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    一人称

    omote_tatsuya

    DONEラーハルト×ヒュンケル♀
    ヒュンケルは先天性の女の子です。付き合ってない。川に落ちたヒュンケルをラーハルトが助け、ずぶ濡れになった2人……震えるヒュンケルをラーハルトはどうするのか?!という話です。成人向け。ヒュンケルの一人称はオレ、です。
    とラブるふたり。ある魔界の小さな村にて。
    そろそろ夕暮れ。
    松明をもったヒュンケルとラーハルトは、雨上がりのぬかるんだ橋を渡っていた。が、ヒュンケルはずるりと足を滑らせ、冷たい川にドボンしてしまったのだ。

    ラーハルトはすぐに飛び込み助けたが2人とも流され、びしょぬれになった。
    だが運良く川辺に空き家を見つけ、そこで暖を取ることにした。
    互いに服が濡れたためマントから服、下着まで全て脱いだ。張り付いた冷たい布で、体温が低下しないためだ。
    何とかありあわせの布一枚を羽織ると、ラーハルトは使われてない暖炉に火を起こそうとした。火の気がないため僅かな火薬と木を擦り合わせ、原始的な方法でつけたものの、なかなか部屋は暖かくならない。戦力に置いては誰よりも上であることを自負しているラーハルトだが、こんな時、メラの一つでも使えたら……と、今日ばかりは自分の無力さにため息をつく。ヒュンケルは白い肌を一層白くし、唇が青ざめてきた。大丈夫だ、と言い無理をして微笑む彼女の姿は痛々しかった。
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    ru____mir

    DONEアズ監

    元カレシリーズ
    第4話

    元カレの誕生日にあれよあれよと言いくるめられてもう一度関係を持ってしまうシリーズ🤦

    ⚠性別不詳監督生(一人称:僕)
    ⚠お相手は元カレ
    ⚠珊瑚の海がイタリア文化圏だと思ってる人が書いた、THEイタリア男な🐙ちゃんがいる
    言わない男『あいつら、別れたんじゃなかったっけ?』
    『でもほら、見ろよ。手なんか握りあっちゃってさ。ヨリ戻したんじゃねえの』
     獣人属の生徒たちのようによく聞こえるわけではないけれど、右から左から、喧騒の中で自分たちに向けられるヒソヒソ話はしっかりと耳に届く。聞こえる噂話と手首に巻き付く熱、両方のことで頭がいっぱいで、心臓が散り散りになってしまいそうだ。
     なのに、まるで僕の心臓がはじけ飛びそうなのが見えているかのようなタイミングで、今度は耳元に直接ヒソヒソ話が届く。
    「もしもし? 僕の声、聞こえてます?」
     握られたたままの僕の手首がゆっくりと、でも力強く引かれて、吐息が耳をかすめた。突然のことに驚いて振り向いてしまえば、思っていたよりもずっとそばにスカイブルーの色を見つけて飛びのきそうになる。でもやっぱり、手首の拘束がそれを許してはくれなくて、空色の瞳は目と鼻の先で僕を見つめ続けている。
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    rabimomo

    DOODLE月鯉全年齢小ネタ
    シブに投げるほどではないのでポイっとな
    ギャグとか軽いノリを書くのが下手すぎでしたね…

    概要はこんな感じ

    ・ゆるふわ樺太道中(往路)
    ・月島一人称でひたすら会話シーンなのでだいぶ疲れる構成
    ・付き合っていない月鯉
    ・付き合ってないし全年齢だけど発言がいちいち怪しい
    ・杉元が気の毒過ぎた
    ・常識人…?第七師団の良心…???
    ・あな救しなさそうな軍曹
    付き合ってない月鯉「月島軍曹って面食いだよね」

     唐突に投げられた言葉に、無意識のうちに眉間に力が入った。顔を上げれば、この旅路で見慣れた傷のある男の顔がある。
    「――藪から棒になんだ。そもそも俺は面食いではないぞ」
     一体この男は何を言い出すというのか。別に俺は、懇意にする相手の美醜にこだわった覚えはない。――確かに、ちよは愛らしい女性だったが、見た目の良さで彼女に惹かれたわけでは断じてない。
    「そぉお? じゃあ、鯉登少尉のどこがいいの? あのボンボン、顔くらいしかいいとこないと思うけど?」
    「ハァ?」
     杉元の口から飛び出したとんでもない一言に、俺は目を見開いた。
     俺と。鯉登少尉が。そういう関係に見えるとでも言うのか? 見える訳はないだろう? ……見えるのか? まさかそんなはずはないだろう?
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