ブラッド
guccimao3
DONEキスブラご飯オンリー展示作品です!開催おめでとうございます…!ぬるめの事後表現あり
可愛いブラッドさんが書きたかったのです…
幸せの温もりぱちり、と目が覚める。部屋は薄暗く夜明け前といったところだろう。今日はオフだというのに眠りが浅いのか何時もこの時間に目が覚めてしまう。
覚醒してくるにつれ耳元で響くぐぅぐぅと健康的ないびきと、少し鼻腔をくすぐる、でも安心する、におい。自分の胸の辺りに後ろから回された腕に気が付き背後にいる男…昨晩の事で頭が埋め尽くされた。自分が今どんな顔をしているのか、わからない。
ベッドから抜け出そうとすると腰を掴まれ引き戻された。
「……おい」
相当力が強い。起きているのだろうと振り向いたとたん、唇を塞がれた。
一瞬で、思考が止まる。
頭が回らないまま酸欠になって胸を押しのける。
「……離せッ…」
「うッ………え?ブラッド………って今何かしたかオレ?」
1599覚醒してくるにつれ耳元で響くぐぅぐぅと健康的ないびきと、少し鼻腔をくすぐる、でも安心する、におい。自分の胸の辺りに後ろから回された腕に気が付き背後にいる男…昨晩の事で頭が埋め尽くされた。自分が今どんな顔をしているのか、わからない。
ベッドから抜け出そうとすると腰を掴まれ引き戻された。
「……おい」
相当力が強い。起きているのだろうと振り向いたとたん、唇を塞がれた。
一瞬で、思考が止まる。
頭が回らないまま酸欠になって胸を押しのける。
「……離せッ…」
「うッ………え?ブラッド………って今何かしたかオレ?」
mikan_hero11
DONEご飯キスブラ開催おめでとうございます!キースが作ったり、ブラッドが作ったりして、それを食べている話。自分の書きたいままに書いているため、寄り道をたくさんしています、ズレがあるかもしれませんが、頭を空っぽにして読んでください。
どうでもいいと思いますが、料理に関しての持論は目分量でも案外何とかなるです。
作る理由は ブラッドとオフが被った。運良く重なったのか、ブラッドがこっそり調整したのかは分からないが、いずれにしろオフが重なるのは本当に久しぶりだった。いや、実際には何度か被ってはいたが、緊急出動なり、もともと被っていたがどちらかが急に仕事だの用事だのと神様にいたずらにもてあそばれていた。
そんなわけで、オフが重なっている日の1週間くらい前からオレはらしくなく、ティーン顔負けなほどにそわそわしていた。ジュニアからは気持ち悪い、フェイスからは変な物でも食べた?と、ディノからは通常運転ラブアンドピースと言われた。ルーキーからの扱いがいささかひどくないか?という言葉はぐっと飲み込んでおく。さらにこの1週間は、さながらブラッドのご機嫌取りでもするかのように非常に真面目に職務に取り込んだ。変なことでオフの時間を侵食されてはかなわないからな。そんなオレにブラッドは、頑張っているなとか、そんな労いの言葉がないどころか、変な物でも食べたか?と。兄弟はこういうところでも似るんだと変に感心してしまった。そんなこんなで、オレはブラッドとのオフを誰にも邪魔されずに過ごすため、あくせく働き、謎に禁酒までしていた。オフの前々日には、ジュニアに本気の心配をされた。それくらい、自覚はあったがいつもと様子が違っていたらしい。
12267そんなわけで、オフが重なっている日の1週間くらい前からオレはらしくなく、ティーン顔負けなほどにそわそわしていた。ジュニアからは気持ち悪い、フェイスからは変な物でも食べた?と、ディノからは通常運転ラブアンドピースと言われた。ルーキーからの扱いがいささかひどくないか?という言葉はぐっと飲み込んでおく。さらにこの1週間は、さながらブラッドのご機嫌取りでもするかのように非常に真面目に職務に取り込んだ。変なことでオフの時間を侵食されてはかなわないからな。そんなオレにブラッドは、頑張っているなとか、そんな労いの言葉がないどころか、変な物でも食べたか?と。兄弟はこういうところでも似るんだと変に感心してしまった。そんなこんなで、オレはブラッドとのオフを誰にも邪魔されずに過ごすため、あくせく働き、謎に禁酒までしていた。オフの前々日には、ジュニアに本気の心配をされた。それくらい、自覚はあったがいつもと様子が違っていたらしい。
