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    プロット

    sesami___n

    MOURNINGずっと前に呟いたネタを擦り続けていたプロット。漫画にするのは時間的に難しい、かといって発散しないのはすっきりしないということで、台本に簡単な文章足したものにしてみました。(セリフの前にベとかユとか表記してます。)文法とか諸々間違ってると思いますがご容赦ください!(むしろ間違ってたら教えて欲しいです)
    花冠の節レトユリ プロット供養 蒼√べ「どうだ?」

    白い婚礼衣装に身を包んだベレトは着付け係の侍女に訊く。

    侍女「とてもお似合いです、動きにくいところはございませんか?」

    ベ「ああ、ぴったりだよ」

    ベレトは軽く腕を回して袖の動きを確認し、満足そうに答えた。

    衣装は簡素な意匠ながらも最高級の純白の絹で仕立てられ、上衣には白い絹糸でユリをモチーフにした細かな文様が全面に刺繍してある。背中から垂らされた床まで引き摺るマントは白いジョーゼットで、透けた生地に金糸で刺繍された小さな星がそこかしこに散りばめられている。それは薄暗い大聖堂でも僅かな光を拾って夜空の星のように輝くよう設計されたものであるらしい。

    侍女「先生、頭に花冠を載せますから少し屈んで下さいますか?…あぁ、私ったらつい癖で先生と呼んでしまいますわ」
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    ankounabeuktk

    DONE両片思いの潜入捜査、というリク。

    【この話に含まれるもの】
    名前のあるモブ
    別パートナー描写
    ハピエン

    しばらく小説を書いてなかったので
    リハビリを兼ねて行き当たりばったりで書いたら
    やっぱりちょっと長くなってしまいました。
    プロットって大事だなあって思いました。

    結局日和ってR18のシーンはありません。
    行き当たりばったりだ!!!ってのがわかる展開です。
    対戦よろしくお願いします。
    お伽話の続きを【オル相】 会合というのは非常に面倒臭い。勿論情報はあるに越したことはないが、それと面倒ごとに巻き込まれる心労を天秤に掛けたらどちらが下がるか。
     答えは平行線のまま、相澤は今夜他人と恋人のふりをしてとあるパーティーに参加を余儀なくされている。
     他人と恋人のふりをするのは特に何の問題もない。特にこんなパーティー会場においては、別に軽く腕を組んで時折パーソナルスペースを無視するように近づいて髪についたゴミを取るような仕草をするくらいで済む。薬物や手が早い下世話なパーティーならばもっと現場はえげつないし、品のいい恋人のふりなどはそもそも求められない。
    「今日のパートナーが君で良かったよ」
     初老の紳士は白髪を染めて隠す気はないらしい。相澤は雑踏に掻き消されるだろうに、更に周囲に聞こえないような大きさでどうもと素っ気なく返事をし、車を降りてドアを開けるとエスコートのために手を差し出す。しかしながら、紳士はその手を取ることなく車から降りた。年齢の割にしっかりとした体格、相澤とさほど変わらぬ身長の男は宙に投げ出されたままの相澤の手を自分の肘に絡めるように回させた。
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    absdrac1

    MEMO青幻+一幻+天谷奴の、天谷奴と夢野、天谷奴と青年の部分
    天谷奴の回想。中途半端な処で区切りますが、この後も回想シーンが続きます。
    何となく納得していない部分があり、本文にする時には書き直すかも。
    プロットを書くためのメモ的なお試し作文です。
    故郷(ふるさと) 天谷奴は北の国の生まれである。寒くて寂しい漁村であった。中学時代までを何もないその土地で過ごし、その後は家出も同然に上京した。実家の方も勘当した積りであったのだろう。爾今連絡を取ってはいない。
     それでも、あの故郷は天谷奴の原風景であった。平素は記憶の深奥に眠っており、ふとした拍子に突如思考の表面に現れる、色彩の薄いぼやけた像であった。港の風景、人の少ない寂れた商店街、古びた家の質素な食卓、……。それらは画廊に掛けられた絵画のようである。既に現実から切り離されてしまった、物語の挿絵であった。視覚に比べ、その他の感覚の方がやや鮮明である。漁船のエンジン音、頬に当たる冷え冷えとした空気、風が運ぶ潮の匂い、打ち寄せる波の音、そう云ったものたちが、物悲しい肌触りとなって心に迫ってくる。幼少の記憶など意識しては思い出せぬものであるのに、それらは繋がりのない断片となって天谷奴の中に生き続けている。厄介なものだと思う。郷愁と云う迄の感情は持たない。只、確かに天谷奴の行動に影響を与える、生きた何かであった。
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    pompomnium

    DOODLE異世界閉じ込め系のバナサ
    ほぼプロットなので話飛び飛びかもしれない
    肉体関係ありでナが多分40歳手前くらい
    お題箱でももらっていたのでやがて漫画でも似たようなシチュエーションを描く
    バナサみたいね「おまえ、異世界に来てみないか?」

     ベッドに寝そべりながら、頬杖をついたジンがそう言った。お馴染みのプトレマイオスの格好とは違う、たくましい青年の姿。黒い肌をした美丈夫の容貌は、なんとも蠱惑的で輝かんばかりの魅力に満ちている。同性だとしても、これだけの美男子に微笑まれては気の迷いを起こし兼ねない。
     バーティミアスは白い歯を覗かせ、にこりと笑った。

     昨晩脱ぎ捨てた服たちはどこへ行ったのだろう? 起き抜けのぼうっとした頭で、ナサニエルはベッドの中を手探りしながら、隣に寝そべるバーティミアスに一瞥をくれた。

    「でも簡単に行ける場所じゃないだろ?」

     ようやく探り当てたシャツを羽織りながら、今度は下着を探す。バーティミアスが「パンツならここだぞ」とナサニエルの下着を指先でくるくるともてあそんでいた。ため息をついて下着をぶんどると、さっさと履き直した。新しいのを履いてもよかったが、どうせすぐあとでシャワーを浴びるのだからひとまず間に合わせはこれでいい。ナサニエルは少し湿っぽいような下着の感触に眉をひそめながら、とりあえずの体裁を整えた。これで素っ裸のまま浴室に向かわずに済む。
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    absdrac1

    MEMO青幻+一幻+天谷奴
    天谷奴と夢野の関係について勘ぐる一郎。
    中途半端な処で終わっていますが、現時点のプロットとしては、この後天谷奴の回想が入る予定です。
    プロットを書くためのメモ的なお試し作文です。
    不眠 夢野の容態は回復しつつあった。早朝夢野の様子を見に行った時には、昨夜からの熱が大分下がっていた。昨晩は五分粥を少ししか口にしなかったが、今朝は全粥を半分ほど食べている。
     兄弟三人が朝食を食べ終えた頃、天谷奴がやって来た。夢野が寝込んでいることを伝えると、男は女の部屋へと向かった。
     天谷奴の大柄な後ろ姿を見ながら、一郎は僅かに心配になった。病床の夢野と二人だけにして問題ないのか。これまでの一郎であったら微塵も湧かない疑問である。杞憂だとは分かっている。夢野との付き合いは天谷奴の方が長い。夢野としても、信頼を置いているのは一郎よりも天谷奴の方であろう。
     然し、夢野と天谷奴の関係に就いて、一郎は不思議に思うことがある。作家とその担当編集者と云う仕事上の繋がりを超えた、何かがあるような気がしてならない。だが、一体何が考えられるのだろう。彼らは只の少々親しい仕事仲間であろう。親しいとは云っても、単に仲がよい間柄とは異なる。上辺には現れない処で、別の結び付きを引き摺って動いているように思える。
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