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    らいち

    Futaba053Kara

    DOODLE5/30無配
    ノーマルカラ一
    雨の中🏩に行ったからいちの話です
    どろんこしんでれら

    「あーさいあく、きもちわるいんだけど」
    一歩ごとにぐちゅぐちゅと嫌な音を立てるサンダルを脱ぎ捨てて、目の前にあるベッドにどさりと腰掛けた。あとから入ってきたカラ松は肩が少し濡れた程度でそこまで被害は無いみたいだ。びしょびしょに濡れた一本のビニール傘を簡単に止めてドアの前に置く仕草をなんとなくぼーっと見つめる。
    「雨なのにサンダルで出てきたらそりゃそうなるだろ」
    「だって、スニーカーよりましでしょ、濡れたら乾かないじゃん」
    「まぁ、それはそうだけど…」
    水溜りを何度か踏んだおれの足は随分泥だらけで、そりゃあもう酷いありさまだった。うわきったねぇ、って思いながらぶらぶらさせていると、おれの足に目線を向けたカラ松がうわぁ…とドン引きしたような声を上げる。
    「…いいねその顔、ちょっと興奮する」
    「えぇ…」
    「嗅ぐ?」
    「嗅ぐわけない…」
    おれの足を見るなり風呂場の方へ消えていったカラ松にタオルでも取ってきてくれんのかなと思って待っていたら、戻ってきた片手にあったのはまさかの、
    「…トイレットペーパーはひどくない?」
    「だってタオル使ったら洗濯する人に申し訳ないだろ」
    「こ 2121

    amei_ns

    DOODLEライチを二人で食べる雷飛 呂布を歓迎する酒の席。出された果物のカゴの中に、数個の赤い身が入っていた。呂布はぱち、と瞬きをしてその赤い身を手にとった。
    「これは茘枝か」
    「ああ、そうだ。お前の国のものなのだろう? 取り寄せてみた」
     茘枝とは果樹のことだ。その果実はライチと呼ばれるくだものになる。呂布が赤い身を手に取り、剥くと、白く濁った半透明の果肉が姿を現した。無造作にかじりつくと果汁が滴り落ちそうになる。それが落ちないようじゅ、と吸い上げながら、かじりとった果肉を咀嚼する。つるりとした食感。甘く、すっきりとした味わい。その味を懐かしみながら種を避けてつる、と果肉を啜る。ひとつ食べたらまたひとつ、と手が伸びる。
     トールは呂布がライチを食べるのをじっと見ていた。器用に食べるものだ、と思った。トールにとって馴染みのない実を結構な速度で食べ進める呂布がなんだかかわいらしく思えて、見入ってしまった。
     呂布がハッとしたときには赤い実はひとつになっていた。
    「全部食べていいのだぞ」
     トールは言ったが呂布は渋い顔をした。
    「そういうわけにもいかん。お前も食え」
     そう言って最後のひとつとなったそれを差し出されたトール 1227

    masasi9991

    DONEお昼寝しながらいちゃいちゃしてるデググラお昼寝と夢のこと


     昼食も終わって、キミがウトウトし始めたのが十分ぐらい前だろうか。確かに今日はいい天気で絶好の昼寝日よりだと思う。おれは午前に使った道具の手入れをしたかったからキミと一緒に昼寝はしなかったけど、隣ですやすや眠っているキミの寝息や寝言を聴いてるのはかなりいい気分だった。おかげで作業が捗る。
     もうそろそろ、午後の採掘に出かけようかな。手入れも終わって腹ごなしも充分だ。だけど隣のキミはまだ気持ちよさそうに寝ている。寝入って十分ぐらい、それで起こしちゃかわいそうな気もする。
     起こすか、起こすまいか、悩みつつ。でもすぐ起きるかどうか、少し頬に触ってみて確かめる……なんて、そのぐらいはいいかな? ただのイタズラだけど。
     が、その前に道具をいじって汚れた手を洗った方がいい。採掘してるとどうせ手も顔も泥まみれになると判っていても、こんなに気持ちよさそうに寝てるキミの顔をあえて汚すのも気が引けるし。すぐ近くに小川が流れている。
     そして立ち上がって、川の方へと向かったときだった。
    「うん、大丈夫だ!」
    「あれ? 起きたのか?」
     背後でデグダスが大きな声を出した。振り返って見 1813

    smlwoods

    MEMOサムライチャンプルーと金カムクロスオーバー妄想街で聞き込みをしている杉元一行が変なモンモン入れた男が来た、変な身なりをしてて派手な動きをする奴だったから多分すぐわかるって情報を仕入れて探しにいく
    そんな矢先でフウに出会って男二人と旅してるけど逸れた、食に困ってて仕事探してるって言うからㇼパさんがどうせ人探してるからついでに探そうってフウのこと拾う

    フウは多分その前にチンポ先生に追いかけられててムゲンとジンと逸れた
    フウは性欲の権化とか変な人に好かれがちだから…

    それまで一緒に日銭稼げるとこを探してたムゲンとジンは顔見合わせて無言で頷いてフウから逃げた
    ムゲンはもちろんお茶屋さんに行くからそこで刺青見られて冒頭の情報になった
    ジンはいつも通りふらふらしながら職探し
    多分この時代なら用心棒って言っても侍か〜ってあんまり相手にされなくて困りそう

    あのエンディング後またエンカしてしまった3人はもう全員身寄りもないしな〜って惰性で旅続ける
    海外行ったりして100年以上旅してたけどそういえば北日本行ってないなってなって北海道に来た

    100年以上も旅してるのは腹ペコの3人が海釣りしてるときに人魚釣ってしまったけど変わった魚だな〜って平ら 1255

    きたはら/しま

    DONE第七回アロルク版深夜の創作60分一本勝負
    お題:【噛み付く】

    ED後、恋人関係にある二人でビースト特番を見ながらいちゃいちゃしているお話になります
    カツンカツン、と音をたてて煉瓦道を駆け抜ける。夜のエリントンは外灯やビルの明かりで煌めいていて、眩しいくらいだ。遠くから聞こえるクラクションを背に、ルークは腕時計をそっとのぞき込む。どうやら目的の時間までには家に帰れそうだ。ふふ、と自然に頬が緩まる。

    警察の仕事はある意味体力勝負だ。
    いつ事件が起きるか予想は出来ないし、犯行は待ってくれない。エリントン中を走り回ることもあれば、逮捕のために立ち回ることもある。それでいて書類仕事も大事だ。メールや報告書を作成していると腰や目が痛くなる。それでもこの仕事はルークの夢でもあるので、ちっとも辛くない……いや、それは嘘だ。辛いときだってやるせない思いをすることだってあるが、それでも前に進むと決めた男の足を止める理由にはならない。

    ある意味仕事中毒ともいえるルークが、ほとんど定時で家に急ぐ理由。今日は、テレビで怪盗ビースト特集なる番組が放映されるのだ。



    ぜえぜえと息を切らしながら玄関にたどり着いたルークを迎えたアーロンは、理由を聞いた後空をあおいでぼそりと呟いた。

    「……頭沸いてんじゃねぇか?」
    「何てことを言うんだアーロンっ……げほっ 2923