ny_1060
DONE「ふたりきりの四つ星レストラン」開催おめでとうございます!うっかりブラッドに告白してしまったキースが挙げる「付き合えない理由」を、ブラッドが一つひとつ潰していく話です。
君の隣に居られない理由(ワケ)「好きだ」
「は?」
「え?」
その一言は、朝の清浄な空気にやけにはっきりと響いた。
《SUNNYSIDE COFFEE ROASTERS》
いつになく早く目が覚めて、一服しようかと思ったら昨晩煙草を切らしていたことを思い出した。二度寝しても良かったが、身体はどうにもニコチンを欲していて、二十四時間営業のスーパーにでも行こうと外に出る。
良い天気だ。五月も半ばを過ぎるとこの時間でも肌寒くはない。最寄りのスーパーで煙草を買って、来た道を戻る。タワーの下まで戻ってきたところで、見知った顔を見つけた。
タワーの真向かいにあるカフェのテラス席で、制服姿のブラッドがコーヒーを飲みながら本を読んでいた。目が合ったので軽く手を挙げると、じっと見つめられる。どうやらこっちに来いということらしい。
9126「は?」
「え?」
その一言は、朝の清浄な空気にやけにはっきりと響いた。
《SUNNYSIDE COFFEE ROASTERS》
いつになく早く目が覚めて、一服しようかと思ったら昨晩煙草を切らしていたことを思い出した。二度寝しても良かったが、身体はどうにもニコチンを欲していて、二十四時間営業のスーパーにでも行こうと外に出る。
良い天気だ。五月も半ばを過ぎるとこの時間でも肌寒くはない。最寄りのスーパーで煙草を買って、来た道を戻る。タワーの下まで戻ってきたところで、見知った顔を見つけた。
タワーの真向かいにあるカフェのテラス席で、制服姿のブラッドがコーヒーを飲みながら本を読んでいた。目が合ったので軽く手を挙げると、じっと見つめられる。どうやらこっちに来いということらしい。
ny_1060
DONE「ふたりきりの四つ星レストラン」開催おめでとうございます!サブスタンスの影響で目覚めなくなったブラッドをキースが待つ話です。付き合っていない二人で、時系列はバレンタイン前頃です。
君待つ夜更け ふと目が覚めて見回すと、窓の外はまだ暗かった。枕元の時計を見れば三時半。これ以上眠れないだろうと判断したオレは、いつものようにのろのろとベッドから起き上がる。
――今日こそは、という埒もない願いを胸の底に沈めながら。
◇ ◇ ◇
《ウィル・スプラウトの悔恨》
その日のパトロールには久しぶりにブラッドさんも参加するとあって、チームの雰囲気はいつも以上に引き締まっていた。
ブラッドさんはここ半月ほど連日会議に出ていて、明日ようやく久々のオフなのだそうだ。その前に久しぶりに市民や街の様子を見ておきたいと、会議でお疲れだろうに午後のパトロールに参加することになったのだ。お忙しい中でも常に市民のことを考えているブラッドさんの姿勢は、本当にすごいなと思う。
14284――今日こそは、という埒もない願いを胸の底に沈めながら。
◇ ◇ ◇
《ウィル・スプラウトの悔恨》
その日のパトロールには久しぶりにブラッドさんも参加するとあって、チームの雰囲気はいつも以上に引き締まっていた。
ブラッドさんはここ半月ほど連日会議に出ていて、明日ようやく久々のオフなのだそうだ。その前に久しぶりに市民や街の様子を見ておきたいと、会議でお疲れだろうに午後のパトロールに参加することになったのだ。お忙しい中でも常に市民のことを考えているブラッドさんの姿勢は、本当にすごいなと思う。
killUagain
DONE5/21-5/22 webオンリー【猫たちのティータイム】展示「むかし飯炊きの婆さんがいて」
ブラッドリーと人間のお婆さん(ネロがちょっと出る)
力尽きて途中空白です
2ページを1枚にしているので読みにくかったらすみません
書き込みボードや匿名箱↓で感想などくださると嬉しいです。
https://odaibako.net/u/killUagain 8
tatatanme_n2n
DOODLE第2部新章のネタバレ。あの時のブラッドリーについて話をしたミスラさんについて。ムラッと来たのでこうだったんじゃないかなという妄想SS。
猛吹雪。変わらぬ日常 ごうごう、ごうごうと何時もと変わらぬ猛吹雪が荒れ狂う。
