな裏カジノの存在が問題視されていた。
途絶える事なく届く嘆願と被害報告は日に日に増えていき、放って置くわけにもいかなくなった魔法局は潜入捜査に踏み切る事とした。
今回はあくまで実態調査であり、確実に潰すための下調べをしてこいとは上からのお達しである。
変装して潜入するその中には、レインと、事実上レインの部下として働いているマッシュもいた。
レインは客側、マッシュは店側への潜入だ。
話を聞いた当初、マッシュに潜入捜査など無理だとレインは抗議してはいたのだが、マッシュは意外な才能を発揮してしまう。
4542途絶える事なく届く嘆願と被害報告は日に日に増えていき、放って置くわけにもいかなくなった魔法局は潜入捜査に踏み切る事とした。
今回はあくまで実態調査であり、確実に潰すための下調べをしてこいとは上からのお達しである。
変装して潜入するその中には、レインと、事実上レインの部下として働いているマッシュもいた。
レインは客側、マッシュは店側への潜入だ。
話を聞いた当初、マッシュに潜入捜査など無理だとレインは抗議してはいたのだが、マッシュは意外な才能を発揮してしまう。
桃霞りえ
DONEレイマシュのレインくんのお誕生日の話(マッシュ視点という名のネタバラシ)レインくん卒業後、マッシュくん三年生くらいの設定。
キミがくれたもの、おくるもの(マッシュ視点)シャワーを浴び終えて浴室を出れば、当然のように用意されているタオルと着替え一式が視界に入る。
なんだかそわそわと落ち着かない気持ちになるのもこれで何度目だろうか。
用意されていたタオルを借りて体の水気を拭き取り、ややゆったりとした部屋着へと袖を通した。
レインが用意してくれているのは彼が普段着ている部屋着と同じもの。着心地を重視しているために手触りが良く、通気性もあるのに薄さは程よくて軽い服。
いつもハイネックのインナーを愛用しているマッシュにとってはやや喉元辺りがスースーするVネックは少しばかり心許なく感じる。⋯けれど、レインくんが満足そうにしているし、何よりお揃いが気恥ずかしくも嬉しいのでこれで良いかと思ってもいたりする。
13269なんだかそわそわと落ち着かない気持ちになるのもこれで何度目だろうか。
用意されていたタオルを借りて体の水気を拭き取り、ややゆったりとした部屋着へと袖を通した。
レインが用意してくれているのは彼が普段着ている部屋着と同じもの。着心地を重視しているために手触りが良く、通気性もあるのに薄さは程よくて軽い服。
いつもハイネックのインナーを愛用しているマッシュにとってはやや喉元辺りがスースーするVネックは少しばかり心許なく感じる。⋯けれど、レインくんが満足そうにしているし、何よりお揃いが気恥ずかしくも嬉しいのでこれで良いかと思ってもいたりする。
桃霞りえ
DONEレイマシュのレインくんの誕生日のお話。(レインくん視点)誕生日の当人を泣かせてしまいましたが、平和です。
レインくん卒業後、マッシュくん三年生くらいの設定。
キミがくれたもの、おくるもの(レイン視点)寝室のベッドに腰掛け、間接照明の柔らかな灯りの下で本のページを捲る。
形式としてページ上の文字の羅列へと視線を滑らせ、字を辿ってはいたが内容は全く入ってこない。
今のレインの頭の中を占めているのはマッシュと最後にあった日に交わされた約束だった。
「今度のレインくんの誕生日は二人でお祝いしたいので、夜は予定空けておいて下さいね?あと、その日は泊めて下さい」なんて可愛らしいお願いを恋人にされて、期待しない男がいるだろうか?もちろん返事は是以外あるはずもなく、快諾した。
そして、約束通りに泊まりに来ているマッシュが風呂から上がってくるのを待っていたのだが、落ち着かない。
「お風呂お借りします」とマッシュが部屋を出て行ってから、そわそわと逸る気持ちとどこを見ればいいのかと彷徨う視線をどうにかしようと本を手にしてた。だが、視線は文字の上辺を滑るだけ、意識は部屋の外では何の意味もない。もう戻ってくる頃だろうか?いつ足音が聞こえてくるだろうかと、そればかりが気がかりで一向に落ち着ける気配はなかった。
12682形式としてページ上の文字の羅列へと視線を滑らせ、字を辿ってはいたが内容は全く入ってこない。
今のレインの頭の中を占めているのはマッシュと最後にあった日に交わされた約束だった。
「今度のレインくんの誕生日は二人でお祝いしたいので、夜は予定空けておいて下さいね?あと、その日は泊めて下さい」なんて可愛らしいお願いを恋人にされて、期待しない男がいるだろうか?もちろん返事は是以外あるはずもなく、快諾した。
そして、約束通りに泊まりに来ているマッシュが風呂から上がってくるのを待っていたのだが、落ち着かない。
「お風呂お借りします」とマッシュが部屋を出て行ってから、そわそわと逸る気持ちとどこを見ればいいのかと彷徨う視線をどうにかしようと本を手にしてた。だが、視線は文字の上辺を滑るだけ、意識は部屋の外では何の意味もない。もう戻ってくる頃だろうか?いつ足音が聞こえてくるだろうかと、そればかりが気がかりで一向に落ち着ける気配はなかった。
merrric
DONEあの。。。そるとし(@s_hi__)https://poipiku.com/10378855/ さんから ホーク×マッシュのイラストを頂いてしまいました(;;)2枚目は私が描いた擬人化絵
🙏🙏 2
konokono816
DONE過去作です。ジェフとマッシュMeteor Shower 誕生日話2M
今日は特別な日だから。
だから、きっと時がお祝いしてくれたんだ。
「兄貴、誕生日おめでとう」
そう言うと目の前の彼は困ったように眉を寄せる。
彼が飲んでいるアルコールのグラスに映りこんでいる髪の色は鈍色で、慣れ親しんだハニーブロンドからはほど遠い。束ねている髪留めもキャメルの革紐だ。
どこで手に入れたんだろう、ブラウンを基調としたシャツは胸元をくつろげていて、旅装束とはいってもきちんと着こなしをしていた10年ぶりの再会時とも違う驚きを感じていてはいた。
「さっきも言ったが、俺はお前の兄貴でもないし、今日が誕生日でもないんだが」
それでも俺に向けた瞳は、俺と同じ色をしている。
良く通る芯の通った声は、否定の言葉をのせながらも弾んだ響きで答えたられた。
4507今日は特別な日だから。
だから、きっと時がお祝いしてくれたんだ。
「兄貴、誕生日おめでとう」
そう言うと目の前の彼は困ったように眉を寄せる。
彼が飲んでいるアルコールのグラスに映りこんでいる髪の色は鈍色で、慣れ親しんだハニーブロンドからはほど遠い。束ねている髪留めもキャメルの革紐だ。
どこで手に入れたんだろう、ブラウンを基調としたシャツは胸元をくつろげていて、旅装束とはいってもきちんと着こなしをしていた10年ぶりの再会時とも違う驚きを感じていてはいた。
「さっきも言ったが、俺はお前の兄貴でもないし、今日が誕生日でもないんだが」
それでも俺に向けた瞳は、俺と同じ色をしている。
良く通る芯の通った声は、否定の言葉をのせながらも弾んだ響きで答えたられた。