弱い魔法使いであれば軽く命を失うであろう暴威の中、ミスラはちょうどよさそうな雪の上に寝転んでいた。
頭の下で手を組み目を閉じようとしたところで、ふと何か神経に触る音が聞こえた。
否、予感だろうか。
確認しようと珍しくも起き上がり(普段なら何があろうと寝ている)、感覚の信じるままに目を向け――そして、ザラリとした、まるで神経をやすりでこそげ落とされるような『不快』を目の当たりにする事になった。
「……なんですか、アレ」
ブラッドリーが捕まっている。
それだけであれば別にいい。負けた者は淘汰される世界だ。とうとうブラッドリーの番が来たというだけ。
1198弱い魔法使いであれば軽く命を失うであろう暴威の中、ミスラはちょうどよさそうな雪の上に寝転んでいた。
頭の下で手を組み目を閉じようとしたところで、ふと何か神経に触る音が聞こえた。
否、予感だろうか。
確認しようと珍しくも起き上がり(普段なら何があろうと寝ている)、感覚の信じるままに目を向け――そして、ザラリとした、まるで神経をやすりでこそげ落とされるような『不快』を目の当たりにする事になった。
「……なんですか、アレ」
ブラッドリーが捕まっている。
それだけであれば別にいい。負けた者は淘汰される世界だ。とうとうブラッドリーの番が来たというだけ。
すすき
DOODLEフォロワーさんの素敵ツイートを元に書いたんですけど、何か元ツイートとは違うんじゃね?って感じになってしまった。よくわからん現パロの、ショタカインと保護者のブラッドリーの話。カプでは無い。
名前だけネロが出てくる。
カインはなんとなく4歳ぐらいのイメージです。
カインはしっかりと、ネロにもらったメモをにぎりしめた。今日の任務は、ブラッドリーにメモの中身をおしえることだ。
日曜日のスーパーにはたくさんの人がいる。すごいなと見ていたら、後ろから名前をよばれてあわてて返事をした。離れちゃいけないって言われていたんだった。カートをとりだしたブラッドリーのズボンをつかむ。
「一つ目は?」
「えーっと……こ、ま?つ、な。……こまつな!」
「野菜かよ」
「ちゃんと食べないとダメなんだぞ」
そういうと、いやそうな顔をしてわかってるとため息をつく。おおきな手が緑の野菜をかごの中に放りこんだ。
カインだって野菜よりお肉の方が好きだけれど、ネロのつくる料理ならなんでもおいしいのだ。だから、野菜うりばにいたってわくわくしてしまう。この野菜がどんな料理になるんだろうとかんがえると、なんだかよだれが出てくるみたいな気持ちになる。
1602日曜日のスーパーにはたくさんの人がいる。すごいなと見ていたら、後ろから名前をよばれてあわてて返事をした。離れちゃいけないって言われていたんだった。カートをとりだしたブラッドリーのズボンをつかむ。
「一つ目は?」
「えーっと……こ、ま?つ、な。……こまつな!」
「野菜かよ」
「ちゃんと食べないとダメなんだぞ」
そういうと、いやそうな顔をしてわかってるとため息をつく。おおきな手が緑の野菜をかごの中に放りこんだ。
カインだって野菜よりお肉の方が好きだけれど、ネロのつくる料理ならなんでもおいしいのだ。だから、野菜うりばにいたってわくわくしてしまう。この野菜がどんな料理になるんだろうとかんがえると、なんだかよだれが出てくるみたいな気持ちになる。
三日月
MOURNING支部で連載しているネロだけ転生したブラネロ♀の作中三日目の朝の話。本文の日数を変更したためダイジェストにしてしまった部分の供養です。
(ブラッドリーは出てきません)
リコリスの欠片5.0 クロエにもらったエプロンは、ベースの紺色の布地に白の布地でポケットが付いていた。紺の布の角には金の糸で刺繍がされていたり、ポケットの布には赤と金の線が入っていて、シンプルだけどおしゃれなデザインだ。エプロンのほうを汚さないように気をつけてしまうと言ったら、クロエはどんな反応をするだろうか。
合コンの翌朝、そんなことを考えながら朝食の用意を始めると、リケとヒースクリフの他にミチルもやってきて手伝ってくれた。なんでもカナリアやダヴがいないときや人数の少ないときは、彼らが中心になってご飯の用意をしていたらしい。今日はカナリア母娘はお昼から来てくれることになっているので助かった。
「昔、料理をきちんと作れるようになりたいと言ったら、ネロ……昨日お話しした料理人の魔法使いが、レシピを書いて贈ってくれたのです」
2055合コンの翌朝、そんなことを考えながら朝食の用意を始めると、リケとヒースクリフの他にミチルもやってきて手伝ってくれた。なんでもカナリアやダヴがいないときや人数の少ないときは、彼らが中心になってご飯の用意をしていたらしい。今日はカナリア母娘はお昼から来てくれることになっているので助かった。
「昔、料理をきちんと作れるようになりたいと言ったら、ネロ……昨日お話しした料理人の魔法使いが、レシピを書いて贈ってくれたのです」
muniku_mhyk
PROGRESS続きです。つらつら書いているので進んでいると思う、程度の進捗です。
カインとオーエンよりブラッドリーとオーエンの口でのバトルが書いてて楽しかったから長くなりました。パラロイのオーエンはまっさら部分が多いから、ブラッドリーの口車に簡単に乗りそうで乗らないイメージ。 8141
mille
MAIKING「心とは、何でしょうか」ブラッドリーが生まれたばかりのアシストロイド・晶のオーナーになる話。
ブラッドリーと晶中心、シティポリス+α
書けたところまで。まだ4割くらい。
必ず冒頭の注意事項をお読みの上、ご了承いただけた方のみお進みください。
読了前後に関わらず、注意事項を確認しなかったことで生じたいかなる苦情も受け付けません。
ホワイトシナプス(仮題)〈注意事項〉
・真木晶であって真木晶ではないアシストロイドがメインで出ます。とにかくゲーム内に登場する「真木晶」とは別人。
・匂わせ程度のブラ晶♀(になる予定)、あるいは元相棒×晶♀。
・筆者のキャラ解釈が多分に含まれています。
・原作キャラ同士が対立する描写がありますが、最終的にはみんな仲良し大団円を目指しています。
### 1 ###
「ボス、配置完了しました。いつでも突入できます!」
ブラッドリーは、無線から聞こえてきた部下の報告ににやりと笑う。腰に携えた拳銃の重みを確認して、親指でそれをそっと撫でた。
「おーし。それじゃあお前ら、存分に暴れろ。終わったら肉食いに行こうぜ」
言うと、周囲の熱が高まったのが分かる。ひとつ大きく息を吸って、声を張り上げる。
28480・真木晶であって真木晶ではないアシストロイドがメインで出ます。とにかくゲーム内に登場する「真木晶」とは別人。
・匂わせ程度のブラ晶♀(になる予定)、あるいは元相棒×晶♀。
・筆者のキャラ解釈が多分に含まれています。
・原作キャラ同士が対立する描写がありますが、最終的にはみんな仲良し大団円を目指しています。
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「ボス、配置完了しました。いつでも突入できます!」
ブラッドリーは、無線から聞こえてきた部下の報告ににやりと笑う。腰に携えた拳銃の重みを確認して、親指でそれをそっと撫でた。
「おーし。それじゃあお前ら、存分に暴れろ。終わったら肉食いに行こうぜ」
言うと、周囲の熱が高まったのが分かる。ひとつ大きく息を吸って、声を張り上げる。
pirafudoria
DOODLE【イラスト紹介】【オリキャラ】雪山の土地を目指して【BLACK EDGE】
ブラッドとフェアを描きました。
その先にあるのは…
#オリキャラ #イラスト #絵描きさんと繋がりたい
chiocioya18
DONE月花妖異譚時空 本編の少し前の話すべて妄想の産物です
ファウスト+ブラッドリー編
月花前日譚 一月が明るい夜だ。はらり、はらり、仄紅い花弁がファウストの足元に落ちた。
桜雲街の大桜は月の光を好むが、大抵の妖怪も同様だ。ファウストだって例に漏れない。
ファウストはぼんやりと夜空を見上げていたが、不意に月に影が差した。雲ではなく、人影だ─それも、多数の。
連なる影の形から見て有翼種。同族かとファウストは顔を顰める。空を飛べる種族はいくつかいるが、こんな夜に月の光を遮るなんてどんな妖怪でも行儀が悪いと非難される行為だ。かといって、わざわざ注意しに行くほどファウストもお節介ではない。呆れた溜息をひとつ吐くだけで、自分も住処へ戻ろうとした、その時。
ガササッ!!
すぐ近くの叢から音がした。野生動物にしては何の気配もしない。不思議に思って音のした辺りを掻き分けてみると、ぽつんと黒っぽい物が転がっている。
2369桜雲街の大桜は月の光を好むが、大抵の妖怪も同様だ。ファウストだって例に漏れない。
ファウストはぼんやりと夜空を見上げていたが、不意に月に影が差した。雲ではなく、人影だ─それも、多数の。
連なる影の形から見て有翼種。同族かとファウストは顔を顰める。空を飛べる種族はいくつかいるが、こんな夜に月の光を遮るなんてどんな妖怪でも行儀が悪いと非難される行為だ。かといって、わざわざ注意しに行くほどファウストもお節介ではない。呆れた溜息をひとつ吐くだけで、自分も住処へ戻ろうとした、その時。
ガササッ!!
すぐ近くの叢から音がした。野生動物にしては何の気配もしない。不思議に思って音のした辺りを掻き分けてみると、ぽつんと黒っぽい物が転がっている。
o_risaty
DONE🦇テンプテーション・ブラッドのぷち奏さん🦇こっちもフリルてんこ盛りで楽しかったです。
SDの塗りをシンプル目にしました。
ポイントはふともも。
ついったーリンク↓
https://twitter.com/o_risaty/status/1526533643895644161?s=20&t=G2Br2sp0g4Yz5XagufBkjg
lacked_lies
SPOILERブラッドムーンキャンペーン「R:クロニック・ラヴ」使用絵・カットインなどまとめ。ネタバレあり。ラスト2枚はありおりさんに依頼して描いていただいた絵です。ありおりさんにはカットイン加工も頼んでいます。感謝。 11すすき
DOODLE囚人のブラッドリーと刑事のカイン♀のブラカイ♀よくわからん現パロっぽい話
カインが警察官だけどパラロイじゃないです。
よくある感じの、捜査のために犯罪者に協力を求める警察みたいな図式。
こういうのって浪漫じゃん……???
一回やってみたかったんよ……
扉を開いて中に入る。意外に普通なんだな、とカインはそう思ってしまった。
相手の希望に沿って設けられた面会場所は、小さな会議室のようだった。ブラインドのかかる窓からは、外からの太陽の光が差し込んでいる。白い壁にストライプ模様が出来上がっていた。
飾り気のない机と、パイプ椅子が二脚。部屋にある物はそれだけだった。それでも殺風景に見えないのは、目の前に座る男のせいだろう。
ブラッドリー・ベイン。
世紀の大悪党とも言われた犯罪者。顔の傷はある犯罪シンジケートを一人で潰した時に負ったものだとか、さる国の国宝をも盗んでみせただとか。本当か嘘か分からない噂はよく耳にするが、今重要なのはそんな不確かなものじゃない。
警察を長年出し抜いて逃げおおせていたその頭脳と、裏の事なら知らぬものはないと言うその情報網。男と持つその力を、正義の為に使って貰わなくてはならなかった。
1863相手の希望に沿って設けられた面会場所は、小さな会議室のようだった。ブラインドのかかる窓からは、外からの太陽の光が差し込んでいる。白い壁にストライプ模様が出来上がっていた。
飾り気のない机と、パイプ椅子が二脚。部屋にある物はそれだけだった。それでも殺風景に見えないのは、目の前に座る男のせいだろう。
ブラッドリー・ベイン。
世紀の大悪党とも言われた犯罪者。顔の傷はある犯罪シンジケートを一人で潰した時に負ったものだとか、さる国の国宝をも盗んでみせただとか。本当か嘘か分からない噂はよく耳にするが、今重要なのはそんな不確かなものじゃない。
警察を長年出し抜いて逃げおおせていたその頭脳と、裏の事なら知らぬものはないと言うその情報網。男と持つその力を、正義の為に使って貰わなくてはならなかった。
カズル
MOURNING5/4プリコン 参加します。東3ナ01a新刊『そして2人はいつまでもしあわせにくらしましたとさ』A5/P28/400yen
リコリスの森妄想ファンブックです。
めでたしめでたしで森に墓を建てたかった。
蘭嶺民なのでトドグレ強め、ブラッドとランドルフは公式通りいちゃいちゃしてます音トキ寄り?
イベント後自家通販予定。よろしくお願いします。 6
44_mhyk
DONEそういうブラネロ5展示作品。「お、お頭!」
更待月のある夜目の当たりにしたのは、竜に踏みつけられた手下たち。
スノウが提示した取引に、ブラッドリーは…?
シリアス、鬼についての捏造・ネの過去の捏造など・鬼の絶命表現など含みます。 19
お箸で摘む程度
TRAININGキースとブラッド夕暮れ時に桜を見るキースとブラッドの話。13期生入所前、ディノが死んだとされている時期です。すごく暗いけどミラトリの愛とかの話。
梶井基次郎「桜の樹の下には」をオマージュしています。短いので絶対に読んで…https://www.aozora.gr.jp/cards/000074/card427.html
暮桜 川沿いには、立派なソメイヨシノが並木を成している。この時期になると薄い花弁がモザイク模様のように隙間なく空間を埋め尽くし、重なり合い、幻想的な木陰を作っている。
「おーい、こっちは捌けたぞ」
「ああ……」
河口側からキースが歩いてきた。足を引きずり気味に歩くせいで、地面に落ちた花弁が砂埃とともに巻き上がる。
リトルトーキョーを通る河川の、河口にほど近いその岸は、日本の友好都市から送られた桜並木で有名な場所だった。もう百年近くにもなるというその並木は、歴史の浅いニューミリオンの中では特に大切にされている。桜の時期には人でごった返すこの場所の治安維持にも、ヒーローが出動しているのだ。最も、今日は夜桜のライトアップの機材点検のため、夕暮れの少し前に人を追い出すというのが仕事である。
2173「おーい、こっちは捌けたぞ」
「ああ……」
河口側からキースが歩いてきた。足を引きずり気味に歩くせいで、地面に落ちた花弁が砂埃とともに巻き上がる。
リトルトーキョーを通る河川の、河口にほど近いその岸は、日本の友好都市から送られた桜並木で有名な場所だった。もう百年近くにもなるというその並木は、歴史の浅いニューミリオンの中では特に大切にされている。桜の時期には人でごった返すこの場所の治安維持にも、ヒーローが出動しているのだ。最も、今日は夜桜のライトアップの機材点検のため、夕暮れの少し前に人を追い出すというのが仕事である。
すすき
DOODLEイベントとは全然関係ない話。ショタ妖狐カインを拾ったネロとブラッドリーがめちゃくちゃに可愛がる話です。
ショタ妖狐かわいすぎて我慢ができなかった
妙な気配を感じ、ブラッドリーは店の座敷に足を向けた。空がようやく白み始めたこの時間、訪れる客がいるわけもないのだが。何か厄介事の匂いがしていただけない。喧嘩は好きだが、朝飯を食いっぱくれるのは御免だった。
顔を出した薄暗い座敷には、見慣れた浅縹の髪が座り込んでいた。目的はその背中の向こうにあるらしい。
ブラッドリーに気づかぬ様子の料理人に近付き、上から覗き込む。びくりと体を揺らしてこちらを見上げる芝翫茶の瞳を通り過ぎれば、ぐったりと目を閉じる小さな妖狐の姿が見えた。年の頃は五つか六つほどだろうか。小さな体躯相応のごく弱い妖力は今にも尽きてしまいそうで、だというのにひどく強烈な気配がする。脳裏に不気味な笑顔の天狐の姿がよぎった。あの男のものによく似ている。いや、似ているというより、あれそのものと言ってもいい。
3624顔を出した薄暗い座敷には、見慣れた浅縹の髪が座り込んでいた。目的はその背中の向こうにあるらしい。
ブラッドリーに気づかぬ様子の料理人に近付き、上から覗き込む。びくりと体を揺らしてこちらを見上げる芝翫茶の瞳を通り過ぎれば、ぐったりと目を閉じる小さな妖狐の姿が見えた。年の頃は五つか六つほどだろうか。小さな体躯相応のごく弱い妖力は今にも尽きてしまいそうで、だというのにひどく強烈な気配がする。脳裏に不気味な笑顔の天狐の姿がよぎった。あの男のものによく似ている。いや、似ているというより、あれそのものと言ってもいい。